JPS62163685A - ビフイドバクテリウム菌増殖促進組成物及びその製造法 - Google Patents

ビフイドバクテリウム菌増殖促進組成物及びその製造法

Info

Publication number
JPS62163685A
JPS62163685A JP423486A JP423486A JPS62163685A JP S62163685 A JPS62163685 A JP S62163685A JP 423486 A JP423486 A JP 423486A JP 423486 A JP423486 A JP 423486A JP S62163685 A JPS62163685 A JP S62163685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bifidobacterium
laminarioligosaccharide
growth
composition
glucanase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP423486A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Nishibashi
秀治 西橋
Tadashi Katabami
方波見 忠
Tadao Matsubayashi
松林 忠男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP423486A priority Critical patent/JPS62163685A/ja
Publication of JPS62163685A publication Critical patent/JPS62163685A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Dairy Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規なビフィドバクテリウム菌増殖促進組成
物及びその製造法に関する。更に詳しくはラミナリオリ
ゴ糖を有効成分としたビフィドバクテリウム菌増殖促進
組成物及びβ−1,3−グルコシル糖化合物を特定のβ
−1,3−グルカナーゼで処理することを特徴としたビ
フィドバクテリウム菌増殖促進組成物の製造法に関する
(従来の技術) ビフィドバクテリウム菌は幼児から老人に至るまでほと
んどの人の腸内に定着しており、近年有益な様々の役割
を演じていることが明らかになってきている。例えば、
ビフィドバクテリウム菌の有用性を列挙すると以下のよ
うなことがある。
1)腸内有害菌の抑制、排除、2)有機酸の産生、3)
便秘、下痢の改善4)蛋白質の吸収促進5)ビタミンの
産生6)抗ガン作用(食品工業1下−198i p、4
4−51)等である。この為、ビフィドバクテリウム菌
を含有させた牛乳、ヨーグルト等の飲食品が市販され、
健康の維持、増進を目的として広く利用されるようにな
りてきた。一方、最近腸内におけるビフィドバクテリウ
ム菌の増殖を促進させる物質をビフィドバクテリウム菌
とともに、又は単独で投与することにより腸内ビフィド
バクテリウム菌数を高水準に維持しようとする試みがな
されビフィドバクテリウム菌増殖因子としてラクチュロ
ース、N−アセチルグルコサミン、パンテチン類等が知
られているが、一方でビフイドパクテリウム菌が選択的
に資化し得る糖類の研究も多くなされている。
例えば合成オリゴ糖、コンニャクマンナン分解物及びフ
ラクトオリゴ糖等。(「腸内フローラと食物因子」光岡
知足編−学会出版センター刊より)またガラクトース−
グルコースオリゴ糖(特開昭55−104885号公報
)及び大豆オリがIi(特開昭60−66978号公報
)が知られている。
(問題を解決する為の手段) しかしながら、本発明者らは、前記のような従来のビフ
ィドバクテリウム増殖促進物質とはいずれとも異なる新
規な促進物質について鋭意研究した結果、本発明に至り
た。
即ち、本発明は、ラミナリオリゴ糖を有効成分とするビ
フィドバクテリウム菌の増殖促進組成物及び     
゛       微生物が生産す1こるエンド型β−1
,3−グルカナーゼによりβ−1,3−グルコシル糖化
合物を処理することを特徴としたビフィドバクテリウム
菌増殖促進組成物の製造法を提供するものである。
(発明の構成) 本発明のβ−1,3−グルコシル糖化合物とは、カード
ラン(アルカリ土類金属が生産する直鎖型β−1゜3−
グルカン(A、B、C,29,757、′65又は発酵
と工業36,2、’78 ) )、ラミナリン、パキマ
ン、酵母細胞壁及び天然の海藻類等が挙げられるが、そ
の中でも直鎖型β−1,3−グルカンであるカードシン
がより好ましい。
本発明のラミナリオリゴ糖とは、前記β−1,3−グル
コシル糖化合物をエンド型β−1,3−グルカナーゼに
より分解して得られるグルコース(G)がβ−1゜3−
結合で2〜10、好ましくは3〜7個程度結合した水溶
性の糖である。その具体例としては、ラミナリビオース
(G2) 、ラミナリトリオース(G3)、ラミナリテ
トラオース(Ga) 、ラミナリペンタオース(Gs)
 、ラミナリヘキサオース<Gb) 、ラミナリヘプタ
オース(G7)、ラミナリオクタオース(Gs)−yミ
ナリノナオース(G9)、ラミナリデカンオース(G1
0)等である。特に、増殖促進効果の点から、ラミナリ
トリオース及び/又はラミナリテトラオースを有効成分
として多く含む組成のものが好ましい。
次に微生物が生産する工/ド型β−1,3−グルカナー
ゼの調製方法について述べる。反応に用いるエンド型β
−1,3−グルカナーゼは、β−1,3−グルコシル糖
化合物を加水分解し、ラミナリオリゴ糖を生成するもの
で63はいずれの起源からのものでもよいが、ストレプ
トマイ七ス属に属する微生物からのものが好ましい。又
通常市販のβ−1,3−グルカナーゼも使用できなくは
ないが、エキソ型β−1,3−グルカナーゼを混入して
いる為、グルコースが多量に生成され、こnではビフィ
ドバクテリウム菌の選択糖源にならない。従って、イオ
ン交換クロマトグラフィーあるいは分子ふるい等で両酵
素を分画して使用すれば良い。本発明で特に好ましく用
いられるストレグトマイセス属に属する微生物としては
、例エハストレグトマイセスip 、DIC−108が
挙げられる。DIC−108菌株は、培養液中にエンド
型とエキソ型の両タイプのβ−1,3−グルカナーゼを
生産するが、エキソ型のβ−1,3−グルカナーゼは適
当な条件で加熱処理を行うことによりすみやかに失活さ
せることが出来、エンド型のβ−1,3−グルカナーゼ
のみを得ることが可能であるのでより好ましいが、これ
に限定されるものではない。
尚、ストレゾトマイセス・エスピーI)IC−108の
菌学的性質については1%開昭59−17996号公報
に既に記載されているが、詳細には以下の様な性質を有
するものである。
〔ストレプトマイセス・sp、DIc−108の菌学的
性質〕(1)形態的特徴 使用した培地(rsp培地を含む)上での栄養菌糸の生
育は優nてお夛、デンプン無機塩、オートミール寒天、
イースト麦芽寒天培地上で豊富な気菌糸を形成する。
胞子形成気菌糸は直状又は直曲状である。胞子は楕円体
で大きさは、短径×長径0.7〜0.8μ×1、0〜1
.2μである。走査型電子顕微鏡による観察では胞子の
表面構造はイI状(Wa r t y )である。
(2)各種培地における生育状態 1)シュクロース硝酸塩寒天培地(37℃)薄茶色の基
土菌糸状に灰色の気菌糸を形成し、溶解性色素は認めら
れない。
2)グルコース・アスノクラギン寒天培地(37℃)薄
黄白色の生育で気菌糸の形成はみとめられな旨。また溶
解性色素は認められない。
3)グリセリン・アスノ々ライン寒天培地(xsp培地
−煮537℃) 薄黄色の生育で気菌糸の着生はみとめられなり。
又、溶解性色素は認められな−。
4)スターチ・無機塩寒天培地(rsp培地37℃)無
色の発育上に緑灰色の気菌糸を着生し、溶解性色素は認
められない。
5)チロシン寒天培地(ISP培地−7,37℃)薄茶
色の発育上に培養7日目では気菌糸は着生せず、144
日目白灰色の気菌糸を着生する。溶解性色素は認められ
ない。
6)栄養寒天培地(37℃) 緑灰黒色の発育上に薄縁灰色の気菌糸を着生し、溶解性
色素は認められな込。
7)イースト麦芽寒天培地(ISP培地−2,37℃)
薄茶色の生育上に薄縁灰色の気菌糸を着生する。
水溶性色素の生成は認められない。
8)オートミール寒天培地(ISP培地−3,37℃)
無色の生育上に緑茶灰色の気菌糸を着生し、水溶性色素
の生成は認められな込。
(3)  生理的性質 1)生育温度範囲 酵母エキス・麦芽エキス液体培地による生育試験では、
30℃〜50℃で生育するが、至適温度は37℃〜45
℃である。
2)ゼラチンの液化:陰性 3)脱脂乳の凝固及び 脱脂乳のペプトン化:陰性 4)メラニン色素の生成(ペプトン・イースト・鉄寒天
培地、ISP培地6):陰性 5)デンプンの分解性:*性(分解ゾーンに白いリング
を形成) 6)炭素源の利用性(プリドハム、コ0ドリープ寒天培
地−9,37℃) D−グルコース、L−アラビノース、D−キシロース、
D−フルクトース、イノシトール、L−ラムノース、D
−マンニトール、カラクトースをよく利用して生育し、
シュクa−ス、ラフィノース、プリジンは利用しない。
7)細胞壁組成 ISPに記載されている糖組成TypeとしてはTyp
eIに属する。
尚、本菌株は、工業技術院微生物工業技術研究所に寄託
申請し、微工研菌寄第6593号として受託されている
本発明による酵素生産の為の培養には、通常の固体培地
又は液体培地が使用され、液体培養の為の培地の炭素源
としては、β−1,3−グルコシル糖化合物であれば利
用できる。
例えば、カードラン、ノ中キマン、ラミナリン。
リケナン、酵母細胞壁又はその部分加水分解物、リーラ
コシン、カミース、ノ譬うミaン等が挙げられ、又窒素
源としては硫安、塩安、リン安、硝酸ナトリウム、尿素
、ペグトン、カゼイン等、有機窒素、無機窒素、いずれ
も利用できる。
天然栄養源としては、例えば各種糖蜜、コーンステイー
グリカー、オートミール、味液、魚粉、肉エキス、酵母
、酵母エキス、ポテトエキス、麦芽エキス等があげられ
る。
無機物としては、例えばリン酸二カリウム、リン酸−ナ
トリウム、硫酸マグネシウム、倣貴金属類などが挙げら
れる。その他、必要に応じてビタミン類等を添加するこ
ともできる。これらの使用濃度としては、0.1〜40
iiチが用いられる。
また醗酵中の発泡を抑制するため、0.0001〜1、
 O重f!に%の消泡剤を添加してもよい。消泡剤とし
ては、シリコーン、大豆油など通常の消泡剤を用いる。
培養方法は、振とう培養、通気培養などの好気的液体培
養が遇しておシ、PHs、o〜8.0、培養温度20℃
〜50℃で1〜6日、望ましくはpH6,5〜7.5.
35〜40℃で2日前後培養する。
エンド型のβ−1,3−グルカナーゼは、菌体外に生産
する酵素であるので、培養終了後、口過又は遠心分離し
て除菌し、上清液を回収する。そして必要に応じてm縮
し、硫安、硫酸ナトリウムによる塩析、又はアセトン、
エタノール、メタノール、イソグロパノールなどの有機
溶剤を加え、酵素を沈澱物として取得し、乾燥、保存す
る。
本発明で好ましく用いられる前記DIC−108株から
のエンド型β−1,3−グルカナーゼの性質を次に示す
エンド型β−1,3−グルカナーゼ (1)  作用 β−1,3−グルコシル糖化合物、例えばカードラン、
ラミナリン、ノ譬キマン、酵母細胞壁及びその部分分解
物に作用してエンドタイグの加水分解作用を示す。G5
(ラミナリペンタオース)を基質とした時の主分解生成
物はG2とG3である。(図−1,2参照) (2)  作用pJ(範囲及び最適作用−1=−3〜9
の範囲で作用し、最適作用−(は6付近にある。(図−
3参照) (3)  作用1m度範囲及び最適作用温度:約り0℃
〜約70℃まで作用し、最適作用温度は約65℃である
。(図−4参照) (4)  熱安定性: 0.1Mリン酸緩衝液(pH6,0)中、1時間の熱処
理によシ活性は、約50係低下し友。
(5)  精製方法: 本酵素は、培養り過液から硫安65チ飽和で沈澱物とし
て回収後、DIAE −S@phad@x  A −2
5カラムクロマトグラフイー(0,01M  )!Jス
ーHCtバッファ、pi17.5)を行ない食塩濃度0
.2Mで溶出される両分を集める。そして脱塩後CM 
−8・ph鳳d@x C−25カラムクロマトグラフイ
ー(0,01M酢酸バッフイー、pm(6,0)を行っ
て未吸着画分を集め、再度DEAE−8sphad@x
A −25カラムクロマトグラフイー(0〜0.25M
のリニアグラディエンド)により活性画分を集める。次
いでG−10(1”ルロ過クロマトグラフィーにより、
はぼ均一な酵素タン/4り質を得る。
(6)分子量: セファデックスG−100fルクaマドグラフイーによ
る分子量は約27,000と推定された。
次にエンド型β−1,3−グルカナーゼを用いてラミナ
リオリゴ掘を製造する方法について1説明する。
!−1.3−グルコシル糖化合物をa間約0.1〜約3
0重投チ、−2〜−410、好ましくは一5〜ptt 
7の水酷液又は緩衝液にて懸濁し、エンド型β−1,3
−グルカナーゼをIL当り100〜200単位添加し、
反応温度20℃〜70℃、好ましくは40℃〜60℃で
15分〜24時間、好ましくは2時間〜8時間攪拌しな
がら反応させる。尚ここで言うエンド型β−1,3グル
カナーゼ活性の1重位とは、0.OIMのリン酸バッフ
ァー(pH6,0)にカードラン1重ft%を懸濁させ
、それに適量の酵素を加えて水でs、 o IRtとし
、45℃で反応させる。この条件で1時間に1mgのグ
ルコースに相当する還元力を生成する酵素量を言う。
反応後、未分解のβ−1,3−グルコシル糖化合物は、
プ7ナーにて口過又は遠心分離にて除き、上清は冷蔵庫
内又は0〜10℃の条件下で少なくとも一昼夜放置する
と、G6以上の可溶性ラミナリオリゴ糖は大部分が白色
沈殿物として取り出すことができる。
こうして得らnた上清を濃縮乾固又は凍結乾燥すると0
2〜G5のラミナリオリゴ糖の白色粉床を得ることがで
きる。又、目的に応じて活性炭カラムにより6塘を単離
することももちろん任意に行いうる。
(発明の効果) 本発明のラミナリオリゴ糖は、ビフィズス菌に対して以
下に述べる試験結果が示すように、ラミナリビオース、
ラミナリトリオース及びラミナリテトラオースといった
ラミナリオリゴ糖の単独はもちろんのこと、それらを含
有したラミナリオリコ9抛組酸物においても優れた増殖
促進効果を示すものである。
とくにラミナリトリオース、ラミナリテトラオースは大
腸萌等有害菌に対しては資化され難く、ビフィドバクテ
リウム菌に選択的なW源として極めて有効である。
しかもラミナリオリゴ糖は、グルコースがβ−1,3で
直鎖的に結合し友ものである為、その構造上人体内で分
解又は消化吸収されてその効力を失うことなく腸内に到
達し、腸内のビフィズス菌に対して増殖効果を示すもの
と考えられる。
従って、飲食物(乳酸飲料、お菓子類)、薬剤、健康食
品等に添加して用いることにより、ビフィドバクテリウ
ム遍の高濃度維持が可能となる。
尚、本発明によるラミナリオリゴ糖のビフィドバクテリ
ウム菌に対する増殖促進効果は、ビフィドバクテリウム
菌の種類とほとんど関係なく、例えば、ビフィドバクテ
リウム・プリーベ、同ビフィダム、同インファンティス
、同アドレスセンチイス等、すべての人腸内定着ビフィ
ドバクテリウム函で共通して優れた増殖効果を示すもの
である。
次に具体的な実施例を示して詳しく説明する。
文中〔チ〕は重量基準であるものとする。
実施例1 ■エンド型β−1,3グルカナーゼの調製ストレプトマ
イセス・sp、DIC−108(微工研菌沓第6593
号)を酵母エキス0.2 W/マチ、ポリペブト70.
2 v/v %、MgSO4・7H200,IW/マチ
、K2HPO40,2W/v%、からなる培地35tに
植画し、同時に別殺菌したカードラン350gを加えて
70 L Jarにて35℃で40時間通気攪拌培養し
た。得られた培養液231を遠心分離してその上清液を
硫安0.65飽和で塩析し、エンド型β−1,3グルカ
ナーゼ活性を含有した粗酵素標品(1)を得た。
粗酵素(I)を0.01M酢酸バッファー(pH5,0
)にて溶解した(この時タンノリ1度を51119/I
lj以下に調製する)溶液を役付三角フラスコに入れト
ルエン−滴を加えて、45℃のウォーターパス中で一昼
夜放置した。熱処理した酵素浴液中にはエキソ型β−1
,3−グルカナーゼ活性は全く見られず、エンド型β−
1,3−グルカナーゼ(II)が約25,000単位得
られた。
■ラミナリオリゴ糖の調製 カードラン50.9を0.01Mリン酸バッファー(p
l’16.0)1.OAにて懸濁させ、実施例1の■で
得られた酵素(II)を200単位側えて45℃で2時
間分解反応を行なった。
分解反応後の組成物を高速液体クロマトグラフィー(H
PLC)にて分析したところ、G213.71G  2
0.5チ、G11.0チ、G548.9%、G62.8
%、G、 2.8%その他0.3 %のラミナリオリコ
9糖組酸物(冊(図−5参照)が得られた。
尚、HPLCによるラミナリオリゴ糖の分析は分離条件 で行なりた・ 実施例2 実施例1の■と全く同じ反応条件で、分解時間を8時間
行なった後、反応液は活性炭カラム(Vot。
1.0001114)を通加させた。カラムを水5tに
て水洗後、50*EtoH10Aで脱着させ、脱着液を
エバポレーターにてa縮径、凍結乾燥させた。得られた
白色粉末1tI(PLCにて分析したところ、0248
.71 G、 48.9 %その他2.4 % カらな
るラミナリオリゴ1!(IV)(図−6参照)が得られ
た。
試験例1 供試菌株としてビフィドバクテリウム属菌ではビフィド
バクテリウム ブレーベ(Blfldobaeterl
umbr・マe)、ビフィドバクテリウム ピッイブラ
ム(B、 blfidum ) ATCC15696、
ビフイドパクテリウムアドレスセンチイス(B、 ad
oleseent1g’) ATCC157031!−
用いた。比較歯株としてはラクトバシルス カゼイ(L
aetobaelllus canal ) 、ストレ
プトコッカスフェカリス(Str@ptococcus
 fa@cal1g)、大腸菌としてEmch@rla
hla call JC−:2、E、collIFO−
12734、及びE、 eol l IFO−3543
を用いた。
試験方法としては矢沢らの方法(Chem、 Phar
m。
Bull、 26(11)3306−3311(′78
) )に準じて行なった。
既ち、6菌に対するそれぞれの2信置度の培地を高圧滅
菌し、別に高圧滅菌した糖溶液を同容量加え、静置培養
にて37℃で1〜4日間培誉した。
その培養液をよく混相し、650nmKおける吸光度(
濁度)を測定した。
結果を表−1に示した。
試験に用いたラミナリオリゴ糖(mはとくに大腸菌に対
して資化され難く、糖濃度を高めることにより、ビフィ
ズス菌に対する増殖促進効果は大きくなった。
試験例2 ラミナリオリゴ糖(2)及び(財)よシ各オリが糖を単
離し、前記したビフィドバクテリウム菌の混合物と大腸
菌の利用性について検討した。
図−7に示したように、ラミナリトリオースが最も大腸
菌を増殖させないで、ビフィドバクテリウム菌を増殖さ
せることができる、即ち選択性に優れたラミナリオリゴ
糖であり、ビフィドバクテリウム菌の増殖物質として優
れたものであることが認められた。
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ラミナリオリゴ糖を有効成分とするビフィドバクテ
    リウム菌の増殖促進組成物。 2、微生物が生産するエンド型β−1,3−グルカナー
    ゼによりβ−1,3−グルコシル糖化合物を処理するこ
    とを特徴としたビフィドバクテリウム菌増殖促進組成物
    の製造法。
JP423486A 1986-01-14 1986-01-14 ビフイドバクテリウム菌増殖促進組成物及びその製造法 Pending JPS62163685A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP423486A JPS62163685A (ja) 1986-01-14 1986-01-14 ビフイドバクテリウム菌増殖促進組成物及びその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP423486A JPS62163685A (ja) 1986-01-14 1986-01-14 ビフイドバクテリウム菌増殖促進組成物及びその製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62163685A true JPS62163685A (ja) 1987-07-20

Family

ID=11578866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP423486A Pending JPS62163685A (ja) 1986-01-14 1986-01-14 ビフイドバクテリウム菌増殖促進組成物及びその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62163685A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002098433A1 (fr) * 2001-06-01 2002-12-12 Ajinomoto Co., Inc. Medicaments pour les maladies intestinales
CN106755012A (zh) * 2015-11-25 2017-05-31 中国科学院大连化学物理研究所 一种内切β-1,3-葡聚糖酶编码基因及其酶和制备方法与应用

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002098433A1 (fr) * 2001-06-01 2002-12-12 Ajinomoto Co., Inc. Medicaments pour les maladies intestinales
CN106755012A (zh) * 2015-11-25 2017-05-31 中国科学院大连化学物理研究所 一种内切β-1,3-葡聚糖酶编码基因及其酶和制备方法与应用
CN106755012B (zh) * 2015-11-25 2020-06-30 中国科学院大连化学物理研究所 一种内切β-1,3-葡聚糖酶编码基因及其酶和制备方法与应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH051718B2 (ja)
KR19990022043A (ko) 신규 셀룰로스 생산균
JPS62198366A (ja) キチン分解物の食品素材
JPS62163685A (ja) ビフイドバクテリウム菌増殖促進組成物及びその製造法
JPS63304990A (ja) 菌体内有効成分の抽出方法
US4990451A (en) Process for the preparation of inulase
JP2620795B2 (ja) コロミン酸の製造法
JP3656762B2 (ja) ラミナリトリオースの製造法
JPS6041483A (ja) 難消化性多糖類の分解能を有する菌体培養液の製造法
JPS6192589A (ja) ラミナリペンタオ−スの製造法
JPS61236790A (ja) ガラクトオリゴ糖の製造法
JP3556704B2 (ja) β−ガラクトシダーゼ
JPH0317839B2 (ja)
JPH062057B2 (ja) 新規β−ガラクトシダ−ゼA及びその製造法
JP3079183B2 (ja) 褐藻分解物の製造法
JPH0412951B2 (ja)
KR100479359B1 (ko) 신규 해조류 분해
JPS61280277A (ja) キトサナ−ゼの製造法
JPH0797987B2 (ja) 新規なβ−アガラーゼ及びその製造法
JPH02238888A (ja) 微生物セルロース性物質の製造法
JP3812954B2 (ja) イソマルトシルフラクトシドの製造方法
JPH04271791A (ja) 紅藻類アマノリ属海藻オリゴ糖の製造法
JPH05279377A (ja) 新規二糖類化合物及びその製造法
JP2005224230A (ja) 新規なトリコデルマ菌株と、それによって生産される酵素とその製法、その酵素を用いた機能性糖類の製法、及びその糖類を含む機能性保健食品
JPH04237491A (ja) 新規なキチナーゼとその製造法