JPH01501059A - 直線的挿入装置 - Google Patents

直線的挿入装置

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JPH01501059A JP62504217A JP50421787A JPH01501059A JP H01501059 A JPH01501059 A JP H01501059A JP 62504217 A JP62504217 A JP 62504217A JP 50421787 A JP50421787 A JP 50421787A JP H01501059 A JPH01501059 A JP H01501059A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 直線的挿入装置 技術分野 本発明は外部のジャケット部分、より詳細には新聞のジャケットに被挿入物を挿 入する装置に関する。
背景技術 新聞を取り扱う作業において、新聞の外部のジャケットとして公知の部分に被挿 入物を迅速に、効率良く挿入することができるモジュール化された装置が長い間 要望されて来た。これに関する従来の開発努力は、米国特許第4,133.52 1号、同第4,046,367号、同第3,711,083号、同第2,856 ,182号、同第2.461,573号および同第 1.951,300号各明細書に記載されている。
このような従来の装置のうちの成るものはロークリ型であり、成るものは直線型 である。従来型の装置の他の特徴は、新聞のジャケットを保持するために頂部ま たは底部が開く形状の可動壁を有するポケットと、ポケットが開いている時に前 部ジャケット部分と後部ジャケット部分とを分離させるための真空装置と、全て の被挿入物が挿入された後にポケットから新聞を取り出す装置とをるものや、固 定のポケットを使用するものもある。
本発明が開示する挿入工程のラインが直線的である挿入装置は、従来の装置より も効率良く挿入し得るものである。また、本発明の装置はモジニラ型であるから 任意の被挿入物を(挿入ホッパから)新聞のジャケットに挿入することができる 。また、本発明は、上記装置を拡張するために、ポケットおよびこれに関連する フレーム構造部分を上記装置に付加することができる。
発明の開示 本発明は、開いた新聞のジャケットに被挿入物を挿入するための挿入工程のライ ンが直線的である挿入装置のためのものである。この装置は一連のポケットを有 し、このポケットがそれぞれ閉じられた経路の中で移動し、各ポケットが1つの 新聞のジャケットを保持する。また、各ポケットが固定壁と可動壁とを有し、こ の固定壁と可動壁がポケットの底部でヒンジ結合されている。
ポケットがジャケットホッパによって移動される時に、ジャケットホッパがジャ ケットを各ポケットに挿入する。
その後に可動壁が固定壁の方向に移動してポケットが閉じられる。その後に、固 定壁と可動壁が真空にされる。
ポケットが開いた時に真空吸引装置がジャケットを開き、後部ジャケット部分を 可動壁に寄り掛かるように保持させ、前部ジャケット部分を固定壁に寄り掛かる ように保持させる状態にする。
その後に真空が破られ、挿入ホッパを用い、1つ以上の開かれたジャケットの中 に1つ以上の被挿入物が挿入される。全ての被挿入物がジャケットに挿入された 後に、ポケットが閉じられ、グリップ機構が閉じられたポケットの頂部から新聞 を被挿入物と共に掴み出す。
本発明の目的は付加的な挿入ホッパとポケットを加え得るモジュール化され、挿 入工程のラインが直線的である挿入装置を提供することにある。
本発明の他の目的はジャケットホッパと挿入ホッパが上記装置のどの側からでも 積込み可能の、挿入工程のラインが直線的である挿入装置を提供することにある 。
本発明の他の目的は可動のポケット、グリッパ搬送機構、および、ポケットの壁 体を吸引するための真空装置が全て同期駆動される挿入工程のラインが直線的で ある挿入装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、1人で2つの挿入ホッパに積み込みができるように、隣接 する挿入ホッパの向きを180度変えることができる挿入工程のラインが直線的 である挿入装置を提供することにある。
図面の簡単な説明 第1図は被挿入物を新聞のジャケットに挿入するための3つの挿入ホッパが取り 付けである本発明に基く挿入工程のラインが直線的である挿入装置の部分斜視図 、第2図は第1図の装置の被挿入物を新聞のジャケットに挿入する行程を示すた めのポケットの立面略図、第3図は第1図の装置のポケット、真空装置、および 同期装置を、第1図の装置とは反対の側から見た部分斜視図、 第4図は第1図の装置のポケットから新聞を被挿入物と共に掴み上げるためのグ リッパ搬送装置のグリッパ機構を示す第1図の装置の同期駆動型グリッパ搬送装 置の斜視図、 第5図は第4図のグリップ機構の開かれた状態の斜視図、 第6図は第4因のグリップ機構の閉じられた状態の斜視図、 第7図はポケットの固定壁の第3図の矢印Gの方向の立面図、 第8図は 第1図のポケットを簡略的な形状にした構造であり、開かれた状態にあるポケッ トを、第1図および第2図の上記装置およびポケットとは反対の側から見たポケ ットの側部立面図、 M9図は第8図に示したポケットの閉じた状態の側部立面図、 第10A図は第3図に示した真空装置の部分破断部分立面図、 第10B図は第3図に示した真空装置の部分平面図である。
発明の詳細な説明 本発明の形態を示す図について説明する。挿入工程のラインが直線的である挿入 装置1は、新聞に挿入される被挿入物を、さらには、広告資料または特別な付録 等を、新聞の外側で折り曲げられた部分、すなわち、新聞のジャケットとして公 知の部分に挿入するa!能を備えた装置である。この装置は、具備している挿入 ホッパの数に応じて、任意の数の被挿入物を新聞のジャケットに挿入することが できる。
本発明は新聞に挿入すべき被挿入物を新聞のジャケットに挿入する機械のみに限 定されるものではない。本発明は、むしろ、任意の物、例えば、雑誌、パンフレ ット、リーフレット等に任意の物を挿入する機械を含むものである。但しこれの 機械に限定されるものではない、第1図に示す形態において、3つの挿入ホッパ 500が使用され、各挿入ホッパが1つの挿入部を開いた新聞のジャケットの中 に落とし込む。しかしながら、挿入ホッパの数は必要とする挿入の数で表わされ 、本発明の装置の真直ぐなラインすなわちモジュール化された構造は任意の数の 挿入ホッパに対応可能である。このモジュール化された構造は付加的なポケット を追加することができる。
以下、第1図の装置の作動を全般的に説明し、その後に本装置の各部を詳細に説 明する。
まず作動の全般について説明する。
束の形の新聞100がジャケットホッパ200の中に置かれる。このジャケット ホッパ200は従来の構造である。上記ジャケットホッパと同様の本発明に使用 されるジャケットホッパには、グラファ・ホールディング社、ハリス・グラフィ ック社・マツケーン・マニニフ7クチャリング・コーポレーション社、およびカ スタム・ビルト・マシナリー社等が製造販売するホッパが含まれる。
ジャケットホッパ200は周知の方法で作動する。ジャケット100は移動して いるポケット300の中に落とし込まれる。この落とし込まれる時点は、ポケッ ト300がジャケットホッパ200の下を、第1図、第2図、および、第3図の 矢印の方向に通過する時である。
ジャケットホッパ200はポケット300の移動に同期するように、従って、ポ ケット300の直線的な移動速度と一致するように駆動される。
ジャケット100はポケット300の中に落下し、その中に留まる。そのジャケ ット100の姿勢は、例えば、第2図の姿勢(a)に示すようにポケット300 の可動壁320に寄り掛かった姿勢である。
ポケット300が第1図、第2図、及び、第3図に矢印Aで示す方向に移動する 時に、ポケット300の可動壁320がポケット300の固定壁340の方向に 移動し、第8図に示す位置から第9図に示す姿勢に変わる。
これは、それぞれ、第2図に示す姿勢(a)、(b)に対応する。第8図および 第9図は、ポケット300を第2図の反対側から見た側面立面図である。第9図 に示すポケットグリッパ330は「落下」姿勢であり、ポケットグリッパ330 は第2図の姿勢(b)で「上昇」姿勢である。また、第8図および第9図では、 ポケット300の中のジャケット100を省略しである。
可動壁320を固定壁340の方向に回転させる方法とポケットグリッパ330 の機能の説明は、後で[ポケットの機能および作動」を説明する時に行う。
可動壁320がその閉じた姿勢になる時に、ジャケット100は第2図の姿勢( b)に示すように可動壁320と固定壁340の間にある。その後に、真空装置 400が固定壁340にあるポケット吸引口341゜343と、可動壁320に あるポケット吸引口321゜323を減圧して、第一ジャケット部分すなわち前 部ジャケット部分105と、第二ジャケット部分すなわち後部ジャケット部分1 10とをそれぞれ吸引する。真空装!400の全体を第3図に示し、その細部を 第10A図および第10B図に示す。この真空吸引後間もなく、可動壁320が 第9図および第2図(姿勢(C))に示す姿勢から第8図および第2図(姿勢( d))に示す姿勢になるまで下側に回転して開いた姿勢になり、従って、ポケッ ト300が開き、ジャケット100が開く。
ポケット吸引口321,323,341,343を真空にして、可動壁320を 第2図の開いた姿勢(d)にする時に、後部ジャケット部分110〜が可動壁3 20で保持され、前部ジャケット部分105が固定壁340に保持される。真空 吸引により可動壁320が開いた姿勢になる時に、ジャケット100が適当に開 く。その後に、真空装置による個々のポケットの真空吸引を停止し、真空装置4 00から全ての真空系統に低圧空気を短時間送ってこれを清掃し、ポケット吸引 口、ジャケット吸引口等のいずれのボートに吸込まれたジャケットの小片も、如 何なるジャケットの小片も残らず除去する。
しかしながら、ポケット吸引口321,323゜341.343が真空吸引され ない状態になった後も、ジャケット100は開いた状態を維持する。ジャケット 100の後部ジャケット部分110は重力の作用で可動壁320に保持される。
これは、可動壁320が開いた姿勢になる時に、垂直面を0度として負の方向に 約25度まで回転するからである。ジャケット100の前部ジャケット部105 はポケットグリッパ330の作用で固定壁340に寄り掛かるように保持される 。このポケットグリッパ330は第2図の姿勢(d)に示すように前ジャケット 部分105の傾斜方向とは反対の方向に回転して下がっている。ポケットグリッ パ330のばねのヵはポケットグリッパ330を前部ジャケット部分105に対 抗させる状態に保持し、従って、前部ジャケット部分105を固定壁340に寄 りかからせる状態に保持する。固定壁340は、さらに、垂直面に対して正の方 向に15度の角度になる。この角度で、重力の作用がポケットグリッパの力と共 働してジャケット部分105を固定壁340に寄り掛かられせることか判った。
ポケットグリッパに関するさらに詳細な説明は、「ポケットの構造と作動」の説 明の後で行う。
固定壁340の角度を0度すなわち垂直にするよりも、正の方向の15度にする 方が良い。その理由は、ジャケット100が真空吸引される前に固定壁340の 方に強制的に位置付けられる時に(第2図、姿勢(b))ジャケット100が0 度の中心線を越えて回転し、そのために、重力の作用により、ジャケット100 が固定壁340に寄り掛かる状態を保持し易くなる。真空吸引が行われ、ポケッ トが開いた時(第2図、姿勢(C)、姿勢(d))に、可動壁320に対して真 空吸引を行えば、後部ジャケット部分110のみが、その可動壁と共に移動する 。固定壁340を0度とした場合には、真空吸引を行った後のポケット300の 開き方が部分的に不適当になるか、またはジャケット100の開き方が不適当に なることがあり得る。
ポケット300が第一挿入ホッパ500の下を通過する時に、このホッパ500 が第2図の姿勢(e)、(f)で示すように挿入部材600をジャケット100 の中に落下させる。これと同様に、ジャケットホッパ200についても、挿入ホ ッパ500が、口が開いたポケット300の到達と同期するように、挿入部材6 00を排出する。挿入ホッパ500は、第1図に3つ示しであるが、従来の方法 で作動する。既に説明したと同様に本発明に使用する挿入ホッパには、グラファ ・ホールディング社、ハリス9797472社、マツケーンφマニュファクチャ リング拳コーポレーション社、およびカスタム争ビルト・マシナリー社等が製造 販売するホッパが含まれる。
付加的な挿入部材を同様の方法で開いているジャケットに挿入する場合には、そ の挿入部材を第2図の(f)の姿勢にする。
ジャケット100に所要の数の挿入部材を入れた後、カムを用いて、ポケットグ リッパ330を上げて開いた姿勢にし、ジャケット100の前部ジャケット部分 105を固定壁340から第2図の姿勢(g)に移動させる。この前部ジャケッ ト部分105の移動すなわち「横動作動」は、この形態では、従来構造の固定ば ね付ロッド(図示せず)によって行われる。このロッドは装置1のフレーム10 に保持されている。ポケット300がばね付ロッドを通過して移動する時に、こ のロッドが押して、すなわち、「横動」をして、前部ジャケット部分105を固 定壁340から離す。他の適当な任意の装置を用いて前部ジャケット部分105 を固定壁340から離す横動を行うことができる。
前部ジャケット部分105が固定壁340から離れるように横動された後、ポケ ットグリッパ330がカムの作用で第2図の姿勢(h)に示す位置に下降し、ポ ケット300が第2図の姿勢(h)に示す位置に近づく。これで、完全な形の新 聞(ジャケット100と挿入部600とによって構成される)100’がグリッ パ搬送装置700にピックアップされる状態になる。
前部ジャケット部分105は横動作動により可動壁320まで戻され、ポケット グリッパ330が横動作動により下がり、その後に新聞がグリッパ搬送装置70 0によってピックアップされる。グリッパ搬送装置によるピックアップの前にポ ケットグリッパ300を下げ、これをグリッパ搬送装置700のピックアップ作 動を妨げないようにすることが必要である。
グリッパ機構720は搬送装置740を移動させるために取り付けられ、この搬 送装置740がほぼ楕円形の閉じられた経路に沿って第1図および第4図の矢印 B。
B′に示す方向に移動する。このグリップ機構は第4図に示すように、新聞10 0′の上に来る。この時にグリップ機構720が第5図に示す開く位置にある。
グリッパ720の可動パッド722および固定パッド724がポケット300の 中の新聞100′の上を通過し、可動パッド722が固定パッドの方向に回転し 、これにより、グリッパ720が新聞100′に接近し、この新聞100′を強 く掴み、この新聞をポケット300から持ち出す。可動パッド722の表面が粗 いので、グリップ機構720が新聞100′を強く掴み易い。
第4図、第5図、および、第6図に破線で示すグリッパのカムのアーム726が グリッパ搬送装置700に取り付けである固定のカムのアーム(図示せず)の上 に乗るので、可動バッド722が回転される。下部のアーム726が第5図およ び第6図に示すように可動パッド722と同軸回転するので、下部のアーム72 6がグリッパのカムの係合と同期回転する時に、可動バッド722も上方に回転 し、第5図に示す位置から第6図に示す位置まで、第6図の矢印Cで示す方向に 移動する。
ポケット300の各壁体の切欠き部分305は、グリップ機構720のパッド7 22.724が、ポケット300の壁体320.340に接触することなく新聞 100′に直接接触するための空間を形成する。ポケットグリッパ330は、グ リップ機構720が新聞100′を掴む前に固定壁340(第2図の姿勢(h) )より下まで下がり、このポケットグリッパ330もグリップ機構720に接触 せず、従って、新聞を掴む作動を妨害しない。搬送装置740がポケット300 の移動と同期するように駆動されるので、各グリップ機構720が移動中の搬送 装置740の上で移動する時に、対応するポケット300から新聞100′を取 り出し品い位置に移動する。後続するグリップ機構720も、上記と同様に、ポ ケット300と搬送装置740が逐次移動する時に、対応する後続する新聞を取 り出し易い位置に移動する。
市販の一方向作動型のクラッチ728は、クラッチ721がクラッチ728に接 触または係合していない時に、従って、クラッチ728が解除された状態の時に 、可動パッド722が第6図の矢印Cで示す方向とは逆の方向に移動することを 防止する。従って、グリップ機構720が新聞100′に被さる状態で閉じられ ると、新聞100′がグリップ機構720に保持される。このグリップ機構72 0による新聞の保持は、ラッチ721が解除用のカムまたはブロック710(第 1図)或いはその他の解除装置に接触し、上記一方向作動型のクラッチ728を 解除するまで、維持される。
グリップ機構720は、新聞100′を離す位置、例えば皿状部材780の位置 まで、搬送装置740と共に移動する。グリッパ720が皿状部材780に到達 した時に、グリッパ搬送装置700のフレームから突出している固定ブロック7 10がグリップ機構720の解除用のラッチ721に接触する。これにより、一 方向作動型のクラッチ728が解除の状態になり、可動バッド722が短時間で 開く (第5図)。この可動バッド722を開く力は、グリップ機構720のば ね723゜725の押圧力である。可動パッドが開かれると、新聞100′がグ リップe[720から皿状部材780の中に落下する。この新聞100′は皿状 部材780から保持装置例えばスタッカ(図示せず)等に送られ、さらに処理さ れ、分配される。また、所要の被挿入物が新聞に適当に挿入されない場合、その 新聞を排除するための排除装置を設けることができる。この排除装置の取付位置 は突出している固定ブロック710の前とするのが好ましい。
新聞100′を落下させる位置は多数設けることができる。また、皿状部材78 0の前に空気作動型ソレノイド(図示せず)を設け、このソレノイドを用いてラ ッチ721を解除し、必要に応じて、例えば、第2の新聞、第3の新聞、第4の 新聞等のために、グリップ機構720を開くようにすることもできる。この構造 によって、皿状部材780と同様の多数の皿状部材を設けて、幾つもの新聞の束 を同時に完成状態にすることができる。
次に、ポケットの構造と作動について説明する。
既に説明したように、ポケットグリッパ330がカムの作用で上昇し、閉じたジ ャケットがポケット300から取り出された後、ポケット300が真空装置40 0で吸引される前に、ポケット300が閉じる(第2図の姿勢(b))。ポケッ ト300は次の要領で閉じられる。
第1図に示すカム380は固定され、上記装置1のフレーム10に保持される。
このカム380は上昇する部分382を有し、この部分382はポケット300 を閉じるために使用される。ポケット300のカムフォロア360は、第1図、 第7図、第8図、および、第9図に示すように、カム380の表面382に乗り 、ポケット300の可動壁320をポケット300の固定壁340の方向に回転 させる。
カムフォロア360はポケットのカムフォロアのアーム362に取り付けられ、 このアーム362はポケット300のヒンジ結合部分390に取り付けられてい る。
第8図および第9図に示すように、カムフォロアのアーム362と可動壁320 は、その回転軸線がヒンジ結合部分390に沿っているので、カムフォロアのア ーム362が回転し、これに続いて、面382が上昇し、可動壁320も上に回 転する時に、ポケット300を閉じる作用をする。これと同じ要領で、カムフォ ロアのアーム360がカム380の第2の表面284にの上に下降する時に挿入 ホッパ(第2図の姿勢(d))が被挿入物600を挿入するが、それまでにポケ ット300が開かれる。カム380の床からの高さと作用部分の高さとの相対的 な値は、ポケット300の開閉のための回転に影響を及ぼす。この形態では、カ ム380の高さを調節することができる。
全ての被挿入物600が開かれたジャケット100に挿入された後に、カムフォ ロア36αが第1図に示すようにカム310に乗り、こδカムフォロア360が ポケット300を第2図の姿勢(i)まで閉じる。カム310は、カム380と 同様に、上記装置色のフレーム10に固定保持されている。カム310の床から の高さと作用部分の高さによって、ポケット300を閉じる速度と開く角度が変 化する。この形態では、カム310の高さを調節することができる。
ポケットのグリッパ330は、既に説明したように、前部ジャケット部分105 を固定壁340で第2図の姿勢(d)、(e)、(f)に保持するために使用さ れ、固定壁340に回転可能に取り付けられる。ポケットのグリッパのカムフォ ロア332は、第3図および第7図に示すように、ポケットのグリッパのカムフ ォロア334によって、ポケットのグリッパ330と同軸回転可能に取り付けで ある。ポケットグリッパのカムフォロア332はカム350(第3図)の面35 2の上に乗り、カムフォロアのアーム334は回転してポケットグリッパ330 を第2図の姿勢(b)まで回転上昇させる。その後に、ポケットグリッパのカム フォロアのアーム334がカム350の面354から離れた時に、カムフォロア のアーム334が回転してポケットグリッパ圧し、前部ジャケット部分105を 固定壁340に、第2図の姿勢Cd)に示すように保持する。金属製のグリッド 部分105を固定壁340に強固に保持する。
全ての被挿入物600が開かれたジャケット100に入れられた後に、−カムの 作用で、ポケットグリッパ330が第2図の姿勢(g)まで上昇する。その後に 、前部ジャケット部分105が既に説明したようにカムの作用で固定壁340か ら離れ、ポケットが第2図の姿勢(1)に閉じられる。ポケットのグリッパ33 0(第2図の姿勢(h)、(i))は、カムの下降作用によって、カムフォロア 332から上昇して、この装置1のフレーム10に強固に取り付けである他のカ ム(図示せず)に乗り、このグリッパ330が回転運動をする。ポケットのグリ ッパ330はカムの作用で固定壁340(第2図の姿勢(h)および(i))に 下降し、これにより、既に説明したように、ポケットのグリッパ330がグリフ ない状態になる。各ポケット300の各固定壁340に2つのポケットのグリッ パ330を設けることができ、この第2のポケットのグリッパ、ポケットのグリ ッパのカムフォロア、および、ポケットのグリッパのカムフォロアのアームは、 既に説明したポケットのグリッパ330、ポケットのグリッパのカムフォロア3 32、および、ポケットのグリッパのカムフォロアのアーム334と同様である 。第2のポケットのグリッパ、ポケットのグリッパのカムフォロア、および、ポ ケットのグリッパのカムフォロアのアームは、第7図のM線330′で示した節 囲内にある。第2のグリッパ330と、これに関連性を有する構成部材を使用す る場合には、第2のカムを、上記装flflの、第3図のカム350の取付部と は反対側の側部に取り付ける必要がある。
ポケット320の固定壁340を第7図に詳細に示す。
ピン302.304は固定壁340をローラのチェノ50.50’ に保持し、 このチェノがポケット330を支持し、駆動する。これについて、以下、説明す る。第7図に、スプロケット44′に支持されたローラチェン50′と、支持部 材54に支持されたローラチェン50を示す。支持部材54はフレーム10に保 持されている。
ローラチェン50.50’ 、スプロケット44.44’、および、支持レール 54の細部説明は、後の「同期駆動装置」の説明の時に行う。
固定壁340のポケット吸引口341.343を第7図に示す。このポケット吸 引口は可動壁320のポケット吸引口321.323と同様であり、ホース38 0で減圧される。このホース380は真空吸引用ステム345に接続され、この 真空吸引用ステム345は真空装置のフランジ460に接続される。この接続方 法の説明は、真空装置400を説明する時に行う。ホース321.323,34 1,343は、第3図にその全てが示されてはいないが、各ポケット吸引口32 1゜323.324.343に接続され、このポケット吸引口は各ポケットの壁 体に2つずつ設けられる。
固定壁340の長穴346は固定壁340の重量を軽減するためのものであり、 この重量軽減はポケット300を移動させるために必要な力を最少にするための ものである。この長穴は可動壁320の長大と同様である。ポケットの壁体の長 大を第3図に示すが、このような長穴はこの形態を構成してシ)る。固定壁34 0と可動!!320にも、それぞれ、切欠部分305があり、この切欠部分があ るので、グリップ機構720が、ポケットの壁体320,340に接触すること なく、新聞100′を掴むことができる。
第8図および第9図に示すように、ポケット300は底部がヒンジ結合され、こ のヒンジ結合390で、可動壁320が回転する。また、カムフォロア360も ポケット300のヒンジ結合390に取り付けられている。
第8図および第9図に形状を簡単にしたポケット300を示す。このポケットは ヒンジ結合部分を軽量化するためのものであり、この第8図および第9図に、カ ムフォロア360と可動壁320の相対的な運動を併せて示す。
第2図に示したポケット300の中で開いた状態のポケット300はV形である が、実際には、可動壁320と固定壁340の相対的な形状のために、U形に近 い形状になる。そのために、被挿入物600を挿入するためには、ジャケット1 00を大きく開く必要がある。固定壁340のヒンジ結合部分390にあるボス 392は、ジャケットが第2図の姿勢(b)で閉じられた時に、ジャケット10 0の折り曲げられた下部を載せるための面を形成する。
ポケット300が第2図の姿勢(d)で開いた時に、ジャケット100がさらに U形に近い形状になる。これは、ジャケット100がボス392の上で曲げられ た形状のままでいるからである。可動壁320のヒンジ結合部分の直径が小さい ボス(図示せず)は、寸法がボス392よりも小さいために、ポケットが開かれ た時に可動壁320が曲げられたジャケットを支持することが出来ない。ジャケ ット100が固定壁340のボス392の上で曲った状態を維持し、可動壁32 0が開く姿勢に移動する時に、ポケットのグリッパ330がジャケット100の 前部ジャケット部分105を所要の位置に保持しているために、ポケットが真空 吸引される位置を通過した後に、ジャケット100が開いた状態のポケットの輪 郭に追随する形状になり易い。そのノ;めに、ポケットのグリッパで保持されて いない後部ジャケット部分110は、断面形状がさらにU形になる。
U形の開いたジャケット100は被挿入物を挿入するための上級部分が大きく開 く。
ローラ375は各ポケット300の固定壁340に取り付けられて、ポケットの 可動壁320を停止させ、固定する作用をする。ローラ375は弾力を有する材 料で作られており、可動壁320に次のポケットの可動壁320が突き当たり、 突き当てられた方の可動壁320がほぼ25度開く位置を越えて移動するのを防 止する。
第3図に1個のローラ375を示したが、このローラ375は各ポケットの固定 壁に設けられる。
可動壁320はM7図に示した固定壁340とほぼ同様の形状であり、相違して いる点は可動壁320にポケットのグリッパ330、カムフォロアのアーム33 4、カムフォロア332または真空ステムがないという点である。
次に、同期駆動装置について説明する。
モータ駆動型の主駆動装置20はポケット300、真空装置400、および、グ リッパ搬送装置700を駆動し、さらに、ジャケットホッパ200および挿入ホ ッパ500をも駆動するので、全ての機構が同一の線速度で移動し、すなわち、 この形態の場合にはホッパ200゜500の速度で移動して、出荷可能状態の新 聞等を適当な速度で送り出すことができる。
駆動用スプロケットはポケット300と真空装置400とを同期駆動するために 使用される。スプロケット40それ自体のシャフトは主駆動装置20により、従 来の方法で駆動される。
スプロケット40は2つの部分すなわち、内側のスプロケット42と、外側のス プロケット44を存する。第3図に示すように、スプロケット44は矢印りの方 向に回転し、ポケットのローラ50はスプロケット44の歯44aに乗る。ロー ラのチェノ50は固定の支持レール54の位置にあり、この支持レール54は上 記装置1のフレーム10に支持されている。ローラのチェノ50゜50′は同じ 形であり、それぞれ、上記装置1の両側に配設され、第3図に示すように、上記 装置1の周囲を回る無端チェノを形成し、それぞれ、支持レール54゜54′の 下側を通り、第1図および第3図の矢印A′の方向に進んで、ジャケットホッパ 200の近(まで戻る。
第3図のスプロケット42.44に対する付加的な内側のスプロケット42′お よび外側のスプロケット44′を、上記装置10両側端部に設けることができる 。
ポケット300の各固定壁340は、第7図に示すように、ローラのチェノ50 .50′の独立のリンクに、それぞれ、ビン302,304で取り付lすられる 。可動壁320が固定壁340にヒンジ結合されているので、全てのポケット3 00が共に、閉じた楕円形の経路を、ローラのチェノ50. 50’ と共に移 動し、上記装置1の下側を通り、第1図および第3図の矢印A′の方向に移動し て、ジャケットホッパ200に戻る。ローラのチェノ50.50’はそれぞれ、 支持レール54.54’の閉じられた形の経路に沿って移動する。ポケット30 0はローラのチェノ50によって「駆動」され、「支持コされる。ポケット30 0が同一の搬送媒体(ローラのチェノ50. 50’ )を有するので、ポケッ トの支持装置と駆動装置を別々に設ける必要がある装置と比較すれば、構成部材 の数を減少させ、製造を容易にすることができる。
ローラのチェノ50,50’のリンクに個々のポケットの固定壁が結合される。
このローラのチェノ50゜50′はポケットの直線上の位置に応じて、スプロケ ット44.44’ 、または、案内レール54.54’ に取り付けられる。こ の形態は実用的なものであり、第7図の形態と異なる。すなわち、第7図ではロ ーラのチェノ50に支持レール54が取り付けられ、ローラのチェノ50′がス プロケット44′に取り付けられたが、実用的な形態ではどの固定壁も第7図に 示す位置に取り付けられることはない。第7図は、むしろ、閉じた経路に於ける ポケットの位置の応じ、スプロケット44.44’または案内レール54.54 ’ に対してローラのチェノ50、.50’を取り付ける要領を示すものである 。
内側のスプロケット42の回転軸線は、外側のスプロケット44の回転軸線と同 軸であり、セの内側のスプロケット42の歯42aがチェノ70を駆動する。チ ェノ70は真空装置駆動用スプロケット420を第3図の矢印Eで示す方向に駆 動する。真空装置のローラのチェノ440.440’ は同一の速度でスプロケ ット420゜420′および真空装置の固定された支持レール442に乗す、ロ ーラのチェノ50はスプロケット44゜44′および支持レール54.54’の 上に乗る。従って、真空装置400とポケット300は同期駆動されて、真空装 置400がポケット300を、同期するように真空吸引することができる。これ については後に説明する。
第1図では、上記装置1の他の部分、特にカム380゜310、および、カムフ ォロア360を示すために、モータ駆動型の主駆動装置20以外の駆動装置を全 て省略しである。
次に真空装置の構造および作動について説明する。
真空装置の細部を第3図、第10A図、および、第10B図に示す。真空装置の ローラのチェノ440゜440′が真空装置の支持レール442上でスプロケッ ト420,420’の周囲を移動する時に、ゴム等の可撓性材料で作られている 真空装置のフランジ460が、ポケット300のポケット真空吸引用ステム34 5に接触し、整合する。この真空装置のフランジ460は真空装置のフランジの シャトル462によって支持され、このシャトル462はピンでローラのチェノ 440゜440′に結合されている。
また、フランジ460はシャトル462の真空吸引用カムフォロア464に取り 付lすられている。カムフォロア464は、第10B図に示すように、カム46 6の面に乗る。シャトル462が第10B図の矢印Aの方向にこのmlOB図の 位W466aに移動した時に、カムフォロア464が移動し、シャトル462の ばね468の力で、カム466の形状を変化させる。この構造により、フランジ 460を、第3図に示すように、真空吸引用ステム345に向けて移動させ、こ れに整合させることができる。
カム466の点466a、466bの間で、フランジ460をステム345に整 合させることができる。
真空装置400の隣接する真空吸引用フランジ460の離間距離はポケット30 0の隣接するポケット吸引用ステム345の離間距離に、正確に等しい。従って 、真空装置のローラのチェノ440,440’ とポケットのローラのチェノ5 0.50’が同期して移動する時に、カム466の点446g、446bの間で 、フランジ460がステム345と鏡像関係を保って移動する。多数の吸引口を 備えた弁板450が固定の弁452に回転できるように取り付けられ、この弁板 450が第3図および第10A図に示す矢印Fの方向に、ローラのチェノ440 .440’の移動速度と同じ速度で回転し、真空装置(図示せず)で真空装置の フランジ460を真空にすることができる。このフランジ460を真空にするの は、弁板の開口部454が固定弁452のばね付ロッド452′の上の位置まで 回転する時の経路の予め定められた長さの範囲だけである。ばね付ロッド452 ′を第3図及び第10A図の弁板450の断面形状の中に部分的に示す。真空装 置のフランジ460が適当な位置、すなわち、弁板450が弁452のばね付ロ ッド452′からホース475を介してフランジ460を真空にすることができ る位置に到達した時に、フランジ460がポケット吸引用ステム345に整合し 、ホース380を介して、ポケット吸引口321.323,341,343が真 空吸引される。この形態では、11のフランジ460が設けられ、このフランジ がそれぞれシャトル462に関連性を有する。各フランジ460は弁板450の 真空吸引口454に、ホース475を介して結合される。各吸引口454には分 離されたホース475が取り付けられている。
真空装置のフランジ460は、第10B図の位置466bで、吸引口454が弁 452の長穴452′の開口部を通過する時と同期して、カムの作用により、ス テム345から離れる。
このように、本発明では、各ポケットのための分離された真空系統の代りに、組 を成す真空系統を回転させてポケット吸引口を選択的に真空吸引する真空装置4 00を設ける。この真空装置の真空装置のフランジ460はポケット吸引用ステ ム345に係合し、真空吸引が不要になった時に係合が解除される。フランジ4 60とステム345の係合がカムの作用で解除されるのと同期するように、弁板 450の吸引口454が弁452の開いたばね付ロッド452′を通過し、従っ て、真空吸引が終了する。
本発明には多くの長所がある。
スプロケット40がポケット300と真空装置400とを駆動するので同期を取 り易く、適当な時点で、真空吸引を行って、ポケット300を引き付けることが できる。
また、上記装置t1が直線的な形状であり、従来構造の回転型装置と異なり、モ ジュール化されているので、装置の性能に悪影響を及ぼすことなく、任意の数の 挿入ホッパ600を取り付けることができる。また、必要に応じて、付加的なポ ケットをフレームに取り付けて、上記装置の作動を拡大することができる。
本発明の他の特徴は、ポケット300がヒンジ結合されているが底部が「閉じ」 であり、新聞100’sがポケットの頂部からグリップ機構720で取り出され ることである。必要に応じて、新聞を底部から取り出すようにすることもできる 。底部が開くポケットは、その使用可能の空間が、既に説明した本発明のポケッ トの使用可能の空間よりも限定される。その理由は、上記装置1の下側の部分が 、第1図および第3図に示すように、ジャケットホッパ200の部分までの閉じ られた経路に沿って、ポケット300の戻りの経路として利用されるためである 。しかしながら、上部を開くポケットのほうが底部を開くポケットより優れてい る。その理由は、上部を開(ポケットの場合、グリップ機構720を用いて新聞 の頂部をしっかりと掴むことができるからであり、さらに、重力を利用すること なく、本発明のグリッパ搬送装置の強いグリップ作用で、挿入終了状態の新聞を ポケットから確実に取り出すことができるからである。ちなみに、重力を利用す る場合には、新聞とポケットの壁体との摩擦によって、新聞の取出しが妨害され る危険がある。底部が開いているポケットを使用する装置の場合には、何等かの 力を加えてポケットから新聞を取り出す措置を実際に講じないかぎり、新聞がポ ケットに固着する危険がある。
さらに、底部が開いているポケットを使用する装置の場合には、しばしば、ジャ ケットが被挿入物と共に高速移動中の搬送ベルトから落下して、ジャケットから 被挿入物が脱落する。この不具合が発生する原因は、ジャケットが高速移動中の 搬送ベルトに最初に接触する時に、このベルトがジャケットのみをこのベルトの 移動方向に急激に加速するが、その時に同時に被挿入物を加速しないからである 。そのために、しばしば、ジャケットから被挿入物が離脱する。この問題は、本 発明では発生しない。その理由は、グリップ機構720がジャケットと被挿入物 を一緒に掴んでポケットの頂部から取り出すからであり、被挿入物がジャケット の外に残されることがないからである。
本発明の他の長所は、被挿入物600を挿入ホッパ500に、上記装置1のいず れの側からでも送り込み得ることである。この構造によって、2Å以上の工員が 互いに邪魔にならないような状態で挿入ホッパ500に被挿入物を積み重ねるこ とができることである。また、挿入ホッパに被挿入物をどの方向からでも入れる ことができるので、挿入ホッパ500の被挿入物受入れ能力に大きい自由度を持 たせることができる。従って、例えば、1人の工員が上記装置の一方の側で第2 、第4、第6・・・の挿入ホッパに被挿入物を積み込み、他の工員が上記装置の 他方の側で第1、第3、第5・・・の挿入ホッパに被挿入物を積み込むようにす ることができる。
また、隣接する挿入ホッパ500を180度回転させることができるので、1人 の工員で、移動距離を増すことなく、隣接する複数の挿入ホッパ500に被挿入 物を積み込むことができる。この特徴は、挿入ホ・ソバが同一方向に配設され、 それに隣接するように大型のスキッド、すなわち、フォークリフト等で荷役作業 をするt:めの単面型パレットを配置して被挿入物を供給し、工員が被挿入物を 積み込むために挿入ホッパの付近を移動しにくい状況の下で、特に有用である。
本発明の直線的な形状の挿入装置は、以上説明した形態に限定されるものではな く、請求の範囲の記載によって明確にされるものである。
浄書で内容に変になし) u FIG、4 FIG、IOA

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.物の中に1つ以上の被挿入物を挿入するためた使用され、被挿入物の挿入さ れる部分が上記物の外部の折り曲げられたジャケットとして公知の部分である挿 入工程のラインが直線的である挿入装置において、それぞれ単一のジャケットを 保持し、ジャケットの各ポケットが固定壁と可動壁とを有し、固定壁と可動壁が 底部でヒンジ結合され、頂部が開かれる形状である一連のポケットと、 ポケットを閉じられた経路の中で移動させるための装置と、 ジャケットを各ポケットに挿入するためのジャケットホッパと、 ジャケット挿入後に可動壁を固定壁の方向に移動させて各ポケットを閉じるため の第1の装置と、ポケットが閉じられている時に固定壁と可動壁に対して真空を 適用するための真空装置と、 第1のジャケット部分が固定壁に対する吸引によって保持され、第2のジャケッ ト部分が可動壁に対する吸引によって保持されるように真空が適用されている時 にポケットを開くための装置と、 固定壁と可動壁から真空を除去するための装置と、各ポケットの第1のジャケッ ト部分と第2のジャケット部分との間に被挿入物を挿入するための1つ以上の挿 入ホッパと、 可動壁を固定壁の方向に移動させてポケットを閉じるための第2の装置と、 ポケットが閉じられている時にジャケットと被挿入物を掴んで保持するためのグ リップ機構とを備えていることを特徴とする直線的形状の挿入装置。
  2. 2.閉じるための第1の装置が1つ以上のカムフォロアを備え、このカムフォロ アがカムフォロアのアームに取り付けられ、このカムフォロアのアームがポケッ トのヒンジ結合部分にあり、上記装置のフレームに保持された1つ以上の固定の カムの面に乗る構造であり、カムフォロアが第1の面に乗っている時に可動壁が ヒンジ結合部分で固定壁の方向に回転し、閉じるための第2の装置がカムフォロ アを備えている構造であり、カムフォロアが固定のカムの第2の面に乗り、カム フォロアが第2の面に乗っている時に可動壁が固定壁から離れるようにヒンジ結 合部分で回転する構造であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。
  3. 3.真室装置の1つ以上の真空吸引用フランジがポケットと同じ線速度で移動し 、予め定められた経路の長さで1つ以上のポケットのステムに整合し、ポケット のステムがポケットに取り付けられていることを特徴とする請求の範囲第1項に 記載の装置。
  4. 4.ポケットを移動させるための装置と、真空装置のフランジを移動させるため の装置が、同一のモータ駆動の駆動装置によって駆動されることを特徴とする請 求の範囲第3項に記載の装置。
  5. 5.上記装置がモジュールであり、任意の数の挿入ホッパおよびポケットが上記 装置に取付け可能であり、ジャケットホッパおよび挿入ホッパが上記装置のいず れかの側からでも送込み可能であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の 装置。
  6. 6.さらに、移動可能の搬送装置を備え、移動可能の搬送装置がグリップ機構を 移動させ、グリップ機構がジャケットを保持して落下位置で挿入させることを特 徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。
  7. 7.さらに、第1のジャケット部分を固定壁に対して保持するために、ポケット の固定壁に取り付けられた装置を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載 の装置。
  8. 8.固定壁が0度の垂直面に対して正の方向に15度の位置にあることを特徴と する請求の範囲第1項に記載の装置。
  9. 9.さらに、固定の弁が設けられ、固定の弁が予め定められた長さの開かれたば ね付ロッドを有し、このばね付ロッドが真空装置に接続され、弁板が設けられ、 この弁板が固定の弁に回転可能に取り付けられ、弁板に1つ以上の弁板の吸引口 が設けられ、ホースが吸引口を真空装置のフランジに接続している上記装置にお いて、弁板が真空装置のフランジの線速度と同一の速度で回転し、弁板の吸引口 が開かれた長穴を通過した時に真空がホースを介して真空装置のフランジに適用 されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。
  10. 10.真空装置のフランジをポケットのステムに整合させるためにカムの作用を 使用することを特徴とする請求の範囲第3項に記載の装置。
  11. 11.新聞に少なくとも1部の被挿入物を挿入するための挿入工程のラインが直 線的である挿入装置において、 それぞれ単一のジャケットを保持し、ジャケットの各ポケットが固定壁と可動壁 とを有し、固定壁が0度の垂直面に対して正の約15度の角度であり、可動壁と 固定壁がその底部でヒンジ結合され、頂部が開かれる形状である一連のポケット と、 ポケットを閉じられた経路の中で移動させるためにポケットに結合されている1 つ以上の可動のローラのチエンと ジャケットを各ポケットに挿入するためのジャケットホッパと、 ジャケットが挿入された後に可動壁を固定壁の方向に移動させて各ポケットを閉 じるための第1の装置と、ポケットが閉じられている時に固定壁と可動壁に対し て真空を適用するための真空装置と、 第1のジャケット部分が固定壁に対する吸引によって保持され、第2のジャケッ ト部分が可動壁に対する吸引によって保持されるように真空が適用されている時 に、可動壁が0度の垂直方向に対して負の約25度の角度まで回転させてポケッ トを開くための装置と、固定壁と可動壁から真空を除去するための装置と、各ポ ケットの第1のジャケット部分と第2のジャケット部分との間に被挿入物を挿入 するための1つ以上の挿入ホッパと、 可動壁を固定壁の方向に移動させてポケットを閉じるための第2の装置と、 ポケットが閉じられている時にジャケットと被挿入物を掴んで保持するためのグ リップ機構とを備えていることを特徴とする挿入工程のラインが直線的である挿 入装置。
  12. 12.閉じるための第1の装置が1つ以上のカムフォロアを備え、カムフォロア がポケットのヒンジ結合部分のカムフォロアのアームに取り付けられ、ポケット が上記装置のフレームに保持された1つ以上の固定のカムの面に乗る構造であり 、カムフォロアが第1の面に乗っている時に可動壁がヒンジ結合部分で固定壁の 方向に回転し、閉じるための第2の装置がカムフォロアを備え、カムフォロアが 固定のカムの第2の面に乗る構造であり、カムフォロアが第2の面に乗っている 時に可動壁が固定壁から離れるようにヒンジ結合部分で回転する構造であること を特徴とする請求の範囲第11項に記載の装置。
  13. 13.真空装置の1つ以上の真空吸引用フランジがポケットと同じ線速度で移動 し、予め定められた経路の長さで1つ以上のポケットのステムに整合し、ポケッ トのステムがポケットに取り付けられていることを特徴とする請求の範囲第11 項に記載の装置。
  14. 14.さらに、固定の弁が設けられ、固定の弁が予め定められた長さの開かれた ぼね付ロッドを有し、このばね付ロッドが真空装置に接続され、弁板が設けられ 、この弁板が固定の弁に回転可能に取り付けられ、弁板に1つ以上の弁板の吸引 口が設けられ、ホースが吸引口を真空装置のフランジに接続している上記装置に おいて、弁板が真空装置のフランジの線速度と同一の速度で回転し、弁板の吸引 口が開かれた長穴を通過した時に真空がホースを介して真空装置のフランジに適 用されることを特徴とする請求の範囲第13項に記載の装置。
  15. 15.真空装置のフランジをポケットのステムに整合させるためにカムの作用を 使用することを特徴とする請求の範囲第3項に記載の装置。
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