JPS6218618A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS6218618A
JPS6218618A JP15730685A JP15730685A JPS6218618A JP S6218618 A JPS6218618 A JP S6218618A JP 15730685 A JP15730685 A JP 15730685A JP 15730685 A JP15730685 A JP 15730685A JP S6218618 A JPS6218618 A JP S6218618A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
kneading
isocyanate
compd
low mol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15730685A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Hasunuma
正彦 蓮沼
Toshio Harada
原田 俊雄
Minoru Takai
高井 穣
Kazunari Okita
一成 大北
Fumio Tatezono
史生 立園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPS6218618A publication Critical patent/JPS6218618A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ)産業上の利用分野 本発明は塗布型の磁気記録媒体に係り、特に良好な電磁
変換特性、耐湿熱性等を備える磁気テープ、磁気ディス
ク等の磁気記録媒体に関するものである。
(ロ)従来の技術 この種の磁気記録媒体には、良好な記録再生特性と長期
に亘る記憶内容の保持及び頗繁な記録、再生に耐える耐
久性が要求される。従って、良好な電磁変換特性、耐摩
耗性、及び耐湿熱特性は磁気記録媒体に欠くべからざる
要件である。斯る要コール共重合体と分子量5万乃至1
0万の高分子黴のポリウレタン樹脂を主成分とするバイ
ンダが賞月されている。
特に、磁性粉末の微粒子(針状)化による分散性の不良
、分子末端にOH基のあるポリウレタン樹脂を用いるこ
とによる高温、高温環境下に2け両端にインシアネート
基を有する分子量1000以上のウレタンプレキリマー
と3官能性低分子量イは、耐湿性は改善されるものの、
ウレタンプレキリマーとインシアネート化合物との急速
な反応によるゲル化、それに伴う出力劣化等の欠点が残
るために充分満足のゆく特性が得られない。
ヒ\)発明が解決しようとする問題点 本発明は、上述の従来例の欠点に鑑み、磁性粉の微粒子
化及びバインダを形成するウレタンポリマとイソシアネ
ート化合物との急速な反応による磁性塗料のゲル化に伴
う磁性粉末の分散性の悪化等に基因する電磁変換特性の
改善及び耐湿熱特性の悪化に基因するジッタ特性の改善
を目的とするものである。
低分子量のウレタンを混合したバインダを分散剤と共に
磁性粉と混練した後に、2官能性低分子インシアネート
化合物と混練し、更に3官能性低分子量イソシアネート
と混合して磁性塗料を製造する。
低分子量のポリウレタンと微粒子化した磁性粉末の混線
により、磁性微粒子へのバインダの吸着性がきわめて良
好となり、吸着速度が早(なるので、分散性が著しく向
上する。又、2官能性の低分子量イソシアネートの混線
によってバインダ中のOH基とイソシアネート化合物中
のNGO基を反応せしめて網状構造の架橋を形成して耐
湿性を改善する。2官能性インシアネ一ト化合物の使用
は磁性塗料のゲル化を阻止するため、磁性粉末の分散安
定性が向上する。又更に、3官能性インシアネ一ト化合
物の混合によって耐久、耐湿及び耐熱性が改善される。
(へ)実施例 以下本発明の実施例について説明する。
glS1実施例 第1工程・・・第1予備磁性塗料の製造下記の組成物を
サンドミル中で均一に混合し。
分散させる。
パンデックスフ8−16(分子量25000ポリウレタ
ン〕 15 〃潤滑剤      3〃 分 教 剤(レシチン等)        1 〃カー
ボンブラック          6 〃トルエン  
           100〃メチルエチルケトン 
       100 #上記VAGHとバンデックス
による磁性粉との混線は、ポリウレタンの分子量が小さ
いので、磁性粉への吸着性が早いバインダとして作用し
て。
分散性が著しく向上する。サンドミル中の混練塗料をサ
ンプリングし、これを微分干渉型或は走査型顕微鏡で観
察し、光沢、分散性を直視することによって所望の分散
均一性が得られたかどうかを確認する。
第2工程・・・第2予備磁性塗料の製造第1予備磁性塗
料に2官能性のインシアネート化合物であるトリレンジ
イソシアネート3重量部を加え更にボールミル中で混合
分散する。
前記トリレンジイソシアネート中のNGO基は、第1予
備磁性塗料中のOH基と反応し、網状構造フィルム(基
体)上に試し塗布し乾燥した後にトルエンやEEK等の
溶媒にとかし、溶存具合をみてゲル化の度合等を確認す
る。
第3工程・・・磁性塗料の製造 第2予備磁性塗料に、3官能性インシアネ一ト化合物で
あるコロネー)L(日本ポリウレタン社製)を2重量部
混合し、更に混練する。既に第2工程に2いて磁性微粉
末はバインダ中に均一に分散しているので、この工程で
架橋反応が進んだとしても塗料のゲル化は生ぜず適当な
粘度が曙保され塗料の耐湿熱特性が向上する。
第4工程・・・磁性塗料の塗布 次に、予め超音波除塵処理済のPET(ポリエチレンテ
レフタレート)テープベースを定速移送し、このテープ
ベースに転接する塗布ロールに前述の磁性塗料を供給し
てテープベースに均一(10μ)に塗布する。塗布済テ
ープは配向処理した後に乾燥し、その後更にカレンダ処
理した後で60℃で50時間硬化し、所定の形状(テー
プ、ディスク等)1こ裁断して磁気記録媒体として完成
する。
第2実施例 第1実施例の第1工程で用いる組成物中の分散剤として
、デイオミンT(INライオン社製〕を選択する。
前記分散剤として使用されるデイオミンTはに−NH−
CHz−C:HzNHz(但し、艮は炭化水素を示す)
なる化学式で表わされ、1級及び2級のアミノ基を併せ
もつ。
R+ −NH−Rz −NHを或はRs −NH−R4
−NH−Rs(但し、R+ 、R2、R3、R4および
Rsは任意の炭化水素を示す)で表わされる様な1級若
しくは2級のアミナ基を含む物質であればよい。
前記一般式で示される物質は、通常塩基性を示し、その
アミ7基が強磁性粉体に強(吸着するので針状の磁性微
粉末のバインダ中の分散性を助長する。
しかし乍ら、塩基性が強い分散剤は磁性塗膜を劣化させ
る傾向が強いので適量の使用が望まれる。
実験により、分散剤の重量部は、強磁性微粉末100重
量部に対して0.3乃至ZO重世部の使用が望ましく、
レシチン等の分散剤と併用してもよいことが確認された
特に、上記分散剤を分散助剤として他の分散剤と混合し
て用いることにより、小量の使用で足りるだけでなく、
上述のアミン系の分散剤がもつバインダの硬化促進剤と
しての機能を減殺し得るので、磁性塗料を取扱い易くす
ることが出来る。
他の組成物及び工程は第1工程に準じる。
第3実施例 この実施例の発明は、更に種々の検討の結果、カーボン
ブラックを他の組成物と共に磁性粒子と混練するに先立
って予めカーボンブラックを低分子量のインシアネート
を用いて塩化ビニールと酢酸ビニールとの共重合体に架
橋させる形で化学的に結合させて3くことにより、少量
のカーボンブラックの使用により、磁気記録媒体の表面
電気抵抗を108程度にまで下げ得るだけでなくカーボ
ンブラックの粒子の分散性を向上し得ることを確認し、
この事実を利用するものである。即ち、第1工程の組成
物からカーボンブラックを除いて葛き、第1実施例の第
2工程において、トリレンジイソノアネートを第1予備
磁性塗料に加えるに先立ち、トリレンジイソシアネート
3重量部をカーボンブラック(電気化学工業社製の1ケ
ツチエンブラツ甲ポンブラツクペーストを作成し、この
ペーストと第1予備磁性塗料とを加えて第2工程で第2
予備磁性塗料を製造する。
カーボンブラックペーストの製造は次の如(である。
最初、カーボンブラック(平均粒子径50mμ・つ、自
転しつつ公転する攪拌翼を具備するプラネタリミキサに
投入し乍ら攪拌しつつ溶剤(MEK、アミン)を加え徐
々に湿潤させる。
次にトリレンジイソシアネート化合物を加えてカーボン
の粒子表面に吸着させ、常温で20分間攪拌を続け、あ
る程度反応が進んだところで塩化ビニールと酢酸ビニー
ル樹脂を投入し、更に10分間攪拌を継続して最終的に
調整を行う。
出来上ったカーボンブラックペーストは分散性が極めて
良好で磁性塗料中で凝集を生ぜず又樹脂との間の密着性
がよく針状の磁性微粉末或は結晶に対して容易にストラ
フチャ構造を形成する。
この様なカーボンブラックペーストを第2工程において
第1予備磁性塗料に加え混練して第2予備磁性塗料を作
成し、更に第3工程に2いてコロネートLを加えて混練
することにより最終の磁性塗料として完成する。
次に比較例につき説明する。
へ強磁性酸化鉄(Co−T−Fetus )    1
00  重量部VAGH20# N−2304(分子量5ooooポリウはン〕  15
   #潤滑剤      3 〃 分散剤      1 〃 カーボンブラック         6  〃トルエン
            100  〃メチルエチルケ
トン      100  〃からなる組成物をサンド
ミル中で均一混合分散したのち、コロネートLS部を混
合して磁性塗料を作成し、テープベース上に塗布して磁
気テープを作る。
比較例2 μ実施例に8いてトリレンジイリシアネートを添加せず
1分散後の磁性塗料にコロネー)L5部を混合して磁性
塗料を作成し、同様に磁気テープを作る。
上述の実施例1乃至3と比較例1.2の磁気記録テープ
を比較サンプルとして表面光沢度による分散性評価、8
0℃、801■状態、20時間放置後テープを走行させ
てジッターを測定することによる耐湿熱性評価、及び磁
気特性評価を行なった。
これらの試験結果は以下の通りである。
以上の結果から本発明の磁気テープは、比較例である1
従来の磁気テープに比べ、分散性、耐湿熱性、磁気特性
共に秀れていることが判る。
(ト)効 果 本発明は上述の構成であるから、塩化ビニル−酢酸ビニ
ルアルコールとポリウレタンのイソシアネート化合物を
基本組成とするバインダへに、微細化した針状磁性粉を
均一に分散し得、又短期にゲル化等の現象を生じないの
で、磁気変換特性、耐湿熱性及び耐久性が良く、ジッタ
特性の良い磁気テープを提供し得るものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合
    体に、分子量が1万乃至3万のウレタンを混合したバイ
    ンダを分散剤と共に磁性粉と混練した後に、2官能性低
    分子イソシアネート化合物と混練し、更に3官能性低分
    子量イソシアネートと混合してなる磁性塗料を基体上に
    塗布した磁気記録媒体。 (2)前記分散剤として1分子中に2以上の1級若しく
    は2級アミノ基を持つ物質を用いたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の磁気記録媒体。 (3)前記2官能性低分子イソシアネート化合物中に予
    めカーボンブラックを分散しておくことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項若しくは第2項記載の磁気記録媒体
JP15730685A 1985-07-17 1985-07-17 磁気記録媒体 Pending JPS6218618A (ja)

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JP15730685A JPS6218618A (ja) 1985-07-17 1985-07-17 磁気記録媒体

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JPS6218618A true JPS6218618A (ja) 1987-01-27

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63122014A (ja) * 1986-11-11 1988-05-26 Teijin Ltd 磁気記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63122014A (ja) * 1986-11-11 1988-05-26 Teijin Ltd 磁気記録媒体
JPH061543B2 (ja) * 1986-11-11 1994-01-05 帝人株式会社 磁気記録媒体

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