JPH011633A - クラッチコントロール装置系及びクラッチレリーズベアリング - Google Patents

クラッチコントロール装置系及びクラッチレリーズベアリング

Info

Publication number
JPH011633A
JPH011633A JP63-142756A JP14275688A JPH011633A JP H011633 A JPH011633 A JP H011633A JP 14275688 A JP14275688 A JP 14275688A JP H011633 A JPH011633 A JP H011633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
clutch release
release bearing
bearing
torque
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63-142756A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS641633A (en
Inventor
ロジャー カーミレット
フィリップ ラシア
Original Assignee
バレオ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from FR8708003A external-priority patent/FR2616501B1/fr
Application filed by バレオ filed Critical バレオ
Publication of JPS641633A publication Critical patent/JPS641633A/ja
Publication of JPH011633A publication Critical patent/JPH011633A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般にクラッチ特に自動車用のクラッチ、更に
そのコントロール装置に係る。
〔従来の技術と問題点〕
周知の如く、クラッチには通常恥動軸(実際には自動車
子ンジンの出力軸又はフランチ軸に当たる)と共に回転
するよう、これにキー結合されるようになったリアクシ
ョンプレートと、リアクションプレートに対し軸方向に
動けるよう取付けられ、かつ被駆動軸(実際にはギアボ
ックスの入力軸に当たる)と一体に回転できるよう、こ
れにキー結合された摩擦ディスクと、リアクションプレ
ートに対し軸方向に動けるよう取付けられ、かつリアク
ションプレートに対しフリクションディスクをクランプ
するようになった圧力ブレ−1−と、リアクションプレ
ートに軸方向に締結され、これと共に回転できるカバー
と、このカバーに当接し圧力プレートをリアクションプ
レートに押付は摩擦ディスクをクランプし、従ってクラ
ッチを係合させるように構成された弾性クランピング装
置と、コントロール装置により作動され、摩擦ディスク
を解除しクラッチを外すよう構成されたクラッチ解除装
置とが設けられている。
又、周知の如く、クラッチコン1−ロール″装置には通
常、コントロール装置に応答して軸方向確実的に一方向
にクラッチ解除装置に働くように構成されたクラッチ解
除ベアリングが組込まれている。
「確実的」なる用語は普通いかなる弾性装置をも含まず
、当該方向におけるクラッチレリーズベアリングの移動
により、それが働くクラッチレリーズ装置の同量の移動
がもたらされる作用を意味するものである。
若し、クラッチ離脱状態になるようクラッチレリーズベ
アリングがリアクションプレ−1−に対する接近に相当
して軸方向に働く場合には、このクラッチは「押し込ま
れた」クラッチとして知られたタイプのものであり、他
方クラッチ離脱位置への動きに対し、クラッチレリーズ
ベアリングが軸方向にリアクションプレートから更に遠
ざかるよう動く場合、これは「引張られた」クラッチと
して知られている。
どの構成にせよ、圧力プレートとリアクションプレート
との間に摩擦ディスクをクランプさせたクラッチの係合
時には、伝達さるべきトルクが設定公称値以下におさえ
られる一方、怜通圧カプレートとリアクシコンプレート
間ならびに圧力プレートと摩擦ディスク間における滑り
のない一体回転が行われる。
然しながら、過渡的段階時、上記の事柄は特に、ノ  
   自動車走行中ドライバが急にアクセルを外した時
発生するトルクの逆転後に適用され、その結果組立体の
作動がエンジンが自動車を駆動する「引張り」モード自
動車がエンジンを駆動しがちな「し1−口」モードに同
じく急激に変わる時、過剰トルク即ち上述の公称値より
大きい値のトルクが発生することがある。
かかる場合、摩擦ディスクとそれを包囲する圧力プレー
ト及びリアクシボンプレートとの間に滑りが通常発生す
る。
さまざまな理由から特に摩擦ディスクのこれによる摩耗
を最小におさえるため、かかる情況の下では最大エンジ
ントルクに相当するよう選択された所定の公称値より大
きい値のトルク変動を滑りを伴わずにこれを許容できる
ように、例えば約1゜3の安全計数でクラッチの寸法を
大きくとることが普通行われる。
少くともある特定の応用面では満足できるものとされる
この構成には二重の欠点が伴っている。
先ず第1に、原理的に見るとクラッチの過大寸法が必要
であり、これはクラッチの直径の大きさや重量ならびに
コストを不可避的に増大させる。
その上、伝達トルクの公称値付近では比較的小さい振幅
の振動が発生し、動学的連須全体にそって発生する不可
避的振動に相当し、これらの振動は適用した安全率の範
囲内に止まるなら滑りを誘起せず、従って対応する振動
は一体にクラッチにより使用者の乗り心地を害して伝わ
る。
〔発明の目的及び構成〕
本発明はこれらの欠点を最小限に抑えたり、若しくは無
くするのをきわめて簡単な方法で可能ならしめる構成を
提供する。
詳しく述べると、本発明は、コントロール装置に応答し
てクラッチをコントロールするクラッチレリーズ装置に
、軸方向確実に一方向に作用するようになったクラッチ
レリーズベアリングを用いる様式の自動車用のクラッチ
コントロール装置系にして、コントロール装置が働くク
ラッチレリーズベアリングが両方の方向に十分等しく軸
方向に確実に作用するようになった複動式クラッチレリ
ーズベアリングであることを特徴とするクラッチコンI
−ロール装置系を提供する。本発明は、又更にかかるに
クラッチコントロール装置系に好適の複動式クラッチレ
リーズベアリングも提供する。
〔発明の効果〕
このように、本発明によれば、クラッチ難脱への動きに
相当する方向とこの通常の機能方向と反対方向との両方
に十分等しくクラッチレリーズ装置に作用するのが可能
である。
このようにしてクラッチレリーズ装置上に反対方向に作
用させることにより、トルク伝達の過剰能力が与えられ
る。
事実、その際クラッチレリーズ装置に働く力は弾性クラ
ンピング装置のもたらす力と同じ方向に働きクラッチの
係合を保証し、従ってクランピング装置の効果を増大す
る。
このトルク伝達の過剰能力の結果として、1以下の安全
計数に相当する公称値に対しても、何等安全計数を適用
せずにクラッチを伝達トルクの公称値に正確に較正した
り、若しくは通常適用される安全計数未満の安全計数を
適用して中間公称値に較正することが可能である。
過剰トルクの場合、実際にはクラッチレリーズベアリン
グに対し適宜方向に作用させれば十分である。
従って、その他の条件が同じなら、クラッチはその直径
の大きさや重量ならびにコストに有利になるようにより
小さい寸法のものにできる。
その上、振動が過剰トルクに同化されない程十分に小さ
い振幅をもつ公称値に近いトルクの振動の場合、従来で
きるだけ正確に製作されているクラッチは、好適にも成
る一定の滑りを受け、この滑りは摩擦ディスクの顕著な
摩耗を危険を伴うことなしに、これらの振動を好適に抑
制し、使用者の乗り心地を良くするものである。
本発明の応用によれば、顧客に与えられるオプションに
よりターボチャージャ付きのエンジンか、若しくは通常
吸気式のエンジンの自動車に対し、同じクラッチを同様
に取付けることができる。
その結果、本発明による複動式クラッチレリーズベアリ
ングをより一段強力なエンジンに提供し、一方クラッチ
の基本部品は同じままに止めれば足り、これは部品の経
済的標準化に有利な点である。
コンI−ロールすべきクラッチがサーボ作動による、即
ちクラッチレリーズベアリングのコントロール装置が駆
動装置に応答して働くようになった作動装でを有するよ
うな場合、本発明の構成を使用するのが特に有利である
この場合、これらの駆動装置が関連クラッチで伝達中の
トルクに応答し、かつ連動する作動装置がクラッチレリ
ーズベアリングに対し、両方向に即ち通常の作用方向に
相当する第1の方向と、又クラッチで伝達されるトルク
が所定値を超えた時には、反対方向とに軸方向に働くよ
うになっていれば良い。
本発明の特徴ならびに利点については、添付概略図面参
照の下における下記説明により明白にされる。
〔実施例〕
図面は本発明をサーボ作動式クラッチに適用した例、即
ちクラッチ10のコントロール装置系11に後述の如く
、駆動装置が設けられている例を示す。
周知の如く、かつ第1図に概略図示されるように、クラ
ッチ10には第1軸13(実際には駆動軸で自動車の場
合エンジン14の出力軸又はクランク軸である)と一体
に回転できるように、これにキー止めされたリアクショ
ンプレート12と、このリアクションプレート12に対
し軸方向に動けるよう取付けられ、かつハブ16を介し
第2軸17(実際には自動車の場合ギアボックス18へ
の入力軸である)と一体に回転できるよう、これにキー
止めされた摩擦ディスク15と、リアクションプレート
12に対し、軸方向に動けるよう取付けられこのリアク
ションプレート12と一体に回転でき、J15g!擦デ
ィスク15をリアクションプレート12にクランプする
圧力プレート19と、リアクシJンプレート12に軸方
向と回転方向の両方で締結されたカバ20とが軸方向に
相次いで設けられている。圧力プレート19とカバ20
との間に軸方向に作用する弾性装置21が配され、カバ
20に支えられ、かつ圧力プレート19をリアクション
プレート12に押し付は摩擦ディスク15をクランプし
、従ってクラッチ10を係合させるように構成されてお
り、クラッチレリーズ装置22も設けられ、摩擦ディス
ク15の解除を保証し、クラッチ1oの離脱状態をもた
らすように構成されている。
実際には、軸方向に作用する弾性のクランピング装置2
1とクラッチレリーズ装置22とは1枚の環状部品23
の部分であり、この環状部品は外周部分を表わした一般
にダイヤフラムと呼ばれ。
軸方向に作用する弾性装置21と細溝により半径方向フ
ィンガ状に分離させる中央部分とを構成する被塑ワッシ
ャを形成し、半径方向フィンガ自体は上記のクラッチレ
リーズ装置22を構成している。
これらの構成はそれ自体周知のものであり、本文ではこ
れ以上述べない。
周知の要領に従って、クラッチ10に連動するコントロ
ール装置系11によりクラッチレリーズベアリング24
が作動し、ベアリング24は関連するコントロール装置
系11の一部を構成するコントロール装置25に応答し
て、クラッチ10をコントロールするクラッチレリーズ
装置22に対し、軸方向に確実に一方向に作用するよう
に構成されている。
図示実施例の場合、クラッチ10に所謂「押し込まれる
」様式のものである。弾性クランピング装置を形成する
ダイヤフラム23の外周部分は、カバ20に接する円周
部の直径より大きい直径の円周部にそって圧力プレート
19上にもたれている。
コントロール装置系がクラッチ10の離脱位置にある場
合、クラッチレリーズベアリング24は第1図及び第2
図の矢印Fの方向に圧力プレート12の方へ移動する。
本発明によれば、クラッチレリーズベアリング24は複
動式クラッチレリーズベアリング即ち両方の方向に十分
に相等しく、確実に軸方向に作用するようになったクラ
ッチレリーズベアリングである。
格言すれば、このクラッチレリーズベアリング24は、
「押し込まれた」様式のクラッチ10のコントロール装
置系の場合、普通の干渉方向に相当する第1図及び第2
図の矢印Fに示す軸方向だけでなく、若しクラッチ10
が「押し込まれる」。
様式のものではなく「引張られる」様式のものである場
合、干渉方向になるような方向に相当する第1図及び第
2図の矢印F′に示す反対の軸方向にも、クラッチレリ
ーズ装置!!22に対して作用すソ     るように
構成されている。
一般的に、周知の如く、クラッチレリ“−ズベアリング
24には、コントロール装置25の一部を構成する作動
装M27の作動をレリーズベアリングに受けさせる操作
部材26と、この操作部材26に軸方向に接続し、クラ
ッチレリーズベアリングが第1図及び第2図の矢印Fに
示した一方向に確実に軸方向にクラッチレリーズ装置2
2に働くようになった駆動部材28とが設けられている
実際には1図示実施例の場合、操作部材26には普通ギ
ヤボックス18の入力軸17を囲むガイドスリーブなど
の任意のガイド部材に必要な場合、部材26を係合せし
める軸方向のスリーブ30と、側方には駆動部材28が
軸方向にもたれかかる環状フランジ31とが設けられて
いる。
この駆動部材28は、図示実施例においては、レースの
1つ本例の場合外面レース33が操作部材26の横方向
フランジ31にもたれかかるように構成され、同時にも
う1つのレース本例の場内側レース34が、クラッチレ
リーズ装置22に作用するように構成されたボールベア
リングより構成されている。
駆動部材28はほぼ環状のケーシング35により操作部
材26に軸方向に接続され、ケーシング35の一端は操
作部材26の側方フランジ31上に取付けられ、他端は
組立体の軸芯の方に曲げられたわん曲端37を形成し、
原動部材28を保持している。
実施例は、常時自動心高しを行う自動心高しクラッチレ
リーズベアリングを示しており、操作部材26のスリー
ブ30とケーシング35との間に駆動部材28のための
環状空隙が残されており、そのため外側レーアウ33を
介し、この駆動部材28がフランジ31との接触面に横
方向に、かつ形成された環状空隙の範囲内での任意方向
の動きの可能性を役立たせることができ、更にrオンダ
フレックス(ONDUFLEX) Jなる名称で市販さ
れている種類の波型弾性ワッシャ38などよりなる軸方
向作用を伴う弾性装置が外側レース33とケーシング3
5わん曲端37との間に挿入されて設けられる。
以上述べた構成も又周知のものであり、本文ではこれ以
上詳述しない。
本発明によれば、クラッチレリーズベアリング24の駆
動部材28は、ある一つの方向ならびに反対の方向に軸
方向に確実に働くように構成されている。
このためには、クラッチレリーズベアリング24には軸
方向に互いに向かい合い、クラッチ10のクラッチレリ
ーズ装置22に対する組立体の係合のコントロールに適
する間隙を両者間に残した2つの操作部分40.40′
が設けられ、それぞれの部分は駆動部材28上のそれぞ
れの横方向肩部41.41′に確実に当接されている。
この操作部分の内の1つ、この場合矢印F方向の「押す
」作用に相当する操作部分40により、このクラッチレ
リーズベアリング24の対応する駆動部材28の側方肩
部41上への軸方向支承が直接行われる。
実際には、この部分40はクラッチレリーズ装置22が
一部を構成するダイヤフラム23のリアクションプレー
ト12より遠い側に配置され、側方肩部41は駆動部材
28を構成するボールベアリングの内側レース34の2
つの異なった厚みの部分間における単純な段部を構成し
ている。
図示実施例の場合、操作部分40は横方向にU字型形状
を具えた環状部品で、凸状外面をクラッチレリーズ装置
22に当接させ、内周部の綾部即ち最小直径の円周を駆
動部材28の対応する側方肩部41に当接させる。
この操作部分4oは1例えばプレス加工又は鍛圧加工に
よる金属板よりなっている。
同様に、クラッチレリーズ装置22が一部を構成するダ
イヤフラム23のリアクションプレート12の方を向い
た側に挿入されたもう1つの操作部分40′により、ク
ラッチレリーズベアリング24のgH動部材28の側方
肩部41′に対する軸方向係合がリテーナリング42を
介して行われ、この側方肩部41′は内側レース34の
外面に設けた溝43の横腹の1つにより構成されており
、この溝にリテーナリング42が係合している。
図示実施例の場合、操作部分40に固形部分で。
クラッチレリーズ装置22との接触のために既述の操作
部分40同様凸面形状を具えるよう横方向に丸められた
横断面を具えている。
そこで容易に判るように、クラッチレリーズベアリング
24は、駆動部材28を構成するボールベアリング内側
のレース34の短縮直径部分により、ダイヤフラム23
に対する操作部分40の接触点に到るまで、ダイヤフラ
ム23の中心開口内に係合しており、この反対側の操作
部分40’は組立時ダイヤフラム23に接触するまで短
縮直径部分上に係合し、例えば割り型リテーナリングの
リテーナリング42を次いで定位置におき、ダイヤフラ
ム23に対する組立体の定位置保持を保証する。
クラッチレリーズベアリング24に査証するようになっ
た作動装置27は、普通便宜上クラッチレリーズフォー
クと称する部材により構成される。
このクラッチレリーズフォークには、操作部材26のス
リーブ30上にほぼ半径方向に係合する2本のフィンガ
5oが設けられ、スリーブの各側にそれぞれ1本ずつ配
置されており、操作部材26の横フランジ31に体し、
第1図及び第2図の矢印Fの方向に作用する。
本発明によれば、操作部材26にはフランジ31と平行
に、かつこれより雌れて第2フランジ31′が設けられ
、このフランジ31′に対し、作動装置27を構成する
クラッチレリーズフォークのフィンガ50が、この場合
第1図及び第2図に示すように方向Fとは逆の矢印F′
の方向に作用するように構成されている。
これらのフィンガ50のそれぞれには、スピンドル51
が互いに向かい合い、2つのフランジ31.31’間に
置かれて設けられている。
実際には、クラッチレリーズベアリング24の作動装置
27を構成するクラッチレリーズフォークは中心軸線5
2の周りに枢着されている。
サーボ作動式クラッチの場合、その暉動装M25にはト
ランスミッション54を介して、かつ例えばフランス特
願大2,523,743号に記載の如き構成によるモー
タ53が設けられ、軸線52を中心とする揺動を発生す
るように構成されている。
これらの構成はそれ自体周知のものであり、本文ではこ
れ以上詳述を省略する。然し、これらの構成はクラッチ
レリーズフォークの両方の運動方向における揺動のコン
トロールを可能ならしめるものである一事実が利用する
に値する点強調される。
それ自体周知とされる公正によれば、クラッチコントロ
ール装置系11にはコントロール装置56が設けられ、
この装置に応答してモータ53がクラッチレリーズフォ
ークをいづれかの方向に揺動せしめるよう効果的に構成
されている。
実際には、これらのコントロール装置56にはドライバ
の操作するギヤレバ58と組んでコンピュータ57が設
けられ、このコンピュータはセンサにより一定数のパラ
メータの測定値を入力し、その結果でモータ53をコン
トロールする。
これらの構成は本発明とは係りなく、従って本文ではこ
れ以上の詳述を省く。ただ、使用センサの内、特に2つ
の回転速度センサ59,60と、エンジン14の出力軸
13の回転速度に対する第1応答ならびにギヤボックス
18の入力軸17の回転速度への第2応答とがある点述
べれば十分である。
然し、本発明によれば、コントロール装置56はクラッ
チ10で伝達中のトルクに応答するものであり、このト
ルクは実際上回転速度センサ59゜60より検出される
駆動軸及び被駆動軸の回転速度間の差の函数として評価
され、このトルクが所定値を超えると1作動装置27が
軸方向にクラッチレリーズベアリング24に働き、ベア
リング24がその通常の作用方向と逆に、第1図及び第
2図の矢印F′の方向にクラッチレリーズ装置22に対
し、「引張り」的に働くような方向にモータ53をコン
トロールするようにコントロール装置が構成されている
従って、作動装置27はクラッチレリーズベアリング2
4に対し、いずれかの方向に軸方向に働くよう構成され
ており、格言すれば1通常の作用方向である所の第1方
向と、クラッチ10で伝達されるトルクが所定値を超え
た場合における逆の方向とである。
このようにして、クラッチ1oは対応する過剰トルクを
吸収できる。
実際上、コンピュータ57は任意にギヤチェンジのコン
トロールを実施するドライバーによるクラッチ離脱を意
味する自発的干渉と、明かにかかる離脱を含まない過剰
トルク伝達の負荷によるクラッチへの要請とを、識別で
きるものでなければならぬ。
指摘せる如く、コントロールがギヤチェンジレバ−の場
合、このレバーは例えばフランス特願第2.575,7
07号に記載の如き、称式の「割り型」レバーが有利で
あり、このレバーの位置を検出する位置センサが用いら
れる。
同様に、コントロールさるべきクラッチレリーズベアリ
ング24の位置を検出する位置センサの使用が有利であ
る。
本発明は以上述べた実施例に限られることはなく、記載
の特許請求の範囲内のすべての変化を包含するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による構成を組込んだクラッチ及びその
コントロール装置系のブロックダイヤグラ11゜ 第2図はコントロール装置系に用いられたクラッチレリ
ーズベアリングの拡大軸方向断面図である。 10・・・クラッチ、11・・コントロール装置系、1
2・・・リアクションプレート、13・・・クランク軸
、14・・・エンジン、15・・・摩擦ディスク、17
・・・ギヤボックスの入力軸、18・・・ギヤボックス
、19・・圧力プレート、20・・・カバ、21・・・
弾性装置、22・・クラッチレリーズ装置、23・・・
環状部品。 24・・・クラッチレリーズベアリング、25・・コン
トロール装置、26・・・操作部分、27・・・作動装
置。 28・・離動部材、30・・・スリーブ、31・・・環
状フランジ、33・・・外側レース、34・・・内側レ
ース、38・・・波型弾性ワッシャ、40.40′・・
・操作部分、41.41’・・・横方向肩部、5o・・
・フィンガ、53・・モータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複動式クラッチレリーズベアリングを有する様式の
    自動車用クラッチコントロール装置系にして、前記クラ
    ッチコントロール装置に応答してクラッチの係合及び離
    脱をコントロールするクラッチレリーズ装置に対し、軸
    方向に確実に両方の軸方向に作用するようになっており
    、前記コントロール装置は駆動装置に応答して、前記ベ
    アリングに作用するようになった作動装置を有し、前記
    駆動装置はクラッチにより伝達されるトルクに応答し、
    前記作動装置はクラッチレリーズベアリングに対し、軸
    方向2つの方向、即ち通常の機能方向に相当する第1方
    向と、クラッチにより伝わるトルクが所定値を超えた時
    における第2の反対方向のに作用するようになっている
    自動車用クラッチコントロール装置系。 2、作動装置に従うようになった操作部材と、該操作部
    材に軸方向に接続されかつ、クラッチのクラッチレリー
    ズ装置に軸方向に確実に両方向に作用するようになった
    駆動部材とを有し、それにより特許請求の範囲第1項に
    よるクラッチ装置系を形成する様式の自動車用クラッチ
    レリーズベアリングにして、該ベアリングはクラッチの
    レリーズ装置に対する組立体の係合のための間隙を間に
    設けた1対の相互に向け軸方向に曲げた操作部分を有し
    、該操作部分はそれぞれは前記駆動部材上に設けた対応
    する横方向肩部上に軸方向に確実に圧接している自動車
    用クラッチレリーズベアリング。 3、操作部分の1つが、クラッチレリーズ装置に当接さ
    せる凸状外面を具えた内側湾曲の縦断面と、駆動部材の
    前記横方向肩部の1つに当接する内周縁部を有する環状
    部品である特許請求の範囲第2項によるクラッチレリー
    ズベアリング。
JP63-142756A 1987-06-09 1988-06-09 クラッチコントロール装置系及びクラッチレリーズベアリング Pending JPH011633A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8708003A FR2616501B1 (fr) 1987-06-09 1987-06-09 Commande d'embrayage, notamment pour vehicule automobile, et butee de debrayage propre a la realisation d'une telle commande
FR8708003 1987-06-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS641633A JPS641633A (en) 1989-01-06
JPH011633A true JPH011633A (ja) 1989-01-06

Family

ID=

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103008569A (zh) * 2013-01-16 2013-04-03 无锡蠡湖叶轮制造有限公司 一种壳芯机防落砂的方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103008569A (zh) * 2013-01-16 2013-04-03 无锡蠡湖叶轮制造有限公司 一种壳芯机防落砂的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4433770A (en) Torsional dampers
US8579095B2 (en) Clutch having a pre-clutch and a main clutch
US4790419A (en) Clutch with damper type flywheel
US5957805A (en) Motor vehicle
US4890711A (en) Clutch control system for an automobile vehicle, and a clutch release bearing therefor
US5181593A (en) Clutch wear indicator apparatus
JPH0297717A (ja) 車両のカプリングにおける機械的がたつきを減少させる装置
JPH0672641B2 (ja) フライホイ−ル組立体
JPH0623789Y2 (ja) トルク変動吸収装置
JP3944218B2 (ja) モータサイクル用クラッチ装置
JPS6218771B2 (ja)
US5501310A (en) Motorcycle clutch device
JP3458278B2 (ja) トーションダンパー
JPH0792115B2 (ja) 二重質量フライホイール
JP3638620B2 (ja) トルク変動吸収装置
JPH0674814B2 (ja) 摩擦クラッチ
US6394254B1 (en) Clutch with high lever ratio
JPH011633A (ja) クラッチコントロール装置系及びクラッチレリーズベアリング
JPH07224859A (ja) 自動変速機の円錐クラッチ装置
US5979629A (en) Clutch pressing assembly
JPH0235080Y2 (ja)
JPH11351276A (ja) 摩擦クラッチ機構の制振装置
JP2001263373A (ja) クラッチ装置
US6814196B2 (en) Friction clutch with separately controllable transmission brake
JP4180498B2 (ja) クラッチ装置