JPS62175725A - カメラのミラ−および遮光板駆動装置 - Google Patents
カメラのミラ−および遮光板駆動装置Info
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- JPS62175725A JPS62175725A JP1858286A JP1858286A JPS62175725A JP S62175725 A JPS62175725 A JP S62175725A JP 1858286 A JP1858286 A JP 1858286A JP 1858286 A JP1858286 A JP 1858286A JP S62175725 A JPS62175725 A JP S62175725A
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Landscapes
- Cameras In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ミラーおよびこのミラーの背後に設けられた
遮光板をモータによって移動させるようにしたミラーお
よび遮光板の駆動装置に関するものである。
遮光板をモータによって移動させるようにしたミラーお
よび遮光板の駆動装置に関するものである。
例えば120フイルムを使用するラージフォーマントの
一眼レフカメラでは、シャッタとしてレンズシャッタが
用いられているものがある。このようなカメラでは、フ
ァインダ観察時にはシャッタが開放されていることから
、撮影光束の一部によってフィルムが露光されることの
ないように、ミラーとフィルム面との間には、撮影光路
を遮断するように遮光板が配置されている。そして、シ
ャツタレリーズが行われるとまずシャッタが閉鎖された
後、ミラーが撮影位置に退避してから遮光板が撮影光路
を遮らない位置に移動され、しかる後にシャッタが開閉
動作して露光が行われる。露光が終了してからは、遮光
板、ミラーがこの順序でもとの位置に復帰移動し、さら
にシャッタが開放されてファインダ観察モードに戻るよ
うになっている。
一眼レフカメラでは、シャッタとしてレンズシャッタが
用いられているものがある。このようなカメラでは、フ
ァインダ観察時にはシャッタが開放されていることから
、撮影光束の一部によってフィルムが露光されることの
ないように、ミラーとフィルム面との間には、撮影光路
を遮断するように遮光板が配置されている。そして、シ
ャツタレリーズが行われるとまずシャッタが閉鎖された
後、ミラーが撮影位置に退避してから遮光板が撮影光路
を遮らない位置に移動され、しかる後にシャッタが開閉
動作して露光が行われる。露光が終了してからは、遮光
板、ミラーがこの順序でもとの位置に復帰移動し、さら
にシャッタが開放されてファインダ観察モードに戻るよ
うになっている。
このような形式のカメラで、ミラーおよび遮光板を駆動
するためにモータを利用することが提案されている。モ
ータによってミラーおよび遮光板を駆動させるようにす
ると、従来装置のように、ミラーや遮光板を駆動させる
ためのばねが不要になるとともに、このばねをチャージ
するための機構が省略できるようになり、構造として簡
略になると同時に作動時のショックが少ないミラー、遮
光板の駆動機構が得られる。
するためにモータを利用することが提案されている。モ
ータによってミラーおよび遮光板を駆動させるようにす
ると、従来装置のように、ミラーや遮光板を駆動させる
ためのばねが不要になるとともに、このばねをチャージ
するための機構が省略できるようになり、構造として簡
略になると同時に作動時のショックが少ないミラー、遮
光板の駆動機構が得られる。
ところが、モータによってミラーや遮光板を駆動するよ
うにした場合、ミラーや遮光板の位置を正確に位置決め
することが困難になってくる。というのは、所定の位置
でモータを電気的に急停止させようとしても、ミラーや
遮光板、あるいはこれらとモータとを連結している連動
機構の慣性によって、ミラーや遮光板が、予定した停止
位置を越えてオーバーランするという事態が生じる。こ
のようにしてミラーや遮光板がオーバーランすると、こ
れらの位置決めが非常に不安定になり、例えばファイン
ダ観察時には、観察される被写画面が撮影画面と異なっ
てきたり、遮光板が完全に遮光機能を達成することがで
きなくなるというような欠点がでてくる。
うにした場合、ミラーや遮光板の位置を正確に位置決め
することが困難になってくる。というのは、所定の位置
でモータを電気的に急停止させようとしても、ミラーや
遮光板、あるいはこれらとモータとを連結している連動
機構の慣性によって、ミラーや遮光板が、予定した停止
位置を越えてオーバーランするという事態が生じる。こ
のようにしてミラーや遮光板がオーバーランすると、こ
れらの位置決めが非常に不安定になり、例えばファイン
ダ観察時には、観察される被写画面が撮影画面と異なっ
てきたり、遮光板が完全に遮光機能を達成することがで
きなくなるというような欠点がでてくる。
本発明は以上のような背景に鑑みてなされたもので、モ
ータによって移動されるミラーおよび遮光板の両者を、
所定の静止位置に正しく位置決めできるようにしたカメ
ラのミラーおよび遮光板駆動装置を提供することを目的
とする。
ータによって移動されるミラーおよび遮光板の両者を、
所定の静止位置に正しく位置決めできるようにしたカメ
ラのミラーおよび遮光板駆動装置を提供することを目的
とする。
本発明は上記目的を達成するにあたり、モータによって
一定の回動範囲内で正逆両方向に回動される駆動板に連
動して、ミラーおよび遮光板を2つの静止位置の間で移
動させるように構成するとともに、前記駆動板にこれと
一体となって回動する係止部を設けておき、前記回動範
囲の内の少なくとも一端側に駆動板が回動してきたとき
に、前記係止部を回動阻止部材と係合させることによっ
て駆動板を停止させるとともに、これを所定の静止位置
に位置決めするようにしたものである。
一定の回動範囲内で正逆両方向に回動される駆動板に連
動して、ミラーおよび遮光板を2つの静止位置の間で移
動させるように構成するとともに、前記駆動板にこれと
一体となって回動する係止部を設けておき、前記回動範
囲の内の少なくとも一端側に駆動板が回動してきたとき
に、前記係止部を回動阻止部材と係合させることによっ
て駆動板を停止させるとともに、これを所定の静止位置
に位置決めするようにしたものである。
本発明の望ましい実施例においては、駆動板と前記連動
機構との機械的な連係のために、駆動仮に突設された駆
動ピンが前記係止部として用いられている。そして、駆
動板が前記一定の角度範囲内で回動するときに、その回
動の両端で駆動ピンがそれぞれの阻止レバーによって係
止され、これによりミラーおよび遮光板の両者は前記連
動機構共々、その移動範囲の両端で機械的に停止される
ようになっている。しかも、前記阻止レバーには駆動ピ
ンに制動を与えるようなエツジが形成されているから、
駆動板を機械的に係止する際に、バウンドやショックも
ほとんど生じないようになっている。
機構との機械的な連係のために、駆動仮に突設された駆
動ピンが前記係止部として用いられている。そして、駆
動板が前記一定の角度範囲内で回動するときに、その回
動の両端で駆動ピンがそれぞれの阻止レバーによって係
止され、これによりミラーおよび遮光板の両者は前記連
動機構共々、その移動範囲の両端で機械的に停止される
ようになっている。しかも、前記阻止レバーには駆動ピ
ンに制動を与えるようなエツジが形成されているから、
駆動板を機械的に係止する際に、バウンドやショックも
ほとんど生じないようになっている。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説
明する。
明する。
本発明を用いたカメラの原理構造を示す第7図において
、カメラボディ1にはレンズユニット2とフィルムバッ
ク3とがそれぞれ光密状態を維持するように、着脱自在
に取り付けられている。レンズユニット2には焦点調節
自在の撮影レンズ4の他、シャッタ駆動回路5を介して
開閉作動されるシャッタ6が内蔵されている。レンズユ
ニット2をカメラボディ1に装着するときには、図示せ
ぬ電気接点も接続されるようになり、シャ・ツタ駆動回
路5の作動はカメラボディ1側からの信号によって制御
されるようになる。また、前記フィルムバック3にはフ
ィルム7が収納されている。このフィルムバック3をカ
メラボディ1に装着するときにもカメラボディ1との間
で電気的な接続がなされ、フィルムバック3に内蔵され
ているフィルム巻上げ用のモータ8は、カメラボディ1
側からの出力される電気信号によってモータ駆動回路を
介して駆動され、フィルム7を1コマずつ巻き上げる。
、カメラボディ1にはレンズユニット2とフィルムバッ
ク3とがそれぞれ光密状態を維持するように、着脱自在
に取り付けられている。レンズユニット2には焦点調節
自在の撮影レンズ4の他、シャッタ駆動回路5を介して
開閉作動されるシャッタ6が内蔵されている。レンズユ
ニット2をカメラボディ1に装着するときには、図示せ
ぬ電気接点も接続されるようになり、シャ・ツタ駆動回
路5の作動はカメラボディ1側からの信号によって制御
されるようになる。また、前記フィルムバック3にはフ
ィルム7が収納されている。このフィルムバック3をカ
メラボディ1に装着するときにもカメラボディ1との間
で電気的な接続がなされ、フィルムバック3に内蔵され
ているフィルム巻上げ用のモータ8は、カメラボディ1
側からの出力される電気信号によってモータ駆動回路を
介して駆動され、フィルム7を1コマずつ巻き上げる。
カメラボディ1の内部にはミラーボックス10が固定さ
れている。このミラーボックス10にはミラー11およ
び遮光板12が回動自在に取り付けられており、ファイ
ンダ観察時においては、前記ミラー11は図示のように
撮影光路14内に位置して撮影光路14を焦点板15へ
と向け、被写画面は焦点板15に結像されるようになる
。一方、ファインダ観察時には遮光板12も図示の位置
にあって、ミラーボックス10の背面に形成されたアパ
ーチュア16を閉鎖している。したがってファインダ観
察時においては、ミラー11を回り込んだ撮影光束の一
部によって、フィルム7が露光されるようなことがない
。
れている。このミラーボックス10にはミラー11およ
び遮光板12が回動自在に取り付けられており、ファイ
ンダ観察時においては、前記ミラー11は図示のように
撮影光路14内に位置して撮影光路14を焦点板15へ
と向け、被写画面は焦点板15に結像されるようになる
。一方、ファインダ観察時には遮光板12も図示の位置
にあって、ミラーボックス10の背面に形成されたアパ
ーチュア16を閉鎖している。したがってファインダ観
察時においては、ミラー11を回り込んだ撮影光束の一
部によって、フィルム7が露光されるようなことがない
。
焦点板15に結像された被写画面を観察して焦点調節、
フレーミングを行った後シャッタボタン18を操作する
と、シャッタ駆動回路5が作動してまずシャッタ6が閉
鎖される。その後ミラー11および遮光板12のそれぞ
れが、二点鎖線で示したように撮影光路14から退避し
た撮影位置に移動される。そして、しかる後にシャッタ
駆動回路5によりシャッタ5が所定秒時開閉し、破線で
示した撮影光路19が形成されてフィルム7に露。
フレーミングを行った後シャッタボタン18を操作する
と、シャッタ駆動回路5が作動してまずシャッタ6が閉
鎖される。その後ミラー11および遮光板12のそれぞ
れが、二点鎖線で示したように撮影光路14から退避し
た撮影位置に移動される。そして、しかる後にシャッタ
駆動回路5によりシャッタ5が所定秒時開閉し、破線で
示した撮影光路19が形成されてフィルム7に露。
光が行われる。露光終了後にはモータ8の駆動によりフ
ィルム7が1コマ分送られ、遮光板12゜ミラー11が
実線で示した観察位置に復帰してからシャッタ5が開放
してファインダ観察状態に復元する。
ィルム7が1コマ分送られ、遮光板12゜ミラー11が
実線で示した観察位置に復帰してからシャッタ5が開放
してファインダ観察状態に復元する。
前記ミラー11および遮光板12の駆動機構部を示す第
1図において、ミラー11が固着されたフレーム20お
よび遮光板12のそれぞれは、ミラーボックス10に設
けられた軸21に回動自在に軸着されている。ミラーボ
ックス10の一方の側面には、駆動板24が回動輪23
を中心に回動自在に取り付けられており、この駆動板2
4はミラーボックス10の内部に回動自在に取り付けら
れているギヤ25,26.27を介しモータ28によっ
て駆動される。駆動板24には、これと一体にアーム3
0.31が固着されており、その一方には外側に向かっ
て突出するようにミラー駆動ピン32が、他方には内側
に向かって突出するように遮光板駆動ピン33が突設さ
れている。さらに駆動板24には、反射率の高い例えば
金属板からなる扇形の信号板35が固着されている。
1図において、ミラー11が固着されたフレーム20お
よび遮光板12のそれぞれは、ミラーボックス10に設
けられた軸21に回動自在に軸着されている。ミラーボ
ックス10の一方の側面には、駆動板24が回動輪23
を中心に回動自在に取り付けられており、この駆動板2
4はミラーボックス10の内部に回動自在に取り付けら
れているギヤ25,26.27を介しモータ28によっ
て駆動される。駆動板24には、これと一体にアーム3
0.31が固着されており、その一方には外側に向かっ
て突出するようにミラー駆動ピン32が、他方には内側
に向かって突出するように遮光板駆動ピン33が突設さ
れている。さらに駆動板24には、反射率の高い例えば
金属板からなる扇形の信号板35が固着されている。
ミラーボックス10の前記側面には軸36,37が植設
され、その一方の軸36にはミラーアップレバー40お
よびカムレバー41とが揺動自在に軸着されている。こ
れらの各レバー40.41は、第4図にも示したように
、ミラーアップレバー40に形成された立ち上がり40
a、11節板42を介し、ばね43による挟圧力によっ
て結合されており、カムレバー41が反時計方向に揺動
するときには、ミラーアップレバー40も一体的に揺動
されるようになっている。また、調節板42は軸44に
よってカムレバー41に軸着されており、長孔45を通
してビス46を締めつけることによって、任意の調節位
置で固定される。そして、この調節板42を固定する位
置を調節することによって、ミラーアップレバー40と
カムレバー41との間の取り付は角度を精密に調節する
ことができるようになる。
され、その一方の軸36にはミラーアップレバー40お
よびカムレバー41とが揺動自在に軸着されている。こ
れらの各レバー40.41は、第4図にも示したように
、ミラーアップレバー40に形成された立ち上がり40
a、11節板42を介し、ばね43による挟圧力によっ
て結合されており、カムレバー41が反時計方向に揺動
するときには、ミラーアップレバー40も一体的に揺動
されるようになっている。また、調節板42は軸44に
よってカムレバー41に軸着されており、長孔45を通
してビス46を締めつけることによって、任意の調節位
置で固定される。そして、この調節板42を固定する位
置を調節することによって、ミラーアップレバー40と
カムレバー41との間の取り付は角度を精密に調節する
ことができるようになる。
前記カムレバー41には、駆動板24の回動軸23を中
心とした円弧部分48aと、これに漸近しながら連続さ
れた曲線部分48bとからなる力溝48が形成されてい
る。このカム溝48には、アーム30に植設されたミラ
ー駆動ピン32が係合している。また、ミラーアップレ
バー40の先端に形成された長孔49には、前記フレー
ム20に植設されたピン50が係合している。
心とした円弧部分48aと、これに漸近しながら連続さ
れた曲線部分48bとからなる力溝48が形成されてい
る。このカム溝48には、アーム30に植設されたミラ
ー駆動ピン32が係合している。また、ミラーアップレ
バー40の先端に形成された長孔49には、前記フレー
ム20に植設されたピン50が係合している。
ミラーボックス10に植設された他方の軸37には、ば
ね51によって反時計方向に付勢された連動レバー52
が回動自在に軸着されている。この連動レバー52には
一端側が開放されたスロット53が形成されているとと
もに、ピン54が植設されたアーム55が一体化されて
いる。このピン54は、遮光板アップレバー57の一端
に形成された長孔58に係合している。この遮光板アッ
プレバー57は軸59に軸着され、その他端側には遮光
板12に突設されたピン60が当接するエツジ61が形
成されているとともにピン62が植設されている。そし
て、このピン62を回り込むように、ばね63がピン6
0と遮光板アップレバー57との間に掛けられている。
ね51によって反時計方向に付勢された連動レバー52
が回動自在に軸着されている。この連動レバー52には
一端側が開放されたスロット53が形成されているとと
もに、ピン54が植設されたアーム55が一体化されて
いる。このピン54は、遮光板アップレバー57の一端
に形成された長孔58に係合している。この遮光板アッ
プレバー57は軸59に軸着され、その他端側には遮光
板12に突設されたピン60が当接するエツジ61が形
成されているとともにピン62が植設されている。そし
て、このピン62を回り込むように、ばね63がピン6
0と遮光板アップレバー57との間に掛けられている。
カメラボディ1に突設された軸65にはロックレバ−6
6が軸着され、ばね67によって反時計方向に付勢され
ている。ロックレバ−66の一端66aは、フレーム2
0に植設されたピン50の回動軌跡内に臨んでおり、そ
の他端66bは図示の状態においてはピン60を係止し
て、遮光板12が時計方向に回動することを禁止してい
る。そして、ミラー11が第7図の二点鎖線位置に回動
したときには、前記ピン50によってロックレバ−66
が時計方向に回動し、これにより、ロックレバ−66の
他端66bがピン60の係止を解除するようになる。
6が軸着され、ばね67によって反時計方向に付勢され
ている。ロックレバ−66の一端66aは、フレーム2
0に植設されたピン50の回動軌跡内に臨んでおり、そ
の他端66bは図示の状態においてはピン60を係止し
て、遮光板12が時計方向に回動することを禁止してい
る。そして、ミラー11が第7図の二点鎖線位置に回動
したときには、前記ピン50によってロックレバ−66
が時計方向に回動し、これにより、ロックレバ−66の
他端66bがピン60の係止を解除するようになる。
ミラーボックス10の側面には、回動軸23を中心とし
た同一円弧上に、2個の反射型のホトセンサ70.71
が設けられている。これらのホトセンサ70.71は、
駆動板24と一体となって回動する信号板35のエツジ
35aあるいはエツジ35bの通過を光電検出し、駆動
板24の回動位置を識別するのに用いられる。
た同一円弧上に、2個の反射型のホトセンサ70.71
が設けられている。これらのホトセンサ70.71は、
駆動板24と一体となって回動する信号板35のエツジ
35aあるいはエツジ35bの通過を光電検出し、駆動
板24の回動位置を識別するのに用いられる。
さらに、ミラーボックス10の側面に突設された軸73
には、V形に形成されたストップレバー74が軸着され
ている。このストップレバー74は、ばね75によって
ストッパ76に圧着するように付勢されている。このス
トップレバー74の両端には、第6図にも示したように
、遮光板駆動ピン33を受け入れるための凹部74a、
74bが形成され、これらの凹部の前縁にはエツジ77
a、77bからなる案内面77、およびエツジ78’a
、78bからなる案内面78が設けられている。そして
、駆動+7iE24が初期位置にあるときには、凹部7
4aに遮光板駆動ピン33が嵌入して位置決めされ、駆
動板24の回動終端においては、遮光板駆動ピン33が
凹部74bに嵌入して機械的に駆動板24の移動が停止
される。
には、V形に形成されたストップレバー74が軸着され
ている。このストップレバー74は、ばね75によって
ストッパ76に圧着するように付勢されている。このス
トップレバー74の両端には、第6図にも示したように
、遮光板駆動ピン33を受け入れるための凹部74a、
74bが形成され、これらの凹部の前縁にはエツジ77
a、77bからなる案内面77、およびエツジ78’a
、78bからなる案内面78が設けられている。そして
、駆動+7iE24が初期位置にあるときには、凹部7
4aに遮光板駆動ピン33が嵌入して位置決めされ、駆
動板24の回動終端においては、遮光板駆動ピン33が
凹部74bに嵌入して機械的に駆動板24の移動が停止
される。
前述した駆動板24の停止位置規制とは別に、ミラー1
1はフレーム20に当接されるストッパピン80によっ
てファインダ観察位置に位置決めされる。ストッパピン
80は、ばね81によって反時計方向に付勢されたV形
のレバー82の一端に植設されている。レバー82の他
端は、ミラーボックス10に螺合された調節ねじ83の
先端に当接している。そして、この調節ねじ83の出入
りを調節すれば、ストッパピン80の位置を変えること
ができるから、ファインダ観察状態でのミラー11の角
度調節ができるようになる。すなわち、ファインダ観察
位置におけるミラー11の角度調節は、モータ28から
カムレバー41に至る連動系とは別に、組み立て時に調
節ねじ83によって精密に調節され、被写画面が焦点板
15に正しく導かれるように設定されることになる。こ
うしてファインダ観察位置におけるミラー11の位置決
めを行った後に、調節板42の固定位置を調節し、カム
レバー41とミラーアップレバー40との間の間隙を解
消しておけば、駆動板24が反時計方向に回動してカム
レバー41が揺動を開始したとき、ミラーアップレバー
40はカムレバー41に追随して即座に揺動されるよう
になる。
1はフレーム20に当接されるストッパピン80によっ
てファインダ観察位置に位置決めされる。ストッパピン
80は、ばね81によって反時計方向に付勢されたV形
のレバー82の一端に植設されている。レバー82の他
端は、ミラーボックス10に螺合された調節ねじ83の
先端に当接している。そして、この調節ねじ83の出入
りを調節すれば、ストッパピン80の位置を変えること
ができるから、ファインダ観察状態でのミラー11の角
度調節ができるようになる。すなわち、ファインダ観察
位置におけるミラー11の角度調節は、モータ28から
カムレバー41に至る連動系とは別に、組み立て時に調
節ねじ83によって精密に調節され、被写画面が焦点板
15に正しく導かれるように設定されることになる。こ
うしてファインダ観察位置におけるミラー11の位置決
めを行った後に、調節板42の固定位置を調節し、カム
レバー41とミラーアップレバー40との間の間隙を解
消しておけば、駆動板24が反時計方向に回動してカム
レバー41が揺動を開始したとき、ミラーアップレバー
40はカムレバー41に追随して即座に揺動されるよう
になる。
第2図は上述の機構を含むカメラの作動を制御する回路
構成の一例を示したもので、以下、その作動について第
3図、第4図および第5図にしたがって説明する。
構成の一例を示したもので、以下、その作動について第
3図、第4図および第5図にしたがって説明する。
シャッタボタン18の押圧操作がレリーズ検出回路85
で検出されると、CPU86はROM87にメモリされ
ているシーケンスプログラムにしたがって処理を開始す
る。CPU86はまずレンズユニット2に内蔵されてい
るシャッタ駆動回路5に駆動信号を出力し、これにより
シャッタ6が閉鎖される。シャッタ6が完全に閉鎖され
たことがシャ・ツタ位置検出回路88によって検出され
ると、CPU86はモータ駆動回路90に駆動信号を出
力し、これによりモータ25が正転する。
で検出されると、CPU86はROM87にメモリされ
ているシーケンスプログラムにしたがって処理を開始す
る。CPU86はまずレンズユニット2に内蔵されてい
るシャッタ駆動回路5に駆動信号を出力し、これにより
シャッタ6が閉鎖される。シャッタ6が完全に閉鎖され
たことがシャ・ツタ位置検出回路88によって検出され
ると、CPU86はモータ駆動回路90に駆動信号を出
力し、これによりモータ25が正転する。
モータ25が正転することによって、ストップレバー7
4の凹部74aに嵌入して初期位置に位置決めされてい
た遮光板駆動ピン33は、ストップレバー74をばね7
5の付勢力に抗して反時計方向に揺動させながらエツジ
77bを乗り越えて脱出し、駆動板24は第1図の初期
位置から反時計方向へと正転してゆく。なお、信号板3
5が第1図に示した初期位置にあるときには、ホトセン
サ70がOFF、ホトセンサ71がON状態にあるが、
上述のようにして駆動板24の正転が開始されると、ホ
トセンサ71もOFF状態となる。
4の凹部74aに嵌入して初期位置に位置決めされてい
た遮光板駆動ピン33は、ストップレバー74をばね7
5の付勢力に抗して反時計方向に揺動させながらエツジ
77bを乗り越えて脱出し、駆動板24は第1図の初期
位置から反時計方向へと正転してゆく。なお、信号板3
5が第1図に示した初期位置にあるときには、ホトセン
サ70がOFF、ホトセンサ71がON状態にあるが、
上述のようにして駆動板24の正転が開始されると、ホ
トセンサ71もOFF状態となる。
さらに駆動板24が正転し、これと一体となってミラー
駆動ピン32が回動してゆ(と、ミラー駆動ピン32は
第4図に二点鎖線で示した初期位置、すなわちカム溝4
8の円弧部分48aと曲線部分48bとの中間点から、
カム溝48内を右方向に移動しながらカムレバー41を
反時計方向に揺動させてゆ(。
駆動ピン32が回動してゆ(と、ミラー駆動ピン32は
第4図に二点鎖線で示した初期位置、すなわちカム溝4
8の円弧部分48aと曲線部分48bとの中間点から、
カム溝48内を右方向に移動しながらカムレバー41を
反時計方向に揺動させてゆ(。
カムレバー41が揺動されることによって、ミラーアッ
プレバー40は立ち上がり40aおよび調節板42を介
して押し上げられ、同様に反時計方向に揺動される。ま
た、ミラー11を保持したフレーム20は、ミラーアッ
プレバー40の長孔49およびピン50を介して上昇位
置に向かって回動してゆく。こうして駆動板24が正転
されてゆく過程では、ミラー駆動ピン32がカム溝48
の右端まで達した後、左側に向かって移動するようにな
る。そして、カム溝48の円弧部分48aの右端側まで
ミラー駆動ピン32が復動してきた時点で、カムレバー
41およびミラーアップレバー41のそれぞれは第4図
に示した位置に達し、ミラー11は撮影光路14から完
全に退避した撮影位置まで上昇される。
プレバー40は立ち上がり40aおよび調節板42を介
して押し上げられ、同様に反時計方向に揺動される。ま
た、ミラー11を保持したフレーム20は、ミラーアッ
プレバー40の長孔49およびピン50を介して上昇位
置に向かって回動してゆく。こうして駆動板24が正転
されてゆく過程では、ミラー駆動ピン32がカム溝48
の右端まで達した後、左側に向かって移動するようにな
る。そして、カム溝48の円弧部分48aの右端側まで
ミラー駆動ピン32が復動してきた時点で、カムレバー
41およびミラーアップレバー41のそれぞれは第4図
に示した位置に達し、ミラー11は撮影光路14から完
全に退避した撮影位置まで上昇される。
ところで、前記カム:a48の曲線部分48bの形状は
、その左側の部分、すなわちミラー駆動ピン32の移動
の初期にこれを案内する部分は、ミラー駆動ピン32が
移動する軌跡に漸近した形状になっており、ミラー駆動
ピン32の移動量に対してカムレバー41.ミラーアッ
プレバー40の揺動量が小さくなるように決められてい
る。したがって、モータ28の始動時にはカムレバー4
1およびミラーアップレバー40は緩やかに揺動を始め
、モータ28に対しては低トルクの負荷となり、その立
ち上がり特性が円滑化されるようになる。
、その左側の部分、すなわちミラー駆動ピン32の移動
の初期にこれを案内する部分は、ミラー駆動ピン32が
移動する軌跡に漸近した形状になっており、ミラー駆動
ピン32の移動量に対してカムレバー41.ミラーアッ
プレバー40の揺動量が小さくなるように決められてい
る。したがって、モータ28の始動時にはカムレバー4
1およびミラーアップレバー40は緩やかに揺動を始め
、モータ28に対しては低トルクの負荷となり、その立
ち上がり特性が円滑化されるようになる。
前記曲線部分48bの右側の部分は、ミラー駆動ピン3
2の回動に対しカムレバー41の揺動量が大きくなるよ
うな形状になっている。したがって、この部分に沿って
ミラー駆動ピン32が移動するときには、カムレバー4
1. ミラーアップレバー40は高速で揺動し、モー
タ28には高トルクの負荷が加わるが、すでにモータ2
8は定常状態になっているので、駆動板24はモータ2
8によって正常に駆動されるようになる。さらに駆動!
tJi24が回動すると、ミラー駆動ピン32は、曲線
部分48bの右端に達した後、左側に移動してくる。曲
線部分48bの左側は、円弧部分48aの曲率に漸近し
ながらこれに連続されている。したがって、再びミラー
駆動ピン32の回動に対してカムレバー41の揺動が減
速されるようになり、ミラーアップレバー40は穏やか
に上昇位置に移動される。
2の回動に対しカムレバー41の揺動量が大きくなるよ
うな形状になっている。したがって、この部分に沿って
ミラー駆動ピン32が移動するときには、カムレバー4
1. ミラーアップレバー40は高速で揺動し、モー
タ28には高トルクの負荷が加わるが、すでにモータ2
8は定常状態になっているので、駆動板24はモータ2
8によって正常に駆動されるようになる。さらに駆動!
tJi24が回動すると、ミラー駆動ピン32は、曲線
部分48bの右端に達した後、左側に移動してくる。曲
線部分48bの左側は、円弧部分48aの曲率に漸近し
ながらこれに連続されている。したがって、再びミラー
駆動ピン32の回動に対してカムレバー41の揺動が減
速されるようになり、ミラーアップレバー40は穏やか
に上昇位置に移動される。
ミラー11が第4図に示した位置に達すると、ピン50
はロックレバ−66をばね67に抗して右旋させるから
、ロックレバ−66の他端66 bがピン60の係止を
解除する。この状態まで駆動+H24が回動されると、
信号板35のエツジ35aがホトセンサ70に対面する
位置にきているから、ホトセンサ70がONL、てCP
U86にはミラーアップの確認信号が供給される。また
、アーム31に突設された遮光板駆動ピン33は、第4
図に示したように、連動レバー52に形成されたスロッ
ト53の入口に達している。なお、ホトセンサ70から
得られるミラーアップ確認信号を利用するにあたっては
、モータ28が起動されてから一定時間内に前記ミラー
アップ確認信号が得られた場合に、以降の処理を続行さ
せるようにすればよい。
はロックレバ−66をばね67に抗して右旋させるから
、ロックレバ−66の他端66 bがピン60の係止を
解除する。この状態まで駆動+H24が回動されると、
信号板35のエツジ35aがホトセンサ70に対面する
位置にきているから、ホトセンサ70がONL、てCP
U86にはミラーアップの確認信号が供給される。また
、アーム31に突設された遮光板駆動ピン33は、第4
図に示したように、連動レバー52に形成されたスロッ
ト53の入口に達している。なお、ホトセンサ70から
得られるミラーアップ確認信号を利用するにあたっては
、モータ28が起動されてから一定時間内に前記ミラー
アップ確認信号が得られた場合に、以降の処理を続行さ
せるようにすればよい。
さらに駆動板24が回動してゆくと、ミラー駆動ピン3
2はカム溝48の屈曲部分48bから脱し、円弧部分4
8aに沿って移動されるため、カムレバー41とミラー
アンプレバー40めそれぞれはその位置に留まったまま
となり、ミラー11はアップ位置で保持されるようにな
る。一方、遮光板駆動ピン33は、連動レバー52のス
ロット53に進入しながら、これをばね51に抗して時
計方向へと回動させる。したがって、ピン54および長
孔58を介し、遮光板アップレバー57は軸59を中心
に反時計方向に回動してゆく。こうして遮光板アップレ
バー57が反時計方向に回動してゆくと、ピン60が遮
光板アップレバー57のエツジ61によって押動されて
、遮光板12が回動軸21の回りに回動するから、ミラ
ーボックス10に開成されたアパーチュア16が開放さ
れてゆく。
2はカム溝48の屈曲部分48bから脱し、円弧部分4
8aに沿って移動されるため、カムレバー41とミラー
アンプレバー40めそれぞれはその位置に留まったまま
となり、ミラー11はアップ位置で保持されるようにな
る。一方、遮光板駆動ピン33は、連動レバー52のス
ロット53に進入しながら、これをばね51に抗して時
計方向へと回動させる。したがって、ピン54および長
孔58を介し、遮光板アップレバー57は軸59を中心
に反時計方向に回動してゆく。こうして遮光板アップレ
バー57が反時計方向に回動してゆくと、ピン60が遮
光板アップレバー57のエツジ61によって押動されて
、遮光板12が回動軸21の回りに回動するから、ミラ
ーボックス10に開成されたアパーチュア16が開放さ
れてゆく。
駆動板240回動が継続されてゆくと、第5図に示した
ように、信号板35のエツジ35aがホトセンサ71を
通過する結果、ホトセンサ71がONする。この時点で
は、遮光板12も第7図にも二点鎖線で示したように撮
影光路14から完全に退避した撮影位置に移動され、ア
パーチュア16は開放された状態になる。そして、前記
ホトセンサ71から得られるON信号は、遮光板12の
移動完了信号としてCPU86に入力され、これにより
モータ駆動回路90を介してモータ28の駆動が停止さ
れる。
ように、信号板35のエツジ35aがホトセンサ71を
通過する結果、ホトセンサ71がONする。この時点で
は、遮光板12も第7図にも二点鎖線で示したように撮
影光路14から完全に退避した撮影位置に移動され、ア
パーチュア16は開放された状態になる。そして、前記
ホトセンサ71から得られるON信号は、遮光板12の
移動完了信号としてCPU86に入力され、これにより
モータ駆動回路90を介してモータ28の駆動が停止さ
れる。
このようにして駆動板24の回動が停止されるが、モー
タ28の惰性等によって駆動板24が余分に回動される
ことがないように、駆動板24はその回動の終端位置に
おいてス)7プレパー74によって位置規制される。す
なわち、第6図に示したように、駆動板24と一体とな
って回動する遮光板駆動ピン33がその終端位置に向か
って回動してくるときに、遮光板駆動ピン33は、一点
鎖線で示した回動の軌跡に対して傾斜したエツジ78a
に当接し、このエツジ78aに摺接しつつスト7プレパ
ー74を反時計方向に押し退けてがら凹部74bに嵌入
する。この結果、遮光板駆動ピン33にはブレーキがか
かるようになり、遮光板駆動ピン33が凹部74bで停
止されるときの衝撃を緩和することができる。エツジ7
8aの後半部分に連なるエツジ78bは、図示したよう
に前半部分とは逆方向に傾斜しているから、遮光板駆動
ピン33は確実に凹部74b内に落ち込み、その戻り方
向への回動が阻止され位置規制されるようになる。そし
て、ホトセンサ71からのON信号を受けて、CPU8
6はシャッタ駆動回路5を作動させ、シャッタ6は所定
のシャツタ秒時で開閉されフィルム7が露光される。
タ28の惰性等によって駆動板24が余分に回動される
ことがないように、駆動板24はその回動の終端位置に
おいてス)7プレパー74によって位置規制される。す
なわち、第6図に示したように、駆動板24と一体とな
って回動する遮光板駆動ピン33がその終端位置に向か
って回動してくるときに、遮光板駆動ピン33は、一点
鎖線で示した回動の軌跡に対して傾斜したエツジ78a
に当接し、このエツジ78aに摺接しつつスト7プレパ
ー74を反時計方向に押し退けてがら凹部74bに嵌入
する。この結果、遮光板駆動ピン33にはブレーキがか
かるようになり、遮光板駆動ピン33が凹部74bで停
止されるときの衝撃を緩和することができる。エツジ7
8aの後半部分に連なるエツジ78bは、図示したよう
に前半部分とは逆方向に傾斜しているから、遮光板駆動
ピン33は確実に凹部74b内に落ち込み、その戻り方
向への回動が阻止され位置規制されるようになる。そし
て、ホトセンサ71からのON信号を受けて、CPU8
6はシャッタ駆動回路5を作動させ、シャッタ6は所定
のシャツタ秒時で開閉されフィルム7が露光される。
こうしてシャッタ6が作動したことがシャッタ位置検出
回路88によって確認されると、cpu86からの指令
によってモータ駆動回路90が作動され、モータ28は
逆転駆動される。モータ28が逆転されることによって
、駆動板24は時計方向への回動を開始する。駆動板2
4が時計方向に回動してゆくと、遮光板駆動ピン33お
よびスロット53を介し、連動レバー52を軸37の回
りに反時計方向に回動させる。これによって遮光板アッ
プレバー57も軸59を中心として反時計方向に回動す
るから、遮光板12は第5図に示した位置から第4図に
示した位置へと下降してゆき、アパーチュア16を閉鎖
する。遮光板12がアバ−チュア16を閉鎖するときに
は、第4図に示したように、遮光板アップレバー57に
植設されたピン62が、ばね63の中間部分を屈曲させ
るように押圧する。この結果、遮光板12はばね63の
付勢力によって、弾性的にアパーチュア16を閉鎖する
ようになる。
回路88によって確認されると、cpu86からの指令
によってモータ駆動回路90が作動され、モータ28は
逆転駆動される。モータ28が逆転されることによって
、駆動板24は時計方向への回動を開始する。駆動板2
4が時計方向に回動してゆくと、遮光板駆動ピン33お
よびスロット53を介し、連動レバー52を軸37の回
りに反時計方向に回動させる。これによって遮光板アッ
プレバー57も軸59を中心として反時計方向に回動す
るから、遮光板12は第5図に示した位置から第4図に
示した位置へと下降してゆき、アパーチュア16を閉鎖
する。遮光板12がアバ−チュア16を閉鎖するときに
は、第4図に示したように、遮光板アップレバー57に
植設されたピン62が、ばね63の中間部分を屈曲させ
るように押圧する。この結果、遮光板12はばね63の
付勢力によって、弾性的にアパーチュア16を閉鎖する
ようになる。
なお、こうして遮光板12が完全に下降するまでの間は
、ミラー駆動ピン32はカム溝48の左側の領域、すな
わち円弧部分48a内を移動してゆくから、カムレバー
41およびミラーアンプレバー40は第4図の位置に保
持されたままとなっている。そして、遮光板12が完全
にアパーチュア16を閉鎖させる位置まで駆動板24が
逆転されると、信号板35のエツジ35aがホトセンサ
70を通過するから、ホトセンサ70がOFF信号を出
力する。このホトセンサ70からのOFF信号は、前述
したミラーアップ確認信号と同様に、遮光板12が完全
に下降したことを確認するための信号として利用するこ
とができる。
、ミラー駆動ピン32はカム溝48の左側の領域、すな
わち円弧部分48a内を移動してゆくから、カムレバー
41およびミラーアンプレバー40は第4図の位置に保
持されたままとなっている。そして、遮光板12が完全
にアパーチュア16を閉鎖させる位置まで駆動板24が
逆転されると、信号板35のエツジ35aがホトセンサ
70を通過するから、ホトセンサ70がOFF信号を出
力する。このホトセンサ70からのOFF信号は、前述
したミラーアップ確認信号と同様に、遮光板12が完全
に下降したことを確認するための信号として利用するこ
とができる。
引き続き駆動板24が逆転されてゆ(ことによって、ミ
ラー駆動ピン32がカム溝48の円弧部分48aから脱
し、カム溝48内を右方向に移動するようになるから、
カムレバー41とミラーアップレバー40とが軸36の
回りに時計方向に回動される。そして、長孔49とピン
50とを介してフレーム20が反時計方向に回動し、フ
レーム20はストッパピン80に当接して停止される。
ラー駆動ピン32がカム溝48の円弧部分48aから脱
し、カム溝48内を右方向に移動するようになるから、
カムレバー41とミラーアップレバー40とが軸36の
回りに時計方向に回動される。そして、長孔49とピン
50とを介してフレーム20が反時計方向に回動し、フ
レーム20はストッパピン80に当接して停止される。
この結果、ミラー11は第7図に実線で示した初期位置
、すなわちファインダ観察位置に戻される。
、すなわちファインダ観察位置に戻される。
こうしてミラー11がファインダ観察位置まで戻される
時点で、信号板35のエツジ35bがホトセンサ71に
よって検出され、ホトセンサ71からCPU86にON
信号が出力される。
時点で、信号板35のエツジ35bがホトセンサ71に
よって検出され、ホトセンサ71からCPU86にON
信号が出力される。
ホトセンサ71からのON信号を受けることによって、
CPU86はモータ駆動回路90に停止信号を出力して
モータ28を停止させるとともにシャッタ駆動回路5を
作動させる。これにより、露光のために開閉動作して閉
鎖状態となっているシャッタ6が再び開放状態にもたら
される。このとき、すでに遮光板12はアパーチュア1
6を閉鎖しているから、シャッタ6が開放されてもフィ
ルムバック3側は光密状態となっている。さらに、ミラ
ーアップレバー40が時計方向に回動することに従動し
てロックレバ−66が反時計方向に回動し、その一端6
6bがピン60を介して遮光板12を閉鎖位置に係止す
るようになる。
CPU86はモータ駆動回路90に停止信号を出力して
モータ28を停止させるとともにシャッタ駆動回路5を
作動させる。これにより、露光のために開閉動作して閉
鎖状態となっているシャッタ6が再び開放状態にもたら
される。このとき、すでに遮光板12はアパーチュア1
6を閉鎖しているから、シャッタ6が開放されてもフィ
ルムバック3側は光密状態となっている。さらに、ミラ
ーアップレバー40が時計方向に回動することに従動し
てロックレバ−66が反時計方向に回動し、その一端6
6bがピン60を介して遮光板12を閉鎖位置に係止す
るようになる。
このように、駆動板24はモータ28の停止によってそ
の回動を停止するが、この際にもストップレバー74が
作用して、駆動板24の停止位置を位置決めする。すな
わち、第6図に破線で示した初期位置に遮光板駆動ピン
33が移動してくるときには、遮光板駆動ピン33は、
その軌跡に対して傾斜されているエツジ?7aに当接し
、ストップレバー74をばね75に抗して反時計方向に
揺動させながらこれを乗り越えて凹部74aに嵌入して
位置規制される。この際、前記エツジ77aは遮光板駆
動ピン33に対する緩衝面として作用し衝撃を吸収する
から、駆動板24を停止させるときに生じがちな振動を
抑制することになる。
の回動を停止するが、この際にもストップレバー74が
作用して、駆動板24の停止位置を位置決めする。すな
わち、第6図に破線で示した初期位置に遮光板駆動ピン
33が移動してくるときには、遮光板駆動ピン33は、
その軌跡に対して傾斜されているエツジ?7aに当接し
、ストップレバー74をばね75に抗して反時計方向に
揺動させながらこれを乗り越えて凹部74aに嵌入して
位置規制される。この際、前記エツジ77aは遮光板駆
動ピン33に対する緩衝面として作用し衝撃を吸収する
から、駆動板24を停止させるときに生じがちな振動を
抑制することになる。
また、他方の案内面78と同様に、エツジ77bは遮光
板駆動ピン33を凹部74a内に落ち着かせると同時に
、遮光板駆動ピン33が反時計方向に移動することを防
止している。
板駆動ピン33を凹部74a内に落ち着かせると同時に
、遮光板駆動ピン33が反時計方向に移動することを防
止している。
以上のようにしてミラー11および遮光板12が初期位
置に復元すると、CPU86はフィルムバック3に内蔵
されたモータ駆動回路91に作動信号を出力する。これ
により、フィルム送り用のモータ8が駆動され、周知の
フィルム巻上げ機構92を介して露光済みのフィルム7
が移送される。
置に復元すると、CPU86はフィルムバック3に内蔵
されたモータ駆動回路91に作動信号を出力する。これ
により、フィルム送り用のモータ8が駆動され、周知の
フィルム巻上げ機構92を介して露光済みのフィルム7
が移送される。
そして、その移送量が丁度1コマに達したことが巻上げ
検出回路93によって識別されるとモータ8が停止し、
−回の撮影シーケンスが終了するものである。
検出回路93によって識別されるとモータ8が停止し、
−回の撮影シーケンスが終了するものである。
なお、ミラー11が上昇位置から下降位置に向かって移
動される際にも、カム溝48の形状、特に曲線部分48
bの形状から、その始動時にはミラー駆動ピン32を介
してモータ28に加わる負荷が低減されるようになるか
ら、モータ起動時の振動やショックがなくなる。さらに
、モータ28の停止時にもミラー11の移動が緩やかに
なるから、慣性の影響によるミラー11の振動をなくす
とともに、フレーム20がストッパピン80に衝突して
バウンドするようなこともなく、ミラー11を下降位置
で正確に位置決めする上でも効果的である。
動される際にも、カム溝48の形状、特に曲線部分48
bの形状から、その始動時にはミラー駆動ピン32を介
してモータ28に加わる負荷が低減されるようになるか
ら、モータ起動時の振動やショックがなくなる。さらに
、モータ28の停止時にもミラー11の移動が緩やかに
なるから、慣性の影響によるミラー11の振動をなくす
とともに、フレーム20がストッパピン80に衝突して
バウンドするようなこともなく、ミラー11を下降位置
で正確に位置決めする上でも効果的である。
以上、図示した実施例にしたがって本発明について説明
してきたが、遮光板駆動ピン33の代わりに駆動板24
と一体に係止用の突起等を成形し、これをストップレバ
ー74に当接させるようにしたり、前記ストップレバー
74を2本に分割し、駆動板24の回動範囲の両端で各
々を個別に遮光体駆動ピン33に係合させるようにする
こともできる。また、上述のように分割された2本のス
トップレバーの内の一方を省略し、駆動板24の回動範
囲の一方、例えばファインダ観察時における駆動板24
の位置決めのみを行うようにしてもよい。
してきたが、遮光板駆動ピン33の代わりに駆動板24
と一体に係止用の突起等を成形し、これをストップレバ
ー74に当接させるようにしたり、前記ストップレバー
74を2本に分割し、駆動板24の回動範囲の両端で各
々を個別に遮光体駆動ピン33に係合させるようにする
こともできる。また、上述のように分割された2本のス
トップレバーの内の一方を省略し、駆動板24の回動範
囲の一方、例えばファインダ観察時における駆動板24
の位置決めのみを行うようにしてもよい。
上述のように、本発明のミラーおよび遮光板駆動装置に
おいては、モータによって一定の角度範囲内で駆動され
る駆動仮に、この駆動板と一体となって回動する係止部
を設け、駆動板の回動範囲の少なくとも一端側で前記係
止部を回動阻止部材と係合させて駆動板の回動を機械的
に阻止し、ミラー、遮光板の駆動機構共々、ミラーと遮
光板の両者が所定の位置を越えて移動されないようにな
っている。したがって、モータの駆動制御のみによって
ミラーおよび遮光板を作動させるようにしながら、モー
タやこれに連結された連動機構などの慣性の影響を除去
し、ミラーと遮光板のそれぞれを所定の静止位置に正し
く位置決めすることが容易になる。
おいては、モータによって一定の角度範囲内で駆動され
る駆動仮に、この駆動板と一体となって回動する係止部
を設け、駆動板の回動範囲の少なくとも一端側で前記係
止部を回動阻止部材と係合させて駆動板の回動を機械的
に阻止し、ミラー、遮光板の駆動機構共々、ミラーと遮
光板の両者が所定の位置を越えて移動されないようにな
っている。したがって、モータの駆動制御のみによって
ミラーおよび遮光板を作動させるようにしながら、モー
タやこれに連結された連動機構などの慣性の影響を除去
し、ミラーと遮光板のそれぞれを所定の静止位置に正し
く位置決めすることが容易になる。
第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
第2図は本発明を用いたカメラの制御回路を示すブロッ
ク図である。 第3図は本発明を用いたカメラの逼影シーケンスを示す
タイムチャートである。 第4図および第5図は、本発明の一実施例における作動
説明図である。 第6図は本発明の一実施例に用いられているストップレ
バーの作用説明図である。 第7図は本発明を用いたカメラの構造を示す概略図であ
る。 1・・・カメラボディ 2・・・レンズユニット3・・
・フィルムバック 10・・ミラーボックス 11・・ミラー 12・・遮光板14・・撮影光
路 15・・焦点板16・・アパーチュア 24・
・駆動板32・・ミラー駆動ピン 33・・遮光板駆動ピン 40・・ミラーアップレバー 41・・カムレバー 42・・調節板48・・カム溝
52・・連動レバー57・・遮光板アップレバ
ー 66・・ロックレバ−74・・ストップレバー。 区 6コ 塚
ク図である。 第3図は本発明を用いたカメラの逼影シーケンスを示す
タイムチャートである。 第4図および第5図は、本発明の一実施例における作動
説明図である。 第6図は本発明の一実施例に用いられているストップレ
バーの作用説明図である。 第7図は本発明を用いたカメラの構造を示す概略図であ
る。 1・・・カメラボディ 2・・・レンズユニット3・・
・フィルムバック 10・・ミラーボックス 11・・ミラー 12・・遮光板14・・撮影光
路 15・・焦点板16・・アパーチュア 24・
・駆動板32・・ミラー駆動ピン 33・・遮光板駆動ピン 40・・ミラーアップレバー 41・・カムレバー 42・・調節板48・・カム溝
52・・連動レバー57・・遮光板アップレバ
ー 66・・ロックレバ−74・・ストップレバー。 区 6コ 塚
Claims (5)
- (1)撮影光路内に位置した観察位置と、撮影光路内か
ら退避した撮影位置との間で可動のミラーと、ミラーが
前記観察位置にあるときには、このミラーとフィルムと
の間の光路遮断位置にあり、前記ミラーが撮影位置に移
動したときには撮影光路内から退避した光路開放位置に
移動される遮光板とを備えたカメラにおいて、 モータによって一定の回動範囲内で正転および逆転され
る駆動板と、この駆動板が正転することに連動して前記
観察位置にあるミラーおよび光路遮断位置にある遮光板
とをそれぞれ撮影位置、光路開放位置に移動させるとと
もに、前記駆動板が逆転することに連動して前記撮影位
置にあるミラーおよび光路開放位置にある遮光板をそれ
ぞれ観察位置、光路遮断位置に移動させる駆動機構と、
前記駆動板が前記回動範囲の少なくとも一端側に移動し
てきたときに、駆動板に設けられた係止部と係合して駆
動板の回動を阻止する回動阻止部材とを備えたことを特
徴とするカメラのミラーおよび遮光板駆動装置。 - (2)前記係止部は、前記駆動機構を作動させるために
駆動板に突設された駆動ピンであることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のカメラのミラーおよび遮光板
駆動装置。 - (3)前記回動阻止部材は、前記回動範囲の両端で駆動
ピンに当接してその回動を阻止する2本の阻止レバーか
らなり、これらの阻止レバーの先端には前記回動範囲の
両端でそれぞれ駆動ピンを受け止めるための凹部が形成
されていることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
のカメラのミラーおよび遮光板駆動装置。 - (4)前記凹部のそれぞれの前縁には、駆動ピンの移動
軌跡に対して傾斜するように臨出した衝撃吸収面が形成
され、移動ピンはこの衝撃吸収面に摺接した後に前記凹
部に嵌入されるようにしたことを特徴とする特許請求の
範囲第3項記載のカメラのミラーおよび遮光板駆動装置
。 - (5)前記2本の阻止レバーは、一体に結合されたV形
レバーとして構成されており、このV形レバーはその両
端にそれぞれ形成された前記衝撃吸収面が駆動ピンの回
動軌跡内に臨出するように付勢されていることを特徴と
する特許請求の範囲第4項記載のカメラのミラーおよび
遮光板駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61018582A JPH0760243B2 (ja) | 1986-01-30 | 1986-01-30 | カメラのミラ−および遮光板駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61018582A JPH0760243B2 (ja) | 1986-01-30 | 1986-01-30 | カメラのミラ−および遮光板駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62175725A true JPS62175725A (ja) | 1987-08-01 |
JPH0760243B2 JPH0760243B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=11975621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61018582A Expired - Fee Related JPH0760243B2 (ja) | 1986-01-30 | 1986-01-30 | カメラのミラ−および遮光板駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0760243B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5487215A (en) * | 1977-12-22 | 1979-07-11 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Camera having built-in motor |
JPS57186743A (en) * | 1981-05-12 | 1982-11-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | Upward and downward moving device for mirror and light shielding plate of single-lens reflex camera |
JPS60208740A (ja) * | 1984-04-02 | 1985-10-21 | Olympus Optical Co Ltd | 一眼レフレツクスカメラ |
-
1986
- 1986-01-30 JP JP61018582A patent/JPH0760243B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5487215A (en) * | 1977-12-22 | 1979-07-11 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Camera having built-in motor |
JPS57186743A (en) * | 1981-05-12 | 1982-11-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | Upward and downward moving device for mirror and light shielding plate of single-lens reflex camera |
JPS60208740A (ja) * | 1984-04-02 | 1985-10-21 | Olympus Optical Co Ltd | 一眼レフレツクスカメラ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0760243B2 (ja) | 1995-06-28 |
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