JPS62186140A - 電動圧縮機の支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫あるいは空気調和機等に搭載される電
動圧縮機の支持装置に関する。。

従来の技術 従来、この種の電動圧縮機の支持装置は、例えば特開昭
５９−１５４８８８号公報に示されているように、第４
図のような構造になっていた。

すなわち、電動圧縮機１の両端面２．３から外方に突出
するように形成された支持脚部４．５を基板６に設けら
れた取付固定ボルト７に弾性体よりなる防振材８を介し
てナツト９により固定されている。

発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構造のものでは、圧縮機１を基板６
に固定するナツト９を上方より締め付けなければならな
い構造のために、圧縮機１０両端２．３から外方に突出
するように支持脚部４．５を投けなければならず、圧縮
機１の支持脚部４．５がその投影面中ｒ内に収まらず、
近年の製品のコンパクト化に対応し、圧縮機１の設置面
積を小さくしようとする試みの妨げとなっていた。

そこで、本発明は基板と圧縮機本体との間に生ずる空間
を利用し、圧縮機の設置面積を小さくしようとするもの
である。

問題点を解決するための手段 そして、上記問題点を解決する本発明の技術的手段は、
圧縮機の投影面内に嵌合用支持脚部と固定用支持脚部を
それぞれ設け、さらに基板に、前記嵌合用支持脚部と固
定用支持脚部に対応した取付固定用ボルトを設け、この
各取付固定用ボルトに防振ゴムを貫通して設け、さらに
前記嵌合用支持脚部、固定用支持脚部を前記各取付固定
用永ルトヘ固定する底合用支持脚結合手段と固定用支持
脚結合手段をそれぞれ設け、前記固定用支持脚結合手段
を、前記固定用支持脚部に対応した取付固定用ボルト間
に前記防振ゴムを介して橋渡し状に設けられた固定金具
と、この固定金共の両端に形成された立上りフランジと
、前記固定金具を取付固定用永ルトヘ固定するナツトと
、前記立上りフランジと固定用支持脚部を締結固定する
ねじ手段より構成し、さらに前記支持脚結合手段を、前
記嵌合用支持脚部に対応した取付固定用ボルト間に前記
防振ゴムを介して橋渡し状に設けられた嵌合金具と、こ
の嵌合金具を取付固定用ボルトに固定するナツトと、前
記嵌合金具に形成された挾持フランジと、＠記表会用支
持脚部に形成されかつ前記挾持フランジと嵌合金具の間
に介在される嵌合フランジより構成したものである。

作　　用 この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、従来の支持脚部を、固定用支持脚部と固定金
具および嵌合用支持脚部と嵌合金具とに分割することに
より、圧縮機本体を固定する際、水平方向からのナツト
の締め付けが可能となり、また圧縮機の支持装置を圧縮
機の投影面積内に収めることができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を恣付図面に基づいて説明する
。

第１図〜第３図において、１０は基板で、この基板上に
は取付固定ボルト１１が基板１０から上方に突出するよ
うに溶接にて固定されている。この取付固定ボルト１１
には防振ゴム１８が貫通して設けられている。１２は圧
縮機本体であり、本体下部の投影回申ｌ内には、前記取
付固定ボルト１１に対応して嵌合用支持脚部１３と固定
用支持脚部１４が圧縮機本体１２に溶接固着されている
。

１６は前記嵌合用支持脚部１３に対応する取付固定ボル
ト１１間に橋渡し状に設けられた嵌合金具で、前記嵌合
用支持脚部１３を挾持する挾持フランジ１６ａが設けら
れている。この嵌合金具１６は、ナラ）１９によって前
記取付固定ボルト１１に固定される。２０は前記嵌合用
支持脚部１３と挾持フランジ１６ａの開に介在される防
振材である。１７は前記固定用支持脚部１４に対応する
取付固定ボルト１１間に橋渡し状に設けられた固定金具
で、ナラＩ−１９によって前記取付固定ボルト１１に固
定される。１７ａは前記固定金具１７の両端、に形成さ
れた立上りフランジで、ボルト１５が突出して設けられ
ている。１４　ａは前記固定用支持脚部１４に設けられ
た切欠きで、前記ボルト１５に係合する。２１は前記固
定用支持脚部１４を立上りフランジ１７ａへ締結するナ
ツトである。

上記構成において、圧縮機１２の基板１ｏへの固定は以
下のようになる。

まず嵌合金具１６と固定金具１７を基板１ｏの取付固定
ボルト１１にゴム状の防振ゴム１８を介してナラ）　１
９にで上方より締め付は固定する。

次に圧縮機本体１２に溶接固着されている嵌合用支持脚
部１３をゴム状の防振材２ｏを介して底合金具１６の挟
持フランジ１６ａに嵌め込む。その後、固定用支持脚部
１４の切欠き１４ａを、固定金具１７から水平に突出し
たボルト１５と嵌め合せ、ナツト２１にて水平方向より
締め付は固定することにより、圧縮機１２０基板１０へ
の支持固定が終了する。

したがって本実施例により、圧縮機本体１２の基板１０
への固定は、本体側支持脚部１３．１４を圧縮機の投影
回申ｌ内に収め、水平方向からナツト２１にて固定する
ことにより、従来例のように支持脚部が圧縮機の両端に
張り出すことなく、圧縮機本体１２と基＆１０との間の
空間に収めることができ、圧縮機の設置スペースの縮小
を図ることができる。しかも、最終のナツト２１　ｃＤ
Ｍｔ結作業も横方向からであり、作業性が低下すること
もない。

発明の効果 以上のように本発明は、圧縮機の支持脚部を、圧縮機本
体の投影面内に固定した嵌合用支持−脚部と、固定用支
持脚部とに分割し、さらに基板に設けたボルトに防振ゴ
ムを介してナツトにて固定する嵌合用金具と固定金具を
設け、前記圧縮機本体を固定する際のナツトの締め付け
を、圧縮機本体の側面方向から締め付は可能としたもの
で、圧縮機の支持脚部を圧縮機本体の投影面積内にて収
めることができ、最小の設置スペースで圧、縮機の設置
ができ、機器の小型化が図れる。また、圧縮機本体は、
嵌合用支持脚部と嵌合金具の嵌合にて仮支持を行い、固
定用支持脚部と固定金具のねじによる締結手段にて確実
な固定を行うため、作業性も良好となる。

【図面の簡単な説明】

第１図（、）・（ｂ）・（ｃ）はそれぞれ本発明の一実
施例を示す支持装置を具備した電動圧縮機の側面図、１
０・・・・・・基板、１１・・・・・・取付固定ボルト
、１２・・・・・・圧縮機本体、１３・・・・・・嵌合
用支持脚部、１４・・・・・・固定用支持脚部、１５・
・・・・・ボルト、１６・・・・・・嵌合金具、１６ａ
・・・・・・挾持フランジ、１７・・・・・・固定金具
、１７ａ・・・・・・立上りフランジ、１８・・・・・
・防振ゴム、１９・・・・・・ナツト、２１・・・・・
・ナツト。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図　　　　　　　ＩＯ−基原 ノンーーー　耳ス、イｔＩｆｌ定−ボルト＜４）　　　
　　　　　　／夕２−−　アットｔｔ　−−−Ｊｌζイ
寸囚定Ｊドルト ノ８−−−＋イ）・月１メミ？！ｒＳ＊１６−−−秋合
金人 ／６ａ−−一秩Ｐｒ７ランン゛ ／δ−−−　９丑（コ”ム、 ／９−−−ｆット 第２図　　　　　　勿−防気材 ）／−−−１（封固じこボルト ／４−−一固之用大狩抑伸 ／６−−−すζルト ／７−１！ｌｌＬ金表 ／７ｍ−−一立−Ｅソ７ランシ。 ｌδ　−−ＪＨＬコ゛ム 第３図　　　　　　！’／−７７ト ｚｌ−−−ナット

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電動圧縮機本体の投影面内に、電動圧縮機本体の軸芯に
   対して略対称となるように位置した嵌合用支持脚部と固
   定用支持脚部をそれぞれ設け、さらに前記電動圧縮機本
   体を載置する基板に、前記嵌合用支持脚部、固定用支持
   脚部に対応した取付固定用ボルトを上方へ突出して設け
   、前記各取付固定用ボルトに、筒状の防振ゴムを貫通し
   て設け、さらに前記嵌合用支持脚部、固定用支持脚部を
   前記各取付固定用ボルトへ固定する嵌合用支持脚結合手
   段と固定用支持脚結合手段をそれぞれ設け、前記固定用
   支持脚結合手段を、前記固定用支持脚部に対応した取付
   固定用ボルト間に前記防振ゴムを介して橋渡し状に設け
   られた固定金具と、この固定金具の両端に形成された立
   上りフランジと、前記固定金具を取付固定用ボルトへ固
   定するナットと、前記立上りフランジと固定用支持脚部
   を締結固定するねじ手段より構成し、さらに前記支持脚
   結合手段を、前記嵌合用支持脚部に対応した取付固定用
   ボルト間に前記防振ゴムを介して橋渡し状に設けられた
   嵌合金具と、この嵌合金具を取付固定用ボルトに固定す
   るナットと、前記嵌合金具に形成された挾持フランジと
   、前記嵌合用支持脚部に形成されかつ前記挾持フランジ
   と嵌合金具の間に介在される嵌合フランジより構成した
   電動圧縮機の支持装置。