JPS62181787A - 遺伝子の発現方法 - Google Patents

遺伝子の発現方法

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JPS62181787A
JPS62181787A JP61253530A JP25353086A JPS62181787A JP S62181787 A JPS62181787 A JP S62181787A JP 61253530 A JP61253530 A JP 61253530A JP 25353086 A JP25353086 A JP 25353086A JP S62181787 A JPS62181787 A JP S62181787A
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gene
sequence
dna fragment
derived
heme
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JP61253530A
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キールド・アドリアン・マルッケル
エリク・ウーステルゴールド・ヤンセン
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Danske Sukkerfabrikker AS
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    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、酵母における遺伝子の新規な発現方法、およ
び該方法を行う場合に使用されるDNA断゛片並びに該
DNA断片を有するプラスミドに関するものである。
以下の記載において、次の用語を使用する:プロモータ
ー領域:RN^ポリマラーゼに関する標的配列(tar
V、et 5equences)とプロモーターとを有
するDNA断片、並びに場合によっては転写エフェクタ
ー物質に関する標的配列を有する活性化領域。
エフェクター物質:調節機能を発現または媒介(exe
rting or mediating)する物質。従
って、エフェクター物質もまた、調節機能を発現または
媒介する物質の濃度に影響を及ぼす物質を含んでいる。
リーグ配列(Leader 5equence)  ニ
ー酸に、mPN八に転写されるが、更に蛋白質にまでは
転写されることのないDNA配列を意味する。従って、
リーグ配列は転写開始からATG翻訳開始コドンまでの
D昌断片を有する。
リーグ配列二本発明においては、代表的には40〜70
bρを有し、かつ細胞内ヘムにより発現または媒介され
る転写後調節(post transcription
alregulation) に関する標的配列を有す
る短いDNA断片を意味する。
また、分子生物学の当業者に一般に知られている次の用
語を用いる。
CへP付加部位=7〜メチル−GTPが、対応するmR
NA上に付加する部位。
DNA配列またはDNA断片;隣接するペントース3′
および5′の炭素原子間のホスホジエステル結合を介し
て結合したヌクレオチドの直線的配列。
発現(expression) :ポリペプチドを生成
するために構造逓伝子によりもたらされるプロセス。こ
れは転写と翻訳および場合によっては翻訳後の修飾(p
osttranslajional modifica
tions) との組み合わせである。
末端領域(Flanking r+4ions) :暗
号づけ領域(coding regions)に対応す
るDNA配列。5′末端領域はプロモータを含む。3′
末端領域は転写終了暗号シグナル等を含むことができる
遺1云子:(1)遺伝子生成に関する暗号づけ配列、(
2)遺伝子が発現されるかまたはされないよう制御する
プロモータ領域における配列、(3)転写終了および任
意ポリアゾニレ−ジョン(polyadenylati
on)を条件付けする3′末端におけるこれら配列、並
びに必要に応じて(4)介在配列の3または40部分か
ら成るDNA配列。
介在配列:任意ペプチド断片に対し暗号付けを行わない
遺伝子内のDNA配列。介在配列は前、RNA(pre
−、RNA)に転写され、前駆体RAMの、RNA ヘ
の修飾により除かれる。
クローニング:生物の固体群、若しくはかかる1の生物
から誘導されるDNA配列または無性生殖による配列を
得るプロセス。
あるいは更に特に、特別な生物まかはこの一部分を分離
するプロセス、および均質な固体群としてのこのザブフ
ラクションの増殖。
暗号づけ配列(Coding 5equence)  
:ポリペプチドのアミノ酸配列を決定するDNA配列。
伝令RNA(、RNA) :遺伝子の転写により、また
場合によってはRN^前駆体の修飾(modifica
tion)により生成されるRNA分子。、RNA分子
は1.RNA分子の一部がポリペプチドに翻訳されるこ
とにより、該ペプチドのアミノ酸配列を決定する遺伝的
伝達暗号を媒介(mediate)する。
ヌクレオチド:糖の一部(ペントース)、ホスフェート
および窒素系複素環式塩基から成るDNAまたはRNA
のモノマ一単位。この塩基はグルコシドの結合を介して
糖の一部(ペントースの1′炭素)に結合されており、
この塩基と糖の組み合わせはヌクレオシドである。この
塩基はヌクレオシドを特徴づけるものである。4個のD
NA塩基はアデニン(^)、グアニン(G) 、シトシ
ン(C)およびチミン(T)である。4個のRN^塩基
はA、G、Cおよびウラシル([1)である。
プラスミド:プラスミドが宿主細胞において複製される
ような無傷(intact)のレプリコンを有する非染
色体性の二重らせん構造DNA 0このプラスミドを単
細胞生物内に入れた場合、′この生物の特徴はプラスミ
ドのDNAの結果として変化し、あるいは形質転換を起
こす。例えば、テトラサイクリン耐性(Tc”)に関す
る遺伝子を担持するプラスミドは、初めはテトラサイク
リンに対し感受性である細胞を、テトラサイクリンに耐
性である細胞に形質転換させる。プラスミドにより形質
転換された細胞は形質転換細胞(transforma
nt)と称する。
ポリペプチド:隣接するアミノ酸のα−アミノ基とカル
ボキシ基との間でペプチド結合することにより結合され
たアミノ酸の直線的配列。
組み換え:異なる起源(origin)のDNA断片を
組み合わせることにより新しいDNA分子を創作するこ
と。
複製+ DNA分子を再生するプロセス。
レプリコン:DNA?Jf製の開始に関する起源を支配
する自己複製遺伝的要素(self−replicat
inggenetic element)および複製を
制御するのに必要な機能を特定化する遺伝子。
制限断片:特異標的DNA配列を認識する酵素による二
重らせん構造の開裂に起因するDNA断片。
RNAボリマラーゼ:口〜へのRNAへの転写を発現す
る酵素。
形質転換:細胞がプラスミドをとり込むプロセス。
翻訳: 、RNAからポリペプチドを生成するプロセス
あるいはまた1、RNA分子内に存する遺伝情報により
、ポリペプドの合成中に特殊なアミノ酸の順序が指示さ
れるプロセス。
転写: DNA配列から相補RN^配列を合成する方法
ベクター:宿主細胞において複製することのでき、かつ
lまたは少数のエンドヌクレアーゼ認識部位を有すプラ
スミド、フアージDNAまたは他のDNA配列であって
、該認識部位においてDNA配列が、DNへの不可欠な
生物学的機能、例えは、外殻蛋白質の生成、複製の付随
的喪失や、あるいはプロモーターまたは結合部位の喪失
を生ずることなく、決定可能な方法で開裂することがで
き、また該認識部位は、例えばテトラサイクリン耐性ま
たはアンピシリン耐性の形態に形質転換された細胞の同
定に使用するのに適当な標識を含んでいる。
ベクターは、しばしばクローニングベヒクルと呼ばれて
いる。
組み換え型DNAのテクノロジーにより生物学的に活性
な生成物を生成することは複雑であり、よって転写の開
始から、生物学的に活性な分子を最終的に得るまでには
多くのプロセス段階が含まれる。
これらプロセス段階の多くは原核生物においては明らか
でなく、この理由は、多くの場合真核生成生物を使用し
なければならないからである。
酵母は真核生物であり、この合成機構 (apparatus)は、高等生物の特性を示す多く
のプロセスおよび調節メカニズムの多(を含んでいる。
また、酵母細胞は短いlL1代時開時間するが、培昼生
物としての酵母の使用については1千年に及ぶ経験に基
づくものがある。
所望遺伝子生成物の生物学的合成に関し十分に決め手と
なる要因は、転写開始の可能性および改善並びに転写お
よび遺伝子の発現の転写後調節である。
これらの機能は、5′末端領域により主に行われる。原
核生物および真核生物の遺伝子の広範な5′末端領域は
配列しており、この配列に基づき、遺伝子の発現の調節
や、サブ領域(subregions)や、遺伝子の発
現の調節に重要でる配列の包括的な知見が得られた。原
核生物と真核生物とは調節メカニズムに大きな違いがあ
るが、これら2つの群には多(の共通の特徴がある。
遺伝子の発現の調節は転写レベルで起こり、次いで転写
の開始頻度の調節により好ましく行われる。後者につい
てはよく知られており、特にベンジャミン・レビンシ氏
著のジェーン・エクスプレッションや、ジョン・ライレ
イ氏およびサンズ氏著の1974年出版0第1巻、19
80年出版0第2版の第2巻、1977年出版0第3巻
に記載されている。
あるいはまたかかる調節は転写後レベルで、例えば翻訳
の割合(rate of translation)で
の翻訳の開始と翻訳の終了との頻度調節で行われ得る。
レグヘモグロビンは、マメ科の植物の場合にリゾビア(
Rhizobia)の共生の群集により発有する根粒に
おいてもっばら合成されるモノマーヘム蛋白質である。
レグヘモグロビンの遺伝子を活性化するエフェクター物
質にいずれ理論的になるものは、リゾビアにおいて生成
されかつレグヘモグロビンの補欠分子族(proste
tic group)を構成するヘムである。酵母のサ
ツカロミセス セレビジアエ(Saccharomyc
es cerevisiae)における幾つかのヘム蛋
白質の合成もまた、これら蛋白質の補欠分子族をやはり
生成する細胞内のヘムのレベルにより調節される。従っ
て、イソシトクロム(isocytoch−rome)
  c遺伝子の転写はヘムに依存し、一方力タラーゼT
、の場合には、ヘムの制御は転写および転写後のレベル
の双方で行われる。
本発明においては、4つの大豆レグヘモグロビン遺伝子
Lba、 Lbcl、 Lbc2およびLbc3の5′
末端領域の配列が存在する。これら配列を第1表に配列
の図式として示すが、この表においては相同(horn
ology)が明確となるように配列を一列にした。
この配列の図式において、0.”は当該位置には塩基が
存在していないことを示す。遺伝子の名称およびATG
開始コドンから上流に位置する塩基の数を配列図式の右
側に示す。更に、重要な配列には下線を引いた。
この配列の図式から明らかな如く、4つの5′末端領域
の間には顕著な程度の相同が存在し、また島P付加部位
から23〜24bp上流の位置においては、これらすべ
てが“TATA”ボックスに対応するTへTATへ人^
配列を有している。尚、この“TAT八″八ツボックス
核細胞において、CAP付加部位から対応する数のbp
の上流に位置するのが一般的である。更に、CCAAG
配列はCAP付加部位から64〜?2bp上流に存在し
、この配列はCへP付加部位から一般に70〜90bp
上流に位置する゛’CCAAT″″ボックスに対応する
ものである。CAP付加部位から翻訳開始コドン、AT
Gまで、52〜69bpのリーダー配列が存在し、これ
は約75〜80%の顕著な程度の相同を示す。
本発明においては更に、Lbc3による例により、大豆
レグヘモグロビンの逍1云子の5′末端領域が酵母にお
いて機能的に作用することが証明された。
これは、イー・コリイ(B、coil)クロロアンフェ
ニコール アセチル トランスフェラーゼ(CAT) 
遺伝子を、該CAT遺伝子がLbプロモーターによって
制御されるように大豆のLbc3遺伝子の5′および3
′末端領域と融合(fusion)させることにより証
明された。融合断片を、選択可能な標識として酵母のt
lRA−3遺伝子を有する酵母プラスミドベクタ+、Y
BP24に挿入した。この結果、δ−アミノレブリン酸
シンセターゼを遺伝子、δ−ALAにおける突然変異(
mutation)のためにヘムを合成することをでき
ずかつURA−3である酵母菌株ニス・セレビジアx 
(S、cerevisiae)TMIは、得られた構造
体で形質転換を起こした。形態転換した酵母細胞は、試
験したすべての増殖条件下でCAT活性を示した。
この結果、大豆のヘモグロビン遺伝子5′末端領域は酵
母において機能的であることが結論づけられた。
本発明においては更に、5′末端領域が、細胞内ヘムに
より発現または媒介される調節に関し標的として作用す
ることが証明された。従って、δ−肌への存在下で増殖
した酵母のニス・セレビジアエTMI におけるCAT
活性は、増殖培地においてこのヘム前駆体が存在せずに
増殖した酵母におけるCAT活性よりも20〜40倍高
い。同様の高いCAT活性は、ヘム、プロトポルフィリ
ン■またはヘム類似体、デュテロボルフィリン(deu
teroporphyrin)■の存在下で増殖した酵
母のニス・セレビジアエTMIにおいても見られた。C
へT活性に対するヘムの作用は、UR八−3遺伝子生成
物の量が試験したすべての条件下で一定のままであるた
め明らかである。更に、CAT−、RNA レベルが細
胞内のヘム濃度の変化に1!■関係で一定のままである
ため、転写レベルはヘムの存在により変化することがな
いのは明らかである。このため、ヘムにより発現または
媒介される調節メカニズムは転写後レベルで起こると結
論づけることができる。
観察されたCAT活性の増加は蛋白質合成に依存する。
更に、CAT酵素の半減期はヘムの存在に依存せず、ま
た生体外におけるCAT活性はヘムにより刺激されるこ
とはない。このためヘムにより、翻訳レベルにおいて遺
伝子発現が調節されるであろうことはまちがいないこと
である。Lbc3の5′末端領域とネオマイシン ホス
ホ トランスフェラーゼ(neo)遺伝子の暗号づけ領
域との融合は、CAT遺伝子がLbc3遺伝子の5′末
端領域と融合したのとまったく同様にしてヘムにより制
御される。
従って、ヘムの作用は、暗号づけ配列と相互作用するヘ
ムにより媒介されるよりはむしろ、CAT−、RNAに
存する5′または3′末端Lbc3配列と相互作用する
ヘムにより媒介される。Lbc3の5′末端領域および
neo遺伝子のみを有する遺伝子の発現は、ヘムにより
同様に制御される。従って、遺伝子発現に対する細胞内
ヘムの作用は、リーダー配列との相互作用により媒介さ
れ得るものである。
短いリーダー配列は翻訳開始コドンを含んでいない。こ
のため、細胞内ヘムにより発現または媒介される調節メ
カニズムは、偽開始コドン(falsestart c
odons)を伴う調節メカニズム(ネーチャー第31
6巻 第580〜581頁(1985)フント・ティー
代著参照)とは関係がない。本発明における調節メカニ
ズムは、リーダー配列と相互作用するヘムにより発現ま
たは媒介され、このため新規な調節メカニズムである。
自然の環境において存する細胞におけるプラスミドの存
在は、ある環境下でその細胞に対してのみ有利である特
徴を有する細胞をもたらす。例えば、プラスミドの暗号
づけ特性(Plasmid encodedprope
rt 1es)は、周囲環境に存する抗生物質に対し耐
性であることができる。しかし、プラスミドの存在およ
び暗号づけしたプラスミド遺伝子生成物の合成は、細胞
のエネルギー代謝および蛋白質合成機構に負担を負わせ
、このためプラスミド含有細胞は、プラスミドの暗号づ
け特性を必要としない環境において放出され失われる。
上述の不安定性は、一般に当該細胞により生成されるこ
とのない所望遺伝子生成物の合成に関しベクターとして
プラスミドを使用することにより更に高められる。この
ことは、所望遺伝子生成物が尚確実に合成され得るよう
にするためには、かかる生成物を合成する細胞を選択圧
に従わせなければならないことを意味するものである。
ある遺伝子生成物の高い発現を達成する従来の方法は、
当該遺伝子生成物に翻訳される。RNAの高濃度を生せ
しめる強いプロモーターに って発現を制御するもので
ある。
しかし、遺伝子生成物の高濃度は、当該、RNAのより
有効な翻訳により得ることもできる。このことは、遺伝
子生成物の合成が転写および翻訳レベルの双方で制御さ
れることを意味し、これは、ある遺伝子生成物を合成す
る細胞に対する遺伝荷重が一般に1つではなく2つの活
動’(act iv i ty)に寄与し得ることを意
味するものである。
このため、2つの活動を、プロモーターが一般に使用さ
れるプロモーターはど強くないプロモーターであっても
遺伝子生成物の濃度に関して同様の結果を得ることがで
きるように操作することができる。かかる2活動の寄与
は、細胞が、遺伝子生成物合成が1の強いプロモーター
によってのみ制御される場合はど遺伝荷重されないこと
を意味する。結果として、当該細胞にだいする選択圧を
減少させることができる。
更に、所望の遺伝子生成物の合成が起こる相における細
胞のエネルギー代謝や蛋白質合成機構に対し最も合理的
な利用(utilization)を達成することが重
要なことである。エネルギー代謝や蛋白質合成機構のか
かる合理的利用は、遺伝子生成物の合成の早い段階を最
適化(optimating)するよりもむしろ遅い段
階を最適化することにより改善するのが好ましい。
このため、遺伝子発現系の重要な特徴は、所望生成物の
発現を初期の低発現から過剰生成まで、本発明の如く細
胞の外部環境を操作することにより高めることができる
。更に本発明における転写後合成段階の誘発可能な最適
化は、転写の誘発最適化よりも有利である。
酵母における遺伝子の発現に関する従来の方法では、一
連のプロモーターと発現ベクター(expressio
n vector) (例えば、GAPDH−またはp
yにイースト(Pyにyeast)プロモーターを使用
することが開示されている欧州特許出願公開明細書第1
20551号参照)ならびにこれらプロモーターを有す
る一連の発現ベクターを使用している。
更に英国特許公開明細書第2.137.208号には、
数種の発現ベクターにおいてプロモーフ著GALIを使
用することが開示されている。
これら従来の既知プロモーターを使用する場合には、発
現を転写開始頻度を高めることによりのみ高めることが
できる。この結果これらプロモーターの使用は、細胞に
対し高い遺伝荷重、エネルギー代謝および合成機構の非
合理的な利用を伴い、また、これらプロモーターを使用
した場合には、宿主生物に対し高い選択圧を余儀なくさ
れる不安定性がもたらされる。
このため本発明の目的は、酵母において活性であるプロ
モーターの使用方法、並びに以下の遺伝子の発現が新規
な方法で転写後レベルにて調節を受けるリーダー配列を
提供することにある。
更に本発明の目的は、プロモーターとリーダー配列との
組み合わせを提供す、ることにある。尚、かかる組み合
わせは植物レグヘモグロビン遺伝子の5′末端領域から
得られ、また酵母において機能的であることが証明され
た。
更にまた本発明の目的は、プロモーターとリーダー配列
との前記組み合わせを有するプラスミドを提供すること
にある。
本発明は、発現されるべき遺伝子とプロモーター配列を
有する5′末端領域との双方を含有する組み倹えDNA
断片を酵母細胞に導入し、形質転換した酵母細胞を増殖
培地において培養する遺伝子の発現方法において、5′
末端領域がプロモーター配列を有する第1DNA断片を
、ヘム、ヘム類似体またはヘム前駆体により転写後レベ
ルで調節されるリーダー配列を有する第2 DNA断片
と組み合わせて有する断片を組み換えDNA断片として
使用することを使用する遺伝子の発現方法に関するもの
である。
本発明においては、酵母で複製可能である適当なベクタ
ーでかつ該組み合わせの下流に遺伝子を挿入することに
より、生物学的に活性な生成物の合成を達成することが
できる。また、本発明の方法では、転写後レベルで作用
力る新規な調節メカニズムにより所望遺伝子の発現を高
めることができる。特別の結果として、宿主細胞の遺伝
子菌株(genetic 5train)の減少や、宿
主細胞のエネルギー代謝および蛋白質合成機構の最適利
用が達せられ、これにより宿主細胞において発現ベクタ
ーの安定性が高められる。
本発明の方法の特別なる例においては、分離まりは合成
された第2リーダー断片と結合される、分離または合成
されたプロモーター配列を第1ON^断片として使用す
る。この方法によれば、本発明における転写後調節を自
然条件下で受ける酵母、植物または動物からの任意リー
ダー配列を、酵母にて機能的である任意適当なる酵母プ
ロモーター、植物プロモーターまたは別のプロモーター
と組み合わせることができる。
本発明の方法の特別なる例においては、ヘムの細胞内濃
度が、ヘムの細胞内濃度を高める炭禦源、特に非発酵性
炭素源を増殖培地へ添加することにより高められる。こ
れによれば、炭素源を増殖培地へ添加することにより、
所望遺伝子の発現の誘発がなされる。かかる炭素源の例
としてはグリセロールおよびスクシネートがあり、これ
らは特に好適である。この理由は、これらが安価であり
かつ容易に人手可能な炭素源だからである。またエタノ
ールを使用することもできる。ある条件下では、酵母自
身が増殖し乍らエタノールを生成することができる。増
殖の停止後、エタノールを利用することにより翻訳が高
められる。
更に特別なる例においては、細胞内ヘム濃度が、ヘム、
ヘム類似体およびヘム前駆体から成る群から選ばれたl
または複数の物質を増殖培地へ添加することにより高め
られることによって、同様の効果を得ることができる。
ヘム類似体の一例としてはデュウテロポルフィリン■が
あり、またヘム前駆体の一例としてはδ−nアミルプリ
ン酸がある。
更にまた、本発明の方法の特別なる例においては、プロ
モーター配列とリーダー配列とを有するDNA 断片を
使用するものであって、該D\^断片が、自然の環境下
で発現調節を受けた植物レグヘモグロビン遺伝子、酵母
遺伝子または他の遺伝子の5′末端領域と一致するか、
これから誘導されるか若しくはこれを有するものであり
、該発現調節が細胞内ヘムにより発現または媒介される
。この方法によれば、リーダー配列とブロモ−クー配列
との組み合わせの簡単な方法が得られ、本発明において
は該組み合わせが酵母において機能的であることが証明
された。かかるDNA断面の例としては、大豆レグヘモ
グロビン遺伝子の4種の5′末端領域、すなわち以下に
示すものがある。
次の配列を有するLba  : AAAGAAATAT に 次の配列を有するLbcl : 次の配列を有するLbc2 : 次の配列を有するLbc3 : 本発明の方法の他の例においては、次の配列、を有する
YIEP Lb CAT遺伝子の5′末端領域と−・孜
するか、これから誘導されるか若しくはこれを有するD
NA断片を使用する。
更に本発明の他の例においては、組み換えプラスミドを
酵母細胞に導入することによりポリペプチドを製造する
にあたり、植物レグヘモグロビン遺伝子の5′末端領域
を有するDNA断片においてプロモーター配列とリーダ
ー配列を有するプラスミドを組み換えプラスミドとして
使用することを使用するポリペプチドの製造方法を開示
する。
本発明の方法の更に他の例においては、植物レグヘモグ
ロビン遺伝子の5′末端領域並びに3′末端領域を有す
るDNA断片においてブロモ−クー配列とリーダー配列
とを有するプラスミドを組み換えプラスミドとして使用
する方法を開示する。
更に本発明においては、本発明の方法を実施する場合に
第2 DNA断片として使用するDNA断片を扱うにあ
たり、これは、細胞内ヘムにより発現または媒介される
調節に関して標的であるメツセンジャーRNAストラン
ドに転写される短いDNA断片であることを使用する。
かかるDNA断片の例としては、植物レグヘモグロビン
遺伝子、酵母遺伝子または他の遺伝子からのリーダー配
列と一致するか、これから誘導されるか若しくはこれを
有するDNA断片がある。尚、これら遺伝子においては
、自然の環境下におけるかかるリーダー配列が110胞
内ヘムにより発現または媒介される調節に関する標的で
ある。本発明においては、これらの例として、大豆レグ
ヘモグロビン遺伝子からのリーダー配列、すなわち以下
に示すものと一致するか、これから誘導されるか若しく
はこれを有するDNA断片がある。
次の配列を有するLba  : AACTTGCATCGAACAATTAA  TAG
AAATAACAGへへ人へTT八へ八へへへへAAA
TATG 次の配列を有するLbcl : AへCTTG[:ATT  GAACAATAGA  
AAATAAC八八A ^^へ人AへTA八Aへ八八へ
人^6^AA  AG^^ATATG次の配列を有する
Lbc2 : AACTTGCATT  GAACAATAGA  A
へTへ人〇へへ〇へ 八人〇へ人へへTへへGTGAへ
^AへAG  AAATATG次の配列を有するLbC
3: AACTTGCATT  GAACAATTAA  T
AGAAATAACAGA八^へGTAG^^^AG^
^^TATG かかるDNA断片の他の例として、次の配列、AACT
TGCATT  GAACAATTAA  TAGAA
ATAACAGAAAAGTAG^^TTCTAAAA
TG を有するY[iP LbCATからのリーダー配列と一
致するか、これから誘導されるか若しくはこれを有する
断片がある。
更に本発明では、本発明の方法を実施する場合に使用す
る、第1 DNA断片と第2 DNA断片との組み合わ
せを有するDNA断片を扱う。
これらDNA断片は、プロモーター配列とリーダー配列
とを有すること、および植物レグヘモグロビン遺伝子の
5′末端領域と一致するか、これから誘導されるか若し
くはこれを有することに特徴がある。
本発明におけるかかるDNA断片の例としては、プロモ
ーター配列とリーダー配列とを有するDNA断片であっ
て、大豆レグヘモグロビン遺伝子の5′末端領域、すな
わち以下に示す配列と一致するか、これから誘導される
か若しくはこれを有するものがある。
次の配列を有するLba  : 次の配列を有するLhcl : TTCTCTTAAT  ACAATGGAGT  T
TTTGTTGAA  CATACATACA TTT
AAAAAAA次の配列を有するLbc2 + 次の配列を有すりるLbc3二 本発明のかかるDNA断片の池の例としては、次の配列
、 CAGAAAAGTA  IJAA五1−五AAAA↓
−を有するYHP Lb CATJ伝子の5′末端領域
と一致するか、これから誘導されるか若しくはこれを有
するDNA断片がある。
更に本発明は、本発明の方法を実施する場合jご使用さ
れる任意プラスミドであって、既に規定した如き第1 
DNA断片か、あるいは既に規定した如き第2ONAl
lJr片と第20\八断片との組み合わせを有すること
を使用するプラスミドに関するものである。本発明にお
いて適当なるプラスミドはYEP Lb CATおよび
YET 5Lb Kmである。本発明におけるプラスミ
ドは、遺伝子生成物に関し暗号づけ配列を挿入すること
により所望遺伝子の発現を高めることができる。
次に本発明を以下の例より説明する。
例1 大豆レグヘモグロビン遺1云子の5′末端領域の配列決
定 大豆のグリシン最大の腫々のエバンス遺伝子ライブラリ
ー(soybean glycine max、var
、evansgenel +brary)から、ネーチ
、・−第291 巻、第3817号、1677〜679
 頁(1981)においてイエンセン・ニー・ウー(j
ensen、 E、  φ)氏等によって述べられてい
る如く、4つの大豆レグヘモグロビン遺伝子Lba。
Lbcl、 Lbc2およびLbc3が得られる。これ
ら4つの大豆レグヘモグロビン遺伝子の5′末端領域は
、モレキラー・バイオロジー、アルフスユニバーサイテ
ト(λIolekylaer Biologi、八rh
us L!n1versitet)(1985)に関す
る学術集会でイエンセン・ニー・ウー氏により述べられ
ている如く分離され、また4つの5′末端領域の配列は
エフ、ジエー・モル・バイオ、 (F、 J、 Mo1
.Bio、)143.161 (1980)においてサ
ンガー(Sanger)氏によって述べられている如き
ジデオキシ槓停止法(dideoxy chain−t
rcmination method)の使用により決
定され、配列式で示されている。
例2 YEP Lb CATの構造体作成 以下に示す如く、プロセス区分の配列において構造体作
成(construct 1on)を行った。
Lbc3 遺伝子のザブクローニング(sub−clo
ning)Lbc3遺伝子を12kb EcoRI  
制限断片上で大豆DNA ライブラリーから分離した(
これはヌクル・7 シー)ズ―レス−(Nucl、 A
c1ds Res、)10.3487においてウイボル
グ氏等によって述べられている)。
この断片の区分を第1図の上部に示す。この断片は、第
1図に示す如くしかる後にpBR322に連結されるよ
うな状態とする酵素によって切断(digeSt)した
。次いで、得られたプラスミドLbc3)IHおよびL
bc311XはI’vull により切断し、再び連結
させた。
この結果、pLpHHおよpLpHXと称する2つのプ
ラスミドが得られた。
この目的のため、第2図に示す如きpLpHHを用いた
。このプラスミドをpvu[I により開裂し、エキソ
ヌクレアーゼBa 131で処理した。反応を種々の時
間で停止し、短かくしたプラスミドをρBR322から
断片に連結させた。これら断片を第2図に示す如く、一
端においてこれらがDNA配列、TTC・・・ AAG・・・ を有するように有利に処理した。
連結反応の後、EC,RIでの切断が起こり、5′末端
配列を有する断片をε。。R1で切断したpBR322
に連結させた。これらプラスミドはイー・コリイに80
3への形質転換をお越し、形質転換細胞におけるプラス
ミドを配列分析により試験した。形質転換細胞の1つか
ら分離したプラスミドp2135 ’ Lbは、配列が
以下に示すようになるように、Lb ATG開始コドン
の7bp前で終結する5′末端配列を有する: kb 5 ′ 末端・・・AAAGTAGAATTCTA^八
八TGLbc3配列 Lbc3へ人子の3′末端領域のサブクローニングこの
目的のために、XhoII により切断されたpl、p
HXを使用した。特に端部を満たし、第3図に示す如(
過剰DNAを除去した。図示する断片を、図示する如く
、予備処理したρBR322連結させた。
この構造体は、イー・コリイに803への形質転換を起
こした。形質転換細胞の1つはXho2a−3’ Lb
と称するプラスミドを含んでいた。Xholl認識配列
はLb停止コドン直後に位置するので(第1図参照)、
このプラスミドは約900bpの3′末端領域を含んで
おり、またこの配列はGAATTCTACA^・・・で
開始した。
Lb  プロモーター カセット(cassett)の
構造体作成 Xho2a−3’ LbからのεcoRI/SpHl断
片を、p213−5 ’LbからのDam旧/εcoR
I 断片と混合した。これら2つの断片は、Bam旧/
Sp旧開裂点を介してpBR322誘導体に連結させ、
この際εcoRI認識配列は除去される(第3図参照)
。連結したプラスミドは、−イー−、コリイに803へ
の形質転換を起こした。形質転換細胞の1つにおけるプ
ラスミドは正確な(correct)断片を有し、これ
はpUJLb5 ’ −3’−1と称せられる。
キメラLb/CAT遺伝子の構造体作成ρBR322の
CAT遺伝子を第4図に示す如く、幾つかの小さな制限
断片で分離した。5′暗号づけ領域を、Alul断片で
分離し、次いでこれをpBR322に連結し、図示する
如く処理した。これは、イー・コリイに803への形質
転換を起こし、また選択された形質転換細胞はAlul
lと称するプラスミドを含んでいた。3′暗号づけ領域
をTaq I断片で分離した。この断片をエキソヌクレ
アーゼBa131で処理し、しかる後にEcoRI  
リンカ−を加えた。これに引き続いて、εcoR’l 
による切断および1EcoRI による切断pBR32
2への連結反応が起こった。後者はイー・コリイに80
3への形質転換を起こし、形質転換細胞が分析された。
プラスミド、Taq12は、その後次の配列、 −CCCCGAATTC で停止するような23bpg’末端配列を加えたCAT
遺伝子の3′暗号づけ領域を含んでいた。この結果、次
の断片、 AlullからのEcoRI/Pvu I I 断片、
pOR322からのPvull/Ddel断片およびT
aq12からのDdel/EcoRL断片 をεco旧での切1IJrl’EJlb5 ’ −3’
 −1′に一緒にして連結させた。これは、イー・コリ
イに803への形質転換を起こした。選択された形質転
換細胞は、pEJLb5 ’ −3’ CAT15と称
する正確なプラスミドを含んでいた。
酵母プラスミドにおけるキメラLb/CATalE子の
クローニング このキメラ遺伝子をρIEJLb5 ’ −3’ CA
T15からDamll I/Sph 1断片で分離し、
同様の酵素で切断される酵母プラスミドYEP24に連
結させた。イー・コリイに803への形質転換の後、選
択された形質転細胞を調べた。これは第5図に示すプラ
スミドYEPLb CATを含んでいた。更にこのプラ
スミドは、酵母菌株のサツカロミセス・セレビジアより
BY747およびTMIへの形質転換を起こした。
例3 YEP 5Lb Kmの構造体作成 ネオマイシン ホスホ トランスフェラーゼ(NPTl
l)遺伝をp K M 2から分離した(ベック氏等に
よるGene 19.327参照)。この遺伝子からの
5′暗号づけ領域を第6図に示す如<5au3A断片で
分離し、次いでP[1R322に連結して、5au13
 と弥するプラスミドを得た。NPTII遺1云子から
の3′暗号づけ末端領域をPvull 断片で分離した
。これを、εcoR1/Pvu[I で切断したpEJ
Lb5 ’−3’−1に連結される5au13からのE
coRI/Pvul l  と−緒にした。イー・コリ
イに803  への形質転換の際、正確なプラスミドp
EJLb5 ’ K+++1を有する形質転換細胞を選
択した。このプラスミドは、完全な5′末端領域Lb配
列+暗号づけNPTI+配列がBamfll/Pvul
l 断片で存するようにBam1ll により、特にp
vull により、後になって切断された。この断片を
、[lamHI/PvurIで切断したYEP24に連
結させ、第7図に示すプラスミドYEP 5Lb Km
を得た。このプラスミドは、酵母菌株のサツカロミセス
・セレビジアエTmlへの形質転換を起こした。
氾 CATの発現に対する炭素源の作用 プラスミドYεP Lb CATを含有するサツカロミ
セス・セレビジアエ0BY747を、2%の炭素源を加
えた最小培地で増殖させた。細胞を、1mf当り5×1
06個の細胞密度で採取した。CAT活性を、ネーチャ
ー306.557(1983)においてワルカー(lν
alker)、エドルンド(Edland)、ボウレト
(口oulet)およびルター(Rutter)氏によ
って述べられているようにして測定した。
以下の第2表に、CAT活性を炭素源の機能として示す
。スクシネートおよびグリセロールで増殖させることに
より得られた最高活性を特に100%とした。
第2表 炭素源      活性 スクシネート    100 グリセロール    100 グリコース      28 スクロース      18 例5 遺伝子発現の透発に対するヘム前駆体およびヘム類似体
の作用 プラスミドYεP Lb CAT含有サツカロミセス 
セレビシエアエTλ11を、2%のグルコースと、0.
1%のツイーン(T+yeen ;登録商標)と、20
μg / 1meのエルゴステロールと、50μg/m
eのメチオニンと、以下に示すヘム類似体またはヘム前
駆体の1つとを加えた最小培地にて増殖させた。デュウ
テロポルフィリンIX(dp)とプロトポルフィリン(
pp)とを夫々最終濃度5μg/mEに添加した。まて
ヘミンを最終濃度5μg/mfに添加した。更にまた、
δ−アミノレブリン酸(δ−糺八へを最、11.6度5
0μg/mgに添加した。
以下の第3表において、CAT活性を、夫々ヘム前駆体
およびヘム類似体の活性として示した。δ−ALAまた
はdpを添加することにより得られた最高活性を特に1
00%として示した。
第3表 インデューサー     CAT活性 グルコース+δ−ALA     100グルコース+
dp       100グルコース十〇p     
  50 グルコース十ヘミン    25 グルコース         5 例6 リーダー配列におけるリンカ−の挿入 2つの合成ONA IJンカーを挿入した。尚、1つは
酵累Bglllの認識配列を有する開始コドンの直前で
あり、またもう一つはKpn Iに関する認識配列を有
するCAT付加部位の上流である(以下の第4表参照)
。この場合、新しい構造体pEJ5 ’ −3’−CA
TIOIは初期の構造体に匹敵する。
これら2つの構造体からの発現の比較を以下に示す(例
5の如く試験した)。
第5表 グルコース  グルコース+ヘム 誘発(induct
ion)CへT15  0.11         6
.01             55  XCATI
OI O,221,728X この表は、反応したクロロアンフェニコール(chlo
roamphenicol)n mol/蛋白質mg/
分を示す。
これは、5′領域における2つの特別なる変化によりヘ
ム誘発において55Xから8×までの低下が生じたこと
を示している。
例7 全Lbc35 ’領域を、BamHTおよびBgl[I
で切断することによりCATIOIから除去した。代わ
りに、プロモーターとリーダー配列を有するILVI遺
伝子からの765bpのON^断片を挿入した。この構
造体をpBJ CへT−BDとf示する。
別の構造体においては、リーダー配列を残して1、bc
プロモーターを除去した。これは、Bam1l!および
KpnlでCATIOIを切断することにより行った。
この断片を、リーダー配列ではなく、I L V lか
らの670bpの断片、プロモーターによって置き換え
た。
このプラスミドをPIEJCAT−KNと称する。
かかる構造体を図式的に以下に示す。
配列の比較を以下の第6表に示す。
発現試験 グルコース   グルコース+ヘム  誘発CへT−ロ
D  1089           1162   
        なしCAT−KN  、789   
         1580           2
  X前記試験と同じユニット 2つの構造体の間の唯一の違いはリーダー配列の起a(
origin)である。この結果は、Lbc3リーダー
配列が誘発に必要であることを示している。しかし、誘
発レベルは出発材料がCATIOIにおける場合はど高
(ない。この理由は、構造体がATGにより近接する1
3のヌクレオチドを起源とし、このため誘発に重要であ
るmRNAの13のヌクレオチドが短いからである。
すべての試験は、ヘム誘発がLbc IJ−グー配列に
関係していることを明らかに示している。
本発明は、大豆のレグヘモグロビン遺伝子のみを用いる
ものではない。すべてのマメ科の植物のレグヘモグロビ
ン遺伝子が同様の活性を有することは良く知られている
(アムステルダムオックスフォードのノースーホランド
社出版によるザ・バイオロジー・オブ・ニトロジエン・
フィクゼイション、クイスペル・ニー・におけるアブレ
ビイ(1974)、第499554頁参照)。更にまた
、インゲン豆のPvLblの遺伝子に関し、顕著な程度
の相同が大豆のLbc3の配列との間に存在することが
証明された。従って本発明は、すべての植物からのレグ
ヘモグロビン遺伝子の5′末端領域の使用を包含するも
のである。
また本発明にふいては、本発明における前述の新規な調
節活性を自然の条件下で発現または媒介する、植物、動
物または酵母からのかがる断片をも使用することができ
る。特に本発明は、大豆レグヘモグロビン遺伝子の5′
末端領域からの標識づけした配列でハイブリッド形成す
ることにより遺伝子ライブラリーからのON八へ片から
分離することのできるかかる遺伝子に適用される。
プロモーターの活性および調節性の変動を生ぜしめる5
′末端領域なしに、該領域の不可欠ではないサブ領域に
おいてヌクレオチド配列を変えることができることは良
(知られていることである。
また、5′末端領域の重要なサブ領域の配列を変えるこ
とにより、ヌクレオチド配列と、転写開始および翻訳開
始に必要なファクターまたはエフアクタ−物質との間の
結合親和性を変えることができ、これによりプロモータ
ーの活性および/または調節性を改善することができる
ことも良く知られていることである。また本発明は、5
′末端領域のかかる変化した配列の使用をカバーするこ
とは勿論のことである。特に、かかる断片の使用により
所望遺伝子生成物の発現が本発明における新規な調節の
主因となす場合には、自然の長さを超えて延びるリーダ
ー配列を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、Lbc遺伝子のサブクローニングを示す工程
図、 第2図は、Lbc3遺伝子からの5′末端領域のサブク
ローニングを示す工程図、 第3図は、Lbc3遺伝子からの3′末端領域のサブク
ローニングを示す工程図、 第4図は、キメラLb/CAT遺伝子の構造体作成を示
す工程図、 第5図は、プラスミドYEP Lb (:ATを示す略
図、第6図は、YEP 5Lb Kmの構造体作成を示
す工程図、 第7図は、プラスミドYEP 5Lb CATを示す略
図である。 特許出頼人   アクチェセルスカベット・デ・ダンス
ケ・スケルフアプリケール 第3 3°和蟲Al族 図 しBブ’ot−ダーnt・ント 手 続 補 正 1iit(方式) 昭和62年 2月24日 特許庁長官  黒  1) 明  雄 殿1、事件の表
示 昭和61年特 許 願第253530号2、発明の名称 遺伝子の発現方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称  7クチエセルスカベツト・デ・ダンスケ・ス
ケルフアプリケール 4、代 理 人 6、補正の対象 °  、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発現されるべき遺伝子とプロモーター配列を有する
    5′末端領域との双方を含有する組み換えDNA断片を
    酵母細胞に導入し、形質転換した酵母細胞を増殖培地に
    おいて培養する遺伝子の発現方法において、5′末端領
    域がプロモーター配列を有する第1DNA断片を、ヘム
    、ヘム類似体またはヘム前駆体により転写後レベルで調
    節されるリーダー配列を有する第2DNA断片と組み合
    わせて有する断片を組み換えDNA断片として使用する
    ことを特徴とする遺伝子の発現方法。 2、第2DNA断片との組合せに関し、分離または合成
    されたプロモーター配列を第1DNA断片として使用す
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、第1DNA断片との組み合わせに関し、分離または
    合成されたリーダー配列を第2DNA断片として使用す
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、ヘムの細胞内濃度を高める炭素源を増殖培地に添加
    することにより、ヘムの細胞内濃度を高める特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 5、炭素源をグリセロール、スクシネートおよびエタノ
    ールから成る群から選択する特許請求の範囲第4項記載
    の方法。 6、ヘム、ヘム類似体およびヘム前駆体から成る群から
    選ばれた1または複数の物質を増殖培地に添加すること
    によりヘムの細胞内濃度を高める特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 7、ヘム類似体としてデュテロポルフィリンIXを使用し
    、かつ/またはヘム前駆体としてδ−アミノレブリン酸
    を使用する特許請求の範囲第6項記載の方法。 8、プロモーター配列とリーダー配列とを有するDNA
    断片を使用し、該DNA断片が、細胞内ヘムにより発現
    または媒介される発現調節を自然の条件下で受けた植物
    レグヘモグロビン遺伝子、酵母遺伝子または池の遺伝子
    の5′末端領域と一致するか、これから誘導されるか若
    しくはこれを有する特許請求の範囲第1項記載の方法。 9、大豆のレグヘモグロビン遺伝子の5′末端領域と一
    致するか、これから誘導されるか若しくはこれを有する
    DNA断片を使用する特許請求の範囲第8項記載の方法
    。 10、次の配列、 【遺伝子配列があります】 を有するLba遺伝子の5′末端領域と一致するか、こ
    れから誘導されるか若しくはこれを有するDNA断片を
    使用する特許請求の範囲第9項記載の方法。 11、次の配列、 【遺伝子配列があります】 を有するLbcl遺伝子の5′末端領域と一致するか、
    これから誘導されるか若しくはこれを有するDNA断片
    を使用する特許請求の範囲第9項記載の方法。 12、次の配列、 【遺伝子配列があります】 を有するLbc2遺伝子の5′末端領域と一致するか、
    これから誘導されるか若しくはこれを有するDNA断片
    を使用する特許請求の範囲第9項記載の方法。 13、次の配列、 【遺伝子配列があります】 を有するLbc3遺伝子の5′末端領域と一致するか、
    これから誘導されるか若しくはこれを有するDNA断片
    を使用する特許請求の範囲第9項記載の方法。 14、次の配列、 【遺伝子配列があります】 を有するYEP Lb CAT遺伝子の5′末端領域と
    一致するか、これから誘導されるか若しくはこれを有す
    るDNA断片を使用する特許請求の範囲第9項記載の方
    法。 15、組み換えプラスミドを酵母細胞に導入することに
    よりポリペプチドを製造するにあたり、植物のレグヘモ
    グロビン遺伝子の5′末端領域を有するDNA断片にお
    いてプロモーター配列とリーダー配列とを有するプラス
    ミドを組み換えプラスミドとして使用する特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 16、植物レグヘモグロビン遺伝子の5′末端領域並び
    に3′末端領域を有するDNA断片においてプロモータ
    ー配列とリーダー配列とを有するプラスミドを組み換え
    プラスミドとして使用する特許請求の範囲第15項記載
    の方法。 17、特許請求の範囲第1〜7項記載の方法を実施する
    場合に使用するリーダー配列を有するDNA断片におい
    て、細胞内ヘムにより発現または媒介される調節に関し
    て標的であるmRNAストランドに転写される短いDN
    A断片であることを特徴とするDNA断片。 18、自然の条件下でリーダー配列が細胞内ヘムにより
    発現または媒介される調節に関し標的である植物レグヘ
    モグロビン遺伝子、酵母遺伝子または他の遺伝子からの
    リーダー配列と一致するか、これから誘導されるか若し
    くはこれを有する特許請求の範囲第17項記載のDNA
    断片。 19、大豆のレグヘモグロビン遺伝子からのリーダー配
    列と一致するか、これから誘導されるか若しくはこれを
    有する特許請求の範囲第18項記載のDNA断片。 20、次の配列、 【遺伝子配列があります】 を有するLba遺伝子からのリーダー配列と一致するか
    、これから誘導されるか若しくはこれを有する特許請求
    の範囲第19項記載のDNA断片。 21、次の配列、 【遺伝子配列があります】 を有するLbclからのリーダー配列と一致するか、こ
    れから誘導されるか若しくはこれを有する特許請求の範
    囲第19項記載のDNA断片。 22、次の配列、 を有するLbc2遺伝子からのリーダー配列と一致する
    か、これから誘導されるか若しくはこれを有する特許請
    求の範囲第19項記載のDNA断片。 23、次の配列、 【遺伝子配列があります】 を有するLbc3遺伝子からのリーダー配列と一致する
    か、これから誘導されるか若しくはこれを有する特許請
    求の範囲第19項記載のDNA断片。 24、次の配列、 【遺伝子配列があります】 を有するYEP Lb CAT遺伝子からのリーダー配
    列と一致するか、これから誘導されるか若しくはこれを
    有する特許請求の範囲第19項記載のDNA断片。 25、プロモーター配列とリーダー配列とを有し、かつ
    植物レグヘモグロビン遺伝子の5′末端領域と一致する
    か、これから誘導されるか若しくはこれを有する特許請
    求の範囲第1、4、5、6、7または8項記載のDNA
    断片。 26、プロモーター配列とリーダー配列とを有し、かつ
    大豆のレグヘモグロビン遺伝子の5′末端領域と一致す
    るか、これから誘導されるか若しくはこれを有する特許
    請求の範囲第1、4、5、6、7、8または9項記載の
    DNA断片。 27、特許請求の範囲第10項記載の方法を実施する場
    合に使用するDNA断片において、次の配列、 【遺伝子配列があります】 を有するLba遺伝子の5′末端領域と一致するか、こ
    れから誘導されるか若しくはこれを有することを特徴と
    するDNA断片。 28、特許請求の範囲第11項記載の方法を実施する場
    合に使用するDNA断片において、次の配列、 【遺伝子配列があります】 を有するLbc1遺伝子の5′末端領域と一致するか、
    これから誘導されるか若しくはこれを有することを特徴
    とするDNA断片。 29、特許請求の範囲第12項記載の方法を実施する場
    合に使用するDNA断片において、次の配列、 【遺伝子配列があります】 を有するLbc2遺伝子の5′末端領域と一致するか、
    これから誘導されるか若しくはこれを有することを特徴
    とするDNA断片。 30、特許請求の範囲第13項記載の方法を実施する場
    合に使用するDNA断片において、次の配列、 【遺伝子配列があります】 を有するLbc3遺伝子の5′末端領域と一致するか、
    これから誘導されるか若しくはこれを有することを特徴
    とするDNA断片。 31、特許請求の範囲第14項記載の方法を実施する場
    合に使用するDNA断片において、次の配列、 【遺伝子配列があります】 を有するYEP Lb CAT遺伝子の5′末端領域と
    一致するか、これから誘導されるか若しくはこれを有す
    ることを特徴とするDNA断片。 32、特許請求の範囲第1〜16項記載の方法を実施す
    る場合に使用することのできるプラスミドにおいて、特
    許請求の範囲第17〜24項のうちいずれか一項記載の
    第1DNA断片、または特許請求の範囲第25〜31項
    のうちいずれか一項記載のDNA断片を有することを特
    徴とするプラスミド。 33、YET Lb CATである特許請求の範囲第3
    2項記載のプラスミド。 34、YET 5Lb Kmである特許請求の範囲第3
    2項記載のプラスミド。
JP61253530A 1985-10-24 1986-10-24 遺伝子の発現方法 Pending JPS62181787A (ja)

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