JPS6026362Y2 - レシ−バドライヤ用の冷却器 - Google Patents
レシ−バドライヤ用の冷却器Info
- Publication number
- JPS6026362Y2 JPS6026362Y2 JP5913780U JP5913780U JPS6026362Y2 JP S6026362 Y2 JPS6026362 Y2 JP S6026362Y2 JP 5913780 U JP5913780 U JP 5913780U JP 5913780 U JP5913780 U JP 5913780U JP S6026362 Y2 JPS6026362 Y2 JP S6026362Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- receiver dryer
- receiver
- evaporator
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車冷房装置におけるレシーバドライヤを
、エバポレータで発生する低温のドレン水を利用して冷
却するレシーバ下うイヤ用の冷却器に関するものである
。
、エバポレータで発生する低温のドレン水を利用して冷
却するレシーバ下うイヤ用の冷却器に関するものである
。
自動車冷房装置は、外気やエンジンルームの温度上昇に
よって冷房回路中の冷媒の温度が異常に上昇すると、エ
バポレータに至る配管中にフラッシュガスが発生して冷
房効果が低下するばかりか、圧縮機に熱歪による焼付き
が発生することがあった。
よって冷房回路中の冷媒の温度が異常に上昇すると、エ
バポレータに至る配管中にフラッシュガスが発生して冷
房効果が低下するばかりか、圧縮機に熱歪による焼付き
が発生することがあった。
本考案は、斯かる自動車冷房装置の問題点を解消するた
めに、レシーバ下うイヤを錐状の容器に収納し、そのレ
シーバドライヤとの間に形成した前記容器の空隙部内へ
エバポレータのドレンパイプを開口させてエバポレータ
のドレン水を該容器内に貯溜するように威し、その容器
内に貯溜した低温のドレン水によってレシーバドライヤ
を冷却し、レシーバドライヤ内部を通過する冷媒の温度
上昇を防止することができるレシーバドライヤ用の冷却
器を提供せんとするものである。
めに、レシーバ下うイヤを錐状の容器に収納し、そのレ
シーバドライヤとの間に形成した前記容器の空隙部内へ
エバポレータのドレンパイプを開口させてエバポレータ
のドレン水を該容器内に貯溜するように威し、その容器
内に貯溜した低温のドレン水によってレシーバドライヤ
を冷却し、レシーバドライヤ内部を通過する冷媒の温度
上昇を防止することができるレシーバドライヤ用の冷却
器を提供せんとするものである。
以下、本考案を図面に示す一実施例によって詳細に説明
する。
する。
第1図は自動車冷房装置の冷房回路を示し、1は圧縮機
、2はコンデンサ、3はレシーバ下うイヤ、4はエキス
パンションバルブ、5はエバポレータである。
、2はコンデンサ、3はレシーバ下うイヤ、4はエキス
パンションバルブ、5はエバポレータである。
この冷房回路中のコンデンサ2とエキスパンションバル
ブ4との間に接続したレシーバドライヤ3は、第2図及
び第3図に示すように、上部に保持具6を取り付けて上
端の開口した錐状の容器7内へ収納され、その容器7の
平坦な外側面7aに取り付けた取付板8がポルト9によ
って容器7と内部の保持具6を共線めされ、レシーバド
ライヤ3と容器7が一体的に構成されている。
ブ4との間に接続したレシーバドライヤ3は、第2図及
び第3図に示すように、上部に保持具6を取り付けて上
端の開口した錐状の容器7内へ収納され、その容器7の
平坦な外側面7aに取り付けた取付板8がポルト9によ
って容器7と内部の保持具6を共線めされ、レシーバド
ライヤ3と容器7が一体的に構成されている。
この容器7の外側面7aに取り付けた取付板8は、その
両端部がエンジンルームの適宜な個所にボルト10によ
って固着される。
両端部がエンジンルームの適宜な個所にボルト10によ
って固着される。
又、レシーバ下うイヤ3を収納した容器7内は、レシー
バ下うイヤ3の外周面との間に適宜な空隙部112を形
成するように底形され、その空隙部11内へエバポレー
タ5の下部に接続したドレンパイプ12の開口端が挿入
され、エバポレータ5で発生したドレン水13を該ドレ
ンパイプ12を介して前記の容器7内に貯溜するように
構成されている。
バ下うイヤ3の外周面との間に適宜な空隙部112を形
成するように底形され、その空隙部11内へエバポレー
タ5の下部に接続したドレンパイプ12の開口端が挿入
され、エバポレータ5で発生したドレン水13を該ドレ
ンパイプ12を介して前記の容器7内に貯溜するように
構成されている。
尚、必要に応じて容器7の外周に断熱材を貼り付けても
よい。
よい。
この様に構成した本実施例においては、自動車冷房装置
の運転開始に伴って圧縮機1が回転し、冷房回路内の冷
媒を循環させる。
の運転開始に伴って圧縮機1が回転し、冷房回路内の冷
媒を循環させる。
この場合、圧縮機1によって圧縮されて高温高圧のガス
となった冷媒は、コンデンサ2内を通過する間に放熱し
て液化し、その液化した液冷媒がレシーバ下うイヤ3内
に溜り、さらに、このレシーバドライヤ3からエキスパ
ンションバルブ4に至って減圧サレ、その減圧された低
温低圧の液冷媒が、エバポレータ5内を通過する間に車
室内の空気から熱を奪って気化し、結果として車室内を
冷房し再び圧縮機1に戻る。
となった冷媒は、コンデンサ2内を通過する間に放熱し
て液化し、その液化した液冷媒がレシーバ下うイヤ3内
に溜り、さらに、このレシーバドライヤ3からエキスパ
ンションバルブ4に至って減圧サレ、その減圧された低
温低圧の液冷媒が、エバポレータ5内を通過する間に車
室内の空気から熱を奪って気化し、結果として車室内を
冷房し再び圧縮機1に戻る。
又、この自動車冷房装置の運転中は、エバポレータ5の
表面に付着した低温のドレン水13が常時ドレンパイプ
12を通じて容器7内へ流入して貯溜される。
表面に付着した低温のドレン水13が常時ドレンパイプ
12を通じて容器7内へ流入して貯溜される。
このため、容器7内のレシーバドライヤ3は、この貯溜
した低温のドレン水13によって冷されて第4図に示す
モリエル線図に示すように過冷却が追加され、その内部
の液冷媒が常に液状に保たれる。
した低温のドレン水13によって冷されて第4図に示す
モリエル線図に示すように過冷却が追加され、その内部
の液冷媒が常に液状に保たれる。
更に、このレシーバドライヤ3からエキスパンションバ
ルブ4に向う液冷媒も外気やエンジンルームの温度上昇
によってガス化することがなく常に過冷却液に保たれる
。
ルブ4に向う液冷媒も外気やエンジンルームの温度上昇
によってガス化することがなく常に過冷却液に保たれる
。
第5図は本考案の他の実施例を示し、レシーバドライヤ
3を収納した容器7Aの下部に取付けたパイプ14にド
レンパイプ12Aが接続され、エバポレータ5で発生し
たドレン水13を該ドレンパイプ12A1パイプ14を
介して容器7Aの空隙部11A内に貯溜するように構成
され、更に、容器7Aの上部には、パイプ15を介して
オーバフローパイプ16が接続され、容器7A内上部の
暖たまったドレン水を該オーバフローパイプ16を介し
て排出するように構成されている。
3を収納した容器7Aの下部に取付けたパイプ14にド
レンパイプ12Aが接続され、エバポレータ5で発生し
たドレン水13を該ドレンパイプ12A1パイプ14を
介して容器7Aの空隙部11A内に貯溜するように構成
され、更に、容器7Aの上部には、パイプ15を介して
オーバフローパイプ16が接続され、容器7A内上部の
暖たまったドレン水を該オーバフローパイプ16を介し
て排出するように構成されている。
この様に構成した他の実施例に於いても、前記実施例と
同様にエバポレータ5で発生した低温のドレン水が容器
7A内へ流入して貯溜されるため、容器7A内に収納し
たレシーバドライヤ3がその貯溜した低温のドレン水1
3によって冷されて過冷却が追加され、その内部の液冷
媒が常に液状に保たれ、更に、そのレシーバドライヤ3
からエキスパンションバルブ4に向う配管中でもガス化
することなく常に過冷却液に保たれる。
同様にエバポレータ5で発生した低温のドレン水が容器
7A内へ流入して貯溜されるため、容器7A内に収納し
たレシーバドライヤ3がその貯溜した低温のドレン水1
3によって冷されて過冷却が追加され、その内部の液冷
媒が常に液状に保たれ、更に、そのレシーバドライヤ3
からエキスパンションバルブ4に向う配管中でもガス化
することなく常に過冷却液に保たれる。
以上の様に本考案は、レシーバドライヤを錐状の容器内
に収納−そのレシーバドライヤとの間に形成した前記容
器の空隙部内へエバポレータのドレンパイプを開口させ
てエバポレータのドレン水を該容器内に貯溜するように
威し、その容器内に貯溜した低温のドレン水によってレ
シーバドライヤを冷却し、レシーバドライヤ内の液冷媒
の温度をコンデンサ以降において更に下げるようにした
ので、液冷媒の過冷却が追加されて自動車冷房装置の冷
房効果が向上し、かつ、外気やエンジンルームの温度が
上昇してもレシーバドライヤからエキスパンションバル
ブに至る間の配管中でフラシュガスが発生することもな
く、安定した冷房効果を得ることができるとともに、圧
縮機の熱歪による焼付きをも解消できるという特徴を有
するものである。
に収納−そのレシーバドライヤとの間に形成した前記容
器の空隙部内へエバポレータのドレンパイプを開口させ
てエバポレータのドレン水を該容器内に貯溜するように
威し、その容器内に貯溜した低温のドレン水によってレ
シーバドライヤを冷却し、レシーバドライヤ内の液冷媒
の温度をコンデンサ以降において更に下げるようにした
ので、液冷媒の過冷却が追加されて自動車冷房装置の冷
房効果が向上し、かつ、外気やエンジンルームの温度が
上昇してもレシーバドライヤからエキスパンションバル
ブに至る間の配管中でフラシュガスが発生することもな
く、安定した冷房効果を得ることができるとともに、圧
縮機の熱歪による焼付きをも解消できるという特徴を有
するものである。
第1図は自動車冷房装置の冷房回路図、第2図は本考案
の一実施例を示す上面図、第3図は第2図のA−B−C
断面図、第4図は冷房性能を示すモリエル線図、第5図
は他の実施例を示す断面図である。 3・・・・・・レシーバドライヤ、5・・・・・・エバ
ポレータ、7,7A・・・・・・容器、11.IIA・
・・・・・空隙部、12,12A・・・・・・ドレンパ
イプ、13・・・・・・ドレン水。
の一実施例を示す上面図、第3図は第2図のA−B−C
断面図、第4図は冷房性能を示すモリエル線図、第5図
は他の実施例を示す断面図である。 3・・・・・・レシーバドライヤ、5・・・・・・エバ
ポレータ、7,7A・・・・・・容器、11.IIA・
・・・・・空隙部、12,12A・・・・・・ドレンパ
イプ、13・・・・・・ドレン水。
Claims (1)
- レシーバドライヤを錐状の容器内に収納し、そのレシー
バ下うイヤとの間に形成した前記容器の空隙部内へエバ
ポレータのドレンパイプを開口させてエバポレータのド
レン水を該容器内に貯溜するようにしたレシーバ下うイ
ヤ用の冷却器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5913780U JPS6026362Y2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 | レシ−バドライヤ用の冷却器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5913780U JPS6026362Y2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 | レシ−バドライヤ用の冷却器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56161263U JPS56161263U (ja) | 1981-12-01 |
JPS6026362Y2 true JPS6026362Y2 (ja) | 1985-08-08 |
Family
ID=29653606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5913780U Expired JPS6026362Y2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 | レシ−バドライヤ用の冷却器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6026362Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023223429A1 (ja) * | 2022-05-17 | 2023-11-23 | 三菱電機株式会社 | 冷凍冷蔵庫 |
-
1980
- 1980-04-30 JP JP5913780U patent/JPS6026362Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56161263U (ja) | 1981-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20020088248A1 (en) | Air conditioner for a motor vehicle | |
US6915646B2 (en) | HVAC system with cooled dehydrator | |
JPS6026362Y2 (ja) | レシ−バドライヤ用の冷却器 | |
JPH11310032A (ja) | 自動車用空気調和装置 | |
JPH1163728A (ja) | 冷却用ヒートポンプ構造 | |
JP4238731B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH0225096Y2 (ja) | ||
CN215597810U (zh) | 一种车载冰箱制冷装置及系统 | |
JPS6027320Y2 (ja) | 冷凍機 | |
JPS6218940Y2 (ja) | ||
JPS6028937Y2 (ja) | 冷房装置 | |
JPS6117316Y2 (ja) | ||
JPH018934Y2 (ja) | ||
JPH0113968Y2 (ja) | ||
JPH0113967Y2 (ja) | ||
JPS6053751A (ja) | 冷蔵庫付自動車用空調装置 | |
JPS5912516Y2 (ja) | 冷却システムの圧力制御装置 | |
KR100290544B1 (ko) | 냉방용공기조화기의응축장치 | |
JPS6051024B2 (ja) | 凝縮器の凝縮圧力保持装置 | |
CN113432323A (zh) | 一种车载冰箱制冷装置及系统 | |
JPH055403Y2 (ja) | ||
JPS63315874A (ja) | 冷凍装置用受液器 | |
JPS5851579Y2 (ja) | 冷凍回路の加熱式膨脹弁 | |
KR100213174B1 (ko) | 보조 열교환기 및 그것을 구비한 차량용 에어 콘디셔너 장치 | |
KR19980038556A (ko) | 차량용 에어컨을 이용한 냉온장고 작동구조 |