JPS62184444A - ミラ−および遮光板駆動用モ−タの制御装置 - Google Patents

ミラ−および遮光板駆動用モ−タの制御装置

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JPS62184444A
JPS62184444A JP2592586A JP2592586A JPS62184444A JP S62184444 A JPS62184444 A JP S62184444A JP 2592586 A JP2592586 A JP 2592586A JP 2592586 A JP2592586 A JP 2592586A JP S62184444 A JPS62184444 A JP S62184444A
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JP
Japan
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mirror
shielding plate
light shielding
motor
drive
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Pending
Application number
JP2592586A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Yamamoto
勝彦 山本
Takeshi Yoshino
吉野 武志
Masayoshi Hirai
正義 平井
Shiro Hashimoto
史朗 橋本
Michihiro Shiina
椎名 道弘
Shigekane Gotou
後藤 繁謙
Hisashi Hamada
浜田 寿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/012,656 priority patent/US4720718A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はミラーおよび遮光板を順次に駆動するためのモ
ータの制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
周知のように、−眼レフ形式のカメラにおいては、ファ
インダ観察時には撮影光束を焦点板に向けて反射させる
可動のレフレックスミラー(以下、単にミラーという)
が設けられている。このミラーは、シャフタレリーズを
行うことによって撮影光路内から退避した撮影位置に移
動され、その後にシャッタが開閉して露光が行われるよ
うになっている。
ところで、120フイルムを使用するラージフォーマッ
トの一眼レフ力・ミラでは、シャッタとしてレンズシャ
ッタが用いられているものがある。
このようなカメラでは、ファインダ観察時にはシャッタ
が開放されていることから、撮影光束の一部によってフ
ィルムが露光されることのないように、ミラーとフィル
ム面との間には、撮影光路を遮断するように遮光板が配
置されている。そしてシャツタレリーズが行われると、
まずシャッタが閉鎖された後、ミラーおよび遮光板のそ
れぞれが順次に撮影位置に移動して撮影光路内から退避
し、しかる後にシャッタが開閉動作して露光が行われる
。露光が終了してからは、遮光板、ミラーがこの順序で
もとのファインダ観察位置に復帰移動し、さらにシャッ
タが開放されてファインダ観察モードに復元されるよう
になっている。
このような形式のカメラで、ミラーおよび遮光板を駆動
するためにモータを利用することが提案されている。モ
ータによってミラーや遮光板を直接駆動するようにする
と、従来装置で用いられているような、ミラーや遮光板
を駆動するためのばねや、このばねをチャージするため
の機構も省略できるようになり、構造として簡略化を図
ることができる。
このように、モータによってミラーや遮光板を駆動する
場合には、モータからミラーおよび遮光板に至る連動機
構に工夫が施され、モータに連動してミラーと遮光板と
が順次に移動されるように構成される。この結果、モー
タの起動の瞬間に大きな負荷が加わることがなくなり、
しかも負荷が時間的に分散されるようになるから、モー
タに加わる負荷が平均化されてモータの回転にムラがで
にくくなる。そして、ミラーや遮光板を移動させるとき
の振動やショックを大幅に軽減することができるように
なる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、ミラーや遮光板を移動させる過程の中でも、
ミラーおよび遮光板をそれぞれ撮影位置。
開放位置に向けて移動させるときには、これに引き続き
露光が開始されることを考慮すると、例えわずかな振動
であってもこれを確実に防止しておく必要がある。とこ
ろが、上述のようにモータ以降の連動機構を改良するだ
けでは、この振動を無視できる程度までにするのは非常
に困難で、露光の直前にはわずかながら振動が残ってい
るのが実情である。
本発明はこのような事4青を考慮してなされたもので、
モータによってミラーおよび遮光板を順次に駆動するに
あたり、特に露光開始の直前には、カメラぶれを招くよ
うな振動等がなくなるようにモータの駆動を制御するよ
うにしたモータ制′a装置を提供することを目的とする
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するにあたり、遮光板の駆動時
の負荷がミラー駆動時の負荷よりも軽くなること、さら
に露光開始の直前における振動が、ミラーの移動よりも
遮光板の移動によって発生されやすいことに着目し、遮
光板を駆動するためにモータに供給される駆動電圧につ
いては、これをミラーの駆動時における駆動電圧よりも
低レベルに抑制するようにしたものである。
本発明の望ましい実施例においては、前述のように遮光
板を駆動するときのモータ駆動電圧を低レベルに抑える
ことの他に、遮光板の駆動の直前、すなわちミラーの駆
動が終了したときには、一旦モータに対する駆動電圧の
供給を断ってモータを停止させ、しかる後に漸増しなが
ら前記低レベルに維持される駆動電圧をモータに供給し
て遮光板を駆動するようにしている。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
〔実施例〕
本発明を用いたカメラの原理構造を示す第6図において
、カメラボディ1にはレンズユニット2とフィルムバッ
ク3とがそれぞれ光密状態を維持するように、着脱自在
に取り付けられている。レンズユニット2には焦点調節
自在の撮影レンズ4の他、シャッタ駆動回路5を介して
開閉作動されるシャッタ6が内蔵されている。レンズユ
ニット2をカメラボディ1に装着するときには、図示せ
ぬ電気接点も接続されるようになり、シャッタ駆動回路
5の作動はカメラボディ1側からの信号によって制御さ
れるようになる。また、前記フィルムバック3にはフィ
ルム7が収納されている。このフィルムバック3をカメ
ラボディ1に装着するときにもカメラボディ1との間で
電気的な接続がなされ、フィルムバック3に内蔵されて
いるフィルム巻上げ用のモータ8は、カメラボディ1側
からの出力される電気信号によってモータ駆動回路を介
して駆動され、フィルム7を1コマずつ巻き上げる。
カメラボディ1の内部にはミラーボックス10が固定さ
れている。このミラーボックス10にはミラー11およ
び遮光板12が回動自在に取−り付けられており、ファ
インダ観察時においては、前記ミラー11は図示のよう
に撮影光路14内に位置して撮影光路14を焦点板15
へと向け、被写画面は焦点板15に結像されるようにな
る。一方、ファインダ観察時には遮光板12も図示の位
置にあって、ミラーボックス10の背面に形成されたア
パーチュア16を閉鎖している。したがってファインダ
観察時においては、ミラー11を回り込んだ撮影光束の
一部によって、フィルム7が露光されるようなことがな
い。
前記ミラー11および遮光板12の駆動機構部を示す第
1図において、ミラー11が固着されたフレーム20お
よび遮光板12のそれぞれは、ミラーボックス10に設
けられた軸21に回動自在に軸着されている。ミラーボ
ックス10の一方の側面には、駆動板24が回動軸23
を中心に回動自在に取り付けられており、この駆動板2
4はミラーボックス10の内部に回動自在に取り付けら
れているギヤ25,26.27を介しモータ28によっ
て駆動される。駆動板24に一体に取り付けられたアー
ム30.31のそれぞれには、ミラー駆動ビン32.遮
光板駆動ビン33がそれぞれ反対方向に向かって突設さ
れている。さらに駆動板24には、反射率の高い例えば
アルミニウムなどの金属板からなる扇形の信号板35が
固着されている。
ミラーボックス10の前記側面には軸36,37が植設
され、その一方の軸36にはミラーアップレバー40お
よびカムレバー41とが回動自在に軸着されている。こ
れらの各レバー40.41は、第4図にも示したように
、ミラーアップレバー40に形成された立ち上がり40
a、調節板42を介し、ばね43による挟圧力によって
結合されている。調節板42は軸44によってカムレバ
ー41に軸着されており、長孔45を通してビス46を
締めつけることによって、任意の調節位置で固定される
。この調節板42の位置調節によって、ミラーアップレ
バー40とカムレバー41との間の角度を精密に調節す
ることができるようになる。
前記カムレバー41には、駆動板24の回動軸23を中
心とした円弧部分48aと、これに連続した曲線部分4
8bとを含むカム溝48が形成されている。このカム溝
48には、アーム30に植設されたミラー駆動ピン32
が係合している。また、ミラーアップレバー40の先端
に形成された長孔49には、前記フレーム20に植設さ
れたピン50が係合している。
ミラーボックス10に植設された他方の軸37には、ば
ね51によって反時計方向に付勢された連動レバー52
が回動自在に軸着されている。この連動レバー52には
一端側が開放されたスロット53が形成されているとと
もに、ピン54が植設されたアーム55が一体化されて
いる。このピン54は、遮光板アップレバー57の一端
に形成された長孔58に係合している。この遮光板アッ
プレバー57は軸59に軸着され、その他端側には遮光
板12に突設されたピン60が当接するエツジ61が形
成されているとともにピン62が植設されている。そし
て、このピン62を回り込むように、ばね63がピン6
0と遮光板アップレバー57との間に掛けられている。
カメラボディ1に突設された軸65にはロックレバ−6
6が軸着され、ばね67によって反時計方向に付勢され
ている。ロックレバ−66の一端66aは、フレーム2
0に植設されたピン50の回動軌跡内に臨んでおり、そ
の他端66bは図示の状態においてはピン60を係止し
て、遮光板12が時計方向に回動することを禁止してい
る。そして、ミラー11が第7図の二点鎖線位置に回動
したときには、前記ビン50によってロックレバ−66
が時計方向に回動し、これにより・ロックレバ−66の
他端66bがピン60の係止を解除するようになる。
ミラーボックス10の側面には、2個の反射型のホトセ
ンサ70.71が、軸23を中心とした同一円周上に設
けられている。周知のように、これらのホトセンサ70
.71は投光部および受光部とからなり、投光部からの
光が信号板35で反射され、この反射光が受光部で検出
されたと−きにハイレベル信号(以下、H信号という)
を出力する。したがって、ホトセンサ70.71は、駆
動板24と一体となって回動する信号板35のエツジ3
5a、35bが通過する瞬間に出力信号の状態を変える
ようになっている。なお、前記ホトセンサ70.71の
取り付は位置としては、エツジ35a、35bの通過が
検出できる位置であれば、必ずしも前述のような同一円
周上でなくてもよい。
さらに、ミラーボックス10の側面に突設された軸73
には、V形に形成されたストップレバー74が軸着され
ている。このストップレバー74は、ばね75によって
ストッパ76に圧着するように付勢されている。このス
トップレバー74の両端には、遮光板駆動ピン33を受
は入れるための凹部74a、74bが形成され、これら
の凹部の前縁には案内面77.78が設けられている。
そして、駆動板24が初期位置にあるときには、凹部7
4aに遮光板駆動ピン33が嵌入して位置決めされ、駆
動板24の回動終端においては、遮光板駆動ピン33が
凹部74bに嵌入して機械的に駆動板24の移動が停止
される。
前述した駆動板24の停止位置規制とは別に、ミラー1
1はフレーム20に当接されるストッパビン80によっ
てファインダ観察位置に位置決めされる。ストッパビン
80は、ばね81によって反時計方向に付勢されたV形
のレバー82の一端に植設されている。レバー82の他
端は、ミラーボックスIOに螺合された調節ねじ83の
先端に当接している。そして、この調節ねじ83の出入
りを調節すれば、ストッパビン80の位置を変えること
ができるから、ファインダ観察状態でのミラー11の角
度調節ができるようになる。すなわち、ファインダ観察
位置におけるミラー11の角度調節は、モータ2Bから
カムレバー41に至る連動系とは別に、組み立て時に調
節ねじ83によって精密に調節され、被写画面が焦点板
15に正しく導かれるように設定されることになる。な
お、こうしてミラー11の初期位置を設定した後に前記
調節板42の固定位置を調節することによって、カムレ
バー41とミラーアップレバー40との間の間隙を解消
し、カムレバー41の揺動を即座にミラーアンプレバー
40に伝達させることができるようになる。
第2図は上述の機構を含むカメラの作動を制御する回路
構成の一例を示したもので、以下、その作動について第
3図、第4図および第5図にしたがって説明する。
シャックボタン18の押圧操作がレリーズ検出回路85
で検出されると、CPU86はROM87にメモリされ
ているシーケンスプログラムにしたがって処理を開始す
る。CPU86はまずレンズユニット2に内蔵されてい
るシャッタ駆動回路5に駆動信号を出力し、これにより
シャッタ6が閉鎖される。シャッタ6の閉鎖が、第3図
のt。
の時点でシャッタ位置検出回路88によって検出される
と、CPtJ86の正転信号出力端86aにはH信号が
出力される。このH信号によってリレー90が作動し、
接片91がアース端子92から端子93へと切換えられ
、トランジスタ94が導通する。
トランジスタ93の導通によって、コンデンサ95が充
電を開始するから、ラインaの電圧■1は第3図に示し
たように、徐々に上界してゆくようになる。一方、1.
の時点では、第1図のようにホトセンサ70は信号板3
5と対面していないから、その信号状態はLレベルとな
っている。したがって、コンパレーク96の出力端もL
レベルとなっており、トランジスタ97は導通状態にあ
る。この結果、ラインbに現れる電圧vbは、分圧用の
抵抗98.99によって設定された電圧の他に、トラン
ジスタ97からの電流による電圧降下分が重畳されたV
blの電圧に比例した電圧レベルとなっている。
前記ラインa、bには、それぞれダイオード101.1
02が逆方向接続され、これらは互いに結線された後に
オペアンプ104に接続されている。これにより、オペ
アンプ104の出力端には、前記電圧V、、V、のうち
、いずれか低い方に対応した電圧が現れるようになる。
この結果、0点に現れる正転駆動電圧vcは、第3図に
示し−たように、V、<V、であるt2の時点まではラ
インaにおける電圧v1に比例して漸増し、それ以後は
ラインbの電圧vIIIに比例した一定レベルとなる。
このような波形をもった正転駆動電圧VCでモータ28
が正転駆動されると、モータ28はその起動時に緩やか
に立ち上がり、これに伴って駆動板24も徐々に増速さ
れながら回動する。駆動板24が回動することによって
、ストップレバー74の凹部74aに嵌入して初期位置
に位置決めされていた遮光板駆動ピン33は、ストップ
レバー74をばね75の付勢力に抗して反時計方向に揺
動させながら案内面77を乗り越えて脱出し、駆動板2
4は第1図の初期位置から反時計方向へと正転してゆく
。なお、信号板35が第1図に示した初期位置にあると
きには、ホトセンサ71はH信号を出力しているが、上
述のように駆動板24の正転が開始され、信号板35が
回動した瞬間には、ホトセンサ71からもLレベル信号
が出力されるようになる。
駆動板24が正転し、これと一体となってミラー駆動ピ
ン32が回動してゆくと、ミラー駆動ピン32は第4図
に二点鎖線で示した初期位置、すなわちカム溝48の円
弧部分48aと曲線部分48bとの中間点から、カム溝
48内を右方向に移動しながらカムレバー41を反時計
方向に揺動させてゆく。前記曲線部分48bは、その左
側が円弧部分48bに漸近しながら連絡されているから
、駆動板24の回動の初期においては、ミラー駆動ピン
32の回動に対してカムレバー41の揺動は緩やかにな
る。この結果、モータ28を起動するときの立ち上がり
が、電気的な制御によって緩やかにされるのに合わせ、
機械的にも同様に制御されることになり、駆動板24の
始動時における電気的1機械的なショックがほとんど解
消されるようになる。
こうしてカムレバー41が揺動されることによって、ミ
ラーアップレバー40は立ち上がり40aおよび調節板
42を介して押し上げられ、同様に反時計方向に揺動さ
れる。また、ミラー11を保持したフレーム20は、ミ
ラーアップレバー40の長孔49およびピン50を介し
て上昇位置に向かって回動してゆく。こうして駆動板2
4が正転されてゆく過程では、ミラー駆動ピン32がカ
ム溝48の右端まで達した後、左側に向かって移動する
ようになる。そして、カム溝48の円弧部分48aの右
端側までミラー駆動ピン32が復動してきた時点で、カ
ムレバー41およびミラーアップレバー41のそれぞれ
は第4図に示した位置に達し、ミラー11は盪影光路1
4から完全に退避した盪影位置まで上昇される。これと
ともに、ピン50によってロックレバ−66が時計方向
に回動してピン60に対するロックが解除され、遮光板
12が回動可能状態になる。
ミラー11が第4図に示した位置まで上昇した瞬間t、
に、信号板35のエツジ35aがホトセンサ70によっ
て検出され、ホトセンサ70はミラーアップ完了のタイ
ミング信号としてH信号を出力する。ホトセンサ70.
71の出力信号は、CP U 86 ニも入力され、t
3の時点でCPU86にこのタイミング信号が入力され
ると、CPU86の正転信号出力端86aから出力され
ている正転信号は、Δtの時間、例えば15ms e 
cの間だけLレベルになる。
こうして正転信号が中断されると、この間にリレー90
が0FFL、接片91はアース端子92に切換えられる
。そしてモータ28の駆動が急停止され、駆動板24の
回動も中断される。一方、ホトセンサ70から■]倍信
号出力されると、コンパレータ96の出力端はHレベル
になり、トランジスタ97が非導通状態になる。したが
ってラインbの電圧■、は、抵抗98.99によって設
定された電圧Vbz(<Vb+)に比例した値に降下し
ている。
前記Δtの時間が経過して、t4の時点になると、CP
U86の正転信号出力端86aには再び正転信号が現れ
るようになる。これによりリレー90がONして、接片
91が端子92に接続されるから、モータ28はC点に
現れる正転駆動電圧VCによって再度正転を行うように
なる。こ、の正転駆動電圧VCは、前述したように、最
初はラインaの電圧vaに比例して漸増してゆき、■、
≧V、となる時点t5以降は、ラインbにおける電圧V
b2に比例した一定レベルとなる。
このような正転駆動電圧■、によってモータ28の正転
が再開され、駆動板24が徐々に反時計方向に回動して
ゆくと、ミラー駆動ピン32はカム溝48の屈曲部分4
8bから脱し、円弧部分48aに沿って移動されるため
、カムレバー41とミラーアップレバー40のそれぞれ
はその位置に留まったままとなり、ミラー11はアップ
位置で保持されるようになる。
一方、駆動板24の回動が再開されることによって、遮
光板駆動ピン33は、連動レバー52のスロット53に
進入しながら、これをばね51に抗して時計方向へと回
動させる。したがって、ピン54および長孔58を介し
、遮光板アップレバー57は軸59を中心に反時計方向
に回動してゆく。こうして遮光板アップレバー57が反
時計方向に回動してゆくと、ピン60が遮光板アップレ
バー57のエツジ61によって押動されて、遮光板12
が回動軸21の回りに回動するから、ミラーボックス1
0に開成されたアパーチュア16が開放されてゆ(。
なお、こうして遮光板12を回動させるときにおいても
、モータ28はその立ち上がり部分では徐々に増速しな
がら駆動されるから、その駆動の初期において遮光板駆
動ピン33と連動レバー52とが係合した瞬間にもショ
ックが生じるようなことがない。また、遮光板12を回
動させるための負荷は、ミラー11を回動させるときの
負荷と比較して小さいことから、t4以降の正転駆動電
圧■、の最大電圧レベルは、ミラー11を回動させると
きの電圧レベル■1よりも低い電圧レベルVb2に比例
した値に設定されている。したがって、モータ28の停
止時のショックは、t3の時点よりも低く抑えられるよ
うになる。すなわち、遮光板12の停止の直後には、露
光が開始されることから、このようにモータ28に供給
される駆動電圧を制御することによって、遮光板12の
停止時のショックや振動は無視できる程度に軽減される
ようになる。
vbzに比例した正転駆動電圧vcでモータ28が駆動
され、駆動板24の回動が継続されてゆくと、遮光板1
2は第6図にも二点鎖線で示したように撮影光路14か
ら完全に退避した撮影位置に移動され、アパーチュア1
6は開放された状態になる。これと同時に、第5図に示
したように、信号板35のエツジ35aがホトセンサ7
1によって検出され、ホトセンサ71からは遮光板アッ
プ完了のタイミング信号としてH信号が出力される。
このタイミング信号がCPU86に入力されたt6の時
点で、正転信号出力端86aからは正転信号が供給され
なくなり、リレー90がOFFして接片91がアース端
子92に切換えられてモータ28は停止する。
なお、駆動板24が停止されるときには、モータ28の
惰性等によって駆動板24が余分に回動されることがな
いように、駆動板24はその回動の終端位置においてス
トップレバー74によって位置規制される。すなわち、
遮光板駆動ピン33がその終端位置に向かって回動して
くるときに、遮光板駆動ピン33は案内面78に当接し
、これに摺接しつつス)7プレパー74を反時計方向に
押し退けてから凹部74bに嵌入する。この結果、遮光
板駆動ピン33には機械的なブレーキもかかるようにな
る。したがって、前述した正転駆動電圧■ゎの制御と合
わせて、遮光板駆動ピン33が凹部74bで停止される
ときの衝撃はほんとど解消されることになる。
前記ホトセンサ71からのHレベル信号は、遮光板12
の移動完了信号としても用いられ、CPU86はシャッ
タ駆動回路5に作動信号を出力する。これにより、シャ
ッタ6が所定のシャツタ秒時で開閉動作して露光が行わ
れる。シャッタ6がt7の時点で開閉動作を終了すると
、シャッタ位置検出回路88からシャッタ作動完了信号
が出力され、CPU86の逆転信号出力端86bがHレ
ベルになる。これによりリレー112が駆動され、接片
114はアース端子115から端子11−6に切換えら
れる。そして、モータ28は、d点に現れる逆転駆動電
圧■4によって逆転されるようになる。ところでd点に
現れる逆転駆動電圧■4は、オペアンプ117の出力電
圧、すなわちラインeに現れる電圧■8と、ラインfに
現れる電圧■。
とのいずれか大きい方の電圧に比例して現れる。
ラインeに現れる電圧v0は、分圧用の抵抗118.1
19によって決められた一定電圧V、。に固定されてい
る一方、ラインfに現れる電圧Vrは、コンデンサ11
8の充電によって徐々に低下するようになる。すなわち
、逆転駆動信号によってトランジスタ120が導通され
ると、トランジスタ121が遮断されるから、それまで
抵抗122によって一定レベルに維持されていた電圧が
、コンデンサ118の充電によって徐々に下降してくる
そして、オペアンプ125は、これらの電圧V。
■、のいずれか高い方の電圧に比例した電圧を出力する
から、d点における逆転駆動電圧■4は、第3図に示し
たように、徐々に漸減してゆき、■、≧vfとなった時
点t、以降は一定レベルの電圧になる。
このような逆転駆動電圧Vdによってモータ28が駆動
されると、モータ28は起動された後は、減速しながら
駆動をm続する。そして、これにより駆動板24が時計
方向に回動してゆくと、遮光板駆動ピン33およびスロ
ット53を介し、連動レバー52を軸37の回りに反時
計方向に回動させる。これによって遮光板アップレバー
57も軸59を中心として反時計方向に回動するから、
遮光板12は第5図に示した位置から第4図に示した位
置へと下降してゆき、アパーチュア16を閉鎖する。遮
光板12がアパーチュア16を閉鎖するときには、第4
図に示したように、遮光板アラ7”レバー57に植設さ
れたピン62が、ばネ63の中間部分を屈曲させるよう
に押圧する。この結果、遮光板12はばね63の付勢力
によって、アパーチュア16を閉鎖する位置で弾性的に
保持されるようになる。
なお、こうして遮光板12が完全に下降するまでの間は
、ミラー駆動ピン32はカム溝48の左側の領域、すな
わち円弧部分48a内を移動してゆくから、カムレバー
41およびミラーアップレバー40は第4図の位置に保
持されたままとなっている。そして、遮光板12が完全
にアパーチュア16を閉鎖させる位置まで駆動板24が
逆転された時点tIIでは、信号板35のエツジ3ga
がホトセンサ70を通過して、ホトセンサ7oからはH
信号が出力されるようになる。この信号は、例えば遮光
板12が完全に下降したことを確認するための信号とし
て利用することができる。
引き続き駆動板24が減速されながら逆転してゆくこと
によって、ミラー駆動ピン32がカム溝48の円弧部分
48aから脱し、カム溝48内を右方向に移動するよう
になるから、カムレバー41とミラーアップレバー40
とが軸36の回りに時計方向に回動される。そして、長
孔49とピン50とを介してフレーム20が反時計方向
に回動し、フレーム20はストッパピン80に当接して
停止され、ミラー11はファインダ観察位置に戻される
。こうしてミラー11がファインダ観察位置まで戻され
た時点t16で、信号板35のエツジ3!M)がホトセ
ンサ71によって検出され、ホトセンサ71からはミラ
ーダウン完了のタイミング信号としてH信号が出力され
る。
前記タイミング信号がCPU86に入力されると、この
t11+の時点で逆転信号がLレベルになる。
これによりリレー112がOFFして接片114がアー
ス端子115に切換えられるから、モータ28が停止し
て駆動板24の回動が停止される。
こうしてモータ28および駆動板24が停止されるとき
には、モータ28に供給される逆転駆動電圧■。は漸減
しながら低レベルの電圧となるから、これらが停止する
ときのショックも大幅に緩和されるようになる。
さらに、この位置で駆動板24が停止されるときにもス
トップレバー74が作用して、駆動板24の停止位置を
位置決めする。すなわち、第1図に示した初期位置に遮
光板駆動ピン33が移動してくるときには、遮光板駆動
ピン33は、その軌跡に対して傾斜されている案内面7
7の前縁−に当接し、ストップレバー74をばね75に
抗して反時計方向に揺動させながらこれを乗り越えて凹
部74aに嵌入して位置規制される。この際、案内面7
7の前縁は遮光板駆動ピン33に対する緩衝面として作
用し衝撃を吸収するから、駆動板24を停止させるとき
に生じがちな振動を抑制することになる。
t、。の時点で得られたタイミング信号がCPU86に
入力されると、CPU86はシャッタ駆動回路5に作動
信号を出力する。そして、露光のために開閉動作した後
、閉鎖状態となっているシャッタ6は再び開放状態にも
たらされる。このとき、すでに遮光板12はアパーチュ
ア16を閉鎖しているから、シャッタ6が開放されても
フィルムバック3側は光密状態となっている。さらに、
ミラーアップレバー40が時計方向に回動することに従
動してロックレバ−66が反時計方向に回動し、その一
端66bがピン60を介して遮光板12を閉鎖位置に係
止するようになる。
こうしてミラー11および遮光板12が初期位置に復元
すると、CPUa 6はフィルムバック3に内蔵された
モータ駆動回路126に作動信号を出力する。これによ
り、フィルム送り用のモータ8が駆動され、周知のフィ
ルム巻上げ機構127を介して露光済みのフィルム7が
移送される。そして、その移送量が丁度1コマに達した
ことが巻上げ検出回路128によって識別されるとモー
タ8が停止し、−回の撮影シーケンスが終了し、ファイ
ンダ観察モードに復帰されることになる。
なお、通常の逼影シーケンスの中におけるモータ28の
駆動について述べてきたが、t、xthまでのミラーア
ップ処理、およびt?〜t、。までのミラーダウン処理
は、撮影シーケンス内ではサブルーチンとして行われる
ようになっており、CPU86に対する割り込み指令に
よっても実行することができる。すなわち、ミラーアッ
プ、ミラーダウンの各操作は、別設のミラーアップボタ
ンやミラーダウンボタンの操作によっても行うことがで
きる。割り込み指令によって例えばミラーアップを行う
ときには、ホトセンサ70.71の1言号状態によって
ミラー11がダウン位置にあることが確認されたときに
のみ、その処理が実行されることになる。
上述のように、遮光板12を開放位置に移動させるとき
にモータ28に供給される駆動電圧vcを、ミラー11
を撮影位置に移動させるときの電圧レベルよりも低く抑
えるようにすると、ミラー11については迅速に撮影位
置に移動させながら、ミラー11の移動終了後に遮光板
12の移動を開始するときに生ずる負荷変動の影響を軽
減し、振動や衝撃の発生をなくすことができるようにな
る。
さらに、遮光板の駆動開始の直前に一旦モータ28を停
止させた後、モータ28に再供給される駆動電圧vcを
漸増させながら前記低レベルに維持するように制御すれ
ば、遮光板12が停止されるときの振動等の解消はもち
ろん、その駆動開始以降の遮光板の作動がさらに円滑化
される。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明においては、露光が開始される直
前にミラーおよび遮光板をモータに連動して順次に移動
させるにあたって、遮光板の移動時にモータに供給され
る駆動電圧を、ミラー駆動時の駆動重症よりも低く抑え
るようにしている。
したがって、ミラーについてはその移動を不必要に低速
化することなく、遮光板については円滑かつ確実に開放
位置まで移動させ、しかも振動やショックを伴うことな
く静かに停止させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を用いたミラーおよび遮光板駆動機構の
分解斜視図である。 第2図は本発明を用いた制御回路の一例を示す回路図で
ある。 第3図は第2図に示したmlf御回路の作用を説明する
ためのタイムチャート図である。 第4図および第5図は、第1図に示した機構の作動状態
を示す説明図である。 第6図は本発明を用いたカメラの原理構造を示す概略図
である。 1・・・カメラボディ 2・・・レンズユニット3・・
・フィルムバック 6・・・シャッタ   10・・ミラーボックス11・
・ミラー    12・・遮光板15・・焦点板   
 16・・アパーチュア24・・駆動板    28・
・モータ32・・ミラー駆動ピン 33・・遮光板駆動ピン 35・・信号板 40・・ミラーアンプレバー 41・・カムレバー  48・・カム溝52・・連動レ
バー 57・・遮光板アップレバー 6G・・ロックレバ− 70,71・・ホトセンサ 74・・ストップレバー 8G・・CPU0

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータの駆動に連動して、ファインダ観察位置に
    あるミラーと遮光位置にある遮光板のそれぞれを順次に
    撮影位置、開放位置へと移動させるようにしたカメラに
    おいて、 前記ミラーをファインダ観察位置から撮影位置へと移動
    させるときに前記モータに供給される駆動電圧よりも、
    前記遮光板を遮光位置から撮影位置へと移動させるとき
    に前記モータに供給される駆動電圧が低レベルになるよ
    うに制御することを特徴とするミラーおよび遮光板駆動
    用モータの制御装置。
  2. (2)前記遮光板を遮光位置から開放位置へと移動させ
    るときにモータに供給される駆動電圧は、漸増した後に
    前記低レベルに維持されることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のミラーおよび遮光板駆動用モータの制
    御装置。
  3. (3)前記ミラーを撮影位置に移動させた後、遮光板を
    移動させる前に、前記駆動電圧の供給を断ってモータを
    一旦停止させるようにしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載のミラーおよび遮光板駆動用モータの制
    御装置。
JP2592586A 1986-02-07 1986-02-10 ミラ−および遮光板駆動用モ−タの制御装置 Pending JPS62184444A (ja)

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JP2592586A JPS62184444A (ja) 1986-02-10 1986-02-10 ミラ−および遮光板駆動用モ−タの制御装置
US07/012,656 US4720718A (en) 1986-02-07 1987-02-09 Reflex camera

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008064609A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Nitta Ind Corp 圧力計測シート、圧力分布計測装置及び圧力分布計測方法
JP2012215651A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Canon Inc 撮像装置

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