JPH0232609B2 - - Google Patents

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JPH0232609B2
JPH0232609B2 JP53124534A JP12453478A JPH0232609B2 JP H0232609 B2 JPH0232609 B2 JP H0232609B2 JP 53124534 A JP53124534 A JP 53124534A JP 12453478 A JP12453478 A JP 12453478A JP H0232609 B2 JPH0232609 B2 JP H0232609B2
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JP
Japan
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field light
aperture
field
vane
illumination mode
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JP53124534A
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English (en)
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JPS5496021A (en
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Daashii Howaitosaido Jooji
Rasukin Aabingu
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Polaroid Corp
Original Assignee
Polaroid Corp
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Publication date
Application filed by Polaroid Corp filed Critical Polaroid Corp
Publication of JPS5496021A publication Critical patent/JPS5496021A/ja
Publication of JPH0232609B2 publication Critical patent/JPH0232609B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B9/00Exposure-making shutters; Diaphragms
    • G03B9/58Means for varying duration of "open" period of shutter
    • G03B9/62Means for varying duration of "open" period of shutter by varying interval of time between end of opening movement and beginning of closing movement
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/16Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly in accordance with both the intensity of the flash source and the distance of the flash source from the object, e.g. in accordance with the "guide number" of the flash bulb and the focusing of the camera

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般的には、相互に独立した被写界
の周囲光照明用および人工照明用の両制御様式を
有する写真カメラに関し、特に、別個の2組の光
電池掃引用2次孔の設けられた走査式シヤツタ羽
根をもつたカメラに関する。該光電池掃引用2次
孔はそれぞれの組が被写界の周囲光照明または人
工照明の動作モードにおけるフイルム面に入射す
る被写界光に対応して被写界光を光応答素子に入
射させるべく制御するようになつている。
最近、「走査式」シヤツタ羽根装置を固定焦点
対物レンズと組合せて用い、操作を簡単にしたカ
メラが製造されるようになつた。この種のカメラ
の1つは、ポラロイド・コーポレーシヨンから、
「ワン・ステツプ(OneStep)」という商品名で現
在市販されている。このカメラは、自己現象方式
のフイルムユニツトを用いており、このフイルム
ユニツトは、モータ駆動機構によつて自動的に処
理された後カメラから放出されるようになつてい
る。すなわち、撮影者が1つのボタンを圧下しさ
えすれば、露光とフイルムユニツトの処理とが共
に行なわれるようになつている。
そのようなカメラに用いるのに特に適した露出
制御装置の1つとして、被写界の自然光すなわち
周囲光照明動作モードと人工照明動作モードとに
おいて異なる態様で光応答素子に入射する被写界
光を制御する装置が提案されている。この制御
は、走査式シヤツタ羽根要素に光電池掃引用2次
孔を設け、本技術分野において公知の手段で、被
写界光のフイルム面への入射に対応した被写界光
の光応答素子への入射を制御することによつて行
なわれる。被写界の自然光すなわち周囲光照明モ
ードの動作においては、露光制御装置は、有効1
次孔口径および光電池掃引用有効2次孔口径が次
第に開くときの大きさを第1の所定範囲に限定す
る。被写界人工照明モードの動作においては、シ
ヤツタ羽根要素が前記第1範囲内の最大有効口径
形成位置に達するのと同時に人工照明源が点弧さ
れる。フラツシユの点弧後もシヤツタ羽根要素は
開き続けて、被写界周囲光照明モード動作におけ
る前記第1範囲を超えて更に増大して第2範囲の
口径を形成する。このように、光電池掃引用2次
孔は、被写界人工照明モード動作に適応するよう
に、その口径が次第に増大して第2範囲の口径で
被写界光が光応答素子に入射するよう制御する構
成となつている。
光電池掃引用2次孔が第1範囲内の口径におい
て動作する被写界周囲光照明モード、または、第
2範囲の口径において動作する被写界人工照明モ
ードのいずれかで有効な制御を行ないうるような
構成となつているが、第2範囲の有効口径は、被
写界周囲光照明モード動作において用いられる第
1範囲の有効口径よりも大きいので、被写界人工
照明モード動作における被写界深度がいくぶん浅
くなるのをさけることができない。
従つて、本発明は、被写界周囲光照明モード動
作においても、また、被写界人工照明モード動作
においても、該両動作モード間で使用有効口径範
囲を変更することなく、それぞれ独立した露光制
御が行なわれるような、写真露光制御装置をもつ
た写真カメラを提供することを主要目的とする。
本発明のもう1つの目的は、被写界人工照明モ
ード動作を被写界周囲光照明モード動作とは異な
る態様で制御するようになつており、かつ、光電
池をただ1つだけ使用して、該2つの動作モード
間で被写界深度を変化させないようになつている
写真露光制御装置を提供することである。
本発明の他の諸目的は、以下の説明において明
らかにされる。本発明は、それに応じて、以下の
詳細な開示において例示される構造、諸要素の組
合せ、および諸部品の配置、を有する機構および
装置を包含している。
ここに提供される写真カメラ装置は、被写界周
囲光照明モード、または、被写界人工照明モード
のいずれのモードによつても使用可能であり一定
の焦平面に写真フイルム材を取付けるための装置
を包含している。該カメラは、羽根機構と、該羽
根機構がフイルム面への被写界光の到達を阻止す
る第1配置と該羽根機構が最大口径を形成する第
2配置との間で変位しうるように該羽根機構を取
付ける装置とを包含している。該羽根機構が該第
1配置から該第2配置へ移動するのに伴い該羽根
機構は所定の範囲で次第に増大する一次孔(露光
孔)を形成する。
該羽根機構および該取付装置と協働関係にあり
選択的に作動される装置が備えられていて、該装
置の選択作動により被写界周囲光照明モードにお
いては該羽根機構が該第1配置と該第2配置との
間を移動する時に該羽根機構によつて該焦平面に
入射せしめられる被写界光と検出される被写界光
との間に第1選択対応関係が与えられるように、
また被写界人工照明モードにおいては該羽根機構
が該第1配置と該第2配置との間の該口径範囲を
移動する時に該羽根機構によつて該焦平面に入射
せしめられる被写界光と検出される被写界光との
間に第2選択対応関係が与えられるようになつて
いる。また該検出された被写界光を積分して所要
の露光値に対応する出力信号を発生するための装
置が備えられる。さらに、最初該羽根機構を該第
1配置から該第2配置に向かつて変位せしめ、そ
の後該被写界光積分装置からの出力信号に応答し
て該羽根機構を該第1配置に向かつて復帰変位せ
しめることによつて露光サイクルを形成するため
の駆動装置が備えられる。
本発明の特徴は特許請求の範囲に記載の通りで
あるが、本発明の装置の構造および動作方法、な
らびに他の諸目的および諸利点は、実施例に関し
て添付図面に基づく以下の説明から理解されるで
あらう。添付図面においては、相異なる図面内の
同一部品は同一参照番号によつて指示されてい
る。
第1図および第2図においては、本発明の周囲
光照明および人工照明用露光制御装置が、ハウジ
ング12内に包含された写真カメラ装置10に組
込まれた形で示されている。鋳造台ブロツク14
はハウジング12内に固定されており、全体的に
16に示されている露光制御装置の種々の要素を
支持するように、選択的に機械加工されている。
鋳造台ブロツク14の前部および頂部を囲んでカ
バー部材18が備えられ、このカバー部材18は
少なくとも1つの開口が設けられ該開口を通して
好ましくは固定焦点式の円筒形レンズ取付部材2
6が貫通している。鋳造台ブロツク14の中央部
には、光入射露光口22が備えられており、この
露光口22は装置の最大露光口径を決定する。
対物レンズすなわち撮影レンズ24は、光入射
露光口22と重なり合う位置に備えられており、
単一レンズ要素、または円筒形レンズ取付部材2
6によつて所定の間隔関係に保持された複数レン
ズ要素により構成される。容易にわかるように対
物レンズ24は、第3図に示されているように、
図の面に垂直な中心光軸28を有する。対物レン
ズ24は被写像光線を、光入射露光口22および
反射鏡32を経て後部に配置されたフイルム面す
なわち焦平面30に収束せしめる。これらの諸要
素は全てハウジング12内の適宜な、遮光性のフ
イルム露光チヤンバ34内に配置されている。
対物レンズ24と光入射露光口22との間に
は、2枚の重なり合つたシヤツタ羽根要素40お
よび42よりなる羽根機構36が支持されている
が、これについては後に詳述する。前部カバー1
8から突出して撮影サイクル開始用のボタンS1
が備えられていて、これを押下するとシヤツタ羽
根要素40および42の解放により露光期間が開
始する。さらに、全体的に38に示されているよ
うにフアインダが備えられており、撮影者はこれ
によつて撮影すべき所望の場面の構図を適当に決
めることができる。
1対の被写界光入射用1次孔44および46
が、それぞれ羽根要素40および42に備えられ
ている。シヤツタ羽根要素40および42は被写
界光を阻止してフイルム面30に到達しえないよ
うにする第1配置(第3図参照)と、1次孔44
および46が重なり合つて被写界光をフイルム面
30に入射せしめるための最大有効1次孔口径を
協働形成する第2配置(第4図参照)との間を所
定径路に沿つて変位可能なように、シヤツタ羽根
機構取付装置により取付けられている。該羽根機
構取付装置は、鋳造台ブロツク14の光入射露光
口22から横方向に離れた位置から外方へ突出し
たピボツトピンすなわちスタツド48を含み、該
ピンはそれぞれのシヤツタ羽根要素40および4
2に形成された細長いみぞ穴50および52に旋
回自在かつ並進自在に係合する。ピン48は鋳造
台ブロツク14と一体的に形成されることがで
き、羽根要素40および42は、ピン48の頭部
をかしめる等適宜の手段により、ピン48からの
離脱を防止する。
羽根機構の取付装置はさらに、それぞれのシヤ
ツタ羽根要素40および42からの延長部にピボ
ツト連結された第1遊動ビーム54を包含してい
る。この遊動ビーム54は、光入射露光口22か
ら横方向に離れた位置において鋳造台ブロツク1
4に一体的に形成された突出ピンすなわちスタツ
ド56に、ピボツト連結されることによつて、鋳
造台ブロツク14に対して回転自在になつてい
る。遊動ビーム54は、ピン56に対してEリン
グ(図示されていない)などの任意の通常手段に
よつて旋回自在に保持される。好ましい様式とし
ては、遊動ビーム54の両端部に突出して設けら
れたピン部材58および60にシヤツタ羽根要素
40および42がそれぞれピボツト連結されるよ
うにする。この結果、遊動ビーム54が時計回り
に回転すると、シヤツタ羽根要素40および42
が相対的に移動して孔44および46の重なりに
より光入射露光口22に整列して形成される露出
開口口径は次第に拡大する方向に変化し、それに
よつて、被写界光をフイルム面30に入射させる
ための所定範囲内で次第に増大する露出開口口径
が形成されることになる。このような羽根の移動
については、1976年3月2日付公布されたジヨー
ジ・ホワイトサイド(George Whiteside)によ
る「ピボツト羽根を用いたカメラ(Camera
With Piuoting Blades)」と題する米国特許第
3924183号に詳述されている。容易にわかるよう
に、遊動ビーム54がピボツトピン56の回りに
回転すると、シヤツタ羽根要素40および42が
ピボツトピン48の回りに直線変位と角変位とを
同時に起こすけれども、この角変位は極めて小さ
いので、今後シヤツタ羽根要素40および42の
移動は実質的に直線的であるものとして説明す
る。前記羽根機構を駆動するため選択的に起動自
在な駆動装置が備えられている。該駆動装置によ
り、羽根機構は第3図に示されている被写界光阻
止第1配置から第4図に示されている被写界光通
過第2配置に向かつて変位せしめられ、その後、
フイルムが適宜に露光されたことに応答してはじ
めの被写界光阻止第1配置に復帰せしめられる。
これにより露光サイクルが実行される。この駆動
装置は、ソレノイド62の形式の電磁吸引装置を
包含しており、これは、遊動ビーム54を反時計
回りに回転させることによつてシヤツタ羽根要素
40および42を、被写界光通過第2配置から被
写界光阻止第1配置まで復帰変位せしめるために
使用される。ソレノイド62は内部に配置された
円柱状プランジヤユニツト64を有しており、こ
のプランジヤユニツト64は、ソレノイドのコイ
ルすなわち巻線が付勢されるとソレノイド内に引
込まれる。ソレノイドプランジヤ64は、ピボツ
トピンまたはスタツド66によつて遊動ビーム5
4に取付けられており、それによつて、プランジ
ヤ64がその長手方向に変位すると遊動ビームが
ピボツトピン56の回りに回転せしめられて、シ
ヤツタ羽根40および42を変位させるようにな
つている。
前記選択的に起動自在な駆動装置はさらに、バ
イアス用引張ばね68を有しており、この引張ば
ね68は、遊動ビーム54およびこれに連結する
シヤツタ羽根要素40および42を、光入射露光
口22上に最大露出開口口径が形成される被写界
光通過第2配置に向かつて絶えず引張つている。
引張ばね68の可動端は遊動ビーム54に70に
おいて取付けられており、引張ばね68の固定端
は鋳造台ブロツク14にピン72で固定されてい
る。このようなばね接続により、本発明の露光制
御装置のシヤツタ羽根要素40および42は常に
第3図に示されている被写界光阻止第1配置から
第4図に示されている最大露出開口口径形成第2
配置に向かつて移動する方向に付勢されている。
以上説明した装置においては、シヤツタ羽根4
0および42は、ソレノイド62が付勢された時
に第2配置から第1配置に向かつて引戻されるよ
うになつている。すなわち、ソレノイド62が付
勢されると、シヤツタ羽根要素40および42
は、ばね68の駆動力によつて最大露出開口口径
形成位置(第4図の第2配置)に向かつて移動す
ることが不能になる。しかし、容易に理解される
ように、本発明の露出制御装置は、羽根40およ
び42がばねによつて常時閉位置(第3図の第1
配置)に向つて附勢されるような写真装置に対し
ても同様に適用可能である。
シヤツタ羽根要素40および42を閉位置(第
3図の第1配置)に保持するためにソレノイド6
2を連続的に付勢することはフイルムカセツト内
に収容された蓄電池等のカメラ装置の電源が消耗
するので好ましくない。それ故、第3図の74に
全体が示されているような機械的ラツチを設け、
このラツチが移動して遊動ビーム54の縁に横か
ら係合することによつて、ソレノイド62の付勢
とは無関係に、羽根要素40および42を閉鎖第
1配置に保持するようにする。
写真カメラ装置10は、好ましくは全体的に7
6に示されているような一列に並んだフラツシユ
ランプ配列体からなる人工照明源を用いることに
より、被写界光人工照明の動作モードで使用する
ことができる。該フラツシユ配列体は、それぞれ
独立の複数のフラツシユランプ78を包含してお
り、これらのフラツシユランプはそれぞれ、接続
板状部材80上に配列された複数の端子パツドす
なわち端子素子82に電気的に接続されている。
フラツシユ配列体76は受入ソケツト84によつ
てカメラのハウジング12に対し取外し自在に接
続されるようになつている。受入ソケツト84
は、やはり間隔をもつた複数の端子パツドすなわ
ち端子素子86をもつている。フラツシユ配列体
76は、1973年9月11日付特許の、ジヨン・バー
ガレラ(John Burgarella)による「写真用フラ
ツシユ装置(Photoflash Apparatus)」と題する
米国特許第3757643号に詳述されているような方
法で、受入ソケツト84に挿入して用いられる。
露光サイクル中に被写界光を検出するための装
置が、羽根機構および羽根機構の取付装置と協働
するように設けられている。この被写界光検出装
置は、羽根要素40上に間隔をおいて設けられた
一対の光電池掃引用2次孔90および92と、羽
根要素42上に設けられた一対の光電池掃引用2
次孔94および96と、を包含している。上記の
光電池掃引用2次孔90,92,94、および9
6は、後に詳述されるように、2次孔90,94
は重なり合つて第1の開口を形成し、2次孔9
2,96は重なり合つて第2の開口を形成する。
第1開口は周囲光照明モードのとき、第2開口は
人工照明モードのとき、それぞれハウジング12
のカバー部18の開口97から入射した被写界光
を通過させるように配置されている。光応答素子
98は前記第1または第2開口の後方に配置さ
れ、光電池掃引用2次孔を通過した被写界光を受
ける。光応答素子98は、入射した被写界光の強
度レベルに対応した出力信号を発生する任意の形
式の光電池が用いられる。さらに、光応答素子9
8と光学的に整列するようにプリズム(図示され
ていない)を置けば、光応答素子98に対して公
知の様式で、被写界人工照明モード動作において
通常所望される上方向偏倚を与えることができ
る。光応答素子98は、光積分制御回路100に
接続されているが、この回路100は積分コンデ
ンサを包含する帰還路を有する演算増幅器を備え
ており、光応答素子98に入射した被写界光強度
の時間積分に直線的に対応する出力信号を発生す
る。光積分制御回路100はソレノイド62に接
続されていて、フイルムの所定露光値に相当する
十分な被写界光を受けると、それに対応してソレ
ノイドを付勢するようになつている。
前述の被写界光検出装置はさらに第3の羽根要
素、すなわち覆い羽根102を包含し、この覆い
羽根102は、光入射露光口22と重なり合う位
置にある細長い1次孔110と、間隔をおいて設
けられた周囲光照明の場合の被写界光入射用2次
孔106および人工照明の場合の被写界光入射用
2次孔108とが設けられている。覆い羽根12
はシヤツタ羽根要素40および42と重なり合う
位置関係に、かつシヤツタ羽根要素40および4
2に対応して選択的に移動可能に取りつけられて
いる。この取付のため、覆い羽根102は前記ピ
ボツトピン48に旋回自在かつ並進自在に係合す
る細長いみぞ穴104が形成されている。覆い羽
根102の取付のためさらに第2遊動ビーム11
2が設けられる。この第2遊動ビーム112の一
端はピン114によつて覆い羽根102に旋回自
在に連結されている。また、第2遊動ビーム11
2は、第1遊動ビームと実質的に同軸の旋回移動
をするように配置されているので、覆い羽根10
2をシヤツタ羽根要素42とほぼ同一方向に、ほ
ぼ直線的に並進させることになる。さらに、第2
遊動ビーム112を第1遊動ビーム54に対して
付勢するための、ねじりばね116の形式の装置
が備えられており、それによつて第1遊動ビーム
54が第3図に示されている被写界光阻止第1配
置から第4図に示されている被写界光通過第2配
置に向かつて時計回りに旋回移動するとき、その
連動は第2遊動ビーム112にも伝えられるよう
になつている。このようにして、覆い羽根102
は、羽根要素42が被写界光阻止第1配置から被
写界光通過第2配置に向かつて移動するのに対応
して移動することになる。ねじりばね116の一
端部118は第1遊動ビーム54に連結され、他
端部120は第2遊動ビーム112に係合されて
いる。
第2遊動ビーム112の縁部がまた、全体的に
122に示されている部分において第1遊動ビー
ム54の縁部と係合しうるようになつており、そ
れによつて第1遊動ビーム54の反時計回りの旋
回移動が第2遊動ビーム112にも伝えられ、羽
根要素42が被写界光通過第2配置から被写界光
阻止第1配置に向かつて移動するのに対応して覆
い羽根102が移動せしめられるようになつてい
る。
遊動ビーム112の他端部には当接面123が
形成されており、この当接面123は前述の被写
界光検出装置の起動装置と協働して、後述のよう
に、被写界人工照明モードにおいてフラツシユ列
76がカメラに接続された場合それに応答して被
写界光が検出されるようにする。この起動装置
は、縦長駆動リンク126を有する起動子組立体
124を包含しており、該縦長駆動リンク126
は間隔を置いて一体に形成された1対のピン12
8および130により鋳造台ブロツク14から延
長する適宜の1対の軸受面に回転可能に軸支され
ている。容易にわかるように、縦長駆動リンク1
26はシヤツタ羽根要素40および42の移動平
面と平行な軸の回りに回転するように配置される
のが好ましいが、シヤツタ羽根要素の移動平面に
対してわずかに該軸が傾いていても起動子組立体
124の動作に影響はない。
縦長駆動リンク126はさらに、それから上方
に延長する一体的アーム部132を包含してお
り、該アーム部132にはフラツシユ配列体受入
ソケツト84の区域内へ延長するチツプ部134
が形成されている。縦長駆動リンク126の反対
側の端部にはさらに、一体的係止アーム部136
が形成され、これは以下の説明によつて明らかに
される理由により、回転して遊動ビームの当接面
123の移動軌道内に入るようになつている。さ
らに、バイアスばね要素(図示されていない)が
駆動リンク126に回転バイアスを与えるように
備えられ、一体的係止アーム部136を回転させ
て遊動ビームの当接面123の移動軌道から外
し、また同時に、チツプ部134を回転させて、
ソケツト84内に挿入されたフラツシユ配列体7
6の接続用板状部材80と電気的接合関係にある
該ソケツト84内に入らしめるようになつてい
る。
シヤツタ羽根要素40および42と、それらに
関連する覆い羽根102とが、第3図に示されて
いるように被写界光阻止第1配置にある場合は、
第7図の断面図から容易にわかるように、覆い羽
根102はシヤツタ羽根要素42と協働して1次
孔44,46のあたりに耳形(Labyrinth)の遮
光シールを形成する。これについては、1975年10
月6日付公告の「写真用シヤツタ
(Photographic Shutter)」と題する米国特許第
3532046号に詳述されている。
写真カメラ装置10の、被写界周囲光照明モー
ドにおける動作は、撮影サイクル開始ボタンS1
の押下によつて開始せしめられる。ボタンS1の
押下により、機械的ラツチ74は横方向に変位せ
しめられて、前述のような遊動ビーム54との係
合から外される。その後、遊動ビーム54は、駆
動ばね68により第3図で見て時計回りに回転せ
しめられて、シヤツタ羽根要素40および42を
互いに反対方向に移動せしめるので、該羽根要素
が被写界光阻止第1配置から被写界光通過第2配
置へ移動するのに伴つて、1次孔44および46
は重なり合い協働して所定の範囲内で次第に増大
する露出開口口径を形成し、被写界光をフイルム
面30へ入射せしめる。容易にわかるように、第
2遊動ビーム112もねじりばね116によつて
時計回りに回転せしめられるので、それによつて
覆い羽根102はシヤツタ羽根要素42と同様に
移動せしめられる。覆い羽根102の細長い1次
孔110は、重なり合う孔44および46の協働
によつて形成される露出開口口径と重なつて、後
方に置かれたフイルム面30へ被写界光を入射せ
しめる。さらに、覆い羽根102の周囲光モード
用被写界光入射2次孔106は、2次孔90およ
び94の重なり合いによつて形成される光電池掃
引用第1開口と重なる位置に移動して、光応答素
子98へ被写界光を入射せしめる。それと同時に、
覆い羽根102の人工照明モード用被写界光入射
2次孔108は、2次孔92および96の重なり
合いによつて形成される光電池掃引用第2開口か
ら外れた位置へ移動し、したがつて該第2開口を
閉鎖して被写界光が第2開口を通つて光応答素子
98へ入射するのを阻止する。
このようにして、2次孔90および94は重な
り合つて所定の範囲で次第に増大する光電池掃引
用第1開口を形成してそれを通つて被写界光が光
応答素子に入射するのを制御し、かつシヤツタ羽
根要素40および42が移動して形成する次第に
増大する露光口通過して焦平面30へ入射せしめ
られる被写界光と、光応答素子によつて検出され
る被写界光との間に常に所定の対応関係(第1選
択関係)を保つようにする。
この、検出被写界光とフイルム露光被写界光と
の間に保持される第1選択対応関係は、第8図の
グラフを参照すればよく理解できる。第8図に
は、重なり合う孔44および46によつて形成さ
れる露出開口の標準的面積の変化と、重なり合う
孔90および94によつて形成される光電池掃引
用第1開口の標準的面積の変化とが、シヤツタ羽
根要素40および42が被写界光阻止第1配置か
ら被写界光通過第2配置に向かつて移動するのに
要する時間の関数として示されている。容易にわ
かるように、光電池掃引用第1開口の標準面積
は、露出開口の大きさ(開口面積)の増大に対応
して増大している。また光電池掃引用第1開口が
露出開口に先立つて増加しているが、これは、シ
ヤツタ羽根要素40および42が被写界光通過第
2配置から被写界光阻止第1配置まで復帰するの
に要する有限時間内にフイルム面に入射する被写
界光をあらかじめ考慮に入れているためである。
選択された露光値を実現するために十分な被写
界光がフイルム面30に入射せしめられた場合
は、被写界光積分制御回路100は出力信号を発
生してソレノイド62を付勢して遊動ビーム54
を反時計回りに回転させ、シヤツタ羽根要素40
および42を被写界光阻止第1配置へ復帰せしめ
る。容易にわかるように、遊動ビーム54が反時
計回りに回転すると、遊動ビーム54は遊動ビー
ム112の縁部に係合し、それによつて遊動ビー
ム112は反時計回りに回転せしめられて最初の
位置に復帰する。
このようにして、覆い羽根102はシヤツタ羽
根要素42と全く同様に移動せしめられる。覆い
羽根は、被写界光が光電池掃引用2次孔92およ
び96により形成される第2開口を通つて入射す
るのを阻止すると同時に、被写界光が光電池掃引
用2次孔90および94により形成される第1開
口を通つて光応答素子98に入射しうるようにす
る。すなわち、光電池掃引用2次孔90および9
4は特殊な配置を有していて、羽根機構によつて
焦平面30へ入射せしめられる被写光と検出され
る被写界光との間に、被写界周囲光照明モードの
動作に特に適するように選択された対応関係を保
つようになつているのである。
次に第5図、第6図に示されているように、被
写界人工照明モードの動作は、まずフラツシユ配
列体76の接続用板状部材80をソケツト84内
に公知のように挿入することによつて開始され
る。接続用板状部材80はこれによつて縦長駆動
リンク126のチツプ部134に係合し、駆動リ
ンク126をその縦軸の回りに回転せしめること
によつて、一体的係止アーム136を回転させて
遊動ビーム112の当接面123の移動軌道内に
入らしめる。
被写界人工照明モードにおける露光サイクル
は、前述のようにボタンS1を押下することによ
つて開始される。ボタンS1が押下されると、そ
れに伴つて機械的ラツチ74が変位せしめられて
遊動ビーム54の縁との係合から外され、その結
果、遊動ビーム54は駆動ばね68によつて時計
回りに回転せしめられて、シヤツタ羽根要素40
および42を被写界光阻止第1配置から被写界光
通過第2配置へ移動せしめる。遊動ビーム112
は、ねじりばね116により遊動ビーム54と共
に、当接面123が一体的係止アーム136に係
合するまで回転せしめられるが(第6図参照)、
その後は遊動ビーム112の回転は阻止され、遊
動ビーム54の時計回りの回転によつてねじりば
ね116がさらにねじられるのみである。このよ
うにして覆い羽根102はシヤツタ羽根要素42
と共に移動しえなくなり、その結果、下部孔10
8によつて、重なり合う孔92および96が形成
する光電池掃引用第2開口から入射した被写界光
を、光応答素子98へ入射せしめる。覆い羽根1
02はまた同時に、重なり合う孔90および94
によつて形成される光電池掃引用第1開口を閉鎖
して被写界光を阻止する。
このように、光電池掃引用2次孔92および9
6に特殊な配置を与えることにより、被写界人工
照明モードの動作において、羽根機構移動するに
つれて形成される所定範囲内の開孔を通して焦平
面30に入射する被写界光と光応答素子によつて
検出される被写界光との間に前記第1選択関係と
異なる第2選択対応関係が与えられることにな
る。この第2選択対応関係は、第9図のグラフに
よつてよく理解することができる。第9図には、
重なり合う孔92および96によつて形成される
光電池掃引用第2開口の標準的面積と、重なり合
う孔44および46によつて形成される露出開口
(露光口)の標準的面積とが、シヤツタ羽根要素
40および42が被写界光阻止第1配置から被写
界光通過第2配置に向かつて移動するのに要する
時間の関数として示されている。シヤツタ羽根要
素が被写界光阻止第1配置から移動開始後のある
所定時間に、フラツシユ配列体76のフラツシユ
ランプ78が公知のようにして点弧される。これ
については、1977年8月2日付特許の、W.ポー
プ(W.Pope)外による「ケンチストロボ用の固
定時間遅延回路(Fixed Time Delay Circuit
For Quench Strobe)」と題する米国特許第
4040069号に詳述されている。フラツシユランプ
の出力応答曲線を有効1次孔および有効2次孔の
標準面積曲線と共に示すことにより、重なり合う
孔92および96によつて形成される光電池掃引
用第2開口の大きさ(開口面積)は人工照明源で
あるフラツシユランプの出力光度の時間的変化を
示す出力特性曲線にほぼ対応して変化しているこ
とがわかる。このようにして、被写界人工照明モ
ード動作においては、焦平面30へ入射する被写
界光と検出される被写界光との間に、被写界周囲
光照明モード動作の場合とは全く異なる対応関係
が保たれることがわかる。さらに、重なり合う孔
92および96によつて形成される光電池掃引用
第2開口は、写真カメラ装置が通常の直立姿勢に
保持される場合は、重なり合う孔90および94
によつて形成される光電池掃引用第1開口の下方
にあるので、ハウジングに設けられた被写界光測
光用窓97、光電池掃引第2開口、光応答素子9
8を結ぶ被写界光の入射方向はカメラから見て上
向きになる。これはカメラ視野の比較的上部の明
るさに重点を置いて測光することになり、人工照
明モードにおいて一般に望まれていることに合致
する。
以上の如く、人工照明モード動作の場合光電池
掃引用開口の大きさを、人工照明源の光度の時間
的変化を示す特性曲線にほぼ対応して変化するよ
うにしたのは、次ぎの理由による。カメラを人工
照明モードで使用するときは、露出開口が開きは
じめてからある所定時間後にフラツシユが点火さ
れる。被写体が比較的近くてフラツシユ効果が大
きい場合は、光電池掃引用開口から入射し光応答
素子に到達する光量は直ちに適性露光に対応した
レベルに到達し、光積分制御回路が作動してシヤ
ツタ羽根要素は閉鎖位置に向かつて移動する。し
かしながら、このときフラツシユはまだ発光状態
にあり、シヤツタ羽根が完全に閉鎖位置に到達す
るまでにそのフラツシユ光はフイルム面に投射さ
れるので、結果的に露出過度になる恐れがある。
これを防ぐため、人工照明モードの撮影の場合は
光電池掃引用開口の大きさが増加する割合を、露
出開口の大きさが増加する割合より大きくして、
露出開口を通してフイルム面に到達する光量が適
性露出のレベルに到達するより早く光電池掃引用
開口を通して光応答素子に到達する光量が適性露
出に対応するレベルに到達するようにすることが
必要となる。しかして、被写体がカメラから遠く
なるにつれてフラツシユ効果が低下し、光電池掃
引用開口を通して光応答素子に到達する光量が適
性露出に対応するレベルに到達する時期が遅くな
る。その時期が遅くなるほど羽根要素の復帰移動
の間に入射するフラツシユ光量も減少し、その時
期がフラツシユ発光光度の最高点より遅くなる
と、光電池掃引用開口の大きさの露出開口の大き
さに対する相対的割合を大きくする必要性がなく
なる。これらを考慮して、人工照明撮影のときの
光電池掃引用開口の大きさを、人工照明源の出力
光度の時間的変化を示す出力特性曲線にほぼ対応
して変化するようにすると被写体距離の大きな範
囲において適性露出を得ることができる。
前述の被写界周囲光照明モード動作の場合と同
様に、所望の露光を実現するための選択された量
の被写界光がフイルム面30に入射すると、それ
に応答して光積分制御回路100は出力信号を発
生してソレノイド62を付勢し、シヤツタ羽根要
素40および42を被写界光阻止第1配置へ駆動
復帰せしめる。容易にわかるように、被写界人工
照明モード動作においては、遊動ビーム112は
当接面123が止アーム136に係合するまでの
限られた回転角だけ回転せしめられて、羽根機構
が第1配置と第2配置との間で移動する際に重な
り合う孔44および46によつて形成される露出
開口に対し、周囲光照明用被写界光入射孔110
の前縁を被写界光阻止位置から外れた所まで移動
せしめるようになつている。すなわち、覆い羽根
102が、被写界周囲光照明モードの動作におけ
るようにシヤツタ羽根要素42と共に移動する
か、または、被写界人工照明モードの動作におけ
るように起動子組立体124に対して特定位置に
拘止されるかに拘らず、被写界光入射孔110
は、台ブロツク14の被写界光入写露光口を阻止
しない位置におかれている。
本発明の露光制御装置は、羽根機構によつて焦
平面30に入射せしめられる被写界光と検出され
る被写界光との間に、被写界周囲光照明モード動
作または被写界人工照明モード動作のいずれにお
いても、所望の特定の対応関係が1つの光電池を
用いて得られるように構成されている。さらに、
前述の如く、人工照明モード用の光電池掃引第2
開口はカメラ視野の上方に重点を置いて測光する
が、これと反対に周囲光照明モード用の光電池掃
引第1開口はカメラ視野の下方に重点をおいて測
光する。被写界周囲光照明モード動作におけるこ
の下方に重みをつけた露光は、多くの撮影、例え
ば空が背景となつている撮影において有用であ
る。被写界人工照明モードの動作においては、典
型的なフラツシユの要求を満たすために、露光制
御装置は上方に重みをつけた露光を行なうように
なつている。
本発明の本質的特徴から逸脱することなく、可
変焦点式対物レンズを有するカメラなどの他の特
殊な形式を用いて、本発明を実施することもでき
る。従つて、ここに説明した本発明の実施例は、
全ての点で単なる例とみるべきであつて、限定的
なものと考えてはならない。本発明の範囲は、以
上の説明よりもむしろ特許請求の範囲によつて示
されており、本発明の範囲に属する全ての改変は
特許請求の範囲に包含されるようにしてある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の露光制御装置を用いたカメ
ラの斜視図である。第2図は、本発明の露光制御
装置の各部の分解斜視図である。第3図は、第2
図の露光制御装置の、動作の初期状態における正
面図である。第4図は、第2図の露光制御装置
の、他の動作状態における正面図である。第5図
は、第2図の露光制御装置の、さらに他の動作状
態における正面図である。第6図は、第2図の露
光制御装置の、さらに他の動作状態における正面
図である。第7図は、第3図の7−7線における
断面図である。第8図は、被写界周囲光照明モー
ド動作における露光サイクル中の標準的開口面積
を示すグラフである。第9図は、被写界人工照明
モード動作における、標準的開口面積を示すグラ
フである。 10……写真カメラ装置、30………焦平面、
36……羽根機構、48……ピボツトピン、54
……第1遊動ビーム、62……ソレノイド、64
……プランジヤ、68……引張ばね、76……フ
ラツシユ配列体、98……光応答素子、100…
…光積分制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の焦平面に写真フイルムを取付ける装置
    および入射する被写界光を検出して該被写界光の
    光度に対応した信号を発生する被写界光検出装置
    を有し、かつ周囲光照明モードおよび人工照明モ
    ードにおいて使用しうる写真カメラであつて、 互いに重なり合い相対的位置関係の異なる2つ
    の配置、すなわち第1配置と第2配置の間で移動
    可能な2枚の羽根要素を有し、該羽根要素にはそ
    れぞれ前記焦平面に被写界光を入射させる露出開
    口を形成するための1つの1次孔と前記被写界光
    検出装置に被写界光を入射させる1対の開口、す
    なわち第1、第2の開口を形成するための1対の
    2次孔が設けられ、該羽根要素が前記第1配置に
    あるとき前記露出開口及び前記第1、第2の開口
    はすべて閉じられ、該羽根要素が前記第1配置か
    ら第2配置に移動するとき前記露出開口の大きさ
    が所定の範囲内で次第に増大し、前記第1開口の
    大きさは前記露出開口の大きさの増大に対応して
    増大し、また前記第2開口の大きさは前記人工照
    明モードで使用の予定される人工照明源の出力光
    度の時間的変化を示す出力特性曲線にほぼ対応し
    て変化するように前記1次及び1対の2次孔の形
    状がつくられている羽根機構と、 前記被写界光検出装置が、前記周囲光照明モー
    ドにおいては前記第1開口を通つて入射する被写
    界光を検出し、前記人工照明モードにおいては前
    記第2開口を通つて入射する被写界光を検出する
    よう照明モードにしたがつて前記第1、第2の何
    れかの開口を選択的に閉鎖する第3の可動羽根要
    素と、 前記第3の羽根要素によつて閉鎖されない方の
    開口を通つて入射する被写界光を検出して前記被
    写界光検出装置が発生する信号を積分してその積
    分値が所望露光値に達したとき出力信号を発生す
    る被写界光積分装置と、 露光サイクルを実施するため、最初前記羽根機
    構を前記第1配置から第2配置に向かつて移動せ
    しめ、ついで前記被写界光積分装置からの出力信
    号に応答して前記第1配置に向かつて復帰せしめ
    る駆動装置と、 を備えた写真カメラ。 2 特許請求の範囲第1項において、前記カメラ
    は人工照明源を取り外し自在に接続しうるように
    なつており、前記第3の羽根要素は通常前記第2
    開口を閉鎖し、該人工照明源をカメラに接続する
    のに連動して自動的に前記第1開口を閉鎖するよ
    うになつている写真カメラ。 3 特許請求の範囲第1項において、前記写真カ
    メラが通常の直立姿勢をとつている時前記羽根要
    素の1対の2次孔によつて形成される2つの開口
    の中、前記第1開口が前記第2開口よりも概して
    上方に位置するよう前記1対の2次孔を形成し
    て、前記人工照明モードにおける前記被写界光検
    出装置の視界を、前記周囲光モードにおける該被
    写界光検出装置の視界より高くした写真カメラ。
JP12453478A 1977-10-11 1978-10-09 Photographic camera apparatus Granted JPS5496021A (en)

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