JP3618379B2 - 包装箱の折り込み装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、物品が箱詰めされた包装箱の天面フラップの折り込みを、連続かつ自動的に行なうことができる包装箱の折り込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、物品が箱詰めされた包装箱の天面フラップの折り込みは、その折り込み動作が複数工程あって複雑なため、これを機械化するためにはこれらの動作に対応する複雑な構造が必要となって、装置全体が大掛かりとなって高価となる。
【0003】
また、折り込みが不十分となって天面フラップが開いたり浮き上がったりして人手による手直しが必要となる。
【0004】
しかも、処理する包装箱の形状が変更となったときは、これらの装置の全体を交換しなければならないので、型換えに多くの時間が掛かって主たる作業の稼働率が大幅に低下すると共に、これら複数種にわたる装置の保管が甚だ面倒であった。
等の様々な問題点を有するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記した問題点を解決するためになされたもので、包装箱の移送手段の近傍に設けた作動手段に、支持体へ取り付けた天面フラップの保持部材と、支持体へ取り付けて繰出手段により進退される押込体とからなる嵌着手段を取り付けることにより、簡単な構造によって、物品が箱詰めされた包装箱の天面フラップの折り込みを、連続かつ自動的に行なうことができる包装箱の折り込み装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するための本発明は、
包装箱の上部開放部を閉塞する天面フラップが該天面フラップの一辺を前記包装箱へ回動自在に取り付けられ、この天面フラップの端部に、前記包装箱の前側片へ折り曲がって挿入される先端片が付設された包装箱の折り込み装置にあって、
前記包装箱を載置して一方向へ移送する移送手段に対応させてその近傍に設けた作動手段と、この作動手段に取り付けて前記包装箱における前記天面フラップへ接離自在に係合する嵌着手段とからなり、
この嵌着手段は、支持体へ取り付けて前記天面フラップの上方に対応するように設けた保持部材と、前記支持体へ前記天面フラップにおける先端片の上部前側に下向き傾斜で繰出手段により進退し得るように取り付けた押込体とを備えさせた包装箱の折り込み装置の構成にある。
【0008】
【作用】
前記のように構成される本発明の包装箱の折り込み装置は以下に述べる作用を奏する。
【0009】
移送手段により物品が挿入されている包装箱を載置して連続的に一方向へ移送すると、作動手段により降下する嵌着手段の保持部材が包装箱cにおける天面フラップの上面に対応してこれを保持させる。
【0010】
そして、繰出手段の作動により押込体が天面フラップの先端片を所定角度に包装箱c側へ折り曲げて、該押込体がこの突出状態を維持する。
【0011】
この状態で、作動手段により嵌着手段を操作して天面フラップを開く方向へ回動させた後、押圧体を更に突き出して、更に、包装箱c側へ折り曲げる。
【0012】
次に、嵌着手段を降下させた状態で押込体を後退させると、先端片が包装箱における前側片の内壁に、自らの復元力により当接して係止されるもので、このとき、嵌着手段を更に降下させると、先端片が包装箱内へ確実に挿入される。
【0013】
【実施例】
次に本発明に関する包装箱の折り込み装置の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1〜図3においてAは、本発明の一実施例に係る包装箱の折り込み装置で、作動手段1と、嵌着手段2とにより基本的に構成される。
【0015】
本発明実施例装置Aに用いられる内容物bを収納した包装箱cは、図4に示すように、上部を開放させて両側に内フラップc1,c1を、この開放部を閉塞する天面フラップc2とがその一辺を回動自在に取り付けてあって、天面フラップc2の端部には、箱cの前側片c4へ折り曲がって挿入される先端片c3が付設されている。
【0016】
そして、前記した作動手段1は、包装箱cを載置して一方向へ移送する慣用のトッププレートを取り付けたチェーンコンベア等の移送手段3に対応させてその近傍に設けてあるもので、多軸に移動可能なロボットを用いる。
【0017】
前記した嵌着手段2は、作動手段1に取り付けて包装箱cにおける天面フラップc2へ接離自在に係合するもので、天面フラップc2の保持部材4と、押込体5とを備える。
【0018】
この保持部材4は、作動手段1の作用点部へ、クラッチ等の着脱手段6により取り外し自在に設けた支持体7へステー8により取り付けた流体作動による吸着パットを用いるものであって、天面フラップc2を吸着してこれを所定角度まで引き上げたり、該天面フラップc2を押し入れたりする。
【0019】
また、押込体5は、天面フラップc2における先端片c3の上部前側に所定傾斜で進退し得るように対応させてあるもので、流体シリンダ等の繰出手段9により操作される突片12によって、先端片c3を下方へ曲げ込むものであり、支持体7に取り付けて吸着パット面とほぼ同一面に設けた押込片10により天面フラップc2の押し込みを確実にする。
【0020】
なお、前記した繰出手段9は、本実施例においては、エアシリンダ9aとエアスライドテーブル9bとの組合せにより、押込体5を二段操作、すなわち、先端片c3を、約90°折り曲げた後、更に、約95°までの折り込みができるように構成されているが、単一の部材、あるいは、単一の部材と作動手段1との組合せにより前記した二段作動を行なうこともできる。
【0021】
したがって、前工程において、内フラップc1と天面フラップc2とが折り曲げられて、移送手段1により搬送された包装箱cは、図5(a)に示すように、作動手段1により降下する嵌着手段2の吸着パット式の保持部材4が包装箱cにおける天面フラップc2の上面を吸着して保持させると共に、図5(b)に示すように、繰出手段9の作動により押込体5が天面フラップc2の先端片c3を約90°程度、包装箱c側へ折り曲げるもので、押込体5はこの突出状態を維持する。
【0022】
この状態で、図5(c)に示すように、嵌着手段2を操作して天面フラップc2が開く方向へ回動させた後、押込体5を更に突き出して、同図において仮想線で示すように、約5°(全95°)程度、包装箱c側へ折り曲げて、図5(d)に示すように、嵌着手段2を降下させた状態で押込体5を後退させると、図5(e)に示すように、先端片c3が包装箱cにおける前側片c4の内壁に自らの復元力により当接して係止されるため、このとき、嵌着手段2を更に降下させると共に、保持部材4の吸着力が解除されつつ、図5(f)に示すように、押込片10により先端片c3が包装箱c内へ確実に挿入され作業がが完了する。
【0023】
なお、嵌着手段2は、処理する包装箱cの形状等によって、適宜変更されるもので、例えば、保持部材4である吸着パットの数が増減したりその間隔が変化したりするもので、この変更に伴って、作動手段1の近傍の受台11へ、異種の嵌着手段2を多数準備しておいて交換を行う。
【0024】
【発明の効果】
前述のように構成される本発明は、保持部材と押込体との簡単な構造により構成されているので、装置全体が簡略化されて安価に製作できて、しかも、折り込みが確実に行なわれるので人手が不要となる。
【0025】
また、処理する包装箱の形状が変更となったときは、これらの保持部材と押込体との一体を交換するだけで、直ちに、型換えができるのでこれに要する交換時間が短時間に行なうことができるため、主たる作業の稼働率を低下させることがない。
等の格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する包装箱の折り込み装置の一実施例の概要を示す側面図である。
【図2】図1における嵌着手段の要部を示す側面図である。
【図3】図2における正面図である。
【図4】図1における装置に用いる包装箱の各フラップを開放した状態を示す斜視図である。
【図5】図1における嵌着手段の作動状態を示す説明図である。
【符号の説明】
c 包装箱
c1 内フラップ
c2 天面フラップ
c3 先端片
c4 前側片
1 作動手段
2 嵌着手段
3 移送手段
4 保持部材
5 押込体
7 支持体
9 繰出手段

Claims (1)

  1. 包装箱の上部開放部を閉塞する天面フラップが該天面フラップの一辺を前記包装箱へ回動自在に取り付けられ、この天面フラップの端部に、前記包装箱の前側片へ折り曲がって挿入される先端片が付設された包装箱の折り込み装置にあって、
    前記包装箱を載置して一方向へ移送する移送手段に対応させてその近傍に設けた作動手段と、この作動手段に取り付けて前記包装箱における前記天面フラップへ接離自在に係合する嵌着手段とからなり、
    この嵌着手段は、支持体へ取り付けて前記天面フラップの上方に対応するように設けた保持部材と、前記支持体へ前記天面フラップにおける先端片の上部前側に下向き傾斜で繰出手段により進退し得るように取り付けた押込体とを備えさせたことを特徴とする包装箱の折り込み装置。
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