JPS6218771B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6218771B2 JPS6218771B2 JP53118239A JP11823978A JPS6218771B2 JP S6218771 B2 JPS6218771 B2 JP S6218771B2 JP 53118239 A JP53118239 A JP 53118239A JP 11823978 A JP11823978 A JP 11823978A JP S6218771 B2 JPS6218771 B2 JP S6218771B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- plate
- spring
- hub
- driven
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D43/00—Automatic clutches
- F16D43/02—Automatic clutches actuated entirely mechanically
- F16D43/04—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed
- F16D43/06—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating axially a movable pressure ring or the like
- F16D43/08—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating axially a movable pressure ring or the like the pressure ring actuating friction plates, cones or similar axially-movable friction surfaces
- F16D43/10—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating axially a movable pressure ring or the like the pressure ring actuating friction plates, cones or similar axially-movable friction surfaces the centrifugal masses acting directly on the pressure ring, no other actuating mechanism for the pressure ring being provided
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、回転上昇に伴つて伝達トルクを増加
するようにしたクラツチに関するものである。
するようにしたクラツチに関するものである。
近時、オートバイ等にあつては、大排気量で高
出力のエンジンが搭載される傾向にあり、これに
対処してクラツチの伝達トルクも大きくする必要
がある。このクラツチの伝達トルクを大きくする
一つの手段として、クラツチスプリングのばね力
を大きくすることが考えられるが、このような手
段にあつては、クラツチの小型化を維持できると
いう反面、大排気量エンジンが搭載されるオート
バイのクラツチは通常手動操作されるようになつ
ているため次のような問題を生じる。すなわち、
クラツチスプリングのばね力が大きくなるとクラ
ツチ操作力も大きくなり、したがつて交通の渋滞
時等半クラツチ走行が多くなる低回転域での疲労
が極めて大きく、また発進時にあつては急発進や
ノツキングを生じないようにするための微妙なク
ラツチ操作が行い難くなる。
出力のエンジンが搭載される傾向にあり、これに
対処してクラツチの伝達トルクも大きくする必要
がある。このクラツチの伝達トルクを大きくする
一つの手段として、クラツチスプリングのばね力
を大きくすることが考えられるが、このような手
段にあつては、クラツチの小型化を維持できると
いう反面、大排気量エンジンが搭載されるオート
バイのクラツチは通常手動操作されるようになつ
ているため次のような問題を生じる。すなわち、
クラツチスプリングのばね力が大きくなるとクラ
ツチ操作力も大きくなり、したがつて交通の渋滞
時等半クラツチ走行が多くなる低回転域での疲労
が極めて大きく、また発進時にあつては急発進や
ノツキングを生じないようにするための微妙なク
ラツチ操作が行い難くなる。
本発明は上記問題点を解消するもので、回転数
が上昇するにつれてクラツチスプリング附勢力が
大きくなるようにして、高回転域で大きな伝達ト
ルクを確保すると共に、低回転域でのクラツチ操
作力を小さくし、しかも任意の回転数で人的にク
ラツチを切ることのできるようにしたクラツチを
提供することを目的とする。
が上昇するにつれてクラツチスプリング附勢力が
大きくなるようにして、高回転域で大きな伝達ト
ルクを確保すると共に、低回転域でのクラツチ操
作力を小さくし、しかも任意の回転数で人的にク
ラツチを切ることのできるようにしたクラツチを
提供することを目的とする。
以下に本発明をオートバイ用のクラツチに適用
した図示実施例につき説明する。第1図におい
て、1はクラツチ軸となる変速機のカウンタ軸
で、該カウンタ軸1には、スリーブ2を介して図
中左方から右方へ順次ドリブンギア3、ばね受
4、キヤリアプレート5がそれぞれ遊転するよう
に取付けられ、かつばね受4とキヤリアプレート
5とは左右方向に移動自在となつている。また、
カウンタ軸1の右端部にはクラツチスリーブハブ
6がスプライン嵌合することにより一体化され、
該クラツチスリーブハブ6には複数枚のクラツチ
ドリブンプレート7が保持されている。そして、
上記ドリブンギア3に固定したクラツチハブ8に
は、複数枚のクラツチドライブプレート9が保持
され、該ドライブプレート9と上記ドリブンプレ
ート7とが接触・離間可能とされている。
した図示実施例につき説明する。第1図におい
て、1はクラツチ軸となる変速機のカウンタ軸
で、該カウンタ軸1には、スリーブ2を介して図
中左方から右方へ順次ドリブンギア3、ばね受
4、キヤリアプレート5がそれぞれ遊転するよう
に取付けられ、かつばね受4とキヤリアプレート
5とは左右方向に移動自在となつている。また、
カウンタ軸1の右端部にはクラツチスリーブハブ
6がスプライン嵌合することにより一体化され、
該クラツチスリーブハブ6には複数枚のクラツチ
ドリブンプレート7が保持されている。そして、
上記ドリブンギア3に固定したクラツチハブ8に
は、複数枚のクラツチドライブプレート9が保持
され、該ドライブプレート9と上記ドリブンプレ
ート7とが接触・離間可能とされている。
10は図中左右方向に変位自在とされたクラツ
チプレツシヤデイスクで、その屈曲先端部10a
が前記キヤリアプレート5と前記両クラツチプレ
ート7,9のプレート群との間に伸びている。こ
のクラツチプレツシヤデイスク10の先端部10
aには、前記ばね受4の屈曲外端部4aがキヤリ
アプレート5の開口5aを遊貫して当接してい
る。そして、クラツチプレツシヤデイスク10
は、ばね受4とドリブンギア3との間に介装した
第1のクラツチスプリング11により、該ばね受
4を介して常時右方向すなわち両プレート7と9
とを圧接する方向に附勢されている。したがつ
て、運転者がクラツチレバー(図示略)を握り操
作すれば、クラツチケース12に保持したウオー
ム13、クラツチレリーズシヤフト14等を介し
て、クラツチプレツシヤデイスク10が第1のク
ラツチスプリング11の附勢力に抗して左方へ変
位され、クラツチが切れた第1図の状態となる。
また、運転者がクラツチレバーを離せば、第1の
クラツチスプリング11により、クラツチプレツ
シヤデイスク10が第1図の状態から右方へ押圧
変位されて両プレート7と9とが圧接され、クラ
ツチが繋がつた状態となる。
チプレツシヤデイスクで、その屈曲先端部10a
が前記キヤリアプレート5と前記両クラツチプレ
ート7,9のプレート群との間に伸びている。こ
のクラツチプレツシヤデイスク10の先端部10
aには、前記ばね受4の屈曲外端部4aがキヤリ
アプレート5の開口5aを遊貫して当接してい
る。そして、クラツチプレツシヤデイスク10
は、ばね受4とドリブンギア3との間に介装した
第1のクラツチスプリング11により、該ばね受
4を介して常時右方向すなわち両プレート7と9
とを圧接する方向に附勢されている。したがつ
て、運転者がクラツチレバー(図示略)を握り操
作すれば、クラツチケース12に保持したウオー
ム13、クラツチレリーズシヤフト14等を介し
て、クラツチプレツシヤデイスク10が第1のク
ラツチスプリング11の附勢力に抗して左方へ変
位され、クラツチが切れた第1図の状態となる。
また、運転者がクラツチレバーを離せば、第1の
クラツチスプリング11により、クラツチプレツ
シヤデイスク10が第1図の状態から右方へ押圧
変位されて両プレート7と9とが圧接され、クラ
ツチが繋がつた状態となる。
前記キヤリアプレート5は、その外端部5dを
クラツチハブ8に係合させることによりこれと一
体的に回転するようにされている。このキヤリア
プレート5は、その一部を屈曲することによりク
ラツチプレツシヤデイスク10の先端部10aに
臨んだ凹所5bが形成され、該凹所5bの比重の
大きい球状の遠心錘15が収容されている。この
遠心錘15とクラツチプレツシヤデイスク10の
先端部10aとの間には、キヤリアプレート5に
固定した弱いばね力の皿ばね16が伸びており、
この皿ばね16により、遠心錘15が振動等を受
けて上記先端部10aに衝突しないようにすると
共に、通常は該遠心錘15が第1図のように凹所
5bの最深部に位置するように規制している。ま
た、キヤリアプレート5には、凹所5bの左側壁
に相当する部分に外方へ伸びるにつれて右方へ傾
斜するようなテーパ状の案内面5cが形成され、
これにより遠心錘15は、遠心力を受けて回転半
径方向外方へ変位するにつれて第2図のように皿
ばね16に抗して右方側へ移動するようになつて
いる。
クラツチハブ8に係合させることによりこれと一
体的に回転するようにされている。このキヤリア
プレート5は、その一部を屈曲することによりク
ラツチプレツシヤデイスク10の先端部10aに
臨んだ凹所5bが形成され、該凹所5bの比重の
大きい球状の遠心錘15が収容されている。この
遠心錘15とクラツチプレツシヤデイスク10の
先端部10aとの間には、キヤリアプレート5に
固定した弱いばね力の皿ばね16が伸びており、
この皿ばね16により、遠心錘15が振動等を受
けて上記先端部10aに衝突しないようにすると
共に、通常は該遠心錘15が第1図のように凹所
5bの最深部に位置するように規制している。ま
た、キヤリアプレート5には、凹所5bの左側壁
に相当する部分に外方へ伸びるにつれて右方へ傾
斜するようなテーパ状の案内面5cが形成され、
これにより遠心錘15は、遠心力を受けて回転半
径方向外方へ変位するにつれて第2図のように皿
ばね16に抗して右方側へ移動するようになつて
いる。
キヤリアプレート5と前記ドリブンギア3の間
には第2のクラツチスプリング17が介装され、
これにより右方へ附勢されたキヤリアプレート5
は、その外端部5dがクラツチハブ8に設けたス
トツパ18へ当接することにより所定量以上右方
動するのが規制されている。逆に、キヤリアプレ
ート5の所定量以上の左方動は、上記外端部5d
がストツパとしてのクラツチハブ8の段差部8a
に当接することにより規制されている。したがつ
て、キヤリアプレート5に対する第2のクラツチ
スプリング17の附勢力は、該キヤリアプレート
5の上記ストツパ18と段差部8aとの間の変位
量に応じて変化される。
には第2のクラツチスプリング17が介装され、
これにより右方へ附勢されたキヤリアプレート5
は、その外端部5dがクラツチハブ8に設けたス
トツパ18へ当接することにより所定量以上右方
動するのが規制されている。逆に、キヤリアプレ
ート5の所定量以上の左方動は、上記外端部5d
がストツパとしてのクラツチハブ8の段差部8a
に当接することにより規制されている。したがつ
て、キヤリアプレート5に対する第2のクラツチ
スプリング17の附勢力は、該キヤリアプレート
5の上記ストツパ18と段差部8aとの間の変位
量に応じて変化される。
なお、前記第1、第2のクラツチスプリング1
1,17と遠心錘15とは、回転半径方向に所定
間隔あけてそれぞれ複数個設けてある。また、図
中19は、両クラツチプレート7と9とのプレー
ト群が所定量以上右方動するのを規制するストツ
パである。
1,17と遠心錘15とは、回転半径方向に所定
間隔あけてそれぞれ複数個設けてある。また、図
中19は、両クラツチプレート7と9とのプレー
ト群が所定量以上右方動するのを規制するストツ
パである。
実施例において、図示を略すエンジンによりド
リブンギア3が回転されると、これに伴つて、ク
ラツチハブ8のキヤリアプレート5、ばね受4が
一体的に回転し、これに関連して各部材9,1
0,11,15,17も一体的に回転する。そし
て、ドリブンギア3の回転は、ドライブプレート
9、ドリブンプレート7、クラツチスリーブハブ
6を介してカウンタ軸1に伝達される。
リブンギア3が回転されると、これに伴つて、ク
ラツチハブ8のキヤリアプレート5、ばね受4が
一体的に回転し、これに関連して各部材9,1
0,11,15,17も一体的に回転する。そし
て、ドリブンギア3の回転は、ドライブプレート
9、ドリブンプレート7、クラツチスリーブハブ
6を介してカウンタ軸1に伝達される。
いま、ドリブンギア3の回転数が比較的小さい
と、遠心錘15に作用する遠心力も小さいため該
遠心錘15は第1図の状態を保持し、クラツチプ
レツシヤデイスク10には第1のクラツチスプリ
ング11の附勢力のみが作用する。したがつて、
クラツチの操作力も小さいものとなる。また、当
然に、クラツチが繋がつたときの両プレート7と
9との圧接力は第1のクラツチスプリングの附勢
力のみにて決定されるので、伝達トルクは比較的
小さなものとなる。
と、遠心錘15に作用する遠心力も小さいため該
遠心錘15は第1図の状態を保持し、クラツチプ
レツシヤデイスク10には第1のクラツチスプリ
ング11の附勢力のみが作用する。したがつて、
クラツチの操作力も小さいものとなる。また、当
然に、クラツチが繋がつたときの両プレート7と
9との圧接力は第1のクラツチスプリングの附勢
力のみにて決定されるので、伝達トルクは比較的
小さなものとなる。
ドリブンギア3の回転が上昇するにつれて、遠
心錘15が案内角5cに沿つて徐々に回転半径方
向外方へ移動し、やがて皿ばね16を撓めてこれ
をクラツチプレツシヤデイスク10の先端部10
aに当接させ、更に回転上昇すると、両クラツチ
プレート7と9とは所定以上右方動しないので第
2図のように第2のクラツチスプリング17を圧
縮しつつキヤリアプレート5を左方動させる。し
たがつて、このときには、第2のクラツチスプリ
ングの附勢力がキヤリアプレート5、遠心錘1
5、皿ばね16を介してクラツチプレツシヤデイ
スク10に作用し、両クラツチプレート7と9と
の圧接力はこの第2のクラツチスプリング17の
附勢力分だけ第1のクラツチスプリングの附勢力
に付加されることとなり、高回転域での伝達トル
クが大きくなる。このようにして、回転上昇に伴
つて第2のクラツチスプリング17が徐々に圧縮
されてその附勢力すなわち、伝達トルクも大きく
なるが、キヤリアプレート8の所定量以上の左方
動が規制されているので、伝達トルクが必要以上
大きくなることが防止される。
心錘15が案内角5cに沿つて徐々に回転半径方
向外方へ移動し、やがて皿ばね16を撓めてこれ
をクラツチプレツシヤデイスク10の先端部10
aに当接させ、更に回転上昇すると、両クラツチ
プレート7と9とは所定以上右方動しないので第
2図のように第2のクラツチスプリング17を圧
縮しつつキヤリアプレート5を左方動させる。し
たがつて、このときには、第2のクラツチスプリ
ングの附勢力がキヤリアプレート5、遠心錘1
5、皿ばね16を介してクラツチプレツシヤデイ
スク10に作用し、両クラツチプレート7と9と
の圧接力はこの第2のクラツチスプリング17の
附勢力分だけ第1のクラツチスプリングの附勢力
に付加されることとなり、高回転域での伝達トル
クが大きくなる。このようにして、回転上昇に伴
つて第2のクラツチスプリング17が徐々に圧縮
されてその附勢力すなわち、伝達トルクも大きく
なるが、キヤリアプレート8の所定量以上の左方
動が規制されているので、伝達トルクが必要以上
大きくなることが防止される。
第1、第2のクラツチスプリング11,17の
附勢力が共にクラツチプレツシヤデイスク10に
作用している高回転域においても、該両附勢力に
抗して、クラツチレバーを握り操作をすればクラ
ツチは切れることとなる。勿論このときのクラツ
チ操作力は大きくなるが、高回転域では半クラツ
チ等の複雑な操作をすることなく変速操作する瞬
間にのみ単なるクラツチの断続操作をすればよい
ので、何等問題は生じない。。
附勢力が共にクラツチプレツシヤデイスク10に
作用している高回転域においても、該両附勢力に
抗して、クラツチレバーを握り操作をすればクラ
ツチは切れることとなる。勿論このときのクラツ
チ操作力は大きくなるが、高回転域では半クラツ
チ等の複雑な操作をすることなく変速操作する瞬
間にのみ単なるクラツチの断続操作をすればよい
ので、何等問題は生じない。。
以上実施例では、回転上昇に伴つてアナログ式
に徐々に伝達トルクを上昇させるようにしたが、
例えば二段階等デジタル式に伝達トルクを上昇さ
せるようにしてもよい。また、第1のクラツチス
プリング11を排してもよく、この場合は、アイ
ドリング時等一定回転数以下では自動的にクラツ
チが切れるようにすることができると共に、上記
一定回転数以上の任意の回転数でもクラツチを人
的に断続することが可能となる。勿論、オートバ
イ以外のクラツチとしても適用でき得る。
に徐々に伝達トルクを上昇させるようにしたが、
例えば二段階等デジタル式に伝達トルクを上昇さ
せるようにしてもよい。また、第1のクラツチス
プリング11を排してもよく、この場合は、アイ
ドリング時等一定回転数以下では自動的にクラツ
チが切れるようにすることができると共に、上記
一定回転数以上の任意の回転数でもクラツチを人
的に断続することが可能となる。勿論、オートバ
イ以外のクラツチとしても適用でき得る。
本発明は以上述べた構成、とりわけ第1、第2
のクラツチスプリング、第2のクラツチスプリン
グの押圧力が低速回転時にはクラツチプレツシヤ
デイスクに伝わらないようにしたストツパ、およ
び高速回転時にのみ、第2のクラツチスプリング
の押圧力をクラツチプレツシヤデイスクに伝える
ようにする皿ばね等を設けたことにより、回転上
昇に応じてクラツチスプリングの附勢力が大きく
なるようにしたので、高回転域では大きな伝達ト
ルクを得ることができる一方、低回転域でのクラ
ツチ操作力が小さくなつてクラツチ操作が容易と
なる。また、任意の回転数でクラツチを手動で断
続することができるので、手動(足動)変速機と
共に組合せて使用される大排気量エンジンを搭載
したオートバイ等にも好都合である。
のクラツチスプリング、第2のクラツチスプリン
グの押圧力が低速回転時にはクラツチプレツシヤ
デイスクに伝わらないようにしたストツパ、およ
び高速回転時にのみ、第2のクラツチスプリング
の押圧力をクラツチプレツシヤデイスクに伝える
ようにする皿ばね等を設けたことにより、回転上
昇に応じてクラツチスプリングの附勢力が大きく
なるようにしたので、高回転域では大きな伝達ト
ルクを得ることができる一方、低回転域でのクラ
ツチ操作力が小さくなつてクラツチ操作が容易と
なる。また、任意の回転数でクラツチを手動で断
続することができるので、手動(足動)変速機と
共に組合せて使用される大排気量エンジンを搭載
したオートバイ等にも好都合である。
第1図、第2図はそれぞれ本発明によるクラツ
チの断面図で、第1図は静止または低回転域でク
ラツチを切つたときの状態を示し、第2図は高回
転域でクラツチが繋がつているときの状態を示
す。 7…クラツチドリブンプレート、9…クラツチ
ドライブプレート、10…クラツチプレツシヤデ
イスク、15…遠心錘、17…クラツチスプリン
グ。
チの断面図で、第1図は静止または低回転域でク
ラツチを切つたときの状態を示し、第2図は高回
転域でクラツチが繋がつているときの状態を示
す。 7…クラツチドリブンプレート、9…クラツチ
ドライブプレート、10…クラツチプレツシヤデ
イスク、15…遠心錘、17…クラツチスプリン
グ。
Claims (1)
- 1 クラツチ軸にドリブンギアを回転自在に支持
すると共に、該ドリブンギアにクラツチハブを取
付けて該クラツチハブにクラツチドライブプレー
トを保持し、前記クラツチ軸にはクラツチスリー
ブハブを一体に取付け、該クラツチスリーブハブ
にクラツチドリブンプレートを保持して、該クラ
ツチドリブンプレートを前記クラツチドライブプ
レートに接触・離間可能に対向させたクラツチに
おいて、前記クラツチドライブプレートとクラツ
チドリブンプレートとの接離方向に変位自在とさ
れたクラツチプレツシヤデイスクを、外部からの
人的操作により該両プレートの離間方向へ変位可
能とし、前記クラツチ軸には前記ドリブンギアに
並べてばね受とキヤリアプレートとを回転自在に
支持してこれらばね受とドリブンギアとの間には
第1のクラツチスプリングを、またキヤリアプレ
ートとドリブンギアとの間には第2のクラツチス
プリングをそれぞれ圧縮状態で介装し、ばね受の
屈曲外端部は前記クラツチドライブプレートとク
ラツチドリブンプレートとを接離させるために屈
折させたクラツチプレツシヤデイスクの先端部に
当接させ、キヤリアプレートとクラツチプレツシ
ヤデイスクの先端部との間には、回転による遠心
力を受けて変位し、回転数が上つたときにクラツ
チプレツシヤデイスクの先端部をクラツチドライ
ブプレートとクラツチドリブンプレートとが圧接
する方向に押圧する遠心錘と該遠心錘が振動等に
よつてクラツチプレツシヤデイスクの先端部側に
行かないようにするための皿ばねとを設け、さら
に前記クラツチハブに、前記第2のスプリングの
押圧力が低速回転時にクラツチプレツシヤデイス
クに伝達するのを避けるためのストツパを設けた
ことを特徴とするクラツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11823978A JPS5544166A (en) | 1978-09-26 | 1978-09-26 | Clutch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11823978A JPS5544166A (en) | 1978-09-26 | 1978-09-26 | Clutch |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5544166A JPS5544166A (en) | 1980-03-28 |
JPS6218771B2 true JPS6218771B2 (ja) | 1987-04-24 |
Family
ID=14731672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11823978A Granted JPS5544166A (en) | 1978-09-26 | 1978-09-26 | Clutch |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5544166A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008240810A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Yamaha Motor Co Ltd | クラッチおよびそれを備えた鞍乗型車両 |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59133828A (ja) * | 1983-01-18 | 1984-08-01 | Yamaha Motor Co Ltd | 多板クラッチ |
JPS6113032U (ja) * | 1984-06-28 | 1986-01-25 | スズキ株式会社 | 過負荷防止クラツチ |
US6533056B1 (en) * | 2000-04-25 | 2003-03-18 | Bud A. Maimone | Motorcycle automatic clutch with manual release |
US6957730B1 (en) * | 2002-06-03 | 2005-10-25 | Youngwerth Albert J | Clutch apparatus with automatic centrifugal engagement of pressure plate |
JP3104731U (ja) | 2003-05-28 | 2004-10-14 | 重松商事有限会社 | 少ない力でクラッチの切り離しができる可変圧リテーナー |
US7017725B2 (en) * | 2003-06-30 | 2006-03-28 | Zf Sachs Ag | Centrifugal clutch |
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