JPS62184982A - 自動二輪車等の車両用フレ−ム - Google Patents
自動二輪車等の車両用フレ−ムInfo
- Publication number
- JPS62184982A JPS62184982A JP2742886A JP2742886A JPS62184982A JP S62184982 A JPS62184982 A JP S62184982A JP 2742886 A JP2742886 A JP 2742886A JP 2742886 A JP2742886 A JP 2742886A JP S62184982 A JPS62184982 A JP S62184982A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- frame
- vibration
- rear frame
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 5
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 241000499917 Milla Species 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動二輪車等の車両に用いられるフレームに
関する。
関する。
エンジンを支持するメインフレームにシートレールを連
結し、このシートレール上にシートを取付けた自動二輪
車では、従来、シートレールとシートとの間にゴム製の
ダンパを介装し、運転中、シートレールからシートに伝
わるエンジン振動を上記ダンパで吸収するようにしてい
る。
結し、このシートレール上にシートを取付けた自動二輪
車では、従来、シートレールとシートとの間にゴム製の
ダンパを介装し、運転中、シートレールからシートに伝
わるエンジン振動を上記ダンパで吸収するようにしてい
る。
ところが、乗り心地をより良くするために、ダンパの吸
振性能を高めると、ダンパが柔らかくなり過ぎるから、
シートが浮動状態となって振れ動き易くなり、シートレ
ールに対する支持の確実性が失われてしまう不具合があ
る。
振性能を高めると、ダンパが柔らかくなり過ぎるから、
シートが浮動状態となって振れ動き易くなり、シートレ
ールに対する支持の確実性が失われてしまう不具合があ
る。
そこで、本発明においては、シートを支持するリヤフレ
ームに、制振用質量体を弾性体を介して浮動状態に取付
けたことを特徴とする。
ームに、制振用質量体を弾性体を介して浮動状態に取付
けたことを特徴とする。
この構成によれば、リヤフレームにエンジン振動が伝わ
ると、制振用質量体がリヤフレームとは独立して振動す
るので、この制振用質量体の固有振動数をリヤフレーム
の振動数に応じて適宜設定すれば、リヤフレームの振動
を有効に相殺することができ、リヤフレームの振動の共
振点を、エンジンの常用回転域からずらすことができる
。したがってミリャフレームからシートに伝わる振動を
軽減でき、乗り心地が向上する。
ると、制振用質量体がリヤフレームとは独立して振動す
るので、この制振用質量体の固有振動数をリヤフレーム
の振動数に応じて適宜設定すれば、リヤフレームの振動
を有効に相殺することができ、リヤフレームの振動の共
振点を、エンジンの常用回転域からずらすことができる
。したがってミリャフレームからシートに伝わる振動を
軽減でき、乗り心地が向上する。
それとともに、シートを弾性支持するにしても、その支
持部分で吸収する撮動は僅かで済むから、従来程吸振性
能を高める必要もなく、その分、シートをリヤフレーム
に対し確実に取付けることができる。
持部分で吸収する撮動は僅かで済むから、従来程吸振性
能を高める必要もなく、その分、シートをリヤフレーム
に対し確実に取付けることができる。
〔発明の実施例)
以下本発明の第1実施例を、自動二輪車に適用した第1
図ないし第4図にもとづいて説明する。
図ないし第4図にもとづいて説明する。
第1図中符号1はクレードル形のフレームを示し、この
フレーム1はフロントフォーク2やエンジン3を支持す
るメインフレーム4と、シート5を支持するリヤフレー
ム6とで構成される。
フレーム1はフロントフォーク2やエンジン3を支持す
るメインフレーム4と、シート5を支持するリヤフレー
ム6とで構成される。
メインフレーム4はステアリングヘッドパイプ7とリヤ
アーム8を枢支するブラケット9との間を、側面視−直
線状に結ぶ左右のメインバイブ10と、このメインバイ
ブ10の下方において、上記ステアリングヘッドバイブ
9とブラケット9とを結ぶ左右のダウンチューブ11を
主たる構成としてなり、これらメインバイブ10とダウ
ンチューブ11との間にエンジン3が搭載されている。
アーム8を枢支するブラケット9との間を、側面視−直
線状に結ぶ左右のメインバイブ10と、このメインバイ
ブ10の下方において、上記ステアリングヘッドバイブ
9とブラケット9とを結ぶ左右のダウンチューブ11を
主たる構成としてなり、これらメインバイブ10とダウ
ンチューブ11との間にエンジン3が搭載されている。
一方、上記リヤフレーム6はメインバイブ10の中間部
上面から後方に向って延びる左右のシートレール12と
、このシートレール12の後端部を支える左右のバック
ステー18を備え、このシートレール12の上面にゴム
製のパッド13を介してシート14が支持されている。
上面から後方に向って延びる左右のシートレール12と
、このシートレール12の後端部を支える左右のバック
ステー18を備え、このシートレール12の上面にゴム
製のパッド13を介してシート14が支持されている。
そして、本実施例の場合、一方のシートレール12の中
間部下面には、中空箱状をなしたケース15が溶接され
ている。このケース15はシートレール12と一体化さ
れており、その内部には制振用質m体として所定の質量
を有する棒状のウェイト16が収容されている。このケ
ース15の内周面には、例えばゴムやスポンジ等からな
る弾性体17が被着されており、この弾性体11の内側
に上記ウェイト16がシートレール12と平行をなして
隙間なく密に嵌合されている。
間部下面には、中空箱状をなしたケース15が溶接され
ている。このケース15はシートレール12と一体化さ
れており、その内部には制振用質m体として所定の質量
を有する棒状のウェイト16が収容されている。このケ
ース15の内周面には、例えばゴムやスポンジ等からな
る弾性体17が被着されており、この弾性体11の内側
に上記ウェイト16がシートレール12と平行をなして
隙間なく密に嵌合されている。
したがって、弾性体11はケース15とウェイト16と
の間に介装されて、ウェイト16をシートレール12に
対し浮動状態に弾性支持している。
の間に介装されて、ウェイト16をシートレール12に
対し浮動状態に弾性支持している。
なお、上記左右のシートレール12は、その前後方向に
離間した複数箇所でりOスタンバ19を介して互いに連
結されている。
離間した複数箇所でりOスタンバ19を介して互いに連
結されている。
このような構成の第1実施例によると、シートレール1
2と一体化されたケース15内に、弾性体11を介して
ウェイト16を浮動状態に収容したので、エンジン3の
振動がメインフレーム4を経てシートレール12に伝わ
ると、ウェイト16がシートレール12とは独立して振
動するようになる。このため、ウェイト16の固有振動
数をシートレール12の振動数に応じて適宜設定すれば
、シートレール12の振動を有効に相殺することができ
、シートレール12の振動の共振点をエンジン3の常用
回転域からずらすことが可能となる。
2と一体化されたケース15内に、弾性体11を介して
ウェイト16を浮動状態に収容したので、エンジン3の
振動がメインフレーム4を経てシートレール12に伝わ
ると、ウェイト16がシートレール12とは独立して振
動するようになる。このため、ウェイト16の固有振動
数をシートレール12の振動数に応じて適宜設定すれば
、シートレール12の振動を有効に相殺することができ
、シートレール12の振動の共振点をエンジン3の常用
回転域からずらすことが可能となる。
したがって、常用回転域においてシートレール12から
シート14に伝わる振動を軽減することができ、乗り心
地が向上する。
シート14に伝わる振動を軽減することができ、乗り心
地が向上する。
また、このようにシートレール12自体の撮動が抑えら
れるから、シート14をパッド13によって弾性支持す
るにしても、このパッド13で吸収する振動は僅かで済
むことになる。このため、パッド13の吸振性能を従来
程高める必要もなく、その分、シート14をシートレー
ル12に対し確実に取付けることができる。
れるから、シート14をパッド13によって弾性支持す
るにしても、このパッド13で吸収する振動は僅かで済
むことになる。このため、パッド13の吸振性能を従来
程高める必要もなく、その分、シート14をシートレー
ル12に対し確実に取付けることができる。
なお、本発明は上述した第1実施例に特定されるもので
はなく、例えば第5図に示す本発明の第2実施例のよう
に、シートレール12の内部空間に弾性体17を介して
ウェイト16を直接挿入しても良い。
はなく、例えば第5図に示す本発明の第2実施例のよう
に、シートレール12の内部空間に弾性体17を介して
ウェイト16を直接挿入しても良い。
また、第6図および第7図に示す本発明の第3実施例の
如く、板状に形成されたウェイト31の両端面を弾性体
32により被覆し、このウェイト31をシートレール1
2の外側面にボルト33およびナツト34を介して弾性
的に締付は固定しても良い。
如く、板状に形成されたウェイト31の両端面を弾性体
32により被覆し、このウェイト31をシートレール1
2の外側面にボルト33およびナツト34を介して弾性
的に締付は固定しても良い。
さらに、例えばシートレールを結ぶクロスメンバにツー
ルボックスを固定し、このツールボックスの内部に弾性
体を被着するとともに、この弾性体の内側にスパナやプ
ライヤ等の車載工具を挿入すれば、この車載工具にウェ
イトとしての機能を代用させることもできる。
ルボックスを固定し、このツールボックスの内部に弾性
体を被着するとともに、この弾性体の内側にスパナやプ
ライヤ等の車載工具を挿入すれば、この車載工具にウェ
イトとしての機能を代用させることもできる。
また、ウェイトの個数および取付は位置は、リヤフレー
ムの形状やリヤフレームの振動の大きさ等に応じて任意
に設定されるものであり、かつまた、フレーム自体も自
動二輪車用に限らず、例えば後輪が二輪の自動三輪車用
のフレームでも同様に実施可能である。
ムの形状やリヤフレームの振動の大きさ等に応じて任意
に設定されるものであり、かつまた、フレーム自体も自
動二輪車用に限らず、例えば後輪が二輪の自動三輪車用
のフレームでも同様に実施可能である。
以上詳述した本発明によれば、リヤフレームの振動の共
振点を、エンジンの常用回転領域からずらすことが可能
となるから、運転中リヤフレームからシートに伝わる振
動を軽減することができ、乗り心地が向上する。
振点を、エンジンの常用回転領域からずらすことが可能
となるから、運転中リヤフレームからシートに伝わる振
動を軽減することができ、乗り心地が向上する。
また、シーt・を弾性支持するにしても、従来程吸振機
能を高める必要はなく、その分、シートをリヤフレーム
上に確実に固定できる利点がある。
能を高める必要はなく、その分、シートをリヤフレーム
上に確実に固定できる利点がある。
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例を示し、第1
図は自動二輪車のa1面図、第2図は第1図中■−■線
に沿う断面図、第3因は第2図中■−m線に沿う断面図
、第4図はフレームの平面図、第5因は本発明の第2実
施例を示す断面図、第6図および第7図は本発明の第3
実施例を示し、第6図は側面図、第7図は第6図中■−
■線に沿う断面図である。 3・・・エンジン、4・・・メインフレーム、6・・・
リヤフレーム、14・・・シート、16.31・・・制
撮用貿吊体(ウェイト) 、17.32・・・弾性体。
図は自動二輪車のa1面図、第2図は第1図中■−■線
に沿う断面図、第3因は第2図中■−m線に沿う断面図
、第4図はフレームの平面図、第5因は本発明の第2実
施例を示す断面図、第6図および第7図は本発明の第3
実施例を示し、第6図は側面図、第7図は第6図中■−
■線に沿う断面図である。 3・・・エンジン、4・・・メインフレーム、6・・・
リヤフレーム、14・・・シート、16.31・・・制
撮用貿吊体(ウェイト) 、17.32・・・弾性体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 エンジンを支持するメインフレームに、シートを支持す
るリヤフレームを連結した自動二輪車等の車両用フレー
ムにおいて、 上記リヤフレームに、制振用質量体を弾性体を介して浮
動状態に取付けたことを特徴とする自動二輪車等の車両
用フレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2742886A JPS62184982A (ja) | 1986-02-10 | 1986-02-10 | 自動二輪車等の車両用フレ−ム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2742886A JPS62184982A (ja) | 1986-02-10 | 1986-02-10 | 自動二輪車等の車両用フレ−ム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62184982A true JPS62184982A (ja) | 1987-08-13 |
Family
ID=12220839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2742886A Pending JPS62184982A (ja) | 1986-02-10 | 1986-02-10 | 自動二輪車等の車両用フレ−ム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62184982A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06286679A (ja) * | 1992-08-28 | 1994-10-11 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 自動2輪車のフレーム構造及びフレーム製造方法 |
-
1986
- 1986-02-10 JP JP2742886A patent/JPS62184982A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06286679A (ja) * | 1992-08-28 | 1994-10-11 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 自動2輪車のフレーム構造及びフレーム製造方法 |
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