JPH0772050B2 - 直線的挿入装置 - Google Patents

直線的挿入装置

Info

Publication number
JPH0772050B2
JPH0772050B2 JP62504217A JP50421787A JPH0772050B2 JP H0772050 B2 JPH0772050 B2 JP H0772050B2 JP 62504217 A JP62504217 A JP 62504217A JP 50421787 A JP50421787 A JP 50421787A JP H0772050 B2 JPH0772050 B2 JP H0772050B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pocket
jacket
vacuum
wall
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62504217A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01501059A (ja
Inventor
アール. シーデル,ランディー
エル. ホワイト,マイケル
Original Assignee
グラフィック、マネジメント、アソシエイツ、インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by グラフィック、マネジメント、アソシエイツ、インコーポレーテッド filed Critical グラフィック、マネジメント、アソシエイツ、インコーポレーテッド
Publication of JPH01501059A publication Critical patent/JPH01501059A/ja
Publication of JPH0772050B2 publication Critical patent/JPH0772050B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H5/00Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
    • B65H5/30Opening devices for folded sheets or signatures
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H39/00Associating, collating, or gathering articles or webs
    • B65H39/02Associating,collating or gathering articles from several sources
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/43Gathering; Associating; Assembling
    • B65H2301/431Features with regard to the collection, nature, sequence and/or the making thereof
    • B65H2301/4317Signatures, i.e. involving folded main product or jacket
    • B65H2301/43171Inserting subproducts in a signature as main product
    • B65H2301/431711Inserting subproducts in a signature as main product the subproduct being inserted in a direction substantially perpendicular to the fold of the main product
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/43Gathering; Associating; Assembling
    • B65H2301/432Gathering; Associating; Assembling in pockets, i.e. vertically
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2406/00Means using fluid
    • B65H2406/30Suction means
    • B65H2406/35Other elements with suction surface, e.g. plate or wall
    • B65H2406/351Other elements with suction surface, e.g. plate or wall facing the surface of the handled material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Details Of Resistors (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Flexible Shafts (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は外部のジャケット部分、より詳細には新聞のジ
ャケットに被挿入物を挿入する装置に関する. 背景技術 新聞を取り扱う作業において、新聞の外部のジャケット
として公知の部分に被挿入物を迅速に、効率良く挿入す
ることができるモジュール化された装置が長い間要望さ
れて来た。これに関する従来の開発努力は、米国特許第
4,133,521号、同第4,046,367号、同第3,711,083号、同
第2,856,182号、同第2,461,573号および同第1,951,300
号各明細書に記載されている。
このような従来の装置のうちの或るものはロータリ型で
あり、或るものは直線型である。従来型の装置の他の特
徴は、新聞のジャケットを保持するために頂部または底
部が開く形状の可動壁を有するポケットと、ポケットが
開いている時に前部ジャケット部分と後部ジャケット部
分とを分離させるための真空装置と、全ての被挿入物が
挿入された後にポケットから新聞を取り出す装置とを含
んでいることである。また、可動のポケットを使用する
ものや、固定のポケットを使用するものもある。
本発明が開示する挿入工程のラインが直線的である挿入
装置は、従来の装置よりも効率良く挿入し得るものであ
る。また、本発明の装置はモジュラ型であるから任意の
被挿入物を(挿入ホッパから)新聞のジャケットに挿入
することができる。また、本発明は、上記装置を拡張す
るために、ポケットおよびこれに関連するフレーム構造
部分を上記装置に付加することができる。
発明の開示 本発明は、開いた新聞のジャケットに被挿入物を挿入す
るための挿入工程のラインが直線的である挿入装置のた
めのものである。この装置は一連のポケットを有し、こ
のポケットがそれぞれ閉じられた経路の中で移動し、各
ポケットが1つの新聞のジャケットを保持する。また、
各ポケットが固定壁と可動壁とを有し、この固定壁と可
動壁がポケットの底部でヒンジ結合されている。
ポケットがジャケットホッパによって移動される時に、
ジャケットホッパがジャケットを各ポケットに挿入す
る。その後に可動壁が固定壁の方向に移動してポケット
が閉じられる。その後に、固定壁と可動壁が真空にされ
る。ポケットが開いた時に真空吸引装置がジャケットを
開き、後部ジャケット部分を可動壁に寄り掛かるように
保持させ、前部ジャケット部分を固定壁に寄り掛かるよ
うに保持させる状態にする。
その後に真空が破られ、挿入ホッパを用い、1つ以上の
開かれたジャケットの中に1つ以上の被挿入物が挿入さ
れる。全ての被挿入物がジャケットに挿入された後に、
ポケットが閉じられ、グリップ機構が閉じられたポケッ
トの頂部から新聞を被挿入物と共に掴み出す。
本発明の目的は付加的な挿入ホッパとポケットを加え得
るモジュール化され、挿入工程のラインが直線的である
挿入装置を提供することにある。
本発明の他の目的はジャケットホッパと挿入ホッパが上
記装置のどの側からでも積込み可能の、挿入工程のライ
ンが直線的である挿入装置を提供することにある。
本発明の他の目的は可動のポケット、グリッパ搬送機
構、および、ポケットの壁体を吸引するための真空装置
が全て同期駆動される挿入工程のラインが直線的である
挿入装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、1人で2つの挿入ホッパに積み込
みができるように、隣接する挿入ホッパの向きを180度
変えることができる挿入工程のラインが直線的である挿
入装置を提供することにある。
図面の簡単な説明 第1図は被挿入物を新聞のジャケットに挿入するための
3つの挿入ホッパが取り付けてある本発明に基く挿入工
程のラインが直線的である挿入装置の部分斜視図、 第2図は第1図の装置の被挿入物を新聞のジャケットに
挿入する行程を示すためのポケットの立面略図、 第3図は第1図の装置のポケット、真空装置、および同
期装置を、第1図の装置とは反対の側から見た部分斜視
図、 第4図は第1図の装置のポケットから新聞を被挿入物と
共に掴み上げるためのグリッパ搬送装置のグリッパ機構
を示す第1図の装置の同期駆動型グリッパ搬送装置の斜
視図、 第5図は第4図のグリップ機構の開かれた状態の斜視
図、 第6図は第4図のグリップ機構の閉じられた状態の斜視
図、 第7図はポケットの固定壁の第3図の矢印Gの方向の立
面図、 第8図は第1図のポケットを簡略的な形状にした構造で
あり、開かれた状態にあるポケットを、第1図および第
2図の上記装置およびポケットとは反対の側から見たポ
ケットの側部立面図、 第9図は第8図に示したポケットの閉じた状態の側部立
面図、 第10A図は第3図に示した真空装置の部分破断部分立面
図、 第10B図は第3図に示した真空装置の部分平面図であ
る。
発明の詳細な説明 本発明の形態を示す図について説明する。挿入工程のラ
インが直線的である挿入装置1は、新聞に挿入される被
挿入物を、さらには、広告資料または特別な付録等を、
新聞の外側で折り曲げられた部分、すなわち、新聞のジ
ャケットとして公知の部分に挿入する機能を備えた装置
である。この装置は、具備している挿入ホッパの数に応
じて、任意の数の被挿入物を新聞のジャケットに挿入す
ることができる。
本発明は新聞に挿入すべき被挿入物を新聞のジャケット
に挿入する機械のみに限定されるものではない。本発明
は、むしろ、任意の物、例えば、雑誌、パンフレット、
リーフレット等に任意の物を挿入する機械を含むもので
ある。但しこれの機械に限定されるものではない、 第1図に示す形態において、3つの挿入ホッパ500が使
用され、各挿入ホッパが1つの挿入部を開いた新聞のジ
ャケットの中に落とし込む。しかしながら、挿入ホッパ
の数は必要とする挿入の数で表わされ、本発明の装置の
真直ぐなラインすなわちモジュール化された構造は任意
の数の挿入ホッパに対応可能である。このモジュール化
された構造は付加的なポケットを追加することができ
る。
以下、第1図の装置の作動を全般的に説明し、その後に
本装置の各部を詳細に説明する。
まず作動の全般について説明する。
束の形の新聞100がジャケットホッパ200の中に置かれ
る。このジャケットホッパ200は従来の構造である。上
記ジャケットホッパと同様の本発明に使用されるジャケ
ットホッパには、グラファ・ホールデイング社、ハリス
・グラフィック社・マッケーン・マニュファクチャリン
グ・コーポレーション社、およびカスタム・ビルト・マ
シナリー社等が製造販売するホッパが含まれる。ジャケ
ットホッパ200は周知の方法で作動する。ジャケット100
は移動しているポケット300の中に落とし込まれる。こ
の落とし込まれる時点は、ポケット300がジャケットホ
ッパ200の下を、第1図、第2図、および、第3図の矢
印の方向に通過する時である。ジャケットホッパ200は
ポケット300の移動に同期するように、従って、ポケッ
ト300の直線的な移動速度と一致するように駆動され
る。
ジャケット100はポケット300の中に落下し、その中に留
まる。そのジャケット100の姿勢は、例えば、第2図の
姿勢(a)に示すようにポケット300の可動壁320に寄り
掛かった姿勢である。
ポケット300が第1図、第2図、及び、第3図に矢印A
で示す方向に移動する時に、ポケット300の可動壁320が
ポケット300の固定壁340の方向に移動し、第8図に示す
位置から第9図に示す姿勢に変わる。これは、それぞ
れ、第2図に示す姿勢(a),(b)に対応する。第8
図および第9図は、ポケット300を第2図の反対側から
見た側面立面図である。第9図に示すポケットグリッパ
330は「落下」姿勢であり、ポケットグリッパ330は第2
図の姿勢(b)で「上昇」姿勢である。また、第8図お
よび第9図では、ポケット300の中のジャケット100を省
略してある。
可動壁320を固定壁340の方向に回転させる方法とポケッ
トグリッパ330の機能の説明は、後で「ポケットの機能
および作動」を説明する時に行う。
可動壁320がその閉じた姿勢になる時に、ジャケット100
は第2図の姿勢(b)に示すように可動壁320と固定壁3
40の間にある。その後に、真空装置400が固定壁340にあ
るポケット吸引口341,343と、可動壁320にあるポケット
吸引口321,323を減圧して、第一ジャケット部分すなわ
ち前部ジャケット部分105と、第二ジャケット部分すな
わち後部ジャケット部分110とをそれぞれ吸引する。真
空装置400の全体を第3図に示し、その細部を第10A図お
よび第10B図に示す。この真空吸引後間もなく、可動壁3
20が第9図および第2図(姿勢(c))に示す姿勢から
第8図および第2図(姿勢(d))に示す姿勢になるま
で下側に回転して開いた姿勢になり、従って、ポケット
300が開き、ジャケット100が開く。
ポケット吸引口321,323,341,343を真空にして、可動壁3
20を第2図の開いた姿勢(d)にする時に、後部ジャケ
ット部分110が可動壁320で保持され、前部ジャケット部
分105が固定壁340に保持される。真空吸引により可動壁
320が開いた姿勢になる時に、ジャケット100が適当に開
く。その後に、真空装置による個々のポケットの真空吸
引を停止し、真空装置400から全ての真空系統に低圧空
気を短時間送ってこれを清掃し、ポケット吸引口、ジャ
ケット吸引口等のいずれのポートに吸込まれたジャケッ
トの小片も、如何なるジャケットの小片も残らず除去す
る。
しかしながら、ポケット吸引口321,323,341,343が真空
吸引されない状態になった後も、ジャケット100は開い
た状態を維持する。ジャケット100の後部ジャケット部
分110は重力の作用で可動壁320に保持される。これは、
可動壁320が開いた姿勢になる時に、垂直面を0度とし
て負の方向に約25度まで回転するからである。ジャケッ
ト100の前部ジャケット部105はポケットグリッパ330の
作用で固定壁340に寄り掛かるように保持される。この
ポケットグリッパ330は第2図の姿勢(d)に示すよう
に前ジャケット部分105の斜視方向とは反対の方向に回
転して下がっている。ポケットグリッパ330のばねの力
はポケットグリッパ330を前部ジャケット部分105に対抗
させる状態に保持し、従って、前部ジャケット部分105
を固定壁340に寄りかからせる状態に保持する。固定壁3
40は、さらに、垂直面に対して正の方向に15度の角度に
なる。この角度で、重力の作用がポケットグリッパの力
と共働してジャケット部分105を固定壁340に寄り掛から
せることが判った。ポケットグリッパに関するさらに詳
細な説明は、「ポケットの構造と作動」の説明の後で行
う。
固定壁340の角度を0度すなわち垂直にするよりも、正
の方向の15度にする方が良い。その理由は、ジャケット
100が真空吸引される前に固定癖340の方に強制的に位置
付けられる時に(第2図、姿勢(b))ジャケット100
の0度の中心線を越えて回転し、そのために、重力の作
用により、ジャケット100が固定壁340に寄り掛かる状態
を保持し易くなる。真空吸引が行われ、ポケットが開い
た時(第2図、姿勢(c),姿勢(d))に、可動壁32
0に対して真空吸引を行えば、後部ジャケット部分110の
みが、その可動壁と共に移動する。固定壁340を0度と
した場合には、真空吸引を行った後のポケット300の開
き方が部分的に不適当になるか、またはジャケット100
の開き方が不適当になることがあり得る。
ポケット300が第一挿入ホッパ500の下を通過する時に、
このホッパ500が第2図の姿勢(e),(f)で示すよ
うに挿入部材600をジャケット100の中に落下させる。こ
れと同様に、ジャケットホッパ200についても、挿入ホ
ッパ500が、口が開いたポケット300の到達と同期するよ
うに、挿入部材600を排出する。挿入ホッパ500は、第1
図に3つ示してあるが、従来の方法で作動する。既に説
明したと同様に本発明に使用する挿入ホッパには、グラ
ファ・ホールデイング社、ハリス・グラフィック社、マ
ッケーン・マニュファクチャリング・コーポレーション
社、およびカスタム・ビルト・マシナリー社等が製造販
売するホッパが含まれる。付加的な挿入部材を同様の方
法で開いているジャケットに挿入する場合には、その挿
入部材を第2図の(f)の姿勢にする。
ジャケット100に所要の数の挿入部材を入れた後、カム
を用いて、ポケットグリッパ330を上げて開いた姿勢に
し、ジャケット100の前部ジャケット部分105を固定癖34
0から第2図の姿勢(g)に移動させる。この前部ジャ
ケット部分105の移動すなわち「櫛動作動」は、この形
態では、従来構造の固定ばね付ロッド(図示せず)によ
って行われる。このロッドは装置1のフレーム10に保持
されている。ポケット300がばね付ロッドを通過して移
動する時に、このロッドが押して、すなわち、「櫛動」
をして、前部ジャケット部分105を固定壁340から離す。
他の適当な任意の装置を用いて前部ジャケット部分105
を固定壁340から離す櫛動を行うことができる。
前部ジャケット部分105が固定壁340から離れるように櫛
動された後、ポケットグリッパ330がカムの作用で第2
図の姿勢(h)に示す位置に下降し、ポケット300が第
2図の姿勢(h)に示す位置に近づく。これで、完全な
形の新聞(ジャケット100と挿入部600とによって構成さ
れる)100′がグリッパ搬送装置700にピックアップされ
る状態になる。
前部ジャケット部分105は櫛動作動により可動壁320まで
戻され、ポケットグリッパ330が櫛動作動により下が
り、その後に新聞がグリッパ搬送装置700によってピッ
クアップされる。グリッパ搬送装置によるピックアップ
の前にポケットグリッパ300を下げ、これをグリッパ搬
送装置700のピックアップ作動を妨げないようにするこ
とが必要である。
グリッパ機構720は搬送装置740を移動させるために取り
付けられ、この搬送装置740がほぼ楕円形の閉じられた
経路に沿って第1図および第4図の矢印B,B′に示す方
向に移動する。このグリップ機構は第4図に示すよう
に、新聞100′の上に来る。この時にグリップ機構720が
第5図に示す開く位置にある。グリッパ720の可動パッ
ド722および固定パッド724がポケット300の中の新聞10
0′の上を通過し、可動パッド722が固定パットの方向に
回転し、これにより、グリッパ720が新聞100′に接近
し、この新聞100′を強く掴み、この新聞をポケット300
から持ち出す。可動パッド722の表面が粗いので、グリ
ップ機構720が新聞100′を強く掴み易い。
第4図,第5図,および,第6図に破線で示すグリッパ
のカムのアーム726がグリッパ搬送装置700に取り付けて
ある固定のカムのアーム(図示せず)の上に乗るので、
可動パッド722が回転される。下部のアーム726が第5図
および第6図に示すように可動パッド722と同軸回転す
るので、下部のアーム726がグリッパのカムの係合と同
期回転する時に、可動パッド722も上方に回転し、第5
図に示す位置から第6図に示す位置まで、第6図の矢印
Cで示す方向に移動する。
ポケット300の各壁体の切欠き部分305は、グリップ機構
720のパッド722,724が、ポケット300の壁体320,340に接
触することなく新聞100′に直接接触するための空間を
形成する。ポケットグリッパ330は、グリップ機構720が
新聞100′を掴む前に固定壁340(第2図の姿勢(h))
より下まで下がり、このポケットグリッパ330もグリッ
プ機構720に接触せず、従って、新聞を掴む作動を妨害
しない。搬送装置740がポケット300の移動と同期するよ
うに駆動されるので、各グリップ機構720が移動中の搬
送装置740の上で移動する時に、対応するポケット300か
ら新聞100′を取り出し易い位置に移動する。後続する
グリップ機構720も、上記と同様に、ポケット300と搬送
装置740が逐次移動する時に、対応する後続する新聞を
取り出し易い位置に移動する。
市販の一方向作動型のクラッチ728は、クラッチ721がク
ラッチ728に接触または係合していない時に、従って、
クラッチ728が解除された状態の時に、可動パッド722が
第6図の矢印Cで示す方向とは逆の方向に移動すること
を防止する。従って、グリップ機構720が新聞100′に被
さる状態で閉じられると、新聞100′がグリップ機構720
に保持される。このグリップ機構720による新聞の保持
は、ラッチ721が解除用のカムまたはブロック710(第1
図)或いはその他の解除装置に接触し、上記一方向作動
型のクラッチ728を解除するまで、維持される。
グリップ機構720は、新聞100′を離す位置、例えば皿状
部材780の位置まで、搬送装置740と共に移動する。グリ
ッパ720が皿状部材780に到達した時に、グリッパ搬送装
置700のフレームから突出している固定ブロック710がグ
リップ機構720の解除用のラッチ721に接触する。これに
より、一方向作動型のクラッチ728が解除の状態にな
り、可動パッド722が短時間で開く(第5図)。この可
動パッド722を開く力は、グリップ機構720のばね723,72
5の押圧力である。可動パッドが開かれると、新聞100′
がグリップ機構720から皿状部材780の中に落下する。こ
の新聞100′は皿状部材780から保持装置例えばスタッカ
(図示せず)等に送られ、さらに処理され、分配され
る。また、所要の被挿入物が新聞に適当に挿入されない
場合、その新聞を排除するための排除装置を設けること
ができる。この排除装置の取付位置は突出している固定
ブロック710の前とするのが好ましい。
新聞100′を落下させる位置は多数設けることができ
る。また、皿状部材780の前に空気作動型ソレノイド
(図示せず)を設け、このソレノイドを用いてラッチ72
1を解除し、必要に応じて、例えば、第2の新聞、第3
の新聞、第4の新聞等のために、グリップ機構720を開
くようにすることもできる。この構造によって、皿状部
材780と同様の多数の皿状部材を設けて、幾つもの新聞
の束を同様に完成状態にすることができる。
次に、ポケットの構造と作動について説明する。
既に説明したように、ポケットグリッパ330がカムの作
用で上昇し、閉じたジャケットがポケット300から取り
出された後、ポケット300が真空装置400で吸引される前
に、ポケット300が閉じる(第2図の姿勢(b))。ポ
ケット300は次の要領で閉じられる。第1図に示すカム3
80は固定され、上記装置1のフレーム10に保持される。
このカム380は上昇する部分382を有し、この部分382は
ポケット300を閉じるために使用される。ポケット300の
カムフォロア360は、第1図、第7図、第8図、およ
び、第9図に示すように、カム380の表面382に乗り、ポ
ケット300の可動壁320をポケット300の固定壁340の方向
に回転させる。
カムフォロア360はポケットのカムフォロアのアーム362
に取り付けられ、このアーム362はポケット300のヒンジ
結合部分390に取り付けられている。第8図および第9
図に示すように、カムフォロアのアーム362と可動壁320
は、その回転軸線がヒンジ結合部分390に沿っているの
で、カムフォロアのアーム362が回転し、これに続い
て、面382が上昇し、可動壁320も上に回転する時に、ポ
ケット300を閉じる作用をする。これと同じ要領で、カ
ムフォロアのアーム360がカム380の第2の表面284にの
上に下降する時に挿入ホッパ(第2図の姿勢(d))が
被挿入物600を挿入するが、それまでにポケット300が開
かれる。ガム380の床からの高さと作用部分の高さとの
相対的な値は、ポケット300の開閉のための回転に影響
を及ぼす。この形態では、カム380の高さを調節するこ
とができる。
全ての被挿入物600が開かれたジャケット100に挿入され
た後に、カムフォロア360が第1図に示すようにカム310
に乗り、このカムフォロア360がポケット300を第2図の
姿勢(i)まで閉じる。カム310は、カム380と同様に、
上記装置位のフレーム10に固定保持されている。カム31
0の床からの高さと作用部分の高さによって、ポケット3
00を閉じる速度と開く角度が変化する。この形態では、
カム310の高さを調節することができる。
ポケットのグリッパ330は、既に説明したように、前部
ジャケット部分105を固定壁340で第2図の姿勢(d),
(e),(f)に保持するために使用され、固定壁340
に回転可能に取り付けられる。ポケットのグリッパのカ
ムフォロア332は、第3図および第7図に示すように、
ポケットのグリッパのカムフォロア334によって、ポケ
ットのグリッパ330と同軸回転可能に取り付けてある。
ポケットグリッパのカムフォロア332はカム350(第3
図)の面352の上に乗り、カムフォロアのアーム334は回
転してポケットグリッパ330を第2図の姿勢(b)まで
回転上昇させる。その後に、ポケットグリッパのカムフ
ォロアのアーム334がカム350の面354から離れた時に、
カムフォロアのアーム334が回転してポケットグリッパ3
30を回転下降させて前部ジャケット部分105に押圧し、
前部ジャケット部分105を固定壁340に、第2図の姿勢
(d)に示すように保持する。金属製のグリッパ330は
ばねを内蔵し、このばねの力が前部ジャケット部分105
を固定壁340に強固に保持する。
全ての被挿入物600が開かれたジャケット100に入れられ
た後に、カムの作用で、ポケットグリッパ330が第2図
の姿勢(g)まで上昇する。その後に、前部ジャケット
部分105が既に説明したようにカムの作用で固定壁340か
ら離れ、ポケットが第2図の姿勢(i)に閉じられる。
ポケットのグリッパ330(第2図の姿勢(h),
(i))は、カムの下降作用によって、カムフォロア33
2から上昇して、この装置1のフレーム10に強固に取り
付けてある他のカム(図示せず)に乗り、このグリッパ
330が回転運動をする。ポケットのグリッパ330はカムの
作用で固定壁340(第2図の姿勢(h)および(i))
に下降し、これにより、既に説明したように、ポケット
のグリッパ330がグリップ機構720の新聞100′を掴み上
げる作動を妨害しない状態になる。各ポケット300の各
固定壁340に2つのポケットのグリッパ330を設けること
ができ、この第2のポケットのグリッパ、ポケットのグ
リッパのカムフォロア、および、ポケットのグリッパの
カムフォロアのアームは、既に説明したポケットのグリ
ッパ330、ポケットのグリッパのカムフォロア332、およ
び、ポケットのグリッパのカムフォロアのアーム334と
同様である。第2のポケットのグリッパ、ポケットのグ
リッパのカムフォロア、および、ポケットのグリッパの
カムフォロアのアームは、第7図の破線330′で示した
範囲内にある。第2のグリッパ330と、これに関連性を
有する構成部材を使用する場合には、第2のカムを上記
装置1の、第3図のカム350の取付部とは反対側の側部
に取り付ける必要がある。
ポケット320の固定壁340を第7図に詳細に示す。ピン30
2,304は固定壁340をローラのチエン50,50′に保持し、
このチエンがポケット330を支持し、駆動する。これに
ついて、以下、説明する。第7図に、スプロケット44′
に支持されたローラチエン50′と、支持部材54に支持さ
れたローラチエン50を示す。支持部材54はフレーム10に
保持されている。ローラチエン50,50′、スプロケット4
4,44′、および、支持レール54の細部説明は、後の「同
期駆動装置」の説明の時に行う。
固定壁340のポケット吸引口341,343を第7図に示す。こ
のポケット吸引口は可動壁320のポケット吸引口321,323
と同様であり、ホース380で減圧される。このホース380
は真空吸引用ステム345に接続され、この真空吸引用ス
テム345は真空装置のフランジ460に接続される。この接
続方法の説明は、真空装置400を説明する時に行う。ホ
ース321,323,341,343は、第3図にその全てが示されて
はいないが、各ポケット吸引口321,323,324,343に接続
され、このポケット吸引口は各ポケットの壁体に2つず
つ設けられる。
固定壁340の長穴346は固定壁340の重量を軽減するため
のものであり、この重量軽減はポケット300を移動させ
るために必要な力を最少にするためのものである。この
長穴は可動壁320の長穴と同様である。ポケットの壁体
の長穴を第3図に示すが、このような長穴はこの形態を
構成している。固定壁340と可動壁320にも、それぞれ、
切欠部分305があり、この切欠部分があるので、グリッ
プ機構720が、ポケットの壁体320,340に接触することな
く、新聞100′を掴むことができる。
第8図および第9図に示すように、ポケット300は底部
がヒンジが結合され、このヒンジ結合390で、可動壁320
が回転する。また、カムフォロア360もポケット300のヒ
ンジ結合390に取り付けられている。
第8図および第9図に形状を簡単にしたポケット300を
示す。このポケットはヒンジ結合部分を軽量化するため
のものであり、この第8図および第9図に、カムフォロ
ア360と可動壁320の相対的な運動を併せて示す。
第2図に示したポケット300の中で開いた状態のポケッ
ト300はV形であるが、実際には、可動壁320と固定壁34
0の相対的な形状のために、U形に近い形状になる。そ
のために、被挿入物600を挿入するためには、ジャケッ
ト100を大きく開く必要がある。固定壁340のヒンジ結合
部分390にあるボス392は、ジャケットが第2図の姿勢
(b)で閉じられた時に、ジャケット100の折り曲げら
れた下部を載せるための面を形成する。
ポケット300が第2図の姿勢(d)で開いた時に、ジャ
ケット100がさらにU形に近い形状になる。これは、ジ
ャケット100がボス392の上で曲げられた形状のままでい
るからである。可動壁320のヒンジ結合部分の直径が小
さいボス(図示せず)は、寸法がボス392よりも小さい
ために、ポケットが開かれた時に可動壁320が曲げられ
たジャケットを支持することが出来ない。ジャケット10
0が固定壁340のボス392の上で曲った状態を維持し、可
動壁320が開く姿勢に移動する時に、ポケットのグリッ
パ330がジャケット100の前部ジャケット部分105を所要
の位置に保持しているために、ポケットが真空吸引され
る位置を通過した後に、ジャケット100が開いた状態の
ポケットの輪郭に追随する形状になり易い。そのため
に、ポケットのグリッパで保持されていない後部ジャケ
ット部分110は、断面形状がさらにU形になる。
U形の開いたジャケット100は被挿入物を挿入するため
の上縁部分が大きく開く。
ローラ375は各ポケット300の固定壁340に取り付けられ
て、ポケットの可動壁320を停止させ、固定する作用を
する。ローラ375は弾力を有する材料で作られており、
可動壁320に次のポケットの可動壁320が突き当たり、突
き当てられた方の可動壁320がほぼ25度開く位置を越え
て移動するのを防止する。第3図に1個のローラ375を
示したが、このローラ375は各ポケットの固定壁に設け
られる。
可動壁320は第7図に示した固定壁340とほぼ同様の形状
であり、相違している点は可動壁320にポケットのグリ
ッパ330、カムフォロアのアーム334、カムフォロア332
または真空ステムがないという点である。
次に、同期駆動装置について説明する。
モータ駆動型の主駆動装置20はポケット300、真空装置4
00、および、グリッパ搬送装置700を駆動し、さらに、
ジャケットホッパ200および挿入ホッパ500をも駆動する
ので、全ての機構が同一の線速度で移動し、すなわち、
この形態の場合にはホッパ200,500の速度で移動して、
出荷可能状態の新聞等を適当な速度で送り出すことがで
きる。
駆動用スプロケットはポケット300と真空装置400とを同
期駆動するために使用される。スプロケット40それ自体
のシャフトは主駆動装置20により、従来の方法で駆動さ
れる。
スプロケット40は2つの部分すなわち、内側のスプロケ
ット42と、外側のスプロケット44を有する。第3図に示
すように、スプロケット44は矢印Dの方向に回転し、ポ
ケットのローラ50はスプロケット44の歯44aに乗る。ロ
ーラのチエン50は固定の支持レール54の位置にあり、こ
の支持レール54は上記装置1のフレーム10に支持されて
いる。ローラのチエン50,50′は同じ形であり、それぞ
れ、上記装置1の両側に配設され、第3図に示すよう
に、上記装置1の周囲を回る無端チエンを形成し、それ
ぞれ、支持レール54,54′の下側を通り、第1図および
第3図の矢印A′の方向に進んで、ジャケットホッパ20
0の近くまで戻る。第3図のスプロケット42,44に対する
付加的な内側のスプロケット42′および外側のスプロケ
ット44′を、上記装置1の両側端部に設けることができ
る。
ポケット300の各固定壁340は、第7図に示すように、ロ
ーラのチエン50,50′の独立のリンクに、それぞれ、ピ
ン302,304で取り付けられる。可動壁320が固定壁340に
ヒンジ結合されているので、全てのポケット300が共
に、閉じた楕円形の経路を、ローラのチエン50,50′と
共に移動し、上記装置1の下側を通り、第1図および第
3図の矢印A′の方向に移動して、ジャケットホッパ20
0に戻る。ローラのチエン50,50′はそれぞれ、支持レー
ル54,54′の閉じられた形の経路に沿って移動する。ポ
ケット300はローラのチエン50によって「駆動」され、
「支持」される。ポケット300が同一の搬送媒体(ロー
ラのチエン50,50′)を有するので、ポケットの支持装
置と駆動装置を別々に設ける必要がある装置と比較すれ
ば、構成部材の数を減少させ、製造を容易にすることが
できる。
ローラのチエン50,50′のリンクに個々のポケットの固
定壁が結合される。このローラのチエン50,50′はポケ
ットの直線上の位置に応じて、スプロケット44,44′、
または、案内レール54,54′に取り付けられる。この形
態は実用的なものであり、第7図の形態と異なる。すな
わち、第7図ではローラのチエン50に支持レール54が取
り付けられ、ローラのチエン50′がスプロケット44′に
取り付けられたが、実用的な形態ではどの固定壁も第7
図に示す位置に取り付けられることはない。第7図は、
むしろ、閉じた経路に於けるポケットの位置の応じ、ス
プロケット44,44′または案内レール54,54′に対してロ
ーラのチエン50,50′を取り付ける要領を示すものであ
る。
内側のスプロケット42の回転軸線は、外側のスプロケッ
ト44の回転軸線と同軸であり、この内側のスプロケット
42の歯42aがチエン70を駆動する。チエン70は真空装置
駆動用スプロケット420を第3図の矢印Eで示す方向に
駆動する。真空装置のローラのチエン440,440′は同一
の速度でスプロケット420,420′および真空装置の固定
された支持レール442に乗り、ローラのチエン50はスプ
ロケット44,44′および支持レール54,54′の上に乗る。
従って、真空装置400とポケット300は同期駆動されて、
真空装置400がポケット300を、同期するように真空吸引
することができる。これについては後に説明する。第1
図では、上記装置1の他の部分、特にカム380,310、お
よび、カムフォロア360を示すために、モータ駆動型の
主駆動装置20以外の駆動装置を全て省略してある。
次に真空装置の構造および作動について説明する。
真空装置の細部を第3図、第10A図、および、第10B図に
示す。真空装置のローラのチエン440,440′が真空装置
の支持レール442上でスプロケット420,420′の周囲を移
動する時に、ゴム等の可撓性材料で作られている真空装
置のフランジ460が、ポケット300のポケット真空吸引用
ステム345に接触し、整合する。この真空装置のフラン
ジ460は真空装置のフランジのシャトル462によって支持
され、このシャトル462はピンでローラのチエン440,44
0′に結合されている。
また、フランジ460はシャトル462の真空吸引用カムフォ
ロア464に取り付けられている。カムフォロア464は、第
10B図に示すように、カム466の面に乗る。シャトル462
が第10B図の矢印Aの方向にこの第10B図の位置466aに移
動した時に、カムフォロア464が移動し、シャトル462の
ばね468の力で、カム466の形状を変化させる。この構造
により、フランジ460を、第3図に示すように、真空吸
引用ステム345に向けて移動させ、これに整合させるこ
とができる。
カム466の点466a,466bの間で、フランジ460をステム345
に整合させることができる。
真空装置400の隣接する真空吸引用フランジ460の離間距
離はポケット300の隣接するポケット吸引用ステム345の
離間距離に、正確に等しい。従って、真空装置のローラ
のチエン440,440′とポケットのローラのチエン50,50′
が同期して移動する時に、カム466の点446a,466bの間
で、フランジ460がステム345と鏡像関係を保って移動す
る。多数の吸引口を備えた弁板450が固定の弁452に回転
できるように取り付けられ、この弁板450が第3図およ
び第10A図に示す矢印Fの方向に、ローラのチエン440,4
40′の移動速度と同じ速度で回転し、真空装置(図示せ
ず)で真空装置のフランジ460を真空にすることができ
る。このフランジ460を真空にするのは、弁板の開口部4
54が固定弁452のばね付ロッド452′の上の位置まで回転
する経路の予め定められた長さの範囲だけである。ばね
付ロッド452′を第3図及び第10A図の弁板450の断面形
状の中に部分的に示す。真空装置のフランジ460が適当
な位置、すなわち、弁板450が弁452のばね付ロッド45
2′からホース475を介してフランジ460を真空にするこ
とができる位置に到達した時に、フランジ460がポケッ
ト吸引用システム345に整合し、ホース380を介して、ポ
ケット吸引口321,323,341,343が真空吸引される。この
形態では、11のフランジ460が設けられ、このフランジ
がそれぞれシャトル462に関連性を有する。各フランジ4
60は弁板450の真空吸引口454に、ホース475を介して結
合される。各吸引口454には分離されたホース475が取り
付けられている。
真空装置のフランジ460は、第10B図の位置466bで、吸引
口454が弁452の長穴452′の開口部を通過する時と同時
にて、カムの作用により、ステム345から離れる。
このように、本発明では、各ポケットのための分離され
た真空系統の代りに、組を成す真空系統を回転させてポ
ケット吸引口を選択的に真空吸引する真空装置400を設
ける。この真空装置の真空装置のフランジ460はポケッ
ト吸引用ステム345に係合し、真空吸引が不要になった
時に係合が解除される。フランジ460とステム345の係合
がカムの作用で解除されるのと同期するように、弁板45
0の吸引口454が弁452の開いたばね付ロッド452′を通過
し、従って、真空吸引が終了する。
本発明には多くの長所がある。
スプロケット40がポケット300と真空装置400とを駆動す
るので同期を取り易く、適当な時点で、真空吸引を行っ
て、ポケット300を引き付けることができる。
また、上記装置1が直線的な形状であり、従来構造の回
転型装置と異なり、モジュール化されているので、装置
の性能に悪影響を及ぼすことなく、任意の数の挿入ホッ
パ600を取り付けることができる。また、必要に応じ
て、付加的なホケットをフレームに取り付けて、上記装
置の作動を拡大することができる。
本発明の他の特徴は、ポケット300がヒンジ結合されて
いるが底部が「閉じ」てあり、新聞100′がポケットの
頂部からグリップ機構720で取り出されることである。
必要に応じて、新聞を底部から取り出すようにすること
もできる。底部が開くポケットは、その使用可能の空間
が、既に説明した本発明のポケットの使用可能の空間よ
りも限定される。その理由は、上記装置1の下側の部分
が、第1図および第3図に示すように、ジャケットホッ
パ200の部分までの閉じられた経路に沿って、ポケット3
00の戻りの経路として利用されるためである。しかしな
がら、上部を開くポケットのほうが底部を開くポケット
より優れている。その理由は、上部を開くポケットの場
合、グリップ機構720を用いて新聞の頂部をしっかりと
掴むことができるからであり、さらに、重力を利用する
ことなく、本発明のグリッパ搬送装置の強いグリップ作
用で、挿入終了状態の新聞をポケットから確実に取り出
すことができるからである。ちなみに、重量を利用する
場合には、新聞とポケットの壁体との摩擦によって、新
聞の取出しが妨害される危険がある。底部を開いている
ポケットを使用する装置の場合には、何等かの力を加え
てポケットから新聞を取り出す措置を実際に講じないか
ぎり、新聞がポケットに固着する危険がある。
さらに、底部が開いているポケットを使用する装置の場
合には、しばしば、ジャケットが被挿入物と共に高速移
動中の搬送ベルトから落下して、ジャケットから被挿入
物が脱落する。この不具合が発生する原因は、ジャケッ
トが高速移動中の搬送ベルトに最初に接触する時に、こ
のベルトがジャケットのみをこのベルトの移動方向に急
激に加速するが、その時に同時に被挿入物を加速しない
からである。そのために、しばしば、ジャケットから被
挿入物が離脱する。この問題は、本発明では発生しな
い。その理由は、グリップ機構720がジャケットと被挿
入物を一緒に掴んでポケットの頂部から取り出すからで
あり、被挿入物がジャケットの外に残されることがない
からである。
本発明の他の長所は、被挿入物600を挿入ホッパ500に、
上記装置1のいずれの側からでも送り込み得ることであ
る。この構造によって、2人以上の工員が互いに邪魔に
ならないような状態で挿入ホッパ500に被挿入物を積み
重ねることができることである。また、挿入ホッパに被
挿入物をどの方向からでも入れることができるので、挿
入ホッパ500の被挿入物受入れ能力に大きい自由度を持
たせることができる。従って、例えば、1人の工員が上
記装置の一方の側で第2、第4、第6…の挿入ホッパに
被挿入物を積み込み、他の工員が上記装置の他方の側で
第1、第3、第5…の挿入ホッパに被挿入物を積み込む
ようにすることができる。
また、隣接する挿入ホッパ500を180度回転させることが
できるので、1人の工員で、移動距離を増すことなく、
隣接する複数の挿入ホッパ500に被挿入物を積み込むこ
とができる。この特徴は、挿入ホッパが同一方向に配設
され、それに隣接するように大型のスキッド、すなわ
ち、フォークリフト等で荷役作業をするための単面型パ
レットを配置して被挿入物を供給し、工員が被挿入物を
積み込むために挿入ホッパの付近を移動しにくい状況の
下で、特に有用である。
本発明の直線的な形状の挿入装置は、以上説明した形態
に限定されるものではなく、請求の範囲の記載によって
明確にされるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−103226(JP,A) 特開 昭47−41924(JP,A) 特開 昭58−212551(JP,A) 特開 昭62−31663(JP,A) 実開 昭58−128069(JP,U)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物の中に1つ以上の被挿入物を挿入するた
    めに使用され、被挿入物の挿入される部分が上記物の外
    部の折り曲げられたジャケットとして公知の部分である
    挿入工程のラインが直線的である挿入装置において、 それぞれ単一のジャケットを保持し、ジャケットの各ポ
    ケットが固定壁と可動壁とを有し、固定壁と可動壁が底
    部でヒンジ結合され、頂部が開かれる形状である一連の
    ポケットと、 ポケットを閉じられた経路の中で移動させるための装置
    と、 ジャケットを各ポケットに挿入するためのジャケットホ
    ッパと、 ジャケット挿入後に可動壁を固定壁の方向に移動させて
    各ポケットを閉じるための第1の装置と、 ポケットが閉じられている時に固定壁と可動壁に対して
    真空を適用するための真空装置と、 第1のジャケット部分が固定壁に対する吸引によって保
    持され、第2のジャケット部分が可動壁に対する吸引に
    よって保持されるように真空が適用されている時にポケ
    ットを開くための装置と、 固定壁と可動壁から真空を除去するための装置と、 各ポケットの第1のジャケット部分と第2のジャケット
    部分との間に被挿入物を挿入するための1つ以上の挿入
    ホッパと、 可動壁を固定壁の方向に移動させてポケットを閉じるた
    めの第2の装置と、 ポケットが閉じられている時にジャケットと被挿入物を
    ポケットの頂部から取り出して保持するためのグリップ
    機構とを備えていることを特徴とする直線的形状の挿入
    装置。
  2. 【請求項2】閉じるためのそれぞれの装置が1つ以上の
    カムフォロアを備え、このカムフォロアがカムフォロア
    のアームに取り付けられ、このカムフォロアのアームが
    ポケットのヒンジ結合部分にあり、上記装置のフレーム
    に保持された1つ以上の固定のカムの第1及び第2の面
    に乗る構造であり、カムフォロアが第1の面に乗ってい
    る時に可動壁がヒンジ結合部分で固定壁の方向に回転
    し、カムフォロアが第2の面に乗っている時に可動壁が
    固定壁から離れるようにヒンジ結合部分で回転する構造
    であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装
    置。
  3. 【請求項3】真空装置の1つ以上の真空吸引用フランジ
    がポケットと同じ線速度で移動し、予め定められた経路
    の長さで1つ以上のポケットのステムに整合し、ポケッ
    トのステムがポケットに取り付けられていることを特徴
    とする請求の範囲第1項に記載の装置。
  4. 【請求項4】ポケットを移動させるための装置と、真空
    装置のフランジを移動させるための装置が、同一のモー
    タ駆動の駆動装置によって駆動されることを特徴とする
    請求の範囲第3項に記載の装置。
  5. 【請求項5】上記装置がモジュールであり、任意の数の
    挿入ホッパおよびポケットが上記装置に取付け可能であ
    り、ジャケットホッパおよび挿入ホッパが上記装置のい
    ずれかの側からでも送り込み可能であることを特徴とす
    る請求の範囲第1項に記載の装置。
  6. 【請求項6】グリッパ機構が、グリッパ機構にジャケッ
    トを保持して落下位置で挿入させるための搬送装置を備
    えていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装
    置。
  7. 【請求項7】さらに、第1のジャケット部分を固定壁に
    対して保持するために、ポケットの固定壁に取り付けら
    れた装置を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記
    載の装置。
  8. 【請求項8】固定壁が0度の垂直面に対して正の方向に
    15度の位置にあることを特徴とする請求の範囲第1項に
    記載の装置。
  9. 【請求項9】さらに、固定の弁が設けられ、固定の弁が
    予め定められた通路長さの開かれたばね付ロッドを有
    し、このばね付ロッドが真空装置に接続され、弁板が設
    けられ、この弁板が固定の弁に回転可能に取り付けら
    れ、弁板に1つ以上の弁板の吸引口が設けられ、ホース
    が吸引口を真空装置のフランジに接続している上記装置
    において、弁板が真空装置のフランジの線速度と同一の
    速度で回転し、弁板の吸引口が開かれた長穴を通過した
    時に真空がホースを介して真空装置のフランジに適用さ
    れることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の装置。
  10. 【請求項10】真空装置のフランジをポケットのステム
    に整合させるためにカムの作用を使用することを特徴と
    する請求の範囲第3項に記載の装置。
  11. 【請求項11】ポケットを移動させるための装置が少な
    くとも1つのローラチェーンを備えていることを特徴と
    する請求の範囲第1項記載の装置。
  12. 【請求項12】可動壁は真空が作用している間、垂直面
    を0度として負の方向に約25度まで回転することを特徴
    とする請求の範囲第1項記載の装置。
JP62504217A 1986-06-20 1987-06-16 直線的挿入装置 Expired - Lifetime JPH0772050B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US87647686A 1986-06-20 1986-06-20
US876,476 1986-06-20
PCT/US1987/001484 WO1987007881A1 (en) 1986-06-20 1987-06-16 Straight-line insert machine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01501059A JPH01501059A (ja) 1989-04-13
JPH0772050B2 true JPH0772050B2 (ja) 1995-08-02

Family

ID=25367805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62504217A Expired - Lifetime JPH0772050B2 (ja) 1986-06-20 1987-06-16 直線的挿入装置

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP0270663B1 (ja)
JP (1) JPH0772050B2 (ja)
AU (1) AU599127B2 (ja)
ES (1) ES2004739A6 (ja)
FI (2) FI92683C (ja)
NZ (1) NZ220544A (ja)
WO (1) WO1987007881A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3621834C1 (de) * 1986-06-28 1987-09-17 Roland Man Druckmasch Transportvorrichtung fuer Falzprodukte
US5823320A (en) * 1995-03-09 1998-10-20 Graphic Management Associates, Inc. Inserter for flat products
EP0911289B2 (de) 1997-10-27 2007-03-21 Grapha-Holding Ag Verfahren und Herstellung von Druckerzeugnissen durch Einstecken von Teilprodukten und/oder Beilagen in ein Hauptprodukt sowie Vorrichtung zu dessen Durchführung.
FR2794112B1 (fr) * 1999-05-25 2001-07-13 Eastman Kodak Co Dispositif pour inserer un objet mince dans un element a double feuillets
DK174642B1 (da) 2001-03-23 2003-08-04 Schur Packaging Systems As Fremgangsmåde og indretning til åbning af to sæt sammenlagte materialestykker samt arrangement omfattende et antal sådanne indrtninger
CH705359A1 (de) * 2011-08-15 2013-02-15 Ferag Ag Verfahren und Vorrichtung zum Sammeln von flachen Gegenständen.
CH706457A1 (de) * 2012-04-30 2013-10-31 Ferag Ag Verfahren und Vorrichtung zum Einstecken von Gegenständen in gefalzte Druckereiprodukte.

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB308294A (en) * 1928-03-21 1929-08-22 Burgerhout S Machf & Scheepswe Improvements in machines for insetting supplements in folded printed matter
US3711083A (en) * 1971-03-03 1973-01-16 R Cantrell Newspaper inserting machine
US4046367A (en) * 1975-11-10 1977-09-06 American Newspaper Publishers Association, Incorporated Modified high speed paper inserting apparatus and method
US4373710A (en) * 1980-08-22 1983-02-15 Nolan Systems, Inc. Apparatus for inserting supplementary material into newspaper jackets

Also Published As

Publication number Publication date
EP0270663B1 (en) 1991-05-29
FI92683C (fi) 1994-12-27
FI96021B (fi) 1996-01-15
FI96021C (fi) 1996-04-25
FI941887A (fi) 1994-04-22
ES2004739A6 (es) 1989-02-01
AU599127B2 (en) 1990-07-12
FI880792A0 (fi) 1988-02-19
FI92683B (fi) 1994-09-15
FI880792A (fi) 1988-02-19
AU7691987A (en) 1988-01-12
JPH01501059A (ja) 1989-04-13
FI941887A0 (fi) 1994-04-22
WO1987007881A1 (en) 1987-12-30
EP0270663A1 (en) 1988-06-15
NZ220544A (en) 1989-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4723770A (en) Straight-line insert machine
US7690884B2 (en) Finger and disk for separating plate-shaped objects, particularly battery plates
JP2527724B2 (ja) 単一グリッパ搬送装置の連結部材
JPH05505376A (ja) 袋を自動的に準備する方法および袋装着装置
JPH0743056Y2 (ja) 荷役機械
JPS6411538B2 (ja)
JP2928038B2 (ja) 印刷物を次の処理点に搬送する方法および装置
JP4667633B2 (ja) 連続移送式袋詰め包装機における空袋供給装置及び製品袋取出装置
JPH04505908A (ja) 物品の自動選別用機械
JPH0772050B2 (ja) 直線的挿入装置
US4537208A (en) Horizontal flat destacker
CN1026085C (zh) 将筒形纸盒板竖起张开的装置
EP0250190A2 (en) Improvements in or relating to apparatus for collating articles
EP1352835A2 (en) Device for transferring articles and wrapping machine comprising such a device
JP3446097B2 (ja) 物品保持装置
JP3912455B2 (ja) 物品処理装置
KR20000064417A (ko) 충진장치용밸브백이송장치
JP3376473B2 (ja) 物品移送装置
EP1157815A2 (en) Method and device for wicket stacks
JP2735982B2 (ja) 袋詰め包装機における袋開口保持装置
JP2006232403A (ja) ファスナー付き包袋の供給方法及びその装置
JPH05278704A (ja) 袋詰め包装機における袋口部結束装置
JPH07329905A (ja) 箱詰め方法およびその装置
JP4221721B2 (ja) 袋詰機の袋保持移送装置
JP2566334B2 (ja) コーンスリーブ装着装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term