JPS62166276A - エバポレ−タにおける感温筒取付構造 - Google Patents

エバポレ−タにおける感温筒取付構造

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JPS62166276A
JPS62166276A JP61006009A JP600986A JPS62166276A JP S62166276 A JPS62166276 A JP S62166276A JP 61006009 A JP61006009 A JP 61006009A JP 600986 A JP600986 A JP 600986A JP S62166276 A JPS62166276 A JP S62166276A
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JP
Japan
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evaporator
temperature
tube
expansion valve
outlet port
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敏光 能瀬
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷媒循環式暖冷房装置内に組込まれる自動開閉
式膨張弁を備えたエバポレータの感温筒取付構造に関す
るものである。
従来の技術 一般に自動車等に用いられる冷暖房装置は、フレオン等
の冷媒を圧縮、放熱、膨張、吸熱させるサイクルを繰り
返して1周囲空間の熱を収奪するようにしているが、上
記吸熱反応に着目した場合、前段の凝縮器によって液化
され念冷媒を膨張弁によって急激に膨張させた後、エバ
ポレータ内ヲ通過させて、該エバポレータの周囲に植設
された冷却フィンが周囲から気化熱を奪うように構成さ
れている。このような構成に関して日量自動車(株)発
行のニラサンサービス側層第484号「ニッサンセドリ
ツク、グロリアY30型系車の紹介」(昭和58年6月
発行)によれば、第7図に示したエバポレータ例が開示
てれている。図中1は膨張弁であって、図外の凝縮器か
ら矢印Aの如く送り込まれる液冷媒を急激に膨張させつ
つ入口ポート2に送り出す。入口ポート2はエバポレー
タ3に接続されており、このエバポレータ3のチュープ
3a内を前記の膨張弁1により低温低圧化され之霧状の
冷媒が通過しながら気化する。この時エバポレータ3の
外面に植設された冷却フィン3bが冷媒の気化吸熱作用
によって周囲の空間から熱を奪い、冷房効果をもならす
。エバポレータ3の出口ポート4近傍にある低圧配管5
に達した冷媒は完全に気化しており、この気体冷媒は出
口ポート4内を通過して矢印Bに示す方向にある図外の
コンプレッサに送り込まれる。
一方上記出ロポート4の近傍に感温筒6が取付具7及び
ボルト8によって固定されており、この感温筒6から導
出され念キャピラリチューブ9の他端部9aが前記膨張
弁1の上部1aに接続されている。更に出口ポート4の
側壁を挿通する均圧管10が設けられていて、この均圧
管10の他端部10aが前記膨張弁1の側部1bに接続
されている。
前記感温筒6及び均圧管10は、出口ポート4内を通過
する気体冷媒の温度及び圧力を検出して、前記膨張弁l
の液冷媒通過tを制御する作用を有している。即ち出口
ポート4内の気体冷媒の温度が上昇した場合及び該気体
冷媒の圧力が低下し之場合には、膨張弁l内のダイヤフ
ラムを作動して液冷媒の通過量を増加させる一方、前記
気体冷媒の温度が下降した場合及び圧力が増大した場合
には、膨張弁l内の液冷媒通過量を絞シ込むようにして
いる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながらこのような従来の自動開閉式膨張弁を具え
たエバポレータ、とりわけ前記感温筒6の取付構造にあ
っては、該感温筒6を出口ポート4の側壁上に取付具7
及びボルト8を用いて固定しているので、感温筒6の受
熱面積が充分であるとはいい難く、クールダウン性能を
向上させる面で問題点を有している。上記の受熱面積を
広げる之めに、感温筒6の周囲にコールテープを巻付け
る手段もなされているが、取付操作が煩雑となり、工数
の増加を招く難点を有している。又前記した取付具7及
びボルト8のみを用いて感温筒6を出口ポート4に固定
し之場合、ボルト8の締付強度が不充分であったり、又
はボルト8がゆるんだ際に感温筒6が脱落する惧れがあ
シ、膨張弁1の誤動作を換起するという難点を有してい
る。
そこで本発明は上記した如き従来の自動開閉式膨張弁を
具えたエバポレータ、とシわけ前記感温筒6の取付は強
度が充分で、しかも該感温筒6の受熱面積を大きくする
ことができる取付構造を提供するものである。
問題点を解決するための手段 エバポレータの出口ポート近傍に装着する感温筒を、エ
バポレータの外方から該エバボータの内方へ且つ出口ポ
ート近傍に配設した低圧配管もしくはチューブが周囲か
ら当接する部位に挿入固着しである。
作用 感温筒が出口ポート近傍の低圧配管もしくはチューブに
当接した状態で強固に固着され、かつ該低圧配管もしく
はチューブとの受熱面積を大きくする作用がある。又感
温筒を固定する念めの取付具等を用いなくとも該感温筒
が脱落することのな実施例 以下図面を参照して本発明に係るエバポレータにおける
感温筒取付構造の実施例を説明する。第1図に示した本
発明の第1実施例構成において、第7図に示した従来の
構成部分と同一の構成部分には同一の符号を付して表示
しである。即ち従来と同様に膨張弁工により得られ之霧
状の冷媒は入口ポート2を介してエバポレータ3のチュ
ーブ3a内を通過しながら気化し、冷却フィン3bが周
囲から気化熱を奪って冷房作用をもたらす。その間に霧
状の冷媒は気体冷媒に変換され、低圧配管5に達する。
この低圧配管5は、エバポレータ3のチューブ3a内を
通過した気体冷媒を集めて出口ポート4へ送り出す作用
を有している。
この低圧配管5とエバポレータ3のチューブ3aの曲折
部3cによって囲まれた空間部11内に感温筒6を挿入
固着し、この感温筒6から導出されたキャピラリチュー
ブ9の他端部9aを前記膨張弁1の上部1aに接続する
。均圧管10は出口ポート4の佃IA席を挿通1.て固
守式れていAふともに、眩均圧管10の他端部10aを
前記膨張弁1の側部1bに接続する。
上記第1実施例にあっては、感温筒6をエバポレータ3
の外方から、該エバポレータ3の内方で且つ低圧配管5
及びチューブ3aが周囲から当接する部位に挿入固着し
たことを特徴としている。
上記の構成としたことによって第2図に示し念如く、感
温筒6に対して低圧配管の壁部5a及びチューブ3aの
曲折部3cが挟圧するように当接しているので、感温筒
6が該低圧配管5とチューブ3aに嵌合支持され、且つ
該感温筒6の受熱面積を広くすることが可能である。第
3図は第2図に示した構成に更に手を加えて、チューブ
3aの曲折部3cの曲率を大きくして、感温筒6を該チ
ューブ3aの曲折部3c内に完全に抱き込む構成にしで
ある。不例によれば感温筒6の嵌合支持をより強固にす
ることが可能である。
第4図は本発明の第2実施例を示しておシ、同図の■−
v線断面図を第5図に示す。即ちエバポレータ3の側板
12の下部に入口ポート2を接続し、チューブ3a内を
矢印Cに示した経路で流れる冷媒がエバポレータ3の側
板12の上部に接続された出口ポート4から流出する構
成にしてあシ、感温筒6はチューブ3aの上部に配設し
た座板13、エバポレータ3の側板12、チューブ3a
及び冷却フィン3bとによって囲繞された空間部14内
に挿入固着されている。この第2実施例によれば感温筒
6がエバポレータ3の外方から該エバポレータ3の内方
へ挿入固着されておシ、且つ該感温筒6にチューブ3a
及び座板12が当接しているので、感温筒6の受熱面積
を広くすることができる上、該感温筒を強固に嵌合支持
するととができる。
第6図は本発明を用いたエバポレータのクールダウン特
性D(実線)と、従来の同様な特性E(破線)を示すグ
ラフであって、室温にある前記エバポレータ3を始動し
念後の、時間の経過に伴う温度変化を示している。同図
の如く本発明を適用したエバポレータのクールダウン特
性りは従来のクールダウン特性Eよシも応答が早いこと
が明らかであシ、これはとりも直さず、感温筒6の感度
上昇に起因する膨張弁1の開度制御性能が向上したこと
が明らかである。
発明の効果 以上詳細に説明した如く、本発明に係るエバポレータに
おける感温筒取付構造によれば、前記感温筒を、エバポ
レータの外方から該エバポレータの内方で且つ出口ポー
ト近傍に配設した低圧配管もしくはチューブが周囲から
当接する部位に挿入固着したので、感温筒の受熱面積を
充分に広くすることができて感温性能の向上をはかれる
利点がある。従ってエバポレータ自体のクールダウン特
性が良好となり、冷房効率が高められる。更に感名簡の
取付に際して、特別な取付具等を必要としないので、部
品点数が低減されてコストを低床にする外、感温筒自体
の取付強度も万全となり、車両の振動等によって簡単に
脱落することのない感温筒の取付構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るエバポレータの感温筒取付構造の
第1実施例を示す@親図、第2図は第1図の■−H線断
面図、第3図は同変形例を示す断面図、第4図は本発明
の第2実施例を示す斜視図、第5図は第4図の■−■線
断面図、第6図は本発明と従来f11のクールダウン特
性を示すグラフ、第7図は従来のエバポレータ構造例を
示す斜視図である。 1・・・膨張弁、2φ・・入口ポート、3・・・エバポ
レータ、3a・・・チューブ、4・・書出ロポート、5
・・・低圧配管、6・・・感温筒、10・・−均圧管、
12・・・側板、13・・・座板。 外2名 第5図 +闇(min)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 液冷媒を受入れる膨張弁と、該膨張弁で低温低
    圧化された霧状冷媒を、冷却フインが植設されたチユー
    ブ内を通過させて、外気と熱交換して低圧の気体に変換
    するエバポレータと、該エバポレータの出口ポート近傍
    に装着されて、気体冷媒の温度を検出するとともに、該
    検出した温度によつて前記膨張弁の開度を自動制御する
    感温筒を設けた構成において、 前記感温筒を、エバポレータの外方から該エバポレータ
    の内方へ、且つ出口ポート近傍に配設した低圧配管もし
    くはチユーブが周囲から当接する部位に挿入固着した事
    を特徴とするエバポレータにおける感温筒取付構造。
JP61006009A 1986-01-14 1986-01-14 エバポレータにおける感温筒取付構造 Expired - Lifetime JPH0674934B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4987563U (ja) * 1972-11-17 1974-07-30
JPS5920128U (ja) * 1982-07-30 1984-02-07 カルソニックカンセイ株式会社 感温筒の取付構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4987563U (ja) * 1972-11-17 1974-07-30
JPS5920128U (ja) * 1982-07-30 1984-02-07 カルソニックカンセイ株式会社 感温筒の取付構造

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