JPS62174172A

JPS62174172A - プリンタ用給紙装置

Info

Publication number: JPS62174172A
Application number: JP61235723A
Authority: JP
Inventors: Norio Kawashima; 規夫川島; Hidemi Haga; 英美芳賀
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-10-03
Filing date: 1986-10-03
Publication date: 1987-07-30
Also published as: US4859098A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、プリンタ用紙の左右に穿設された孔に受容さ
れるピンを駆動することにより給紙を行なうためのトラ
クタフィーダを僅えるプリンタ用給紙装置に関する。

〈従来の技術〉従来のトラクタフィーダに於ては、一般に、トラクタフ
ィーダの上面から突出するピンにプリンタ用紙の給紙孔
を係合させ、プラテンの表面を通過するプリンタ用紙を
引張るようにして給紙を行なっていた。しかしながら、
プリンタの使用状況によっては、トラクタフィーダの下
面から突出するピンにプリンタ用紙の給紙孔を係合させ
プリンタ用紙をプラテンに向けて送出したり、或いはト
ラクタフィーダの上下面を同時に用い、プリンタ用紙を
プラテンに向けて送込むと同時にプラテンの表面を通過
したプリンタ用紙を引張るようにしたい場合がある。従
来のプリンタ用給紙装置におっては、上記した３つの給
紙方式のいずれか一つのみを行ない得るもので市って、
給紙方式を変更したい場合には給紙装置全体を交換しな
ければならなかった。

〈発明が解決しようとする問題点〉このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的
は、上記した３つの給紙方式のうち少なくとも２つを単
一の装置により選択可能にするプリンタ用給紙装置を提
供することにある。

〈問題点を解決するための手段〉このような目的は、本発明によれば、上下面に給紙手段
が突設されたトラクタフィーダと、プラテンとを有する
プリンタ用給紙装置であって、前記トラクタフィーダを
、その下側給紙手段の給紙面が前記プラテンの下側接線
方向に整合する第一の位置と、前記トラクタフィーダの
上側給紙手段の給紙面が前記プラテンの上側接線方向に
整合する第二の位置との間にて移動させるための切換手
段を備えることを特徴とするプリンタ用給紙装置を提供
することにより達成される。

〈作用〉このように、トラクタフィーダの位置を極く僅か移動さ
せることにより、複数の給紙方式から所望の給紙方式を
選択することができ、しかもプリンタ用紙の装填が繁雑
化することがない。

〈実施例〉以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。

第１図は、本発明に基づく給紙装置を一部簡略化して示
す斜視図である。プリンタの上部の左右に設けられたフ
レーム２．２の間には、円柱形のプラテン３及び一対の
横方向軸４．５が架設されている。横方向軸４．５には
、一対のトラクタフィーダ７が軸線方向に移動可能に嵌
装されている。

更に、左右のフレーム２．２の後部が枢軸１］により互
いに強固に連結されている。

第２図に良く示されているように、フレーム２は上下に
分割されており、下側フレーム２ｂの後部に立設された
支持板６に軸支された枢軸１１により、上側フレーム２
ａが、上方向に傾動し得るように支持されている。横方
向軸４．５は、上側フレームの側板に切設された略水平
なスロット８及び後上方に傾斜するスロット９にそれぞ
れ受容されている。フレーム２内に突入する横方向軸４
の端部は、連結板１２の一端に固着されており、該連結
板の他端には、他方の横方向軸５の各フレーム２内への
突入部分が回転自在に軸支されている。更に、横方向軸
５の同喘部はリンク１３の中間部に軸支され、該リンク
１３の一端部１３ａには歯車１４が回転自在に軸支され
、リンク１３の他端部１３ｂには、捩りコイルばね１９
の一端が係止され、リンク１３を第２図の反時計回り方
向に付勢している。

歯車１４は、横方向軸５の突入端部に固設された歯車１
５及びプラテン３に固設された歯車３ａの両者に歯合し
ている。従って、図示されない駆動手段によりプラテン
３が回転駆動されると、そのトルクが歯車１４及び１５
を介して横方向軸５を回転駆動し、横方向軸５に固設さ
れた図示され＝　５− ないプーリに懸回されたトラクタピンベルトを駆動し、
そのピンとプリンタ用紙の給紙孔との係合により所要の
給紙を行なうことができる。尚、このトラクタフィーダ
７は、その上下面からピンベルトのピンが突出する形式
のものである。

他方の横方向軸４の突入端には、リンク１６が枢支され
ており、該リンクの他端は、枢軸１１により枢支された
アーム１７の中間部にピン１８をもって枢着されている
。

下側フレーム２ｂの後部には、枢支ピン２１によりレバ
ー２２が枢着されており、該レバー２２の一端に設けら
れた係合部２２ａがプリンタ本体側に設けられた係止ピ
ン２０と係合離脱することによりフレーム２を全体的に
着１１党することができる。

更に、プラテン３の下側外周面には、該プラテンと平行
な軸の回りに回動自在なローラ２６が当接すると共に、
湾曲板からなるペーパガイド２５が隣接して設けられて
いる。

他方のフレーム２′に於ては、横方向軸４．５は、単に
前記と同様のスロットに受容され、かつ連結板１２と同
様の連結板により同様に連結されている。

次に、本実施例の作動の要領について説明する。

第３図は、第２図を単純化して示すもので、トラクタフ
ィーダ７の下側面が、プラテン３の下側接線方向と一致
しており、プリンタ用紙２３をトラクタフィーダ７によ
りプラテン３に向けて送込み、所要の給紙動作を行なう
。

フレーム２ａの上面から突出するアーム１７の遊端１７
ａを上向きに傾動させると、横方向軸４が、スロット８
内を後方に向けて移動し、横方向軸５がスロット９内を
斜め後方に向けて移動し、トラクタフィーダ７がプラテ
ン３の略半径方向線に整合することとなる（第４図）。

この位置にあっては、プリンタ用紙２３の給紙孔を、ト
ラクタフィーダ７の上下面のピンに係合させ、プリンタ
用紙２３をプラテン３に向けて送込むと同時に、上側の
トラクタピンにより、プラテンの表面を通過したプリン
タ用紙２０を引き出すことができる。

このようにして、トラクタフィーダ７の上下面によりプ
リンタ用紙を積極的に駆動することができる。

アーム１７を更に上方に傾動させると、第５図に示した
ように、トラクタフィーダ７の上側面が、プラテン３の
上側接線方向に整合し、トラクタフィーダ７の上面のみ
によりプリンタ用紙２３の給紙孔と係合し、プラテン３
の表面を通過したプリンタ用紙２３をトラクタフィーダ
７により引出すことができる。

尚、アーム１７は、図示されないデテント機構ににり上
記した３つの位置にてそれぞれ弾発的に保持される。

第６図は本発明・に基づく給紙装置に於て、単票用紙を
使用する場合を示す。この場合には、上側フレーム２ａ
が、枢軸１１を中心として後方に跳ね上げられ、必要に
応じて紙送り台２４がプラテン３の接線方向に沿って装
着される。従って、単票用紙を紙送り台２４に立掛ける
と、単票用紙の下端がプラテン３のローラ２６との間を
通過してプラテン３に巻付けられることとなり、通常の
単票給紙を行なうことができる。この際、トラクタフィ
ーダ７及び上側フレーム２ａなどが後上方に跳ね上げら
れているため、トラクタフィーダを取外す必要がなく、
また、トラクタフィーダの下面により連続用紙をプラテ
ンに向けて送り込む給紙方法を用いている場合には、連
続用紙をトラクタフィーダから取外すことなく、単票用
紙の給紙と連続用紙との間の給紙の切換を迅速かつ簡単
に行なうことができる。

上記実施例に於いては、トラクタフィーダがプラテンに
より駆動されるようになっていたが、トラクタフィーダ
からプラテンを駆動するようにしても良い。或いは、ト
ラクタフィーダとプラテンとをそれぞれモータ等からな
る別個の駆動源により駆動するようにしても良い。

〈発明の効果〉このように、本発明によれば、複数の給紙方式を単一の
給紙装置により実現することができるため、プリンタの
商品性を高め、その効果は極めて大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に基づく給紙装置の外観を簡略化して示
す説明図である。第２図は本発明に基づく給紙装置の構造を示す模式的側
面図である。第３図乃至第６図は、４種類の給紙方式を示すための簡
略化された図式的側面図である。２・・・フレーム　　　　２ａ・・・上側フレーム２ｂ
・・・下側フレーム　３・・・プラテン４．５・・・横
方向軸　　６・・・支持板７・・・トラクタフィーダ８
．９・・・スロット１１・・・枢軸　　　　　１２・・
・連結板１３・・・アーム　　　　１３ａ・・・一端部
１３ｂ・・・他端部　　　１４．１５・・・歯車１６・
・・リンク　　　　１７・・・アーム１７ａ・・・遊端
　　　　１８・・・枢支ピン１９・・・捩りコイルばね
２０・・・ピン２１・・・枢支ピン　　　２２・・・レ
バー２２ａ・・・係止部　　　２３・・・プリンタ用紙
２４・・・紙送り台　　　２５・・・ペーパガイド２６
・・・ローラ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）上下面に給紙手段が突設されたトラクタフィーダ
と、プラテンとを有するプリンタ用給紙装置であって、前記トラクタフィーダを、その下側給紙手段の給紙面が
前記プラテンの下側接線方向に整合する第一の位置と、
前記トラクタフィーダの上側給紙手段の給紙面が前記プ
ラテンの上側接線方向に整合する第二の位置との間にて
移動させるための切換手段を備えることを特徴とするプ
リンタ用給紙装置。
（２）前記切換手段が、前記トラクタフィーダを前記第
一の位置と前記第二の位置との間の中間位置にて保持し
得ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のプ
リンタ用給紙装置。
（３）前記切換手段が、前記トラクタフィーダを支持す
る一対の横方向軸の各端を受容するスロットを有するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項若しくは第２項に
記載のプリンタ用給紙装置。