JPS62165456A - 迂回接続機能を有する遠隔制御交換システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は遠１１［ｔＪＩ御交換システム、とくにその迂
回接続方式に関する。

【　　（従来の技術） 従来、遠隔制御交換機には、それが収容されている親局
との間でディジタル伝送路を介して情報の転送を行なう
よう構成されているものがある。

たとえば、日本電信電話公社編ｒ　０７０形自動交換機
ＩＩＩ］ハードウェア（２）　Ｊ　：１ＹＪ２０２頁〜
第２７２頁（１９８３）には、このような遠隔制御交換
装置が記載されている。

このような遠隔制御交換システムでは、遠隔局すなわち
子局のプロセッサと親局のプロセッサとに準拠した信号
方式が採用されている。親局からは、たとえば遠隔局の
交換装置の系構成の変更の指示などの制御情報ＳＹＳが
、また遠隔局からは、たとえばその障害を表示する監視
情報ＦＩが転送される。

従来、親局のシステムダウン障害や両局間の通信線の障
害により遠隔局が通信系から孤立するスタンドアロンの
ときには、遠隔局は、最低限、自局的接続が可能なよう
に構成されていた。しかし、他の上位隣接局に対して斜
回線が設定されている遠隔局の場合には、その斜回線を
使用して特定の呼、たとえば重要加入者の呼に限定して
自局外への接続も可能とするように構成されていた。

従来、そのような斜回線を使用する呼の設定は。

多周波（ＭＦ）信号を局間信号として使用して実現され
ていた。

（発明が解決しようとする問題点） これかられかるように従来の方式では、斜回線を使用し
た自局内呼以外の呼接続は、起動信号や多周波信号など
のアナログ形式の局間信号を送受して行なっていた。し
たがって、親局との制御情報の授受のための装置とは別
に、斜回線用に特別な装置を必要としていた。

本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、スタンド
アロン時においても、自局内呼以外の呼処理も適切なサ
ービス条件で効率的に行なうことができる迂回接続機イ
オを有する遠隔制御交換システムを提供することを目的
とする。

（問題点を解決するための手段〕 本発明による迂回接続機能を有する遠隔制御交換システ
ムは、Ｌａｐ　Ｄで信号処理を行なう加入者線信号処理
手段を介してＩＳＤＮ端末が収容され、親局に従属して
制御されＩＳＤＮ端末と親局との間の呼接続を設定する
第１の交換装置手段と、Ｌａｐ　Ｄで信号処理を行なう
加入者線信号処理手段を介してＩＳＤＮ端末が収容され
た第２の交換装置手段と、第１の交換装置手段を第２の
交換装置手段に接続する斜回線とを有し、第１の交換装
置手段は、第２の交換装置手段に対して加入者線信号処
理手段および斜回線を介して対向接続を設定し、第１お
よび第２の交換装置手段の間でＬａｐ　Ｄにて情報の送
受を行なうものである。

（作　用） 本発明によれば、第１の交換装置手段は、たとえば親局
からスタンドアロン状態になると、加入者線信号処理手
段および斜回線を介して第２の交換装置手段との間で呼
の中継を行なうことができる。

（実施例） 次に添付図面を参照して本発明による迂回接続ａ律を有
する遠隔制御交換システムの実施例を詳細に説明する。

図を参照すると１本発明による遠隔制御交換システムの
実施例では、複数のＩＳＤＮ端末ｌを収容した遠隔制御
交換装置６が親局交換装置７に接続されている。より詳
細には、この遠隔制御交換システムは（ＣＩＴ↑勧告Ｉ
勧告−シリーズＤＮ）に基づく加入者線交換システムで
あり、ＩＳＤＮ端末１は、ネットワーか玖腔話ｆｉ／輩
〒ＩＱ売龜ｈｎ　”１車舶１Ｑ九人者イユｈ隔局の局側
終端装置（ＥＴ）　３に接続されている０局側終端装置
２には複数の加入者線が収容可能である。

局側終端装置３から、通信情報線１２が直接遠隔制御交
換装置６に収容され、制御信号線Ｉ４は加入者線信号処
理袋′Ｉ！１（ＳＩＧ）　４を介して遠隔制御交換装置
６に接続されている。

加入者線信号処理装置４は、所定の通信Ｊｉｉ続プロト
コルＬａｐ　Ｄをサポートシ、サービスアクセスポイン
ト識別子ＳＡＰ　Ｉの識別、およびＯ３Ｉ　参照モデル
、レイヤ２相当の所定のプロトコルの処理を行なう加入
者線信号処理装置である。この所定の通信接続プロトコ
ルＬａｐ　Ｄは、木実流側では斜回線へのパス接続およ
び局間接続を設定するために定められたものである。

遠隔制御文換装Ｍ６は、中継線端局装置（ＩＩＳＴ）５
を介して親局交換装置７に接続されている。同図におい
て二重線９は・通信情報線を、また単線１０は局間信号
線を示している。たとえば音声、画像、データなどの通
信情報は通信情報線９を介して転送される。また、遠隔
制御交換装置６から親局交換装置７への監視情報、およ
び親局交換装置７から遠隔制御交換装置６への初期設定
やシステム構成の指示などの局間信号は、局間信号線１
０を介して転送される。この局間信号の転送は、本実施
例では、ＣＣＩＴＴ　Ｎｏ、７共通線信号（Ｃ９）方式
に準拠したディジタル信号方式が採用されている。

こうして遠隔制御交換装置６は親局交換装置７に従属し
、親局交換装置７は遠隔制御交換装置６のリソース管理
、およびそれに収容されている端末ｌの情報管理などの
様々な子局制御、管理を行なう。

遠隔制御交換装置６はまた、本実施例では隣接の上位局
に対して斜回線を有する。すなわち、図示のように隣接
局の斜回線収容交換装置已に対して、通信情報線９は中
継線端局装置５を介して。

また局間信号線ｌＯは加入者線信号処理装器４を介して
斜回線が設けられている。葛回線収容交換装首８には、
図示のように遠隔制御交換装置６と同様にしてネットワ
ーク終端装置２および局側終端装置３を介して複数のＩ
ＳＤＮ端末ｌが収容され、また、同様の加入者線信号処
理装置４を有してい通常の状態では、呼の発生ごとに遠
隔制御交換装置６と親局交換装置７との間で通信が行な
われる。より詳細には、遠隔制御交換装置６からの監視
情報、および親局交換装２１７からの局間信号は１局間
信号線１０を介して行なわれ、これによって親子局の主
従関係に従った交換処理を実現している。

たとえば、親局交換装２２７にシステムダウン障害が発
生したり、遠隔制御文換装ご６と親局交換装置７の間の
通信線９または１０に障害が発生したりすると、遠隔制
御文換装こ６は通信系から孤立するスタンドアロン状態
に移行する。スタンドアロン状態でも遠隔制御交換装置
６は、自局内呼を正常状態と同様に処理することができ
ることは言うまでもない０本実施例における遠隔制御交
換装置６はまた、通信不能の親局交換装置７以外の木通
信系の要素、すなわちこの例では斜回線収容交換装置８
、へ発着する呼、つまり自局内呼以外の呼は、同交換装
置８への斜回線９およびｌＯを使用して設定することが
できる。

その場合、局間信号は局間信号線ｌＯを介して、また通
信情報は通信情報線９を介して斜回線収容交換装置８と
の間で転送される。この転送は、多周波信号形式でなく
、親局交換装置７に対するのと同様なディジタル信号転
送である。このような斜回線による非常時の迂回接続が
回部なのは、斜回線収容交換装置８もＩＳＤＮ端末１を
収容し加入者線信号処理袋ｇ１４を有した、遠隔制御交
換装置６と同様の交換装とであることを条件としている
。

スタンドアロン状態では、斜回線収容交換装置８および
遠隔制御交換装置６は１両者の加入者線信号処理装置４
によって所定の局間信号線１０を介して対向で接続され
る。遠隔制御交換装置ｉ！ｉ６の加入者線信号処理装器
４は、生起した呼がＩＳＤＮ端末１−小５ず、１％　４
、側ｒ閘４ｆＪ　由１　ｒｌｖ　　巳−／？　１＊ｂ　
’％’ｌ　　Ｑ　　ｌ−＾’；／、　Ｉｙかを、サービ
スアクセスポイント識別子ＳＡＰ　Ｉの割付けにより識
別し、両通信を共通のプロトコルＬａｐ　Ｄで処理する
。この接続により遠隔制御交換装置６は、斜回線へのバ
ス接続および局間用に定めたＬａｐ　Ｄを用いたノ（通
線信号により他局への呼を中継する。

加入者線信号処理装置４相互間の接続のレイヤｌについ
ては、専用線あるいは肩囲線用ハイウェイの特定のタイ
ムスロット（たとえば８４Ｋｂ／Ｓ相当）を割り当てる
などの、どのような形式をとってもよい。

なお、上述の実施例の説明では、遠隔制御交換装置６が
スタンドアロン状態にあるときの迂回接続における呼処
理を例にとったが、このような異常状態ばかりでなく、
通常の呼処理にも斜回線収容交換装置８への斜回線を使
用してもよい、これによってトラヒックの均等化を図る
ことができＣ登）ＩＩの勃１１ｔ） このように本発明によれば、親局交換装置に従属する遠
隔制御交換装置が斜回線収容交換装置との間で加入者線
信号処理装置を介して呼の中継を行なうように構成され
ている。これによって、親局交換装置を介さすとも遠隔
制御交換装置は自局内呼以外の呼を処理することができ
る。したがって、遠隔制御交換装置がスタンドアロン状
態でも、自局内呼以外の呼処理も適切なサービス条件で
効率的に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明による迂回接続機能を有する遠隔制御交換
システムの実施例を示す中粛方式図である。 主要部分の符号の説明 １　、　　、　　、　ＩＳＤＮ端末 ２１０．ネットワーク終端装置 ３９１１局側終端装置 ４０９．加入者線信号処理装置 ５００．中継線端局装置 ６９９．遠隔制御交換装置 ８、、、Ｍ＠線収容交換装置 ９６８２通信情報線 １０、、、局間信号線 特許出願人　沖電気工業株式会社 代　理　人　香取　孝雄 火山　隆夫

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ＬａｐＤで信号処理を行なう加入者線信号処理手段
   を介してＩＳＤＮ端末が収容され、親局に従属して制御
   され該ＩＳＤＮ端末と該親局との間の呼接続を設定する
   第１の交換装置手段と、 ＬａｐＤで信号処理を行なう加入者線信号処理手段を介
   してＩＳＤＮ端末が収容された第２の交換装置手段と、 第１の交換装置手段を第２の交換装置手段に接続する斜
   回線とを有し、 第１の交換装置手段は、第２の交換装置手段に対して前
   記加入者線信号処理手段および斜回線を介して対向接続
   を設定し、第１および第２の交換装置手段の間でＬａｐ
   Ｄにて情報の送受を行なうことを特徴とする迂回接続機
   能を有する遠隔制御交換システム。 ２、特許請求の範囲第１項記載のシステムにおいて、第
   １の交換装置手段は、前記親局からスタンドアロン状態
   になると、前記対向接続による情報の送受を行なうこと
   を特徴とする遠隔制御交換システム。