JPS62182006A - エンドレスチユ−ブを用いたポリエチレン袋類の包装方法および装置 - Google Patents

エンドレスチユ−ブを用いたポリエチレン袋類の包装方法および装置

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JPS62182006A
JPS62182006A JP1804586A JP1804586A JPS62182006A JP S62182006 A JPS62182006 A JP S62182006A JP 1804586 A JP1804586 A JP 1804586A JP 1804586 A JP1804586 A JP 1804586A JP S62182006 A JPS62182006 A JP S62182006A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主としてポリエチレン袋類のチューブ包装方法
と装置に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
ポリエチレン袋類は所定寸法に切断しシールされろこと
により作られ、積み重ねられた所要枚数を一県位として
包装されるのを通例とする。しかし、この種物品は比較
的柔軟で滑りやすく、所定の状態や位置に固定しがたい
性状であり、そのため製袋・切断・積層・折畳み工程は
自動化が進んでいるが、最終包装工程については、的確
な自動化がなされていないのが実情である。
すなわち、この種物品の包装方法としては、ポリエチレ
ン質などのエンドレスチューブを用いる方法がある。し
かし、周知のように、エンドレスチューブは概ね薄く、
腰が無いため、これを簡単確実に口開きして目的物品を
整然と装入するのが難しい。この方法として、従来では
、チューブにエアを吹き込み、爪やへら類を差し込んで
拡開状態を保持しながら反対側から物品を押し込んだり
、チューブを爪で掴んで浮動中子を容入したまま上昇さ
せ上から物品を落し込んだりする手法が採られていた。
しかし、エア吹き込み方式は、エア圧、吹き込み方向、
チューブ材質、肉厚などで口開き作用が微妙に変化する
。爪による牽引と浮動中子を利用する方法も、チューブ
の引張り強さ、肉厚、物品重量等により牽引条件が変化
する。また、チューブを負圧で開く方式もあるが、チュ
ーブの厚さや、静電気等により吸引性能が大きくバラつ
く。
そのため、これら方法はいずれも不確定要素が多く微妙
な調整を必要とするとともに、大掛かりで複雑な順送り
機構を必要とするため包装スピードが遅く、故障による
操業停止がつきまとう。また、各種袋寸法や材質に対応
し難く、汎用性に乏しいという問題があった。
さらに、装置的にも一ケ所で集中して作業が行われ、多
数の往復運動機構が入り組んだものとなるため、大型で
複雑、高価な構造となり、保守点検も難作業となる問題
があった。
そのため、現実には、簡易性のメリットがありながらチ
ューブ包装はあまり利用されず、被包用のポリエチレン
袋を別途製袋し、これにポリエチレン袋を束にして手作
業で詰め込むか、あるいは幅広の平フィルムにポリエチ
レン袋を積み重ね、平フィルムを畳んで熱シールする三
方シール方式などのフィルム包装が一般的に採用されて
いた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記した問題点を解消するために研究して創案
されたもので、その目的とするところは、ポリエチレン
袋などの比較的柔軟で滑りやすく固定しにくい物品を、
エンドレスチューブ包装の簡易性を生かして確実かつ能
率良く自動包装することができ、また、物品のサイズ、
材質、種類の変化にも自在に対応でき、さらには主物品
の包装に関連するラベル入れなどの工程を随時組み込め
る汎用性の高い包装方法を提供することにある。
また本発明の他の目的は、前記方法の実施に好適な簡単
、コンパクトな構造の包装装置を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、従来のチューブ包装
の発想を転換し、チューブ包装を順送り工程でなく数段
に分離独立した工程で、しかも特殊かつ簡単なな冶具を
用いて行うことで被包物やチューブの特性に起因する問
題を解決したものである。
すなわち本発明の特徴とするところは、包装すべきポリ
エチレン袋類を予めケーサ−に装入する工程と、前記ケ
ーサ−を中子と直列状に位置させてエンドレスチューブ
を中子で口開きしなからケーサ−外周に繰出し被包させ
た後、包装チューブを所定長さに切断する工程と、包装
チューブと被包ポリエチレン袋類をケーサ−の内外より
同時に抜取り、包装チューブの要部開口をシールする工
程とを順次反復することにある。
また本発明の他の特徴とするところは、包装するポリエ
チレン袋類の形状に対応しこれが崩れないように保持す
るケーサ−と、ケーサ−の目端部に接触可能な中子と、
チューブを中子を介してケーサ−を覆うように繰り出す
装置と、ケーサ−から包装チューブと被包ポリエチレン
袋類を同時に抜取る手段と、ケーサ−をポリエチレン袋
類の装入位置と被包位置および抜取り位置の間で順次移
動させる機構とを備えた装置としたことにある。
〔実 施 例〕
以下本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図ないし第14図は本発明による包装方法および装
置の実施例を示すもので、1は被包物たとえばポリエチ
レン袋であり、製袋装置により製袋、切断され、必要枚
数積み重ねられる。2は被包用のエンドレスチューブ(
以下被包チューブと称す)であり、好ましくはミシン目
22が入れられたものを用いるが、これに限るものでは
ない63はケーサ−であり、少なくとも前部にポリエチ
レン袋1を装入する開口部9の形成された薄箱状をなし
、相対する2面に取り出し用の切欠部10.10が設け
られている。
第8図ないし第10図は本発明で使用するケーサ−3の
実施例を示すものである。
第8図は固定タイプであり、被包物1の寸法に応じた幅
と高さ及び厚さの箱状に作られ、下部には移動機構6に
対するブラケット等の取り付は部材11が設けられてい
る。
第9図は可!1!I+ (開閉)タイプであり、広溝型
の固定部体30とこれと交合する同形の可動部体31か
らなっており、固定部体30は下部が取り付は部材11
に固定され、可動部体31は補強カバー12により根元
付近を補強されるとともに、支点ピン13により取り付
は部材または固定部体30に枢着され、常態において押
えバネ14の圧力で固定部体30と交合閉鎖され、被包
物1の装入時に、可動部体31に固定したレバー類15
を操作することにより、支点ピン13を中点として開口
部9が拡開されるようになっている。
このタイプは主として積層・半折されやや固定された被
包物の装入に適しており、装入の容易さとともに、積層
間の空気排除を行える利点がある。
第9a図は可動タイプの別の実施態様を示すもので、広
溝型の固定部体30の頂縁部に面板状の2つの可動部体
31,31をヒンジ34,34により左右に開放される
ように枢着し、可動部体31.31の下面には抑圧用の
凸部35.35を設けている。
第10図は着脱タイプであり、取り付は部材11に固定
された広溝型の固定部体3oと、これと同形の分離部体
32とそれらの結合機構33からなっている。結合機構
33は取り付は部材11と分離部体32の厚さ方向を貫
くピン類や、図示のように分離部体32の凹面320と
係脱する数条のへら状レバー330とバネ331の組合
せなど任意である。
この着脱タイプは製袋加工され、切断・積層されたまま
の被包物を装入したり、他の物品を同時装入するのに適
している。
4は前記ケーサ−2の開口部9と対峙する関係位置に配
された中子であり、全体が滑面につくられ、上端に被包
チューブ2を口開きするための丸みを帯びた鋭角状ガイ
ド部40を有し、下端はケーサ−3の開口部9よりも適
度に大きな底面積に構成され、かつ、ケーサ−3との直
列整合を得るため、第4a図や第4b図のように開口部
9にはまる凸状または凹状の接続用部41が設けられて
いる。
5は被包チューブ2の繰出し機構であり、図示するもの
では、繰出しピンチローラ50と、これよりも下方の一
対の上部送りベルト51と、該送りベルト51のベルト
間隙に進退自在に配された一対のストッパ52と、ケー
サ−壁面に対峙する一対の下部送りベルト53とを用い
ている。
前記上部送りベルト51とストッパ52は図示しないが
、たとえばコンベア軸間を結合するかご状の枠体等に搭
載されて、ピンチローラ上方のフレームに設けたエアシ
リンダのごときにより吊持され、第1図のように待機位
置Aと作動位置Bとの間で移動し得るようになっており
、中子4の中間壁面にはストッパ52がはまる係合部4
2が設けられている。
下部送りベルト53は第3図のように待機位置Cと作動
位置りの間で揺動自在となっており、前記上部送りベル
ト51ともども前記繰出しピンチローラ50の駆動部等
と電気的または機械的に接続され、待機位置から作動位
置あるいはその逆への変位と、駆動軸54および歯車機
構55等を介しての回転が行われるようになっている。
6はケーサ−移動機構であり、ケーサ−3を支持し、こ
れをすくなくとも被包物1の装入位置。
チューブ被包位置、および抜取り(シール)位置へと順
次移動させるためのものである。
第5図ないし第7図はケーサ−移動機構6の実施例を示
すもので、まず、第5図は回転方式であり、ケーサ−3
は必要工程数に応じ回転軸61に等分装置(図示の例で
は4等分)され、回転軸61の駆動で、装入位置(a)
−被包位置(b)−抜き出し・シール位置(c)−遊体
位置(d)へと間欠的に搬送されるようになっている。
第6図は揺動方式であり、ケーサ−3は回転軸61に固
定され、これの駆動により装入位v1(e)−被包位置
(f)−シール位置(g)−抜き出し位IR(h)へと
移動し、装入位置へと早送りされるようになっている。
第7図はトランスファ一方式であり、チェーンコンベア
やターンテーブル62等が利用されこれに、ケーサ−3
が間隔的に取付けられ、装入位置(i)−被包位置(j
)−シール位置(k)−抜き出し位置(1)へと直線移
動し、コンベアの復路により装入位置へと復帰するよう
になっている。
7はケーサ−3を被包後切断された単位被包チューブ2
0とケーサ−内の被包物1を同時に抜き取る手段であり
、ケーサ−3の厚さ方向および長   −平方向に変位
可能なロボットフィンガーまたはピンチローラが一般に
は用いられるが、ケーサ−が傾斜または倒立される移動
方式の場合は、被包装ポリエチレンの自重を利用した滑
り斜面でもよい。
その地図面において、17はシール手段、18は包装製
品である。
次に本発明による包装工程を詳述すると、包装は次の工
程の反復で行われる。
■ケーサー3に被包物1を装入、収容する工程■ケーサ
−3を中子4と直列状に整合させ、この状態で被包チュ
ーブ2を繰出し、中子により口開きすると共にケーサ−
3の外周に被包させ、被包チューブ2を所定長さに切断
する工程 ■ケーサー3を取り巻く単位被包チューブ2゜とケーサ
−内の被包物1を同時にケーサ−3から抜取り、単位被
包チューブ20の少なくとも一端開口をシールする工程 まず、■の装入工程は、ケーサ−3が固定タイプの場合
には、直立または傾斜したケーサ−3の開口部9に被包
物1を落し込み等により収容させる。
ケーサ−3が可動タイプの場合には、レバー類15に押
えバネ14の圧力に勝るカを加え、第11a図のように
支点ピン13を中心に可動部体31を枢動させ、開口部
9を拡開して被包物1を滑り込ませればよい。
このとき、装入補助装置8たとえば、ベルトコンベアと
ローラー等の組合せ(第5図)を用いたり。
あるいは滑りやすい傾斜テーブルと左右の規制ガイドの
組合せ(第1.la図、第6図)を用い、ケーサ−3を
同じ角度に傾斜させ、被包物1の滑り込みに合せてケー
サ−の開閉を行うとより効果的である。
第9図aのケーサ−においては、ヒンジ34゜34によ
り可動部体31.31を左右に開けば上面が開放される
ので、クランパーによる引出し位置あるいは被包物の落
下位置に置いてやればよく。
装入後回動部体31.31を閉じれば被包物は凸部35
,35により押圧され厚さが減少する。
また、着脱タイプの場合は、適当な移送機構を用いて分
離部体32を第11b図のように被包物の加工・切断・
落下・積層される位置に配し、所定の枚数に達したとき
に空の分離部体と交換して固定部体30に移送し、結合
機構33で交合一体化すればよい。
次いでケーサ−3は被包物1を収容したまま移動機構6
により被包位置(第5図a、第6図f、第7図j)に移
動され、該位置で停止し、■の被包工程が行われる。
まず、中子4は常態においてストッパ52が係合部42
に嵌まることで固定され、上部送りベルト51とともに
ケーサ−3の移動を妨げないよう待機位置Aに保持され
ており、ケーサ−3の停止と共に、作動位置Bに下降し
、ストッパ52が外される。これにより、中子4の接続
用部41とケーサ−3の開口部9がはまり合い、直列状
に整合一体化する。
この状態になったのを検知すると、繰出しピンチローラ
50が駆動して被包チューブ2が繰り出され、このピン
チローラに連動して上部送りベルト51が作動する。こ
れらの動作で被包チューブ2は中子4の鋭角状ガイド部
40で広げられつつ上部送りベルト51で中子4の長手
方向に繰り出され、中子4と整列しているケーサ−3の
開口外周に到る。
この直後1回転駆動している下部送りベルト53が待機
位置Cから作動位置りへと揺動し、ケーサ−3の壁面に
そって被包チューブ2を挟み込む。
これにより被包チューブ2は所定の長さ送られ、ケーサ
−3を被包する。そして、このときに上下の送りベルト
51.53は駆動を停止する。停止した上部送りベルト
51は中子4と被包チューブ2を、下部送りベルト53
はケーサ−3の壁面に沿って被包チューブ2をそれぞれ
挟み込み保持する。第12図はこの段階を示す。
次にストッパ52が前進して中子4を固定し、上部送り
ベルト51は被包チューブ2の繰出し部を挟んだままケ
ーサ−3の移送を妨げない待機位置Aに上昇する。これ
により、予め所定位置に設けられている被包チューブ2
のミシン目22から両端開口部のシール化を残した所定
長さに切断され、被包チューブ2は単位被包チューブ2
0と次の繰出し部21とに分離される。ケーサ−3が延
長中子として機能するため次回の被包チューブ2の口開
きおよび繰出しも確実となる。
被包チューブ2が切断されると、下部送りベルト53は
再びケーサ−の移動を妨げない待機位置Cへと反転格納
され、次のサイクルに備える。
なお、被包チューブ2の切断は、図示のようなミシン目
22の切り離しのほか、上部送りベルト51と下部送り
ベルト53間に刃物または熱刃を進退自在に配すること
でも実施でき、また、切断と同時に切断開口23のシー
ルを行ってもよい。
さらに1図示する態様では繰出し機構5とケーサ−3と
の整合姿勢が垂直であるが、斜めまたは水平等360度
位置のいずれであってもよいことはいうまでもない。
次いでケーサ−3は内部に被包物1を収容し。
外部を単位被包チューブ20で包まれた状態のまま移動
機構6により被包位置から移置され、■の抜取り・シー
ル工程へと移行される。
第13図と第14図はこの工程を示すもので、第13図
は単位被包チューブ20の切断間口23が抜取り以前に
シールされている場合を示しており、抜取り手段7とし
てロボットフィンガーやピンチローラを使用したときに
は、それらをケーサ−両面の切欠部10.10に臨ませ
、単位被包チューブ2oの厚さ方向を両側から挟持して
開口部方向に移動すればよく、抜取り手段7が斜面であ
ったリケーサーが起伏可能であるときには、被包物1の
自重で単位被包チューブ20を同時に滑らせればよい(
第6図g、第7図1参照)。そして、ケーサ−3から抜
き出した後、必要ならば単位被包チューブ20のもう一
方の開口(ケーサ−底側)24をシールして包装を完成
させる。
第14図は前工程および抜取り位置までの移送段階で単
位被包チューブ20のいずれの開口23゜24もシール
しなかった場合を示すもので、この場合には、被包物1
が単位被包チューブ20から滑り出さぬよう、ケーサ−
3を水平以上のレベルにして、抜取り手段7ことにロボ
ットフィンガーやピンチローラを使用して同時に抜き出
させ、シール装置の位置に送るかあるいは第5図で例示
するようにコンベア16に乗せて移送しつつこの上でシ
ールして包装を完了させれば良い。
なお、第5図ないし第7図の各移動機構を使用した包装
方法を補足説明すると以下のとおりである。
第5図の回転方式の場合、ケーサ−3としては可動タイ
プや着脱タイプが好適であり、たとえば可動タイプの場
合、ケーサ−3はaのように補助装置8の端で可Hs部
体31を開いて被包物1を受取り、口を閉じた後、回転
!l1161によりbのチューブ被包位置に回転搬送さ
れ、ここで停止する。
この位置で、前述のように中子4と繰出し機構5の連携
作動により、被包物1を収容したケーサ−3に包装チュ
ーブ2が被包され、所定長さに切断される。この工程の
終了後、ケーサ−3は再び回転軸でCの等分位置に回転
搬送され、停止する。
C位置でシール化を残して切断された単位被包チューブ
20のシールを行うと共に、抜き取り手段7によりケー
サ−3から被包物1と単位被包チューブ20が同時に取
り出され、もう一方の開口24をシールして全工程を終
了する。
以上の工程は、a、b、Q・・・の等分割位置において
同時連続的に反復して行われ、それぞれの工程が終了し
て回転移送がなされるため、製品排出位置では連続して
包装を完了した製品が排出してくる。
d位置は遊体位置であり、必要ならば下向き姿勢を利用
してケーサ−内の残留物を排出したり、被包物の寸法変
化に応じたケーサ−を付は変えたすすることも可能であ
る。
次に第6図の揺動方式の場合には、ケーサ−3は可動タ
イプ、固定タイプを使用することができ。
C位置で積層・半折された被包物1は補助装置8の傾斜
テーブル上を左右のガイドで規制されながら同じ角度に
傾斜されたケーサ−3に滑り込まされ1次いで回転軸6
1によりfの被包位置に移送され、この位置で包装チュ
ーブ2が被包・切断され、次いでg位置に移送されて単
位被包チューブ20の切断口23がシールされ、最後に
h位置で傾斜を利用してケーサ−3から排出される。
この方式は機構全体をコンパクトにすることができ、機
械全体の一部機構として組込める利点がある。
第7図のトランスファ一方式の場合は、ケーサ−3は固
定ケーサ−1着脱ケーサー1第9図aの可動ケーサ−を
使用でき1例えば着脱ケーサ−を使った場合には、他の
場所で被包物1の装入と分離部体32と固定部体30の
交合を行い、i位置で移送機構の基部に装着すればよく
、以後j位置まで直線移動し停止したところで包装チュ
ーブ2の被包・切断が行われ、k位置でシール、1位置
で排出が行われ、ケーサ−は再びi位置に循環する。
この方式は、装入位置が限定されないため、2種以上の
被包装物を包装することができる利点がある。
なお、本発明はポリエチレン袋やシートの包装に好適で
あるほか、柔軟で滑りやすく固定しにくい各種物品の包
装に用いることができる。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明によるときには、包装すべきポリエ
チレン袋類を予めケーサ−に装入する工程と、前記ケー
サ−を中子と直列状に位置させてエンドレスチューブを
中子で口開きさせなからケーサ−外周に繰出し被包させ
、包装チューブを所定長さに切断する工程と、包装チュ
ーブと被包ポリエチレン袋類をケーサ−の内外より同時
に抜取り、包装チューブの要部開口をシールする工程と
を順次反復する方法としたので、次のような効果が得ら
れる。
■各工程が一ケ所に集中せず、夫れ夫れの工程が分離独
立して稼動されるため、順送り工程方式にくらべ作業速
度が早く1、また、ケーサ−が被包物の保持機構として
だけでなく、延長中子として機能するので、チューブの
口開きと被包とを円滑、確実に行うことができ、全体と
して能率的なチューブ包装を行える。
■基本作動機構はそのままにして、ケーサ−や中子を包
装物の形状、寸法に合わせたものと交換するだけで、異
なる寸法の物品や異種物品の包装も自在に行うことがで
きるため、汎用性が高い。
■ケーサーを着脱式としたり、移動機構への等分配置数
を増すことで、複数の包装物品を同時包装したり、包装
に関連するラベル貼り、説明書等の装入等を容易に自動
化できる。
また、本発明の第2発明によるときには、包装するポリ
エチレン袋類の形状に対応したケーサ−と、ケーサ−の
口端部に接触可能な中子と、包装チューブを中子を介し
てケーサ−を覆うように繰り出す装置と、ケーサ−から
包装チューブと被包ポリエチレン袋類を同時に抜取る手
段と、ケーサ−をポリエチレン袋類の装入位置と被包位
置および抜取り位置の間で順次移動させる機構とを備え
た構造としたので、第1発明の実施を容易に行え、しか
も、全体として機構がコンパクトかつ簡単であり、各工
程ごとに分離独立しているため設置や点検調整も容易で
あり、エアやバキュームなどの不確定要素がないためト
ラブルも少ないなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるエンドレスチューブを用いたポリ
エチレン袋類の包装方法および装置の概要を示す側面図
、第2図は同じくその正面図、第3図は同じくその平面
図、第4a図と第4b図第1図におけるケーサ−と中子
の取り合い構造を示す部分断面図、第5図ないし第7図
はケーサ−移動機構の実施例とこれを用いた包装工程を
示す側面図、第8図は本発明で使用するケーサ−の−例
を示す斜視図、第9図は別の実施例を示す斜視図、第9
図aは別の実施例を示す斜視図、第10図はさらに別の
実施例を示す部分切欠斜視図、第11a図と第Llb図
は被包物品の装入状態を示す斜視図、第12図は被包状
態を例示する斜視図、第13図と第14図は抜き出し状
態を示す斜視図である。 1・・・被包物、2・・・包装チューブ、3・・・ケー
サ−14・・・中子、5・・・繰出し機構、6・・・移
動機構、7・・・抜取り手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)包装すべきポリエチレン袋類を予めケーサーに装
    入する工程と、前記ケーサーを中子と直列状に位置させ
    てエンドレスチューブを中子で口開きさせながらケーサ
    ー外周に繰出し被包させ、包装チューブを所定長さに切
    断する工程と、切断された包装チューブと被包ポリエチ
    レン袋類をケーサーから同時に抜取り、包装チューブの
    要部開口をシールする工程とを順次反復することを特徴
    とするエンドレスチューブを用いたポリエチレン袋類の
    包装方法。
  2. (2)包装するポリエチレン袋類の形状に対応したケー
    サーと、ケーサーの開口部に接触可能な中子と、包装チ
    ューブを中子を介してケーサーを覆うように繰り出す装
    置と、ケーサーから包装チューブと被包ポリエチレン袋
    類を同時に抜取る手段と、ケーサーをポリエチレン袋類
    の装入位置と被包位置および抜取り位置の間で順次移動
    させる機構とを備えていることを特徴とするエンドレス
    チューブを用いたポリエチレン袋類の包装装置。
  3. (3)ケーサーが開閉可能となっているものを含む特許
    請求の範囲第1項記載のエンドレスチューブを用いたポ
    リエチレン袋類の包装装置。
  4. (4)ケーサーが着脱可能な分割構造からなっているも
    のを含む特許請求の範囲第1項記載のエンドレスチュー
    ブを用いたポリエチレン袋類の包装装置。
  5. (5)ケーサー移動機構が回転方式と、揺動方式と、ト
    ランスファー方式のいずれかである特許請求の範囲第1
    項記載のエンドレスチューブを用いたポリエチレン袋類
    の包装装置。
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JP2017218221A (ja) * 2016-06-11 2017-12-14 東洋自動機株式会社 被包装物充填方法及び充填装置
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