JPS62175207A - ランフラツト機能を有するタイヤ用ダイナミツクダンパ− - Google Patents
ランフラツト機能を有するタイヤ用ダイナミツクダンパ−Info
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- JPS62175207A JPS62175207A JP61017312A JP1731286A JPS62175207A JP S62175207 A JPS62175207 A JP S62175207A JP 61017312 A JP61017312 A JP 61017312A JP 1731286 A JP1731286 A JP 1731286A JP S62175207 A JPS62175207 A JP S62175207A
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- 241001247986 Calotropis procera Species 0.000 description 3
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- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産 のf
この発明は、ランフラット機能を有するタイヤ用ダイナ
ミックダンパーに関する。
ミックダンパーに関する。
良釆立韮遺
一般に、車両を走行させると、路面の凹凸によってロー
ドノイズ、ハーシュネス等の振動が空気入りタイヤに発
生する。このような振動はタイヤ進行方向、即ち前後方
向および上下方向の成分が大部分であり、軸方向成分は
殆ど存在しない。
ドノイズ、ハーシュネス等の振動が空気入りタイヤに発
生する。このような振動はタイヤ進行方向、即ち前後方
向および上下方向の成分が大部分であり、軸方向成分は
殆ど存在しない。
このような前後および上下方向の振動を効果的に低減す
るために、従来、第8.9図に示すようなダイナミック
ダンパー1が提案されている。このようなダイナミック
ダンパー1はリム2の外周に固着されたリング状のゴム
ブツシュ 3と、ゴムブツシュ3の外周に固着されたリ
ング状の重錘4と、からなり、その固有振動数は該ダイ
ナミックダンパー 1が装着されていないとき空気入り
タイヤ5を実路上を走行させて発生した振動のピーク周
波数の内のいずれかに合致させられている。ここで、ダ
イナミックダンパー1の固有振動数fは以下の式により
与えられる。
るために、従来、第8.9図に示すようなダイナミック
ダンパー1が提案されている。このようなダイナミック
ダンパー1はリム2の外周に固着されたリング状のゴム
ブツシュ 3と、ゴムブツシュ3の外周に固着されたリ
ング状の重錘4と、からなり、その固有振動数は該ダイ
ナミックダンパー 1が装着されていないとき空気入り
タイヤ5を実路上を走行させて発生した振動のピーク周
波数の内のいずれかに合致させられている。ここで、ダ
イナミックダンパー1の固有振動数fは以下の式により
与えられる。
f=1/2wXv−Wフr丘−
なお、kはゴムブツシュ3のばね定数、mはゴムブツシ
ュ3および重量4の合計重量である。そして、このよう
なダイナミックダンパー 1は、走行時空気入りタイヤ
5からその固有振動周波数における振動エネルギーを吸
収しながら前後および」二丁方向に振動するため、空気
入りタイヤ5の当該周波数における振動が低減される。
ュ3および重量4の合計重量である。そして、このよう
なダイナミックダンパー 1は、走行時空気入りタイヤ
5からその固有振動周波数における振動エネルギーを吸
収しながら前後および」二丁方向に振動するため、空気
入りタイヤ5の当該周波数における振動が低減される。
この際、ゴムブツシュ 3は第9図に示すように約半周
が圧縮力により、残り半周が引張力により変形している
。
が圧縮力により、残り半周が引張力により変形している
。
発明が解決しようとする間 点
しかしながら、このようなダイナミックダンパー 1は
ゴムブツシュ3を圧縮および引張変形させてダンパー機
能を発揮させているため、ゴムブツシュ 3のばね定数
kが高い値である。このため、所定の固有振動数を得る
には、前記式中のばね定数kが大きな値であることから
、ダイナミックダンパー 1の型車mも大きな値としな
ければならない。この結果、ダイナミックダンパー 1
が犬千融となって振動の定常入力が大きくなり、他の周
波数においてかえって振動が大きくなったり、あるいは
転がり抵抗が大きくなることによって燃費が悪化すると
いう問題点がある。さらに、このようなダイナミックダ
ンパー1は弔−の機能、即ち振動低減機能しか有してい
ないという問題点もある。
ゴムブツシュ3を圧縮および引張変形させてダンパー機
能を発揮させているため、ゴムブツシュ 3のばね定数
kが高い値である。このため、所定の固有振動数を得る
には、前記式中のばね定数kが大きな値であることから
、ダイナミックダンパー 1の型車mも大きな値としな
ければならない。この結果、ダイナミックダンパー 1
が犬千融となって振動の定常入力が大きくなり、他の周
波数においてかえって振動が大きくなったり、あるいは
転がり抵抗が大きくなることによって燃費が悪化すると
いう問題点がある。さらに、このようなダイナミックダ
ンパー1は弔−の機能、即ち振動低減機能しか有してい
ないという問題点もある。
問題点を解決するための手段
このような問題点は、タイヤの外径からリムフランジの
半径方向外端における直径を差し引いた値の172が長
さHである空気入リタイヤに装着されるランフラット機
能を有するタイヤ用ダイナミックダンパーであって、リ
ムの外周に取り付けられ半径方向に延びるステーと、該
ステーから軸方向に離れた位置に設置された重量と、前
記ステーと重量との間に固着されて介装されたゴムから
なる弾性体と、を備え、前記重量および弾性体からなる
振動体の半径方向最外端を、リムフランジの半径方向外
端から半径方向外方に前記長さHの0.6倍だけ離れた
高さ位置と、リムフランジの半径方向外端から半径方向
外方にタイヤの厚さ分だけ離れた高さ位置と、の間に位
置させ、実路走行時に生じるタイヤ振動のピーク周波数
の内のいずれかの周波数に前記振動体の固有振動数を合
致させることにより解決することができる。
半径方向外端における直径を差し引いた値の172が長
さHである空気入リタイヤに装着されるランフラット機
能を有するタイヤ用ダイナミックダンパーであって、リ
ムの外周に取り付けられ半径方向に延びるステーと、該
ステーから軸方向に離れた位置に設置された重量と、前
記ステーと重量との間に固着されて介装されたゴムから
なる弾性体と、を備え、前記重量および弾性体からなる
振動体の半径方向最外端を、リムフランジの半径方向外
端から半径方向外方に前記長さHの0.6倍だけ離れた
高さ位置と、リムフランジの半径方向外端から半径方向
外方にタイヤの厚さ分だけ離れた高さ位置と、の間に位
置させ、実路走行時に生じるタイヤ振動のピーク周波数
の内のいずれかの周波数に前記振動体の固有振動数を合
致させることにより解決することができる。
υ
走行時においては、振動体はタイヤからの工。
ネルギーを吸収して固有振動数で振動するが、このとき
、該振動体の固有振動数が実路走行時におけるタイヤ振
動のいずれかのピーク周波数に合致させられているため
、該周波数のタイヤ振動が低減される。この際、ステー
と、該ステーから軸方向に離れた重量との間に弾性体が
固着介装されているため、重量が振動するとりr性体は
剪断力を受けて変形する。この剪断変形の際の弾性体の
ばね定数は、圧縮変形および引張変形の際のばね定数の
それぞれ1/8.5および1/3であるため、振動体の
固有振動数を同一の所定周波数にする場合1弾性体の重
量は圧縮、引張変形するときに比較して1/8.5から
1/3でよいことになる。このため、振動体の正量を軽
減でき、転がり抵抗等を向」−させることができる。さ
らに、タイヤ内圧が低下した場合には、振動体の半径方
向最外端が前記両高さ位置の間に位置しているため、ダ
イナミックダンパーが荷重をタイヤとともに負担し、ラ
ンフラ、ット走行を可能とする。
、該振動体の固有振動数が実路走行時におけるタイヤ振
動のいずれかのピーク周波数に合致させられているため
、該周波数のタイヤ振動が低減される。この際、ステー
と、該ステーから軸方向に離れた重量との間に弾性体が
固着介装されているため、重量が振動するとりr性体は
剪断力を受けて変形する。この剪断変形の際の弾性体の
ばね定数は、圧縮変形および引張変形の際のばね定数の
それぞれ1/8.5および1/3であるため、振動体の
固有振動数を同一の所定周波数にする場合1弾性体の重
量は圧縮、引張変形するときに比較して1/8.5から
1/3でよいことになる。このため、振動体の正量を軽
減でき、転がり抵抗等を向」−させることができる。さ
らに、タイヤ内圧が低下した場合には、振動体の半径方
向最外端が前記両高さ位置の間に位置しているため、ダ
イナミックダンパーが荷重をタイヤとともに負担し、ラ
ンフラ、ット走行を可能とする。
1崖1
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1.2図において、11はタイヤ組立体であり、この
タイヤ組ケ体11はホイール12とこのホイール12に
装着された空気入りタイヤ13と、から構成されている
。ホイール12のリム14の外周にはリング状をし半径
方向に延びる金属製のステー15が配置され、このステ
ー15はリム14の外周に取りイ]けられている。ステ
ー15の両側面16.17、即ちステー15の軸方向両
端面、がら空気入りタイヤ13の軸方向に等距離離れた
位置にはステー15と同軸の電離18.19がそれぞれ
配置され、これらの電離18.18はステー15よりや
や大径のリング状をし、比重の大きな金属、例えば鋼な
どから構成されている。ステー15と両重量18.19
との間には電離18.19と同径でゴムからなるリング
状の弾性体20.21がそれぞれ介装され、これら弾性
体20.21の内側面はステー15の側面1B、17に
、また、外側面は電離18.18の内側面にそれぞれ固
着されている。なお、これら弾性体20.21は周方向
に複数に分断された弧状をしていてもよい。前述した電
離18.19および弾性体20.21は全体として振動
体22を構成し、この振動体22はその固有振動数が、
実路走行時に該振動体22を伺加していない空気入りタ
イヤ13に生じる振動のピーク周波数の内のいずれかの
周波数に合致するよう、その電離18.18の重量、弾
性体20.21のゴム硬度等が決定されている。ここで
、前記振動のピーク周波数としては、−船路を走行した
場合、ばね下上下共振と呼ばれる10〜20Hz、ばね
下前後共振と呼ばれる30〜50Hz、タイヤ1次振動
モードに起因する70〜100 Hzの周波数が挙げら
れる。この結果、空気入りタイヤ13を走行して空気入
りタイヤ13にロードノイズ、ハーシュネス等の前後方
向および上下方向の振動が生じると、振動体22が前記
空気入りタイヤ13の振動エネルギーの一部を吸収しな
がら振動し、振動体22の固有振動数と同一周波数のタ
イヤ振動を低減させる。このような振動低減の実験例を
第3.4.5図に示す。第3図はダイナミックダンパー
を取り付けていない通常の空気入りタイヤ13によって
粗い路面を走行した際に生じるばね下上下振動の周波数
分析結果を示している。ここで、100 Hz以下の周
波数において振動がピークとなるのは、ばね下上下共振
と呼ばれる10〜20Hzおよびタイヤ1次振動モード
に起因する70〜100 Hzの範囲である。第4図は
、前記振動体22の固有振動数をタイヤ1次振動モード
に起因する振動のピーク周波数に合致させた後、前述し
た路面と同一路面を走行した際に生じるばね下上下振動
の周波数分析結果を示している。この第4図から振動が
効果的に低減されていることが理解できる。また、第5
図は振動体22の固有周波数をばね下上下共振のピーク
周波数に合致させた場合の第4図と同様の周波数分析結
果であり、この場合にも振動が効果的に低減されている
ことが理解できる。このように、振動体22が振動して
いるときには、弾性体20.21は剪断方向の力により
変形しているが、この剪断変形の際のゴムのばね定数は
、従来のように圧縮あるいは引張変形しているときのば
ね定数に比較して1/6.5または1/3であるため、
固有振動数を同一の所定周波数に合致させるのに、弾性
体20.21の重量を従来のときの1/[1,5から1
/3に低減できる。この結果、転がり抵抗等を向上させ
ることができる。前記振動体22の半径方向最外端は、
ステー15の半径方向外端より半径方向外方に位置する
とともに、リム14のフランジ23の半径方向外端から
半径方向外方に長さHの0.6倍だけ離れた高さ位置A
と、フランジ23の半径方向外端から空気入りタイヤ1
3の厚さtだけ半径方向外方に離れた高さ位置Bと、の
間に位置している。その理由は振動体22の半径方向最
外端が高さ位置Aより高いと、通常走行時に空気入りタ
イヤ13が石等の障害物に乗り上げたとき、空気入りタ
イヤ13のトレッド部24内面が振動体22に接触する
からであり、一方、振動体22の半径方向最外端が高さ
位置Bより低いと、空気入りタイヤ13の内圧低下時に
振動体22が空気入りタイヤ13を内側から支持できず
ランフラット走行ができなくなるからである。ここで、
前記長さHは空気入りタイヤ13の外径ODからフラン
ジ23の半径方向外端における直径FDを差し引いた値
の1/2をいう。このように振動体22の半径方向最外
端が前記高さ位置A、 B間に位置しているため、走行
時空気入りタイヤ13の内圧が例えばパンク等により低
下して空気入りタイヤ13のサイドウオール部25が潰
れても、空気入りタイヤ13のトレッド部24内面が振
動体22に当接するため、荷重を空気入りタイヤ13の
サイドウオール部25および振動体22双方が負担する
ようになり、ランフラット走行が可能となる。この際、
空気入りタイヤ13のトレッド部24内面は直接ステー
15に当接せず、弾性体20.21が間に介在している
ため、路面の凹凸による振動は該弾性体20.21によ
って緩衝されてホイール12に伝達され、乗心地が良好
となる。また、このとき5弾性、体20.21は剪断変
形であることがらばね定数が小さく、この結果、緩衝効
果がさらに向上する。
タイヤ組ケ体11はホイール12とこのホイール12に
装着された空気入りタイヤ13と、から構成されている
。ホイール12のリム14の外周にはリング状をし半径
方向に延びる金属製のステー15が配置され、このステ
ー15はリム14の外周に取りイ]けられている。ステ
ー15の両側面16.17、即ちステー15の軸方向両
端面、がら空気入りタイヤ13の軸方向に等距離離れた
位置にはステー15と同軸の電離18.19がそれぞれ
配置され、これらの電離18.18はステー15よりや
や大径のリング状をし、比重の大きな金属、例えば鋼な
どから構成されている。ステー15と両重量18.19
との間には電離18.19と同径でゴムからなるリング
状の弾性体20.21がそれぞれ介装され、これら弾性
体20.21の内側面はステー15の側面1B、17に
、また、外側面は電離18.18の内側面にそれぞれ固
着されている。なお、これら弾性体20.21は周方向
に複数に分断された弧状をしていてもよい。前述した電
離18.19および弾性体20.21は全体として振動
体22を構成し、この振動体22はその固有振動数が、
実路走行時に該振動体22を伺加していない空気入りタ
イヤ13に生じる振動のピーク周波数の内のいずれかの
周波数に合致するよう、その電離18.18の重量、弾
性体20.21のゴム硬度等が決定されている。ここで
、前記振動のピーク周波数としては、−船路を走行した
場合、ばね下上下共振と呼ばれる10〜20Hz、ばね
下前後共振と呼ばれる30〜50Hz、タイヤ1次振動
モードに起因する70〜100 Hzの周波数が挙げら
れる。この結果、空気入りタイヤ13を走行して空気入
りタイヤ13にロードノイズ、ハーシュネス等の前後方
向および上下方向の振動が生じると、振動体22が前記
空気入りタイヤ13の振動エネルギーの一部を吸収しな
がら振動し、振動体22の固有振動数と同一周波数のタ
イヤ振動を低減させる。このような振動低減の実験例を
第3.4.5図に示す。第3図はダイナミックダンパー
を取り付けていない通常の空気入りタイヤ13によって
粗い路面を走行した際に生じるばね下上下振動の周波数
分析結果を示している。ここで、100 Hz以下の周
波数において振動がピークとなるのは、ばね下上下共振
と呼ばれる10〜20Hzおよびタイヤ1次振動モード
に起因する70〜100 Hzの範囲である。第4図は
、前記振動体22の固有振動数をタイヤ1次振動モード
に起因する振動のピーク周波数に合致させた後、前述し
た路面と同一路面を走行した際に生じるばね下上下振動
の周波数分析結果を示している。この第4図から振動が
効果的に低減されていることが理解できる。また、第5
図は振動体22の固有周波数をばね下上下共振のピーク
周波数に合致させた場合の第4図と同様の周波数分析結
果であり、この場合にも振動が効果的に低減されている
ことが理解できる。このように、振動体22が振動して
いるときには、弾性体20.21は剪断方向の力により
変形しているが、この剪断変形の際のゴムのばね定数は
、従来のように圧縮あるいは引張変形しているときのば
ね定数に比較して1/6.5または1/3であるため、
固有振動数を同一の所定周波数に合致させるのに、弾性
体20.21の重量を従来のときの1/[1,5から1
/3に低減できる。この結果、転がり抵抗等を向上させ
ることができる。前記振動体22の半径方向最外端は、
ステー15の半径方向外端より半径方向外方に位置する
とともに、リム14のフランジ23の半径方向外端から
半径方向外方に長さHの0.6倍だけ離れた高さ位置A
と、フランジ23の半径方向外端から空気入りタイヤ1
3の厚さtだけ半径方向外方に離れた高さ位置Bと、の
間に位置している。その理由は振動体22の半径方向最
外端が高さ位置Aより高いと、通常走行時に空気入りタ
イヤ13が石等の障害物に乗り上げたとき、空気入りタ
イヤ13のトレッド部24内面が振動体22に接触する
からであり、一方、振動体22の半径方向最外端が高さ
位置Bより低いと、空気入りタイヤ13の内圧低下時に
振動体22が空気入りタイヤ13を内側から支持できず
ランフラット走行ができなくなるからである。ここで、
前記長さHは空気入りタイヤ13の外径ODからフラン
ジ23の半径方向外端における直径FDを差し引いた値
の1/2をいう。このように振動体22の半径方向最外
端が前記高さ位置A、 B間に位置しているため、走行
時空気入りタイヤ13の内圧が例えばパンク等により低
下して空気入りタイヤ13のサイドウオール部25が潰
れても、空気入りタイヤ13のトレッド部24内面が振
動体22に当接するため、荷重を空気入りタイヤ13の
サイドウオール部25および振動体22双方が負担する
ようになり、ランフラット走行が可能となる。この際、
空気入りタイヤ13のトレッド部24内面は直接ステー
15に当接せず、弾性体20.21が間に介在している
ため、路面の凹凸による振動は該弾性体20.21によ
って緩衝されてホイール12に伝達され、乗心地が良好
となる。また、このとき5弾性、体20.21は剪断変
形であることがらばね定数が小さく、この結果、緩衝効
果がさらに向上する。
第6rgJはこの発明の他の実施例を示すものであり、
この実施例においては、弾性体20.21間に形成され
たリング状の空間をゴム31で埋め、弾性体20.21
を一体化したものである。このようにすれば、弾性体2
0.21が負荷を受けてもステー】5から外れるような
ことはなく、耐久性が向上する。
この実施例においては、弾性体20.21間に形成され
たリング状の空間をゴム31で埋め、弾性体20.21
を一体化したものである。このようにすれば、弾性体2
0.21が負荷を受けてもステー】5から外れるような
ことはなく、耐久性が向上する。
第7図はこの発明のさらに他の実施例を示すもので、こ
の実施例においては、重fi18.19の半径方向内側
でリム14の外周にリング状のゴムストッパー33.3
4をそれぞれ取り付け、重錘18.18とゴムストッパ
ー33.34との間にリング状の間隙を形成している。
の実施例においては、重fi18.19の半径方向内側
でリム14の外周にリング状のゴムストッパー33.3
4をそれぞれ取り付け、重錘18.18とゴムストッパ
ー33.34との間にリング状の間隙を形成している。
そして、前記ゴムストッパー33.34はランフラット
走行時、重錘18、!8の半径方向内方への過移動を規
制し、弾性体20.21に作用する負荷を軽減している
。
走行時、重錘18、!8の半径方向内方への過移動を規
制し、弾性体20.21に作用する負荷を軽減している
。
なお、この発明においては、振動体を複数個設けるとと
もに、各振動体の固有振動数を異なる値とし、複数種の
振動のピーク周波数を低減させるようにしてもよい。
もに、各振動体の固有振動数を異なる値とし、複数種の
振動のピーク周波数を低減させるようにしてもよい。
色艶豊皇課
以上説明したように、この発明によれば、振動体の重量
を軽減できるため、転がり抵抗等を向上させることがで
きるとともに、タイヤ内圧低下時にはランフラット走行
も可能となる。
を軽減できるため、転がり抵抗等を向上させることがで
きるとともに、タイヤ内圧低下時にはランフラット走行
も可能となる。
第1図はこの発明の一実施例を示すタイヤ組立体の子午
線断面図、第2図は第1図のI−I矢視断面図、第3図
はダイナミックダンパーを取りイ1けていないタイヤの
ばね下車下振動の周波数分析結果を示すグラフ、第4図
はタイヤ1次振動モードに起因したピーク周波数に振動
体の固有周波数を合致させたタイヤのばね下」二下振動
の周波数分析結果を示すグラフ、第5図はばね下車下共
振のピーク周波数に振動体の固有周波数を合致させたタ
イヤのばね下車下振動の周波数分析結果を示すグラフ、
第6図はこの発明の他の実施例を示す子午線断面図、第
7図はこの発明のさらに他の実施例を示す子午線断面図
、第8図は従来のダイナミックダンパーを示す子午線断
面図、第9図は第8図のII −II矢視断面図である
。 14・・・リム 15・・・ステー18.
19・・・重錘 20.21・・・弾性体22・
・・振動体 23・・・フランジ特許出願人
株式会社ブリデストン 代理人 弁理士 多 1)敏 雄 第1図 14・・・・・・・・リム ■5・・・・・・・・・ステー 18.19・・・重錘 20.21・・・弾性体 22・・・・・・・・振動体 23・・・・・・・・・フランジ 0 50 100’ 150 2
00周波数(Hz)□ 周波数(Hz)□ 第5図 0501O0150200 周波数(Hz)□
線断面図、第2図は第1図のI−I矢視断面図、第3図
はダイナミックダンパーを取りイ1けていないタイヤの
ばね下車下振動の周波数分析結果を示すグラフ、第4図
はタイヤ1次振動モードに起因したピーク周波数に振動
体の固有周波数を合致させたタイヤのばね下」二下振動
の周波数分析結果を示すグラフ、第5図はばね下車下共
振のピーク周波数に振動体の固有周波数を合致させたタ
イヤのばね下車下振動の周波数分析結果を示すグラフ、
第6図はこの発明の他の実施例を示す子午線断面図、第
7図はこの発明のさらに他の実施例を示す子午線断面図
、第8図は従来のダイナミックダンパーを示す子午線断
面図、第9図は第8図のII −II矢視断面図である
。 14・・・リム 15・・・ステー18.
19・・・重錘 20.21・・・弾性体22・
・・振動体 23・・・フランジ特許出願人
株式会社ブリデストン 代理人 弁理士 多 1)敏 雄 第1図 14・・・・・・・・リム ■5・・・・・・・・・ステー 18.19・・・重錘 20.21・・・弾性体 22・・・・・・・・振動体 23・・・・・・・・・フランジ 0 50 100’ 150 2
00周波数(Hz)□ 周波数(Hz)□ 第5図 0501O0150200 周波数(Hz)□
Claims (1)
- タイヤの外径からリムフランジの半径方向外端における
直径を差し引いた値の1/2が長さHである空気入りタ
イヤに装着されるランフラット機能を有するタイヤ用ダ
イナミックダンパーであって、リムの外周に取り付けら
れ半径方向に延びるステーと、該ステーから軸方向に離
れた位置に設置された重錘と、前記ステーと重錘との間
に固着されて介装されたゴムからなる弾性体と、を備え
、前記重錘および弾性体からなる振動体の半径方向最外
端を、リムフランジの半径方向外端から半径方向外方に
前記長さHの0.6倍だけ離れた高さ位置と、リムフラ
ンジの半径方向外端から半径方向外方にタイヤの厚さ分
だけ離れた高さ位置と、の間に位置させ、実路走行時に
生じるタイヤ振動のピーク周波数の内のいずれかの周波
数に前記振動体の固有振動数を合致させたことを特徴と
するランフラット機能を有するタイヤ用ダイナミックダ
ンパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61017312A JPS62175207A (ja) | 1986-01-29 | 1986-01-29 | ランフラツト機能を有するタイヤ用ダイナミツクダンパ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61017312A JPS62175207A (ja) | 1986-01-29 | 1986-01-29 | ランフラツト機能を有するタイヤ用ダイナミツクダンパ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62175207A true JPS62175207A (ja) | 1987-07-31 |
Family
ID=11940490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61017312A Pending JPS62175207A (ja) | 1986-01-29 | 1986-01-29 | ランフラツト機能を有するタイヤ用ダイナミツクダンパ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62175207A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003510209A (ja) * | 1999-09-29 | 2003-03-18 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | 車両ホイール用騒音減衰器を備えた安全支持体 |
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1986
- 1986-01-29 JP JP61017312A patent/JPS62175207A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003510209A (ja) * | 1999-09-29 | 2003-03-18 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | 車両ホイール用騒音減衰器を備えた安全支持体 |
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