JPS62172781A - 半導体レ−ザ及びその製造方法 - Google Patents

半導体レ−ザ及びその製造方法

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JPS62172781A
JPS62172781A JP1413186A JP1413186A JPS62172781A JP S62172781 A JPS62172781 A JP S62172781A JP 1413186 A JP1413186 A JP 1413186A JP 1413186 A JP1413186 A JP 1413186A JP S62172781 A JPS62172781 A JP S62172781A
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JP
Japan
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type inp
type
substrate
semiconductor laser
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JP1413186A
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Ikuo Mito
郁夫 水戸
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高速の光フアイバ通信用光源等として用いられ
る半導体レーザ及びその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
光フアイバ通信システムの研究・開発が進められ、最近
では従来の400 Mb/Sの伝送スピードから2 G
b/Sあるいは4 Gb/Sといった高速のスピードの
伝送実験が行なわれている。従りて光源である半導体レ
ーザにも高速の応答が要求される。半導体レーザの高速
応答特性を改善しようとする場合には、発光領域以外の
部分の容量を低減することが基本課題である。ところで
従来、高速の半導体レーザを実現しようとする場合、パ
ウアー、e(J。
Bows y a )等が1985年発行のエレクトロ
ニクス・レターズ(Electronics Lett
@rs)誌第21巻、7号の297頁から299頁で報
告している様に、発光領域をメサストライプ状に限定し
、その周囲を8102等の絶縁膜で覆うとい、う手法、
あるいはレウイス(Lewim)等が1985年発行の
エレクトロニクス・レターズ(Electronlcs
 Lettera)誌第21巻、第11号の500頁か
ら501頁で報告している様に、半絶縁性基板上に、活
性領域を形成するという特殊な方法を用いていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前者の構造では、活性層の横が、屈折率の低い5in2
膜等で覆われるため、高次横モードが発生し易い、又、
信頼性の面でも難点がある。又、後者の構造では、まだ
十分な開発が成されていないInPの半絶縁性基板を用
いているので信頼性の面で十分な保障を与えることがで
きない、又電極を両方とも、エピタキシャル層表面側か
らとシ出すので、活性領域に発生する熱の放散が悪いと
いう欠点があった。
本発明の目的は、高速応答に優れ、しかも作製が容易で
、かつ信頼性にも優れる半導体レーザ及びその製造方法
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は第−導電形の半導体基板上に形成された第二導
電形の電流閉じ込め層及びプロトン注入が行なわれた低
濃度の電流プロ、り層を貫く深さの溝を埋めて前記基板
上に第−導電形のパ、77層、活性層と第二導電形のク
ラッド層との、潰層を有することを特徴とする半導体レ
ーザおよび、p形InP基板上に、n形1nP を流閉
じ込め層、P形InP電流ブロック層を積層した後、少
くとも前記p形InP電流ブロック層にプロトン注入を
行って低濃度化し、更に、前記p形InP基板に到達す
るまでの溝を設けた後、少くともp形1nPバッファ層
、 InGaAaP活性層、n形1nPクラッド層を順
次積層させることを特徴とする半導体レーザの製造方法
である。
〔作用〕
本発明の詳細な説明する前に本発明の基本的な考え方を
第1図の共振器方向に垂直な断面図を用いて説明する。
半導体レーザの高速応答特性を改善するには、’W 1
〜2μm程度の活性層の発光領域2以外に電流が流れな
い電流ブロック領域4を基板1に形成すれば負い。この
電流!ロック領域4が、直流電流及び高周波電流に対し
て非常に高い抵抗を示すことが必要であるが、現実には
とのような半導体層をどのようにして形成するかが問題
となる。図中3はクラッド層、20はn側電極、21は
p側電極である。直流電流を印加する場合にに、活性層
2のpn接合が順方向にバイアスされた場合に逆方向に
バイアスされるpn接合を電流ブロック領域4の中に設
ければ良い。一方このようなpn接合は、接合容1を有
する。この接合容量が大きい場合には高周波の電流成分
はこの接合容量を通して流れ、発光領域2に流れない。
従って接合容量を小さくする必要があるとのために“は
、pn接合部の空乏層幅を広げる、即ち接合を形成して
いる少くとも一方の側の半導体のキャリア濃度を低くす
ることが必要である。ところで、半導体レーザは発光領
域2へ10傷  以上のキャリア全注入させて用いる高
注入形の素子である。従って、一般に各半導体層は高#
涙にト°−プされてエピタキシャル成長される。このよ
うなエピタキシャル成長を行う場合、成長プロセスにお
ける不純物の相互汚染等によシ一つの層の半纏体層のみ
を低濃度で形成することが難しい。従って、本発明でな
電流ブロック領域4に形成されるpn接合部に、水素イ
オン(プロトン)を注入し、打ち込んだプロトンに半導
体層中の不純物をトラップさせることによシ、低濃度層
を実現させる手法を用いている。
プロトン注入によシ、低濃度層を実現する手法は従来か
ら用いられているが、本発明では、発光領域の極めて近
い領域まで自動的に低濃度層を実現できること、又pn
接合部を片側のみを自動的に低濃度にすることが可能で
あるなどの特徴を有す構造を実現している。
〔実施例〕 次に図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。第
2図は本発明の実施例を示す斜視図である。(001)
面方位のp形InP基板1の上に、InGaAaP活性
層9、及びプロトン注入層7等の積層が形成されている
。この構造に関して第3図(、)から(d)の製造工程
を示す断面図を用いて説明する。第3図(&)は、(0
01)面のp、形InP基板(Znドーゾ、キャリア濃
度 lXl0  cm  )  1の上にn形InP’
に流閉じ込め層5 (Saドープ、キャリア濃度8XI
018z−’。
膜厚0.5μm)、p形InP 14流プOツク層6 
(Znドープ、キャリア濃度 1×10  の 、膜厚
0.5μm)を連続して積層した。結晶成長には、トリ
メチルインジウム(TMrn) 、 7オスヒン(PH
ρ等の有機金属化合物等を用いた。メタ、ル・オーガニ
ック・ケミカル・グエーノ平−・デポジッション(Me
talOrganic Chemical Vapor
 Deposition : MO−CVD )法を用
いた。次に、第3図(b)に示すように表面から、イオ
ン注入装置を用いて、H+(プロトン)イオンを深さ0
.7μmまで打ち込んだ。総圧入量はlXl014cm
−2であり、打ち込み最深部から異面付近まで、深さ方
向で打ち込んだプロトン密度がほぼ一定となる様に、打
ち込み電圧を90kVから25kVまで変化させて多重
打ち込みを行なった。p形InP電流ブロック層6とn
形1nP’il:流閉め込め層5は、lX1017個−
5及び8X 1018α−3と大きく異なる。従って、
プロトン打ち込みによシ、p形InP電流ブロック層6
は、キャリア濃度が大きく低減するが、n形InP電流
閉じ込め層5の濃度はほとんど変化しない。次に、<l
lo>方向に、p形1nP基板1に到達する溝30を形
成した。溝30のエツチングにはBr−メタノールを用
いた。@30の底部の幅は約1μm 、 @ 30の上
部の幅は、約3μmである。この状態が第3図(C)で
おる。次に第3図(d)において、同じ(MO−CVD
法を用いて、p形1nPバッファ層8(Znドープ、キ
ャリア濃度 5XIOcm  、  膜厚0.2μm)
、ノンドープInGaAaP活性層9(発光波長にして
1.3μm組成、膜厚o、1μm)及びn形InPクラ
ッド層10 (Siドーグ、キャリア濃度7X1017
cW1”” 、膜厚3μm)を積層した。p形InPバ
ッファ層8、InGaAsP活性層9は、溝30の形状
を受は継いで凹凸の形状を呈するが、n形1nPクラッ
ド層10を3μmと厚く成長すると溝30は埋められた
形状となる。以上でエピタキシャル成長を終える。この
後、全体の厚さが140μmKなるまでp形ZnP基板
1側を研磨した。そして、第2図の斜視図に示す様に、
n形1nPクラッド層10の表面にAu −Ge−Ni
を蒸着、熱処理して、i側電極20ヲ、p形InP基板
1側表面に、Au−Znを蒸着、熱処理して、p側電極
21を形成した。
以上の様にして、プロセスを終えたウェハから、共振器
長が250μmになる様に骨間し、又横幅が200μm
となる様に切り出してチップとし、n側電極20側を下
向きとし、ダイアモンドヒートシンクに融着して、特性
を測定した。室温での発振閾値t′ilomA、微分量
子効率は片側30チ、最大光出力は60mWであった。
発振横モードは、安定な基本モード発振であった。発振
閾値の温度依存性を示す特性温度Tは80 Kであり、
100℃の温度でも10mW以上の光出力を得た。この
半導体レーザの特色として、p形InPt流ブロック層
6にプロトンが注入されて低濃度化されていることであ
るが、素子の容量を測定したところ10pF程度であっ
た。
このことから、n形InP を流閉じ込め層5と、p形
InP電流ブロック層6との間に形成されたpn接合の
窒乏層が、p形InP電流ブロック層6全体に拡がって
いると液Jして得られたp形1nP電流ブロック層6の
キャリア濃度は2X10  cm  程度であった。こ
の様に低い素子容量を有することから、良好な変調特性
が得られた。発振閾値の2倍にバイアスして測定した小
信号周波数応答特性は、6GHz ノ3 dB低下帯域
を示した。ランダムパルス電流変調では2 Gb/Sの
良好な被変調波形が得られた。n側電極20、p側電極
21ともに表面全体に形成されているため局所的な歪等
が入りにくい構造になっている。従って、信頼性も良好
であシ、70℃の高温で、10mWの一定光出力を出す
ニーソング試験を行った結果、1000時間経過後も、
目立った駆動電流の増加もなく極めて安定に動作した。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によればp形1nP電流ブロック層
6に、プロトン注入を行い低濃度化することで、素子容
量を低減でき、良好な高周波特性を示す半導体レーザを
得ることができる。また、プロトン注入は、p形InP
[流ブロック層6の下のn形InP@流閉じ込め層5の
濃度が高いため、選択的に、p形1nP電、流ブロック
層6のキャリア濃度のみを低減きせることか可能となシ
、このp形InP を流プロ、り層6をウェファの全面
に形成したのち、溝30を設けその中にInGaAsP
活性層9の発光領域2を形成するために、発光領域2の
極めて近傍にまで、低濃度のp形InP電流ブロック層
6が自動的に形成されることになって、素子特性に優れ
再現性が良好な半導体レーザを提供できる効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、高周波特性に優れた半導体レーザの模式断面
図、第2図は本発明の実施例を示す斜視図、第3図(、
)〜(d)は本発明の半導体レーザの製造工程を工程順
に示す断面図である。 図中1はp形InP基板、2は発光領域、3はクラッド
層、4は電流ブロック領域、5はn形1nP電流閉じ込
め層、6はp形InP@流ブロック層、8はp形InP
バッファ層、9はInGaAsP活性層、10はn形I
nPクラッド層、20はn側電極、21Fip側電極で
ある。 第1図 第2図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第一導電形の半導体基板上に形成された第二導電
    形の電流閉じ込め層及びプロトン注入が行なわれた低濃
    度の電流ブロック層とを貫く深さの溝を埋めて、前記基
    板上に、第一導電形のバッファ層と、活性層及び第二導
    電形のクラッド層との積層を有することを特徴とする半
    導体レーザ。
  2. (2)p形InP基板上に、n形InP電流閉じ込め層
    、p形InP電流ブロック層を積層した後、少くとも前
    記p形InP電流ブロック層にプロトン注入を行って低
    濃度化し、更に、前記p形InP基板に到達するまでの
    溝を設けた後、少くともp形InPバッファ層、InG
    aAsP活性層、n形InPクラッド層を順次積層させ
    ることを特徴とする半導体レーザの製造方法。
JP1413186A 1986-01-24 1986-01-24 半導体レ−ザ及びその製造方法 Pending JPS62172781A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03128542U (ja) * 1990-04-09 1991-12-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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