JP3577784B2 - 物品および紙片の挿入装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は物品および紙片の挿入装置に係り、特に小袋内に収容された薬品等の物品を能書(薬品の効能、用法等を記載した説明書)等の紙片と同時に箱体内に挿入する物品および紙片の挿入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
薬品等を包装した物品を、能書等の紙片とともに箱体内に挿入する装置は従来から知られている(実公平6−2887号公報、特開昭52−154497号公報等)。
【0003】
上記第1の公報(実公平6−2887号)に記載された添付文書挿入装置は、「分包シート(2) 等の被包装物を把持するプッシャ(1) と、このプッシャ(1) を水平方向へ往復移動させるプッシャ移動機構と、ホルダ(4) 内に格納された添付文書(6) の一端を吸引して上記プッシャ(1) の軸線と直角の方向に向けるサクションカップ(5) と、このサクションカップ(5) によりホルダ(4) から一端が取出された添付文書(6) を引っぱり出し、プッシャ(1) の前面に載置する上下移動可能な添付文書取出し機構(7) とを備えており、プッシャ(1) がプッシャ移動機構によって添付文書(6) の方向に押出され、添付文書(6) は分包シート(2) に捲装され、箱(9) 内に挿入される」ようになっている。
【0004】
また、第2の公報(特開昭52−154497号)に記載された「充てん物を効用書のような紙片とともに折りたたみ箱内に挿入する装置」は、「受容室6内に供給された充てん物1を折りたたみ箱2内に挿入するプッシャー3と、舌状片4が旋回可能に支承されているスライダ5と、効用書のような紙片8を挿入のために必要な位置に保持する舌状片7とを備えている。この挿入装置では、効用書のような紙片8が開放された折りたたみ箱2の前方に保持され、かつ充てん物1が受容室6内に位置している状態から、まずスライダ5が前進し、同時に舌状片4は下方に動かされて充てん物1を覆う。次に、プッシャ3によって充てん物1が挿入され、同時にスライダ5が舌状片4とともに前進し、効用書のような紙片8が折りたたみ箱2内に挿入される。」ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記第1の公報に記載された装置は、被包装物(2) を把持するプッシャ(1) と添付文書(6) を取出してプッシャ(1) の前面に位置させる添付文書取出し機構(7) とは別々に設けられ、独立して駆動されるようになっており、しかも、作動方向も異なっている。従って、構造が複雑で大型化するという問題があった。さらに、横方向から挿入する構成であるから、添付文書(6) の挿入ミスが発生するおそれがあった。
【0006】
また、第2の公報に記載された装置は、充てん物1を押圧するプッシャ3によって紙片8を折りたたみ箱2内に挿入することができないため、プッシャ3と紙片8を保持する舌状片7とは別に、スライダ5に支承された舌状片4を設け、この舌状片4を前進させることによって紙片8を挿入するようにしており、余分な機構が必要であり、装置が複雑化しコスト高である。また、上記第1の公報の装置と同様に、横方向から挿入するため、紙片8の挿入ミスが発生するおそれがあった。
【0007】
本発明は上記各装置の欠点を除くためになされたもので、簡単な構造で、物品と紙片とを同時に保持し同時に箱体内に挿入することができる物品および紙片の挿入装置を提供することを目的とするものである。また、箱体の上方から物品と紙片とを挿入することにより、紙片の挿入ミスの発生するおそれのない物品および紙片の挿入装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る物品および紙片の挿入装置は、箱体内に挿入する物品を保持する物品保持手段と、この物品保持手段に近接して設けられ、紙片を吸着して保持する紙片吸着手段と、これら物品保持手段と紙片吸着手段とを一体的に移動させる移動手段とを備えており、上記物品保持手段と紙片吸着手段とを物品保持位置に移動させて物品保持手段によって物品を保持させ、次に、物品保持手段と紙片吸着手段とを紙片吸着位置に移動させて紙片吸着手段によって物品の側方にはみ出している紙片を吸着させるとともに、紙片の一部を物品の下方に位置させ、その後、物品保持手段と紙片吸着手段とを物品挿入位置に移動させ、物品保持手段を下降させるとともに、紙片吸着手段に紙片を解放させることにより、この紙片を箱体の側壁と物品との間で折曲げつつこれら物品と紙片とを同時に箱体内に挿入するようにしたものである。
【0009】
【作用】
本発明に係る物品および紙片の挿入装置では、先ず、物品保持手段と紙片吸着手段とを一体的に物品保持位置へ移動させて物品保持手段によって物品を保持させ、次に、物品を保持している物品保持手段と紙片吸着手段とを紙片吸着位置に移動させ、この位置で、紙片吸着手段によって、紙片が物品の側部にはみ出している部分を吸着させる。紙片吸着手段によって吸着されている紙片は、吸着されている部分は物品の外方の近接した位置にあり、その他の部分は物品の下方に位置している。その後、物品保持手段と紙片吸着手段がそれぞれ物品と紙片とを保持している状態で、これら両手段を一体的に物品挿入位置に移動させる。この位置では、物品保持手段を下降させるとともに、紙片吸着手段には、吸着していた紙片を解放させる。すると、物品保持手段に保持されている物品が、その下方に位置していた紙片の一部を抑えながら箱体内に挿入されるので、その紙片の、上記紙片吸着手段に吸着されていた部分は、箱体内に挿入される過程で箱体の側壁と物品の側部との間で折曲げられ、これら物品と紙片とは同時に箱体内に充填される。
【0010】
【実施例】
以下図示実施例により本発明を説明する。図1は本発明の一実施例に係る物品および紙片の挿入装置の全体を示す作動説明図、図2および図3はこの物品および紙片の挿入装置のクランプ用ヘッド(全体として符号2で示す)を拡大して示す正面図および側面図である。クランプ用ヘッド2は、図1に示すように、ロボット本体4に設けられたロボットハンド6の先端部6aに取付けられており、ロボットハンド6の動作によってX,Y,zの各方向に自由に移動できるようになっている。なお、クランプ用ヘッド2はロボットハンド6に対して着脱可能になっており、箱体内に挿入される物品および紙片のサイズ・形状等に応じて適宜交換される。
【0011】
クランプ用ヘッド2の取付けプレート8の下面側に、垂直方向のガイドロッド10が固定されている。このガイドロッド10の下端には、水平の抑えプレート12が固定されている。さらに、この抑えプレート12のやや上方には四角形のフレーム14が固定されている。ガイドロッド10の上部には、スライドブロック16が昇降可能に嵌合され、ガイドロッド10の側部に配置されたシリンダ18(以下、物品用シリンダと呼ぶ)の作動ロッド18aに連結されており、この物品用シリンダ18の作動によって昇降する。
【0012】
上記スライドブロック16の四面には、それぞれリンク20,21,22,23の上端がピン24,25,26,27を介して回転可能に連結されている。また、これら各リンク20,21,22,23の下端には連結部材28,29,30,31の上端がピン32,33,34,35を介して回転可能に連結されている。一方、各連結部材28,29,30,31の下端部は、それぞれピン36,37,38,39を介して上記四角形のフレーム14の各辺に連結されており、上記スライドブロック16をガイドロッド10に沿って上下に移動させることにより、各リンク20,21,22,23と連結部材28,29,30,31とのなす角度を変えること、すなわち、連結部材28,29,30,31の傾斜を変えることができる。
【0013】
上記各連結部材28,29,30,31の下部には、それぞれ開閉プレート40,41,42,43の上部が固定されており、上述のように、スライドブロック16の昇降によって上方のリンク20,21,22,23の上端を上下に昇降させると、下方の連結部材28,29,30,31とともにこれら開閉プレート40,41,42,43の傾斜が変化する。開閉プレート40,41,42,43は上部が上記連結部材28,29,30,31に固定され、下部は自由に回動できるようになっており、連結部材28,29,30,31が傾斜を変えると、開閉プレート40,41,42,43の下部が開閉し、物品44を四方から押えて挾持し、また、解放することができる。上記ガイドロッド10、スライドブロック16、リンク20,21,22,23、連結部材28,29,30,31、開閉プレート40,41,42,43およびシリンダ18等によって物品保持手段11が構成されている。
【0014】
クランプ用ヘッド2の上端の取付けプレート8は、上記ガイドロッド10が固定されているこのヘッド2の中央部から側方(図2の左方向)に向けて延長されており、この延長部8aの下面に、鉛直方向を向けてシリンダ46(以下、紙片用シリンダと呼ぶ)が固定されている。この紙片用シリンダ46の作動ロッド47の先端には紙片吸着手段としての吸盤48が取付けられ、図示しないバキューム通路を介して真空源に接続されており、この吸盤48を真空源と連通・遮断することにより、後に説明する能書(紙片)50を吸着して保持し、また、離すことができるようになっている。
【0015】
この紙片用シリンダ46および吸盤48は、上記開閉プレートの一枚(図2の左側のプレート40)に近接して配置されており、この開閉プレート40の下部を外方に開いた際に、紙片用シリンダ46のロッド47および吸盤48に開閉プレート40が干渉しないように、この開閉プレート40の中央に縦方向の切欠き40aが形成されている。
【0016】
次に、上記構成に係る物品および紙片の挿入装置の作動について説明する。図1は、この物品および紙片の挿入装置によって、包装した薬品等の物品44と能書等の紙片50とを同時に箱体52に挿入する工程の一例を示すもので、上記ロボット本体4の前面には、箱体52内に挿入される物品44を搬送する物品供給コンベア(図示せず)、物品44とともに箱体52内に挿入される能書等の紙片50を供給する能書供給装置(図示せず)および箱体52を上方が開放した状態に組立てて搬送するケースコンベア(図示せず)が配置されている。なお、箱体52は、図2および図3に示すように、前後(図3の左右)の側壁52a,52bの一方52aに、蓋体52cと、その先端に一体的に設けられ、後に折曲られて向かい側の側壁52bの内面側に挿入される差し込みフラップ52dとを有している。また、両側(図2の左右)の側壁52e,52fの上端には、上記蓋体52cの内側に折込まれるサイドフラップ52g,52hがそれぞれ設けられている。
【0017】
上記クランプ用ヘッド2は、ロボットハンド6の動作によって物品供給コンベア上の物品保持ステーション54(図1の中央)の上方へ移動される。この時点では、物品用シリンダ18によってスライドブロック16が上昇され、リンク20,21,22,23の上端が上方へ押し上げられており、その下方の連結部材28,29,30,31が立ち上がった状態(図2および図3の一点鎖線参照)になっており、これら連結部材28,29,30,31の下部にそれぞれ固定されている4枚の開閉プレート40,41,42,43は下部が開いた状態になっている。また、吸盤48は紙片用シリンダ46によって最も高い位置に上昇されている。この状態のままクランプ用ヘッド2全体が下降され、ガイドロッド10の下端に固定されている水平の抑えプレート12が上記物品保持ステーション54上の物品44の上面に達した高さで停止する。この時、4枚の開閉プレート40,41,42,43が物品44の四方を囲む位置にある。
【0018】
次に、物品用シリンダ18のロッドを収縮させ、上方の4本のリンク20,21,22,23の上端が連結されているガイドブロック16を下降させる。すると、各リンク20,21,22,23の下方にそれぞれ連結されている連結部材28,29,30,31が傾斜した状態(図2および図3に実線で示す状態)になり、これら連結部材28,29,30,31に固定されている4枚の開閉プレート40,41,42,43の下部が閉じて、四方から物品44を抑えつけて保持する。なお、この実施例では、5個の物品44を一度に保持するようになっているが、5個に限らず、1個でも良く、またその他の複数個でも良い。
【0019】
物品供給コンベア上の物品保持ステーション54で物品44を保持したクランプ用ヘッド2は、再びロボットハンド6の動作によって移動され、能書供給装置の能書保持ステーション56(図1の右側)上に位置する。この位置で、吸盤48は、その吸着面が上記4枚の開閉プレート40,41,42,43によって保持されている物品44の下面よりも低い高さとなるように下降される。次いでクランプ用ヘッド2を下降させ、吸盤48が能書保持ステーション56上の能書50の高さに達すると、真空源に接続されて1枚の能書50を吸着する。本実施例では、この能書50は物品44全体の長さよりも長く、クランプ用ヘッド2が下降した際に、物品44の横にはみ出した部分を上記吸盤48が吸着する。その後、紙片用シリンダ46の作動によって、吸盤48の吸着面が開閉プレート40,41,42,43によって保持されている物品44の底面とほぼ等しい高さになるように上昇される。上述のように、一部を吸盤48によって吸着された能書50は、その他の部分が物品44の下面に密着した状態で保持される(図2の状態)。
【0020】
クランプ用ヘッド2は、能書保持ステーション56において能書50を吸盤48によって吸着し、既に上記開閉プレート40,41,42,43によって保持している物品44とともに能書50を保持して、次の箱詰めステーション58(図1の左側)に移動する。箱詰めステーション58では、上述の形状に組立てられた箱体52が送られてきており、この箱体52に向かって、クランプ用ヘッド2が下降する。保持されている物品44は全体として、挿入される箱体52の開口部の面積よりも僅かに小さいサイズであり、従って、能書52の吸盤48に吸着されている部分は、箱体52の外側に位置している。クランプ用ヘッド2が下降すると、吸盤48および能書52のこの吸盤48に保持されている部分が、先に一方のサイドフラップ52gに当たってこのサイドフラップ52g押し下げる。押し下げられたサイドフラップ52gが水平になる直前、すなわち吸盤48が箱体52の上端52iに達する直前(図2に示す位置)に、この吸盤48を真空源から遮断して能書52を離すとともに、紙片用シリンダ46を作動させて吸盤48を上昇させることにより、この吸盤48が箱体52に干渉することを避ける。また、この位置まで物品44および能書50を下降させているので、吸盤48が能書50を離して上昇しても、能書50は物品44と箱体52のサイドフラップ52gとの間に挟まれた状態になっているので、上記位置からずれてしまうおそれはない。
【0021】
クランプ用ヘッド2全体はそのまま下降を続けており、4枚の開閉プレート40,41,42,43によって保持されている物品44は箱体52の内部に挿入される。この時、能書50の物品44よりも側方にはみ出している部分は、箱体52の側壁52eによって折曲られつつ箱体52内に挿入される。その結果、能書50は物品44の底面と側面に沿ったL字状になって箱体52内に挿入される。このように本実施例装置は、物品44を保持する物品保持手段11と能書50等の紙片を保持する紙片吸着手段48を一体として、ロボットハンド6によって移動させ、物品44と紙片50の保持および箱体52内への挿入の各工程を行なうようにしたので、極めて簡単な構成でしかも狭い設置スペース内で、物品44と紙片50とを同時に箱体52内に挿入することが可能になった。また、箱体52内に上方から挿入するようにしたので、紙片50の挿入ミスが発生するおそれもない。
【0022】
図4は第2の実施例に係る物品および紙片の挿入装置のヘッド102を示すものである。このヘッド102は、上記実施例と同様にロボットハンドに連結される取付けプレート108の下面に、物品保持手段(全体として符号111で示す)と紙片吸着手段としての吸盤148とが下向きに取付けられている。これら物品保持手段111と紙片吸着手段148とが1組となり、物品144と紙片150とを同時に1個の箱体152に挿入する物品および紙片の挿入装置を構成しており、この実施例では、これら物品保持手段111と紙片吸着手段148が2組一体として設けられて1つのロボットハンドによって操作されるようになっている。
【0023】
次に上記物品保持装置111の構成について説明する。取付けプレート108の下面には、回転板110がその回転軸線O1 を中心に回転可能に取付けられている。また、この回転軸線O1 を中心にして、縦長の枠体112が下向きに固定されている(図6参照)。この枠体112の下端部は、回転可能な水平軸114になっており、この回転する水平軸114の両端部付近に2個の吸盤116,118が取付けられている。
【0024】
枠体112は、図5に示すように、回転板110の一方の端部寄りに固定されており、この回転板110の他方の端部側(図4の右側)には、シリンダ120(以下、物品用シリンダと呼ぶ)の本体端部が回動可能に連結されている。この物品用シリンダ120の作動ロッド122は、短かい連結棒124を介して上記回転する水平軸114に連結されており、物品用シリンダ120の作動によって水平軸114を回転させることにより、上記2個の吸盤116,118を下方向きの位置(図5ないし図7参照)と90度回転した横向きの位置(図4参照)とに移動させることができる。これら両吸盤116,118と、吸盤116,118を支持する枠体112および両吸盤116,118が取付けられた水平軸114を回転させる物品用シリンダ120等によって物品保持手段111が構成されている。
【0025】
上記物品保持手段111に隣接して紙片吸着手段としての吸盤148が設けられている。この吸盤148は上記第1実施例と同様の構成を有しており、取付けプレート108の下面に、鉛直方向を向けて固定されたシリンダ146(以下、紙片用シリンダと呼ぶ)の作動ロッド147に取付けられ、上記物品保持手段111に対して相対的に昇降できるようになっている。
【0026】
次に、上記構成を有する物品および紙片の挿入装置の作動について説明する。この第2実施例の挿入装置も上記第1実施例と同様に、ロボットハンドに連結されて物品供給コンベア153上の物品保持ステーション154(図4参照)、能書等の紙片150を供給する紙片供給装置(図示せず)上の紙片吸着ステーション156(図5参照)および箱体52を搬送するケースコンベア(図示せず)上の箱詰めステーション158(図7参照)を順次移動されて各工程を行なうようになっている。
【0027】
先ず、物品保持手段111の物品用シリンダ120の作動ロッド122を伸張させて両吸盤116,118を横向きの状態にするとともに、紙片用シリンダ146の作動ロッド147を収縮させて紙片用吸盤148を最も高い位置に上昇させておく。この状態で、上記物品供給コンベア153に所定間隔で設けられているコンベアキャリア153aによって搬送されてきた物品144を、物品保持ステーション154において2個の吸盤116,118によって吸着する(図4の状態)。
【0028】
物品保持手段111によって物品144を保持させ、ヘッド102全体を上昇させた後、物品用シリンダ120の作動ロッド122を収縮させて物品144を吸着している両吸盤116,118を90度回転させて下向きにする。さらに、ヘッド102を紙片吸着ステーション156上に移動させる。この位置で紙片用シリンダ146の作動ロッド147を伸張させて吸盤148を上記保持されている物品144よりも下方の最も低い位置まで下降させて、紙片150を吸着させる(図5の状態)。
【0029】
次に、取付けプレート108に回転自在に支持されている回転板110をその回転軸線O1 を中心に90度回転させた後、紙片用シリンダ146を作動させることによって吸盤148を中間位置まで上昇させ、紙片150の、物品144の下方に位置している部分を物品144の底面に密着させる(図6の状態)。
【0030】
図6に示すように、物品144を2個の吸盤116,118によって吸着保持し、紙片用吸盤148によって吸着した紙片150の一部を物品144の底面に密着させた状態でヘッド102全体をケースコンベア上の箱詰めステーション158に移動させる。この箱詰めステーション158には箱体152が搬送されてきており、その箱体152に向かってヘッド102全体を下降させる。紙片150が下降して物品144の底面と箱体152のフラップ152gとの間に抑えられてずれない状態になったとき(図7の状態)に、紙片用吸盤148のバキュームを遮断して紙片150を離し、さらに、紙片用シリンダ146の作動によって吸盤148を上昇させて箱体152に干渉しないようにする。
【0031】
紙片用吸盤148が上昇した後も、ロボットハンドによってヘッド102は下降を続け、物品保持手段111に保持されている物品144を箱体152内に挿入する。すると、紙片150は、箱体152の底面に当接していた部分がそのまま物品144の下に敷かれ、箱体152の外側にはみ出していた部分は、物品144の側面と箱体152の側壁152eの内面との間に挟まれて立上げられてL字状に折曲げられる。この実施例でも、上記第1実施例と同様に、物品保持手段111と紙片吸着手段148とを一体的に移動させつつ、物品144の吸着保持、紙片150の吸着、および物品144と紙片150の箱体152への挿入の各工程を順次行なうので、簡単な構成で、しかも速やかな動作で物品144と紙片150とを箱体152内へ同時に挿入することができる。また、紙片150の挿入ミスが発生するおそれがなく確実な挿入が可能である。
【0032】
なお、上記各実施例では、紙片50,150の、物品44,144の一方の側部側に出ている部分だけを吸盤48,148によって吸着して箱体52,152内に挿入するようにしているので、紙片50,150は物品44,144とともに箱体52,152内に挿入される際に、L字状に折曲げられるようになっている。これに対し、図8に示すように、一対の吸盤216,218を備えた物品保持手段211の両側に、それぞれ紙片吸着用吸盤248,249を設け、紙片250の物品244の両側にはみ出している部分を、これら両側の紙片用吸盤248,249によって吸着して箱詰めステーション258まで搬送し、箱体252内に挿入するように構成することも可能である。この場合には、紙片250は箱体252の両側壁252e,252fと物品244の両側面との間で折曲げられつつ箱体252内に挿入されるので、箱体252内でU字状に折曲げられることになる。
【0033】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、物品を保持する物品保持手段と、この物品保持手段に近接して設けられ、紙片を吸着して保持する紙片吸着手段と、これら物品保持手段と紙片吸着手段とを一体的に移動させる移動手段とを備え、物品保持手段と紙片吸着手段とを物品保持位置に移動させ物品保持手段によって物品を保持させ、次に、物品保持手段と紙片吸着手段とを紙片吸着位置に移動させ紙片吸着手段によって紙片を吸着させるとともに、紙片の一部を物品の下方に位置させ、その後、物品保持手段と紙片吸着手段とを物品挿入位置に移動させ、物品保持手段を下降させるとともに、紙片吸着手段には紙片を解放させ、物品と紙片とを同時に箱体内に挿入するようにしたので、紙片は箱体の側壁と物品の側面との間で折曲げられつつ箱体内に挿入される。従って、簡単な構成で、しかも速やかな動作で物品と紙片とを箱体内へ同時に挿入することができる。また、箱体の上方から挿入するようにしたので、紙片の挿入ミスが発生するおそれがなく確実な挿入が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る物品および紙片の挿入装置の全体を示す作動説明図である。
【図2】上記物品および紙片の挿入装置のクランプ用ヘッドを拡大して示す正面図である。
【図3】上記物品および紙片の挿入装置のクランプ用ヘッドを拡大して示す側面図である。
【図4】第2の実施例に係る物品および紙片の挿入装置のヘッドを示す図であり、この装置の第1の工程を示す正面図である。
【図5】上記ヘッドの第2の工程を示す正面図である。
【図6】上記ヘッドの第3の工程を示す正面図である。
【図7】上記ヘッドの第4の工程を示す正面図である。
【図8】第3の実施例に係る物品および紙片の挿入装置のヘッドを示す図である。
【符号の説明】
6 移動手段(ロボットハンド)
11 物品保持手段
46 昇降手段(紙片用シリンダ)
48 紙片吸着手段(吸盤)
52 箱体
54 物品保持位置(物品保持ステーション)
56 紙片吸着位置(紙片吸着ステーション)
58 挿入位置(箱詰めステーション)
Claims (1)
- 物品を保持する物品保持手段と、この物品保持手段に近接して設けられ、紙片を吸着して保持する紙片吸着手段と、これら物品保持手段と紙片吸着手段とを一体的に移動させる移動手段とを備え、物品保持手段と紙片吸着手段とを物品保持位置に移動させて物品保持手段によって物品を保持させ、次に、物品保持手段と紙片吸着手段とを紙片吸着位置に移動させて紙片吸着手段によって紙片を吸着させるとともに、紙片の一部を物品の下方に位置させ、その後、物品保持手段と紙片吸着手段とを物品挿入位置に移動させ、物品保持手段を下降させるとともに、紙片吸着手段に紙片を解放させることにより、この紙片を箱体の側壁と物品との間で折曲げつつこれら物品と紙片とを同時に箱体内に挿入することを特徴とする物品および紙片の挿入装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP12941495A JP3577784B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 物品および紙片の挿入装置 |
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