JPS62178964A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

Info

Publication number
JPS62178964A
JPS62178964A JP2149786A JP2149786A JPS62178964A JP S62178964 A JPS62178964 A JP S62178964A JP 2149786 A JP2149786 A JP 2149786A JP 2149786 A JP2149786 A JP 2149786A JP S62178964 A JPS62178964 A JP S62178964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
groups
general formula
represented
alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2149786A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoki Nishijima
豊喜 西嶋
Kaoru Onodera
薫 小野寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2149786A priority Critical patent/JPS62178964A/ja
Priority to DE8686905415T priority patent/DE3666984D1/de
Priority to PCT/JP1986/000463 priority patent/WO1987001826A1/ja
Priority to EP19860905415 priority patent/EP0240568B1/en
Publication of JPS62178964A publication Critical patent/JPS62178964A/ja
Priority to US07/230,716 priority patent/US4863842A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3003Materials characterised by the use of combinations of photographic compounds known as such, or by a particular location in the photographic element
    • G03C7/3005Combinations of couplers and photographic additives
    • G03C7/3008Combinations of couplers having the coupling site in rings of cyclic compounds and photographic additives
    • G03C7/301Combinations of couplers having the coupling site in pyrazoloazole rings and photographic additives

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はハロゲン化銀写真感光材料に関し、詳しくは、
光に対して色素画像が安定で、しかも色調が適正なハロ
ゲン化銀カラー写真感光材料に関する。
[発明の背ill ハロゲン化銀カラー写真感光材料を用いて色素画像を形
成する方法としては、写真用カプラーと発色現像主薬の
酸化体との反応により、色素画像を形成する方法が挙げ
られ、通常の色再現を行うための写真用カプラーとして
は、マゼンタ、イエ0−およびシアンの各カプラーが、
また発色現像主薬としては芳香族第1級アミン系発色現
像主薬がそれぞれ使用されており、マゼンタおよびイエ
ローの各カプラーと芳香族第1級アミン系発色現像主薬
の酸化体との反応により、アゾメチン色素等の色素が形
成され、シアンカプラーと芳香族第1級アミン系発色現
像主薬の酸化体との反応により、インドアニリン色素等
の色素が形成される。
これらのうち、マゼンタ色画像を形成するためには、5
−ピラゾロン、シアノアセトフェノン、インダシロン、
ピラゾロベンズイミダゾール、ピラゾロトリアゾール系
カプラー等が使用される。
従来マゼンタ色画像形成カプラーとして実用されていた
ものは、はとんど5−ピラゾロン系カプラーであった。
5−ピラゾロン系カプラーから形成される色画像は光や
熱に対する堅牢性が優れているが、この色素の色調は十
分なものではなく、430n1m付近に黄色成分を有す
る不要吸収が存在しまた、550rv付近の可視光の吸
収スペクトルもブロードなため、色にごりの原因となり
写真画像は鮮やかさに欠けるものとなっていた。
この不要吸収がないカプラーとして米国特許第3.72
5,067号、特開昭59−162548号、特開昭5
9−171956号等に記載されている1日−ピラゾロ
[3゜2−C1−5−)リアゾール型カプラー、IH−
イミダゾ[1,2−b ]−ピラゾール型カプラー、1
 H−b・ピラゾロ[1,5−b ]−ピラゾール型カ
プラー、又は、1 H−bピラゾロ[1,5−d ]テ
トラゾール型カプラーは、特に優れたものである。
しかしながら、これらのカプラーから形成されるマゼン
タ色素画像の光に対する堅牢性は著しく低い。感光材料
、特に直接観賞する事に適した感光材料にこれらのカプ
ラーを使用した場合には、画像を記録、保存するという
写真材料としての木質的な必要条件を損なう事となり、
実用化に難点のあるものであった。
これらの色素画像の光に対する堅牢性を向上させるため
従来から多くの方法が提案されている。
その代表的方法としては、カプラーから形成される色素
自体を堅牢にする方法と、種々の退色防止剤を添加して
堅牢性を向上させる方法が行なわれている。退色防止剤
を添加する方法は、有効な退色防止手段であり多用され
ている。
色素画像の光に対する堅牢性を向上させる化合物として
は、例えば、米国特許第2,360,290号、同第2
,418,613号、同第2,675,314号、同第
2.101.197号等に記載されているハイドロキノ
ン誘導体、米国特許第3,432,300号、同第3,
573,050号、同第3,574,627号、同第3
.764.337号、同第3,574.626号、同第
3,698,909号、同第4,015,990号に記
載されているりOマンやクマラン等の誘導体、特開昭5
6−159644号、同57−204035号、同59
−83162号等に記載されているインダンやインダン
誘導体、米国特許第3,457,079号、同第3.0
69.262号、特公昭43−13496号等に記載さ
れたp−アルコキシフェノール類、などが挙げられる。
しかしながら、これらの化合物はその効果が充分なもの
ではなかった。一方、特開昭56−99340号、同5
6−168652号、同6G−51834号等には金属
錯体による光堅牢性向上技術が記載されているが、やは
りその効果は充分なものではなかった。
また、金属錯体に退色防止剤を併用すると光堅牢性はさ
らに向上するものの、形成されたマゼンタ色素の最大吸
収波長が長波化し、色調が青味を帯びるという欠点を有
している。
[発明の目的1 本発明は上記の問題点に鑑み為されたもので、本発明の
目的は、色調が適正で、しかもマゼンタ色素画像の光堅
牢性が著しく改良されたハロゲン化銀写真感光材料を提
供することにある。
[発明の構成] 本発明の目的は、支持体上に少なくとも1層のハロゲン
化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料において
、前記ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層は下記一般
式CI]で表わされるマゼンタカプラーを含有し、かつ
該マゼンタカプラーを含有するハロゲン化銀乳剤層には
一徂項酸素の消光速度定数が3X107M−1・Sec
 −1以上の金属錯体の少なくとも1つおよび下記一般
式[XI[]で表わされる化合物の少なくとも1つ並び
に下記一般式[XIIIa ]と[XII[b ]で表
わされる化合物から選ばれる少なくとも1つが含有され
ているハロゲン化銀写真感光材料によって達成された。
[式中、2は含窒素複素環を形成するに必要な非金属原
子群を表わ゛し、該2により形成される環は置換基を有
するものも含む。
Xは水素原子または発色現像主薬の酸化体との反°応に
より離脱しうる置換基を表わす。
またRは水素原子または置換基を表わす。][式中、R
1は脂肪族基、ジクロフルキル基、7リール基または複
素環基を表わし、Ylは窒素原子と共にピペラジン環又
はホモピペラジン環を形成するのに必要な非金属原子群
を表わす。][式中 R2およびR5はそれぞれ水素原
子、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルコ
キシ基、アルケニルオキシ基、ヒドロキシ基、アリール
基、アリールオキシ基、アシル基、アシルアミノ基、ア
シルオキシ基、スルホンアミド基、シクロアルキル基ま
たはアルコキシカルボニル基を表わし、R3は水素原子
、アルキル基、アルケニル基、アリール基、アシル基、
シクロアルキル基または複素環基を表わし、R4は水素
原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アリ
ール基、アリールオキシ基、アシル基、アシルアミノ基
、アシルオキシ基、スルホンアミド基、シクロアルキル
基またはアルコキシカルボニル基を表わす。またR3と
R4は互いに閉環して5員または6員環を形成してもよ
い。ざらにR3とR+でメチレンジオキシ環を形成して
もよい。Y2はクロマンもしくはクマラン環を形成する
のに必要な原子群を表わす。J 一般式[XIIIbl   、、。
[式中R12及びR14は、それぞれ水素原子、ハロゲ
ン原子、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、ヒ
ドロキシ基、アリール基、アリールオキシ基、アシル基
、アシルアミノ基、アシルオキシ基、スルホンアミド基
、シクロアルキル基またはアルコキシカルボニル基を表
わし、R13は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、
アルケニル基、ヒドロキシ基、アリール基、アシル基、
アシルアミノ基、アシルオキシ基、スルホンアミド基、
シクロアルキル基またはアルコキシカルボニル基を表わ
す。またR13とR14は互いに閉環し、5員または6
員の炭化水素環を形成してもよい。Y3はインダン環を
形成するのに必要な原子群を表わす。
[発明の具体的構成] 次に本発明を具体的に説明する。
次に本発明を具体的に説明する。
本発明に係る前記一般式(13 一般式(Il で表されるマゼンタカプフ−に於いて、Zは含窒素複素
環を形成するに必要な非金属原子群を表し、該Zにより
形成される環は置換基を有してもよい。
Xは水素原子または発色現像主薬の酸化体との反応によ
り離脱しうる置換基を表す。
またRは水素原子または置換基を表す。
前記Rの表す置換基としては、例えばハロゲン原子、フ
ルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、シクロア
ルキル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環!、7
シル基、スルホニル基、スルフィニル基、ホスホニル基
、カルバモイル基、スルフ1モイル基、シアノ基、スピ
ロ化合物残基、有橋炭化水素化合物残基、アルコキシ基
、ア17−ルオキン基、ヘテロ環オキシ基、シロキシ基
、アシルオキシ基、カルバモイルオキシ基、アミ7基、
アシル7ミ7基、スルホンアミド基、イミド基、ウレイ
ド基、スル7アモイルアミノ基、フルコキシ力ルポニル
アミ7基、アリールオキシカルボニルアミ7基、アルコ
キシカルボニル基、7リールオキシカルボニル基、フル
キルチオ基、7リールチオ基、ヘテロ環チオ基が挙げら
れる。
ハロゲン原子としては、例えば塩素原子、臭素原子が挙
げられ、特に塩素原子が好ましい。
Rで表されるフルキル基としては、炭素数1〜32のも
の、アルケニル基、アルキニル基としては炭素数2〜3
2のもの、ジクロフルキル基、シクロアルケニル基とし
ては炭素数3〜12、特に5〜7のものが好ましく、フ
ルキル基、アルケニル基、アルキニル基は直鎖でも分岐
でもよい。
また、これらフルキル基、アルケニル基、アルキニル基
、シクロアルキル基、シクロアルケニル基はr!1換基
〔例えばアリール、シアノ、ハロゲン原子、ヘテロ環、
ジクロフルキル、シクロアルケニル、スピロ化合物残基
、有橋炭化水素化合物残基の他、アシル、カルボキシ、
カルノイモイル、アルコキシカルボニル、アリールオキ
シカルボニルの如くカルボニル基を介して置換するもの
、更にはへテロ原子を介して置換するもの(具体的には
ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロ環オ
キシ、シロキシ、7シルオキシ、カルバモイルオキシ等
の酸素原子を介して置換するもの、ニトロ、アミノ(ジ
アルキルアミノ等を含む)、スルファモイルアミノ、ア
ルコキシカルボニル7ミノ、アリールオキシカルボニル
アミノ、7シルアミ/、スルホンアミド、イミド、ウレ
イド等の窒素原子を介して直換するもの、アルキルチオ
、アリールチオ、ヘテロ環チオ、スルホニル、スルフィ
ニル、スルフアモイル等の硫黄原子を介して置換するも
の、ホスホニル等の燐原子を介して置換するもの等1〕
を有していてもよい。
具体的には例えばメチル基、エチル基、イソプロピル基
、t−ブチル基、ペンタデシル基、ヘプタデシル基、1
−へキシルノニル基、1.1’−ジベンチルノニル基、
2−クロル−t−ブチル基、ト1Jフルオロメチル基、
1−エトキシトリデシル基、1−ノドキシイソプロビル
基、メタンスルホニルエチル基、2,4−ノーt−アミ
ルフェノキジノチル基、7ニリノ基、1−フェニルイソ
プロピル基、3−m−ブタンスルホンアミノ7エ/キシ
プロピル基、3−4’−[α−(4”(p−ヒドロキシ
ベンゼンスルホニル)フェノキシフドデカノイルアミ/
)フェニルプロピル基、3−(4’−(α−(2”、4
”−ジ−t−7ミルフエノキシ)ブタン7ミド〕フエニ
ル)−プロピル基、4−〔α−(〇−クロル7ヱノキシ
)テトラデカンアミドフェノキシ〕プロピル基、アリル
基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられ
る。
Rt’表される7リール基としてはフェニル基が好まし
く、置換基(例えば、アルキル基、アルコキシ基、アシ
ルアミ7基等)を有していてもよい。
具体的には、フェニル基、4−t−ブチル7エ二ル基、
2,4−ノーE−7ミル7ヱニル基、4−テトラデカン
アミドフェニル基、ヘキサデシロキシフェニル基、4′
−〔α−(4″−t−ブチルフェノキシ)テトラデカン
アミドフェニル基等が挙げられる。
Rで表されるヘテロ環基としては5〜7只のものが好ま
しく、置換されていてもよく、又綜合していてもよい、
具体的には2−7リル基、2−チェニル基、2−ピリミ
ジニル基、2−ベンゾチアゾリル基等が挙げられる。
Rで表されるアシル基としては、例えばアセチル基、フ
ェニルアセチル基、ドデカノイル基、α−2,4−ジ−
t−7ミルフエノキシプタノイル基等のフルキルカルボ
ニル基、ベンゾイル基、3−ペンタデシルオキシベンゾ
イル基、p−クロルベンゾイル基等の7リールカルポニ
ル基等が挙げられる。
Rで表されるスルホニル基としてはメチルスルホニル基
、ドデシルスルホニル基の如きアルキルスルホニル基、
ベンゼンスルホニル基、p−)ルエンスルホニル基の如
きアリールスルホニル基等が挙げられる。
Rで表されるスルフィニル基としては、エチルスルフィ
ニル基、オクチルスルフィニル基、3−フェノキシブチ
ルスルフィニル基の如きフルキルスルフィニル基、フル
キルカルボニル基、ff1−ペンタデシルフェニルスル
フィニル基の如きアリールスルフィニル基等が挙げられ
る。
Rで表されるホスホニル基としてはブチルオクチルホス
ホニル基の如きアルキルホスホニル基、オクチルオキシ
ホスホニル基の如きアルコキシホスホニル基、フェノキ
シホスホニル基の如きアリールオキシホスホニル基、フ
ェニルホスホニル基の如きアリールホスホニル基等が挙
げられる。
Rr表されるカルバモイル基は、アルキル基、アリール
基(好ましくはフェニル基)等が置換していてもよ(、
例えばN−メチルカルバモイル基、N、N−ジプチルカ
ルバモイル基、N−(2−ペンタデシルオクチルエチル
)カルバモイル基、N−エチル−N−ドデシルカルバモ
イルi、N−+3−(2,4−ジーE−アミルフェノキ
シ)プロピル)カルバモイル基等が挙げられる。
以下余白 Rで表されるスル77モイル基はアルキル基、アリール
基(好ましくはフェニル基)等が置換していてもよく、
例えばN−ブaピルスルファモイル基、N、N−ジエチ
ルスルファモイル基、N−(2−ペンタデシルオキシエ
チル)スルファモイル基、N−エチル−N−ドデシルス
ルファモイル基、N−フェニルスルファモイル基等が挙
げられる。
R″t’表されるスピロ化合物残基としては例えばスピ
ロ[3,3]ヘプタン−1−イル等が挙げられる。
R″C″表される有橋炭化化合物残基としては例えばビ
シクロ[2,2,1]ヘプタン−1−イル、トリシクロ
[3,3,1,1’°7J、デカン−1−イル、7.7
−ツメチルービシクロ[2,2,1]へブタン−1−イ
ル等が挙げられる。
Rで表されるアルコキシ基は、更に前記アルキル基への
置換基として挙げたものを置換していてもよく、例えば
メトキシ基、プロポキシ基、2−エトキシエトキシ基、
ペンタデシルオキシ基、2−ドデシルオキシエYキシ基
、7エネチルオキシエトキシ基等が挙げられる。
Rで表されるアリールオキシ基としては7エ二ルオキシ
が好ましく、アリール核は更に前記アリール基への置換
基又は原子として挙げたもので置換されていてもよ(、
例えばフェノキシ基、p−を−ブチルフェノキシ基、m
−ペンタデシルフェノキシ基等が挙げられる。
Rで表されるヘテロ環オキシ基としては5〜7貝のへテ
ロ環を有するものが好ましく該ヘテロ環は更に置換基を
有していてもよく、例えば、3゜4.5.6−テトラヒ
ドロピラニル−2−オキシ基、1−フェニルテトラゾー
ル−5−オキシ基が挙げられる。
Rで表されるシロキシ基は、更にアルキル基等で置換さ
れていてもよく、例えば、トリノチルシロキシ基、トリ
エチルシロキシ基、ツメチルブチルシロキシ基等が挙げ
られる。
Rで表される7シルオキシ基としては、例えばアルキル
カルボニルオキシ基、アリールカルボニルオキシ基等が
挙げられ、更に置換基を有していてもよく、具体的には
7セチルオキシSS a−りaルアセチルオキシ基、ベ
ンゾイルオキシ基等が挙げられる。
Rで表されるカルバモイルシ・A・シ基は、アルキル基
、アリール基等が置換していてもよく、例えばN−エチ
ルカルバモイルオキシ基、N、N−ノエチル力ルバモイ
ルオキシ基、N−フェニルカルバモイルオキシ基等が挙
げらする。
Rで表されるアミ7基はアルキル基、アリール基(好ま
しくはフェニル基)等t’置換されていてもよく、例え
ばエチルアミノ基、アニリノ基、11−クロルアニリ7
基、3−ペンタデシルオキシ力ルポニル7ニリ7基、2
−クロル−5−ヘキサデカン7ミドアニリ7基等が挙げ
られる。
Rで表されるアシルアミ7基としては、アルキルカルボ
ニルアミ7基、アリールカルボニル7ミノ基(好ましく
はフェニルカルボニルアミノ基)等が挙げられ、更に置
換基を有してもよく具体的にはアセトアミド基、a−エ
チルプロパンアミド基、N−フェニルアセトアミド基、
ドデカン7ミド基、2,4−クーt−アミルフェノキシ
アセトアミド基、α−3−t−ブチル4−ヒドロキシ7
エ/キシブタン7ミド基等が挙げられる。
Rで表されるスルホンアミド基としては、アルキルスル
ホニル7ミノ基、アリールスルホニル7ミノ基等が挙げ
られ、更に置換基を有してもよい。
具体的にはメチルスルホニルアミノ基、ペンタデシルス
ルホニル7ミ7基、ベンゼンスルホン7ミド基、p−ト
ルエンスルホンアミドi、2−/)キシ−5−L−7ミ
ルベンゼンスルホンアミド基等が挙げられる。
Rで表されるイミド基は、開鎖状のものでも、環状のも
のでもよく、置換基を有していてもよく、例えばコハク
酸イミド基、3−ヘプタデシルコハク酸イミド基、7タ
ルイミド基、グルタルイミド・基等が挙げられる。
Rで表されるウレイド基は、アルキル基、アリール基(
IJPましくはフェニル基)h!?により置換されてい
てもよく、例えばN−エチルウレイド基、N−メチルー
N−デシルウレイド基、N−フェニルウレイド基、N−
p−トリルウレイド基等が挙げられる。
Rで表されるスル7アモイル7ミ7基は、アルキル基、
アリール基(好ましくはフェニル基)等で置換されてい
てもよく、例えばN、N−ジブチルスル7アモイルアミ
/基、N−メチルスルフTモイルアミ7基、N−フェニ
ルスルフTモイルアミ7基等が挙げられる。
R′″Ch表されるアルコキシカルボニルアミ7基とし
ては、更に置換基を有していてもよく、例えばメトキシ
カルボニルアミ7基、メトキシエトキシカルボニルアミ
7基、オクタデシルオキシカルボニルアミ7基等が挙げ
られる。
Rで表されるアリールオキシカルボニルアミ7基は、置
換基を有していてもよく、例えばフェノキシカルボニル
7ミ7基、4−メチル7エ/キシカルボニル7ミ7基が
挙げられる。
R′?表されるアルコキシカルボニル基は更に置換基を
有していてもよく、例えばメトキシカルボニル基、ブチ
ルオキシカルボニル基、ドデシルオキシカルボニル基、
オクタデシルオキシカルボニル基、エトキシメトキシカ
ルボこルオキシ基、ベンジルオキシカルボニル基等が挙
げられる。
Rで表されるアリールオキシカルボニル基は更に置換基
を有していてもよく、例えばフェノキシカルボニル基、
p−クロルフェノキシカルボニル基、m−ペンタデシル
オキシフェノキシカルボニル基等が挙げられる。
Rで表されるフルキルチオ基は、更に置換基を有してい
てもよく、例えば、エチルチオ基、ドデシルチオ基、オ
クタデシルチオ基、7エネチルチオ基、3−7二/キシ
プロピルチオ基が挙げられる。
Rで表されるアリールチオ基はフェニルチオ基が好まし
く更に置換基を有してもよく、例えば7エ、ニルチオ基
、−一ノトキシフェニルチオ基、2−L−オクチルフェ
ニルチオ基、3−オクタデシルフェニルチオ基、2−カ
ルボキシフェニルチオ基、p−7セト7ミノフエニルチ
オ基等が挙げられる。
Rで表されるヘテロ環チオ基としては、5〜7貝のへテ
ロ環チオ基が好ましく、更に縮合環を有してもよく、又
置換基を有していてもよい0例えば2−ピリジルチオ基
、2−ベンゾチアゾリルチオ基、2.4−ジフェノキシ
−1,3,5−トリアゾール−6−チオ基が挙げられる
Xの表す発色現像主薬の酸化体との反応により離脱しう
ぶ置換基としては、例えばハロゲン原子(塩素原子、臭
素原子、フッソ原子等)の弛度素原子、酸素原子、硫黄
原子または窒素原子を介して置換する基が挙げられる。
炭素原子を介して置換する基としては、カルボキシル基
の他例えば一般式 (R1′は前記Rと同義であり、Z′は前記Zと同義で
あり、R2′及びR3’は水素原子、アリール基、アル
キル基又はヘテロ環基を表す、)で示される基、ヒドロ
キシメチル基、トリフェニルメチル基が挙げられる。
酸素原子を介して置換する基としては例えばフルコキシ
基、アリールオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アシルオキ
ン基、スルホニルオキシ基、アルコキシカルボニルオキ
シ基、アリールオキシカルボニルオキシ基、アルキルオ
キサリルオキシ基、アルコキシオキサリルオキシ基が挙
げられる。
該フルコキシ基は更に置換基を有してもよく、例えば・
ニドキシ基・ 2−フェノキシエトキシ基、2−シアノ
エトキシ基、7エネチルオキシ基、p−クロルベンジル
オキシ基等が挙げられる。
該アリールオキシ基としては、フェノキシ基が好ましく
、該アリール基は、更に置換基を有していてもよい、具
体的にはフェノキシ基、3−メチルフェノキシ基、3−
ドデシルフェノキシ基、4・−メタンスルホンアミドフ
ェノキシ!、4−(α−(3′−ペンタデシル7エ/キ
シ)ブタンアミド)フェノキシ基、ヘキシデシルカルバ
モイルメトキシ基、4−シアノフェノキシ基、4−メタ
ンスルホニルフェノキシ基、1−す7チルオキシ基、p
−メトキシ7エ/キシ基等が挙げられる。
該ヘテロ環オキン基としては、5〜7貝のへテロ環オキ
シ基が好ましく、縮合環であってもよく、又置換基を有
していてもよい。具体的には、1−フェニルテトラゾリ
ルオキシ基、2−ベンゾチアゾリルオキシ基等が挙げら
れる。
該アシルオキシ基としては、例えばアセトキシ基、ブタ
ツルオキシ基等のフルキルカルボニルオキシ基、シンナ
モイルオキシ基の如きアルケニルカルボニルオキシ基、
ベンゾイルオキシ基の如きアリールカルボニルオキシ基
が挙げられる。
該スルホニルオキシ基としては、例えばブタンスルホニ
ルオキシ基、メタンスルホニルオキシ基が挙げられる。
該アルコキシカルボニルオキシ基としては、例えばエト
キシカルボニルオキシ基、ベンジルオキシカルボニルオ
キシ基が挙げられる。
該アリールオキシカルボニル基としてはフェノキシカル
ボニルオキシ基等が挙げられる。
該フルキルオキサリルオキシ基としては、例えばメチル
オキサリルオキシ基が挙げられる。
該アルコキシオキサリルオキシ基としては、エトキシオ
キサリルオキシ基等が挙げられる。
硫黄原子を介しで直換する基としては、例えばアルキル
チオ基、アリールチオ基、ヘテロ環チオ基、アルキルオ
キシチオカルボニルチオ基が挙げられる。
該アルキルチオ基としては、ブチルチオ基、2−シアノ
エチルチオ基、7エネチルチオ基、ペンシルチオ基等が
挙げられる。
鉄子り−ルチオ基としてはフェニルチオ基、4−メタン
スルホンアミドフェニルチオ基、4−ドデシル7エネチ
ルチオ基、4−7すフルオロペンクンアミド7エネチル
チオ基、4−カルボキシフェニルチオ基、2−工)キシ
−5−t−ブチル7エ、ニルチオ基等が挙げられる。
該ヘテロ環チオ基としては、例えば1−7二二ルー1.
2.3.4−テFラゾリルー5−チオ基、2−ベンゾチ
アゾリルチオ基等が挙げられる。
該フルキルオキシチオカルボニルチオ基としては、ドデ
シルオキシチオカルボニルチオ基等が挙げられる。
えば一般式−N   で示されるものが挙げられアリー
ル基、ヘテロ環基、スルファモイル基、カルバモイル基
、7シル基、スルホニル基、アリールオキシカルボニル
基、アルコキシカルボニル基を表し、R4′とR5’は
結合してヘテロ環を形成してもよい。但しR、/とR6
′が共に水素原子であることはない。
該アルキル基は直鎖でも分岐でもよく、好ましくは、炭
素数1〜22のものである。又、アルキル基は、置換基
を有していてもよく、置換基としては例えばアリール基
、アルコキシ基、7リールオキシ基、アルキルチオ基、
7リールチオ基、アルキルアミ7基、アリールアミノ基
、アシルアミ7基、スルホン7ミド基、イミノ基、アシ
ル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、
カルバモイル基、スルファモイル基、アルコキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基、アルキルオキシ
カルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニル7ミ7
基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、シアノ基、ハロ
ゲン原子が挙げられる。
該フルキル基の具体的なものとしては、例えばエチル基
、オキチル基、2−エチルヘキシル基、2−りaルエチ
ル基が挙げられる。
R4’又はR1′で表されるアリール基としては、炭素
数6〜32、特にフェニル基、ナフチル基が好ましく、
該7リール基は、置換基を有してもよく置換基としては
上記R4’又はR5’で表されるフルキル基への置換基
として挙げたもの及びアルキル基が挙げられる。該7 
’J−ル基として具体的なものとしては、例えばフェニ
ル基、1−す7チル基、4−メチルスルホニルフェニル
基が挙げられる。
R、I又はR5’で表されるヘテロ環基としては5〜6
貝のものが好ましく、縮合環であってもよく、直換基を
有してもよい、具体例としては、2−フリル基、2−キ
ノリル基、2−ピリミジル基、2−ベンゾチアゾリル基
、2−ピリジル基等が挙げられる。
R1′又はRS’で表されるスルファモイル基としては
、N−アルキルスルファモイルi、N、N−ジアルキル
スルファモイル基、N−アリールスルファモイルi、N
、N−ジアリールスルファモイル基等が挙げられ、これ
らのアルキル基及びアリール基は前記アルキル基及びア
リール基につtlて挙げた置換基を有してていもよい、
スルファモイル基の具体例としては例えばN、N−ジエ
チルスルファモイル基、N−メチルスルファモイル基、
N−ドデシルスルファモイル基、N−p−トリルスルフ
ァモイル基が挙げられる。
R4’又はR5’で表されるカルバモイル基としては、
N−アルキルカルバモイル基、N、N−ジアルキルカル
バモイル基、N−7リールカルパモイル基、N、N−ノ
アリールカルバモイル基等が挙げられ、これらのアルキ
ル基及び了り−ル基は前記アルキル基及びアリール基に
ついて挙げた置換基を有していてもよい、カルバモイル
基の具体例としでは例えばN、N−ノエチル力ルパモイ
ル基、N−メチルカルバモイル基、N−ドデシルカルバ
モイルM、N−p−シア/フェニルカルバモイル基、N
−p−)リルカルバモイル基が挙げられる。
R,7又はR5’で表されるアシル基としては、例えば
アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、ヘテロ
環カルボニル基が挙げられ、該アルキル基、該アリール
基、該ヘテロ環基は置換基を有していてもよい、アシル
基として具体的なものとしては、例えばヘキサフルオロ
ブタノイル基、2゜3.4,5,6−ペンタフルオロベ
ンゾイル基、アセチル基、ベンゾイル基、ナフトニル基
、2−フリルカルボニル基等が挙げられる。
R4’又はR1’で表されるスルホニル基としては、フ
ルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、−へテロ
環スルホニル基が挙げられ、置換基を有してもよく、具
体的なものとしては例えばエタンスルホニル基、ベンゼ
ンスルホニル基、オクタンスルホニル基、ナフタレンス
ルホニル基、p−クロルベンゼンスルホニル基等が挙げ
られる。
R4’又はR5′で表されるアリールオキシカルボニル
基は、前記7リール基について挙げたものを置換基とし
て有してもよく、具体的にはフェノキシカルボニル基等
が挙げられる。
Rイ′又はR5’で表されるアルコキシカルボニル基は
、前記アルキル基について挙げた置換基を有してもよく
、具体的なものとしてはメトキシ力ルホニル基、ドデシ
ルオキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基等
が挙げられる。
R4’及びR,7が結合して形成するヘテロ環としては
5〜6貝のものが好ましく、飽和でも、不飽和でもよく
、又、芳香族性を有していても、いなくてもよく、又、
縮合環でもよい。該ヘテロ環としては例えばN−7タル
イミド基、N−コハク酸イミド基、4−N−ウラゾリル
基、1−N−ヒグントイニルi、3−N−2,4−ノオ
キンオキサゾリノニル基、2−N−1,1−ジオキソ−
3−(2H)−オキソ−1,2−ベンズチアゾリル基、
1−ピロリル基、1−ピロリジニル基、1−ピラゾリル
基、1−ピラゾリジニル基、1−ピペリジニル基、1−
ピロリニル基、1−イミダゾリル基、1−イミダゾリニ
ル基、1−インドリル基、1−イソインドリニル基、2
−イソインドリル基、2−イソインドリニル基、1−ベ
ンゾトリアゾリル基、1−ペンシイミグゾリル基、1−
(1,2,4−)リアゾリル)基、1−(1,223−
)リアゾリル)基、1−(1,2,3,4−テトラゾリ
ル)基、N−モルホリニル基、1,2,3.4−テトラ
ヒドロキノリル基、2−オキソ−1−ピロリジニル基、
2−IH−ピリドン基、7タラノオン基、2−オキソ−
1−ピペリノニル基等が挙げられ、これらへテロ環基は
アルキル基、アリール基、アルキルオキシ基、アリール
オキシ基、アシル基、スルホニル基、フルキルアミノ基
、アリールアミノ基、アシルアミ7基、スルホンアミ7
基、カルバモイル基、スルファモイル基、アルキルチオ
基、アリールチオ基、フレイド基、アルコキシカルボニ
ル基、アリールオキシカルボニル基、イミド基、ニトロ
基、シアノ基、カルボキシル基、ハロゲン原子等により
置換されていてもよい。
また2又はZ′により形成される含窒素複素環としては
、ピラゾール環、イミダゾール環、トリアゾール環また
はテトラゾール環等が挙げられ、前記環が有してもよい
置換基としては前記Rについて述べたものが挙げられる
又、一般式M)及び後述の一般式[11)〜〔■〕に於
ける複素環上の置換基(例えば、R1R1〜R,)が 部分(ここにR”、X及びZ IIは一般式(1)にお
けるR、X、Zと同義である。)を有する場合、所謂ビ
ス体型カプラーを形成するが勿論本発明に包含される。
又、z、z’、z”及び後述のZlにより形成される環
は、更に他の1!L(例えば5〜7貝のシクロアルケン
)が縮合していてもよい0例えば一般式(V)において
はR2とR6が、一般式(VI)においてはR,とR8
とが、互いに結合して環(例えぼ5〜7貝のシクロアル
ケン、ベンゼン)を形成してもよい。
以下余白 一般式(1)で表されるものは更に具体的には例えば下
記一般式(It)〜〔■〕により表される。
一般式[1[) 一般式(I[I) 一般式〔■〕 −N−NH 一般式(V) 一般式(VI) 一般式〔■〕 前記一般式(II)〜〔■〕に於いてR,−R,及VX
は前記R及びXと同義である。
又、一般式(1)の中でも好ましいのは、下記一般式〔
■〕で表されるものである。
一般式〔■〕 式中R、、X及びZlよ一般式(1)におけるRlX及
びZと同義である。
前記一般式(ff3〜〔■〕で表されるマゼンタカプラ
ーの中で特に好ましいのものは一般式CI[]で表され
るマゼンタカプラーである。
又、一般式(1)〜〔■〕における複素環上の置換基に
ついていえば、一般式(1)においてはRが、また一般
式[]I)〜〔■〕においてはR1が下記条件1を満足
する場合が好ましく更に好ましいのは下記条件1及び2
を満足する場合であり特に好ましいのは下記条件1,2
及13.を満足する場合である。
条件1 複素環に直結する根元原子が炭素原子である。
条件2 該炭素原子に水素原子が1個だけ結合している
、または全く結合していない。
条件3 該炭素原子と隣接原子との間の結合が全て単結
合である。
前記複素環上の置換基R及びR3として最も好ましいの
は、下記一般式([)により表されるものである。
一般式(ff) R9 R3゜−C− 式中R,,R,。及びR2,はそれぞれ水素原子、へロ
グン原子、アルキル基、シクロアルキル基、フルケニル
基、シクロアルキル基、アルキニル基、アリール基、ヘ
テロ環基、アシル基、スルホニル、基、スルフィニル基
、ホスホニル基、カルバモイル基、スルフ1モイル基、
シアノ基、スピロ化合物残基、有橋炭化水素化合物残基
、アルコキシ基、アリールオキシ基、ヘテロ環オキシ基
、シロキシ基、アシルオキシ基、カルバモイルオキシ基
、アミ7基、7シル7ミ7基、スルホン7ミド基、イミ
ド基、ウレイド基、スル7アモイルアミ7基、アルコキ
シカルボニルアミ7基、アリールオキシカルボニルアミ
ノ基、フルフキジカルボニル基、アリールオキシカルボ
ニル基、フルキルチオ基、7リールチオ基、ヘテロ環チ
オ基を表し、R3゜R3゜及びR1,の少なくとも2つ
は水素原子ではな−1゜ 又、前記R,,R,O及1/R,Iノ中ノ2 ッN工I
fR,とR10は結合して飽和又は不飽和の環(例えば
シクロフルカン、ジクロフルケン、ヘテロ環)を形成し
てもよく、更に義理にR11が結合して有橋炭化水素化
合物残基を構成してもよい。
R9−R1により表される基は置換基を有してもよく、
R,−R,、により表される基の具体例及び放蓄が有し
てもよい置換基としては、前述の一般式(1)における
Rが表す基の具体例及び置換基が挙げられる。
又、例えばR9とR10が結合して形成する環及びR1
〜R11により形成される有橋炭化水素化合物残基の具
体例及びその有してもよい置換基としては、前述の一般
式〔I〕におけるRが表すジクロフルキル、シクロアル
ケニル、ヘテロ環基有橋炭化水素化合物残基の具体例及
びその置換基が挙げられる。
一般式[ff)の中でも好ましいのは、(i)R,〜R
11の中の2つがアルキル基の場合、(ii)Rs〜R
31の中の1つ例えばRllが水素原子でありで、他の
2っR,とR6゜が結合して根元炭素原子と共にシクロ
アルキルを形成する場合、 である。
更に(i)の中でも好ましいのは、R,〜R11の中の
2つがフルキル基であって、他の1つが水素原子または
フルキル基の場合である。
ここに該フルキル、該ジクロフルキルは更に置換基を有
してもよ(該アルキル、該シクロアルキル及1その置換
基の具体例としては前記一般式(1)におけるRが衰す
アルキル、シクロアルキル及びその置換基の具体例が挙
げられる。
又、一般式(13におけるZにより形成される環及び一
般式〔■〕におけるZlにより形成される環が有しても
よい置換基、並びに一般式(Ill〜(Vl)における
R2〜R,としては下記一般式(X)で表されるものが
好ましい。
一般式(X) −R’−5Q2−R” 式中R1はアルキレンを、R2はアルキル、シクロアル
キルまたは7リールを表す。
R1で示されるアルキレンは好ましくは直鎖部分の炭素
数が2以上、より好ましくは3ないし6であり、直鎖1
分岐を問わない、またこのアルキレンは置換基を有して
もよい。
該置換基の例としては、前述の一般式(1)におけるR
がアルキル基の場合数アルキル基が有してもよい置換基
として示したものが挙げられる。
置換基として好ましいものとしてはフェニルが挙げられ
る。
R1で示されるアルキレンの、好ましい具体例を以下に
示す。
R2で示されるアルキル基は直鎖1公岐を問わない。
具体的にはメチル、エチル、プロピル、 1so−プロ
ピル、ブチル、2−エチルヘキシル、オクチル、ドデシ
ル、テトラデシル、ヘキサデシル、オフタグシル、2−
へキシルデシルなどが挙げられる。
R2で示されるシクロアルキル基としては5〜6貝のも
のが好ましく、例えばシクロヘキシルが挙げられる。
R2で示されるアルキル、シクロアルキルは置換基を有
してもよく、その例としては、前述のR’への置換基と
して例示したものが挙げられる。
R2で示されるアリールとしては具体的には、フェニル
、ナフチルが挙げられる。該7リール基は置換基を有し
てもよい、該置換基としては例えば直鎖ないし分岐のア
ルキルの他、前述のR’への置換基として例示したもの
が挙げられる。
また、置換基が2個以上ある場合それらの置換基は、同
一であっても異なっていてもよい。
一般式(1)で表される化合物の中でも特に好ましいの
は、下記一般式〔訂〕で表されるものである。
一般式〔℃〕 式中、R,Xは一般式[1)におけるR、Xと同義であ
りR’、R2は、一般式()lにおけるR I。
R2と同義である。
以下に本発明に用いられる化合物の具体例を示す。
以下余白 12H25 CH3 鵞 Ctl。
CH。
b CH2 以下余白 H3 H3 H3 C7H1s C3H? J5 CI。
L 、62 CH。
C7HI s にlh                      
  L;*H+フ(LJ■ CH) ■ CH。
CH3 QC)12CONHCH2CF120CHa0CII2
CH2SO□CH3 2H5 Js ■ CH3 CH。
し2115 10フ sH13 CH3 CH3 0C2H。
CHヨ CH。
CsH+7(t) CI(3 ■ L C1l。
CH2+;aH+y(t) 3G II3 ■ c71(ts H3CCH3 N −N −N H−に−N 1フ7 N N −Nm化 また前記カプラーはジャーナル・オプ・ザ・ケミカル・
ソサイアテ4 (J ournal of  theC
h’emical  S ociety) *パーキン
(P erkin)  I(1977) 、 2047
〜2052、米国特許3,725,087号、特開昭5
9−99437号、同58−42045号、同59−1
62548号、同59−171956号、尚60−33
552号、同6G−43659号、同6G−17298
2号及び同6G−190779号等を参考にして合成す
ることができる。
本発明のカプラーは通常ハロゲン化銀1モル当り1×1
0−コモルー1モル、好ましくはlX10−”モル〜a
xio−’モルの範囲で用いることができる。
また本発明のカプラーは他の種類のマゼンタカプラーと
併用することもできる。
次に本発明に係わる一重項酸素の消光速度定数が3xi
o’M−+・sec以上の金属錯体について説明する。
上記−重項酸素の消光速度定数はジャーナル・オブ・フ
ィジカル・ケミストリー(J ournal ofPh
ysical Chemtstry) 83. 591
 (1979)等に2以下余白 載されているルブレンの光退色を測定する方法により決
定される。
すなわち、ルブレンのクロロホルム溶液およびルブレン
と被測定化合物を混合したクロロホルム溶液に等エネル
ギーの光を照射する。
この時のルプレンの初期濃度を[R]とし、被測定化合
物の濃度を[Q]とし、試験後のルブレン単独溶液のル
プレンの濃度を[R]:  とし、試験後のルブレンと
被測定化合物の混合溶液のルブレンの濃度を[R1とす
ると、−重項酸素の消光速度定数(kQ)は によって算出される。
本発明に係わる金属錯体は、上式で定義される一重項酸
素の消光速度定数が3×107M−1・5ec−IJJ
上であるが、好ましくはlX10”M”・sec −+
以上の消光速度窓、数を有する化合物である。また金属
錯体の中心金属は、遷移金属である事が好ましく、更に
好ましくは、Fe 、 co 。
Ni、Pd、Ptの各金属原子であり、特に好ましくは
、N1金腐原子である。
本発明に係る一重項酸素の消光速度定数が3×107M
−1・5ec−を以上の金属錯体としては、下記一般式
[L−I]〜[L−IVIで示されるものが好ましい。
一般式[L−IF 一般式[L−II] O ↓ R’   Kゝ 一般式[1−1[[] [一般式[L−IF、一般式[L−II]および一般式
[L−IFにおいて、Mは金属原子を表わす。
×1および×2は、それぞれ酸素原子、イオウ原子また
は−NR7−(、R’は水素原子、アルキル基、アリー
ル基またはヒドロキシル基を表わす)を表わす。×3は
ヒドロキシル基またはメルカプト基を表わす。Yは酸素
原子またはイオウ原子を表わす。R3、R4、R5およ
びR6は、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、シアノ基
または直接もしくは2価の連結基を介して炭素原子に結
合するアルキル基、アリール基、シクロアルキル基もし
くは複素環基を表わす。またR3とR4およびR5とR
6の組合せの少なくとも1つは、互いに連結して結合す
る炭素原子と共に5員または6員の環を形成してもよい
Zo  は、Mに配位可能な化合物もしくはその残基を
表わす。
一般式[L −IV ] [式中R21N R22、R23及びR24はそれぞれ
水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、シアノ基また
は直接もしくは2価の連結基を介して間接的にベンゼン
環上の炭素原子に結合するアルキル基、アリール基、シ
クロアルキル基もしくは複素環基を表わす。またR2+
とR22、R22とR23またはR23とR24とが互
いに結合して6員環を形成してもよい。
R25は、水素原子、アルキル基またはアリール基を表
わす。Aは水素原子、アルキル基、アリール基又はヒド
ロキシ基を表わす。Mは金属原子を表わす。] 前記一般式[L−II、一般式[L−III及び一般式
[L−I[[]の×1及び×2は互いに同じでも異なっ
ていてもよいが、それぞれM素原子、イオウ原子または
−NR7−(R?は水素原子、アルキル基(例えばメチ
ル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n
−ブチル基、[−ブチル基、i−ブチル基、ベンジル基
等)、アリール基(例えばフェニル基、トリル基、ナフ
チル基等)またはヒドロキシル基を表わす。)を表わし
、好ましくは酸素原子またはイオウ原子であり、更に好
ましくは酸素原子である。
一般式[L−III]のx3は、ヒドロキシル基または
メルカプト基を表わすが、好ましくはヒドロキシル基で
ある。
一般式[L−II、一般式[L−IIIおよび一般式[
L−III]のYは、(一般式[L−I[[]において
は2個存在するYが互いに同じでも異なっていてもよい
)酸素原子またはイlソ原子を表わすが、好ましくはイ
オウ原子である。
一般式[L−II、一般式[L−IIおよび一般式[L
−I[[]のR3、R4、R5およびR6は互いに同じ
であっても異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原
子(フッ素、塩素、臭素、沃素)、シアノ基、直接また
は2価の連結基[例えば−〇−1−S−1−N R?’
−1(R7′は一水素原子、ヒドロキシル基、アルキル
基(例えばメチル基、エチル基、ロープロピル基、1−
プロピル基、n−ブチル基、【−ブチル基、i−ブチル
基等)、アリール基(例えばフェニル基、トリル基、ナ
フチル基等)等の一価の塁を表わす。)、−0CO−1
−CO−1−NHCO−1−CONI(−1−COO−
1−8O2NH−1−N HS 02−1−3O2−等
]を介して炭素原子に結合するアルキル基(例えばメチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、
オクチル基、ドデシル基、ヘキサデシル基等であり、こ
れらのアルキル基は直鎖のアルキル基でも分岐のアルキ
ル基でもよい。)、アリール基(例えばフェニル基、ナ
フチル基等)、シクロアルキル基(例えばシクロペンチ
ル基、シクロヘキシル基)もしくは複素環基(例えばピ
リジル基、イミダゾリル基、フリル基、チェニル基、ピ
ロリル基、ピロリジニル基、キノリル基、モルホリニル
基等)を表わす。これらのうち、2価の連結基を介して
炭素原子に結合するアルキル基、アリール基、シクロア
ルキル基もしくは複素環基が該2価の連結基と共に形成
する基としては、例えばアルコキシ基(例えばメトキシ
基、エトキシ基、n−ブヂルオキシ基、オクチルオキシ
基等の直鎖または分岐のアルキルオキシ基)、アルコキ
シカルボニルm<例えばメトキシカルボニル基、エトキ
シカルボニル基、n−ヘキサデシルオキシカルボニル基
等の直鎖または分岐のアルキルオキシカルボニル基)、
アルキルカルボニル基(例えばアセチル基、バレリル基
、ステアロイル基等の直鎖または分岐のアルキルカルボ
ニル基)、アリールカルボニル基(例えばベンゾイル基
等)、アルキルアミノ基(例えばN−n−ブチルアミノ
基、N、N−ジ−n−ブチルアミノ基、N、N−ジ−n
−オクチルアミノ基等の直鎖または分岐のアセトアミド
1、アルキルカルバモイル基(例えばロープチルカルバ
モイル基、n−ドデシルカルバモイル基等の直鎖または
分岐のアルキルカルバモイル ル n−ドデシルスルファモイル基等の直鎖または分岐のア
ルキルスルファモイル基)、アルキルアシルアミノ基(
例えばアセチルアミノ基、バルミトイルアミノ基等の直
鎖または分岐のアルキルカルボニルアミノ基)、アリー
ルオキシ基(例えばフェノキシ基、ナフトキシ基等)、
アリールオキシカルボニル基(例えばフェノキシカルボ
ニル基、ナフトキシカルボニル基等)、アリールアミノ
基(例えばN−7エニルアミノ基、N−フェニル−N−
メチルアミノ基等)、アリールカルバモイル基(例えば
フェニルカルバモイル基等)、アリールスルファモイル
基(例えばフェニルスルファモイル基等)、アリールア
シルアミノ基(例えばベンゾイルアミノ基等)などを挙
げることができる。
また、一般式[’L−11、一般式[L−II]および
一般式[L−III]のR3、R4、R5およびR6は
、R3とR4およびR5とR6の組合せの少なくとも1
つが互いに連結して結合する炭素原子ど共に5員または
6員の環を形成してもよい。
この場合、R3とR4およびR5とR6との組合せの少
なくとも1つが互いに連結して結合する炭素原子と共に
形成する5員または6員の環としては、例えばシクロペ
ンテン環、シクロヘキセン環、ベンゼン環(但し、この
ベンゼン環には綜合ベンゼン環、即ち例えばナフタリン
環、アントラセン環を包含する)等の少なくとも1つの
不飽和結合を有する炭化水素環、複素環(例えば含窒素
5員または6員複素環)などが挙げられる。これらの5
員または6員の環が置換基を有する場合、この置換基と
しては、例えばハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素、沃
素)、シアノ基、アルキル基(例えばメチル基、エチル
基、n−プロピル基、n −ブチル基、n−オクチル基
、t−オクチル基、n−ヘキサデシル基等の炭素原子数
1〜20個の直鎖または分岐のアルキル基)、アリール
W(例えばフェニル基、ナフチル基等)、アルコキシ基
(例えばメトキシ基、n−ブトキシ基、t−ブトキシ基
等の直鎖または分岐のアルキルオキシ基)、アリールオ
キシ基(例えばフェノキシ基等)、アルコキシカルボニ
ル基(例えばn−ペンチルオキシカルボニル基、(−ペ
ンチルオキシカルボニル基、n−オクチルオキシカルボ
ニル基、t−オクチルオキシカルボニル基等の直鎖また
は分岐のアルキルオキシカルボニル基)、アリールオキ
シカルボニル基(例えばフェノキシカルボニル基等)、
アシル基(例えばアセチル基、ステアロイル基等の直鎖
または分岐のアルキルカルボニル基等)、アシルアミノ
基(例えばアセトアミド基等の直鎖または分岐のアルキ
ルカルボニルアミノ基、ベンゾイルアミノ基等のアリー
ルカルボニルアミノM)、アリールアミノW(IIAえ
ばN−7エニルアミノ基等)、アルキルアミノ基(例え
ばN−n−ブチルアミノ基、N.N−ジエチルアミノ基
等の直鎖または分岐のフルキルアミノ基)、カルバモイ
ル基(例えばn−ブチルカルバモイル基等の直鎖または
分岐のアルキルカルバモイル基等)、スルファモイル基
(例えばN,N−ジ−ロープチルスルファモイル基、N
−n−ドデシルスルファモイル基等の直鎖または分岐の
アルキルスルファモイル基等)、スルホンアミド曇(例
えばメチルスルホニルアミノ基等の直鎖または分岐のア
ルキルスルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミノ
旦等のアリールスルホニルアミノ基)、スルホニル基(
例えばメシル基等の直鎖または分岐のアルキルスルホニ
ル基、トシル基等のアリールスルホニル基)、シクロア
ルキル基(例えばシクロヘキシル基等)などを挙げるこ
とができる。
一般式[L−I]、一般式[L−n]および一般式[L
−I[[]は好ましくは、R3、R4、R5およびR6
の表わすアルキル基、アリール基またはR3とR4およ
びR5とR6の組合せの少なくとも1つが互いに連結し
て結合する炭素原子と共に5員または6員の環を形成す
る場合から選ばれるものであり、更に好ましくは、R3
とR’)およびR5とR6の組合せがそれぞれ互いに連
結して結合する炭素原子と共に6員環、特に好ましくは
ベンゼン環を形成する場合である。
また一般式[1−I]、一般式[L−I]および一般式
[L−I[I]のMは金属原子を表わすが、好ましくは
遷移金属原子であり更に好ましくはニッケル原子、銅原
子、鉄原子、コバルト原子、パラジウム原子、白金原子
であり、最も好ましくはニッケル原子である。
一般式[L−II]に於けるZo  で表わされるMに
配位可能な化合物は好ましくは直鎖または分岐のアルキ
ル基を有するアルキルアミンであり、特に好ましくはア
ルキル基の炭素原子数の総和が2〜36g、更には3〜
24個であるジアルキルアミン、トリアルキルアミンで
あり、これらの具体例としてはブチルアミン、オクチル
アミン(例えばt−オクチルアミン)、ドデシルアミン
(例えばn−ドデシルアミン)、ヘキサデシルアミン、
オクタツールアミン等のモノアルギルアミン、ジエチル
アミン、ジブチルアミン、ジオクチルアミン、ジドデシ
ルアミン、ジェタノールアミン、ジェタノールアミン等
のジアルキルアミン、およびトリエチルアミン、トリブ
チルアミン、トリオクチルアミン、トリエタノールアミ
ン、トリブタノールアミン、トリオクタツールアミン等
のトリアルキルアミン等を挙げることができる。
一般式1−1]、一般式[L−1rJおよび一般式[L
−I[1]で示される本発明に係る金属錯体のより好ま
しいものは、下記一般式[L−Ia ]、一般式[1−
Ia ]および一般式[L−1[a ]で示される金属
錯体である。
一般式[L−Ia ] 一般式[L−IIa ] ↓ 一般式[L−1[a ] 一般式[L−Ial、一般式[L−IIa ]および一
般式[L−111a]ニおイテ、MS×1、x゛2、×
3、Yおよび2 は、それぞれ前記と同義である。
一般式[L−Ial、一般式[L−IIa ]および一
般式[L−1iraコにおいて、R11、R12、R+
3、R+4はそれぞれアルキル基(例えばメチル基、エ
チル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−オクチル
基、t−オクチル基、n−ヘキサデシル基等の炭素原子
数1〜20個の直鎖または分岐のアルキル基)、アリー
ル基(例えばフェニル基、ナフチル基等)、アルコキシ
基(例えばメトキシ基、n−ブトキシ基、t−ブトキシ
基等の直鎖または分岐のアルキルオキシ基)、アリール
オキシ基(例えばフェノキシ基等)、アルコキシカルボ
ニル基(例えばn−ペンチルオキシカルボニル基、t−
ペンチルオキシカルボニル基、n−オクチルオキシカル
ボニル基、t−オクチルオキシカルボニル基等の直鎖ま
たは分岐のアルキルオキシカルボニル基)、アリールオ
キシカルボニル基(例えばフェノキシカルボニル基等)
、アシル基(例えばアセチル基、ステアロイル基等の直
鎖または分岐のアルキルカルボニル基等)、アシルアミ
ノ基(例えばアセトアミド基等の直鎖または分岐のアル
キルカルボニルアミノ基、ベンゾイルアミノ基等の7リ
ールカルポニルアミム1、アリールアミノ基(例えばN
−フェニルアミノ基等)、アルキルアミノ基(例えばN
−n−ブチルアミノ基、N、N−ジエチルアミノ基等の
直鎖または分岐のアルキルアミノ基)、カルバモイル基
(例えばn−ブチルカルバモイル基等の直鎖または分岐
のアルキルカルバモイル M(例えばN.N−ジ−n−ブチルスルファモイル基、
N−n−ドデシルスルファモイル基等の直鎖または分岐
のアルキルスルファモイル基等)、スルホンアミド基(
例えばメチルスルホニルアミノ基等の直鎖または分岐の
アルキルスルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミ
ノ基等のアリールスルホニルアミノ基)、スルホニル基
(例えばメシル基等の直鎖または分岐のアルキルスルホ
ニル基、トシル基等の7リールスルホニル基)またはシ
クロアルキル基(例えばシクロヘキシル基等)を表わす
。IIlおよび0は、それぞれO〜4のN敗を表わす。
一般式[L−Ia ]、[L−I[a ]、[L−11
18 ]のうちより好ましい化合物は一般式[L−I[
a ]で示される化合物である。一般式[L−Ia ]
で示される化合物のうち最も好ましい化合物は一般式[
L−IIb ]で示される。
一般式[L−11b ] V″ R’S−N−R’ツ 一般式[L−Ib ]においてM,X1 、X2、Y%
 R” 、R12、l 、nは前記と同様であり、R1
5、R16およびR1?は水素原子、アルキル基(例え
ばブチル基、オクチル基、ステアリル基など)またはア
リール基(例えばフェニル基、ナフチル基など)を表わ
す。但しR +5、R 16、R 17、のうち少なく
とも二つはアルキル基またはアリール基を表わす。
以下余白 前記一般式[L−ff ]において、R2□R2□。
R2,及びR 24で表わされるハロゲン原子は、弗素
原子、塩素原子、臭素原子、沃素原子が挙げられる。
R41? R2gs R43及1/ R 2 4で表わ
されるフルキル基は、好ましくは炭素数1ないし19の
アルキル基であり、直鎖アルキル基、分岐アルキル基の
いずれであってもよく、また置換基を有するものも含む
R2ot Rzit  R23及VR2.で表わされる
7リール基は、好ましくは炭素数が6ないし14の7リ
ール基であり、置換基を有するものも含む。
1219 R22t R23及びR24で表わされる複
索環基は、好主しくは5貝環または6貝環であり、置換
基を有するものも含む。
R211 R221 R23及びR2,で表わされるジ
クロフルキル基は、好ましくは5貝環基または6貝環基
であり、置換基を有するものも含む。
R21とR22とが互いに結合して形成される6貝環は
、例えば 等を挙げることができる。
FtzzとR23もしくはR13とR24とが互いに結
合して形成される6員環は、好ましくはベンゼン環であ
り、このベンゼン環は置換基を有するものも含み、また
、結合したものであってもよい。
Rttt R22t R2コ及びR24で表わされるア
ルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基、t−ブチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサ
デシル基、オクタデシル基を挙げることができる。
Rzrt Rttt Rzコ及びR24で表わされるア
リール基としては、例えば、フェニル基、ナフチル基を
挙げることができる。
Rzrt R2zv R23及びR24で表わされる複
素環基は、好ましくはヘテa原子として、環中に少なく
とも1個の窒素原子、酸素原子もしくはイオウ原子を含
む5ないし6貝の複素環基であり、例えば、フリル基、
ヒドロフリル基、チェニル基、ピラゾリル基、ピロリジ
ル基、ビリノル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、キ
ノリル基、インドリル基、オキサシリル基、チアゾリル
基等を挙げることができる。
Roll R22+ R2z及びR24で表わされるシ
クロアルキル基としては、例えば、シクロペンチル基、
シクロヘキシル基、シクロヘキセニル基、シクロヘキサ
ノエニル基等を挙げることができる。
R2+y R2□、R23及びR24とが互いに結合し
て形成される6貝環としては、例えばベンゼン環、ナフ
タレン環、イソベンゾチオフェン環、インベンゾフラン
環、インイントン環等を挙げることがでさる。
上記のR2□R22f R22及びR24で表わされる
アルキル基、シクロアルキル基、アリール基または複素
環基は2価のぎ結基、例えば、オキシ基(−〇−)、チ
オ基(−s−)、アミ7基、オキシカルボニル基、カル
ボニル基、カルバモイル基、スルファモイル基、カルボ
ニルアミ7基、スルホニルアミ7基、スルホニル基また
はカルボニルオキシ基等を介して、ベンゼン環上の炭素
原子に結合してもよく、この中に好ましい基があるもの
もある。
R211R22t  R2)及1/ R:4テf2 h
 31”L 717 ル”fル基が上記の2価の連結基
を介してベンゼン環上の炭素原子に結合している例とし
ては、アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基
、ブトキシ基、プロポキシ基、2−エチルへキシルオキ
シ基、n−デシルオキシ基、n−ドデシルオキシ基、ま
たはn−ヘキサデシルオキシ基等)、アルコキシカルボ
ニル基(例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボ
ニル基、ブトキシカルボニル基、n−テ°シルオキシカ
ルボニル基またはn−ヘキサデシルオキシカルボニル基
等)、アシル基(例えば、アセチル基、バレリル基、ス
テアロイル基、ベンゾイル基またはトルオイル基等)、
アシルオキシ基(例えばアセトキシ基またはヘキサデシ
ルカルボニルオキシ基等)、アルキルアミ7基(例えば
、n−ブチルアミ7基、N、N−ジエチルアミノ基また
はN、N−ノブシルアミノ基等)、アルキルカルバモイ
ル基(例えば、ブチルカルバモイル基、N、N−ジエチ
ルカルバモイル基、またはn−ドデシルカルバモイル基
等)、アルキルスル77モイルMC例えば、ブチルスル
ファモイルi、N、N−ノエチルスル77モイル基また
はn−ドデシルスル7アモイル基等)、スルホニルアミ
ノ基(例えば、メチルスルホニルアミノ基、またはブチ
ルスルホニルアミノ基等)、スルホニル基(例えば、メ
シル基、またはエタンスルホニル基等)、またはアシル
アミノ基(例えば、アセチル7ミ7基、バレリル7ミ7
基、バルミトイルアミ7基、ベンゾイルアミ7基または
トルオイルアミノ基等)等をあげることができる。
Re1y R221R13及びR24で表わされるシク
ロアルキル基が上記の2価の連結基を介して環上の#、
素原子に結合している例としては、シクロヘキシルオキ
シ基、シクロヘキシルカルボニル基、シクロヘキシルオ
キシカルボニル基、シクロヘキシル7ミ7基、シクロへ
キセニル力ルボニル基本だはシクロへキシルオキシ基等
を挙げることができる。
R211R221Rt3及v R24テ表わされるアリ
ール基が上記の2価の連結基を介して環上の炭素原子に
結合している例としては、アリールオキシ基(例えば、
フェノキシ基またはす7トキシ基等)、アリールオキシ
カルボニル基(例えば、フェノキシカルボニル基または
す7トキシカルボニル基等)、アシル基(例えば、ベン
ゾイル基またはす7トイル基等)、アニリノ基(例えば
フェニルアミノ基、N−メチルアニリ7基またはN−7
セチルアニリ7基等)、 アシルオキシ基(例えば、ベ
ンゾイルオキシ基またはトルオイルオキシ基等)、アリ
ールカルバモイル基(例えばフェニルカルバモイル基等
)、アリールスル77モイル基(例えばフェニルスルフ
ァモイル基等> 、アリールスルホニル7ミ/M(例え
ば、フェニルスルホニルアミ/基、p−)リルスルホニ
ルアミ7基等)、アリールスルホニル基(例えば、ベン
ゼンスルホニル基、トシル基等)、またはアシルアミノ
基(例えばペンゾイルアミノ基に4)を挙げることがで
きる。
上記のR20R2□、R23及びR24で表わされるア
ルキル基、アリール基、複素環基、シクロアルキル基ま
たはR21とR22、R22とR23らしくはR23と
R24とが互いに結合して形成される6貝環は、ハロゲ
ン原子(例えば塩素原子、臭素原子または弗素原子等)
、シアノ基、アルキル基 (例えば、メチル基、エチル
基、j−プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル
基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデ
シル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、またはメト
キシエトキシエチル基等)、アリール基(例えば、フェ
ニル基、トリル基、ナフチル基、クロロ7エ二ル基、メ
トキシフェニル基またはアセチル7エ二ル基等)、アル
コキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ
基、プロポキシ基またはメトキシエトキシ基等)、7リ
ールオキシ基(例えばフェノキシ基、トリロキシ基、ナ
フトキシ基またはメトキシフェノキシ基等)、アルコキ
シカルボニル基(例えば、メトキシカルボニル基、ブト
キシカルボニル基またはフェノキシメトキシカルボニル
基等)、アリーロキシカルボニル基(例えば、フェノキ
シカルボニル基、トリロキシカルボニル基またはメトキ
シフェノキシカルボニル基等)、アシル基(例えば、ホ
ルミル基、アセチル基、バレリル基、ステアロイル基、
ベンゾイル基、トルオイル基、ナフトイル基またはp−
メトキシベンゾイル基等)、アシルオキシ基(例えば、
アセトキシ基またはアシルオキシ基等)、7シルアミ7
基(例えば、アセトアミド基、ベンズアミド基、または
メトキシアセトアミド基等)、アニリノ基(例えば、フ
ェニルアミ7基、N−メチルアニリノ基、N−フェニル
アニリノ基、またはN−7セチルアニリノ基等)、アル
キルアミノ基(例えばn−ブチルアミノ基、N、N−ノ
エチルアミ7基、4−メトキシ−n−ブチルアミノ基等
)、カルバモイル基[例えば、n−ブチルカルバモイル
基、N、N−ジエチルカルバモイル基、n−ブチルスル
ファモイル基、N、N−ノエチルスル77モイル基、n
−ドデシルスル77モイル基、またはN−(4−7トキ
シーn−ブチル)スルフ7モイル基等]、スルホニルア
ミ7基(例えば、メチルスルホニル7ミ7基、フェニル
スルホニルアミ7基、またはメトキンメチルスルホニル
アミ7基 等)、またはスルホニル基(例えば、メシル
基、トシル基またはメトキシメタンスルホニル基等)等
の基で置換されているものち含℃0 R25及びAで表わされるアルキル基は置換基を有する
ものら含み、直鎖またlま分岐のいずれであってもよい
、これらのアルキル基は、置換基部分の炭素原子を除い
て、好ましくは炭素数1ないし20のアルキル基であり
、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テ
トラデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基または
オクタデシル基等を挙げることができる。
R25及びA″c表わされるアリール基は、置換基を有
するものら含み、置換基部分の炭素原子を除イテ、好ま
しくは炭素数6ないし14のアリール基であり、例えば
、フェニル基、トリル基またはす7チル基などを挙げる
ことができる。又Aを介して、2つの配位子が連結され
ていてもよい。
式中Mは金属原子を表わす、好ましくは遷移金属原子で
ある。さらに好ましくはCu2 Ca2 N l5Pd
、FeまたはPt、であり、特に好ましくはNiである
。Aの好ましい基はヒドロキシ基である。
また、上記した一般式(L−fV)で表わされる錯体の
中で、好ましく用いられるものは、R21がオキシ基、
チオ基、カルボニル基を介したアルキル基、シクロアル
キル基、アリール基またはvi素環基、ヒドロキシ基ま
たは72素であり、R22、R,、iたはR24で表わ
される基の少なくとも1つが水素原子、ヒドロキシ基、
フルキル基またはアルコキシ基である。その中でも更に
好ましいものは、R2Sが水素原子であるものであり、
R20R2□、R2,またはR24で表わされる基の炭
素数の合計が少なくとも4以上である錯体である。
以下に、本発明に係わる金属錯体の具体例を示すが、本
発明はこれらの化合物に限定されるものではない。
例示金属錯体 HH 0− Ni −0 (4)             NH2C8H17(
す↓ 0− N i −O HH NH2C8Hly(t) ↓ N H2C[J(17 ↓ (力 NH2CtzI(2i ↓ C3l(17(リ C3H1?<t) (B)        NH2Cl11七↓ (9)         NH2C8H1?(t)↓ (10)            NH2Cl1H17
(す↓ (t)C5HIlooCC00C5H11(す(11)
               NH2C8H1?(す
↓ (12)               NH2C・H
・・(す↓ 0− Ni −0 ↓ 0− Ni−0 (18)        NH(C4H9)2↓ (19)      N(。2H5’)3↓ Hn Cs0OCC00CsHu NH(CIIH17)2 ■ (29)NH(。gH17)2 ■ NH(C12H2S )2 cm Hlルリ   C3)1屋す OC+aHz3 (3つ) OL:H2C:H(L;ztlsJL;4+’1s(5
2)          C2H5Hi ト しJg(し21′15)[;H(:H2O0CIhCH
(CJs)CJslら ′2) CONIICaH+t(iso) C67) (7つ) l871 (ioo) (103> (ios) 以下余白 1.47 前記一般式[L−I]〜[L−m]で表わされる金属錯
体は、英国特許858,890号、ドイツ特許出願公開
2.042.652号等に記載されている方法により合
成することができる。
前記一般式[L −IV ]で表わされる金属錯体は、
イー・ジー・コックス、エフ・ダブル・ピンカード、ダ
ブル・ワードローおよびケー・シー・ウェブスター、ジ
ャーナル・オブ・ケミカル・ソサイティ−(E、 G、
  Cox、  F、 W、  Pinkard、 W
Wa−rdlaw and K、  C,Webste
r、 J、 Chem 。
Soc、 、 ) 1935. 459に記載されてい
る方法によって合成することができる。
本発明に係る金属錯体は、使用する金属錯体の種類およ
び使用するカプラーの種類によっても異なるが、前記一
般式[I]で表わされるマゼンタカプラー1モルに対し
て0.1モル〜2モルの範囲で使用されるのが好ましく
、0.5モル〜1モルの範囲で使用されるのがさらに好
ましい。
次に一般式[XII]で表わされる化合物について説明
する。
一般式[Xn] 、−一\ [式中、R1は脂肪族基、シクロアルキル基、アリール
基または複素環基を表わし、Ylは窒素原子と共にピペ
ラジン環又はホモピペラジン環を形成するのに必要な非
金属原子群を表わす。]前記一般式[X[]において、
R1は脂肪族基、シクロアルキル基、アリール基または
複素環基を表わすが、R1で表わされる脂肪族基として
は、例えば飽和アルキル基、不飽和アルキル基が挙げら
れ、これらは置換基を有するものも含む。飽和アルキル
基としては、例えば、メチル基、エチル基、ブチル基、
オクチル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシ
ル基等が挙げられ、不飽和アルキル基としては、例えば
、エチニル基、プロペニル基等が挙げられる。
R1で表わされるシクロアルキル基としては、例えば5
〜7員のシクロアルキル基で具体的には、シクロペンチ
ル基、シクロヘキシル基等が挙げられ、これらは置換基
を有するものも含む。
R1で表わされるアリール基としては、例えばフェニル
基、ナフチル基等が挙げられ、これらは置換基を有する
ものも含む。
R1で表わされる複素環基としては、例えば2−ビリジ
ル基、4−ピペリジル基、2−フリル基、2−チェニル
基、2−ピリミジニル基等が挙げられ、これらは置換基
を有するものも含む。
R1で表わされる脂肪族基、シクロアルキル基、アリー
ル基及び複素環基の置換基としては、例えばアルキル基
、アリール基、アルコキシ基、カルボニル基、カルバモ
イル基、アシルアミノ基、スルファモイル基、スルホン
アミド基、カルボニルオキシ基、アルキルスルホニル基
、アリールスルホニル基、ヒドロキシ基、複素環基、ア
ルキルチオ基、アリールチオ基等が挙げられ、これらの
置換基はさらに置換基を有してもよい。
前記一般式[X]I]において、Ylは窒素原子と共に
ピペラジン環又はホモピペラジン環を形成するのに必要
な非金属原子群を表わすが、前記ピペラジン環又はボモ
ビペラジン環は置換基を有してもよく、この置換基とし
ては、例えばアルキル基、シクロアルキル基、アリール
基、複素環基等が挙げられる。
前記一般式[XI[]で表わされる本発明にかかる化合
物のうち、ピペラジン系化合物としては、下記一般式[
Xn’ ]で表わされるピペラジン系化合物が特に好ま
しい。
一般式[XII’] 式中、R11はアルキル基、シクロアルキル基またはア
リール基を表わす。R1は水素原子、アルキル基、シク
ロアルキル基またはアリール基を表わす。
また、前記一般式[XII]で表わされる本発明にかか
る化合物のうち、ホモピペラジン系化合物としては、下
記一般式[XII”]で表わされるホモピペラジン系化
合物が特に好ましい。
一般式[XII”] 式中、R11及びR1は前記一般式[XII″]におけ
るR +1およびR1″と同義である。
また一般式[XII’ ]および[XII″]における
R1′とR1″の置換基を含む炭素原子数の合計は6〜
40が好ましい。
以下に本発明の前記一般式[XI[]で表わされる化合
物の代表的具体例を示すが、本発明はこれらにより限定
されるものではない。
以下余白 −I ビー3 ピー4 7ビ )’−11 ピー12 1’−13 1:)−15 ピー16 C,H。
?−21 ?−22 ct+1 c′Hヨ −2F ピー30 C12H25N   N  Cs1H2s【−7 P−斗 ビー39 p  −3ら ビー40 ビー42 ビー44− ビー4−6 ビール4 以下余白 本発明に係る一般式[XI[]で表わされる化合物は特
願昭60−31297号及び@ 60−85194号に
記載されている合成法により合成することができる。
本発明においては、本発明のマゼンタカプラーに本発明
に係る金属錯体と前記一般式[XII]で表わされるピ
ペラジンまたはホモピペラジン系化合物の他にさらに少
なくとも下記一般式[XIIIa ]と下記一般式[X
I[lb ]で表わされる化合物から選ばれる少なくと
も1つの化合物が併用される。
下記一般式[XIIIa ]で表わされる化合物は、ク
マランもしくはクロマン系の化合物である。
一般式[XIIIa ] 式中R2およびR5はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子
、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アルケニ
ルオキシ基、ヒドロキシ基、アリール基、アリールオキ
シ基、アシル基、アシルアミノ基、アシルオキシ基、ス
ルホンアミド基、シクロアルキル基またはアルコキシカ
ルボニル基を表わし、R3は水素原子、アルキル基、ア
ルケニル基、アリール基、アシル基、シクロアルキル基
または複素環基を表わし、R4は水素原子、ハロゲン原
子、アルキル基、アルケニル基、アリール基、アリール
オキシ基、アシル基、アシルアミノ基、アシルオキシ基
、スルホンアミド基、シクロアルキル基またはアルコキ
シカルボニル基を表わす。
以上にあげた基はそれぞれ他の置換基で置換されている
ものも含む。置換基としては例えばアルキル基、アルケ
ニル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ヒドロキシ
基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、スルホンアミ
ド基、スルファモイル基等が挙げられる。
またR3とR4は互いに閉環し、5員又は6員環を形成
してもよい。またR3とR4が閉環し、メチレンジオキ
シ環を形成してもよい。
Y2はクロマンもしくはクマラン環を形成するのに必要
な原子群を表わす。
このクロマンもしくはクマラン環はハロゲン原子、アル
キル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、アルケニル
基、アルケニルオキシ基、ヒドロキシ基、アリール基、
アリールオキシ基もしくは複素環基等で置換されている
ものも含み、ざらにスピロ環を形成してもよい。
一般式[XIIIa ]で示される化合物のうち、本発
明に特に有用な化合物は一般式[XIVa]。
[XVa ]、  [XVIa ]、  [XVIa 
]及び[XVIa]で示される化合物に包含される。
一般式[XIVa ] 一般式[XVa ] ・一般式[XVIa] 一般式[XIVa ]、  [XVa ]、  [XV
Ia ]。
[XVIa ]及び[XVla]におけるR2.R3゜
R4及びR5は前記一般式[X、II]におけるのと同
じ意味を持ち、R6,R7e R8# R91RlO及
びRはそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、
シクロアルキル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、アル
ケニル基、アルケニルオキシ基、アリール基、アリール
オキシ基もしくは複素環基を表わす。
ざらにR6とR7、R7とR8、R8とR9、R9とR
10及びR10とR11とが互いに環化して炭素環を形
成してもよく、さらに該炭素環はアルキル基で置換され
ているものも含む。
前記一般式[XrVa ]、  [XVa ]、  [
XVIa ][XVIa ]及び[XVIa ]におい
てR2及びR5が水素原子、アルキル基、アルコキシ基
、ヒドロキシ基またはシクロアルキル基、R3及びR4
が水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、R6゜R
’ * R8+ R’ + R”及びR11が水素原子
、アルキル基、またはシクロアルキル基である化合物が
特に有用である。
以下にこれらの化合物の代表的具体例を示すが。
これによって本発明に使用する化合物が限定されるもの
ではない。
以下余白 CH−1) HB CH3 CHヨ ロー6) (H−11) C)l −12) CH−13) e)I −14) CH−15) CI−1−16) CI−1−17) C見 CH−18) CI−(−19) ct−t−zo) CI−1−21) CI−1−22) C)l−23) CH−24) CI−1−25) C)l−26) CI4−27) (、l−1−28) CH−29) CH−30) CH−31> CI−1−32) C)(−33) (=1−41) c)l−47) u CI−1−49) CH,L;旬 Cl−1−51) C)(−52) H Cl−1−53) OCヨH7 cl−1−54) 以下余白 前記[XIIIa ]で表わされる化合物は、テトラヘ
トo ン(T etraherdron ) 、 19
70. vol 2B。
4743〜4751頁、日本化学会誌、1972. N
 O,10。
1987〜1990頁、ケミカル・レター(Chem。
Lett ) 、1972 (4)  315〜316
頁、特開昭55−139383号に記載されている化合
物を含み、かつこれらに記載されている方法に従って合
成することができる。
他方、下記一般式[XIIIb ]で表わされる化合物
は、ヒドロキシインダン系の化合物である。
一般式[X■] [式中R+2及びR1+はそれぞれ水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、ヒド
ロキシ基、アリール基、アリールオキシ基、アシル基、
アシルアミノ基、アシルオキシ基、スルホンアミド基、
シクロアルキル基またはアルコキシカルボニル基を表わ
す。
R12および[+4で表わされるハロゲン原子、アルキ
ル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリール基、アリ
ールオキシ基、アシル基、アシルアミノ基、アシルオキ
シ基、スルホンアミド基、シクロアルキル基またはアル
コキシカルボニル基の具体例としては、一般式[I]の
Rで詳述した基を挙げることができる。
R+3は、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アル
ケニル基、ヒドロキシ基、アリール基、アシル基、アシ
ルアミノ基、アシルオキシ基、スルホンアミド基、シク
ロアルキル基またはアルコキシカルボニル基を表わす。
R13で表わされるハロゲン原子、アルキル基、アルケ
ニル基、アリールリ、アシル基、アシルアミノ基、アシ
ルオキシ基、スルホンアミド基、シクロアルキル基また
はアルコキシカルボニル基の具体例としては、一般式[
I]のRで詳述した基を挙げることができる。
以上に挙げた基は、それぞれ池の置換基で置換されてい
るものも含む。置換基としては、例えばアルキル基、ア
ルケニル基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキ
シ基、とドロキシ基、アルコキシカルボニル基、アリー
ルオキシカルボニル基、アシルアミノ基、カルバモイル
基、スルボンアミド基、スルファモイル基等が挙げられ
る。
またR+3とR14は互いに閉環し、5員または6員の
炭化水素環を形成してもよい。この5員または6員の炭
化水素環はハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル
基、アルコキシ基、アルケニル基、ヒドロキシ基、アリ
ール基、アリールオキシ基または複素環基等で置換され
ているものも含む。
Y3はインダン環を形成するのに必要な原子群を表わす
。このインダン環はハロゲン原子、アルキル基、アルケ
ニル基、アルコキシ基、シクロアルキル基、ヒドロキシ
基、アリール基、アリールオキシ基、または複素環基等
で置換されているものも含み、更にスピロ環を形成して
もよい。
一般式[XIb ]で示される化合物の中、本発明に特
に有用な化合物は一般式[XIVb ]〜[XVIb 
]で示される化合物に包含される。
一般式[Xrt/b ] 一般式[XVb ] 一般式[XVIb ] 一般式[XIVb ] 〜[XVIb ] LaGj6
R12。
R13及びRMは一般式[XIIIb ]におけるもの
と同義であり、RI5 、 R46、R47、R1[1
、R19及びR26は、それぞれ水素原子、ハロゲン原
子、アルキル基、アルコキシ基、アルケニル基、ヒドロ
キシ基、アリール基、アリールオキシ基または複素環基
を表わす。R+sとR16、R16とR17、R17と
R+a、R18とR19及びR19とR2e′は互いに
閉環して炭化水素環を形成してもよく、更に該炭化水素
環はアルキル基で置換されているものも含む。
前記一般式[X■b]〜[XvIb]において、R12
及びR14が水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ヒ
ドロキシ基またはシクロアルキル基、R13が水素原子
、アルキル基、ヒドロキシ基またはシクロアルキル基、
R15、RlG 、 R1? 、 R18゜R+s及び
R20が水素原子、アルキル基またはシクロアルキル基
である化合物が特に有用である。
以下にこれらの化合物の代表的具体例を示すが、これに
よって本発明に使用する化合物が限定されるものではな
い。
以下余白 Hl  −1 Hl−2 以下余白 Hl−3 I−4 T−5 Hl−6 Hl−7 C0 HI−8 HI−9 l−10 l−11 l−12 T−13 l−15 l−18 l−19 Hエ −20 l−21 l−22 l−23 l−24 l−25 Hニー26 8I  −27 )(i −28 H■ −29 l−30 T−31 l−32 )I l−34 )1i  −35 l−36 1(i −37 l−38 l−40 I−41 Hl−42 HI−43 以下余白 前記一般式[XIIrb ]、  [XIVb ]〜[
XVIb ]で表わされる化合物の合成方法は既知であ
り、ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイアティーLl
Chem 、Sac、 ) 、 1962. 415〜
417頁、特公昭59−32785号、ピユーレタン・
オブ・ケミカル・ソサイアティー・オブ・ジャパン< 
Ba1l 、 Chem 。
Soc、 Japan) 、 1980.53. 55
5〜556頁に従って製造できる。
本発明の前記一般式[XII]、一般式[XIIIa 
]及び一般式[XIb ]で表わされる化合物の使用量
は、本発明の前記一般式[I]で表わされるマゼンタカ
プラー1モルに対して、それぞれ0.05〜4モルのW
i囲が好ましく、より好ましくは0.1〜2.5モルの
範囲である。
これらの画像安定剤と、本発明に係る一重項酸素の消光
速度定数が3×107M”・Sec −1以上の金属錯
体(以下、本発明の金属錯体と略す)とを併用した場合
は次の様になる。
本発明の金属錯体、前記一般式[XII]で表わされる
化合物及び前記一般式[XIIIa ]で表わされる化
合物の3者を併用した場合、及び本発明の金属錯体、前
記一般式[XII]で表わされる化合物及び前記一般式
[XI[[l) ]で表わされる化合物の3者を併用し
た場合の使用量は本発明のマゼンタカプラー1モルに対
してそれぞれ0.1〜1モル、0.5〜2モル、1〜2
モルの範囲が好ましい。
また、本発明の金属錯体、前記一般式[XI[]前記一
般式[XIIIa ]及び前記一般式[XI[b ]で
表わされる化合物の4者を併用した場合の使用量は、本
発明のマゼンタカプラー1モルに対して、それぞれ0.
1〜1モル、0.5〜2モル、1〜2モb扶♂tvが好
まい。
また、これらの画像安定剤は他の種類の画像史定剤と併
用することができる。本発明において併用することがで
きる好ましい画像安定剤としては下記一般式[A]、[
J]および[’K]で表わされる化合物が挙げられる。
以下余白 一般式[A] 式中、R3は水素原子、アルキル基、アルケニル基、ア
リール基、又は複葉環基な表し、R2、R3、R5、R
Iはそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、
フルキル基、アルケニル基、アリール基、アルコキシ基
または7シル7ミノ基をあられし% R4はアルキル基
、ヒドロキン基、了り−ル基又はアルコキシ基を表す。
又R1とR2は互いに閉環し、5員または6貝環を形成
してもよく、その時のR1はヒドロキシ基またはアルコ
キシ基をあられす、又R3とR4が閉環し、5貝の炭化
水素環を形成してもよく、そのときのRIはアルキル基
、アリール基、または複素環基をあられす、但し、R3
が水素原子で、かつ、R1がヒドロキシ基の場合を除く
前記一般式[A]において、R1は水素原子、アルキル
基、アルケニル基、アリール基または複素環基をあられ
すが、このうち、アルキル基としては、例えばメチル基
、エチル基、プロピル基、。
−オクチル基、tert−オクチル基、ヘキサデシル基
なとの直鎖または分岐のアルキル基を挙げることができ
る。ま゛たR3であられされるアルケニル基としては、
例えばアリル、ヘキセニル、オクテニル基などが挙げら
れる。さらに、R1の7リール基としては、フェニル、
ナフチルの各基が挙げられる。さらにR8で示される複
素環基としては、テトラヒドロピラニル基、ピリミジル
基などが具体的に挙げられる。これら各基は置換基を有
することができ、例えば置換基を有するフルキル基とし
てベンクル基、ニドキシメチル基、置換基をあられすが
有する7リール基としてメトキシ7エ二ル基、クロルフ
ェニル基、4−ヒドロキシ−3,5−ジブチルフェニル
基などが挙げられる。
一般式[A]において、R1、R5、R1およびR6は
水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、フルキル基、
アルケニル基、了り−ル基、アルコキシ基またはアシル
アミ7基をあられすが、このうち、アルキル基、アルケ
ニル基、アリール基については前記R1について述べた
アルキル基、アルケニル基、アリール基と同一のものが
挙げられる。また前記ハロゲン原子としては、例えばフ
ッ素、塩素、臭素などを挙げることができる。さらに前
記アルコキン基としては、メトキシ基、エトキシ基など
を一兵体的に挙げることができる。さらに前記アシル7
ミ7基はR’ C0NH−で示され、ここにおいて、R
′はアルキル基(例えばメチル、エチル、n−プロピル
、n−ブチル、n−オクチル、tert−オクチル、ペ
ンシルなどの各基)、アルケニル基(例えばアリル、オ
クテニル、オレイルなどの各基)、アリール基(例えば
フェニル、メトキシフェニル、ナフチルなどの各基)、
またはへテロ環基(例えばピリジル、ピリミジルの各基
)を挙げることができる。
また前記一般式[A]において、R1はアルキル基、ヒ
ドロキシ基、アリール基またはアルコキシ基を表すが、
このうちフルキル基、アリール基については、前記R5
で示されるアルキル基、7リール基と同一のものを具体
的に挙げることができる。4したR1のアルケニル基に
ついては前記R2、R−1RsおよびR6について述べ
たアルコキシ基と同一のものを挙げることができる。
R,とR2は互いに閉環してベンゼン環と共に形成する
環としては、例えばクロマン、クマラン、メチレンジオ
キシベンゼンが挙げられる。
また、R1とR4が閉環μてベンゼン環と共に形成する
環としては、たとえばインゲンが挙げられる。これらの
環は、置換基(例えばアルキル、アルコキシ、アリール
)を有してもよい。
又、R3とR2、またはR3とR2が閉環して形成する
環中の原子をスピロ原子としてスピロ化合物を形成して
もよいし、R2、R1などを連結基として、ビス体を形
成してもよい。
前記一般式[A]で表される7工ノール系化合物または
フェニルエーテル系化合物のうち、好ましいものは、R
O−基(Rはアルキル基、アルケニル基、717−ル基
、またはへテロ環基を表す、)を4個有するビイングン
化合物であり、特に好ましくは下記一般式[A−1]で
表すことができる。
一般式[A−1] 式中Rはアルキル基(例えばメチル、エチル、プロピル
、n−オクチル、tert−オクチル、ベンノル、ヘキ
サデシル)、アルケニル基(例えば、アリル、オクテニ
ル、オレイル)、アリール基(例えば、フェニル、ナフ
チル)またはヘテーロ環基(例えば、テトラヒドロピラ
ニル、ピリミジル)で表される基をあられす、R5およ
びR3゜は各々水素原子、ハロゲン原子、(例えば、7
7素、塩素、臭素)、アルキル基(例えばメチル、エチ
ル、n−ブチル、ベンジル)、アルコキシ基(例えば7
リル、ヘキセニル、オクテニル)、またはアルコキシ基
(例えぼメトキシ、エトキシ、ベンジルオキシ)を表し
、RI+は水素原子、アルキル基(例えばメチル、エチ
ル、n−ブチル、ベンジル)、アルケニル基(例iハ、
2−7”ロベニル、ヘキセニル、オクテニル)、または
アリール基(例えばフェニル、メトキシフェニル、タロ
ルフェニル、ナフチル)をit。
前記一般式[AIで表される化合物は、米国特許第3,
935,016号、同第3,982,944号、同第4
.254.216号、特開昭55−21004号、同5
4−145530号、英国特許公開2,077.455
号、同2,062号、888号、米国特許第3,764
,337、同第3.432300号、同第3,574,
627号、同第3,573,050号、特開昭52−1
52225号、同53−20327号、同53−177
29号、同55−6321号、英国特許第1,347,
556号、同公開2.068,975号、特公昭54−
12337号、同4B−31625号、米国特許第3,
700,455号などに記載の化合物をも含む。
前記一般式[AIで表される化合物の使用量は、マゼン
タカプラーに対して5〜300モル%が好ましく、より
好ましくは10〜200モル%である。
以下に前記一般式[AIで表される化合物の代表的具体
例を示す。
タイプ(1) RI タイプ(2) タイプ(3) タイプ(4) タイプ(5) 、X タ  イ  プ (5) タ  イ  プ  (6) A−7 以下余白 一般民(J) [式中、R’は脂肪族基、シクロアルキル基またはアリ
ール基を表し、Yは窒素原子と共に5〜7貝環の複素環
(但し、ピペラジン環およびホモピペラジン環を除く。
)を形成するのに必要な非金属原子群を表す。但し、該
複素環を形成する窒素原子を含む非金属原子中、2以上
のへタロ原子がある場合、少なくとも2つのへテロ原子
は互−・に隣接しないヘテロ原子である。〕 R’ で表される脂肪族基としては、置換基を有しても
よい飽和アルキル基、及び置換基を有してもよい不飽和
アルキル基が挙げられる。飽和アルキル基としては、例
えば、メチル基、エチル基、ブチル基、オクチル基、ド
デシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基等が挙げら
れ、不飽和アルキル基としては、例えば、エチニル基、
プロペニル基等が挙げられる。
R1で表されるシクロアルキル基としては、置換基を有
してもよい5〜7貝のシクロアルキル基で例えば、シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられる。
R1で表されるアリール基としては、それぞれ置換基を
有してもよいフェニル基、ナフチル基を表す。
R’ で表される脂肪族基、シクロアルキル基、アリー
ル基の置換基としては、アルキル基、アリール基、アル
コキシ基、カルボニル基、カル/%’モイル基、アシル
アミ7基、スルファモイル基、スルホンアミド基、カル
ボニルオキシ基、アルキルスルホニル基、アリールスル
ホニル基、ヒドロキシ基、ヘテロ環基、アルキルチオ基
、アリールチオ基等が挙げられ、これらの置換基はさら
に置換基を有してもよい。
前記一般式(J)において、Yは窒素原子と共に5〜7
貝環の複素環(但し、ピペラジン環およびホモピペラジ
ン環を除く。)を形成するのに必要な非金属原子群を表
すが、該複素環を形成する窒素原子を含む非金属原子群
の少なくとも2つはヘテロ原子でなければならず、また
、この少なくとも2゛つのへテロ原子は互いに隣接して
はならない。一般式〔J〕で表される化合物の複素環に
おいて、全てのへテロ原子が互いに隣接した場合は、マ
ゼンタ色素画像安定化剤としての機能を発揮することが
出来ないので好ましくない。
前記一般式(J)で表される化合物の前記5〜7貝環の
複素環(但し、ピペラジン環およびホモピペラジン環を
除(。)は置換基を有してもよく、置換基としては、ア
ルキル基、アリール基、アシル基、カルバモイル基、ア
ルコキシカルボニル基、スルホニル基、スルファモイル
基等であり、更に置換基を有してもよい。また、該5〜
7貝環の複素環は飽和であってもよいが、飽和の複素環
が好ましい。又、該複素環にベンゼン環等が縮合してい
てもよく、スピロ環を形成してもよい。
本発明の前記一般式(J、)で表される化合物の使用量
は、本発明の前記一般式〔I〕で表されるマゼンタカプ
ラーに対して5〜300モル%が好ましく、より好まし
くは10〜200モル%である。
以下に一般式(J)で表される代表的具体例を示す。
以下余白 R・−C) 【−y J −T。
J −、t’I J   /、!? J −/? J−2) ■ ctzllzs 一般式(K) 式中、R’は脂肪族基、シクロアルキル基またはアリー
ル基を表し、Yは窒素原子と共に5〜7貝環の複素環(
但し、ピペラジン環およびホモピペラジン環を除く。)
を形成するのに必要な単なる結合手または2価の炭化水
素基を表す。R2゜R’、R’、R5,R”、R?は、
それぞれ水素原子、脂肪族基、シクロアルキル基または
アリール基を表す。但し、R2とR4及びR3とR6は
互いに結合して単なる結合手を形成して窒素原子、Yと
共に不飽和の5〜7貝環の複素環を形成してもよい。ま
た、Yが単なる結合手のときは、RSとR?が互いに結
合して単なる結合手を形成して窒素原子、Yと共に不飽
和の5貝環の複素環を形成してもよい。
また、Yが単なる結合手でないときは、R5とY。
R7とYまたはY自身で不飽和結合を形成して窒素原子
、Yと共に不飽和の6貝または7貝の複素環を形成して
もよい。
R’で表される脂肪族基としては、置換基を有してもよ
い飽和アルキル基、及び置換基を有しても上い不飽和ア
ルキル基が挙げられる。飽和アルキル基としては、例え
ば、メチル基、エチル基、ブチル基、オクチル基、ドデ
シル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基等が挙げられ
、不飽和アルキル基としては、例えば、エチニル基、プ
ロペニル基等が挙げられる。
R1で表されるシクロアルキル基としては、置換基を有
してもよい5〜7貝のシクロアルキル基で例工ば、シフ
ベンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられる。
R1で表されるアリール基としては、置換基を有しても
よいフェニル基、ナフチル基を表す。
R1で表される脂肪族基、シクロアルキル基、アリール
基の置換基としては、アルキル基、アリール基、アルコ
キシ基、カルボニル基、カルバモイル基、アシルアミ7
基、スルファモイル基、スルホンアミド基、カルボニル
オキシ基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル
基、ヒドロキシ基、ヘテロ環基、アルキルチオ基、アリ
ールチオ基等が挙げられ、これらの置換基はさらに置換
基を有してもよい。
前記一般式(K)において、Yは窒素原子と共に5〜7
貝環の複素環(但し、ピペラジン環およびホモピペラジ
ン環を除く。)を形成するのに必要な単なる結合手また
は2価の炭化水素基を表すが、Yが単なる結合手のとき
は、さらにR5とR7が互いに結合して単なる結合手を
形成して不飽和の5貝環の複素環を形成してもよく、ま
たYが2価の単価水素基の場合、即ち、メチレン基の場
合には、R5とYまたはR’とYとで不飽和結合を形成
し、不飽和の6貝環の複素環を形成してもよ(、またエ
チレン基の場合には% R5とY、R’とYまたはY自
身で不飽和結合を形成し、不飽和の7貝環の複素環を形
成してもよい。さらにYで表される2価の炭化水素基は
置換基を有してもよく、この置換基には、アルキル基、
カルバモイル基、アルキルオキシカルボニル基、アシル
アミノ基、スルホンアミド基、スルファモイル基、アリ
ール基、ヘテロ環基等が挙げられる。
前記一般式(K)において、R2,RコfR’fR’t
R6及びR7は、それぞれ水素原子、脂肪族基、シクロ
アルキル基または7リール基を表すが% R2〜R?で
表される脂肪族基としては、置換基を有してもよい飽和
アルキル基及び置換基を有してもよい不飽和アルキル基
が挙げられる。飽和アルキル基としては、例えば、メチ
ル基、エチル基、ブチル基、オクチル基、ドデシル基、
テトラデシル基、ヘキサデシル基等が挙げられ、不飽和
アルキル基としては、例えば、エチニル基、プロペニル
基等が挙げられる。
R2−R7で表されるシクロアルキル基としては、置換
基を有してもよい5〜7貝環のシクロアルキル基で、例
えば、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げら
れる。
R2−R7で表されるアリール基としては、置換基を有
してもよいフェニル基、ナフチル基等が挙げられる。
上記R2〜R7で表される脂肪族基、シクロアルキル基
、了り−ル基の置換基としては、アルキル晶子り−ル基
、アルコキシ基、カルボニル基、カルバモイル基、アシ
ルアミ7基、スルファモイル基スルホンアミド基、カル
ボニルオキシ基、アルキルスルホニル基、アリールスル
ホニル基、ヒドロキシ基、ヘテロ環基、アルキルチオ基
等が挙げられる。
前記一般式[K)で表される化合物は、5〜7貝環の飽
和の複素環を有する場合が、不飽和であるよりも好まし
い。
以下に前記一般式(K)で表される化合物の使用量は、
本発明の前記一般式[1)で表されるマゼンタカプラー
に対して5〜300モル%が好ましく、より好ましくは
10〜200モル%である。
前記一般式(K)で表される化合物の代表的具体例を示
す。
以下余白 に−34 に−35 に−36 に−37 に−38 に−39 に−40 に−41 次に、前記一般式(K)で表される化合物の代表釣合、
戒例を示す。
合成例−1(化合物に−14の合成) ピベ2ノン9.Og及びミリスチルブロマイド28gを
溶解した60Wll!の1七トン中に、無水炭酸カリウ
ム6.0.を加え、20時間煮沸還流して反応させた。
反応後、反応液を300TI1gの水に注ぎ込んだ後、
酢酸エチル300 allで抽出した。酢酸エチル層を
硫酸マグネシウムで乾燥後、酢酸エチルを留去すると、
白色結晶の目的物が得られた。7セトン100 J で
再結晶して、白色鱗片状の結晶12g(収率43%)を
得た。
@、1175〜180℃ 以下余白 本発明に係るマゼンタカプラー、金属錯体および一般式
[XI]、[XIIIa ]、[XIIIblで表わさ
れる画像安定剤のハロゲン化銀写真感光材料への添加方
法としては、一般的な疎水性化合物の添加方法と同様に
、固体分散法、ラテックス分散法、水中油滴型乳化分散
法等、種々の方法を用いる事ができ、これはカプラー等
の疎水性化合物の化学構造等に応じて適宜選択すること
ができる。
水中油滴型乳化分散法は、カプラー等の疎水性化合物を
分散させる種々の方法が適用でき、通常、沸点約150
℃以上の高沸点有機溶媒に、必要に応じて低沸点、及び
または水溶性有機溶媒を併用して溶解し、ゼラチン水溶
液などの親水性バインダー中に撹拌器、ホモジナイザー
、コロイドミル、フロージットミキサー、超音波装置等
の分散手段を用いて、乳化分散した後、目的とする親水
性コロイド層中に添加すればよい。分散液または分散と
同時に低沸点有機溶媒を除去する工程を入れても良い。
高沸点有機溶媒としては、現像主薬の酸化体と反応しな
いフェノール誘導体、フタル酸エステル、リン酸エステ
ル、クエン酸エステル、安息香酸エステル、アルキルア
ミド、脂肪酸エステル、トリメシン酸エステル等の沸点
150℃以上の有機溶媒が用いられる。
本発明において、本発明の金属錯体、上記画像安定剤等
を分散する際に好ましく用いることのできる高沸点有機
溶媒としては、誘電率が6.0以下の化合物であり、例
えば、誘電率6.0以下の7タル酸エステル、リン酸エ
ステル等のエステル類、有m酸アミド類、ケトン類、炭
化水素化合物等で°ある。好ましくは誘電率6.0以下
1.9以上で100℃における蒸気圧が0.5118(
It以下の高沸点有機溶媒である。またより好ましくは
、該高沸点有機溶媒中の7タル酸エステル類或いはリン
酸エステル類である。更に該高沸点有機溶媒は2種以上
の混合物であってもよい。
なお、本発明における誘電率とは、30℃における誘電
率を示している。
本発明において有利に用いられるフタル酸エステルとし
ては、下記一般式[a ]で示されるものが挙げられる
一般式[a ] 式中、R1およびR2は、それぞれアルキル基、アルケ
ニル基またはアリール基を表わす。但し、R1およびR
2で表わされる基の炭素原子数の総和は8乃至32であ
る。また、より好ましくは炭素原子数の総和が16乃至
24である。
本発明において、前記一般式[a]のR1およびR2で
表わされるアルキル基は、直鎖でも分岐のものでもよく
、例えばブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル
基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、
ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデ
シル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシ
ル基等である。R1およびR2で表わされるアリール基
は、例えばフェニル基、ナフチル基等であり、アルケニ
ル基は、例えばヘキセニル基、ヘプテニル基、オクタデ
セニル基等である。これらのアルキル基、アルケニル基
およびアリール基は、単一もしくは複数の置換基を有し
ていても良く、アルキル基およびアルケニル基の置換基
としては、例えばハロゲン原子、アルコキシ基、アリー
ル基、アリールオキシ基、アルケニル基、アルコキシカ
ルボニル基等が挙げられ、アリール基の置換基としては
、例えばハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、ア
リール基、アリールオキシ基、アルケニル基、アルコキ
シカルボニル基等を挙げることができる。
本発明において有利に用いられるリン酸エステルとして
は、下記一般式[b ]で示されるものが挙げられる。
一般式[bl 璽 式中、Ra 、R4およびR5は、それぞれアルキル基
、アルケニル基またはアリール基を表わす。
但し、R3、R4およびR5で表わされる炭素原子数の
総和は24乃至54である。
一般式[blのR3、R4およびR5で表わされるアル
キル基は、例えばブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、
ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデ
シル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、
ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オ
クタデシル基、ノナデシル基等であり、アリール基とし
ては、例えばフェニル基、ナフチル基等であり、またア
ルケニル基としては、例えばヘキセニル基、ヘプテニル
基、オクタ1セニル基等である。
これらのアルキル基、アルケニル基およびアリール基は
、単一もしくは複数の置換基を有していても良い。好ま
しくはR3、R4およびR5はアルキル基であり、例え
ば、2−エチルヘキシル基、n−オクチル基、3.5.
5−トリメチルヘキシル基、n−ノニル基、n−デシル
基、5eC−アシル基、5ec−ドデシル基、t−オク
チル基等が挙げられる。
以下°に本発明に用いられる有機溶媒の代表的具体例を
示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
以下余白 例示有機溶媒 C2Hs 0Cr −821(n ) 曝 0 =P  O−C+−Hz+(n) OC+oHz+(n) S−18 0Cl2H2S(i) これらの有機溶媒は、本発明の金属錯体および前記一般
式[Xn]で表わされる化合物並びに前記一般式[XI
IIa ]と[XIIIb]で表わされる化合物から選
ばれる少なくとも1つの総量に対し、一般に5乃至10
0重量%の割合で用いられ、好ましくは30乃至80重
氾%である。また本発明に係るマゼンタカプラーも金属
錯体および上記画象安定剤と・共にこれらの有機溶媒を
用いてハロゲン化銀写真感光材料に含有させることが好
ましい。
カプラー等の疎水性化合物を高沸点溶媒単独又は低沸点
溶媒と併用した溶媒に溶かし、機械的又は超音波を用い
て水中に分散する時の分散助剤として、アニオン性界面
活性剤、ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤
を用いる事が出来る。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、例えばカラーネ
ガのネガ及びポジフィルム、ならびにカラー印画紙など
であることができるが、とりわけ直接鑑賞用に供される
カラー印画紙を用いた場合に本発明の効果が有効に発揮
される。
このカラー印画紙をはじめとする本発明のハロゲン化銀
写真感光材料は、単色用のものでも多色用のものでも良
い。多色用ハロゲン化銀写真感光材料の場合には、減色
法色再現を行うために、通常は写真用カプラーとして、
マゼンタ、イエロー、及びシアンの各カプラーを含有す
るハロゲン化銀乳剤層ならびに非感光性層が支持体上に
適宜の層数及び層順で積層した構造を有しているが、該
層数及び層順は重点性能、使用目的によって適宜変更し
ても良い。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料が多色カラー感光材
料である場合、具体的な層構成としては、支持体上に、
支持体側より順次、黄色色素画像形成層、中間層、マゼ
ンタ色素画像形成層、中間層、シアン色素画像形成層、
中間層、保護層と配列したものが特に好ましい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用いられるハロゲ
ン化銀乳剤には、ハロゲン化銀としての臭化銀、沃臭化
銀、沃塩化銀、塩臭化銀、及び塩化銀等の通常のハロゲ
ン化銀乳剤に使用される任意のものを用いることができ
る。
本発明のハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒
子は、酸性法、中性法、アンモニア法のいずれかで得ら
れたものでもよい。該粒子は一時に成長させても良いし
、種粒子をつ(つた後、成長させても良い。種粒子をつ
くる方法と成長させる方法は同じであっても、異なって
も良い。
ハロゲン化銀乳剤はハライドイオンと銀イオンを同時に
混合しても、いずれか一方が存在する中に、他方を混合
してもよい。また、ハロゲン化銀結晶の臨界成長速度を
考慮しつつ、ハライドイオンと銀イオンを混合釜内のI
)H,I)A(Jをコントロールしつつ逐次同時に添加
する事により、生成させても良い。成長後にコンバージ
ョン法を用いて、粒子のハロゲン組成を変化させても良
い。
本発明のハロゲン化銀乳剤の製造時に、必要に応じてハ
ロゲン化銀溶剤を用いる事により、ハロゲン化銀粒子の
粒子サイズ、粒子の形状、粒子サイズ分布、粒子の成長
速度をコントロール出来る。
本発明のハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒
子は、粒子を形成する過程及び/又は成長させる過程で
、カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウ
ム塩又は錯塩、ロジウム塩又は錯塩、鉄塩又は鉛塩、を
用いて金属イオンを添加し、粒子内部に及び/又は粒子
表面に包合させる事が出来、また適当な還元的雰囲気に
おく事により、粒子内部及び/又は粒子表面に還元増感
核を付与出来る。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、ハロゲン化銀粒子の成長
の終了後に不要な可溶性塩類を除去しても良いし、ある
いは含有させたままで良い。該塩類を除去する場合には
、リサーチ・ディスクロージャー17643号記載の方
法に基づいて行う事が出来る。
本発明のハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒
子は、内部と表面が均一な層から成っていても良いし、
異なる層から成っても良い。
本発明のハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒
子は、潜像が主として表面に形成されるような粒子であ
っても良く、また主として粒子内部に形成されるような
粒子でも良い。
本発明のハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒
子は、規則的な結晶形を持つものでも良いし、球状や板
状のような変則的な結晶形を持つものでも良い。これら
粒子において、(100)面と(1i1)面の比率は任
意のものが使用出来る。
又、これら結晶形の複合形を持つものでも良く、様々な
結晶形の粒子が混合されても良い。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、別々に形成した2種以上
のハロゲン化銀乳剤を混合して用いても良い。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、常法により化学増感され
る。即ち、銀イオンと反応できる硫黄を含む化合物や、
活性ゼラチンを用いる硫黄増感法、セレン化合物を用い
るセレン増感法、還元性物質を用いる還元増感法、金そ
の他の貴金属化合物を用いる貴金属増感法などを単独又
は組み合わせて用いる事が出来る。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、写真業界において増感色
素として知られている色素を用いて、所望の波長域に光
学的に増感出来る。増感色素は単独で用いても良いが、
2種以上を組み合わせて用いても良い。増感色素と共に
それ自身分光増感作用を持たない色素、あるいは可視光
を実質的に吸収しない化合物であって、増感色素の増感
作用を強める強色増感剤を乳剤中に含有させても良い。
本発明のハロゲン化銀乳剤には、感光材料の製造工程、
保存中、あるいは写真処理中のカブリの防止及び/又は
写真性能を安定に保つ事を目的として、化学熟成中、及
び/又は化学熟成の終了時、及び/又は化学熟成の終了
後、ハロゲン化銀乳剤を塗布するまでに、写真業界にお
いてカプリ防止剤又は安定剤として知られている化合物
を加える事が出来る。
本発明のハロゲン化銀乳剤のバインダー(又は保護コロ
イド)としては、ゼラチンを用いるのが有利であるが、
それ以外にゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分子のグ
ラフトポリマー、蛋白質、糖誘導体、セルロース誘導体
、単一あるいは共重合体の如き合成親木性高分子物質等
の親水性コロイドも用いる事が出来る。
本発明のハロゲン化銀乳剤を用いた感光材料の写真乳剤
層、その他の親水性コロイド層は、バインダー(又は保
護コロイド)分子を架PJさせ、膜強度を高める硬膜剤
を単独又は併用することにより硬膜される。硬膜剤は、
処理液中に硬膜剤を加える必要がない程度に、感光材料
を硬膜出来る量添加する事が望ましいが、処理液中に硬
膜剤を加える事も可能である。
本発明のハロゲン化銀乳剤を用いた感光材料のハロゲン
化銀乳剤層及び/又は他の親水性コロイド層の柔軟性を
高める目的で可塑剤を添加出来る。
本発明のハロゲン化銀乳剤を用いた感光材料の写真乳剤
層その他の親水性コロイド層に寸度安定性の改良などを
目的として、水不溶又は難溶性合成ポリマーの分散物(
ラテックス)を含む事が出来る。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料の乳剤層には
、発色現象処理におい、て、芳香族第1級アミン現象剤
(例えばp−フェニレンジアミン誘導体や、アミンフェ
ノール誘導体など)の酸化体とカップリング反応を行い
色素を形成する色素形成カプラーが用いられる。該色素
形成カプラーは、各々の乳剤層に対して乳剤層の感光ス
ペクトル光を吸収する色素が形成されるように選択され
るのが普通であり、青色光感光性乳剤層にはイエロー色
素形成カプラーが、緑色光感光性乳剤層にはマゼンタ色
素形成カプラーが、赤色光感光性乳剤層にはシアン色素
形成カプラーが用いられる。しかしながら目的に応じて
上記組み合わせと異なった用い方でハロゲン化銀カラー
写真感光材料をつくっても良い。
本発明に用いられるシアン色素形成カプラーとしては、
フェノール系、ナフトール系の4当量もしくは2当量型
シアン色素形成カプラーが代表的であり、その具体例は
米国特許第2,306,410号、同第2,356,4
75号、同第2,362,598号、同第2.367、
531号、同第2,369,929号、同第2,423
,730号、同第2,474,293号、同第2,47
6.008号、同第2,498.466号、同第2,5
45,687号、同第2.728.660号、同第2.
772.162号、同第2,895,826号、同第2
.976.146号、同第3,002,836号、同第
3,419,390号、同第3,446,622号、同
第3,476、583号、同第3,737.316号、
同第3.758.308号、同第3,839,044号
、英国特許第478,991号、同第945,542号
、同第1.084,480号、同第1,377.233
号、同第1,388,024号及び同第1,543,0
40号の各明細書、並びに特開昭47−37425号、
同50−10135号、同50−25228号、同5G
−112038号、同50−117422号、同50−
130441号、同51−6551号、同51−376
47号、同51−52828号、同51−108841
号、同53−109630号、同54−48237号、
同54−66129号、同54−131931号、同5
5−32071号の各公報などに記載されている。
さらに本発明のハロゲン化銀乳剤に用いるシアン色素形
成カプラーとしては、下記一般式[C−1]および[C
−21が好ましい。
一般式[C−1] 式中、R1はアルキル基またはアリール基を表わす。R
2はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基または
複素環基を表わす。R3は水素原子、ハロゲン原子、ア
ルキル基またはアルコキシ基を表わす。またR3はR1
と結合して環を形成しても良い。2は水素原子または芳
香族第1級アミン系発色現像主薬の酸化体との反応によ
り離脱可能な基を表わす。
一般式[C−2] ム 式中、R4は炭素原子数1〜4個の直鎖または分岐のア
ルキル基、R5はバラスト基を表わす。
Zは一般式[C−1]のZと同義である。R4の特に好
ましくは炭素原子数2〜4個の直鎖又は分岐のアルキル
基である。
本発明において、一般式[C−11のR1で表わされる
アルキル基は、直鎖もしくは分岐のものであり、例えば
、メチル基、エチル基、1so−プロピル基、ブチル基
、ペンチル基、オクチル基、ノニル基、トリデシル基等
であり、またアリール基は、例えばフェニル基、ナフチ
ル基等である。
これらのR1で表わされる基は、単一もしくは複数の置
換基を有するものも含み、例えばフェニル基に導入され
る置換基としては、代表的なものにハロゲン原子(例え
ば、フッ素、塩素、臭素等の各原子)、アルキル基(例
えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ド
デシル基等)、ヒドロキシル基、シアノ基、ニトロ基、
アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基)、ア
ルキルスルホンアミド基(例えば、メチルスルホンアミ
ド基、オクチルスルホンアミド基等)、アリールスルホ
ンアミド基(例えば、フェニルスルホンアミド基、ナフ
チルスルホンアミド基等)、アルキルスルファモイル基
(例えば、ブチルスルファモイル基等)、アリールスル
ファモイル基(例えば、フェニルスルファモイル基等)
、アルキルオキシカルボニル基(例えば、メチルオキシ
カルボニル基等)、アリールオキシカルボニル基(例え
ば、フェニルオキシカルボニル基等)、アミノスルホン
アミド基(例えば、N、N−ジメチルアミノスルホンア
ミド基等)、アシルアミノ基、カルバモイル基、スルホ
ニル基、スルフィニル基、スルホオキシ基、スルホ基、
アリールオキシ基、アルコキシ基、カルボキシル基、ア
ルキルカルボニルができる。
これらの置換基は2種以上がフェニル基に導入されてい
ても良い。
、  Raで表わされるハロゲン原子は、例えば、フッ
素、塩素、臭素等の各原子であり、アルキル基は、例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ドデ
シル基等であり、また、アルコキシ基は、例えばメトキ
シ基、エトキシ基、プロとルオキシ基、ブトキシ基等で
ある。R3がR1と結合して環を形成してもよい。
本発明において前記一般式[C−11のR2で表わされ
るアルキル基は、例えばメチル基、エチル基、ブチル基
、ヘキシル基、トリデシル基、ペンタデシル基、ヘプタ
デシル基、フッ素原子で置換された、いわゆるポリフル
オロアルキル基などである。
R2で表わされるアリール基は、例えばフェニル基、ナ
フチル基であり、好ましくはフェニル基、である。R2
で表わされる複素環基は、例えばピリジル基、7ラン基
等である。R2で表わされるシクロアルキル基は、例え
ば、シクロプロピル基シクロヘキシル基等である。これ
らのR2で表わされる基は、単一もしくは複数の置換基
を有するものも含み、例えば、フェニル基に導入される
置換基としては、代表的なものにハロゲン原子(例えば
フッ素、塩素、臭素等の各原子)、アルキル基(例えば
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ドデシル
基等)、ヒドロキシル基、シアノ基、ニトロ基、アルコ
キシ基(例えばメトキシ基、エトキシ基等)、アルキル
スルホンアミド基(例えばメチルスルホンアミド基、オ
クチルスルホンアミド基等)、アリールスルホンアミド
基(例えば、フェニルスルホンアミド基、ナフチルスル
ホンアミド基等)、アルキルスルファモイル基(例えば
ブチルスルファモイル基等)、アリールスルファモイル
基(例えば、フェニルスルファモイル基等)、アルキル
オキシカルボニル基(例えば、メチルオキシカルボニル
基等)、アリールオキシカルボニル基(例えば、フェニ
ルオキシカルボニル基等)、アミノスルホンアミド基、
アシルアミノ基、カルバモイル基、スルホニル基、スル
フィニル基、スルホオキシ基、スルホ基、アリールオキ
シ基、アルコキシ基、カルボキシル基、アルキルカルボ
ニル基、アリールカルボニル基などを挙げることができ
る。これらの置換基は2種以上がフェニル基に導入され
ていても良い。
R2で表わされる好ましい基としては、ポリフルオロア
ルキル基、フェニル基またはハロゲン原子、アルキル基
、アルコキシ基、アルキルスルホンアミド基、アリール
スルホンアミド基、アルキルスルファモイル基、アリー
ルスルファモイル基、アルキルスルホニル基、アリール
スルホニル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボ
ニル基もしくはシアノ基を置換基として1つまたは2つ
以上有するフェニル基である。
本発明において一般式[C−11で表わされるシアン色
素形成カプラーの好ましくは、下記一般式[C−31で
表わされる化合物である。
一般式[C−3] 一般式[C−3]において、R6はフェニル基を表わす
。このフェニル基は単一もしくは複数の置換基を有する
ものも含゛み、導入される置換基としては代表的なもの
にハロゲン原子(例えばフッ素、塩素、臭素等の各原子
)、アルキル基(例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、オクチル基、ドデシル基等)、ヒドロキ
シル基、シアムLニトロ基、アルコキシ基(例えばメト
キシ基、エトキシ基等)、アルキルスルホンアミド基(
例えばメチルスルホンアミド基、オクチルスルホンアミ
ド基等)、アリールスルホンアミド基(例えばフェニル
スルホンアミド基、ナフチルスルホンアミド基等)、ア
ルキルスルファモイル基(例えばブチルスルファモイル
基等)、アリールスルファモイル基(例えばフェニルス
ルファモイル基等)、アルキルオキシカルボニル基(例
えばメチルオキシカルボニル基等)、アリールオキシカ
ルボニル基(例えばフェニルオキシカルボニル基等)な
どを挙げることができる。これらの置換基は2種以上が
フェニル基に置換されていても良い。R6で表わされる
好ましい基としては、フェニル基、またはハロゲン原子
(好ましくはフッ素、塩素、臭素の各原子)、アルキル
スルホンアミド基(好ましくは0−メチルスルホンアミ
ド基、p−オクチルスルホンアミド基、0−ドデシルス
ルホンアミド基)、アリールスルホンアミド基(好まし
くはフェニルスルホンアミド基)、アルキルスルファモ
イル基(好ましくはブチルスルファモイル基)、アリー
ルスルファモイル基(好ましくはフェニルスルファモイ
ル基)、アルキル基(好ましくはメチル基、トリフルオ
ロメチル基)、アルコキシ基(好ましくはメトキシ基、
エトキシ基)を置換基として1つまたは2つ以上有する
フェニル基である。
R7はアルキル基またはアリール基である。アルキル基
またはアリール基は単一もしくは複数の置換基を有する
ものも含み、この置換基としては代表的なものに、ハロ
ゲン原子(例えばフッ素、塩素、臭素等の各原子)、ヒ
ドロキシル基、カルボキシル基、アルキル基(例えばメ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、オクチル基
、ドデシル基等)、アラルキル基、シアノ基、ニトロ基
、アルコキシ基(例えばメトキシ基、エトキシ基)、ア
リールオキシ基、アルキルスルホンアミド基(例えばメ
チルスルホンアミド基、オクチルスルホンアミド基等)
、アリールスルホンアミド基(例えばフェニルスルホン
アミド基、ナフチルスルホンアミド基等)、アルキルス
ルファモイル基(例えばブチルスルファモイル基等)、
アリールスルファモイル基(例えばフェニルスルファモ
イル基等)、アルキルオキシカルボニル基(例えばメチ
ルオキシカルボニル基等)、アリールオキシカルボニル
基(例えばフェニルオキシカルボニル基等)、アミノス
ルホンアミド基(例えばジメチルアミノスルホンアミド
基等)、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基
、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、アミ
ノカルボニルアミド基、カルバモイル基、スルフィニル
基などを挙げることができる。これらの置換基は2種以
上が導入されても良い。
R7で表わされる好ましい基としては、nl−0のとき
はアルキル基、n1=1以上のときはアリール基である
。R7で表わされているさらに好ましい基としては、n
l−0のときは炭素数1〜22個のアルキルM(好まし
くはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、オク
チル基、ドデシル基)であり、n1=1以上のときはフ
ェニル基、またはアルキル基(好ましくはt−ブチル基
、t−アミル基、オクチル基)、アルキルスルホンアミ
ド基(好ましくはブチルスルホンアミド基、オクチルス
ルホンアミド基、ドデシルスルホンアミド基)、アリー
ルスルホンアミド基(好ましくはフェニルスルホンアミ
ド基)、アミノスルホンアミド基(好ましくはジメチル
アミノスルホンアミド基)、アルキルオキシカルボニル
基(好ましくはメチルオキシカルボニル基、ブチルオキ
シカルボニル基)を置換基として1つまたは2つ以上有
するフェニル基である。
R8はアルキレン基を表わす。直鎖または分岐の炭素原
子数1〜20個、更には炭素原子数1〜12個のアルキ
レン基を表わす。
R9は水素原子またはハロゲン原子(フッ素、塩素、臭
素または沃素等の各原子)を表わす。好ましくは水素原
子である。
nlはOまたは正の整数であり、好ましくは0または1
である。
Xは−0−1−C○−1−〇〇〇−1 −OCO−1−3O2NR−1−NR’ 5O2NR”
−1−S−1−8O−または−8○2−基の2価基を表
わす。ここで、R′、R″はアルキル基を表わし、R′
、R″はそれぞれ置換基を有するものも含む。Xの好ま
しくは、−0−1−S−1−SO−1−8O2−基テア
ル。
Zは一般式[C−1]の2と同義である。
本発明において、前記一般式[C−2]のR4で表わさ
れる炭素原子数1〜4個の直鎖又は分岐のアルキル基は
、例えばエチル基、プロピル基、ブチル基、1so−プ
ロピル基、1so−ブチル基、5ec−ブチル基、或い
はtert−ブチル基であり、これらは置換基を有する
ものも含む。置換基とし゛てはアシルアミノ基(例えば
アセチルアミノ基)、アルコキシ基(例えばメトキシ基
)等が挙げられる。
R4は好ましくは炭素数原子数2〜4のアルキル基であ
る。
R5により表わされるバラスト基は、カプラーが適用さ
れる層からカプラーを実質的に他層へ拡散できないよう
にするのに十分ながさばりをカプラー分子に与えるとこ
ろの大きさと形状を有する有機基である。
代表的なバラスト基としては、全炭素数が8から32の
アルキル基またはアリール基が挙げられる。
これらのアルキル基またはアリール基は買換基を有する
ものも含む。アリール基の8換基としては、例えばアル
キル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基
、カルボキシ基、アシル基、エステル基、ヒドロキシ基
、シアノ基、ニトロ基、カルバモイル基、カルボンアミ
ド基、アルキルチオ基、アリールチオ基、スルホニル基
、スルホンアミド基、スルフ1モイル基、ハロゲン原子
が挙げられる。また、アルキル基の置換基としてはアル
キル基を除く前記アリール基に挙げた置換基が挙げられ
る。
とりわけ該バラスト基として好ましいものは、下記一般
式[C−4]で表わされるものである。
一般式[C−4] −CH−0−Ar Rhoは水素原子または炭素原子数1から12のアルキ
ル基を表わし、Arはフェニル基等のアリール基を表わ
し、このアリール基は置換基を有するものも含む。置換
基としてはアルキル基、ヒドロキシ基、アルキルスルホ
ンアミド基等が挙げられるが、最も好ましいものはt−
ブチル基等の分岐のアルキル基である。
一般式[C−1]、[C−2]および[C−3]におい
て、それぞれZで表わされる芳香族第1級アミン系発色
現像主薬の酸化体との反応により離脱可能な基は、当業
者に周知のものであり、カプラーの反応性を改質し、ま
たはカプラーからm脱して、ハロゲン化銀カラー写真感
光材料中のカプラーを含む塗布層もしくはその他の層に
おいて、現像抑制、漂白抑制、色補正などの機能を果た
すことにより有利に作用するものである。代表的なもの
としては、例えば塩素、フッ素に代表されるハロゲン原
子、置換・無置換のアルコキシ基、アリールオキシ基、
アリールチオ基、カルバモイルオキシ基、アシルオキシ
基、スルホニルオキシ基、スルホンアミド基またはへテ
ロイルチオ基、ヘテロイルオキシ基などが挙げられる。
Zの特に好ましいものは、水素原子または塩素原子であ
る。
更に具体的には、特開昭50−10135号、同50−
120334号、同50−130441号、同54−4
8237号、同51−146828号、同54−147
36号、同41−31425号、同 5〇−12334
1号、同58−95346号、特公昭48−36894
号、米国特許3.476、563号、同3.737.3
16号、同3,227.551号各公報に記載されてい
る。
以下余白 以下に一般式[C−1]で表わされるシアンカプラーの
代表的具体例を示すが、これらに限定されるも(n)C
taIII3s soZNH C4Hs (n) CxzlizsLnノ C−3°2 次に一般式[c−21で表わされるカプラーの具体例を
示すが、これらに限定されるものでは々い。
本発明に用いられるイエロー色素形成カプラーとしては
、下記の一般式[Ylで表わされる化合物が好ましい。
一般式[Yl 式中、R11はアルキル基(例えばメチル基、エチル基
、プロピル基、ブチル基等)またはアリール基(例えば
フェニル基、p−メトキシフェニル等)を表わし、R1
2はアリール基を表わし、Ylは水素原子または発色現
像反応の過程で脱離する基を表わす。
さらに、イエロー色素形成カプラーとして特に好ましい
ものは、下記一般式[Y′ ]で表わされる化合物が好
ましい。
一般式[Y′] 式中R+3はハロゲン原子′、アルコキシ基またはアリ
ーロキシ基を表わし、RI4、R+s、およびR+sは
、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、アルール基、アル
ケニル基、アルコキシ基、アリール益、アリーロキシ基
、カルボニル基、スルフォニル基、カルボキシル基、ア
ルコキシカルボニル基、カルバミル基、スルフォン基、
スルファミル基、スルフォンアミド基、アシルアミド基
、ウレイド基またはアミノ基を表わし、Ylは前述の意
味を有する。
これらは、例えば米国特許第2.778.658号、同
第2,875,057号、同第2,908,573号、
同第3□221.155号、同第3.227.550号
、同第3.253.924号、同第3.265.506
号、同第3.277、155号、同第3.341.33
1号、同第3,369,895号、同第3,384,6
57号、同第3.408.194号、同第3,415,
652号、同第3,447.928号、同第3,551
,155号、同第3.582.322号、同第3,72
5,072号、3,894,875号等の各明細書、ド
イツ特許公開第1,547,868号、同第2,057
,941号、同第2,162,899号、同第2,16
3,812号、同第2、213.461号、同第2,2
19,917号、同第2,261,361号、同第2,
263,875号、特公昭49−13576号、特開昭
48−29432号、同48−66834号、同49−
10736号、同49−122335号、同50−28
834号、および同50−132926号公報等に記載
されている。
以下に一般式[Y]で表わされるイエロー色素形成カプ
ラーの代表的具体例を示すが、これらに限定されるもの
ではない。
以下余白 (JM 以下余白 本発明のカラー写真感光材料の乳剤層間で(同−感色性
層間及び/又は異なった感色性層間)、現像主薬の酸化
体又は電子移動剤が移動して色濁りが生じたり、鮮鋭性
の劣化、粒状性が目立つのを防止するために色カブリ防
止剤が用いられる。
該色カプリ防止剤は、乳剤層自身に用いても良いし、中
間層を隣接乳剤層間に設けて、該中間層に用いても良い
本発明に用いられる色カブリ防止剤としては下記一般式
[HQ]で表わされる化合物が好ましい。
一般式[HQ] 式中、R2+、R22、R23及びR24はそれぞれ水
素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、ア
リール基、シクロアルキル基、アルコキシ基、アリーロ
キシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アシル基、
アルキルアシルアミムLアリールアシルアミLLアルキ
ルカルバモイル基、アリールカルバモイル基、アルキル
スルホンアミド基、アリールスルホンアミド基、アルキ
ルスルファモイル基、アリールスルファモイル基、アル
キルスルホニル基、アリールスルホニル基、ニトロ基、
シアノ基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキ
シカルボニル シ R2+、R22、R23、およびR24で表わされる原
子または基において、ハロゲン原子としては、例えば、
フッ素、塩素、臭素の各原子が挙げられ、アルキル基と
しては、例えばメチル、エチル、n −プロピル、i−
プロピル、n−ブチル、t−ブチル、n−アミル、i−
アミル、n−オクチル、n−ドデシル、n−オクタデシ
ルの各M等が挙げられ、特に炭素数1〜32のアルキル
基が好ましい。
アルケニル基としては例えばフリル、オクテニル、オレ
イルの各基等が挙げられ、特に炭素数2〜32のアルケ
ニル基が好ましい。
アリール基としては、例えばフェニル、ナフチルの各基
等.が挙げられる。
アシル基としては、例えばアセチル、オクタノイル、ラ
ウロイルの各基等が挙げられる。
シクロアルキル基としては例えば、シクロヘキシル、シ
クロペンチルの各基等が挙げられる。
アルコキシ基としては、例えばメトキシ、エトキシ、ド
デシルオキシの各基等が挙げられ、アリーロキシ基とし
ては、例えばフェノキシ基等が挙げられ、アルキルチオ
基としては、例えばメチルチオ、n−ブチルチオ、n−
ドデシルチオの各基等が挙げられ、アリールチオ基とし
ては、例えばフェニルチオ基等が挙げられ、アルキルア
シルアミノ基としては、例えばアセチルアミノ基等が挙
げられ、アリールアシルアミノ基としては、例えばベン
ゾイルアミノ基等が挙げられ、アルキルカルバモイル基
としては、例えばメチルカルバモイル基等が挙げられ、
アリールカルバモイル基としては、例えばフェニルカル
バモイル基等が挙げられ、アルキルスルホンアミド基と
しては、例えばメチルスルホンアミド基等が挙げられ、
アリールスルホンアミド基としては、例えばフェニルス
ルホンアミド基等が挙げられ、アルキルスルファモイル
基どしては、例えばメチルスルファモイル基等が挙げら
れ、アリールスルファモイル基としては、例えばフェニ
ルスルファモイル基等が挙げられ、アルキルスルホニル
基としては、例えばメチルスルホニル基等が挙げられ、
アリールスルホニル基としては、例えばフェニルスルホ
ニル基等が挙げられ、アルキルオキシカルボニル基とし
ては、例えばメチルオキシカルボニル基等が挙げられ、
アリールオキシカルボニル基としては、例えばフェニル
オキシカルボニル基等が挙げられ、アルキルアシルオキ
シ基としては、例えばアセチルオキシ基等が挙げられ、
アリールアシルオキシ基としては、例えばベンゾイルオ
キシ基等が挙げられる。
これらの基は、置換基を有するものを含み、これらの置
換基としてはアルキル基、アリール基、アリールオキシ
基、アルキルチオ基、シアノ基、アシルオキシ基、アル
コキシカルボニル基、アシル基、スルファモイル基、ヒ
ドロキシ基、ニトロ基、アミノ基および複素環基等が挙
げられる。
そして、R21#よびR23のうち少なくとも1つの基
は、上記で挙げた置換基を含めて炭素原子数の総和が6
以上の基である。
本発明に用いられる前記一般式[HQ]で示される化合
物のうち、下記一般式[HQ’ ]で示される化合物が
本発明において特に好ましく用いられる。
一般式[HQ’ ] 式中、R31及びR32はそれぞれ水素原子、アルキル
基、アルケニル基、アリール基、アシル基、シクロアル
キル基または複素環基を表わす。但し、Rs+およびR
32のうち少なくとも1つは炭素原子数の総和が6以上
の基である。
前記一般式[HQ’ ]において、R31およびR32
で表わされるアルキル基としては、例えばメチル、エチ
ル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、【−ブ
チル、n−アミル、i−アミル、n−オクチル、n−ド
デシル、n−オクタデシルの各基等が挙げられ、特に炭
素数1〜32のアルキル基が好ましい。
アルケニル基としては例えばアリル、オクテニル、オレ
イルの各基等が挙げられ、特に炭素数2〜32のアルケ
ニル基が好ましい。
アリール基としては、例えばフェニル、ナフチルの各基
等が挙げられる。
アシル基としては、例えばアセチル、オクタノイル、ラ
ウロイルの各基等が挙げられる。
シクロアルキル基としては、例えばシクロヘキシル、シ
クロペンデルの各基等が挙げられる。
複素環基としては、例えばイミダゾリル、フリル、ピリ
ジル、トリアジニル、チアゾリルの各基等が挙げられる
前記一般式[HQ’ ]において、RatとR32のう
ち少なくとも1つの基が炭素原子数の総和が8以上であ
ることが好ましく、さらに好ましくは、Ra1とR32
が両方とも炭素原子数の総和が8〜18の基であり、最
も好ましくは、R3+とR32の両方とも炭素原子数の
総和が8〜18の同じアルキル基であることである。
本発明に用いられる前記一般式[HQ]で表わされる化
合物の具体例を以下に挙げるが、もちろんこれらに限定
されるものではない。
以ド余白 0H (HQ−25) (HQ−27) (HQ−29) (HQ−39) H (HQ−32) (HQ−33) (1(Q−34) (HQ−35) (nQ−36) これらの化合物は、例えばリサーチ・ディスクロージャ
ー誌、176号(1978年)の17643項のvlの
■に記載されている。
本発明の感光材料の保護層、中間層等の親水性コロイド
層に感光材料がSt*等で帯電する事に起因する放電に
よるカブリ防止、画像のU■光による劣化を防止するた
めに紫外線吸収剤を含んでいても良い。
本発明のハロゲン化銀乳剤を用いたカラー感光材料には
、フィルタ一層、ハレーション防止層、及び/又はイラ
ジェーション防止層等の補助層を設ける事が出来る。こ
れらの届中及び/又は乳剤層中には、現像処理中にカラ
ー感光材料より流出するか、もしくは漂白される染料が
含有させられても良い。
本発明のハロゲン化銀乳剤を用いたハロゲン化銀感光材
料のハロゲン化銀乳剤層、及び/又はその他の親水性コ
ロイド層に感光材料の光沢を低減する加筆性を高める、
感材相互のくつつき防止等を目標としてマット剤を添加
出来る。
本発明のハロゲン化銀乳剤を用いた感光材料の滑り摩擦
を低減さぜるために滑剤を添加出来る。
本発明のハロゲン化銀乳剤を用いた感光材料に、帯電防
止を目的とした帯電防止剤を添加出来る。
帯電防止剤は支持体の乳剤を積層してない側の帯電防止
層に用いられる事もあるし、乳剤層及び/又は支持体に
対して乳剤層が積層されている側の乳剤層以外の保護コ
ロイド層に用いられても良い。
本発明のハロゲン化銀乳剤を用いた感光材料の写真乳剤
層及び/又は他の親水性コロイド層には、塗布性改良、
帯電防止、スベリ性改良、乳化分散、接着防止、及び(
現像促進、硬調化、増感等の)写真特性改良等を目的と
して、種々の界面活性剤が用いられる。
本発明のハロゲン化銀乳剤を用いた感光材料は、写真乳
剤層、その他の層はバライタ紙又はα−オレフレインボ
リマー等をラミネートした紙、合成紙等の可撓性反射支
持体、酢酸セルロース、硝酸セルロース、ポリスチレン
、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
カーボネイト、ポリアミド等の半合成又は合成高分子か
らなるフィルムや、ガラス、金属、陶器などの剛体等に
塗布出来る。
本発明のハロゲン化銀感光材料は、必要に応じて支持体
表面にコロナ放電、紫外線照射、火焔処理等を施した後
、直接又は(支持体表面の接着性、帯電防止性、寸度安
定性、耐摩耗性、硬さ、ハレーション防止性、摩擦特性
、及び/又はその他の特性を向上するための、1または
2以上の下塗層)を介して塗布されても良い。
本発明のハロゲン化銀乳剤を用いた写與感光材料の塗布
に際して、塗布性を向上させる為に増粘剤を用いても良
い。塗布法としては2種以上の層を同時に塗布する事の
出来るエクスドールジョンコーティング及びカーテンコ
ーティングが特に有用である。
本発明の感光材料は、本発明の感光材料を溝成する乳剤
層が感度を有しているスペクトル領域の電磁波を用いて
露光出来る。光源としては、自然光(日光)、タングス
テン電灯、蛍光灯、水銀灯、キセノンアーク灯、炭素ア
ーク灯、キセノンフラッシュ灯、陰極線管フライングス
ポット、各種レーザー光、発光ダイオード光、電子線、
X線、γ線、α線などによって励起された蛍光体から放
出する光等、公知の光源のいずれでも用いることが出来
る。
露光時間は通常カメラで用いられる1ミリ秒から1秒の
露光時間は勿論、1マイクロ秒より短い露光、例えば陰
極線管やキセノン閃光灯を用いて100マイクロ秒〜1
マイクロ秒の露光を用いることも出来るし、1秒以上よ
り長い露光も可能である。該露光は連続的に行なわれて
も、間欠的に行なわれても良い。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、当業界公知のカ
ラー現像を行う事により画像を形成することが出来る。
本発明において発色現像液に使用される芳香族第1級ア
ミン系発色現像主薬は、種々のカラー写真プロセスにお
いて広範囲に使用されている公知のものが包含される。
これらの現像剤はアミノフェノール系及びp−フェニレ
ンジアミン系誘導体が含まれる。これらの化合物は遊離
状態より安定のため一般に塩の形、例えば塩酸塩または
硫酸塩の形で使用される。また、これらの化合物は一般
に発色現像液12について約0.1g〜約30gの濃度
、好ましくは発色現像液1Qについて約1g〜約15g
の濃度で使用する。
アミノフェノール系現像剤としては、例えば0−7ミノ
フエノール、p−アミノフェノール、5−アミノ−2−
オキシトルエン、2−アミノ−3−オキシトルエン、2
−オキシ−3−アミノ−1,4−ジメチルベンゼンなど
が含まれる。
特に有用な第1級芳香族アミン系発色現像剤はN、N’
−ジアルキル−p−フェニレンジアミン系化合物であり
、アルキル基及びフェニル基は任意の置換基で置換され
ていてもよい。その中でも特に有用な化合物例としては
、N、N’ −ジエチル−〇−フェニレンジアミン塩酸
塩、N−メチル−p−フェニレンジアミン塩酸塩、N、
N’ −ジメチル−p−7エニレンジアミン塩酸塩、2
−アミノ−5−(N−エチル−N−ドデシルアミノ)−
トルエン、N−エチル−N−β−メタンスルホンアミド
エチル−3−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩、N−
エチル−N−β−ヒドロキシエチルアミノアニリン、4
−アミノ−3−メチル−N。
N′−ジエチルアニリン、4−アミノ−’N−(2−メ
トキシエチル)−N−エチル−3−メチルアニリン−p
−トルエンスルホネートなどを挙げることができる。
本発明の処理において使用される発色現像液には、前記
第1級芳香族アミン系発色現像剤に加え゛て更に発色現
像液に通常添加されている種々の成分、例えば水酸化ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、1Mカリウムなどのアルカ
リ剤、アルカリ金属亜硫酸塩、アルカリ金属重亜硫酸塩
、アルカリ金属チオシアン酸塩、アルカリ金属ハロゲン
化物、ベンジルアルコール、水軟化剤及び濃厚化剤など
を任意に含有せしめることもできる。この発色現像液の
I)H値は、通常7以上であり、最も一般的には約10
〜約13である。
本発明においては、発色現像処理した後、定着能を有す
る処理液で処理するが、該定着能を有する処理液が定着
液である場合、その前に漂白処理が行なわれる。該漂白
工程に用いる漂白剤としては有機酸の金属錯塩が用いら
れ、該金属錯塩は、現像によって生成した金瓜銀を酸化
してハロゲン化銀にかえすと同時に発色剤の未発色部を
発色させる作用を有するもので、その構成はアミノポリ
カルボン酸または蓚酸、クエン酸等の有機酸で鉄、コバ
ルト、銅等の金属イオンを配位したものである。このよ
うな有機酸の金属錯塩を形成するために用いられる最も
好ましい有I1Mとしては、ポリカルボン酸またはアミ
ノポリカルボン酸が挙げられる。これらのポリカルボン
酸またはアミノポリカルボン酸はアルカリ金属塩、アン
モニウム塩もしくは水溶性アミン塩であってもよい。
これらの具体的代表例としては、次のものを挙げること
ができる。
[1]エチレンジアミンテトラ酢醒 [2]ニトリロトリ酢酸 [3]イミノジ酢酸 [4]エチレンシアミンチ]・う酢酸ジナトリウム塩 [5]エチレンジアミンテトラ酢酸テトラ(トリメチル
アンモニウム)塩 [6]エチレンジアミンテトラ酢酸テトラナトリウム塩 [7]ニトリロトリ酢酸ナトリウム塩 使用される漂白剤は、前記の如き有In!の金属錯塩を
漂白剤として含有すると共に、種々の添加剤を含むこと
ができる。添加剤としては、特にアルカリハライドまた
はアンモニウムハライド、例えば臭化カリウム、臭化ナ
トリウム、塩化ナトリウム、臭化アンモニウム等の再ハ
ロゲン化剤、金属塩、キレート剤を含有させることが望
ましい。
またTa!1liji!、蓚酸塩、酢酸塩、炭酸塩、燐
酸塩等のpH[i剤、アルキルアミン類、ポリエチレン
オキサイド類等の通常漂白液に添加することが知られて
いるものを適宜添加することができる。
更に、定着液及び漂白定着液は、亜硫酸アンモニウム、
亜硫酸カリウム、重亜1il!Imアンモニウム、重亜
硫酸カリウム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸アン
モニウム、メタ重亜硫酸カリウム、メタ重亜硫酸ナトリ
ウム等の亜硫酸塩や硼酸、硼砂、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重亜硫
酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、酢
酸、酢酸ナトリウム、水酸化アンモニウム等の各種の塩
から成るpH緩衝剤を単独或いは2種以上含むことがで
きる。
漂白定着液(浴)に漂白定着補充剤を補充しながら本発
明の処理を行なう場合、該漂白定着液(浴)にヂオ硫酸
塩、チオシアン!!塩又は亜硫酸塩等を含有せしめても
よいし、該漂白定着補充液にこれらの塩類を含有せしめ
て処理浴に補充してもよい。
本発明においては漂白定着液の活性度を高める為に、漂
白定着浴中及び漂白定着補充液の貯蔵タンク内で所望に
より空気の吹き込み、又は酸素の吹き込みをおこなって
もよく、或いは適当な酸化剤、例えば過酸化水素、臭素
酸塩、過硫m塩等を適宜添加してもよい。
以下余白 [発明の効果] 一般式[I]で表わされるマゼンタカプラー、本発明の
金属錯体、一般式[XII]で表わされる化合物および
一般式[XIIIalと[XlIb]t’表わされる化
合物から選ばれる少なくとも1つを併用することにより
、色調が適正で、しかもマゼンタ色素画像の光堅牢性が
著しく改良されたハロゲン化銀写真感光材料を得ること
ができる。
[実施例] 以下に具体的実施例を示して本発明をさらに詳しく説明
するが、本発明の実施の態様は、これらにより限定され
ない。
実施例1 ポリエチレン被覆紙からなる支持体上に前記例示マゼン
タカプラー(5)を411(J/df、緑感性塩臭化銀
乳剤を銀に換算して2mQ/d111ジオクチルフタレ
ートを4mq/dfおよびゼラチンを161f1g/d
fの塗布材nとなる様に塗設した。
さらにその上層にゼラチンを9111J/ dm”の塗
布付量となる様に塗設した。
かくして作製した試料を試料1とする。次に上記試料1
のカプラー含有層において、カプラー、金属錯体および
画像安定剤の組み合せを表−1に示す様に変化させた以
外は、試料1と同一の試料2乃至17を作製した。尚、
金属錯体および画像安定剤は、カプラーとともに溶媒中
に添加した。
これらの試料に感光計(小西六写真工業帽)製KS−7
型)を用いて緑色光の光検露光を行なった後、次の処理
を行なった。
基準処理工程(処理濃度と処理時間) [11発色現像    38℃  3分30秒[2]漂
白定着    33℃  1分30秒[3]水洗処理 
25〜30℃  3分[4]乾  燥 75〜80℃ 
約2分[発色現像液] ベンジルアルコール         15−エチレン
グリコール         151g亜硫酸カリウム
           2.0g臭化ナトリウム   
        0.7g塩化ナトリウム      
     0.2g炭酸カリウム          
 30.0 gヒドロキシルアミン硫酸塩      
3.0gポリリン酸(TPPS)        2.
5(+3−メチル−4−アミノ−N− (β−メタンスルホンアミドエチル) −アニリンItR酸塩          5.50蛍
光増白剤(4,4’ −ジアミノ スチルベンズスルホン酸誘導体)    1.Oc)水
酸化カリウム           2.0g水を加え
て全量を12とし、1)810.20に:X!4製する
[漂白定着液] エチレンジアミンテトラ酢酸第2鉄 アンモニウム2水塩         60 Gエチレ
ンジアミンテトラ酢Fli       3゜チオ硫酸
アンモニウム(10%溶液)   100d亜硫酸アン
モニウム(40%溶液)   27.519炭酸カリウ
ムまたは氷酢酸でpl−17,1に調製し水を加えて金
山を111とする。
処理後得られた各試料の耐光性試験を以下の要領で行な
った。結果を表−1に示す。
[耐光性試験] 各試料をアンダーグラス屋外曝露台を用いて、30日間
太陽光を曝射した時の退色前後での緑色光濃度を測定し
た。
光による退色の度合(退色率)を以下の様にして求めた
退色率−(Do −D) /Do X 100(%)[
)o−光退色画濃度 り−光退色後濃度 以下余白 表−1 」 *金属錯体16の一重項酸素の消光速度定数は2X10
8M”・Sec −1*ピペラジンニ一般式[XII]
で表わされる化合物 *クロマン ニ一般式[XIIIa ]で表わされる化
合物 *インダン ニ一般式[XIIIb ]で表わされる化
合物 *金属錯体、ピペラジン、クロマンおよびインダンはカ
プラー1モルに対してそれぞれ0,5.1.1.1モル
添加した。
表−1から明らかな如く、本発明の金属錯体のみを用い
るより本発明の金属錯体にピペラジン、クロマンまたは
インダンのいずれか1つを併用する方が耐光性向上の効
果が大きいことがわかるが、耐光性としてはまだ充分で
はない。これに対し本発明の金属錯体、ピペラジン、並
びにクロマンまたはインダンの3者を併用する本発明の
試料が最も耐光性向上の効果が大きく、かつ充分な耐光
性を示していることがわかる。
実施例2 ポリエチレン被覆紙からなる支持体上に、下記の各層を
支持体側から順次塗設し、多色用ハロゲン化銀写真感光
材料を作製した。
第1層:青感性ハロゲン化銀乳剤層 イエローカプラーとしてα−ビバリル−α−(1−ベン
ジル−2,4−ジオキシ−イミダリジン−3−イルリン
−2−クロロ−5−[γ−(2゜4−ジーし一アミルフ
ェノキシ)ブチルアミド]−アセトアニリドを8mMd
f、青感性塩臭化銀乳剤を銀に換算して3mMdr、2
.4−ジーを一ブチルフェノールー3’ 、5’−ジ−
t−アミル−4′−ヒドロキシベンゾエートを3111
)/df1ジオクチルフタレートを3mg/dfおよび
ゼラチンを16m1ll/ dlの塗布材mとなる様に
塗設した。
第2層:中間層 ゼラチンを4111Q/dfの塗布付量となる様に塗設
した。
第3層:緑感性塩臭化銀乳剤層 前記例示マゼンタカプラー(5)を4rHQ/df。
緑感性塩臭化銀乳剤を銀に換算して21aQ/dl。
ジオクチルフタレートを4mg/d、tおよびゼラチン
を16111!11/ dfの塗布材mとなる様に塗設
した。
第4層:中間層 紫外線吸収剤2−ヒト0キシ−3’ 、5’ −ジ−t
−アミルフェニル)−ベンゾトリアゾールを3raa/
 dl2− (2’−ヒドロキシ−3′。
5′−ジ−t−ブチルフェニル)−ベンゾトリアゾール
を3mg/df、ジオクチルフタレートを4mQ/ d
t’およびゼラチンを14 mg/ df(1!布付口
となる様に塗設した。
第5層:赤感性塩臭化銀乳剤層 シアンカプラーとして2.4−ジクロロ−3−゛メチル
−6−[α−(2,4−ジー【−アミルフェノキシ)ブ
チルアミド]−フェノールを1 ma/d 1t、2−
 (2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニル)ア
シルアミノ−4−クロロ−5−[α−(2,4−ジーt
ert−アミルフェノキシ)ペンチルアミド]を311
1(1/df、ジオクチルフタレートを2m(1/ d
i’および赤感光性塩臭化銀乳剤を銀に換算して3fi
1Mdfの塗布付量となる様に塗設した。
第6層:中間層 紫外線吸収剤として2− (2’ −ヒドロキシ−3’
 、5’−ジ−t−アミルフェニル)−ベンゾトリアゾ
ールを2霞a/ dfs 2− (2’ −ヒドロキシ
−3’ 、5’−ジー【−ブチルフェニル)−ベンゾト
リアゾールを210/df、ジオクチルフタレートを2
11Mdfおよびゼラチンを6 ma/dイの塗布付量
とする様に塗設した。
第7層:保護層 ゼラチンを911112/dfの塗布材mとなる様に塗
設した。
かくして作製した試料を試料18とする。
次に上記試料18の第3!Iに金属錯体および画像安定
剤を表−2に示す組合せで添加した以外は、試料18と
同一の試料19乃至38を作製した。
かくして作製した試料に実施例1と同一の露光および処
理を行なった。処理後に得られた各試料について実施例
1と同様にして、耐光性を測定した。
また、色調については最大吸収波長の測定を以下の要領
で行ない、さらに目視により青みを帯びているかどうか
を判定した。
結果を表−2に示す。
[色調(最大吸収波長)の測定] 各試料に感光針(小西六写真工業側製、KS−7型)を
用いて緑色光の光楔露光を行なった後前記処理を行なっ
た。
得られた各マゼンタ発色試料についてマゼンタの色調を
日立カラーアナライザー607型を用いて測定した。
この際535nm〜545n■付近の最大吸収濃度が1
.0になる様にした。
この様にして測定した各吸収スペクトルの最大吸収波長
を読みとり色調の目安とした。
以下余白 比較金属錯体 毘軽化な鞠α 以下余白 *金属錯体、ピペラジン、クロマンおよびインダンはマ
ゼンタカプラー1モルに対してそれぞれ0.5.1.1
.1モル添加した。
表−2から明らかな如く、多層の場合にも、本発明の金
属錯体、ピペラジン、並びにクロマンまたはインダンの
3者を併用する本発明試料が最も優れた耐光性を有する
ことがわかる。
また、本発明の金属錯体のみを用いる、クロマンまたは
インダンのみを用いる、金属錯体並びにクロマンまたは
インダンを用いるといういずれの場合にも最大吸収波長
が長波化し、マゼンタ色素画像が青味を帯びることがわ
かる。
すなわち本発明は耐光性を著しく向上させるだけでなく
色調を適正にする効果も合せ持っていることがわかる。
実施例3 マゼンタカプラー含有層に添加した画像安定剤および有
機溶媒を表−3に示すように変えたものおよびこれに加
えて更に他の画像安定剤を新たに添加した以外は実施例
2の試料21と同一の試料39乃至45を作製した。こ
れらの各試料を実施例2と同様にして両光、性および色
調について調べた。結果を表−3に示す。
以下余白 *金属錯体、ピペラジン、クロマンおよびインダンはマ
ゼンタカプラー1モルに対してそれぞれ0.5.1.1
.1モル添加した。
表−3のから明らかな如く、本発明の金属錯体および画
像安定剤を用いた試料No、21.39〜45では耐光
性が優れ、かつ色調が適正であることがわかる。
また試料No、21.41〜44の結果より、特に低誘
電率の有機溶媒を使用すると耐光性向上効果が高いこと
がわかる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層
    を有するハロゲン化銀写真感光材料において、前記ハロ
    ゲン化銀乳剤層の少なくとも1層は下記一般式[ I ]
    で表わされるマゼンタカプラーを含有し、かつ該マゼン
    タカプラーを含有するハロゲン化銀乳剤層には一重項酸
    素の消光速度定数が3×10^7M^−^1・sec^
    −^1以上の金属錯体の少なくとも1つおよび下記一般
    式[XII]で表わされる化合物の少なくとも1つ並びに
    下記一般式[XIIIa]と[XIIIb]で表わされる化合
    物から選ばれる少なくとも1つが含有されていることを
    特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Zは含窒素複素環を形成するに必要な非金属原
    子群を表わし、該Zにより形成される環は置換基を有す
    るものも含む Xは水素原子または発色現像主薬の酸化体との反応によ
    り離脱しうる置換基を表わす。 またRは水素原子または置換基を表わす。]一般式[X
    II] ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1は脂肪族基、シクロアルキル基、アリー
    ル基または複素環基を表わし、Y_1は窒素原子と共に
    ピペラジン環又はホモピペラジン環を形成するのに必要
    な非金属原子群を表わす。]一般式[XIIIa] ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^2およびR^5はそれぞれ水素原子、ハロ
    ゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、
    アルケニルオキシ基、ヒドロキシ基、アリール基、アリ
    ールオキシ基、アシル基、アシルアミノ基、アシルオキ
    シ基、スルホンアミド基、シクロアルキル基またはアル
    コキシカルボニル基を表わし、R^3は水素原子、アル
    キル基、アルケニル基、アリール基、アシル基、シクロ
    アルキル基または複素環基を表わし、R^4は水素原子
    、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アリール
    基、アリールオキシ基、アシル基、アシルアミノ基、ア
    シルオキシ基、スルホンアミド基、シクロアルキル基ま
    たはアルコキシカルボニル基を表わす。またR^3とR
    ^4は互いに閉環して5員または6員環を形成してもよ
    い。さらにR^3とR^4でメチレンジオキシ環を形成
    してもよい。Y_2はクロマンもしくはクマラン環を形
    成するのに必要な原子群を表わす。] 一般式[XIIIb] ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1^2及びR^1^4は、それぞれ水素原
    子、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルコ
    キシ基、ヒドロキシ基、アリール基、アリールオキシ基
    、アシル基、アシルアミノ基、アシルオキシ基、スルホ
    ンアミド基、シクロアルキル基またはアルコキシカルボ
    ニル基を表わし、R^1^3は水素原子、ハロゲン原子
    、アルキル基、アルケニル基、ヒドロキシ基、アリール
    基、アシル基、アシルアミノ基、アシルオキシ基、スル
    ホンアミド基、シクロアルキル基またはアルコキシカル
    ボニル基を表わす。 またR^1^3とR^1^4は互いに閉環し、5員また
    は6員の炭化水素環を形成してもよい。 Y_3はインダン環を形成するのに必要な原子群を表わ
    す。]
  2. (2)前記金属錯体並びに一般式[XIII]、[XIIIa
    ]および[XIIIb]で表わされる化合物は、誘電率6
    .0以下の高沸点有機溶媒を用いてそれぞれ前記マゼン
    タカプラーを含有せしめるハロゲン化銀乳剤層に添加さ
    れたものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のハロゲン化銀写真感光材料。
JP2149786A 1985-09-12 1986-02-03 ハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPS62178964A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2149786A JPS62178964A (ja) 1986-02-03 1986-02-03 ハロゲン化銀写真感光材料
DE8686905415T DE3666984D1 (en) 1985-09-12 1986-09-11 Silver halide photographic material
PCT/JP1986/000463 WO1987001826A1 (en) 1985-09-12 1986-09-11 Silver halide photographic material
EP19860905415 EP0240568B1 (en) 1985-09-12 1986-09-11 Silver halide photographic material
US07/230,716 US4863842A (en) 1985-09-12 1988-08-09 Silver halide photographic light sensitive material

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2149786A JPS62178964A (ja) 1986-02-03 1986-02-03 ハロゲン化銀写真感光材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62178964A true JPS62178964A (ja) 1987-08-06

Family

ID=12056601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2149786A Pending JPS62178964A (ja) 1985-09-12 1986-02-03 ハロゲン化銀写真感光材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62178964A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62166339A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPS61249054A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP2582548B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0569212B2 (ja)
JPS62166331A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS61189539A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPS61158333A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS61243452A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS62163052A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS62178964A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS62182741A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS62173470A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS62275261A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS62180367A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS61184543A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPS62184458A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS62186263A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS62183459A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS61166547A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPH0560575B2 (ja)
JPS6256963A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS62169160A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS62187348A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS62180366A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS61267050A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料