JPS62166362A - 静電写真用液体現像剤 - Google Patents

静電写真用液体現像剤

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JPS62166362A
JPS62166362A JP61009729A JP972986A JPS62166362A JP S62166362 A JPS62166362 A JP S62166362A JP 61009729 A JP61009729 A JP 61009729A JP 972986 A JP972986 A JP 972986A JP S62166362 A JPS62166362 A JP S62166362A
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栄一 加藤
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團 誠之
Hiroshi Ishibashi
寛 石橋
Kazuo Ishii
一夫 石井
Hidefumi Sera
世羅 英史
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、電気抵抗7(79Ω・cm以上かつ誘電率3
.!以下の非水溶媒中に、少なくとも樹脂を分散して成
る静電写真用液体現像剤に関するものであり、特に、保
存性、安定性、再分散性及び定着性の優れた液体現像剤
に関する。
「従来の技術」 一般の静電写真用液体現像剤は、カーボンブラック、ニ
グロシン、フタロシアニンブルー等の無機又は有機の顔
料あるいは染料とアルキッド樹脂、アクリル樹脂、ロジ
ン、合成ゴム等の天然又は合成樹脂を、石油系脂肪族炭
化水素のような高絶縁性、低誘電率の液体中に、均一に
分散し更に分散した粒子の荷電特性を均一に、かつ強固
にする目的で金属セッケン、レシチン、アマニ油、高級
脂肪酸、ビニルピロリドンを含有するポリマーなどを添
加したものである。
この様な現像剤は、現像工程において、電子写真感光材
料あるいは静電記録材料の表面層に形成される静電潜像
の電荷に応じて電気泳動を起こしその面に定着し、可視
像(複写画像)を形成する微細が樹脂粒子を形成せしめ
、これをトナー粒子として用いる方法が、米国特許39
9091”0号等に開示されている。しかしながら、本
発明者等の実験結果によればこれらの液体現像剤は、粒
子の自然沈降に対する分散安定性は、ある程度良化して
いるものの充分でなく実際の現像装置に入れて使用した
場合に、装置各部に付着したトナーは塗膜状に固化し、
再分散が困難であるとともに、更には装置の故障、複写
画像の汚れ等の原因となるなどの欠点があった。父上記
に記載された樹脂粒子の製造方法では、粒度分布が狭い
単分散の粒子を作製するためには、使用する分散安定剤
と、不溶化する単量体との組合せに著しい制約があり、
概して粗大粒子を多量に含む粒度分布の広い粒子となっ
たシあるいは、平均粒径が2つ以上存在する多分散粒子
となった。又、粒度分布の狭い単分散の粒子で所望の平
均粒径を得ることが困難で、7μm以上の大粒子あるい
は0.1μm以下の非常に微細な粒子を形成した。更に
は使用する分散安定剤は、頻雑且つ、長時間を要する製
造工程を経て製造しなければならない等の問題があった
また従来の液体現像剤においては、分散安定用樹脂や荷
電制御剤が、液体中に拡散し、荷電特性が不明瞭になり
、このため画像濃度、定着性の低下、地汚れの増加等複
写画像を不鮮明にする欠点があった。
又、これらの現像剤は、経時により粒子の沈降あるいは
凝集等が発生し易く、シかも、いったん沈降すると再分
散できないため、使用が困難であった。
又これらの欠点のため、オフセット印刷用、あるいはチ
ャージ転写、抑圧転写、磁気転写等の転写用としても不
適当であった。
これらの問題点を改良する方法として、カーボンブラッ
ク等の顔料表面にポリマーをグラフト化させて、粒子の
分散安定化を図る方法が提示されている。しかしこの様
にして得られた現像剤は、顔料と同時に画像面に付着す
る樹脂成分の相対的な量が少なく、形成した画像の定着
後の強度が充分でないという欠点があった。
従ってこれらの現像剤を用いて、酸化亜鉛感光体紙上に
画像を形成し、オフセット印刷版として用いた場合には
、印刷インクに対する感脂性及び耐刷枚数が前述の原因
で不充分となるという問題を生じた。
他の改良する方法として、前記の非水溶媒中において、
分散安定剤の存在下、単量体を重合して不溶化する単量
体と、長鎖アルキル部分を含有した単量体との共重体の
不溶性分散樹脂粒子とすることで粒子の分散度、再分散
性、保存安定性を改良する方法が、特開昭≦0−/♂!
り43号等に開示されている。
一方、近年、電子写真方式によるオフセット印刷用マス
タープレートを用いてrooo枚以上の多数枚を印刷す
る方法が試みられ、特にマスター・プレートの改良が進
められ、大版サイズで7万枚以上印刷することが可能と
なってきた。又、電子写真製版システムの操作時間の短
縮化も進み、現像一定着工程の迅速化の改良が行なわれ
ている。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明者等の実験結果によれば、前記特開昭乙0−/r
!9tJ号等に開示されている手段によって製造された
粒子は、粒子の単分散性、再分散性、保存安定性は良好
であったが、大版サイズでの耐刷性、及び、定着時間の
迅速化に対して満足すべき性能でなかった。
そこで、本発明の目的は、分散の安定性、再分散性及び
定着性に優れた液体現像剤を提供することである。
本発明の他の目的は、優れた印刷インク感脂性と耐刷性
を有するオフセット印刷用原版の電子写真法による作成
を可能にする液体現像剤を提供することである。
本発明の他の目的は、前記用途に加えて各種静電写真用
及び各種転写用として適切な液体現像剤を提供すること
である。
本発明の更に他の目的は、インクジェット記録、陰極線
管記録及び圧力変化あるいは静電変化等の各種変化工程
の記録の様な液体現像剤が使用できるあらゆる系におい
て使用可能な液体現像剤を提供することである。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、電気抵抗値が、109Ω・cm以上かつ誘電
率が3.夕以下の非水溶媒中に、少なくとも樹脂を分散
して成る静電写真用液体現像剤において、該樹脂を形成
する単量体は、有機溶媒に可溶であるが、重合すること
によって該有機溶媒に不溶な重合体を形成しうる単量体
(単量体(A))を99.9〜り!モルチと一般式(I
)で示される少なくとも1種以上の一官能性単量体(単
量体(B))を0./〜オモルチより成シ、かつ該樹脂
は、下記一般式(n)で示される単量体(単量体(C)
)及び一般式(III)で示される単量体(単量体(D
))を重合して得られた該非水溶媒に可溶な共重合体樹
脂を含有した溶液中で重合反応によって得られた樹脂で
あることを特徴とする静電写真用液体現像剤である。
一般式(I) 一般式(I)においてQは一〇−1−COO−1−OC
O−5−CH20CO−1−so2−1W      
   W −CON−1又は−8ON−[:Wは水素原子、炭化水
素基又は一般式(I,)中の結合基:+Rt−Tt鮎−
R2−T2帰S1  を示す〕を表わす。
Slは、水素原子又はノ・ロゲン原子、−OH。
−CN、−NH2、−COOH,−8O3H,−PO3
Hで置換されてもよい炭素数/〜/rの炭化水素基を表
わす。
T1及びT2は、互いに同じでも異々つでもよく、−0
−1−S−1−CO−1−co2−1−OCO−1−N
HCONH−(S 2は、上記S1と同様の記号を示す
)を表わす。
R1及びR2は、互いに同じでも異なってもよく、置換
されてもよい又は −CH−を主鎖の結合に介在させても T3+R3−T4←S3 よい炭素数7〜/♂の炭化水素基を表わす〔但しT3及
びT4は、互いに同じでも異なってもよく上記X1、X
2と同様の記号を示し、R3は置換されてもよい炭素数
7〜/♂の炭化水素基を示し、又S3は、Slと同様の
記号を示す〕。
又a1、R2は、互いに同じでも異なってもよく、水素
原子、炭化水素基、−COO−K又は炭化水素を介した
一COO−K(Kは、水素原子又は置換されてもよい炭
化水素基を示す)を、更に、m。
n及びpは、各々同じでも異なってもよくθ〜4tの整
数を表わす。
一般式(If) 式(II)中、Lは、炭素数2以上の脂肪族基を、Yl
及びT2は同じでも異なってもよく、各々水素原子又は
アルキル基を、各々表わす。
一般式(III) 式(I[I)中、Xは、−COO−1−CONH−又は
■ −CON−(R6は脂肪族基を示す)を、Yは、上記官
能基Xと原子団2を、ヘテロ原子を介してもよい炭素原
子で連結する基を、Zは、上記原子団−COOCH2−
1−0−1−802−又は−C−を、・ 11 各々表わす。            0但し、Xが−
CO〇−を表わす場合は、Y及び2Y3、T4及びT5
は、同じでも異なってもよく各々水素原子又はアルキル
基を表わす。
好tL<ld、xは−coo−1−CONH−1又ハロ
ー るいはアルケニル基を表わす)を、2は一COO−、−
COOCH2−又は−〇−を、Yは、前記官能基XとZ
とを、酸素原子、イオウ原子、窒素原子等のヘテロ原子
を介してもよい炭素原子で連結する基を、R2、R3及
びR4は、各々水素原子又はメチル基を表わす。
更にYKついて具体的に例を挙げると、■ −(−(J−  (R7、R8は水素原子、アルキル基
、ハ一NHCONH−、−NHCOO−、−SO2−、
−CO−、−〇−、−S−、 −N−(Rは水素原子、アルキル基、等を示す)I 等の原子団の任意の組合せで構成されるものである。
本発明に用いる電気抵抗がlO9Ω・am以上、誘電率
が3.j以下の非水系溶媒として、好ましくは直鎖状又
は分岐状の脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、芳香族炭
化水素あるいはハロゲン化炭化水素等を用いることがで
きる。揮発性、安定性、毒性、臭気等の点からよシ好ま
しくは、オクタン、イソオクタン、デカン、イソデカン
、ノナン、ドデカン、イソドデカン、デカリン、イソパ
ラフィン系の石油溶剤であるアイソパーE1アイソパー
G1アイソパーH,アイソ、e−L(アイソパー:エク
ソン社の商品名)、シェルシルア1(シェルオイル社の
商品名)、アムスコOMS、7ムスコ4110溶剤(ス
ピリッツ社の商品名)等を単独あるいは混合して用いる
本発明における最も重要な構成成分である非水系分散樹
脂は、有機溶媒中において、分散安定剤の存在下、該単
量体を重合することによって得るいわゆる重合造粒法に
より製造されるものである。
有機溶媒としては、基本的には、前記静電写真用液体現
像剤の担体液に混和するものであれば使用可能であるが
、樹脂分散物製造の段階で、担体液と同様の溶媒を用い
る方が、通常好ましい。
即ち、分散樹脂を製造するに際して用いる溶媒としては
、直鎖状又は分岐状の脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素
、芳香族炭化水素、ハロゲン化炭化水素などが好ましい
更に具体的には、ヘキサン、オクタン、イソオクタン、
デカン、イソデカン、ノナン、ドデカン、インドデカン
、イソパラフィン系の石油溶剤であるアイソパーE1ア
イツノe  G、アイソ、e−H。
アイソパRH,アイツノe  L、  シェルシルア/
、アムスコOMS等が好ましい。
単量体(D)として下記の化合物を例として挙げること
ができる。
CH2=C C00CH=CH2 Ha CH3 CH3 CH2=C Coo (CH2) 3COOCH=CH2(に) ■ CH2=C COO(CH2) 2cooca2coocu=ca2
CH3 CH2=C C00CH2COOCH2CH−CH2(♂) CH2=C 翳 C00(CH2)2COoCH2CH=CH2CH3 CH2=C C0NH(CH2) 2COOCH=CH2CH3 CH2=C C0NH(CH2) 4COOCH=CH2CH3 CH3 CH3 4H9 (八〇 CH2=C C0NCH2CH2C00CH2CH=CH2書 6H13 以上述べた本発明に用いられる可溶性の共重合体樹脂を
製造するには、一般に、単量体(C)と単量体(D)と
を分散樹脂を製造する時に用いると同様の溶媒中で、過
酸化ベンゾイル、アゾビスブチロニトリル等の重合開始
剤の存在下、反応温度10〜ノ00°Cで反応時間2〜
10時間反応を行なえばよい。上述の重合条件では、共
重合体の架橋反応によるゲル化は全く起らず、側鎖に所
望の二重結合を含有した共重合体を得ることができる。
本発明では、反応系に、更に他の単量体を加えて重合反
応を行なうことにより、3元以上の共重合体とすること
ができる。いずれにしても単量体(C)と単量体(D)
の組成比は!0:!0−99、r:o、t(重量比)が
好ましく、又、共重合体の分子量はj000〜!O万が
良好である。
以上の如くして得られる樹脂の具体例を下記に示すが本
発明の内容がこれらに限定されるものではない。
(a) (b) (C) CH3 (d) CH3 (e) CH3 I C00ClC00C18H37CONH(CH2)4C
OOCH=C C2(CH3 I CH3 CH3 ■ し0[:i3旦37     しUりしl−12U1−
12tX;ki=シhi2(j) CH3 更に、本発明の樹脂分散物を得る際に、従来公知の分散
安定剤を併せて用いることができる。
即ち、有機溶媒に可溶な各種の合成樹脂又は天然樹脂を
単独あるいはコ種以上の組合せにして用いることができ
る。例えば、総炭素数グから30のアルキル鎖〔ハロゲ
ン原子、ヒドロキシル基、アミン基、アルコキシ基等の
置換基を含有してもよくあるいは、酸素原子、窒素原子
、イオウ原子などのへテロ原子で主鎖の炭素−炭素原子
の結合が介されていてもよい〕を有するアクリル酸又は
メタクリル酸のアルキルエステル、脂肪酸のビニルエス
テル、アルいはビニルアルキルエーテル又はブタジェン
、インプレ/、ジイソブチレン等のオレフィン等の単量
体の重合体又はコ種以上の組合せによる共重合体、更に
は、上記のような有機溶媒に可溶な重合体を形成する単
量体と下記の様な各種の単量体1種以上との共重合体で
あって、かつ得られた共重合体が有機溶媒′に可溶な範
囲で下記単量体を用いた共重合体も用いることができる
例えば、酢酸ビニル、アクリル酸、メタクリル酸又はク
ロトン酸等のメチル、エチル、n−プロピルあるい1i
iso−iロピルエステル;スチレン;ビニルトルエン
、α−メチルスチレンの如キスチレン誘導体;アクリル
酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、イタコン
酸の如き不飽和カルボン酸又はその無水物;ヒドロキシ
エチルメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート
、ジエチルアミノエチルメタクリレートN−ビニルピロ
リドン、アクリルアミド、アクリロニトリル、コークロ
ロエチルメタクリレー)、J、2゜λ−トリフロロエチ
ルメタクリレートの如き、ヒドロキシ基、アミノ基、ア
ミド基、シアノ基、スルホン酸基、カルボニル基、ハロ
ゲン原子、ペテロ項等の各種極性基を含有する単量体な
どを挙げることかできる。あるいは、上記の合成樹脂の
他に、アルキッド樹脂、各種の脂肪酸で変性したアルキ
ッド樹脂、アマニ油、変性ポリウレタン樹脂などの天然
樹脂も用いることができる。
本発明の非水系分散樹脂を製造するに際して用いる単量
体は前記した如く有機溶媒には可溶であるが、重合する
ことによって不溶化する単量体(単量体(A)と記す)
と前記一般式(I)で示される一官能性単量体(単量体
(B)と記す)に区分することができる。
単量体(A)としては、例えば、炭素数/〜3の脂肪族
カルボン酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸、モノクロロ酢
酸等)のビニルエステルあるいはアリルエステル;アク
リル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレ
イン酸等の不飽和カルボン酸の炭素数7〜3のアルキル
エステル又はアルキルアミド;スチレン;ビニルトルエ
ン、α−メチルスチレンの如きスチレン誘導体ニアクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、イタコ
ン酸の如き不飽和カルボン酸又はその無水物;ヒドロキ
シエチルメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリレー
ト、ジエチルアミノエテルメタクリレート、N−ビニル
ピロリドン、アクリロニトリル、ビニルエーテル等を挙
げることができる。
本発明の核心となる構成要因の単量体(B)は該単量体
(A)とラジカル反応で共重合反応を生する一般式(I
)の−官能性の単量体であシ、好ましくけ、一般式(I
)中、Qは、−〇−1; −COO−1−OCO−1−CH20CO−1−CON
−を表わす。〔但し、Wは、水素原子、総炭素数/〜/
にの置換されてもよいアルキル基、総炭素数λ〜/にの
置換されてもよいアルケニル基、総炭素数!〜/♂の置
換されてもよい脂環式基又は、一般式(I)中の結合基
: +Rt−Tt會R2−T2暫Sと同様の記号を示す
〕。
Slは、水素原子、又はハロゲン原子(例えばクロロ原
子、ブロモ原子等)、−0R1−CN、−COOHで置
換されてもよい総炭素数/〜/乙の脂肪族基(脂肪族基
として例えばアルキル基、アルケニル基又はアラルキル
基を示す)を示す。
T1及びT2は、互いに同じでも異なってもよく、−〇
−1−S−1−CO−1−COO−1−OCO−1S1
と同様の記号を示す)を示す。
R1及びR2は、互いに同じでも異なってもよく、置換
されてもよい。又は、+CH+−X3+R3−X4幇S
3 を主鎖の結合に介在させてもよい、炭素数/〜/コの炭
化水素基(炭化水素基としては、アルキル基、アルケニ
ル基、アラルキル基、又は脂環式基を示す)を示す。但
し、T3、T4は、同じでも異なってもよく上記T1、
T2と同一の記号を示し、R3は、置換されてもよい、
炭素数/〜/2のアルキレン基、アルケニレン基又はア
ラルキル基を示し、又、S3は上記S1と同一の記号を
示す。
又、al、R2は、互いに同じでも異なってもよく、水
素原子、メチル基、−Coo−K又は−CH3COO−
K (Kは、水素原子、炭素数/〜/rのアルキル基・
アルケニル基・アラルキル基あるいはシクロアルキル基
を示す)を表わす。更にmS n及びpは、各々同じで
も異なってもよく、0、/、2.jの数を表わす。
更に、よシ好ましくは、式(I)中、Qは、−COO−
1又は−CON−を表わし、al及びR2は、同じでも
異なってもよく、水素原子、メチル基、−Coo−K又
は−CH2COOK (Kは、炭素数/〜/コのアルキ
ル基を示す)を表わす。
更にR1及びR2について、具体的に例を挙げR/ す ると+C) (R/、R“は水素原子、アルキル基、R
〃 +CH+   (T 3〜T4%S3、R3%及Ta 
+R3−T4←S3 びpは上記記号と同様の意味を示す)等の原子団の任意
の組合せで構成されるものである。
又T1、T2、mX n及びpは、上述したと同様の記
号を表わす。且つ結合基ニ ーQ+R1−Tl胎メR2−T2豐Slの各原子団の原
子数の総和が2以上から構成されるものである。
単量体(B)は、より具体的には、下記の化合物を例と
して挙げることができる。
(イ) CH3 CH2=C Coo (CH2) 20COCgH19(ロ) CH3 CH2=C C00(CH2)20COC1、R23(ハ) 鵞 CH2=C C00(CH2)20CO(CH2)50COCH3(
ニ) CH3 CH2=C ■ Coo(CH2)、(,0COC6H13(ホ) CH3 CH2=C ■ C00(CH2)1oCα)C8H17(へ) CH2COOCH3 CH2=C Coo(CH2)3COOC4H9 (ト) CH3 CH2=C C0NH(CH2)6COOC8H17(チ) CH3 CH2=C COO(CH2)2NHCO(CH2)3COOCH3
(I月 H 唾 ?・ CH2=C C00CH2CHCH2oCoC5H110COC5H
11 (ル) CH3 CH2=C COOCH2CHCH20COC6H1s■ 0COC3H7 (オ) CH3 CH2=C C0NCH2CH2oCoC5H□□ CH2CH20COC5H1□ (ワ) CH3 ■ (力) CH3 CH=CH C00(CH2)、ooCOC6H13(ヨ) CH3 CH20CoC4H9 (り) CH2=C Co0(CH2)20CO(CH2)3Cα)CH2C
H2C2(し) CH2=CH 0CO(CH2)100COC3H7 本発明の分散樹脂は、単量体Aと単量体Bの少なくとも
各々1種以上から成り、重要な事は、これら単量体から
合成された樹脂が該非水溶媒に不溶であれば、所望の分
散樹脂を得ることができる。
より具体的には、不溶化する単量体Aに対して、一般式
(I)で示される単量体Bを0.0オ〜10重量%使用
することが好ましく、さらに好ましくは0.0!〜!重
量%である。又本発明の分散樹脂の分子量は103−1
06であり、好ましくば104〜/、176である。
以上の如き本発明で用いられる分散樹脂を製造するには
、一般に、前述の様な分散安定用樹脂、単量体(A)及
び単量体(B)とを非水溶媒中で、過酸化ベンゾイル、
アゾビスイソブチロニトリル、ブチルリチウム等の重合
開始剤の存在下に加熱重合させればよい。具体的には、
樹脂、単量体(A)及び単量体(B)の混合溶液中に重
合開始剤を添加する方法、樹脂を溶解した溶液中に単量
体(A)及び単量体(B)を重合開始剤とともに滴下し
てゆく方法、あるいは、樹脂全量と単1体(A)及び単
量体(B)の混合物の一部を含む混合溶液中に、重合開
始剤とともに残りの単量体混合物を任意に添加する方法
、更には、非水溶媒中に、樹脂及び単量体の混合溶液を
、重合開始剤とともに任意に添加する方法等があり、い
ずれの方法を用いても製造することができる。
単量体(A)及び単量体(B)の総量は、非水溶媒10
0重量部に対して!〜♂0重量部程度であり好ましくは
10〜!0重量部である。
分散安定剤である可溶性の樹脂は、上記で用いる全単量
体100重量部に対して7〜100重量部であり、好ま
しくは1〜10重量部である。
重合開始剤の量は、全単量体量のθ、/〜!チ(重量)
が適切である。
又、重合温度は!θ〜/♂0°C程度であり、好ましく
は30〜720°Cである、反応時間は7〜/!時間が
好ましい。
以上の如くして本発明により製造された非水系分散樹脂
は、微細でかつ粒度分布が均一な粒子として存在すると
同時に、非常に安定な分散性を示し、特に現像装置内に
おいて長く繰シ返し使用をしても分散性が良くかつ再分
散も容易であり装置の各部に付着汚れを生ずることが全
く認められない。
更には、加熱等により定着した場合、強固な被膜が形成
され、優れた定着性を示した。
従来、単量体CA)として用いられる、例えばメタクリ
レート、アクリレート、脂肪酸ビニル、又は脂肪酸アク
リル等の化合物は、分子中に含まれるアルキル基の炭素
数が通常/〜グであり、長くても乙以内のものであった
。このことは、生成した樹脂の非水溶媒への可溶化が起
こり粒子の形成が難しくなると、あるいは、生成樹脂の
軟化点が低下し、熱的変化に対して弱く保存性等が悪化
する等の問題となるためであった。しかしながら、重合
して不溶化する単量体(A)とともに、単量体(A)と
共重合しうる極性成分を少なくともコ種類以上含有する
単量体(B)を単量体(A)K対して、少量(O,t〜
3重景%)同時に存在させて重合造粒して得た、分散樹
脂は、上述の如き樹脂の可溶化及び樹脂の軟化点の実用
不可能となる程の低下を生じることがなく、所望の平均
粒径の単分散樹脂粒子を形成し、且つ、再分散性が著し
く向上した。
更には、特開昭に0−//r!9A3号に記載された内
容の非水系分散樹脂では、重合して不溶化する単量体と
、共重合しうる長鎖アルキル基成分を含有する単量体を
共存させて得た樹脂粒子であるが、これらは前記した如
く、粒子の分散性は優れているが、大版サイズのオフセ
ット印刷用マスタープレートを用いた大聖印刷機での印
刷、あるいは、製版機の処理スピードを早くした場合に
得られるオフセットマスタープレートを用いた印刷等の
場合に印刷枚数が!000〜♂000枚程度となった。
本発明で得られた粒子を用いた場合には、上記の様な大
版サイズの大型印刷機での印刷、あるいは、製版スピー
ドが迅速化した製版機で得たマスタープレートの印刷に
おいて、いずれの場合も7万枚以上の印刷が可能であっ
た。
以上の如き実験事実から、本発明の顕著な性能向上の効
果は、不溶化して分散した樹脂の粒子界面に単量体(B
)に含まれる可溶性成分が存在し、粒子表面がある種の
改質をされたこと、及び、単量体(A)と単量体(B)
の共重合体から成る不溶性樹脂粒子において各共重合体
成分の熱相溶性が改良されたことに起因すると推定され
る。
本発明において必要なら着色剤を使用しても良くその着
色剤は特に指定されるものではな〈従来公知の各種顔料
又は染料を使用することができる。
分散樹脂自体を着色する場合には、例えば着色の方法の
7つとしては、顔料又は染料を用いて分散樹脂に物理的
に分散する方法があり、使用する顔料又は染料は非常に
多く知られている。例えば、磁性酸化鉄粉末、粉末ヨウ
化鉛、カーボンブラック、ニグロシン、アルカリブルー
、ハンザイエロー、キナクリドンレッド、フタロシアニ
ンブルーなどが挙げられる。
着色の方法の他の1つとしては、特開昭!7−t、t?
73F号などに記載されている如く、分散樹脂物を、好
ましい染料で染色する方法がある。あるいは、他の方法
として、特開昭!j−Jr41029号に開示されてい
る如く、分散樹脂物と染料を化学的に結合させる方法が
あり、あるいは、又、特公昭1111−2.29!J−
号等に記載されている如く、重合造粒法で製造する際に
、予め色素を含有した単量体を用い、色素含有の共重合
体とする方法がある。
本発明の液体現像剤には、荷電特性の強化あるいは画像
性の改良等のために、必要に応じて種々の添加剤を加え
ても良く、例えば原崎勇次「電子写真」第76巻、第2
号、4tり頁に具体的に記載されている。
例えばジーs−エチルへキシルスルホコハク酸金属塩、
ナフテン酸金属塩、高級脂肪酸金属塩、レシチン、ポリ
(ビニルピロリドン)、半マレイン酸アミド成分を含む
共重合体等が挙げられる。
本発明の液体現像剤の主要な各組成分の量について説明
すれば下記の通りである。
樹脂(及び着色剤)を主成分として成るトナー粒子は、
担体液体1000重量部に対してQ、!重量部〜!O重
量部が好ましい。θ、!重量部以下であると画像濃度が
不足し、!θ重量部以上であると非画像部へのカプリを
生じ易い。前記の分散安定剤等の担体液体可溶性樹脂も
必要に応じて使用され、担体液体1000重量部に対し
て0゜!重量部〜10θ重量部程度加えることができる
上述の様な荷電調節剤は、担体液体1000重量部に対
して0.00/〜7.0重量部が好ましい。
更に必要に応じて各種添加剤を加えても良く、それら添
加物の総量は、現像剤の電気抵抗によってその上限が規
制される。即ち、トナー粒子を除去した状態の液体現像
剤の電気抵抗がIO′9Ω・cm以下になると良質の連
続階調像が得られ難くなるので、各添加物の各添加量を
、この限度内でコントロールすることが必要である。
以下に本発明の実施態様を例示するが、本発明の内容が
これらに限定されるものではない。
分散安定用樹脂の製造例/:化合物例(a)ラウリルメ
タクリレートタ、g、7g、  ビニルメタクリレート
2..2g及びインデカン4toogの混合溶液を窒素
気流下、温度20°Cに加温した。
ffl押下、2 、2’−アゾビス(ブチロニトリル)
7.0gを添加し、3時間反応させ、さらにコ。
−′−アゾビス(ブチロニトリル)/、ogを添加して
9時間反応させた。得られた溶液の固形分濃度は、/9
.4t%であった。
上記反応溶液の7部をその10倍量のメタノール溶媒中
へ投入して得た無色透明な粘調物の高速液体クロマトグ
ラフ法で測定した分子量は、3゜?×/θ4であった。
分散安定用樹脂の製造例コ;化合物例(b)ステアリル
メタクリレ−)/J/、71  ビニルメタクリレ−)
J 、、2g及びイソデカン300gの混合溶液を窒素
気流下、温度2!0Cに加温し、その後、2.2’−ア
ゾビス(ブチロニトリル)i、3gを添加し3時間攪拌
した。更にコ。
−′−アゾビス(ブチロニトリル)7.3gを添加し!
時間反応させた。得られた溶液の固形分濃度は30.0
%であった。製造例/の如く処理し測定した。白色固体
の分子量は3.j×104であった。
分散安定用樹脂の製造例3部化合物例(C)ラウリルメ
タクリレート7/、Og、  ビニルオキシカルボニル
メチルオキシ・カルボニルエチルアクリレート2.2g
及びアイツノξ−Hxy3gの混合溶液を窒素気流下、
温度10°Cに加温し、その後、2.2’−アゾビス(
ブチロニトリル)/、7gを添加し3時間攪拌した。更
にコ、−′−アゾビス(ブチロニトリル)/、7gを添
加し!時間反応させた。得られた溶液の固形分濃度は/
り、にチであった。製造例/の如く処理し測定した無色
透明な粘調物の分子量は、3.6×104であった。
分散安定用樹脂の製造例グ:化合物例(h)ヘキサデシ
ルアクリレート!9.0g、アリルオキシカルボニルデ
カメチレンメタクリルアミド3.7g及びn−ドデカン
/41jgの混合溶液を窒素気流下、温度7!0Cに加
温し、その後コ。
2′−アゾビス(ブチロニトリル)o、qgを添加し3
時間攪拌した。更に2 、.2’−アゾビス(プチロニ
) IJル)o、qgを添加し9時間反応させた。得ら
れた溶液の固形分濃度は29.41%であった。製造例
/の如く処理し測定した白色固体の分子量は11./×
104であった。
分散安定用樹脂の製造例!;化合物例(i)ステアリル
メタクリレ−)4t−tgs  ビニルオキシエチルア
クリレート/、7g及びアイツノeQ109gの混合溶
液を、窒素気流下、温度7 rocに加温し、後過酸化
ベンゾイル0.7gを添加し3時間攪拌した。更に過酸
化ベンゾイル0.7gを添加しグ時間反応させた。
得られた溶液の固形分濃度は、29.0%であった。製
造例/の如く処理し測定した白色固体の分子量は3.♂
×104であった。
樹脂粒子の製造例/ 分散安定用樹脂の製造例/で得たポリマー溶液グ/、2
g、酢酸ビニル100g、単景体(B)の具体例(イ)
の化合物7.0g及びイソデカン3!!gの混合溶液を
、窒素気流下攪拌しながら温度7!0Cに加温した。過
酸化ベンゾイル2゜0gを添加してグ時間反応した。開
始剤を添加して、1.10分後均−溶液が白濁をはじめ
反応温度は!10Cまで上昇した。冷却後、200メツ
シユのナイロン布を通し得られた白色分散物は、重合率
り0%で平均粒径0,20μmのラテックスであった。
樹脂粒子の製造例コ 分散安定用樹脂の製造例コで得たポリマー溶液j/、!
g、酢酸ビニル10θg1単量体(B)の具体例(ロ)
の化合物0./g及びイソデカン3’ljgの混合溶液
を、窒素気流下攪拌しながら、温度7!0Cに加温した
。過酸化ペンゾイルコ。
ogを添加して9時間反応した。冷却後200メツシユ
のナイロン布を通し、得られた白色分散物は、重合率9
3チで平均粒径0.27μmのラテックスであった。
樹脂粒子の製造例3 分散安定用樹脂の製造例3で得たポリマー溶液J Og
、酢酸ビニルioog、単量体(B)の具体例(ト)の
化合物/、θg及びn−ドデカン37jgの混合溶液を
、窒素気流下、温度108Cに加温し後、2.2’−ア
ゾビス(ブチロニトリル)、2.ogを添加して9時間
反応した。
冷却後1.200メツシユのナイロン布を通し、得られ
た白色分散物は、重合率り!チで、平均粒径0.12μ
mのラテックスであった。
樹脂粒子の製造例q 分散安定用樹脂の製造例3で得たポリマー溶液30、に
g1酢酸ビニル100gz クロトン酸!g1単量体(
B)の具体例(ヌ)の化合物O0!g及びアイソle−
Hittgの混合溶液を窒素気流下攪拌しながら、温度
106Cに加温した。コ。
λ′−アゾビス(ブチロニトリル)/、2gを添加して
9時間反応した。冷却後SOOメツシュのナイロン布を
通し、得られた白色分散物は重合率り3%で平均粒径O
,,2Oμmのラテックスであった。
樹脂粒子の製造例! 分散安定用樹脂の製造例グで得たポリマー溶液3” g
 %酢酸ビニル10og、N−ビニルピロリドン!g及
び単量体(B)の具体例(イ)の化合物/、Og及びn
−ドデカン3t/gの混合溶液を窒素気流下攪拌しなが
ら、温度7o0cに加温シタ。2 、.2’−アゾビス
(プチロニ) IJル)八!gを添加して9時間反応し
た。冷却後20θメツシユのナイロン布を通し、得られ
た白色分散物は重合率92%で平均粒径0.72μmの
ラテックスであった。
樹脂粒子の製造例に 分散安定用樹脂の製造例3で得だポリマー溶液30、に
g1ポリ(ラウリルメタクリレート)/g;酢酸ビニル
100g、単量体(B)の具体例(ロ)の化合物θ、/
g及びアイソパー357g″の混合溶液を窒素気流下攪
拌しながら、温度200Cに加温した。コ、2′−アゾ
ビス(ブチロニトリル)/#gを添加して9時間反応し
た。冷却後200メツシユのナイロン布を通し、得られ
た白色分散物は重合率93チで平均粒径0.iにμmの
ラテックスであった。
樹脂粒子の製造例7 分散安定用樹脂の製造例/で得たポリマー溶液グ/、、
2g、酢酸ビニル100g、単量体(B)の具体例(ル
)/、0g及びイソデカン3!3gの混合溶液を窒素気
流下攪拌しながら、温度200Cに加温した。コ、2′
−アゾビス(ブチロニトリル)i、rgを添加してグ時
間反応した。冷却後20θメツシユのナイロン布を通し
、得られた白色分散物は重合率り!チで平均粒径0.2
3μmのラテックスであった。
樹脂粒子の製造例t:比較例A 樹脂粒子の製造例/において、単量体(B)の具体例(
イ)の化合物を除き、他は同様の方法で行ない、得られ
た白色分散物は、重合率/!チで平均粒径0.22μm
のラテックスであった。
樹脂粒子の製造例9:比較例B 樹脂粒子の製造例1において、単量体(B)の具体例(
イ)の化合物の代わり(で、ステアリルメタクリレート
θ、rgを用い、他は製造例/と同様に操作した。
得られた白色分散物は、重合率/!チで平均粒径0..
212mのラテックスであった。
実施例/ ポリ(ラウリルメタクリレート)”gs ニグロシン1
0g及びシェルシルア / 、30gをガラスピーズと
供に、はインドシェーカー(東京精機■)に入れ、90
分間分散し、ニグロシンの微小な分散物を得た。
樹脂粒子の製造例/の樹脂分散物30g、ニグロシン分
散物2.!g:ナフテン酸ジルコニウム0 、Ojgを
シェルシルア/、/lに希釈することにより液体現像剤
を作製した。
(比較用現像剤A、B) 上記製造例において樹脂分散物を以下の樹脂粒子に代え
て比較用の液体現像剤A、B、の2種を作製した。
比較用液体現像剤A: 樹脂粒子の製造例IOの樹脂分散物 B: //I これらの液体現像剤を全自動製版機ELP 4tθgV
(富士写真フィルム■製)の現像剤として用い、電子写
真感光材料であるEL、Pマスタープレート(富士写真
フィルム■製)を露光、現像処理した。さらに、ELP
マスター■タイプを2o00枚処理した後の現像装置へ
のトナー付着汚れの有無を観察した。その結果を表7に
示しだ。
表7 本発明及び比較例Bの現像剤を用いて得られたオフセッ
ト印刷用マスタープレート(ELP・マスター)を印刷
版として印刷し、印刷物の画像に文字の欠落、ペタ部の
カスレ等の発生するまでの印刷枚数を比較した所、本発
明の現像剤を用いて得られたオフセットマスターは7万
枚以上でも発生せず、比較例Bを用いたマスタープレー
トでは2000枚で発生した。
以上の結果の如く、本発明の樹脂粒子を使って現像剤と
したもののみが、現像装置の汚れを全く生じないと同時
に、マスタープレートの印刷枚数も著しく向上したもの
であった。
即ち、比較例Aの場合は、現像装置の汚れを生じ;比較
例Bの場合は、現像装置の汚れは生じなかったが、印刷
において耐刷枚数が充分でなかった。
これらの結果は、本発明の樹脂粒子が明らかに優れてい
ることを示すものである。
実施例= 樹脂粒子の製造例/で得られた白地分散液100g及び
スミカロンブラック/、jgの混合物を温度10θ0C
に加温し、7時間加熱攪拌した。
室温に冷却後−1!00メツシユのナイロン布を通し、
残存した染料を除去することで、平均粒径06.20μ
mの黒色の樹脂分散物を得た。
上記黒色樹脂分散物3.2g、ナフテン酸ジルコニウム
0.0!gをシェルシルア/、/lに希釈することによ
り液体現像剤を作製した。
これを実施例/と同様の装置により現像した所、200
0枚現像後でも装置に対するトナー付着汚れは全く発生
しなかった。
又、得られたオフセット印刷用マスタープレートの画質
は鮮明であり、/方杖印刷後の印刷物の画質も非常に鮮
明であった。
実施例3 樹脂粒子の製造例グで得られた白色分散液/θ0g及び
ビク) IJア・ブルーBJgの混合物を温度10°〜
?00Cに加温し7を時間攪拌した。室温に冷却後20
0メツシユのナイロン布を通し、残存した染料を除去し
て平均粒径0.20μmの青色の樹脂分散物を得た。
上記青色樹脂分散物32g1ナフテン酸ジルコニウムO
1θ!gをアイソパーH/lに希釈することにより液体
現像剤を作製した。
これを、実施例/と同様の装置によシ現像した所、−0
00枚現像後でも装置に対するトナー付着汚れは全く見
られなかった。又、得られたオフセット印刷用マスター
プレートの画質は鮮明であり/方杖印刷後の印刷物の画
質も非常に鮮明であった。
実施例q 樹脂粒子の製造例コで得た白色樹脂分散物32g1実施
例/で得たニグロシン分散物2.6g及びジイソブチレ
ンと無水マレイン酸の共重合体の半ドコサニルアミド化
物θ、0.2gをアイソパーG/7に希釈することによ
り、液体現像剤を作製した。
これを実施例/と同様の装置により現像した所、200
0枚現像後でも装置に対するトナー付着汚れは、全く見
られなかった。又得られたオフセット印刷用マスタープ
レートの画質及び/方杖印刷後の印刷物の画質ともに鮮
明であった。
更にこの現像剤を3力月間放置した後上記と全く同様の
処理を行なったが、経時前と全く変わらなかった。
実施例! ポリ(デシルメタクリレート)’Ogz アイソパーH
3og及びアルカリブルー?gを、ガラスピーズと共に
、ペイントシェーカーに入れ、一時間分散を行ないアル
カリ・ブルーの微小な分散物を得た。
樹脂粒子の製造例3で得られた白色樹脂分散物30g1
上記のアルカリブルー分散物(I,2g。
及びジイソブチレンと無水マレイン酸の共重合体の半ド
コサニルアミド化物o 、o、2gをアイソ/1!−G
、/lに希釈することにより液体現像剤を作製した。
これを実施例/と同様の装置により現像した所、20θ
θ枚現像後でも装置に対するトナー付着汚れは全く見ら
れなかった。又、得られたオフセット印刷用マスタープ
レートの画質及び7万枚印刷後の印刷物の画質ともに非
常に鮮明であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電気抵抗値が、10^9Ω・cm以上かつ誘電率が3.
    5以下の非水溶媒中に、少なくとも樹脂を分散してなる
    静電写真用液体現像剤において、該樹脂を形成する単量
    体は、有機溶媒に可溶であるが、重合することによつて
    該有機溶媒に不溶な重合体を形成しうる単量体を99.
    9〜90重量%と一般式( I )で示される少なくとも
    1種以上の一官能性単量体を0.1〜10重量%より成
    り、かつ該樹脂は、下記一般式(II)及び(III)で示
    される単量体を重合して得られた該非水溶媒に可溶な共
    重合体樹脂を含有した溶液中で重合反応によつて得られ
    た樹脂であることを特徴とする静電写真用液体現像剤。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式( I )においてQは−O−、−COO−、−O
    CO−、−CH_2OCO−、−SO_2−、▲数式、
    化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等が
    あります▼〔Wは、水素原子、炭化水素基又は一般式(
    I )中の結合基: −(R_1−T_1)−_m−(R_2−T_2)−_
    nS_1を示す〕を表わす。 S_1は、水素原子又は、ハロゲン原子、−OH、−C
    N、−NH_2、−COOH、−SO_3H、−PO_
    3Hで置換されてもよい炭素数1〜18の炭化水素基を
    表わす。 T_1及びT_2は、互いに同じでも異なつてもよく、
    −O−、−S−、−CO−、−CO_2−、−OCO−
    、−SO_2、▲数式、化学式、表等があります▼、▲
    数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表
    等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、
    ▲数式、化学式、表等があります▼、−NHCO_2−
    又は−NHCONH−(S_2は、上記S_1と同様の
    記号を示す)を表わす。 R_1及びR_2は、互いに同じでも異なつてもよく、
    置換されてもよい又は ▲数式、化学式、表等があります▼を、主鎖の結合に介
    在させてもよい炭素数1〜18の炭化水素基を表わす〔
    但し、T_3及びT_4は、互いに同じでも異なつても
    よく上記X_1、X_2と同様の記号を示し、R_3は
    置換されてもよい炭素数1〜18の炭化水素基を示し、
    又、S_3は、S_1と同様の記号を示す〕。 又a_1、a_2は、互いに同じでも異なつてもよく、
    水素原子、炭化水素基、−COO−K又は炭化水素を介
    した−COO−K(Kは、水素原子又は置換されてもよ
    い炭化水素基を示す)を、更に、m、n及びpは、各々
    同じでも異なつてもよく0〜4の整数を表わす。 又、結合基−Q−(R_1−T_1)−_m−(R_2
    −T_2)−_nSの結合する原子団の総原子数は、6
    〜32である。 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ 式(II)中、Lは炭素数8以上の脂肪族基を、Y_1及
    びY_2は、同じでも異なつてもよく、各々水素原子又
    はアルキル基を各々表わす。 一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼ 式(III)中、Xは、−COO−、−CONH−又は▲
    数式、化学式、表等があります▼(R_6は脂肪族基を
    示す)を、Yは、上記官能基Xと原子団Zを、ヘテロ原
    子を介してもよい炭素原子で連結する基を、Zは、上記
    原子団Yと▲数式、化学式、表等があります▼とを連結
    する基で、−COO−、−COOCH_2−、−O−、
    −SO_2−又は▲数式、化学式、表等があります▼を
    各々表わす。 但し、Xが−COO−を表わす場合は、Y及びZを介せ
    ず、直接に▲数式、化学式、表等があります▼と結合し
    てもよい。 又Y_3、Y_4及びY_5は、同じでも異なつてもよ
    く各々水素原子又はアルキル基を表わす。
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