JPH044573B2 - - Google Patents

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JPH044573B2
JPH044573B2 JP56125540A JP12554081A JPH044573B2 JP H044573 B2 JPH044573 B2 JP H044573B2 JP 56125540 A JP56125540 A JP 56125540A JP 12554081 A JP12554081 A JP 12554081A JP H044573 B2 JPH044573 B2 JP H044573B2
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JP
Japan
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ring
shutter
motor
magnet
rotates
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Publication date
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Publication of JPH044573B2 publication Critical patent/JPH044573B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B9/00Exposure-making shutters; Diaphragms
    • G03B9/08Shutters
    • G03B9/10Blade or disc rotating or pivoting about axis normal to its plane
    • G03B9/24Adjusting size of aperture formed by members when fully open so as to constitute a virtual diaphragm that is adjustable

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Focusing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカメラのレンズシヤツター機構、詳し
くは、カメラの撮影レンズ鏡筒内に配設されたシ
ヤツター羽根を開閉するレンズシヤツター機構に
関する。
従来のレンズシヤツター機構は、セルフチヤー
ジによつて開閉制御されるものでは、レリーズ時
の押動ストローク長が長く、かつその力量が重
い。このため、モータを使用してシヤツターを動
作させる方法が種々提案されているが、シヤツタ
ーをモーターで動作させるようにした場合、(1)定
電圧を用いてモーターの回転を一定にすること、
(2)シヤツターの閉じ動作を素早く行なわせること
等が重要になつてくる。このうち(2)の点につい
て、シヤツターの開閉制御の開き動作は、例えば
30msecと比較的ゆつくりと行なつてもよいため、
モータの回転に連動してシヤツターを開かせるこ
とができるが、露出終了の指令によつて閉じる動
作は極めて迅速に行なわなければならないので、
モータによる制御は難しい。シヤツターの閉じ動
作の時間が長くなれば、それだけ露出時間が狂い
不確実な露光が行なわれることになり、高速シヤ
ツター秒時ほどその誤差が大きくなる。
また、シヤツターが閉じたあと、再びシヤツタ
ーチヤージを行なわせるのに、従来のモーターを
用いたレンズシヤツター機構においては、モータ
に連動する部材を多く必要とし、かつモータに対
しても複雑な動作を行なわせるように構成したも
のがほとんどであつた。
本発明の目的は、上記の点に鑑み、シヤツター
羽根の開放動作はモータの駆動により行ない、閉
じ動作はマグネツトの吸着解除により迅速に行な
わせるようにした簡単な構成のカメラのレンズシ
ヤツター機構を提供するにある。
以下、本発明を図示の実施例によつて説明す
る。
第1,2図は本発明の一実施例を示すレンズシ
ヤツター機構の側断面図及び斜視図である。撮影
レンズ1は前群レンズ枠2および後群レンズ枠3
に取り付けられており、前群レンズ枠2と後群レ
ンズ枠3との間に2枚のシヤツター羽根4a,4
bが配置されている。後群レンズ枠3はカメラの
本体5に固定されているが、前群レンズ枠2は円
筒状に形成されて本体5に対して回転自在に、か
つ光軸0の方向に前後動できるように本体5の筒
部6に嵌合して配設されている。前群レンズ枠2
の全周面には、距離調節用のカム溝7がリング状
に穿設されていて、同カム溝7と対向する位置で
本体5の下部に取り付けられたガイドピン8がカ
ム溝7に嵌合している。リング状のカム溝7は、
正面から見て前群レンズ枠2の右側で下部より上
部後方に向つて階段状に形成された光軸0に対し
て垂直な5つの段カム7a〜7eと、段カム7e
と段カム7aとを前群レンズ枠2の左側を経由し
て連結する直線カム7fとからなつている。従つ
て、前群レンズ枠2を正面から見て時計方向に回
転させるとき、段カム7a〜7eにガイドピン8
が順次位置するので、これに従つて前群レンズ枠
2が順次段階的に前方に繰り出されることにな
り、さらに同レンズ枠2を同方向に回転させる
と、今度は直線カム7fにガイドピン8が位置す
るので前群レンズ枠2は連続的に後方に繰り込ま
れて元の位置に戻ることになる。上記段カム7
a,7b,7c,7d,7eはそれぞれ撮影距離
∞、3m、2m、1.5m、1mに対応している。
また、上記前群レンズ枠2の前面の下端に突片
2aが設けられていて、同突片2aは、本体5の
前面に撮影レンズ1の光軸0を中心として配設さ
れたリング9の前面の一部に突出して設けられた
係合部9aに係合するようになつている。リング
9は本体5に対して回動自在になつていて、外周
に歯が形成されている。そして、このリング9
は、本体5の下部に取り付けられたモータ10の
駆動軸10aに固着されたピニオン11と、リン
グ9の下端で噛合しており、同リング9はモータ
10の回転により回転されるようになつている。
この場合、リング9の係合部9aと上記前群レン
ズ枠2の突片2aとの係合位置関係は、初期状態
で突片2aの右側に係合部9aが位置するように
なつているので、モータ10の正方向の回転によ
つてリング9が時計方向に回転するとき、係合部
9aと突片2aとが係合して前群レンズ枠2が同
方向にリング9と一体的に回転するが、モータ1
0が逆方向に回転してリング9が反時計方向に回
転すると、このとき、係合部9aと突片2aとは
係合せず、前群レンズ枠2を静止させたまゝリン
グ9のみが回転することになる。後述するよう
に、リング9の時計方向の回転で距離調節が行な
われ、リング9の反時計方向の回転で、シヤツタ
ー動作が行なわれる。リング9は比較的薄い金属
板からなるため、その回転時のあおり防止のため
に、本体5の前面に取り付けた規制用ねじ12の
皿状頭部でリング9の外周を複数個所押えてあ
る。
また、上記リング9の前面には、ホトカプラ1
3と協動して部分的にリング9の回転位置を検出
するための反射部が形成されている。即ち、リン
グ9の下部の前面と対向してホトカプラ13が配
設されており、このホトカプラ13と対向するリ
ング9上の位置にはリング9の初期位置を示す比
較的高い反射率(例えば90%の反射率)の反射部
14が形成されている。この反射部14より左側
の位置には、同反射部14の反射率より1/3程度
の低い反射率(例えば30%の反射率)の複数の反
射部15a〜15gからなるシヤツター制御に関与
する反射部15が形成され、また上記反射部14
の右側の位置には、同様に反射部14の1/3程度
の低い反射率の複数の反射部16a〜16dから
なる距離調節に関与する反射部16が形成されて
いる。リング9の前面の、上記反射部14,1
5,16以外の部分の反対率は上記反射率より十
分に低い反射率(例えば5%)とされている。上
記反射部15の各反射部15a〜15gはそれぞ
れF22、16、11、8、5.6、4、2.8の絞り値とな
るシヤツター制御の検出位置に相応し、また反射
部16の各反射部16a〜16dはそれぞれ3
m、2m、1.5m、1mの撮影距離の検出位置に
相応している。∽の撮影距離の位置検出は上記反
射部14によつて兼用している。即ち、反射部1
4がホトカプラ13と対向する位置となるリング
9の初期状態では前群レンズ枠2は最大限に繰り
込まれて段カム7aにガイドピン8が位置してい
る。
上記ホトカプラ13は、上記反射部14からの
反射光を受光するとき、その光電流i0は高いの
で、このときホトカプラ13の出力によりリング
9の初期位置が検出されるようになつており、ま
た、上記反射部15,16からの反射光をホトカ
プラ13が受光するとき、その光電流iは1/3i0
となつて低いので、このとき、上記初期位置の検
出とは区別され、ホトカプラ13の出力により、
リング9の時計方向の回転量又は反時計方向の回
転量がパルス数でカウントして検出されるように
なつている。
また、上期リング9の背面には、同リング9の
前面から見て、第3図に示すようなリング形状の
シヤツター制御用のカム溝17が形成されてい
る。このカム溝17のほゞ左半分のカム部17a
は光軸0より等距離の位置に形成されたカム部で
あり、右半分のカム部17bは上部で上記カム部
17aに連結しこの連結部17a0から下方に行く
に従つて、次第に光軸0に近づけるように形成さ
れたカム部である。そして、カム部17bの下方
の先端部17b0が行き止まりになつているのに対
して、上記カム部17aの可方の先端は光軸0に
近づく方向に曲げられて連結部17cで上記カム
部17bに連通している。
上記リング9のカム溝17には、リング9が初
期位置にあるとき、カム部17aと17bとの上
方の連結部17a0近傍にて係合ピン18が係合し
ている。この係合ピン18はくの字型に形成され
た羽根開閉用駆動レバー19の一腕の先端に植設
されている。同駆動カバー19は制御部材として
の羽根開閉用駆動アーム20の中程に支軸21に
て枢着され、同レバー19の他腕の先端は、同位
置に植設された駆動ピン22がシヤツター羽根4
a,4bの基部に穿設された長孔23に貫通する
ことによつてシヤツター羽根4a,4bに連結し
ている。2枚のシヤツター羽根4a,4bは周知
のバリオ型シヤツターを形成していて、その基部
を支軸24a,24bによつて、それぞれ本体5
に回動自在に枢着されている。これにより、シヤ
ツター羽根4a,4bは駆動ピン22が上方に向
けて移動したときに開かれ、下方に向けて復動し
たときに閉じられるようになつている。この駆動
ピン22はシヤツター羽根4a,4bが閉じた状
態で本体5に設けられたストツパ38に当接して
いる。このスロツパ38は弾性部材によつて形成
されており、シヤツター羽根4a,4bが閉じた
とき、そのシヨツクアブソーバとして作動するよ
うになつている。
上記2枚のシヤツター羽根4a,4bを挟んで
同羽根4a,4bの前後に遮光部材25,26が
配設されている。前方の遮光部材25は本体5の
筒部6の後端面に取り付けられ、後方の遮光部材
26は後群レンズ枠3の前端面に取り付けられて
いる。この2枚の遮光部材25,26は、極く薄
い、例えばエポキシ樹脂等のように比較的弾力性
のある黒色のプラスチツク板をドーナツ形状に形
成したものであつて、第1図から明らかな様に、
互いの対向するがわの面は、外周縁および内周縁
の部分でシヤツター羽根4a,4bと接触せず、
その中間部分でのみ同遮光部材25,26の弾力
によりシヤツター羽根4a,4bを挟んで同羽根
4a,4bと軽く接触するようになつている。従
つて、この遮光部材25,26により、2枚のシ
ヤツター羽根4a,4bの不必要な部分の光洩れ
が防止できると共に、シヤツター羽根4a,4b
の開閉時のふらつきが防止され羽根4a,4bの
移動がスムーズに行なわれるようにしている。遮
光部材25,26のシヤツター羽根4a,4bに
対する押圧力は同羽根の移動走行にほとんど悪影
響を与えない程度に弱いものである。
上記羽根開閉用駆動アーム20の一端は支軸2
7により不動部材(図示せず)に枢着されてお
り、同アーム20の他端は第3図に示すように、
制御用マグネツト28のアーマチユア29に枢支
ピン29aによつて連結している。マグネツト2
8のヨーク30は不動部材に固定されていてコイ
ル31に励磁電流が通電されるとき、アーマチユ
ア29を吸着する。アーマチユア29は不動部材
との間にマグネツト28の吸着力に抗する向きに
付勢力が作用するばね32がかけられている。こ
のばね32の付勢力はマグネツト28の吸着力よ
り弱いものである。このため、後述するようにリ
ング9がシヤツター羽根4a,4bを開かせる回
動を行なつたときで、かつコイル31に通電され
なくなつたときに、アーマチユア29はばね32
によりストツパー33の位置までヨーク30から
離間することになる。
また、第1図において、後群レンズ枠3の後方
で、撮影光路を妨げない位置に、フイルム36に
対向して測光用受光素子37が配設されており、
同受光素子37により撮影レンズ1を透過し、フ
イルム面で反射した被写体光が測光されるように
なつている。
次に、上記のように構成されたレンズシヤツタ
ー機構の動作を説明する。シヤツターの動作に先
立ち、まず距離調節の動作が行なわれる。距離調
節に際しては、図示しないスイツチによつてモー
タ10を正転させる。モータ10が正転すると、
ピニオン11が反時計方向に回転し、このため、
リング9は時計方向に回転する。リング9は回転
を開始するまでは第2図に示す初期位置にあつ
て、初期位置検出用反射部14がホトカプラ13
に対向しているので、同リング9が時計方向への
回転を開始すると、このあと、距離検出用反射部
16の反射部16a,16b,……が順次ホトカ
プラ13に対向し、同ホトカプラ13からの光電
流iの出力パルスが図示しない電気回路にてカウ
ントされる。リング9が時計方向に回転すると、
同リング9の係合部9aと突片2aで係合してい
る前群レンズ枠2がリング9と一体となつて時計
方向に回転する。前群レンズ枠2はカム溝7にガ
イドピン8が嵌合していることから、この時計方
向への回転に伴つて間欠的に前方へ繰り出され
る。例えば、今、撮影距離を2mに設定したとす
ると、リング9が上記のように時計方向に回転し
てホトカプラ13により反射部16aと16bの
反射光を光電流iのパルスとして2個カウントさ
れたときに、図示しない電気回路によつてモータ
の回転停止指令が出されモータ10の回転が停止
される。このとき、段カム7cがガイドピン8の
位置に至つており、前群レンズ枠2は2mの撮影
距離に繰り出された状態で回転が停止する。この
ときモータ10には回転慣性があるので、回転停
止指令が出されても直ちにリング9および前群レ
ンズ枠2は回転停止しないことがあるが、段カム
7a〜7eの部分は光軸0に直角であつて、若干
の長さを有しているので、各段カムがガイドピン
8を移動する間は前群レンズ枠2の前後動がな
い。また、前群レンズ枠2がさらに回転しようと
する場合でも各段カム間の段差部分でガイドピン
8が衝合し、これにより前群レンズ枠2の回転が
停止することとなり、確実に、設定された撮影距
離にピントが合わされる。これは、モータ10が
電圧や温度の変動によつて若干の回転停止がずれ
ても同様に支障なく所定の距離調節が行なわれる
ことをも意味する。
また、上記リング9が時計方向に回転すること
によつて上記リング9に形成したカム溝17も同
方向に回転するので、係合ピン18はカム溝17
のカム部17aを移動することになる。このカム
部17aはリング9の回転中心である光軸0より
等距離にあるため、上記リング9の時計方向の回
転によつては係合ピン18の位置は変化しない。
係合ピン18がカム部17a上にあるとき、駆動
レバー19に支軸21によつて連結した駆動アー
ム20は支軸27を中心に反時計方向に回動しき
つた位置であつて、アーマチユア29をばね32
の付勢力に抗してまだ非励磁状態にあるマグネツ
ト28のヨーク30の吸着面に当接させた状態に
ある。また、このとき、駆動レバー19は支軸2
1を中心に反時計方向に回動しきつた位置にあつ
て、駆動ピン22を下方、即ち、光軸0の向きに
移動させてストツパ38に当接させているので、
2枚のシヤツター羽根4a,4bは閉じた状態に
ある。即ち、上記リング9が距離調節のため時計
方向に回転する間、係合ピン18が光軸0から最
大限に遠去かつた位置に静止していることによつ
て、シヤツター羽根4a,4bは初期状態から閉
じたまゝである。
上記の距離調節動作が終ると、モータ10が逆
転する。モータ10が逆転すると、ピニオン11
が時計方向に回転し、これにより、リング9は反
時計方向に回転する。リング9が反時計方向に回
転を開始すると、このとき係合部9aが突片2a
より離間することになるので、前群レンズ枠2を
上記撮影距離2mの回転位置に静止させたまゝで
リング9のみが回転する。リング9が反時計方向
に回転すると、まず、上記距離検出用反射部16
の反射部16b,16aがこの順でホトカプラ1
3に対向することになるが、このときの反射部1
6をカウントするホトカプラ13からの光電源i
の出力パルスはモータ10の制御のためには用い
られず、このあと、リング9は第2図に示す初期
位置に至つて、反射部14の反射光をホトカプラ
13が受光すると、このホトカプラ13から光電
流i0の出力パルスによりモータ10が回転を停止
する。これによつて距離調節動作は完了し、リン
グ9は初期位置に復帰している。
次いで、シヤツターレリーズスイツチを操作す
ると、モータ10は再び逆転を開始し、リング9
は上記初期位置から再び反時計方向に回転する。
このときの、リング9の初期位置からの回転量
は、上記シヤツター羽根4a,4bがプログラム
シヤツターとして作動する場合、上記測光用受光
素子37の出力によつて決められ、また、絞り優
先式シヤツターとして作動する場合には、撮影者
が設定した絞り値によつて決められる。リング9
が初期位置にあつて反射部14がホトカプラ13
に対向した状態から回転していき、シヤツター制
御用反射部15の反射部15a,15b……が順
次ホトカプラ13に対向すると、この反射部15
a,15b……の反射光をホトカプラ13が受光
し、その光電流iの出力パルスが図示しない電気
回路にてカウントされる。
また、上記シヤツターレリーズ時に反射部14
による光電流i0を検知することによつて、上記マ
グネツト28のコイル31に通電され、これまで
第3図に示すように上記駆動アーム20によつて
ヨーク30の吸着面に押圧されていたアーマチユ
ア29は、このとき励磁されたヨーク30に吸着
されて同状態が保持される。
そして、上記リング9が反時計方向に回転する
と、リング9に形成したカム溝17も同方向に回
転するので、このとき係合ピン18は第4図に示
すようにカム溝17のカム部17bを上記カム部
17aとの連結部17a0を起点として移動するこ
とになる。このカム部17bは上記初期位置から
遠去かる程リング9の回転中心である光軸0に近
づくようになつているため、上記リング9が上記
初期位置よりさらに反時計方向に回転するにつれ
て、係合ピン18の位置は次第に光軸0に向つて
変移する。すると、これによつて、上記駆動レバ
ー19が支軸21の周りに時計方向に回動するの
で、駆動ピン22がストツパ38から離れ、上
方、即ち、光軸0から遠去かる方向に移動し、シ
ヤツター羽根4a,4bが次第に開く。このシヤ
ツター羽根4a,4bが開くことによつて開口部
35が形成されると、この開口部35を通じて入
射した被写体光はフイルム面に反射され測光用受
光素子37に受光される。そして、この開口部3
5はリング9の上記初期位置からの反時計方向の
回転角が大きくなるに従つて大きくなる。
こゝで、このシヤツター羽根4a,4bがプロ
グラムシヤツターとして使用される場合は、上記
測光用受光素子37の測光出力による露出値が適
正値になるまで、リング9が回転していき上記シ
ヤツター羽根4a,4bの開口部35が大きくな
る。そして適正露出値に達すると、図示しない露
出制御回路からマグネツト28に露出終了指令が
発せされマグネツトのコイル31への通電が断た
れる。すると、これまでヨーク31に吸着されて
いたアーマチユア29はヨーク31に吸着力がな
くなることにより、第5図に示すようにばね32
の付勢力によつてヨーク31から離間したストツ
パ33に衝合して停止する。このため、駆動アー
ム20は支軸27の周りに時計方向に回動するの
で、同アーム20上の支軸21は下方、即ち、光
軸0の方向に移動する。すると、このとき駆動レ
バー19は上記係合ピン18の位置をほゞ回動中
心として反時計方向に回動するので、駆動ピン2
2が光軸0の方向に移動してストツパ38に当
り、シヤツター羽根4a,4bが閉じ露出が終了
する。
このように、上記シヤツター羽根4a,4bの
露出動作において、モータ10の電圧を一定にし
ておけば、上記リング9が一定速度で回転し、同
リング9の回転に伴つてシヤツター羽根4a,4
bが開くので露出開始の動作は比較的ゆつくりと
行なわれるが、所定の露出値に達して露出終了指
令が露出制御回路より出ると、マグネツト28の
作動遅れ時間Δtの後に、直ちにシヤツター羽根
4a,4bが閉じて露出が終了する。上記マグネ
ツト28の作動遅れ時間Δtを0.5mses以下に押え
ることは充分に容易であるため、上記のようにプ
ログラムシヤツターとして使用した場合、例えば
シヤツター秒時が1/1000となるようにマグネツト
28に露出終了指令を出したとすると、
(2+0.5/2)2=156から0.56EV程度の露出オーバと なるにすぎず実際上は何ら支障はない。
また、マグネツト28の動作のタイムラグは一
般に±0.1msec程度であるため、動作のばらつき
もなく迅速かつ安定したスピードのシヤツター閉
じ動作となる。
なお、シヤツターの開き動作時間を早くするに
は、モータ10の印加する電圧を高電圧にしてモ
ータ10およびリング9の回転速度を上昇させれ
ばよい。第6図はモータの回転速度を電圧によつ
て変えた状態を説明するものであり、横軸にシヤ
ツター速度、縦軸に絞りをとつた場合、モータの
電圧を高くすると特性線Aのシヤツター制御が行
なわれ、モータの電圧を低くすると、特性線Bの
シヤツター制御が行なわれる。シヤツター速度1/
250でF2.8の開放となる特性線Aのシヤツター制
御では絞り値F4、シヤツター速度1/500で適正
露出となるが、シヤツター速度1/30で開放となる
特性線Bのシヤツター制御では絞り値F8、シヤ
ツター速度、1/125で適正露出となることがわか
る。そして、このとき、遅れ時間Δtはほとんど
上記マグネツト28の作動によるもののみである
ので短時間であり露出に影響をほとんど与えな
い。また、特性線AとBとを比較すれば、露出時
間が長くなる特性線Bのシヤツター制御の方がよ
り一層、上記遅れ時間tによる露出誤差が少なく
なることは明らかである。
上記レンズシヤツターを通じた被写体光のフイ
ルム面での反射光をダイレクト測光することによ
つて速い被写体光の変化に応じてシヤツター制御
が行なわれる。
また、上記シヤツターの動作はストロボの発光
とも協動させることができるようになつている。
例えば、ガイドナンバーGN=16のストロボをカ
メラに装着したとすると、フイルム感度ASA100
で2mの被写体を撮影する場合、上記リング9の
反時計方向の回転によつてシヤツター制御用反射
部15の4番目の反射部15dの反射光をホトカ
プラ13が受光したときに、カメラからストロボ
へ発光信号が送られてストロボが発光すると共
に、上記露出終了指令がマグネツト28に送られ
てシヤツター羽根4a,4bが直ちに閉じること
になる。従つて、日中シンクロの撮影も十分に可
能なものとなる。
シヤツター羽根4a,4bが閉じて露出が終了
すると、このあとモータ10の回転が停止される
ので上記リング9の反時計方向の回転が停止す
る。モータ10の上記逆回転が一旦停止すると、
続いてモータ10が正転し始め、上記リング9は
時計方向に回転する。そして、初期位置検出用の
反射部14がホトカプラ13と対向する回転位置
に至ると、モータ10の回転が停止する。この
間、リング9が時計方向に回転することによつて
リング9上のカム溝17も同方向に回転するの
で、第5図に示すように上記カム部17bに係合
していた係合ピン18は光軸0から遠去かる方向
に移動し、このため、駆動レバー19に連結した
駆動アーム20は支軸27の周りに反時計方向に
回動してアーマチユア29をばね32の付勢力に
抗してマグネツト28のヨーク30の吸着面に圧
接させて初期状態に復帰する。
ところで、前群レンズ枠2は上記撮影時におけ
る2mの撮影距離の位置に停止したまゝである。
この前群レンズ枠2は次回の撮影に先立つて距離
調節の動作が行なわれる。このとき、上記2mの
撮影距離より近距離に、例えば、1mの撮影距離
に設定すると、モータ10が正転してリング9が
時計方向に回転していき、反射部14から3個の
反射部16a,16b,16cをホトカプラ13
が検出したときリング9の係合部9aが前群レン
ズ枠2の突片2aに当接してこの時点から前群レ
ンズ枠2も同方向に回転し、4個目の反射部16
dがホトカプラ13に検出されたときモータ10
およびリング9が回転停止する。このとき前群レ
ンズ枠2のカム溝7の段カム7eがガイドピン8
に規制されていて前群レンズ枠2は1mの撮影距
離の位置に繰り出されることになる。
また、上記2mの撮影距離からこれより遠距離
に、例えば、3mの撮影距離設定した場合には、
モータ10が正転してリング9が時計方向に回転
していき、3mの撮影距離の検出位置に相応す
る、反射部14から1個目の反射部16aをホト
カプラ13が検出しても係合部9aと突片2aと
が衝合しないため、さらにリング9が回転し続け
ていく。即ち、このあと、2個目の反射部16b
をホトカプラ13が検出する位置で係合部9aと
突片2aが衝合すると、リング9は前群レンズ枠
2と一体的に時計方向に回転を続ける。そして、
この間、前群レンズ枠2は段カム7cから7d,
7eが順次ガイドピン8と対向するようになるた
め、間欠的に前方へ繰り出されていくが、反射部
16dがホトカプラ13と対向する位置を過ぎる
と、傾斜した直線カム7fがガイドピン8に規制
されるようになるため、前群レンズ枠2は連続的
に後方へ∞の撮影距離の位置まで繰り込まれてい
く。そして、リング9および前群レンズ枠2が
ほゞ1回転して反射部14に至ると、この位置か
ら反射部16のカウントを開始し、1個目の反射
部16aをホトカプラ13が検出すると、この時
点でモータ10の回転が停止し、リング9および
前群レンズ枠2が回転停止する。このとき段カム
7bがガイドピン8に規制され、前群レンズ枠2
は3mの撮影距離の位置で静止することになる。
なお、このとき、上記リング9がほゞ1回転する
ことにより、カム溝17も時計方向にほゞ1回転
するので係合ピン18もカム溝17上をほゞ1周
することになる。そして、この場合、係合ピン1
8はカム部17aに規制される状態から、連結部
17cを経てカム部17bに規制される状態とな
り、係合ピン18は光軸0に向つて移動すること
になるが、この距離調節の段階ではまだマグネツ
ト28のコイル31には通電されていないので、
ヨーク30には吸着力を発生しておらず、従つて
上記係合ピン18の移動に伴つて、ばね32の付
勢力により駆動アーム20が支軸27の周りに時
計方向に回動しており、シヤツター羽根4a,4
bは閉じた状態に保たれている。距離調節が完了
した段階で、係合ピン18はカム部17aに規制
される状態となるので、上記アーム20はアーマ
チユア29をばね32の付勢力に抗してヨーク3
0の圧接させる状態になる。このあとは、前述し
たように、モータ10の逆転が行なわれて、反射
部14がホトカプラ13に対向するリング9の回
転位置で一旦距離調節動作が完了し、こののちシ
ヤツターレリーズスイツチの操作により、マグネ
ツト28が励磁状態となつてヨーク30にアーマ
チユア29が吸着され、さらにリング9が反時計
方向へ回転することによつて係合ピン18がカム
部17bに規制される状態に移行すると駆動アー
ム19が支軸21の周りに時計方向に回動するの
で、シヤツター羽根4a,4bが開かれる。そし
てシヤツター羽根4a,4bの開口部35を通過
する被写体光のフイルム面での反射光を測光用受
光素子37が受光すると、測光が開始され、適正
露出値に達した時点でマグネツト28の励磁状態
が解除され、駆動アーム20がばね32の付勢力
によつて時計方向に会同してシヤツター羽根4
a,4bが閉じられる。
また、上記シヤツター羽根4a,4bは前記し
たように、絞り優先式シヤツターとして作動する
ようにもなつている。上記シヤツター羽根4a,
4bが絞り優先式シヤツターとして使用される場
合は、撮影者の意志で絞り値が設定される。例え
ば、撮影者がF11の絞り値を設定したとする
と、上記距離調節動作のあと、シヤツターレリー
ズスイツチの操作によつてリング9が反時計方向
に回転していき、ホトカプラ13により反射部1
5a,15bおよび15cの反射光を光電流iの
パルスとして3個カウントされ反射部15cがホ
トカプラ13に対向したときに、図示しない電気
回路によつてモータ10の回転停止指令が出さ
れ、モータ10が回転停止する。この間、係止ピ
ン18かカム溝17のカム部17bに規制されて
光軸0の方向に近づき、このため駆動ピン22は
逆にストツパ38から離れて光軸0から遠去かる
方向に移動してシヤツター羽根4a,4bが開
き、このとき、その開口部35による絞り開口は
F11に相当するものとなる。そして、このシヤ
ツター羽根4a,4bの開口部35がF11の絞
り値に静止して適正露出時間が経過すると、上記
測光用受光素子37の出力に基づく露出終了指令
によつて上記マグネツト28のコイル31への通
電が断たれ、前述の場合と同様にばね32の付勢
力による駆動アーム20、駆動レバー19の動作
によつて、シヤツター羽根4a,4bが直ちに閉
じられ露出が終了する。
なお、上記リング9の回転位置の検出は一つの
ホトカプラ13が反射部14,15,16と協働
することによつて行なわれるようになつており、
そして、反射部14の反射率と反射部15,16
の反射率とが異なつていることによつて初期位置
の検出と距離調節又はシヤツター制御の検出とが
区別されるようになつているが、このように、2
種類の異なる反射率の反射部を設けることをせず
に、例えば、反射部14,15,16の反射率を
等しくして、第7図に示すように反射部14の位
置だけ、反射部15,16の通る位置よりずらし
て設けるようにすると共に、反射部14を第1の
ホトカプラ13aにより、また反射部15,16
を第2のホトカプラ13bによりそれぞれ検出で
きるようにしてもよい。
或いは、上記反射部14,15,16の代り
に、第8に示すように、それぞれ上記反射部1
4,15,16に相応するリング9の位置に、貫
通窓44,45,46を設けると共に、リング9
の前後を挟んで発光素子42と受光素子43とを
対向させ、透過光によつて貫通窓44,45,4
6の位置を検出するようにすることもできる。こ
の場合、初期位置検出用の貫通窓44の開口面積
は距離調節用の貫通窓46、シヤツター制御用の
貫通窓45開口面積より大きくして検出レベルを
異ならせるようにする。
また、或いは、上記リング9の回転位置を機械
的に作動する電気接片により検出するようにして
もよい。即ち、この場合、例えば、第9に示すよ
うに、リング9の上下幅の大きい初期位置検出用
の貫通窓54を設けると共に、幅の狭い距離調節
用の貫通窓56、シヤツター制御用の貫通窓55
を設け、また、互いに対をなす接片が接触したと
き導通してスイツチが閉成する2対の電気接片5
2a,52bと53a,53bをリング9を挟ん
で上下に配置するようにしてもよい。この場合、
電気接片52a,52bにより貫通窓54の検出
が行なわれ、また、電気接片53a,53bによ
り貫通窓54,55,56の検出が行なわれるこ
とになる。
第10図は、本発明の他の実施例を示すレンズ
シヤツター機構であつて、リング9が初期位置に
ある状態のリング9の方向から見た正面図であ
る。このレンズシヤツター機構においては、上記
実施例で用いられた羽根開閉用の駆動アーム20
は省略されていて、羽根開閉部材としては駆動レ
バー19のみが用いられている。即ち、くの字型
に形成された駆動レバー19は前記駆動アーム2
0に連結されていた部分が直接マグネツト28の
アーマチユア29に枢支ピン29aによつて回動
自在に取り付けられている。そして、初期位置に
あつては、駆動レバー19の一端上の係合ピン1
8が光軸0から最大限遠去かつた位置にあるので
駆動レバー19に連結したアーマチユア29はば
ね32の付勢力に抗してヨーク30の吸着面に圧
接し、この状態で駆動レバー19の他端上の駆動
ピン22は光軸0に近づいた位置にあつてストツ
パー38に当接し、シヤツター羽根4a,4bが
閉じている。
そして、リング9が距離調節のため時計方向に
回転する間は、係合ピン18はカム部17aによ
つて上記位置に静止した状態にあるので、シヤツ
ター羽根4a,4bは閉じられたまゝである。距
離調節が終つて、リング9が反時計方向に回転し
て一旦初期位置に戻つたあと、シヤツターレリー
ズスイツチが操作されると、このときマグネツト
28が励磁されてヨーク30にアーマチユア29
が吸着される。そして、リング9が再び反時計方
向に回転すると、係合ピン18はカム部17bに
規制され次第に光軸0の方向に移動するので、駆
動レバー19はヨーク30に吸着されたアーマチ
ユア29の枢支ピン29aを中心に時計方向に回
動する。すると、駆動ピン22はストツパ38か
ら離れて光軸0から遠去する方向に移動するの
で、シヤツター羽根4a,4bが次第に開いてい
く。そして、シヤツター羽根4a,4bが開くこ
とにより、上記実施例で述べたように開口部35
(第4図参照)が形成されると、測光用受光素子
37によつて被写体光が測光されるので、プログ
ラムシヤツターとして作動する場合は、適正露光
量が得られた時点で露出終了指令によりコイル3
1への通電が断たれてヨーク30からアーマチユ
ア29が離間し、駆動レバー19はばね32の付
勢力により係合ピン18をほゞ回動中心として反
時計方向に回動するので駆動ピン22が光軸0の
方向に近づいてストツパ38に当接し、シヤツタ
ー羽根4a,4bが閉じて露出が終了し、このあ
とリング9が回転停止する。また、絞り優先式シ
ヤツターとして作動する場合は、予め撮影者が設
定した絞り値に相当する回転位置までリング9が
回転していき、シヤツター開口部35が設定した
絞り開口になつた時点でリング9が回転停止して
適正露光秒時が経過すると、露出終了指令によつ
て上記の場合と同様にしてシヤツター羽根4a,
4bが閉じて露出が終了する。
なお、上記各実施例のレンズシヤツター機構で
は、リング9を回転される駆動源としてモータ1
0を使用しているが、ばねを駆動源としても同様
に構成することができる。
以上述べたように、本発明によれば、シヤツタ
ー羽根の開放は、制御部材が制御マグネツトに吸
着している状態でモータの回動によるカム溝の変
化に従つて駆動レバーが回動することにより行な
い、シヤツター羽根の閉じ動作は、上記制御部材
が上記制御部材がマグネツトから離れその際に上
記駆動レバーの回動中心が変化することにより行
なわれるので、シヤツターの閉じ動作が迅速に行
なわれて露出誤差が少なくなり、このため、特に
レンズシヤツターを用いたダイレクト測光方式の
カメラに用いられて有効である。また、シヤツタ
ー羽根の開閉はカムとマグネツトに連結した単純
なアーム、レバー等で構成される制御部材、駆動
レバーの、モータによるカムの移動、又はマグネ
ツトの状態に応じた動作によつて行なわれるよう
になつているので、従来のモータを用いたレンズ
シヤツター機構よりも大いに簡略化された構成と
なり、コンパクトなものとなる等の優れた効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すレンズシヤ
ツター機構の側断面図、第2図は、上記第1図に
示すレンズシヤツター機構の一部の斜視図、第3
〜5図は、上記第1図に示すレンズシヤツター機
構の正面図であつて、それぞれ初期状態、シヤツ
ター開き動作状態、シヤツター閉じ動作状態の各
状態図、第6図は、本発明のレンズシヤツター機
構においてモータ電圧を変えた場合のシヤツター
速度と絞りの関係を説明する特性図、第7〜9図
は、本発明のレンズシヤツター機構において、リ
ングの回転位置を検出する手段の他の例をそれぞ
れ示す斜視図、第10図は、本発明の他の実施例
を示すレンズシヤツター機構の初期状態の正面図
である。 0……撮影レンズの光軸、4a,4b……シヤ
ツター羽根、9……リング、10……モータ(駆
動源)、17……カム溝(カム)、19……羽根開
閉用駆動レバー、20……羽根開閉用駆動アーム
(制御部材)、28……制御用マグネツト、32…
…ばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 撮影レンズの光軸を中心に回転し、回転中心
    からの距離が変化するカム溝を有するリングと、 このリングを回転させるモータと、 制御用マグネツトと、 一端を軸支されるとともに他端に上記制御用マ
    グネツトへの吸着部を有する制御部材と、 撮影光路を開閉するシヤツタ羽根と、 一端を上記カム溝に係合し、他端を上記シヤツ
    タ羽根の開閉駆動部に結合され、中間部分を上記
    制御部材に支持され、上記制御部材の上記制御用
    マグネツトへの吸着時と離間時とで回動中心が変
    化する駆動レバーと、 上記制御部材の吸着部を離間方向へ付勢するば
    ね部材と、 を具備し、 上記制御部材が上記制御用マグネツトに吸着さ
    れているときは、上記駆動レバーは上記カム溝に
    従つて回動することにより、上記シヤツタ羽根を
    開放させ、上記制御用マグネツトによる上記制御
    部材の吸着が解除され上記ばね部材の付勢力によ
    り上記制御部材が上記制御用マグネツトから離間
    すると、上記駆動レバーの回動中心の変化により
    上記シヤツタ羽根を閉じさせるようにしたことを
    特徴とするカメラのレンズシヤツター機構。
JP12554081A 1981-08-10 1981-08-10 カメラのレンズシヤツタ−機構 Granted JPS5827134A (ja)

Priority Applications (3)

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JP12554081A JPS5827134A (ja) 1981-08-10 1981-08-10 カメラのレンズシヤツタ−機構
US06/385,841 US4426145A (en) 1981-08-10 1982-06-07 Lens shutter camera
DE3229745A DE3229745C2 (de) 1981-08-10 1982-08-10 Kamera mit Objektivverschluß

Applications Claiming Priority (1)

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JP12554081A JPS5827134A (ja) 1981-08-10 1981-08-10 カメラのレンズシヤツタ−機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5827134A JPS5827134A (ja) 1983-02-17
JPH044573B2 true JPH044573B2 (ja) 1992-01-28

Family

ID=14912718

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12554081A Granted JPS5827134A (ja) 1981-08-10 1981-08-10 カメラのレンズシヤツタ−機構

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