JPS62176255A - 電話呼出し中案内方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 産業上の利用分野 本発明は、電話交換システム内で利用される電話呼出し
中案内方式に関するものである。

従来の技術とその問題点 最近、電話交換システムの多様化に伴って間違い電話も
発生しやすくなっている。　・特に、深夜や入浴中など
特定の時間帯に起きた間違い電話や、離れた場所など特
定の空間に設置しである電話機への間違い電話などは、
応答に払う労力が大きいだけに被呼者が受ける損害も大
きくなる。

従来、このような間違い電話を防止するための有効な平
文てがないため、被呼者は勿論のこと善意の発呼者も長
い応答待ち時間の空費や被呼者応答による電話料金の負
担などの損害を被ることになる。

発明の構成 問題点を解決するための手段 上記従来技術の問題点を解決する本発明の電話呼出し中
案内方式は、サービス加入者の要求に応じてその電話機
から送出されたメツセージを交換機内のメツセージ蓄積
装置に予め登録しておく機能を交換機に備えている。

更に、この電話呼出し中室内方式は、メソセージ登録済
みのサービス加入者に対する発呼を検出すると、発呼者
に所定期間呼出し音を送出したのちメソセージ蓄積装置
に登録されているメツセージを発呼者に自動送出する機
能を交換機に備え、被呼者の応答前に被呼者情報を通知
して間違いの発呼を中止させる機会を発呼者に与えるこ
とにより、間違い電話に伴う被呼者と発呼者双方の損害
を軽減するように構成されている。

更に、本発明の電話呼出し中室内方式は、メツセージ内
容の選択により正しい発呼者に対する留守番電話や宣伝
用など各種の目的に利用することもできる。

以下、本発明の作用を実施例と共に詳細に説明する。

第１図は、本発明の一実施例の電話呼出し中室内方式を
適用する電話交換システムのうちこの実施例の説明に必
要な部分の構成を示すブロック図である。

図中、１０は加入者交換機１０．２１と２２は加入者交
換機１０に収容されている加入者電話機である。加入者
交換［１０は、通話路スイッチ１１、通話路制御装置１
２、中央制御装置１３、加入者情報ファイル１４、呼出
し音トランク１５、呼出し信号トランク１６の汎用部分
に加えて、メソセージ蓄積回路１７を備えている。

加入者電話機２１が、本実施例の電話呼出し中案内サー
ビスに加入しているものとする。このことは、局側のオ
ペレーターによって図示しない制御卓などを介して加入
者情報ファイル１４に登録される。

加入者電話機２１の利用者によるメツセージの登録は、
通常の発呼の場合と同様、利用者がオフフックして発信
レジスタ（図示せず）からの発信音を確認したのち、メ
ツセージの登録を要求する所定の番号（ｒ＃ｏ１＃Ｊな
ど）を送出することにより開始される。中央制御装置１
３は、発信レジスタに受信された上記所定の番号からメ
ツセージの登録要求を検出すると、加入者情報ファイル
１４を検索し、その加入者が本発明の電話呼出し中案内
サービスの加入者であることを確認したのち、空き状態
に有るメツセージ蓄積回路１７を探索して加入者電話機
２１に接続する。

加入者電話機２１に接続されたメツセージ蓄積回路１７
は、登録メツセージの送出を促す所定の信号音を加入者
電話機２１に送出したのち録音状態に移行する。所定の
信号音を聴取した加入者はその加入者の情報を含む所望
のメソセージを送出する。２このメツセージは、個人の
場合であれば「こちらはＯＯでございます。しばらくお
待ち下さい。」などであり、商店の場合には「こちらは
・・・の専門店００商店です。しばらくお待ち下さい。

」など宣伝や挨拶などを含めることができる。メツセー
ジの登録を終えた利用者は、加入者電話機２１をオンフ
ックする。

中央制御装置１３は、加入者電話機２１のオンフッタか
らメツセージの登録の終了を検出すると、加入者電話機
２１に割当てたメツセージ蓄積回路７の識別コードを加
入者電話機２１の収容位置情報と対応付けて加入者情報
ファイル１４内に登録し、メツセージ登録処理を完了す
る。

加入者電話機２１の利用者は、登録メソセージの内容を
確認する場合、前述した登録時と同様に、加入者電話機
２１をオフフックしてメツセージの確認を要求する所定
の番号（ｒ＃０２＃Ｊなど）を送出する。中央制御装置
１３は、発信レジスタに受信された上記所定の番号から
メソセージの確認要求を検出すると、加入者情報ファイ
ル１４を検索し、加入者電話機２１に割当てられている
メツセージ蓄積回路１７を加入者電話［２１に接続して
再生状態にする。再生状態になったメソセージ蓄積回路
１７からは、登録メツセージが送出される。

上記メツセージの登録後に、加入者電話機２２から加入
者電話機２１に対して発呼が行われたものとする。この
発呼を検出した中央制御装置１３は、加入者情報ファイ
ル１４を検索して被呼者がサービス加入者であってメツ
セージ蓄積回路にメツセージが登録中であることを検出
すると、最初は通常の呼処理と同様に、呼出し信号トラ
ンク１６を加入者電話機２１に接続して被呼加入者の呼
出しを開始すると共に、呼出し音（リングバックトーン
）トランク１５を加入者電話機２２に接続して呼出し音
を発呼加入者に返す。中央制御装置１３は、呼出し音の
送出から所定時間が経過すると、加入者電話機２２を呼
出し音トランク１５から切り離して、加入者電話［２１
に割当てられているメツセージ蓄積回路１７に接続し、
これを再生状態にする。メツセージ蓄積回路１７からは
、上述したように、被呼者の情報を含むメツセージが発
呼者に送出される。

このメツセージを聴取した発呼者は、被呼者が自己の意
図した呼出し相手でないこと、すなわち自分が間違い電
話をかけていることに気付くと、被呼者応答を待つこと
なく直ちにオンフックして発呼を中止する。被呼者は、
この発呼の中止と同時に間違い電話に対する応答準備か
ら開放される。

一方、善意の発呼者は、被呼者の応答前に発呼を中止す
ることにより、無駄な通話料を負担する必要がなくなる
と共に、被呼者応答までの待ち時間を空費することもな
くなる。

また、正しい発呼を行った発呼者は送出されてきたメツ
セージを聴取することにより、被呼者の応答時間が多少
長引いた場合でも、間違って別の電話を呼出しているた
めに応答がないのではないかという不安から開放される
。

中央制御装置１３は、被呼加入者電話機２１の応答する
と、加入者電話ｍ２１から呼出し信号トランク１６を切
り離すと共に加入者電話機２２からはメツセージ蓄積回
路１７を切り離し、両加入者電話機を通話路スイッチ１
１で接続する。

加入者電話機２１の利用者は、登録済みメツセージの内
容を変更しようとする場合、前述した登録や確認時と同
様に、加入者電話機２１をオフフックしてメツセージの
変更を要求する所定の番号（ｒ＃０３＃Ｊなど）を送出
する。中央制御装置１３°は、発信レジスタに受信され
た上記所定の番号からメツセージの変更要求を検出する
と、加入者情報ファイル１４を検索し、加入者電話機２
１をこれに割当てられているメツセージ蓄積回路１７に
接続し、録音モードにする。利用者から送出されてきた
新たなメツセージが旧い登録メツセージに上書きされた
のち、残りの部分が存在すれば抹消される。

加入者電話機２１の利用者は、登録済みメツセージを抹
消しようとする場合、前述した登録、確認、変更時と同
様に、加入者電話機２１をオフフックしてメソセージの
抹消を要求する所定の番号（ｒ＃０４＃Ｊなど）を送出
する。中央制御装置１３は、発信レジスタに受信された
上記所定の番号からメツセージの抹消要求を検出すると
、加入者情報ファイル１４を検索し、加入者電話機２１
に割当てられているメツセージ蓄積回路１７の内容を抹
消してこれを空き状態にする。

上述のように、本発明の方式はメソセージの登録、変更
、抹消が加入者電話機から簡単に行えるので、留守番電
話として利用することもできる。

この場合、被呼者留守中の発呼者は、通話料金を負担す
ることなく相手方のメツセージを聴取することができる
。

発明の効果 以上詳細に説明したように、本発明の電話呼出し中室内
方式は、呼出し中に被呼者の登録メツセージを発呼者に
送出することにより、発呼者に間違いの発呼を早めに中
止させる機会を与える構成であるから、間違い電話に伴
う発呼者と被呼者双方の損害が軽減される。

更に、本発明の電話呼出し中案内システムは、メツセー
ジ内容の選択によう、正しい発呼者に対する留守番用や
宣伝用などとして多目的の利用が゛可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の電話呼出し中室内方式を
適用する電話交換システムの関連部分の構成を示すブロ
ック図である。 １０・・加入者交換機、１１・・通話路スイッチ、１２
・・通話路制御装置、１３・・中央制御装置、１４・・
加入者情報ファイル、１５・・呼出し音トランク、１６
・・呼出し信号トランク、１７・・メツセージ蓄積回路
、２１．２２・・加大昔電話機。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 サービス加入者の要求に応じてその電話機から送出され
   たメッセージを交換機内のメッセージ蓄積装置に登録す
   る機能と、 メッセージ登録済みのサービス加入者に対する発呼を検
   出すると、発呼者に所定期間呼出し音を送出したのち前
   記メッセージ蓄積装置に登録されているメッセージを発
   呼者に送出し、被呼者の応答を検出すると発呼者との通
   話路を形成する機能とを交換機に備えたことを特徴とす
   る電話呼出し中案内方式。