JPS62169175A - カラ−複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の産業上の利用分野） 本発明はカラー原稿からカラー複写画像を出力する電子
写真カラー複写装置に関する。

（従来技術） 従来のカラー複写装置には、１個の感光体を具備し、こ
の１個の感光体に対して、異なる色の像形成を順次形成
するための複数個の現像器及び複数個の色分解フィルタ
を具備し、感光体の１回転毎に所望色に対応する色分解
フィルタを介して原稿を露光することにより、感光体に
静電潜像を形成し、その潜像を所定の現像器を作用せし
めて現像し、そのトナー像を更に転写材に転写するもの
がある。しかし、このカラー複写装置においては、例え
ば３原色のカラー画像を得る場合に、像支持体を３回転
させねばならず、その都度現像・転写を繰り返せねばな
らない。このため１枚のカラー複写を完了するのに時間
がかかるという問題がある。

・方、特開昭５５−３８５２６号公ｆジには、必深色の
数だけ感光体を具備し、各感光体の転写位置へ転写材を
順次に搬送することにより、上記従来例よりも短時間で
カラー複写を得ることが可能なカラー複写装置が開示さ
れている。しかしこのカラー複写装置においては、露光
による原稿上の３光軸間隔と、各感光体の転写位置間隔
が等しくならないことから、転写時に転写材上における
各所９１色のトナー像の位置が合う様特別な制御が必要
であり、また露光による原稿からの反射光を、各感光体
へ投影する手段として汀通レンズを使用していることか
ら、光路長が長くその結果、装置が大型になるという欠
点を有している。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は上記従来技術の欠点を解決し、各色トナーを転
写する際の同期をとるための特別なル制御を必要としな
いカラー複写装置を提供するものである。

（問題点を解決するための構Ｊ＆） 上記問題点を解決するための本発明のカラー複写装置は
、原稿を一方向に搬送する原稿搬送手段と、色分解数に
応じて設けた複数の感光体と、各感光体と原稿搬送手段
との間に配設された集束性光伝送体、及びこの伝送体に
よる像を倒立する手段、更に色分解手段とを配設した光
学系と、上記感光体に形成した色分解像に対応した色ト
ナー像を順次転写する中間転写媒体と、Ｌ２中間転写媒
体に形成したカラートナー像を転写材に一括転写り段す
る手段とを有する。

（実施例） 以下本発明を実施例に従って詳細に説明する。

第２図は本発明による像形成原理を説明する模式図を示
す０図において原稿１上の像２はガラス板等の原稿台３
上に符号４の如く置かれる。この状態で原稿ごと原稿台
３を矢印方向に移動する。

ランプ（図示せず）により照明された原稿像４は、固定
した集束性光伝送体５は、空中像６を形成する。しかし
、この空中像６は光伝送体５の下に固定されたミラー７
により、感光ドラム８側に反射され、この感光体」二に
正像９として結像する。

一方、この感光体８の周囲には帯電器や現像器（図示せ
ず）が配設されており、上記正像９は従来の電子写真プ
ロセスにより潜像化され更にはトナーで現像される。

以北の如くして形成した感光体８上のトナー像は、更に
中間転写媒体９に鏡像１０として転写され、最終的に転
写材ｌｌ上に正像１２として形成される。

未発明は上記作像原理に基づき、カラー原稿のカラー複
写を高速で形成することを可能とするものである。第１
図はその構成説明図で、ガラス板で構成した移動型の原
稿台１０１　Ｊ二にはカラー原稿が載置されている。そ
して、原稿は２点鎖線位置まで等速度で移動し、再び始
動位置に戻る。

１−記原稿台１０１の移動経過の下には所定の等間隔で
４個のドラム状のカールソンプロセスを適用する電子写
真感光体１０２〜１ｏ５が配設されている。そして、原
稿台をこれら感光体の間には光学系として原稿を照明す
るための光源１０６〜１０９とセルフォックレンズ（商
品名）等の集束性光伝送体１１０〜１１３．及び反射ミ
ラー１１４〜１１７が固設されている。

・方、各感光体の周囲には潜像を形成し、現像し、そし
て転写後感光体上に残留するトナーを清掃するための手
段として、コロナ放電器１１８〜１２１、現像器１２２
〜１２５、クリーニング器１２６〜１２９が設けられて
いる。上記現像器の１２２はイエロー、１２３はマゼン
タ、１２４はシアン、モして１２５はブラックの各色ト
ナーを有している。また各光路中にはカラー原稿像を色
分割するための手段が設けられており、例えば感光体１
０２の露光位置近傍にはブルー、１０３にはグリーン、
そして１０４にはレッド、更に１０５にはＮＤの各光学
フィルタ（図示せず）が設けである。

上記構成により原稿台１０１の移動速度と同一の周速度
で各感光体を駆動し、電子写真プロセスを実行すること
で、各感光体に色分解像に対応した色トナー像が形成さ
れる。そして、これら感光体に形成した各色トナー像は
ポリエステイルフィルムを用いた中間転写媒体１３０に
順次重ねて転写される。

この毛ね転写についてみると、各色分解に対応した原稿
台移動経路における露光位置の間隔と各感光体の転写位
置の間隔が一致しており、６像の先端は上記転写媒体１
３０上で一致する。従って、この媒体１３０上には各転
写工程を終了した時点で原稿のカラー複写像が形成され
る。なお媒体１３０への転写は加圧ローラ又は更にバイ
アス電圧を印加した転写ローラ１３１〜１３４により成
される。

以りの如くして中間転写媒体１３０上に形成されたカラ
ートナー像は、カットシート状の転写材１３５」−に−
・括して転写ローラ１３６により転写され、定着器によ
り定着された後、装置外へ出力される。

なお、図中１３８は転写材を収納するカセットで、転写
材は送り出しローラ１３９により転写部へ供給される。

また媒体１３０上の転写後の残留トナーはクリーニング
器１４１により清掃され、次のプロセスに備える。

上記装置の変形例としては、転写−手段としてローラに
科えてコロナ放電器を、又ドラム状に変えてベルト状の
感光体を用いたり、媒体１３０としてポリイミドやシリ
コンゴム等のベルトラ使用し得る。更に、色分解手段と
してのフィルタの位置は、光伝送体の前後位置やミラー
の上等、適当に決めれば良い、勿論、フィルタの使用に
限らず光源ｒｆｌの各ランプの色を色分解光としても良
いし、ブラック現像工程を除外しても良い。

（発明の効果） 」−記構成により各色トナーの周期をとるためのメモリ
ーを必要とせず、また感光ドラムの直径を変えたり露光
や転写位置を色ごとに設定する必要もない。一方、ミラ
ーの使用により原稿台の移動経路と感光体の上部とが形
成する距離を小さくすることも可能となる。よって、簡
単な構成で且つ同期ずれを生じない小型で高速のカラー
複写装置の実現が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用したカラー複写装置の要部断面図
、第２図は像形成原理を説明する模式図を示す。 図において、１０１は原稿台、１０２〜１０５は感光体
、１３０は中間転写媒体、１３６は一括転写り段を示す
。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）カラー原稿を色分解して潜像を形成し、この潜像
   を各色分解像に対応した色トナーで現像し、この現像像
   を転写材に転写して原稿のカラー複写像を得るカラー複
   写装置において、原稿搬送手段と、 色分解数に応じて設けた複数の感光体と、 各感光体と原稿搬送手段との間に配設された集束性光伝
   送体と、この伝送体による像を倒立する手段と、色分解
   手段とを配設した光学系と、 上記感光体に形成した色分解像に対応した色トナー像を
   順次転写する中間転写媒体と、 上記中間転写媒体に形成したカラートナー像を転写材に
   一括転写手段する手段と、 を有するカラー複写装置。
2. （２）上記感光体は原稿搬送方向に沿って並列配置した
   特許請求の範囲第（１）項に記載のカラー複写装置。
3. （３）上記色分解手段は色分解フイルタである特許請求
   の範囲第（１）項に記載のカラー複写装置。
4. （４）上記感光体はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
   ツク現像用の４個により成る特許請求の範囲第（１）項
   記載のカラー複写装置。