JP2608612B2 - 袋詰包装機における袋供給装置 - Google Patents

袋詰包装機における袋供給装置

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] この発明は包装袋の口部を開いてここから収容物を入
れ、その口部を封着して排出する青果物用等の袋詰包装
機において、その包装袋供給装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の袋供給装置としては、例えば、特開昭
59−174413号公報に示すものがある。同装置において
は、予め筒状に成形された筒状フィルムがフィルム巻取
ロールから引出されて拡開器に通され、筒状フィルムの
両口端縁が開いた状態で保持されている。そして、この
両口端縁が移送部材のクランプ部により把持されて筒状
フィルムが拡開器から引出されるようになっている。引
出された筒状フィルムは両口端縁から所定長さのところ
で熱シールされて切断され、包装袋となって次の工程へ
移送されるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このような袋詰包装機においては、筒状フ
ィルムから包装袋を製造する工程が必要であり、筒状フ
ィルムの熱シール切断装置や拡開器を設置せざるを得
ず、袋詰包装機の構造が複雑になる問題があった。
そこで、予め製造された包装袋を筒状フィルムに代え
て供給すれば、前記熱シール切断装置は不要となるが、
前記拡開器はそのまま使用することができないので、何
らかの拡開手段を開発する必要があった。
本発明は包装袋の取出機能の他に拡開機能をも有する
袋供給装置を提供して従来の熱シール切断装置をなく
し、袋詰包装機の構造を簡単にすることを目的としてい
る。
発明の構成 [課題を解決するための手段] この目的に鑑み本発明に係る袋詰包装機の袋供給装置
は、後記する第一及び第二実施例の図面(特に第1,2図
参照)に示すように、第1の袋受渡し位置Aの袋吸引部
23と袋載置部8との間で、袋吸引部18を有する袋取出し
部材11を移動可能に設けるとともに、第1の袋受渡し位
置Aの袋吸引部23と袋詰包装機本体の第2の袋受渡し位
置Bとの間で袋拡開部材26を移動可能に設け、前記袋拡
開部材26にはそれに設けた把持面31aに対し可動機構34,
37(第一実施例)又は34,37,43(第二実施例)により開
閉可能な爪32を設け、この爪32には把持面31aに対し閉
じた時第1の袋受渡し位置Aで前記各袋吸引部18,23に
より開いた包装袋50の口部51内に挿入されて把持面31a
との間で同口部51の両側部51aを挟持する把持部32aを設
け、この把持部を包装袋の拡開方向へ所定幅の大きさを
有するように形成したものである。
[作用] 第1図に示すように袋載置部8には包装袋50が積層さ
れている。最も上側の包装袋50の口部51は袋取出し部材
11の袋吸引部18により吸着される。第2図に示すように
袋取出し部材11は袋載置部8から第1の袋受渡し位置A
へ移動するとともに、袋拡開部材26も第2の袋受渡し位
置Bから第1の袋受渡し位置Aへ移動する。第1の袋受
渡し位置Aで包装袋50の口部51は各袋吸引部18,23によ
り開かれる。袋拡開部材26の爪32は第6図(a)又は第
7図(a)に示す開状態から第6図(b)又は第7図
(c)に示すように閉じて把持部32aと把持面31aとの間
で包装袋50の口部51の両側部51aが挟持される。各袋吸
引部18,23による吸着は解除される。爪32の把持部32aは
第6図(c)又は第7図(d)に示すように口部51の開
きを保持する。包装袋50は袋拡開部材26により第2の袋
受渡し位置Bへ運ばれる。なお、その際、包装袋50は前
記爪32の把持部32aにより口部51を拡開方向へ所定幅W
だけ確実に開いた状態に維持されながら運ばれる。その
位置Bで包装袋50は袋詰包装機本体へ受渡される。袋取
出し部材11は再び袋載置部8上へ移動し、第1図の状態
になる。
[第一実施例] 以下、本発明の第一実施例を第1〜6図に従って説明
する。
第1,2図に示す袋載置台1は第3図に示すようにフレ
ーム2の四隅部に設けたガイド3に沿ってフレーム2に
対し上下動可能に支持されている。フレーム2の左右両
側には電動モータ4により回転する巻取軸5が支持され
ている。袋載置台1の四隅部において袋載置台1と巻取
軸5との間には平ベルト6がフレーム2上の吊下ロッド
7を介して連結されている。そして、巻取軸5が回転す
ると、平ベルト6がこの巻取軸5に対し巻取られる又は
巻戻されるため、袋載置台1はフレーム2に対し上下動
する。袋載置台1上には各種サイズの包装袋50を積層可
能な袋載置ケース8が設けられている。
前記袋載置ケース8の袋取出し側の上方において左右
両機枠9間には回動軸10が支持されている。この回動軸
10には下記の袋取出し部材11が取付けられている。第4
図に示すように回動軸10の左右両側には左右一対のアー
ム12が前後方向へ回動可能に支持され、この両アーム12
は下方へ延設されている。両アーム12の下端部間に架設
された取付部材13には左右一対のエアシリンダ14が取着
され、この取付部材13から下方へ延びる両エアシリンダ
14のピストンロッド14aに昇降部材15が固定されてい
る。この昇降部材15には左右方向へ延びる雄ねじ棒16が
回転可能に支持され、この雄ねじ棒16の左右両側にはね
じの進み方が互いに逆のねじ部16a,16bが形成されてい
る。この両ねじ部16a,16bには雌ねじ部材17が螺合さ
れ、この両雌ねじ部材17の下側にエア式袋吸引部18が取
着されている。
前記回動軸10の下方にある第1の袋受渡し位置Aにお
いて左右両機枠9にはエアシリンダ19が取着され、その
両ピストンロッド19aの下端部間に架設された昇降部材2
0には雄ねじ棒21が回転可能に支持されている。この雄
ねじ棒21の左右両側にはねじの進み方が互いに逆のねじ
部21a,21bが形成され、この両ねじ部21a,21bには雌ねじ
部材17が螺合されている。この両雌ねじ部材22の上側に
はエア式袋吸引部23が取着されている。
前記回動軸10に隣接して左右両機枠9間にはエアシリ
ンダ24が取着され、そのピストンロッド24aが前記袋取
出し部材11の左右両アーム12に対し連結部材25を介して
連結されている。そして、このピストンロッド24aが進
退すると、両アーム12が回動軸10を中心にして前後方向
へ傾動し、袋取出し部材11の左右両袋吸引部18が前記袋
載置ケース8の袋取出し側の上方位置(第1図の状態)
と、前記第1の袋受渡し位置Aの左右両袋吸引部23の上
方位置(第2図の状態)との間を往復移動するようにな
っている。
前記回動軸10には下記の袋拡開部材26が取付けられて
いる。第5図に示すように回動軸10の左右両側には前記
袋取出し部材11の左右両アーム12の外側で左右一対のア
ーム27が一体回動可能に固定され、この両アーム27は前
記袋取出し部材11の両アーム12に対し平行に下方へ延設
されている。この両アーム27の先端部間に架設された取
付部材28には雄ねじ棒29が回転可能に支持され、この雄
ねじ棒29の左右両側にはねじの進み方が互いに逆のねじ
部29a,29bが形成されている。この両ねじ部29a,29bには
雌ねじ部材30が螺合され、この両雌ねじ部材30の片側に
はリンクケース31が取着されている。
第6図に示すようにこの両リンクケース31には爪32が
軸33を中心にして回動可能に支持されているとともに、
連動レバー34が軸35を中心にして回動可能に支持され、
この爪32と連動レバー34とは軸36により互いに回動可能
に連結されている。両リンクケース31にはエアシリンダ
37が取着され、そのピストンロッド37aが連動レバー34
に対し軸38により回動可能に連結されている。両爪32の
相対向する先端部には把持部32aが形成され、両リンク
ケース31の相対向する内側にはこの両爪32の把持部32a
が接離可能なゴム製の把持面31aが設けられている。そ
して、ピストンロッド37aが進退すると、連動レバー34
を介して爪32が回動し、爪32の把持部32aがリンクケー
ス31の把持面31aに対し接触する閉位置と、同把持面31a
から離れる開位置とを取り得るようになっている。
袋詰包装機本体には、特開昭59−174413号公報に示す
ものと同様に、搬送チェーン39により移動する移送部材
40が取付られ、この移送部材40には各カム板41により開
閉する4個のクランプ部40aが設けられている。この移
送部材40は第2の袋受渡し位置Bを通る。なお、その詳
細は同公報のものを参照されたい。
前記左右両機枠9にはエアシリンダ42が取着され、そ
のピストンロッド42aが前記回動軸10に連結されてい
る。そして、このピストンロッド42aが進退すると、回
動軸10が回動し、袋拡開部材26の左右両アーム27が前記
第1の袋受渡し位置Aと第2の袋受渡し位置Bとの間を
傾動して、左右両爪32が前記上下両袋吸引部18,23と移
送部材40のクランプ部40aとに対応するようになってい
る。
次に、このように構成された袋詰包装機の袋供給装置
の作用を述べる。
第1図に示すように袋載置台1の袋載置ケース8内に
は包装袋50が積層されている。この包装袋50の左右幅に
応じて、各雄ねじ棒16,21,29が図示しない駆動源により
回転すると、各雌ねじ部材17,22,30が互いに接近離間し
て袋取出し部材11の左右両袋吸引部18の間隔、第1の袋
受渡し位置Aにおける左右両袋吸引部23の間隔並びに袋
拡開部材26の左右両爪32の間隔が決められる。
袋取出し部材11の左右両エアシリンダ14のピストンロ
ッド14aが下動して左右両袋吸引部18も下動すると、左
右両袋吸引部18が最も上側の包装袋50の口部51の左右両
側に接触してこれを吸着する。そして、両ピストンロッ
ド14aが上動すると、左右両袋吸引部18とともに最も上
側の包装袋50のみが持上げられる。
エアシリンダ24のピストンロッド24aにより袋取出し
部材11のアーム12が第2図に示すように第1の袋受渡し
位置Aへ傾動すると、その直後に袋拡開部材26のアーム
27がエアシリンダ42のピストンロッド42aにより第2の
袋受渡し位置Bから第1の袋受渡し位置Aへ傾動し、取
出された包装袋50が袋拡開部材26の左右両リンクケース
31の把持面31a間で取付部材28上に載る。このとき、第
6図(a)に示すように袋拡開部材26の左右両爪32の把
持部32aは左右両リンクケース31の把持面31aに対し開い
た状態にある。そして、エアシリンダ14のピストンロッ
ド14aが下動するとともに、エアシリンダ19のピストン
ロッド19aが上動すると、下側の左右両袋吸引部23も包
装袋50の下側からその口部51の左右両側に接触してこれ
を吸着し、上下の左右両袋吸引部18,23により包装袋50
が挟持された状態で吸着される。その後、エアシリンダ
14のピストンロッド14aが上動して上側の左右両袋吸引
部18のみが上動すると、上下の左右両袋吸引部18,23が
互いに離間し、包装袋50の口部51が開く。
次に、第6図(b)に示すようにエアシリンダ37のピ
ストンロッド37aにより袋拡開部材26の左右両爪32が連
動レバー34を介して回動し、その把持部32aが包装袋50
の口部51の左右両側部51aの内側に挿入され、口部51の
左右両側部51aがこの把持部32aと左右両リンクケース31
の把持面31aとの間で挟持される。その後、上下の左右
両袋吸引部18,23の吸引は解除され、エアシリンダ19の
ピストンロッド19aが下動して下側の左右両袋吸引部23
のみが下動する。
次に、第1図に示すようにエアシリンダ42のピストン
ロッド42aにより袋拡開部材26のアーム27は第1の袋受
渡し位置Aから第2の袋受渡し位置Bへ傾動する。包装
袋50は袋拡開部材26の左右両爪32により把持された状態
で第2の袋受渡し位置Bへ運ばれる。その位置Bで移送
部材40が下降して包装袋50に近付き、移送部材40の各ク
ランプ部40aが各カム板41に当接して開き、各クランプ
部40aが包装袋50の口部51を把持する。その後、左右両
爪32が開き、移送部材40とともに包装袋50が次の工程へ
移送される。
このようにして袋拡開部材26が第1の袋受渡し位置A
から第2の袋受渡し位置Bへ傾動すると同時に、袋取出
し部材11のアーム12は第1の袋受渡し位置Aから袋載置
台1の袋載置ケース8上へ傾動し、前述した場合と同様
に包装袋50の吸着が行われる。なお、このとき袋載置台
1はわずかに上動する。
その後は袋取出し部材11及び袋拡開部材26が再び第1
の袋受渡し位置Aへ傾動し、その位置Aで前述した場合
と同様に包装袋50の受渡しが行われる。
特に本実施例においては、前述したように袋取出し部
材11により取出した包装袋50を直接袋詰包装機本体に運
ばず、一旦第1の袋受渡し位置Aで袋取出し部材11から
袋拡開部材26へ移し換え、その時第6図(c)に示すよ
うに袋拡開部材26の左右両爪32の把持部32aが包装袋50
の口部51の左右両側部51aの内側に挿入されて把持部32a
の幅Wだけ口部51の開きが保持される。すなわち、包装
袋50の供給途中において包装袋50の把持手段を包装袋50
の拡開手段に兼用している。従って、包装袋50の取出し
途中に包装袋50の拡開機能を有する新規な袋供給装置を
従来の拡開器に代えて提供することができる。
[第二実施例] 第7図に示す第二実施例は前記第一実施例において袋
拡開部材26の左右両爪32の動きを変更している。第一実
施例においては、左右両爪32はリンクケース31に対し軸
33を中心に回動して左右両爪32の把持部32aがリンクケ
ース31の把持面31aに対しその回動に伴い接離するよう
になっているが、この第二実施例では、左右両爪32がス
ライダ43を介してリンクケース31に支持されている点で
構造上異なる。
すなわち、リンクケース31に長孔44が形成され、スラ
イダ43に突設された一対のピン33,43aがこの長孔44に挿
入されてスライダ43がリンクケース31の把持面31aに対
し直交する方向へ長孔44に沿って移動可能になってい
る。リンクケース31とスライダ43との間には引張りコイ
ルばね45が連結され、その弾性によりスライダ43がリン
クケース1の把持面31aに近付く方向へ付勢されてい
る。爪32はこのスライダ43に対し軸33により回動可能に
支持されている。その他の構造は前記第一実施例のもの
と同様である。
第7図(a)はリンクケース31の把持面31aに対し爪3
2の把持部32aが開いた状態で、スライダ43が引張りコイ
ルばね45により付勢されてリンクケース31の把持面31a
に最も近付いた位置にある。
この状態から連動レバー34が回動すると、第7図
(b)に示すように、その回動力はまず爪32にのみ伝達
され、爪32が軸33を中心に回動して把持部32aが包装袋5
0の口部51内に挿入され、この把持部32aと把持面31aと
の間に口部51の左右両側部51aが位置した状態でそれら
が一定の距離をおいて対向する。
さらに連動レバー34が回動すると、第7図(c)に示
すように、その回動力は連動レバー34とスライダ43との
当接によりスライダ43に伝達され、スライダ43が引張り
コイルばね45の付勢力に抗して移動し、把持面31aから
離間する。従って、爪32もスライダ43とともに移動し、
爪32の把持部32aがリンクケース31の把持面31aに向けて
平行移動して把持面31aに当接し、それらの間で口部51
の両側部51aが挟持される。第7図(d)に示すように
口部51の開きは爪32の把持部32aの幅Wにより保持され
る。
この第二実施例は、口部51の左右両側部51aの間隔よ
りも左右両爪32の把持部32aの間隔が充分に小さくなる
ように左右両側部51aから離れたところで左右両把持部3
2aを口部51内に挿入しているので、前記第一実施例のよ
うに左右両側部51a付近に挿入する場合と比較して、左
右両把持部32aを口部51内に確実に挿入することができ
る。又、左右両把持部32aを口部51内に挿入した後、左
右両把持部32aが把持面31aに接近して左右両把持部32a
の間隔が大きくなるので、左右両把持部32aにより口部5
1の左右両側部51aが押広げられた状態で把持部32aと把
持面31aとの間で挟持され、口部51は充分な張りを持っ
た状態で開口される。
なお、前記第一実施例や第二実施例に示した爪32によ
る包装袋50の把持手段は、前記第一実施例で示した袋供
給装置以外にも各種応用することができる。
発明の効果 本発明に係る袋供給装置によれば、袋取出し部材11に
より取出した包装袋50を吸着保持したまま直接袋詰包装
機本体に運ばず、一旦第1の袋受渡し位置Aで袋取出し
部材11から袋拡開部材26へ移し換え、その時袋拡開部材
26の爪32の把持部32aが包装袋50の口部51内に挿入され
て包装袋50はこの把持部32aにより口部51を拡開方向へ
所定幅Wだけ確実に開いた状態に維持されながら運ばれ
るので、包装袋50の供給途中において包装袋50の把持手
段を包装袋50の拡開手段に兼用することができる。従っ
て、包装袋50の取出し途中に包装袋50の拡開機能を有す
る新規な袋供給装置を提供することができ、従来の熱シ
ール切断装置をなくして袋詰包装機の構造を簡単にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の第一実施例を示し、第1図は
袋取出し状態及び袋詰包装機への袋受渡し状態を示す袋
供給装置の縦断面図、第2図は袋取出し部材から袋拡開
部材への袋受渡し状態を示す袋供給装置の縦断面図、第
3図は主に袋載置台を示す部分平面図、第4図は主に袋
取出し部材を示す部分正面図、第5図は主に袋拡開部材
を示す部分平面図、第6図(a)(b)は爪による袋把
持動作を示す作用説明図、第6図(c)は爪の把持部に
より口部の開きが保持されている状態を示す作用説明
図、第7図(a)(b)(c)は第二実施例において爪
による袋把持動作を示す作用説明図、第7図(d)は第
二実施例において爪の把持部により口部の開きが保持さ
れている状態を示す作用説明図である。 8…袋載置ケース(袋載置部)、10…回動軸、11…袋取
出し部材、14…エアシリンダ、15…昇降部材、18…袋吸
引部、19…エアシリンダ、20…昇降部材、23…袋吸引
部、24…エアシリンダ、26…袋拡開部材、31…リンクケ
ース、31a…把持面、32…爪、32a…把持部、34…連動レ
バー、37…エアシリンダ、42…エアシリンダ、43…スラ
イダ、50…包装袋、51…口部、51a…側部、A…第1の
袋受渡し位置、B…第2の受渡し位置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の袋受渡し位置(A)に設けた袋吸引
    部(23)と袋載置部(8)との間で、袋吸引部(18)を
    有する袋取出し部材(11)を移動可能に設けるととも
    に、第1の袋受渡し位置(A)の袋吸引部(23)と袋詰
    包装機本体の第2の袋受渡し位置(B)との間で袋拡開
    部材(26)を移動可能に設け、 前記袋拡開部材(26)にはそれに設けた把持面(31a)
    に対し可動機構(34,37,43)により開閉可能な爪(32)
    を設け、この爪(32)には把持面(31a)に対し閉じた
    時第1の袋受渡し位置(A)で前記各袋吸引部(18)
    (23)により開いた包装袋(50)の口部(51)内に挿入
    されて把持面(31a)との間で同口部(51)の両側部(5
    1a)を挟持する把持部(32a)を設け、この把持部(32
    a)を包装袋(50)の拡開方向へ所定幅(W)の大きさ
    を有するように形成したことを特徴とする袋詰包装機に
    おける袋供給装置。
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