JPS6216728A - ジヤ−炊飯器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭で使用するジャー炊飯器に関するもの
である。

従来の技術 従来のマイクロコンピュータ（以後マイコンと呼ぶ）を
採用したジャー炊飯器では、使用中（特に炊飯中）にい
わゆる瞬時停電を除く停電が起こった場合に対する処理
が用意されていなかった。

まだ、近年、いくつかの炊飯メニューをもつ炊飯器も現
れたが、停電後の処理については同様であった。

発明が解決しようとする問題点 このような従来のジャー炊飯器では、例えば炊飯動作中
に停電が起こった場合にはマイコンにリセットがかかっ
てしまうため、電源復帰後には初期状態、すなわち何も
動作しない状態になってし３　ベーン 寸い、その結果、炊飯が途中で中止されて米が炊けない
という不具合点があった。

また一部の炊飯器には時計付きのものがあり、このもの
はバックアンプ用の電池寸たは大容量のバックアップコ
ンデンサを有しているが、コストが高くつくのみならず
構成も非常に複雑なものであった。

また炊飯メニュー付きのものも、停電後どの状態（メニ
ューも含む）になるかわからず、しだがって使用者にと
っては大変不安なものであった。

本発明はこのような不具合点を解消するために外された
もので、簡単な構成で、使用中停電があり復帰した後も
、停電前に炊飯中なら、炊飯メニューがいずれの場合で
あっても、常に白米炊飯動作をさせるジャー炊飯器を提
供することを目的とするものである。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明は、タイマー炊飯中
１だけ炊飯動作中の状態であるか否かを記憶する状態記
憶手段と、使用中停電すれば、停電前にタイマー炊飯中
まだは炊飯動作中であれば復帰後すぐに白米メニューで
炊飯を行なわせる停電復帰手段とを設けたものである。

作　　用 本発明は上記した構成により、停電があっても電源復帰
後は状態記憶手段の出力に応じて、停電前にタイマー炊
飯中丑たけ炊飯動作中であれば停電後白米メニューで炊
飯を行なわせることができるものである。

なお、この場合、白米以外の他のメニューが選択されて
いた場合において、他のメニューのものを白米メニュー
で炊飯しても十分食用に供する炊飯性能はあるため、何
ら問題は々いものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図は本発明の一実施例におけるジャー炊飯器の
ブロック図を示したもので、１はタイマー設定手段で、
タイマー炊飯の際、タイマー時間を設定する。２は炊飯
動作を開始させるだめの炊飯スイッチである。７は使用
者が炊飯メニ５ベージ ュ−を選択するメニュースイッチ、８は白米の他に１種
類以上の炊飯メニューを記憶したメニュー記憶手段であ
る。３は炊飯手段で、前記炊飯スイッチ２が押されると
、メニュースイッチ７で選ばれたメニューに従って、タ
イマー設定手段１でタイマー時間が設定されている時に
は所定時間経過後に、設定されていなければすぐに炊飯
動作を行なう。４は保温手段で、炊飯手段３が炊飯動作
を終了した後、保温動作を行なう。

５は状態記憶手段で、この状態記憶手段５は炊飯スイッ
チ２が押されてから炊飯動作が終了するまで、すなわち
炊飯動作中かまたはタイマー炊飯中の状態（以後状態Ａ
と呼ぶ）であるか否（以後状態Ｂと呼ぶ）かを記憶して
いる。

６は停電復帰手段で、この停電復帰手段６は使用中停電
があり、その後電源が復帰すると前記状態記憶手段５の
出力により、状態Ａであればすぐに炊飯手段３により停
電前の炊飯メニューがいずれの場合であっても、白米メ
ニューで炊飯動作を実行させるものである。

６ページ 第２図は本発明の一実施例におけるジャー炊飯器の具体
的な回路を示したもので、１１は交流電源で、両端に炊
飯リレー接点１２と炊飯ヒータ１３の直列回路および保
温リレー接点１４と保温ヒータ１５の直列回路をそれぞ
れ並列に接続している。

それぞれのリレー接点１２．１４はマイクロコンピュー
タ（以後マイコンと呼ぶ）１６の出力に応じてそれぞれ
のリレーコイル１７および１８によりオンされる。

タイマー時間は可変抵抗器１９とＡ／Ｄ変換器２０によ
りマイコン１６に入力される。２１は炊飯スイッチであ
る。

２２はコンデンサで、このコンデンサ２２はマイコン１
６のポートＰＡ、ＰＢの出力に応じて抵抗２３とダイオ
ード２４を介して充電されたり、あるいは抵抗２６とト
ランジスタ２６を介して放電されたりする。このコンデ
ンサ２２の電位は、抵抗２７と２８で決められた基準電
位と比較器２９により比較出力されてマイコン１６に入
力されている。また３０，３１はメニュー選択スイッチ
、７ベー７ ３２，３３はＬＥＤである。白米を選択するスイッチ３
０を押すとＬＥＤ３２が点灯表示され、一方、別の炊飯
メニューを選択するスイッチ３１を押すとＬＥＤ３３が
点灯表示される。

次に上記回路の動作を説明する。炊飯スイッチ２１が押
され、タイマー炊飯中寸だは炊飯動作中如なる才では、
マイコン１６のポートＰＡば”Ｌ”、ＰＢば′Ｈ″とさ
れており、コンデンサ２２は放電状態となっている。

一度炊飯スイノチ２１が押されると、マイコン１６のポ
ー１−ＰＡは”Ｈ”、ＰＢは”　Ｌ　”となり、コンデ
ンサ２２は抵抗２３とダイオード２４を介して充電され
る。

ここで、すなわち炊飯動作中寸たけタイマー炊飯中に停
電が起こったとする。停電時マイコン１６のボートは、
ＰＡおよびＰＢ共に′Ｌ″となるだめ、コンデンサ２２
の電荷は放電されずに維持されている。そして電源が復
帰すれば、マイコン１６はすぐに比較器２９の出力を取
り込み、停電前に炊飯動作中１だけタイマー炊飯中であ
ったと判定し、すぐに炊飯リレーコイル１７を１駆動し
、かつ炊飯リレー接点１２を閉じ、炊飯ヒータ１３に通
電し、白米メニューで炊飯動作を開始する。

なお、タイマー炊飯中の停電でも復帰後すぐに炊飯が行
なわれるが、炊飯後は、マイコン１６の働きにより、す
ぐに保温ヒータ１５に通電され保温動作となるため、実
際に使用者は欲しい時間に炊飯されたご飯が食べられる
わけで、何ら不都合はない。

発明の効果 以上のように本発明によれば、きわめて簡単な回路構成
で、炊飯動作中才たけタイマー炊飯中に停電した場合で
も、電源復帰後は停電前の炊飯メニューがいずれの場合
であっても必ず白米メニューで炊飯動作を行なわせるこ
とができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すジャー炊飯器のブロッ
ク図、第２図は同炊飯器の具体的な回路図である。 ９ベーン゛ １・・・・・タイマー設定手段、２・・・・・・炊飯ス
イッチ、３・・・・・・炊飯手段、４・・・・・保温手
段、５・・・・・状態記憶手段、６・・・・・・停電復
帰手段、７・・・・・・メニュースイッチ、８・・・・
・・メニュー記憶手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. タイマー時間を設定するタイマー設定手段と、炊飯動作
   をスタートさせる炊飯スイッチと、白米炊飯とそれ以外
   に一種類以上の炊飯メニューを記憶したメニュー記憶手
   段と、使用者が炊飯メニューを選択するメニュースイッ
   チと、このメニュースイッチと前記メニュー記憶手段の
   出力により炊飯メニューを決定して前記炊飯スイッチが
   押された時に前記タイマー設定手段によりタイマー時間
   が設定されている時には所定時間経過後に、設定されて
   いない場合にはすぐに前記炊飯メニューに従って炊飯動
   作を行なう炊飯手段と、炊飯後保温動作を行なう保温手
   段と、前記炊飯スイッチが押された後炊飯動作が終了す
   るまでの状態か否かを記憶する状態記憶手段と、電源が
   停電すると電源復帰時にこの状態記憶手段の出力により
   停電前に前記炊飯スイッチが押された後炊飯動作が終了
   するまでの間の状態であればすぐに白米のメニューで炊
   飯動作をするよう前記炊飯手段に出力する停電復帰手段
   とを備えたジャー炊飯器。