JPS6218498A - アルミノ珪酸塩含有スラリ−の製造方法 - Google Patents

アルミノ珪酸塩含有スラリ−の製造方法

Info

Publication number
JPS6218498A
JPS6218498A JP15507885A JP15507885A JPS6218498A JP S6218498 A JPS6218498 A JP S6218498A JP 15507885 A JP15507885 A JP 15507885A JP 15507885 A JP15507885 A JP 15507885A JP S6218498 A JPS6218498 A JP S6218498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminosilicate
sodium
slurry
detergent
aqueous solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15507885A
Other languages
English (en)
Inventor
鶴田 康生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP15507885A priority Critical patent/JPS6218498A/ja
Publication of JPS6218498A publication Critical patent/JPS6218498A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 挟帆分互 本発明は、アルミノ珪酸塩(ゼオライト)を含有するス
ラリーの製造方法に関すぎ。
灸米灰扱五 富栄養化問題から洗剤組成物中のリン酸塩の低減化が行
われており、リン酸塩に代る種々の代替ビルダーが検討
され、この中でも、アルミノ珪酸塩(ゼオライト)が注
目されている。洗剤組成物中に使用されるアルミノ珪酸
塩としては。
カルシウムイオン交換能(CEC)が高いもの、粒径の
小さいものが好ましい。
従来、このようなアルミノ珪酸塩は、珪酸塩とアルミン
酸塩とを反応させることにより合成されており、得られ
た合成ゼオライトを洗剤スラリー中に配合し、これを噴
霧乾燥して粒状洗剤としていた。そして、合成を常圧お
よび比較的低温下で速やかに行うためには、過剰アルカ
リを存在させ、比較的低濃度条件で反応を行う必要があ
った。そのため、反応終了後に濾過濃 −縮工程が必要
となり、製造コストの上昇を招き、プロセス的に不利で
あった。また、合成されるアルミノ珪酸塩の粒子径を小
さくしていくと濾過が困難になるため、アルミノ珪酸塩
の微粒子化にはプロセス的な限界があった。アルミノ珪
酸塩は水不溶性であるので洗液中での分散性や被洗布へ
の付着の観点から、粒径は小さいほうが望ましい。
アルミノ珪酸塩は、最終的には洗剤スラリー中に配合さ
れるのであるから、洗剤スラリー中で直接にアルミノ珪
酸塩を合成することが考えられる。このプロセスによれ
ば、濾過、濃縮工程が省略可能であることから、プロセ
ス的に有利となりコストが低減され、また、アルミノ珪
酸塩粒子をいっそう微小化することもできる。
アニオン界面活性剤の存在下にアルミノ珪酸塩を製造す
ることについては、たとえば特開昭50−54599号
公報に開示されている。この公報によれば、界面活性剤
を存在させることにより、粒径の小さなアルミノ珪酸塩
が得られ、また。
最初に沈澱するxi無定形生成物のスラリーが比較的安
定であることが示されている。
しかしながら、この方法は、反応系の制御が難しく、ま
た、得られるアルミノ珪酸塩のカルシウム捕捉能が十分
に大きくないという問題があった。
発明の目的 本発明は、アニオン界面活性剤の存在下に、カルシウム
捕捉能(CEC)の高いアルミノ珪酸塩を合成すること
を目的とする。
見班り貰底 本発明のアルミノ珪酸塩含有スラリーの製造方法は、ア
ニオン界面活性剤の存在下に珪酸ナトリウムとアルミン
酸ナトリウムとを、5i02/Al□○、=1.6〜4
.0の範囲となるように混合してアルミノ珪酸ナトリウ
ムを生成せしめるのに際し、アニオン界面活性剤と珪酸
ナトリウムとを含む水溶液に、必要量の1720〜4倍
量のアルミン酸ナトリウムが毎分当たり添加される添加
速度で、アルミン酸ナトリウムを添加することを特徴と
する。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明では、まず、アニオン界面活性剤と珪酸ナトリウ
ムとを含む水溶液を用意する。水溶液中の珪酸ナトリウ
ムの濃度は、モル比でH20/5io2=40〜100
の範囲、好ましくは50〜85の範囲とすることが適当
である。
アルミノ珪酸塩を微細化し、且つ、結晶化速度を極端に
小さくせず、また、系の均一性を高めるために粘度が極
端に高くならないようにするために、アニオン界面活性
剤は水溶液中にlO〜40重量%配合することが適当で
ある。界面活性剤の好ましい配合量は、15〜30重量
%の範囲である。
アニオン界面活性剤としては適宜のものを用いられるが
、洗剤成分として有効に利用されるものが好ましく、た
とえば、 平均炭素数10〜16のアルキル基を有する直鎖アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩、 平均炭素数10〜20のオレフィンスルホン酸塩、平均
炭素数10〜20の直鎖または分岐鎖のアルキル基もし
くはアルケニル基を有し、平均0.5〜8モルのエチレ
ンオキサイドを付加したアルキルエーテル硫酸塩または
アルケニルエーテル硫酸塩、 平均炭素数10〜20のアルキル基を有するアルキル硫
酸塩、 平均炭素数10〜22の飽和または不飽和脂肪酸塩、 以下の一般式で表わされるα−スルホ脂肪酸塩またはα
−スルホ脂肪酸エステル塩 R−CHC○2Y S○、Z (式中のYは炭素数1〜3のアルキル基または対イオン
、2は対イオン、Rは炭素数10〜22のアルキル基ま
たはアルケニル基である。)などが例示できる。
この水溶液中には、ポリエチレングリコール、その他の
添加剤、たとえば洗剤組成物中に配合される洗剤成分等
を添加することもできる。
ついで、この水溶液にアルミン酸ナトリウムが添加され
る。アルミン酸ナリトウムは水溶液の形で、添加後の液
組成が、モル比でS i O2/Al2O3壬1.6〜
4.0、好ましくは1.8〜3.04:なるように添加
される。モル比が上記範囲を逸脱すると、生成するアル
ミノ珪酸塩のカルシウムイオン捕捉能が低下する。また
、アルミノ珪酸塩合成水熱反応は過剰アルカリの存在下
に行われ、添加後の最終的な液組成が、Na2O/5i
n2≧0.8、好ましくは1.0〜3.0、H20/N
a20=8−40、好ましくは10〜30となるように
添加することが適当である。添加するアルミン酸水溶液
の濃度は、A1□03として15〜40重量%程度が適
当である。
アルミン酸ナトリウム水溶液は、所定のSiO2/A1
□O1比を達成するのに必要なアルミナ量の1720〜
4倍量、好ましくは175〜3倍量が毎分光たり添加さ
れる速度で、珪酸ナトリウムおよび界面活性剤を含有す
る水溶液に添加される。この添加速度が大き過ぎても、
小さ過ぎてもCECの大きなアルミノ珪酸ナトリウムを
得ることができない。界面活性剤と珪酸ナトリウムとを
含む水溶液に、アルミン酸ナトリウムを緩慢に添加する
と、当初にS x Oz / A l□○。
比の高いゲルが形成され易く、このようなゲルは、後か
ら添加されるアルミン酸ナトリウムによって最終的に系
全体の5i02/AL□01比が所定の値に低下してか
ら時間をかけて熟成しても、カルシウム捕捉能の大きな
アルミノ珪酸ナトリウムにはならない。一方、過度に急
速にアルミン酸ナトリウムを添加すると、反応系の均一
性が維持できず、系内に濃度勾配が生じて好ましくなく
、やはりカルシウム捕捉能が大きなアルミノ珪酸ナトリ
ウムが得られない。
アルミン酸ナトリウムの添加は、40〜906C程度の
温度下に行うことが好ましい。
アルミン酸ナトリウムの添加終了後、30〜80℃の温
度で5〜90分程度維持して熟成し、結晶化を促進する
ことにより、分散性や熱安定性の良いアルミノ珪酸ナト
リウムを含むスラリー濃度2〜10重量%程度の分散液
が得られる。ここでスラリー濃度とは、スラリー中での
アルミノ珪酸ナトリウム(無水物基準)の濃度である。
ついで、この分散液を中和、脱水することによりアルミ
ノ珪酸ナトリウムを回収することもできるが、この分散
液を濾過工程を経ることなく中和してそのまま洗剤スラ
リー用の原料スラリーとして用いることがプロセス的に
有利である。後者の場合には、洗剤スラリーの調製に必
要な水を、アルミノ珪酸ナトリウムの水熱合成に必要な
水媒体として利用することができる。
よって、 ■ アニオン界面活性剤含有水溶液中でのアルミノ珪酸
塩の製造工程と。
■ 得られたゼオライト分散液を組成調整して洗剤スラ
リーとする工程 とを組み合わせることにより、脱水工程を省略して、ア
ルミノ珪酸塩含有洗剤スラリーを得ることができる。
アルミノ珪酸塩の製造工程で得られたスラリー中にはア
ルミノ珪酸ナトリウムの他に、アニオン界面活性剤が含
まれるので、必要によりさらに他の洗剤成分、たとえば
追加量のアニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、珪
酸ナトリウム、炭酸ナトリウムなどのアルカリビルダー
、硫酸ナトリウム、ニトリロ三酢酸塩、エチレンジアミ
ン四酢酸塩などの有機キレート剤、ポリアクリル酸など
の高分子電解質、蛍光増白剤、香料などを添加し、所望
により水分量を調整して洗剤スラリーとし、噴霧乾燥す
ることにより粒状洗剤が得られる。また、熟成により得
られたアルミノ珪酸塩含有スラリーを中和する際に、中
和剤として、洗剤成分の酸の形の前駆体、たとえばアル
キルベンゼンスルホン酸、硫酸などを用い、中和生成物
を洗剤成分として有効に利用することもできる。
澄明の効果 本発明によれば、アニオン界面活性剤の存在下にアルミ
ン酸ナトリウムと珪酸ナトリウムとからアルミノ珪酸ナ
トリウムを製造する際に、アニオン界面活性剤と珪酸ナ
トリウムとを含む水溶液に、添加速度を制御してアルミ
ン酸ナトリウムを加えることにより、カルシウム捕捉能
の大きなアルミノ珪酸ナトリウムを得ることができる。
得られたアルミノ珪酸ナトリウム分散液は、洗剤スラリ
ーの原料として用いることができる。そこで、 ■ アルミノ珪酸ナトリウムの合成 ■ 脱水によるアルミノ珪酸ナトリウムの単離または高
濃度分散液の調製 ■ 洗剤スラリーへの配合 という従来の洗剤製造プロセスに比べ、■脱水工程を省
略することができるので、プロセス的に非常に有利であ
る。また、脱水を前提としないので、アルミノ珪酸ナト
リウム粒子を所望の値まで微細化することも可能である
実施例 以下の組成の水溶液を調製した。
014〜.8のα−オレフィン スルホン酸ナトリウム  10重量部 ポリエチレングリコール (平均分子量: 6,000)   1重量部JISa
号珪曹 (Na20・3SiO,)   10重量部水    
           62重量部この水溶液を65℃
に加温して攪拌しながら、65℃に加温した以下の組成
のアルミン酸ナトリウムを、第1表に示した添加速度で
注入し、注入終了後、65℃の温度でさらに30分間攪
拌し、熟成して結晶化させた。
1.6Na20・Al□0.       12重量部
水              18重量部得られた分
散液を濾過、水洗、風乾してアルミノ珪酸ナトリウムを
回収した。このアルミノ珪酸ナトリウムのカルシウム捕
捉能(CEC)を測定して第1表に示した。
なお、反応系のモル比は5i02/A1203=2.5
であり、添加されたA1□03の最終的な量は5.1g
である。
また、CECは無水物1g当たりのカルシウムイオン捕
捉量である。
(以下余白)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、アニオン界面活性剤の存在下に珪酸ナトリウムとア
    ルミン酸ナトリウムとを、SiO_2/Al_2O_3
    =1.6〜4.0の範囲となるように混合してアルミノ
    珪酸ナトリウムを生成せしめるのに際し、アニオン界面
    活性剤と珪酸ナトリウムとを含む水溶液に、必要量の1
    /20〜4倍量のアルミン酸ナトリウムが毎分当たり添
    加される添加速度で、アルミン酸ナトリウムを添加する
    ことを特徴とするアルミノ珪酸塩含有スラリーの製造方
    法。
JP15507885A 1985-07-16 1985-07-16 アルミノ珪酸塩含有スラリ−の製造方法 Pending JPS6218498A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15507885A JPS6218498A (ja) 1985-07-16 1985-07-16 アルミノ珪酸塩含有スラリ−の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15507885A JPS6218498A (ja) 1985-07-16 1985-07-16 アルミノ珪酸塩含有スラリ−の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6218498A true JPS6218498A (ja) 1987-01-27

Family

ID=15598171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15507885A Pending JPS6218498A (ja) 1985-07-16 1985-07-16 アルミノ珪酸塩含有スラリ−の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6218498A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1073430A (en) Crystalline type-a zeolite molecular sieve and a process for the production thereof
US4311607A (en) Method for manufacture of non-gelling, stable zeolite - inorganic salt crutcher slurries
CA1082163A (en) Crystalline type-a zeolite powder iv
CA1117733A (en) Preparation of finely-divided, water-insoluble silicate cation-exchangers with a narrow particle size spectra
DK152376B (da) Pulverformede vaske- og rensemidler og fremgangsmaade til deres fremstilling
JP2837325B2 (ja) 洗剤組成物及びその製造法
EP0652934B1 (en) Use of aluminosilicates of the zeolite p type as low temperature calcium binders
US4846990A (en) Fabric-softening detergent
JPS6137320B2 (ja)
JPH11504363A (ja) 粒状洗剤成分または組成物の製法
JPS6218498A (ja) アルミノ珪酸塩含有スラリ−の製造方法
GB2106482A (en) Method for retarding gelation of bicarbonate-carbonate-zeolite- silicate crutcher slurries
JPS6159282B2 (ja)
SU929702A1 (ru) Способ получени моющего средства
JPS6218497A (ja) アルミノ珪酸塩含有洗剤原料用スラリ−の製法
AU6701496A (en) Aluminosilicates
JPS5858398B2 (ja) 洗剤製造法
JPS6217016A (ja) ゼオライトの製造方法
JPS6221725B2 (ja)
JPS62256720A (ja) 結晶性アルミノ珪酸塩含有スラリ−の連続製造方法
JPS62252314A (ja) アルミノ珪酸塩含有スラリ−の製造方法
KR100345472B1 (ko) 결정성이 낮은 제올라이트의 제조방법
JP4372861B2 (ja) マカタイト型ケイ酸ナトリウムの製造方法
JPS62256895A (ja) アルミノ珪酸塩含有洗剤原料用スラリ−の製造方法
JPS638212A (ja) アルミノ珪酸塩含有スラリ−の製造方法