JPS6251991A - 複合プラスミドベクタ− - Google Patents

複合プラスミドベクタ−

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JPS6251991A
JPS6251991A JP60191427A JP19142785A JPS6251991A JP S6251991 A JPS6251991 A JP S6251991A JP 60191427 A JP60191427 A JP 60191427A JP 19142785 A JP19142785 A JP 19142785A JP S6251991 A JPS6251991 A JP S6251991A
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幸生 白沢
Nobuo Tsuchida
信夫 土田
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
    • C12N15/79Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts
    • C12N15/85Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for animal cells

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、適宜の蛋白質の遺伝子を動物細胞中に導入し
動物細胞中にてその遺伝子を発現させて、相当する蛋白
質を生産せしめるのに有用な、動物ウィルスを利用した
複合プラスミドベクターに係るものである。
一般に、遺伝子操作の技術を用いて、高等生物の適宜の
蛋白質を生産する場合には、高等生物の蛋白質は、実際
には、糖鎖の結合、ジスルフィド結合、C末端のアミド
化等、種々の修飾構造を有することが多いことから、遺
伝子を高等生物の細胞に導入して目的蛋白質を生産する
ことが、生理活性を有する蛋白質を生産する一ヒで、好
適な方法であると考えられる。
従来、適宜の外来遺伝子を動物細胞中にて発現させるた
めに、動物ウィルスをベクターとして利用することが、
一般的に行われている。すなわち、動物ウィルスのプロ
モーターに、外来遺伝子を連結し、これを動物細胞に導
入すると、ウィルスのプロモーターによるRNAの転写
が行われ、さらに、蛋白質への翻訳が行われることが知
られている。
この場合、一般に、ベクターとしてよく利用される動物
ウィルスとしては、パボバウイルス、パピローマウフイ
ルス、レトロウィルス等がある。これらのうち、パポバ
ウイルスの一種であるSV40や、 SV40由来のp
SV2、パピローマウィルスの一種であるウシパピロー
マウィルス等は、よく研究されており、その使用例も多
い、他方、レトロウィルスは、他のウィルスと比較して
種々の利点、例えば、■宿主域が広いこと、■感染細胞
中にて染色体に組み込まれ、比較的安定に存在すること
、■感染細胞が死なないこと、■比較的大きな遺伝子を
挿入することができること、等の利点を有ししており、
ベクターとしての好適な条件を具備していることから、
その将来性が期待されている。
ところで、レトロウィルスの一種であるマウス乳癌ウィ
ルス(MMTV)は、その遺伝子の発現がホルモン調節
を受けること、すなわち、グルココルチコイドホルモン
の添加によって、その遺伝情報の発現が調節−されるこ
とは知られており、この点に着目して、このウィルスの
プロモーター領域及びホルモン調節を受ける領域を含む
部分、一般に、レトロウィルスのLTR(long t
erminal repeat)と呼ばれる部分を用い
たベクターがいくつか作成されている。例えば、このL
TRが外来のras遺伝子を発現させてp21を生産さ
せるのに有用であることが報告されており(Cell、
27,245−255(1981))、また、このLT
Rをウシパピローマウィルスにつないだベクターが報告
されている(Mo1.Ce11.Biol、。
3.2045−2057(1983))、 ソの他、S
V40由来cy)psV2ニLTRをつないだベクター
が報告されている(Na tu re、294,228
−232(1981))。
そこで、本発明者らは、前記した、レトロウィルスのベ
クターとしての石川性に着目し、ち該ウィルスを利用し
て、適宜の生理活性を有する蛋白質を動物細胞中にて生
産することができるベクターを開発すべく鋭意研究開発
を屯ねた結果、前記のマウス乳癌ウィルス(MMTV)
から、ホルモン調節を受けるプロモーターをもつLTR
及びウィルス粒子を生成するのに必要と考えられる部分
をとり出し、下記に述べるような構成で作成した複合プ
ラスミドベクターが、とりわけ有用であることを見い出
して、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、動物細胞中において、適宜の外来
遺伝子を安定に発現させて、生理活性のある目的蛋白質
を生産するのに有用な新規複合プラスミドベクターを供
給することを目的とするものである。
そして、この目的を達成するための本発明の構成は、マ
ウス乳癌ウィルス(MMTV)由来のLTR領域を共に
含む第1のDNA断片及び第2のDNA断片を、大It
l’JプラスミドpBR322由来のアンピシリン耐性
領域及び複製開始領域を含むDNA断片と連結すると共
に、第1のDNA断片のMM〒Vプロモーターの下流に
、πAN7由来のポリリンカーを連結し、このポリリン
カーの直前に、プラスミドpCVSVE由来の3゛−ス
プライシングサイトを有するDNA断片を連結し、更に
、選択マーカーとして、SV40由来のpSV2gpt
 の 5V40のプロモーター領域及びEco−gpt
遺伝子を含むDNA断片を、前記pBR322由来のD
NA断片に挿入して成る複合プラスミドベクターそれ自
体である。
さらに、本発明の複合プラスミドベクターについて、第
1図〜第5図に基づいてその合成過程を説明すれば、以
下のとおりである。
先ず、大腸菌由来のプラスミドpBR322のBa履H
I−3alI部位の間に、マウス乳癌ウィルス(MMT
V)をラムダファージベクター人g tWES・入Bの
EcoRIサイトにクローニングして作成したクローン
H(Call、23,335−345(1981))の
BamHI−Xhol断片をクローニングしてp)IM
l (中間体l)を作成する。このpMM 1を、Pv
ulrで切断して得た大きい方の断片をT4リガーゼに
より連結して9MM2 (中間体2)を作成する。
次に、前記クローンHのLTR領域を含むBgiII断
片を9MM2のBa諺H1サイトに連結してpMllI
3 (中間体3)を作成し、これをEcoRIと旧nd
mで切断し、Klenow酵素により切断点を埋めてモ
らにし、再び、連結して、EcoRIと旧ndmの両切
断点が消滅した9MM4 (中間体4)を作成する。
9MM4をXbalテ切断し、Klenow酵素により
切断点を埋めて平らにし、その切断末端間に、  πA
N?(Gene、30,257−2[10(1984)
)の旧ndm−EcoRI断片をKlenow酵素で処
理して得たポリリンカーを挿入してpMM5 (中間体
5)を作成する。このポリリンカーは、lindm、X
bal、  BgiII、Pstl、 5alI、Ba
mHI、S■al、 EcoRIの各切断サイトをもつ
DNA断片である(第4図)。
pMM 5をApalとKpnlで切断し、 T4ポリ
メラーゼで切断点をけずって平らにし、これを連結して
間をつめて2MM8(中間体6)を作成する。
続いて、pMN ElをNdelで短時間処理し、Nd
e I切断点3箇所のうち部分分解により1箇所のみ切
れたDNA断片を7ガロースゲル泳動により、分離。
抽出し、さらに、 HindIIIで切断し、Kll!
!1011酵素で処理して切断点を埋め、これを連結し
て間をつめて9MM7(中間体7)を作成する。
残り2箇所にあるNdeIの切断点をNdelで部分分
解し、Klanow酵素で切断点を埋めて、その間にx
hO■リンカ−を連結する。この際、pBR322由来
のNdel切断点にXhoIリンカ−の連結したものを
選択しテpMM?X1 (中間体8)を得る。
次にSV40由来のpSV2gpt (Science
、209.1422−1427(1980)) ヨリ、
5V40のプロモーター及びEco−gpt遺伝子(マ
イコフェノ−リック酸耐性) 、 5V4Gスプライシ
ングサイトを含むPvuII−BamHI断片を、 K
lenow酵素で処理した後、これに、XhoIリンカ
−を連結し、前記pMM7X1のXhoI切断点にクロ
ーニングして2MM8 (中間体9)を作成する。
この2MM8のポリリンカ一部位の旧ndIn −Ps
t I部位の間に、免疫グロブリンV領域由来の3°−
スプライシングサイトの塩基配列をもつプラスミドPC
VSVE(Mal、Cel 1.Biol、 、2.1
304−1319(1982))より得た3−スプライ
シングサイトを含む旧ndI[I−PstI断片をクロ
ーニングして、本発明の複合プラスミドベクターpMM
102を作成する。
そして、本発明の複合プラスミドベクターpMM102
は、前記したように、大腸菌においても複製可能であり
、これにより、大ll!菌χ1776を1合成?−とじ
て、既に寄託済みである。
本発明の複合プラスミドベクターは、マウス乳癌ウィル
ス(MMTV)のLTR領域のみではなく、MMTVが
ウィルスとして複製するのに必要と考えられる領域をも
含めて、pBR322由来のDNA断片と連結したもの
である。 MMTVの複製、粒子形成に必要な領域は正
確にはわかっていないが、他のレトロウィルスと比べて
Mに↑Vも同様であると思われる。従って、細胞へ導入
後、両LTHにはさまれた部分を再びウィルス粒子とし
て回収することができるものと期待される。
また、MMTVのプロモーターの下流に、ポリリンカー
サイトが位置し、さらに、ポリリンカーサイトの直前に
、3°−スプライシングサイトが位置しているので、外
来遺伝子のクローニングが容易であり、また、真核細胞
において転写された層RNAのうち、プロモーターの後
にある5゛−スプライシングサイトと、前記3°−スプ
ライシングサイトまでの間が、イントロンとして除去さ
れることから。
ポリリンカーサイトに挿入した外来遺伝子が発現するの
に適切な部位に位置するようになっている、なお、 R
NAの転写は、さらに下流に位置するもう一つのLTR
領域の中で終了する。
一般に、ベクターを動物細胞に導入する際、ベクターが
取り込まれた細胞のみを選択する必要があるが、本発明
の複合プラスミドベクターでは、SV40由来の pS
V2gpt の 5V40のプロモーター及びEco−
gpt遺伝子を含むDNA断片をpBR322由来のD
NA断片に挿入して、選択マーカーとしているので、 当該選択マーカーを、MMTVのプロモーターと独立さ
せて利用することができる。
レトロウィルス由来の本複合プラスミドベクターは、宿
主細胞の染色体に組み込まれて安定に存在すると共に、
LTR領域にあるMMTVのプロモーターは強力であり
、大量の遺伝子産物を生産するのに好適である。■TV
のプロモーターは、グルココルチコイドホルモン感受性
であり、このホルモンの添加によりプロモーターの活性
が上昇することから、これにより外来遺伝子の形質発現
を11節することができ、例えば、その遺伝子の細胞中
での機能を検証するために利用し得ると共に、外来遺伝
子が、宿主細胞にとって有害なものである場合に、その
遺伝子の発現を抑制させた状態で、これを細胞内に導入
することが可ス莞である。
本発明の複合プラスミドは、5a11.5na1. E
coRI、Xba Iの切断サイトが各1ケ所ポリリン
カーサイトに存在し、また、BamHI 、AccIの
切断サイトが各2ケ所存在する(そのうち各1ケ所はポ
リリンカーサイトに存在する)ので、5alT、Bag
)II、BgiII  、  Bcll、  Smal
、  EcoRI  、  Xbal、 Xhol、 
 AccI、Taql、5au3A断片等を容易にクロ
ーニングすることができる。
本複合プラスミドベクターは、大1m菌中にて複製可能
であり、pMM102を保有する大腸菌は、アンピシリ
ンによって選択できる。
本複合プラスミドベクターの合成過程を第1図〜第2図
に、また、その制限酵素切断地図を第3に示す。
以下に1本発明の複合プラスミドベクターの実施例を示
して、本発明の詳細な説明する。
く複合プラスミドベクターpNM102の合成〉(1)
pMMlの合成 2ルlのpBR3220NAC0,5℃g/ルl)に、
 2終lの100倍量緩衝液(100+mM Tris
−HCI(pH7,8)、70mM−MgCI2.70
mトβトメ−カプトエタノール、500厘M−NaCl
 )を加えた後、水を加えて全量を 18延1にし、こ
れに IJLI のBamH(10unit/ JLl
)、 1用I ノSal I(8unit/g l)を
加え、37℃にて1時間反応させた。65℃にて5分間
加熱して反応を止めた後、 1%アガロースゲルにて電
気泳動を行ない、4、I Kbpの長さのバンドを切り
出した0次いで、このゲルを透析チューブに入れ、電気
泳動を行なって、DNAを透析チューブ中のTris−
酢酸緩衝液(0,04M−Tris−酢酸(pH7,5
) 、 O,QOIM−E[1TA)に流し出した。こ
の液を取り出し、等積のフェノールを加えて振とうした
後、15.00Orpm、5分間遠心処理してDNAを
含む水層を採取し、再び、等量のフェノールを加え、前
記操作を繰返して、DNAを含む水層を採取した0次に
1等量のクロロホルムを加えて、同じ操作を繰返して得
たDNAを含む水層に、これの10分の1量の3ト酢酸
ナトリウム液(pH7,0)を加え、3倍量のエタノー
ルを加え、−70℃にて10分間冷却した。0℃にて、
15.OOOrpm、10分間遠心して沈澱させ、エタ
ノールを蒸発させた後、10#Llの水に溶解した。
20p+ のクローンH(Ce1i、23,335−3
45(1981))(I JAg/pl)を前記と同様
にして、BamHI とXhol(8unit/μl)
’t’切[rL、 1%アガロースゲルにて電気泳動し
、3.8Kbpのバンドを切り出し、前記方法にてDN
Aを抽出した。これを10#L+の水に溶解し、前記の
pBR322のBamHI 、 5all切断0.1.
l、 2.1の10倍緩衝液(880mM−Tris−
HCI(pH7,5)、88mM−MgC110(ls
M−DT7.1mM−ATP)を加え、水で全量2゛ を18plにした。2JLlのT4リガーゼ(1,4u
nit/JLl)を加え、4℃にて1晩反応させた。こ
れを、5倍に希釈し、その lp+を20μlのコンピ
テント状態の大腸菌HBIOIに加え、0℃にて30分
間放置した。42℃にて2分間加温した後、80.1の
し−ブロスを加え、37℃にて30分間培養し、これを
40gg/1lllのアンピシリンを含む寒天培地のプ
レート−Lで、37°Cにて一晩培養した。得られたコ
ロニーを解析し、pBR322のBamH−3alI断
片に、クローンHのBa+aHI −XhoI断片が連
結したものを選択して、 PM旧を得た。
(2)pMM2の合成 pMMI DNAを、前記と同様の方法にて、 Pvu
lIにより切断した。 4.5Kbpのバンドをアガロ
ースゲルより切り出し、DNAを抽出した0次いで、前
記(1)と同様に、T4リガーゼにより連結し、さらに
、大腸菌HBIOIを形質転換させて、PMM2を得た
(3)2MM3の合成 前記クローンHを、 BgiIIで切断し、アガロース
ゲルから4.5kbpの断片を抽出した。これを、pH
M2のBamHI切断片と、前記(1)と同様に処理し
−(、pMM3を得た。
(4)9MM4の合成 前記pMM3を旧ndmとEcoRIテ切断し、エタノ
ールにて沈tさせた後、21g1の水に溶解させた。
2.5g1c7)緩衝液(0,5M−Tris−HGI
(pH7,2) 、0.lN−MgCl2、 l鳳M 
 DTT  、  500  ルg/ll  BSA)
  と 、  l終 1のデオキシヌクレオチド混合液
(dATP 、 dGTP、 dcTP、 dTTP各
2mM)を加え、 0.5μmのKlenow酵素(2
,8unit/ JL 1)を加えて、室温にて、30
分間放置した。65℃にて、 5分間加温した後、 2
JL1のT4リガーゼを加え、連結して、HindII
IとECORIの切断点の無くなった9MM4を得た。
(5)9MM5の合成 前記pMM4をxba■テ切断し、Klenov酵素で
処理した断片を、πAN7由来の旧ndm−EcoRI
断片をKlenow酵素で処理したポリリンカーサイト
(多重制限酵素切断部位)に連結し、前記(1)と同様
に処理して、P)1M5を得た。
(6)9MM8の合成 前記pM)15をApa IとKp!IIテ切断し、D
NA断片を、エタノール沈澱で回収して、16uLlの
水に溶解した、2.1の緩衝液(0,33M−Tris
−酢酸(pH7,i3)、0゜881酢酸ナトリウム、
Q、 IOM−酢酸マグネシウム、5、OrrrM−D
DT、 1mg/ml BSA)、1μmのデオキシヌ
クレオチド混合液(各2mM)、 1終1の74 DN
Aポリメラーゼを加え、37℃にて、5分間保温した。
  Iglの0.58−EDTAを加えて反応を止め、
フェノール抽出した後、エタノール沈澱により、 DN
Aを回収した。これを前記(1)と同様に処理して、9
MM6を得た。
の9MM7の合成 前記pMM6をNdelで切断し、フェノール抽出した
後、アガロースゲルにて電気泳動し、?、5Kbpのバ
ンドを切出し、フェノール抽出、エタノール沈澱により
、DNAを回収した。これを旧ndmで切断し。
Klenow酵素で処理し、さらに前記(1)と同様に
処理して、pMM?を得た。
(8) pMN?X1の合成 前記pMM7を、NdeIテ切断し、?、5KbpのD
NAを得た。これに、 1鉢!のXhoIリンカ−(0
,0200unit/gl、宝酒造■製)を加えて、全
量20ル1の反応液中にて連結させ、前記(1)と同様
に処理して、ポリリンカーから離れた方のNdelサイ
トにXholリンカ−が連結したpMM7X1を得た。
(9)9MM8の合成 10トgのpsV2gpt (Science、209
.1422−1427(1980))をPvu■とBa
mHIで切断し、2.2Kbpの断片とアガロースゲル
にて抽出した。Klenov酵素で処理し、XhoIリ
ンカ−と連結させた後、Xholで切断した、アガロー
スゲルにて、2.2Kbpの断片を抽出し。
これを前記pM)17X1のXhol切断片と連結して
、9MM8を得た。
(10) 9MM102の合成 10pgのpCVSVE (Mo1.Ge11.Bio
l、、2.1304−1319(1982))をPst
Iと旧ndInにより切断し、アクリルアミドゲルによ
り、約90bpの断片を抽出した。前記pM)!8をP
stlで切断し、アガロースゲルにより8゜7Kbpの
断片を抽出した。さらに、 I(indmで切断し、前
記の90bpの断片と連結してpM>1102を得た。
〈実施例1〉 この実施例は、9MM102の、動物細胞への導入とそ
こでの発現に関するものである。
100終gのpH)1102を滅菌蒸留水に溶解し、2
.5M−Ca Cl 2を0.5m l加えた。 HN
P溶液(50sM−HEPES 、 280mM−Na
C1,1,5vM−Ha2HPO4,pH7,1)をチ
ューブに2.5■lとり、空気を送り込んで泡だだせな
がら、上記D N A −Ca Cl 2溶液を一滴ず
つ加え、室温にて30分間放置して沈澱させた。
一方、 6’cm直径のシャーレ出り 3×lO5個(
10’ / crn’)となるように、ダルベツコ変法
イーグル培地(In Vitro、9 488−489
(1974))に102牛脂児血清を添加した培地にて
、ミンク肺細胞(ATCCCCL84)を培養し、これ
に、前記沈澱を各シャーレにつき0.51滴下し、16
時間培養した。0゜6履lのDMSOを最終濃度が10
%になるように加え、30分間放置後、新培地と交換し
て培養を続けた。
得られた細胞を選択培地(前記培地に15JLg/ml
ヒボキサンチン、10gg/■lチミジン、 5gg/
atグリシン、  2gg/mlアミノプテリン、25
 g g/mlマイコフェノ−リック酸、 250 J
L g/腸lキサンチンを加えたもの)にて約2週間培
養して、マイコフェノ−リック酸耐性のコロニーを得た
。これは、pMM 102が細胞に取り込まれ、Eco
−gpt遺伝子が発現している結果であることを示す。
〈実施例2〉 この実施例はMMTVのプロモータ作用の、グルココル
チコイドホルモンへの依存性に関するものである。
実施例1で得たマイコフェノ−リック酸耐性株15株を
それぞれ個別に培養し、各々の株を2つの群に分け、一
方に10−6Mのデキサメタシンを加えた。20時間後
に、細胞からグアニジウム−〇sC1によって全RNA
を抽出した。 pM旧02をBgl■で切断して得たM
MTVプロモーターの下流のDMA断片を32Pアイソ
トープでラベルし、これを用いてハイブリダイゼーショ
ン法により、前記BgiII断片と相補性をもつRNA
量を分析したところ、デキサメタシン添加によって、R
NA量の転写量が、約10倍以上増加した株が2株得ら
れた。これは、MMTVのプロモーターによるRNAの
転写が、前記ホルモン依存性であることを示す。
、〈実施例3〉 この実施例は、CAT遺伝子の動物細胞中での発現に関
するものである。
プラスミドpBR325(Gene 、 14.289
(1981))をTaq I テ切断してクロラムフェ
ニコール耐性遺伝子(CAT遺伝子)を含む断片を得た
。これをKlenow酵素で処理した後、 5allリ
ンカ−を連結し、9MM102のポリリンカーの5al
Iサイトにクローニングした。 CAT遺伝子がプロモ
ーターに対し正方向に挿入したものを選択し、これを実
施例1と同様の方法にて。
ミンク肺細胞へ導入した。48時間後に細胞を集め、 
0.25M  〒rig緩衝液に溶解後、 1分間超音
波処理して細胞を破壊し、15.OOOrpm、5分間
遠心し、上清を集めた。これに140でラベルしたクロ
ラムフェニコール、アセチルCoAを加え37℃にて8
0分間保温した後、酢酸エチルにより抽出し、有機層を
乾燥させ、これを10plの酢酸エチルに溶かし、シリ
カゲルの薄層クロマトにスポットし、95:5(V/V
)の゛クロロフォルムーメタノールにより展開した。展
開終了後、乾燥させて、X線フィルムを密着させてオー
トラジオグラフィー法にて解析した結果、CAT遺伝子
を導入した細胞の抽出液において、クロラムフェニコー
ルがアセチル化されていた。これは、前記細胞中にてC
AT遺伝子が発現されていることを示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の複合プラスミドベクターpMM10
2の中間体pMM1〜pMM5の合成過程を示す。 第2図は、同中間体pにM6〜pMM8及び本発明の複
合プラスミドベクターpMM102の合成過程を示す。 第3図は、pMM102の制限酵素切断地図を示す。 第4図は、πAN7由来のポリリンカーの塩基配列を示
す。 第5図は、Xhalリンカ−の塩基配列を示す。 なお、第1図中、クローンHの記号は、以下の制限酵素
の略号を示す、また、()は、消滅した制限酵素サイト
を示す。 Ba : Ba+sHI     P  : PstI
8g : BgiII     S  : 5stIE
  : EcoRI     Xh : XholH:
HindIII     Xb : XbalK:Kp
nI 特許出願人  株式会社ヤクルト本社 第40 AAGC丁TCTAGAGATGTGCAGGTCGノ
TTCGAAGATCTCTAGACGTCCAGCI
第5[ CTCG GAGC 、CGOATCCCCGGGAATTC’GCCTAG
GGGCCCTTAAG口 GG CC

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マウス乳癌ウィルス(MMTV)由来のLTR領
    域を含む第1のDNA断片及び第2のDNA断片を、大
    腸菌プラスミドpBR322由来のアンピシリン耐性領
    域及び複製開始領域を含むDNA断片と連結すると共に
    、第1のDNA断片のMMTVプロモーターの下流に、
    πAN7由来のポリリンカーを連結し、当該ポリリンカ
    ーの直前に、プラスミドpCVSVE由来の3′−スプ
    ライシングサイトを含むDNA断片を連結し、更に、選
    択マーカーとして、SV40由来のpSV2gptのS
    V40のプロモーター領域及びEco−gpt遺伝子を
    含むDNA断片を、前記pBR322由来のDNA断片
    に挿入することにより構成したことを特徴とする複合プ
    ラスミドベクター。
  2. (2)第1のDNA断片が、マウス乳癌ウィルス(MM
    TV)をラムダファージベクターλgtWES・λBの
    EcoR I サイトにクローニングして作成したクロー
    ンHのBamH I −Xho I 断片由来のDNA断片で
    ある特許請求の範囲第1項記載の複合プラスミドベクタ
    ー。
  3. (3)第2のDNA断片が、クローンHのBgiII断片
    由来のDNA断片である特許請求の範囲第1項記載の複
    合プラスミドベクター。
  4. (4)3′−スプライシングサイトを含むDNA断片が
    、pCVSVEのPst I −HindIII断片由来のD
    NA断片である特許請求の範囲第1項記載の複合プラス
    ミドベクター。
  5. (5)Eco−gpt遺伝子を含むDNA断片が、pS
    V2gptII−BamH I 断片由来のDNA断片であ
    る特許請求の範囲第1項記載の複合プラスミドベクター
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EP0219214A1 (en) 1987-04-22
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