JPS6216791Y2 - - Google Patents

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JPS6216791Y2
JPS6216791Y2 JP1861880U JP1861880U JPS6216791Y2 JP S6216791 Y2 JPS6216791 Y2 JP S6216791Y2 JP 1861880 U JP1861880 U JP 1861880U JP 1861880 U JP1861880 U JP 1861880U JP S6216791 Y2 JPS6216791 Y2 JP S6216791Y2
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JP
Japan
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movable
board
wire ring
conductive
movable wire
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JP1861880U
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JPS56120786U (ja
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  • Shutters For Cameras (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、カメラのシヤツター装置などの駆動
源として用いられる可動線輪型電動機の、特に可
動線輪の口出し線処理構造の改良に関する。
〔考案の背景並びに従来技術の問題点〕
一般にメーターなどの電動機は装置を小型軽量
にするため、固定磁石に対向してコイルを回動す
るようにした可動線輪型電動機が広く使用されて
いる。
このような電動機にあつては軸中心に回転、あ
るいは、揺動する可動線輪の口出し線が固定の回
路基板との結線基端部で切られてしまう事故が頻
発し、従来多くは糸状の引き出し線を長くたるま
せて断線を防止しようとしているが、繰り返しね
じれ方向の運動と引張り方向の運動が繰り返され
るとそのねじれと引張りの影響は結線基端部に強
く影響し、この部分で断線事故が起きる。
そこで本考案は、可動線輪と回路基板とをスプ
リングで結線し、ねじり方向の力を弾性的に吸収
し、結線基端部の断線を防止するという着想に至
り、可動線輪の転軸の回りにコイルスプリングを
配置することを試みところ、断線を防止すること
ができた。
ところが、通常可動線輪は駆動コイルと制動コ
イルなど、口出し線が4本等複数本必要であり、
回転軸の回りに二重,三重にコイルバネを配置す
ることは相互の干渉、あるいは、シヨートなどの
問題が新たに発生した。
〔考案の目的〕
本考案は、上記に鑑みてなされたもので、可動
線輪に、これと一体に回動する結線用の可動基板
を設け、この基板を、外部電線に連結する固定の
回路基板に対向させ、この回路基板と上記可動基
板との間を回転軸の外周域に互いに離隔した位置
で結線し、かつ、この結線を線輪回転方向と、こ
れと直交する可動基板−回路基板の間隙(ギヤツ
プ)方向とに弾性を有する導電線スプリングで行
い、もつて口出し線の断線を防止できるととも
に、その組立て作業も至つて容易な可動線輪型電
動機の口出し線処理構造の提供をその目的として
いる。
〔考案の構成〕
従来技術の問題点を解決する本考案の構成は、
外筐ヨークに永久磁石と対向して内蔵され軸中心
に回動自在の可動線輪と、この可動線輪にこれと
一体回動するように取り付けられた可動基板と、
この可動基板の表面で回転軸中心の外周方向に互
いに離隔した位置に形成された可動線輪の口出し
線に対応した数の導電膜と、上記可動基板と対向
するように外筐ヨークに固定された回路基板とか
らなり、この回路基板に設けた導電回路と可動線
輪の口出し線とを、上記可動基板の導電膜に可動
線輪の口出し線を結線するとともに、可動基板の
導電膜と回路基板の導電回路とに、両基板間に介
在させ、かつ、可動線輪の回転方向と該両基板の
ギヤツプ方向に弾性を備えた導電性スプリングの
それぞれ一端を固定して結線したことを特徴とす
るものである。
〔実施例〕
1は図で上下端を開口した筒状の外筐ヨーク
で、このヨーク1の内側には合成樹脂製のフレー
ム部材2が嵌合される。このフレーム部材2は底
板2aとその左右側に上記ヨーク1の内面に適合
当接する起立壁2bを対向的に有し、この両起立
壁2bにはスリ割2cを介して細巾の弾性弁部2
dが夫々形成され、この弁部2dの上端には内向
きの顎部2eが形成され、かつ、顎部2eの下方
に臨む起立壁2bの内面には受段部2fが形成さ
れ、この受段部2fと上記顎部2eとの間に永久
磁石mgの左右側縁部を上下から挟合支持させ
る。
また、上記弾性弁部2dの外面には一端が弁部
2dの上端に開口する一定長の縦方向の係合溝2
gが形成され、この係合溝2gをヨーク1の内面
に打出し形成した球面状の突起1aに圧力的に係
合させる。
フレーム部材2の底板2aには軸受孔2hが形
成され、この軸受孔2hに可動線輪3の図で下端
の回転軸4が嵌合される。なお、この回転軸4は
可動線輪を構成する枠3aに嵌着した合成樹脂製
ホルダー4aに一体形成されている。
可動線輪3の上端枠部には、レバー部材5がそ
の嵌合凹部5aによつて嵌着固定される。このレ
バー部材5は合成樹脂にて基部側にバランスウエ
イト部5bを、かつ、先端側にピン5cを、更に
中途部に上部の回転軸5dを一体成形したものに
て構成され、上記回転軸5dはフレーム部材2の
上端面に張設橋架したカバー兼用の制御用の回路
基板6に設けた軸孔6aに嵌合され、またピン5
cはシヤツター羽根7に開閉操作自在に連結され
る。
上記回転軸5dには、上記回路基板6と対向す
るようにレバー部材5の上面に載置した結線用の
可動基板8が嵌着固定される。この可動基板8の
表面には回転軸5dの中心の外周方向に互いに離
隔した位置に4ヶの導電膜8aが形成され、各導
電膜8aに可動線輪3の4本の口出し線33bが
夫々接続される。尚、上記口出し線3bが4本あ
るのは本例では駆動用線輪と速度検知用線輪との
2つの線輪が巻かれているからである。
上記可動基板面にはその導電膜8aに連なる小
孔8bが夫々設けられ、この小孔に、基板6,8
間のギヤツプ間に介在させ、かつ、回転軸5dの
まわりに展開的に配置した可動線輪の回転方向と
上記ギヤツプ方向に弾性を有する。α状に捲回し
た数個の導電性スプリング9の夫々一端が挿通さ
れるとともに、該挿通部を導電膜8aに半田付け
接続し、また上記スプリング9の他端は上記回路
基板6に設けた小孔6aに夫々挿通され、半田付
けにて回路基板面上の導電回路6bに夫々導通接
続されている。
尚、上記α状の捲回スプリングに代え第4図に
示すコイルスプリングでも勿論よい。10はシヤ
ツター基板,11は開口,12はシヤツター羽根
の支点である。
〔作用〕
よつて回路基板6からの制御電流がスプリング
9を介して可動線輪3に加わることにより、可動
線輪は回動し、レバー部材5を介してシヤツター
羽根7を往復回動させ、また上記スプリング9は
制御回路の不作動時にはシヤツター羽根を閉じる
ように作用し、また、シヤツターの開き動作時に
は可動線輪3の慣性力をコイルの制動作用ととも
に減少させ、一方閉口動作時には慣性力ととも
に、閉口動作を助けるように作用することはいう
までもない。
〔考案の効果〕 本考案は上述のように構成したので、可動線輪
の口出し線は、これと一体に回動する可動基板に
結線されるから可動線輪の回転によつて断線する
恐れがなく、可動基板と回路基板とは可動線輪の
回動方向、および、これと直交する方向に弾性を
有するスプリングで結線されるからその断線が防
止されるのと同時に可動線輪の口出し線に応じた
導電性スプリングは回転軸中心の外周域に互いに
離隔した位置に配置されているので、相互に干渉
したり、シヨート(短縮)することよなくすこと
ができる。併せて組立て作業も向上させ得るな
ど、実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は縦断正面図、第2図は同上分解斜面
図、第3図は可動線輪に関連する部分の分解斜面
図、第4図は一部の変形例の平面図である。 1……外筐ヨーク、3……可動線輪、3b……
口出し線、6……回路基板、6a……導電回路、
8……可動基板、8a……導電膜、9……スプリ
ング、mg……永久磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外筐ヨークに永久磁石と対向して内蔵され軸中
    心に回動自在の可動線輪と、この可動線輪にこれ
    と一体回動するように取り付けられた可動基板
    と、この可動基板の表面で回転軸中心の外周方向
    に互いに離隔した位置に形成された可動線輪の口
    出し線に対応した数の導電膜と、上記可動基板と
    対向するように外筐ヨークに固定された回路基板
    とからなり、この回路基板に設けた導電回路と可
    動線輪の口出し線とを、上記可動基板の導電膜に
    可動線輪の口出し線を結線するとともに、可動基
    板の導電膜と回路基板の導電回路とに、両基板間
    に介在させ、かつ、可動線輪の回転方向と該両基
    板のギヤツプ方向に弾性を備えた導電性スプリン
    グのそれぞれ一端を固定して結線したことを特徴
    とする可動線輪型電動機。
JP1861880U 1980-02-15 1980-02-15 Expired JPS6216791Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1861880U JPS6216791Y2 (ja) 1980-02-15 1980-02-15

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JP1861880U JPS6216791Y2 (ja) 1980-02-15 1980-02-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56120786U JPS56120786U (ja) 1981-09-14
JPS6216791Y2 true JPS6216791Y2 (ja) 1987-04-27

Family

ID=29614915

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1861880U Expired JPS6216791Y2 (ja) 1980-02-15 1980-02-15

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JP2005242277A (ja) * 2004-01-28 2005-09-08 Alps Electric Co Ltd シャッタ装置

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JPS56120786U (ja) 1981-09-14

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