JPH04299984A - 変異型aox2プロモーターを担持するプラスミド、形質転換体および異種蛋白質の製造方法 - Google Patents

変異型aox2プロモーターを担持するプラスミド、形質転換体および異種蛋白質の製造方法

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JPH04299984A
JPH04299984A JP3063599A JP6359991A JPH04299984A JP H04299984 A JPH04299984 A JP H04299984A JP 3063599 A JP3063599 A JP 3063599A JP 6359991 A JP6359991 A JP 6359991A JP H04299984 A JPH04299984 A JP H04299984A
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正巳 三浦
Yutaka Ishida
豊 石田
Hideyuki Oi
英之 大井
Koji Murakami
弘次 村上
Yukimitsu Nakagawa
中川 幸光
Haruhide Kawabe
川辺 晴英
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変異型AOX2プロモ
ーターを担持するプラスミド、形質転換体および異種蛋
白質の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メタノール資化性酵母はメタノールを炭
素源およびエネルギー源として増殖する。その際、メタ
ノール代謝経路において第1段階でアルコール酸化酵素
(AOX、EC1.1.3.B)によりメタノールをホ
ルムアルデヒドに酸化する。
【0003】メタノール資化性酵母の一種であるピキア
酵母(Pichia pastoris )はゲノム中
に二種のAOX遺伝子(AOX1遺伝子、AOX2遺伝
子)を有する。この内AOX1プロモーターとAOX2
プロモーターには活性に大きな差があり、通常ピキア酵
母で発現されているAOXはほとんどAOX1プロモー
ターによって転写されたものであることが示されている
。(Molecular and CellularB
iology, vol.9, 1316(1989)
)。
【0004】AOXはグルコース含有培地ではほとんど
発現されないのに対し、メタノール含有培地では細胞中
の可溶化蛋白質の30%を示すといわれている。AOX
をコードする2種類のAOX遺伝子の内、AOX1遺伝
子の制御領域であるAOX1プロモーターは強い活性を
持ち、メタノール資化性酵母の異種蛋白質の発現に用い
られ、高い産生量を示した。しかしながら、AOX2プ
ロモーターは活性が弱く、異種蛋白質の発現には適当で
はなかった。メタノール資化性酵母の異種蛋白質の発現
系は大量に産物が得られるために、その発現系に強力な
プロモーターが求められていた。
【0005】最近、そのAOX遺伝子の調節領域を用い
て異種蛋白質を産生する方法が研究されている(Yea
st, 5, 167−177(1989) 、特開平
1−128790号公報、同2−104290号公報、
ヨーロッパ公開公報347928等)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高レ
ベルに異種蛋白質を産生する上で重要な働きを持つ新規
なプロモーターを提供すること及びそれを取得する方法
を示すことである。このプロモーターを担持したプラス
ミドを用いて形質転換体を取得し、異種蛋白質を産生す
る系を確立することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記■〜■記
載のものであり、これにより上記課題を解決できる。■
  天然型AOX2プロモーターの塩基配列の一部を欠
失、置換または新たな塩基配列を付加してなる変異型A
OX2プロモーターを担持してなるプラスミド。■  
上記■記載のプラスミドを導入してなる形質転換体■ 
 上記■記載の形質転換体を培養することにより異種蛋
白質を製造する方法。
【0008】(1)変異型AOX2プロモーター本発明
の変異型AOX2プロモーターは天然型(即ち、野生型
)AOX2プロモーターの塩基配列の一部を欠失、置換
または新たな塩基配列を付加してなる。
【0009】a.天然型AOX2プロモーターの塩基配
列の一部を欠失してなる場合 欠失部位は天然型AOX2プロモーター領域内であれば
特に制限されない。例えば、配列番号1に記載した天然
型AOX2プロモーターを含む塩基配列の塩基番号73
0〜1528に位置すればよい。欠失は一塩基でもそれ
以上でもよく、また一ヵ所でも数ヵ所でもよい。具体的
には配列番号1の塩基番号749(C)〜1187(T
)の439bpを欠失したもの、即ち配列番号2に記載
のプロモーターが挙げられる。
【0010】b.天然型AOX2プロモーターの塩基配
列の一部を他の塩基配列で置換してなる場合置換部位は
天然型AOX2プロモーター領域内であれば特に制限さ
れない。例えば、配列番号1に記載したAOX2プロモ
ーターを含む塩基配列の塩基番号730〜1528に位
置すればよい。置換は一塩基でもそれ以上でもよく、ま
た一ヵ所でも数ヵ所でもよい。具体的には配列番号1の
塩基番号1274(T)を(C)に置換したもの、即ち
配列番号3に記載のプロモーターが挙げられる。
【0011】c.天然型AOX2プロモーターに新たな
塩基配列を付加してなる場合 付加部位は天然型AOX2プロモーター領域内であれば
特に制限されない。例えば、配列番号1に記載したAO
X2プロモーターを含む塩基配列の塩基番号730〜1
528に位置すればよい。付加は一塩基でもそれ以上で
もよく、また一ヵ所でも数ヵ所でもよい。具体的には配
列番号1の塩基番号1314(A)と1315(C)の
間に配列番号7を付加したもの、即ち配列番号4に記載
したプロモーターが挙げられる。
【0012】本発明において、上記配列番号2〜4の塩
基配列の例えば、塩基番号1〜730の領域は、簡明に
説明するため天然型と同一に記載したが、この領域は特
にこの配列に限定されないことは明白であり、適宜必要
に応じて塩基の欠失、置換、挿入を行うことができる。
【0013】天然型AOX2プロモーターの塩基配列の
欠失、置換または付加処理は一般的な遺伝子工学的手法
を用いて行うことができるが、例えば、部位指定削除法
〔Site−directed deletion, 
Nucl. Acids Res., 11, 164
5(1983)〕、部位特異的変異法〔Site−di
rected Mutagenesis 〕、制限酵素
処理と合成遺伝子の利用による方法等が挙げられる。
【0014】また、AOX1遺伝子によりAOXが産生
されず、その染色体上において天然型(野生型)AOX
2プロモーターを担持してなる菌株をメタノール含有培
地中で培養し、変異を起こして増殖良好となった菌株か
ら当該変異型AOX2プロモーターを回収することがで
きる。
【0015】(2)プラスミド 本発明のプラスミドは(1)の変異型AOX2プロモー
ターを担持してなる。本発明のプラスミドはシグナルペ
プチド遺伝子、構造蛋白質遺伝子、ターミネーター、相
同領域、マーカー遺伝子、宿主中で複製可能な自律性複
製配列等を担持していてもよい。
【0016】構造遺伝子は異種蛋白質(例えば、ヒト血
清アルブミン、プロウロキナーゼ、組織プラスミノーゲ
ンアクチベーター、B型肝炎表面抗原、各種インターフ
ェロン等)遺伝子、AOX1遺伝子、AOX2遺伝子等
が例示される。  ターミネーターはAOX1ターミネ
ーターあるいはAOX2ターミネーター等が例示される
【0017】相同領域はHIS4、URA3、LEU2
、ARG4等が例示される。マーカー遺伝子は抗生物質
耐性遺伝子や栄養要求性相補遺伝子等が用いられる。 抗生物質としてはシクロヘキシミド、G−418、クロ
ラムフェニコール、ブレオマイシン、ハイグロマイシン
等が例示される。栄養要求性相補遺伝子としては、HI
S4、URA3、LEU2、ARG4等が挙げられる。
【0018】転写ユニットは5′側から3′側に向かっ
て、変異型AOX2プロモーター、シグナルペプチド遺
伝子、構造蛋白質遺伝子、ターミネーターの順に配置さ
れる。
【0019】本発明のプラスミドは通常の遺伝子工学技
術を用いて調製することができる。 (3)形質転換体 本発明の形質転換体は(2)のプラスミドを導入してな
る。
【0020】本発明の宿主は酵母が好ましく、より好ま
しくはピキア酵母(Pichia pastris)で
ある。具体的にはGTS115(NRRL寄託番号Y−
15851)等が例示される。
【0021】宿主細胞(酵母)の形質転換は公知の方法
、例えば、リン酸カルシウム沈殿法、プロトプラストポ
リエチレン融合法、エレクトロポレーション法などが使
用でき、必要な形質転換体を選択する。
【0022】プラスミドの宿主細胞中での存在の様式は
、染色体中に挿入されて、あるいは置換されて組み込ま
れる。または、プラスミド状態で存在していてもよい。 宿主に導入される外来遺伝子のコピー数は1コピーでも
複数コピーでもよい。
【0023】また、他のプロモーターで異種遺伝子を発
現させるプラスミドと同じ菌株内に存在させても構わな
い。 (4)異種蛋白質の製造方法 (3)で得られた形質転換株は、宿主細胞の自体公知の
培地で培養する。培地としては0.01〜5%メタノー
ルを含有したYNB液体培地〔0.7% YeastN
itrogen Base(Difco 社) 〕、お
よび0.01〜5%メタノールを含有したYP培地〔1
%イーストエキストラクト(Difco 社) 、2%
ポリペプトン(大五栄養社)〕などが例示される。
【0024】培養は、通常15〜43℃(好適には30
℃程度)で20〜360時間程度行い、必要により通気
や攪拌を加えることもできる。培養後、培養上清を固定
し、自体公知の方法、例えばアフィニティクロマトグラ
フィー、ゲル濾過分画法などにより異種蛋白質を精製す
る。
【0025】
【実施例】本発明をより詳細に説明するために実施例お
よび実験例を挙げるが、本発明はこれらにより何ら限定
されるものではない。
【0026】なお、本発明において多くの技法、反応お
よび分析方法は当業界においてよく知られている。特に
断らない限り、全ての酵素は商業的供給源、例えば、宝
酒造等から入手することができる。
【0027】酵素反応のための緩衝液及び反応条件は特
に断らない限り各酵素の製造元の推奨に従って使用した
。ピキアパストリス(Pichia pastoris
)GTS115、PC4130、PC4105及びプラ
スミドpPGP1、pPGS1はフィリップス・ペトロ
リウム社から入手した。
【0028】プラスミドを用いた大腸菌の形質転換法、
プラークハイブリダイゼーション法、及び電気泳動法は
「モレキュラークローニング」コールドスプリングハー
バーラボラトリー〔「Moleculer Cloni
ng 」Cold Spring Harbor La
boratory(1982)に記載されている方法に
より行った。
【0029】実施例1.GCP101の取得(図1参照
) 特開平2−104290号公報に述べられている方法に
より、ピキアパストリス(Pichia pastor
is)GTS115(his4)のAOX1遺伝子領域
に、AOX1プロモーター支配下にHSAが発現する転
写ユニットを持つプラスミドpPGP1のNotIで切
断した断片を置換して、PC4130が得られている。 この株はAOX1遺伝子が存在しないためにメタノール
を炭素源とする培地での増殖能が低くなっている(Mu
t−株)。
【0030】PC4130をYPD培地(1%イースト
エキストラクト、2%バクトペプトン、2%グルコース
)3mlに植菌し、24時間後に初期OD540 = 
1となるようにYPD培地50mlに植菌した。3日間
30℃で培養後に初期OD540 = 1となるように
YPD培地50mlに植菌した。さらに3日毎に同様の
継代を繰り返した。継代毎に菌体を107cell/p
lateになるように滅菌水で希釈して2%MeOH−
YNBw/oa.a. プレート(0.7% イースト
ナイトロジェンベースウイズアウトアミノアシッド、2
%メタノール、1.5%寒天末) に塗布し、30℃5
 日間培養してコロニーの有無を判断した。その結果、
12日間継代後に塗布した2%MeOH−YNBw/o
a.a. プレートから20個のコロニーが生じた。こ
のプレートではMut−株はほとんど成育できず、Mu
t+株は成育できる。即ち、このプレートでコロニーが
生じるということはメタノールの資化性が上昇し、Mu
t+に変換した株が得られたことを示している。生じた
コロニーの内の1 つを適当に滅菌水で希釈して2%M
eOH−YNBw/oa.a. プレートに拡げシング
ルコロニーに単離した。その一つをGCP101と名付
けた。
【0031】PC4130とGCP101との各種培地
における増殖度の比較を行った。YNBw/oa.a.
プレート(0.7% イーストナイトロジェンベースウ
イズアウトアミノアシッド、2%グルコース、1.5%
寒天末) に4 ℃に保存していた菌体をYPD メデ
ィウム3ml/試験管に1 白金耳とり、24時間30
℃で培養する。初期OD540 =0.1となるように
50ml各種培地/ フラスコに植え、30℃で培養し
、24時間毎の増殖度を測定した(表1)。用いた培地
はYPD培地、2%MeOH−YP培地(0.5%イー
ストエキストラクト、2%バクトペプトン、2%メタノ
ール)、4%MeOH−YP培地(0.5%イーストエ
キストラクト、2%バクトペプトン、4%メタノール)
の3種類を使用した。その結果、グルコースを炭素源に
した培地では2つの株に差はなかったが、メタノールを
炭素源とした培地ではGCP101はPC4130より
も増殖が良好になった(Mut+株に変換した)ことが
観察された。                       表1 
   GCP101とPC4130の各種培地での菌体
増殖(OD540 )―――――――――――――――
――――――――――――――――――――     
                         
      培養時間(時間)           
            培地           
   株         0       24  
     48        72        
    ―――――――――――――――――――――
――――――――――――――YPD培地      
  PC4130     0.1       67
       80        78      
                        G
CP101     0.1       63   
    78        79         
                         
                         
                         
2%MeOH−YP 培地    PC4130   
  0.1       16       36  
      46                 
             GCP101     0
.1       24       63     
   63                    
                         
                         
              4%MeOH−YP 培
地    PC4130     0.1      
  9       20        28   
                         
  GCP101     0.1       10
       57        84      
      ―――――――――――――――――――
――――――――――――――――実施例2.AOX2
遺伝子のクローニングAOX2遺伝子付近の配列及び制
限酵素地図はCregg らMol. Cell. B
iol, 9,1316−1323(1989) 及び
Koutz らYEAST, 5, 167−177(
1989) によって報告されており、それらを参考に
してAOX2遺伝子のクローニングを計画した。AOX
2遺伝子付近の制限酵素地図を図2に示した。まず、P
C4130とGCP101両株よりCameron ら
の方法Nucleic Acids Res., 4,
 1429(1977) により染色体DNA を抽出
精製した。両染色体DNA をAOX2プロモーター領
域・AOX2構造遺伝子・AOX2ターミネーターが完
全に含まれるXbaIとPstIでの完全な消化を行っ
た。エタノール沈殿を行い、遠心、乾燥後に滅菌水に溶
かした。 EcoRI メチラーゼ( 宝酒造製) を加え、反応
させた。TE飽和フェノール・クロロホルム抽出、続い
てクロロホルム抽出を行い、水層についてエタノール沈
殿を行い、遠心、乾燥後に滅菌水に溶かした。DNA 
ブランティングキット(宝酒造製)を用いて末端を平滑
化し、そこにEcoRI リンカーd(pG−G−A−
A−T−T−C−C) (宝酒造製)をDNA ライゲ
ーションキット(宝酒造製)を用いてライゲーションし
た。再度エタノール沈殿を行い、遠心、乾燥後に滅菌水
に溶かし、EcoRI を加え37℃1 時間インキュ
ベーションした。1%アガロース電気泳動で4 〜5k
b に相当する領域を切り出し、GENE CLEAN
 II(BIO 101 社製) による溶出精製を行
ってDNA を回収し、滅菌水にとかした。λgt10
 arms(Protoclone TM Syste
m)(プロメガ社製) とライゲーションし、Giga
pack−GOLD3( ストラタジーン社製) を用
いてインビトロパッケイジングを行った。A 600 
=2に調製しておいたE.coliC600 株とC6
00hfl 株に吸着させ、NZY プレート(1%N
Z アミン、0.5%塩化ナトリウム、0.5%イース
トエクストラクト、0.02% 硫酸マグネシウム、1
.5%寒天末) に播きライブラリーを作成し、タイタ
ーを測定した。組み換えファージをE.coli C6
00hfl株に吸着させ、1 プレートに約500 個
ずつプラークが生じるようにNZY プレートに播いた
。PC4130とGC101 両株由来共に4 枚のナ
イロンメンブラン Colony/Plaque Sc
reen TM( NEN 製) を用い、プラークを
メンブランに移行し、変成・中和・固定処理を行った。 Pichia pastoris IFo1013 株
由来AOX1 構造遺伝子前半分に当たるEcoRV 
とBglII で消化して得られる断片をランダムプラ
イマーラベリングキット(宝酒造製)を用いて32P 
標識し、プローブとした。プレハイブリダイゼーション
は1%BSA、1mM  EDTA、0.5M  Na
H2 PO4 (pH7.2)、7%SDS溶液中65
℃、5分行った。ハイブリダイゼーションは1%BSA
、1mM  EDTA、0.5MNaH2 PO4 (
pH7.2)、7%SDS、32P−プローブ溶液中6
5℃、一夜行った。洗浄は0.5M  NaH2 PO
4 (pH7.2)溶液中で室温10分間インキュベー
トし、0.5%BSA、1mM  EDTA、40mM NaH2 PO4 (pH7.2)、5%SDS溶液中
で37℃30分間3回インキュベートした。フィルター
を風乾し、X線フィルム露光カセット中X線フィルムと
合わせて−80℃16時間放置し、オートラジオグラフ
ィーを行った。それぞれの株由来共に2個ずつのポジテ
ィブクローンが得られた。その内の1クローンずつにつ
いてファージの増殖を行い、ファージDNAを抽出した
。EcoRIで切断し、アガロース電気泳動で目的の断
片(1.5kbと2.9kb)が生じていることを確か
めた。pUC19(ベセスダ・リサーチ・ラボラトリー
社製)をEcoRIで切断し、アルカリフォスファター
ゼ処理した断片を回収し、ファージから回収してEco
RI消化したDNAとをライゲーションし、E.col
iHB101を形質転換し、40μg/mLアンピシリ
ン含有Lプレート(トリスベース0.62g、ポリペプ
トン10g、イーストエキストラクト5g、塩化ナトリ
ウム5gを水に溶解し、1L(リットル)とした後に1
5gの寒天末を加えてオートクレーブ滅菌し、プラスチ
ックシャーレに分注固化する。アンピシリンはオートク
レーブ後、培地が冷えてから添加する。)に播き、37
℃、一夜培養した。生じたコロニーについてミニプレッ
プを行いプラスミドを抽出し、EcoRI消化によるス
クリーニングを行った。その結果、PC130とGCP
101両株由来共1.5kbと2.7kbの断片がpU
C19に挿入されたクローンが得られた。それらのクロ
ーンを40μg/mLアンピシリン含有スーパーブロス
(バクトトリプトン12g、イーストエキストラクト2
4g、グリセロール5mLを水に溶解し900mLとし
てオートクレーブ滅菌したA液、及びリン酸2水素カリ
ウム3.81g、リン酸1水素カリウム12.5gを水
に溶解して100mLとしてオートクレーブ滅菌したB
液とを9:1(v/v)の割合で混合したもの)中、3
7℃、一夜振盪培養し、アルカリ−SDS法にてプラス
ミドDNAを大量に抽出精製した。PC4130由来A
OX2プロモーター領域を含むプラスミドをpMM03
0、AOX2構造遺伝子を含むプラスミドをpMM03
1、GCP101由来AOX2プロモーター領域を含む
プラスミドをpMM034、AOX2構造遺伝子を含む
プラスミドをpMM035と命名した(図3、図4参照
)。これらのプラスミドの各種制限酵素消化により生じ
る断片の大きさは報告されているパターンと一致した。
【0032】 実施例3.AOX2プロモーター領域の塩基配列決定p
MM030及びpMM034をEcoRIで消化し、1
.5kb断片を回収し、DNAプランティングキット(
宝酒造製)を用いて末端を平滑化した。一方、pUC1
9をXbaIで消化しマングビーンヌクレアーゼ(宝酒
造製)処理の後、アリカリフォスファターゼ処理をおこ
なった断片とライゲーションし、形質転換体からプラス
ミドDNAを調製した。この操作によりPC4130由
来AOX2プロモーター領域及びGCP101由来AO
X2プロモーター領域DNAがpUC19のXbaIサ
イトにサブクローニングされた。これらのプラスミドを
キロシークエンス用デレーションキット(宝酒造製)を
用いて150〜300bpずつインサートサイズが異な
るデレーションミュータントを両方から5〜6クローン
ずつ作製した。これらのデレーションミュータントをM
13ジデオキシシークエンスキット(宝酒造製)を使用
して塩基配列を決定した。その結果、PC4130由来
AOX2プロモーター領域及びGCP101由来AOX
2プロモーター領域のATG上流1.5kbの全塩基配
列が決定された。両株由来の配列を比較したところ、P
C4130由来ではAOX2構造遺伝子の開始コドンA
TG(配列番号1の1528以降の不記載の1529〜
1531番目)の上流255bp、即ち配列番号1の1
274はTであるのに、GCP101由来ではC(即ち
、配列番号3の1274番目)となっており1塩基異な
っていることが明らかとなった。
【0033】実施例4.他のMut+変異株のAOX2
プロモーターの変異部位の探索 HSA産生pichia  pastoris  PC
4105株はpichiapastoris  GTS
115株のAOX1領域にHSA発現プラスミドpPG
S1を置換して得られた株である。pPGS1と実施例
1のpPGP1との違いは、pPGP1はHSA3′側
にポリA領域が存在するがpPGS1では除去されてい
ることのみ異なっている。
【0034】PC4105株について7つの独立したフ
ラスコで実施例1で行ったことと同様の継代実験を行っ
た。その結果、7つのフラスコ由来共にメタノール含有
培地での増殖が良好となった株(Mut+株)が得られ
た。それらをシングルコロニーに単離し、SHG410
5−4、SHG4105−8、SHG4105−9、S
HG4105−10、SHG4105−11、SHG4
105−16、SHG4105−18と名付けた(図5
参照)。これら7つの株及びPC4105についてCa
meron らの方法(Nucleic AcidsR
es., 4, 1429 (1977))により染色
体DNAを抽出精製した。実施例2で得たPC4130
、GCP101両株の染色体DNAと共にAOX2プロ
モーター領域DNAの増幅をPCR法により行った。詳
細を説明すると、まず、プライマーの合成を行った。前
記実施例3で決定した塩基配列、配列番号1を基にAO
X2遺伝子のATGより上流143塩基〜160塩基(
配列番号1の1369〜1386番)にEcoRI部位
を付けた逆鎖の配列を3′側のプライマー(配列番号5
)とし、ATGより上流786塩基〜803塩基(配列
番号1の726〜733番)にBamHI部位を付けた
主鎖の配列を5′側のプライマー(配列番号6)とした
【0035】以上2つの配列をアプライドバイオシステ
ム社製DNA合成機モデル381Aを用いてホスホアミ
ダイド法にて合成した。上記10種類の染色体DNAを
鋳型として、2種類のプライマーを用い、GeneAm
p TMキット(宝酒造製)を用いて添付の説明書のと
おりにPCR反応を行った。PCR反応にはパーキン・
エルマー・シータス・DNAサーマル・サーキュラー(
PJ2000)を用い、DNA鎖の熱変成は94℃1分
、プライマーとのアニーリングは37℃2分、ポリメラ
ーゼによる伸長反応は72℃2分を1サイクルとして3
5サイクル行った。アガロース電気泳動により約650
bpに相当する大きさのDNAをSUPRECTM−0
1 (宝酒造製)により回収・精製した。SHG410
5−16については約250bp に相当する大きさの
DNAが増幅されたので、それを回収・精製した。一方
、pUC19 をEcoRI及びBamHIで消化し、
2.7kb断片を回収し、アルカリフォスファターゼ処
理を行った。増幅されたDNAとライゲーションし、E
.coliコンピテントセルDH5(東洋紡製) を形
質転換し、得られた形質転換体より目的のプラスミドを
持つ菌を選んだ。アルカリ−SDS法によりプラスミド
を調製した。これら10種類のプラスミドについてM1
3ジデオキシシークエンスキット(宝酒造製)を用いて
EcoRI側から約200塩基の配列を決定した。SH
G4105−16については増幅された全塩基配列を決
定した。その結果、PC4130・PC4105は従来
の報告(KoutzらYEAST, 5, 167−1
77(1989))と同じ配列番号1の塩基配列であっ
た。また、GCP101は項3で示したようにATG 
から上流255bp のT がC に変異していること
が追試された(配列番号3)。SHG4105−4 、
SHG4105−9 、SHG4105−10、SHG
4105−11、SHG4105−18はGCP101
と全く同じ変異であり、配列番号3のプロモーター配列
を示した。SHG4105−8 はATGから上流25
5bpのT はそのままであったが、ATG から上流
215bp 付近と234bp 付近のGGAGA を
介してその間の配列番号7に示す19塩基の繰り返し配
列の挿入が見られた(配列番号1の塩基番号1314(
A)と1315(C)の間に配列番号7を付加した配列
番号4に示すプロモーター配列が得られる。)。SHG
4105−16はATG から上流255bp のT 
はそのままであったが、ATG から上流342bp 
〜780bp の間の439bp の欠失(配列番号1
の塩基番号749(C)〜1187(T)の欠失)が見
られた(配列番号2) 。
【0036】実施例5.GCP101由来のAOX2プ
ロモーター活性 GCP101由来AOX2プロモーターとPC4130
由来AOX2プロモーター支配下にHSAが発現するベ
クターを作製し、そのプロモーター活性を確認した。
【0037】pPGP1をNotIで消化し、DNAブ
ランティングキット(宝酒造製)を用いて末端を平滑化
した。そこにEcoRIリンカーd(pG−G−A−A
−T−T−C−C) (宝酒造製)をライゲーションし
た。SphIによる完全な消化及びEcoRIによる部
分消化を行い、6.5kb 断片を回収・精製した。p
UC19 をEcoRI及びSphIで消化しアルカリ
フォスファターゼ処理の後、前記断片をライゲーション
し、pUC19にAOX1プロモーター支配下にHSA
が発現し、HIS4を選択マーカーに持つプラスミドp
PG001を得た(図6参照)。pPG001をEco
RIで部分消化し、DNAブランティングキット(宝酒
造製)を用いて末端を平滑化した。一方、アプライドバ
イオシステム社製DNA合成機モデル381Aを用いて
ホスホアミダイド法によてGGGATCCCの配列を持
つBamHIリンカーを合成した。これをT4ポリヌク
レオチオキナーゼ(宝酒造製)によりリン酸化し、先に
平滑化処理した断片とライゲーションした。AsuII
及びBamHIで消化し、7.1kb 断片を精製した
。一方、pPGP1 をHindIII で消化し、D
NAブランティングキット(宝酒造製)を用いて末端を
平滑化した。 そこにBamHI リンカーd(pG−G−G−A−T
−C−C−C) をライゲーションし、AsuII 及
びBamHI で消化し、1.9bp断片を精製した。 前出の7.1kb 断片とライゲーションし、pPG0
02を得た。
【0038】pMM030及びpMM034をEaeI
で消化し、1.5kb の断片を回収した。マングビー
ンヌクレアーゼ(宝酒造製)処理により末端を平滑化し
た。そこにアプライドバイオシステム社製DNA合成機
モデル381Aを用いてホスホアミダイド法にてCTT
CGAAGの配列を持つAsuII リンカーを合成し
た。これをT4ポリヌクレオチドキナーゼ(宝酒造製)
によりリン酸化し、先に平滑化処理した断片とライゲー
ションした。それをEcoRI 及びAsuII で消
化し、1.5kb のAOX2プロモーター領域断片を
回収した。一方、AOX1プロモーター支配下にHSA
が発現し、HIS4領域を持つプラスミドpPG002
をEcoRI 及びAsuII で消化し、AOX1プ
ロモーター領域を除いた8.1kb断片をアルカリフォ
スファターゼ処理を行った後に回収した。AOX2プロ
モーター領域1.5 kb断片とライゲーションし、P
C4130由来(天然型)AOX2プロモーター支配下
にHSA が発現するプラスミドpMM041、GCP
101由来(変異型)AOX2プロモーター支配下にH
SA が発現するプラスミドpMM042を作製した(
図7参照)。
【0039】pPG002、pMM041、pMM04
2をHIS4領域に1 ヵ所切断部位が存在する酵素で
あるStuIで消化し、線状にした後GTS115に導
入した。これらのプラスミドはGTS115のhis4
領域に相同的組み換えを介して組み込まれる。ピキア酵
母の形質転換の方法は実施例4で行った方法と同じであ
る。形質転換の後、生じたコロニーはヒスチジン要求性
のプレートであるので全てが形質転換体と考えられる。 3G1グラスフィルターで濾過して寒天を除き、濾液の
一部をYPD培地に植え30℃一夜培養した。その培養
液をもとに初期濃度A540 =0.1となるように5
0mLの各種培地に植えた。24時間毎に培養液の一部
を採取し、培養上清に存在するヒト血清アルブミン濃度
をRPHA法(EP 特許第122620号) にて測
定した。その結果、PC4130由来AOX2プロモー
ターではヒト血清アルブミンを産生する活性が低いのに
対し、GCP101由来AOX2プロモーターではAO
X1プロモーター並のヒト血清アルブミンを産生する活
性を示すことがわかった。表2に結果を示す。                       表2 
   培養上清中のHSA産生量(mg/L)――――
―――――――――――――――――――――――――
――――――                   
                         
培養時間(時間)                 
  株                  培地  
           24       48   
    120        ――――――――――
―――――――――――――――――――――――――
    pPG002/GTS115        
 2%MeOH−YP         8     
  30        40           
 (AOX1 プロモーター)   4%MeOH−Y
P         2       60     
  120                    
                         
                         
              pMM041/GTS1
15         2%MeOH−YP     
    −        −         1 
           (PC4130 由来天然型 
   4%MeOH−YP         −   
     1         1         
   AOX2プロモーター)           
                         
                         
                         
                         
                pMM042/GT
S115         2%MeOH−YP   
      8       20        4
0            (PCP101 由来変異
型    4%MeOH−YP         1 
      60       120       
     AOX2プロモーター)         
                         
                 ――――――――
―――――――――――――――――――――――――
―― −は検出できなかったことを示す。
【0040】実施例6.変異型AOX2プロモーターを
用いたHSA産生株の取得 実施例5のようにpMM042をStuIで消化した後
、GTS115株に導入した。GTS115株のhis
4領域と相同的組み換えを介して組み込まれるが、一度
の形質転換の操作で複数コピー組み込まれる場合もある
。形質転換の後に生じたコロニーを3G1グラスフィル
ターで濾過して寒天を除き、濾液をさらに100cel
ls/plateになるように滅菌水で希釈してYNB
 W/Oa.a.プレート(0.7%イーストナイトロ
ジェンベースウイズアウトアミノアシッド、2%グルコ
ース、1.5%寒天末)に塗布した。30℃、3日間培
養し、シングルコロニーを生じさせた。
【0041】上記クローン10種類について、実施例2
で行ったように、染色体DNAを抽出した。さらに、ピ
キア染色体HIS4領域をプローブとしたサザン解析(
Southern, E.M. J. Mol. Bi
ol., 98:503 (1975))を行い、組み
込まれたpMM042のコピー数を決定した。詳細に説
明すると、5μgの染色体DNAをBglIIで消化し
た。アガロース電気泳動の後、ゲルを0.2N HCl
溶液で30分処理した。ゲルをアルカリ変成液(0.2
N  NaOH、0.6M  NaCl)に移し、30
分反応させた。 次にゲルを中和液(0.2Mトリス(pH7.4)、0
.6MNaCl)に移し、30分間、2回処理した。 常法の通りHybond−N(アマーシャム社製) に
ブロッティングした。プローブはピキアHIS4のKp
nI断片(0.6kb) を標識した。プローブの調製
、ハイブリダイゼーション及び洗浄は、DIG−ELI
SA 法DNA ラベリング& ディテクションキット
( ベーリンガーマンハイム山之内社製)を使用し、添
付の説明書の通り行った。GTS115は図8(a)に
示すように2.7kbのHIS4領域を有するため、2
.7kbのバンドが出現する。pMM042がGTS1
15のhis4領域に1 コピー組み込まれたならば、
7.8kb と4.5kb のバンドが出現する。pM
M042が同じく2 コピー組み込まれたならば、9.
6kb と7.8kb と4.5kb のバンドが出現
する。 同じく3 コピー組み込まれたならば、7.8kb と
4.5kb のバンドと9.6kb のバンドが2 倍
の濃さで検出される。4 コピーならば3 倍の濃さで
検出される。サザン解析の結果、pMM042がGTS
115のhis4領域に組み込まれたことがわかり、1
 コピーから4 コピーまでのコピー数を持つ株が得ら
れた。その内、1 コピー組み込まれた株の1 つをU
HG42−15、2 コピー組み込まれた株の1 つを
UHG42−3、3 コピー組み込まれた株の1 つを
UHG42−12と名付けた(図8(b)〜(d))。
【0042】クローンに分離した後のHSA 産生能を
測定した。UHG42−15、UHG42−3 、UH
G42−12についてYPD 培地に植え、30℃一夜
培養した。その培養液をもとに初期濃度OD540 =
1になるように50mLの2% MeOH−YP培地に
植えた。24時間毎に培養液の一部を採取し、培養上清
に存在するヒト血清アルブミン濃度をRPHA法(EP
 特許第122620号)にて測定した。その結果、表
3のように最高でUHG42−15では80mg/L、
UHG42−3では100mg/L、UHG42−12
では160mg/LのHSA産生量を示し、クローン化
することにより産生量の高い株が得られ、また、コピー
数の増加に伴い産生量も増加した。GCP101由来(
変異型)AOX2プロモーターを用いてHSAを発現さ
せるプラスミドpMM042を用いて、HSAを高産生
する株が取得できた。
【0043】     表3  クローンの培養上清中のHSA産生量
(mg/L)―――――――――――――――――――
――――――――――――――――         
                         
    培養時間(時間)             
            株            
      24          48     
     72              ――――
―――――――――――――――――――――――――
――――――  UHG42−15        1
5          80          80
                (1コピー)   UHG42−3          30    
    100        100       
         (2コピー)   UHG42−12        40     
   160        160        
        (3コピー) ―――――――――――――――――――――――――
――――――――――2%MeOH−YP培地、30℃
で培養した。
【0044】
【発明の効果】本発明により得られた変異型AOX2プ
ロモーターは天然型(野生型)のものに比べてプロモー
ター活性が格段に増強されている。このプロモーターを
使うことにより、異種蛋白質を大量に発現させることが
可能になった。
【0045】従って、本発明の内容は遺伝子工学の分野
において新規な発現系として極めて有用と考えられる。
【0046】
【配列表】配列番号:1 配列の長さ:1528 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸  プラスミドDNA配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 特徴を決定した方法:E 配列 AATTCTTTTT TTCAGACCAT ATG
ACCGGTC CATCTTCTAC GGGGGG
ATTA TCTATGCTTT     60GAC
CTCTATC TTGATTCTTT TATGAT
TCAA ATCACTTTTA CGTTATTTA
T TACTTACTGG    120TTATTT
ACTT AGCGCCTTTT CTGAAAAAC
A TTTACTAAAA ATCATACATC G
GCACTCTCA    180AACACGACA
G ATTGTGATCA AGAAGCAGAG A
CAATCACCA CTAAGGTTGC ACAT
TTGAGC    240CAGTAGGCTC C
TAATAGAGG TTCGATACTT ATTT
TGATAA TACGACATAT TGTCTTA
CCT    300CTGAATGTGT CAAT
ACTCTC TCGTTCTTCG TCTCGTC
AGC TAAAAATATA ACACTTCGAG
    360TAAGATACGC CCAATTG
AAG GCTACGAGAT ACCAGACTAT
 CACTAGTAGA ACTTTGACAT   
 420CTGCTAAAGC AGATCAAATA
 TCCATTTATC CAGAATCAAT TA
CCTTCCTT TAGCTTGTCG    48
0AAGGCATGAA AAAGCTACAT GA
AAATCCCC ATCCTTGAAG TTTTG
TCAGC TTAAAGGACT    540CC
ATTTCCTA AAATTTCAAG CAGTC
CTCTC AACTAAATTT TTTTCCAT
TC CTCTGCACCC    600AGCCC
TCTTC ATCAACCGTC CAGCCTTC
TC AAAAGTCCAA TGTAAGTAGC 
CTGCAAATTC    660AGGTTACA
AC CCCTCAATTT TCCATCCAAG 
GGCGATCCTT ACAAAGTTAA TAT
CGAACAG    720CAGAGACTAA 
GCGAGTCATC ATCACCACCC AAC
GATGGTG AAAAACTTTA AGCATA
GATT    780GATGGAGGGT GTA
TGGCACT TGGCGGCTGC ATTAGA
GTTT GAAACTATGG GGTAATACA
T    840CACATCCGGA ACTGAT
CCCA CTCCGAGATC ATATGCAAA
G CACGTGATGT ACCCCGTAAA  
  900CTGCTCGGAT TATCGTTGC
A ATTCATCGTC TTAAACAGTA C
AAGAAACTT TATTCATGGG    9
60TCATTGGACT CTGATGAGGG G
CACATTTCC CCAATGATTT TTTG
GGAAAG AAAGCCGTAA   1020G
AGGACAGTT AAGCGAAAGA GACA
AGACAA CGAACAGCAA AAGTGAC
AGC TGTCAGCTAC   1080CTAG
TGGACA GTTGGGAGTT TCCAATT
GGT TGGTTTTGAA TTTTTACCCA
 TGTTGAGTTG   1140TCCTTGC
TTC TCCTTGCAAA CAATGCAAGT
 TGATAAGACA TCACCTTCCA AG
ATGAGCTA   1200TTTTTGTCGC
 ATAAATTTTT GTCTCGGAGT GA
AAACCCCT TTTATGTGAA CAGAT
TACAG   1260AAGCGTCCTA CC
CTTCACCG GTTGAGATGG GGAGA
AAATT AAGCGATGAG GAGACGAT
TA   1320TTGGTATAAA AGAAG
CAACC AAAATCCCTT ATTGTCCT
TT TCTGATCAGC ATCAAAGAAT 
  1380ATTGTCTTAA AACGGGCT
TT TAACTACATT GTTCTTACAC 
ATTGCAAACC TCTTCCTTCT   1
440ATTTCGGATC AACTGTATTG 
ACTACATTGA TCTTTTTTAA CGA
AGTTTAC GACTTACTAA   1500
ATCCCCACAA ACAAATCAAC TGA
GAAAA                    
                  1528配列番
号:2 配列の長さ:1089 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸  プラスミドDNA配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 特徴を決定した方法:E 配列 AATTCTTTTT TTCAGACCAT ATG
ACCGGTC CATCTTCTAC GGGGGG
ATTA TCTATGCTTT     60GAC
CTCTATC TTGATTCTTT TATGAT
TCAA ATCACTTTTA CGTTATTTA
T TACTTACTGG    120TTATTT
ACTT AGCGCCTTTT CTGAAAAAC
A TTTACTAAAA ATCATACATC G
GCACTCTCA    180AACACGACA
G ATTGTGATCA AGAAGCAGAG A
CAATCACCA CTAAGGTTGC ACAT
TTGAGC    240CAGTAGGCTC C
TAATAGAGG TTCGATACTT ATTT
TGATAA TACGACATAT TGTCTTA
CCT    300CTGAATGTGT CAAT
ACTCTC TCGTTCTTCG TCTCGTC
AGC TAAAAATATA ACACTTCGAG
    360TAAGATACGC CCAATTG
AAG GCTACGAGAT ACCAGACTAT
 CACTAGTAGA ACTTTGACAT   
 420CTGCTAAAGC AGATCAAATA
 TCCATTTATC CAGAATCAAT TA
CCTTCCTT TAGCTTGTCG    48
0AAGGCATGAA AAAGCTACAT GA
AAATCCCC ATCCTTGAAG TTTTG
TCAGC TTAAAGGACT    540CC
ATTTCCTA AAATTTCAAG CAGTC
CTCTC AACTAAATTT TTTTCCAT
TC CTCTGCACCC    600AGCCC
TCTTC ATCAACCGTC CAGCCTTC
TC AAAAGTCCAA TGTAAGTAGC 
CTGCAAATTC    660AGGTTACA
AC CCCTCAATTT TCCATCCAAG 
GGCGATCCTT ACAAAGTTAA TAT
CGAACAG    720CAGAGACTAA 
GCGAGTCATC ATCACCACCC AAG
ATGAGCT ATTTTTGTCG CATAAA
TTTT    780TGTCTCGGAG TGA
AAACCCC TTTTATGTGA ACAGAT
TACA GAAGCGTCCT ACCCTTCAC
C    840GGTTGAGATG GGGAGA
AAAT TAAGCGATGA GGAGACGAT
T ATTGGTATAA AAGAAGCAAC  
  900CAAAATCCCT TATTGTCCT
T TTCTGATCAG CATCAAAGAA T
ATTGTCTTA AAACGGGCTT    9
60TTAACTACAT TGTTCTTACA C
ATTGCAAAC CTCTTCCTTC TATT
TCGGAT CAACTGTATT   1020G
ACTACATTG ATCTTTTTTA ACGA
AGTTTA CGACTTACTA AATCCCC
ACA AACAAATCAA   1080CTGA
GAAAA                    
                         
              1089配列番号:3 配列の長さ:1528 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸  プラスミドDNA配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 特徴を決定した方法:E 配列 AATTCTTTTT TTCAGACCAT ATG
ACCGGTC CATCTTCTAC GGGGGG
ATTA TCTATGCTTT     60GAC
CTCTATC TTGATTCTTT TATGAT
TCAA ATCACTTTTA CGTTATTTA
T TACTTACTGG    120TTATTT
ACTT AGCGCCTTTT CTGAAAAAC
A TTTACTAAAA ATCATACATC G
GCACTCTCA    180AACACGACA
G ATTGTGATCA AGAAGCAGAG A
CAATCACCA CTAAGGTTGC ACAT
TTGAGC    240CAGTAGGCTC C
TAATAGAGG TTCGATACTT ATTT
TGATAA TACGACATAT TGTCTTA
CCT    300CTGAATGTGT CAAT
ACTCTC TCGTTCTTCG TCTCGTC
AGC TAAAAATATA ACACTTCGAG
    360TAAGATACGC CCAATTG
AAG GCTACGAGAT ACCAGACTAT
 CACTAGTAGA ACTTTGACAT   
 420CTGCTAAAGC AGATCAAATA
 TCCATTTATC CAGAATCAAT TA
CCTTCCTT TAGCTTGTCG    48
0AAGGCATGAA AAAGCTACAT GA
AAATCCCC ATCCTTGAAG TTTTG
TCAGC TTAAAGGACT    540CC
ATTTCCTA AAATTTCAAG CAGTC
CTCTC AACTAAATTT TTTTCCAT
TC CTCTGCACCC    600AGCCC
TCTTC ATCAACCGTC CAGCCTTC
TC AAAAGTCCAA TGTAAGTAGC 
CTGCAAATTC    660AGGTTACA
AC CCCTCAATTT TCCATCCAAG 
GGCGATCCTT ACAAAGTTAA TAT
CGAACAG    720CAGAGACTAA 
GCGAGTCATC ATCACCACCC AAC
GATGGTG AAAAACTTTA AGCATA
GATT    780GATGGAGGGT GTA
TGGCACT TGGCGGCTGC ATTAGA
GTTT GAAACTATGG GGTAATACA
T    840CACATCCGGA ACTGAT
CCCA CTCCGAGATC ATATGCAAA
G CACGTGATGT ACCCCGTAAA  
  900CTGCTCGGAT TATCGTTGC
A ATTCATCGTC TTAAACAGTA C
AAGAAACTT TATTCATGGG    9
60TCATTGGACT CTGATGAGGG G
CACATTTCC CCAATGATTT TTTG
GGAAAG AAAGCCGTAA   1020G
AGGACAGTT AAGCGAAAGA GACA
AGACAA CGAACAGCAA AAGTGAC
AGC TGTCAGCTAC   1080CTAG
TGGACA GTTGGGAGTT TCCAATT
GGT TGGTTTTGAA TTTTTACCCA
 TGTTGAGTTG   1140TCCTTGC
TTC TCCTTGCAAA CAATGCAAGT
 TGATAAGACA TCACCTTCCA AG
ATGAGCTA   1200TTTTTGTCGC
 ATAAATTTTT GTCTCGGAGT GA
AAACCCCT TTTATGTGAA CAGAT
TACAG   1260AAGCGTCCTA CC
CCTCACCG GTTGAGATGG GGAGA
AAATT AAGCGATGAG GAGACGAT
TA   1320TTGGTATAAA AGAAG
CAACC AAAATCCCTT ATTGTCCT
TT TCTGATCAGC ATCAAAGAAT 
  1380ATTGTCTTAA AACGGGCT
TT TAACTACATT GTTCTTACAC 
ATTGCAAACC TCTTCCTTCT   1
440ATTTCGGATC AACTGTATTG 
ACTACATTGA TCTTTTTTAA CGA
AGTTTAC GACTTACTAA   1500
ATCCCCACAA ACAAATCAAC TGA
GAAAA                    
                  1528配列番
号:4 配列の長さ:1547 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸  プラスミドDNA配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 特徴を決定した方法:E 配列 AATTCTTTTT TTCAGACCAT ATG
ACCGGTC CATCTTCTAC GGGGGG
ATTA TCTATGCTTT     60GAC
CTCTATC TTGATTCTTT TATGAT
TCAA ATCACTTTTA CGTTATTTA
T TACTTACTGG    120TTATTT
ACTT AGCGCCTTTT CTGAAAAAC
A TTTACTAAAA ATCATACATC G
GCACTCTCA    180AACACGACA
G ATTGTGATCA AGAAGCAGAG A
CAATCACCA CTAAGGTTGC ACAT
TTGAGC    240CAGTAGGCTC C
TAATAGAGG TTCGATACTT ATTT
TGATAA TACGACATAT TGTCTTA
CCT    300CTGAATGTGT CAAT
ACTCTC TCGTTCTTCG TCTCGTC
AGC TAAAAATATA ACACTTCGAG
    360TAAGATACGC CCAATTG
AAG GCTACGAGAT ACCAGACTAT
 CACTAGTAGA ACTTTGACAT   
 420CTGCTAAAGC AGATCAAATA
 TCCATTTATC CAGAATCAAT TA
CCTTCCTT TAGCTTGTCG    48
0AAGGCATGAA AAAGCTACAT GA
AAATCCCC ATCCTTGAAG TTTTG
TCAGC TTAAAGGACT    540CC
ATTTCCTA AAATTTCAAG CAGTC
CTCTC AACTAAATTT TTTTCCAT
TC CTCTGCACCC    600AGCCC
TCTTC ATCAACCGTC CAGCCTTC
TC AAAAGTCCAA TGTAAGTAGC 
CTGCAAATTC    660AGGTTACA
AC CCCTCAATTT TCCATCCAAG 
GGCGATCCTT ACAAAGTTAA TAT
CGAACAG    720CAGAGACTAA 
GCGAGTCATC ATCACCACCC AAC
GATGGTG AAAAACTTTA AGCATA
GATT    780GATGGAGGGT GTA
TGGCACT TGGCGGCTGC ATTAGA
GTTT GAAACTATGG GGTAATACA
T    840CACATCCGGA ACTGAT
CCCA CTCCGAGATC ATATGCAAA
G CACGTGATGT ACCCCGTAAA  
  900CTGCTCGGAT TATCGTTGC
A ATTCATCGTC TTAAACAGTA C
AAGAAACTT TATTCATGGG    9
60TCATTGGACT CTGATGAGGG G
CACATTTCC CCAATGATTT TTTG
GGAAAG AAAGCCGTAA   1020G
AGGACAGTT AAGCGAAAGA GACA
AGACAA CGAACAGCAA AAGTGAC
AGC TGTCAGCTAC   1080CTAG
TGGACA GTTGGGAGTT TCCAATT
GGT TGGTTTTGAA TTTTTACCCA
 TGTTGAGTTG   1140TCCTTGC
TTC TCCTTGCAAA CAATGCAAGT
 TGATAAGACA TCACCTTCCA AG
ATGAGCTA   1200TTTTTGTCGC
 ATAAATTTTT GTCTCGGAGT GA
AAACCCCT TTTATGTGAA CAGAT
TACAG   1260AAGCGTCCTA CC
CTTCACCG GTTGAGATGG GGAGA
AAATT AAGCGATGAG GAGAAAAT
TA   1320AGCGATGAGG AGACG
ATTAT TGGTATAAAA GAAGCAAC
CA AAATCCCTTA TTGTCCTTTT 
  1380CTGATCAGCA TCAAAGAA
TA TTGTCTTAAA ACGGGCTTTT 
AACTACATTG TTCTTACACA   1
440TTGCAAACCT CTTCCTTCTA 
TTTCGGATCA ACTGTATTGA CTA
CATTGAT CTTTTTTAAC   1500
GAAGTTTACG ACTTACTAAA TCC
CCACAAA CAAATCAACT GAGAAA
A                 1547配列番
号:5 配列の長さ:26 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸  合成DNA 配列の特徴 特徴を表す記号:primer bind特徴を決定し
た方法:E 配列 CCGAATTCGACAATATTCTTTGATG
C                        
                    26配列番
号:6 配列の長さ:26 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸  合成DNA 配列の特徴 特徴を表す記号:primer bind特徴を決定し
た方法:E 配列 CCGGATCCACTAAGCGAGTCATCAT
C                        
                    26配列番
号:7 配列の長さ:19 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸  付加DNA 配列の種類 配列の特徴 特徴を表す記号:insertion seq特徴を決
定した方法:E 配列 AAATTAAGCGATGAGGAGA      
                         
                    19
【図面の簡単な説明】
【図1】PC4130の構築手順およびGCP101の
取得方法を説明する図である。
【図2】AOX2遺伝子付近の制限酵素地図を示す図で
ある。尚、かっこ内の数字は、XbaIを0とした時の
距離(×100塩基)を示す。
【図3】AOX2プロモーターをクローニングしたプラ
スミドpMM030またはpMM034およびその制限
酵素地図を示す図である。尚、かっこ内の数字は、Ec
oRIを0とした時の距離(×100塩基)を示す。
【図4】AOX2構造遺伝子をクローニングしたプラス
ミドpMM031またはpMM035およびその制限酵
素地図を示す図である。尚、かっこ内の数字は、Eco
RIを0とした時の距離(×100塩基)を示す。
【図5】変異型AOX2プロモーターを有する各株の取
得過程を示す図である。
【図6】pPG001の構築を説明する図である。
【図7】AOX2プロモーター支配下にHSAが発現す
るプラスミドpMM041、pMM042の構築を説明
する図である。
【図8】実施例6を説明する図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  天然型AOX2プロモーターの塩基配
    列の一部を欠失、置換または新たな塩基配列を付加して
    なる変異型AOX2プロモーターを担持してなるプラス
    ミド。
  2. 【請求項2】  請求項1記載のプラスミドを導入して
    なる形質転換体。
  3. 【請求項3】  請求項2記載の形質転換体を培養する
    ことにより異種蛋白質を製造する方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02501827A (ja) * 1986-12-19 1990-06-21 イミュネックス・コーポレーション ヒト・インターロイキン‐4 ミューテイン

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