JPS6216007Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6216007Y2 JPS6216007Y2 JP7951479U JP7951479U JPS6216007Y2 JP S6216007 Y2 JPS6216007 Y2 JP S6216007Y2 JP 7951479 U JP7951479 U JP 7951479U JP 7951479 U JP7951479 U JP 7951479U JP S6216007 Y2 JPS6216007 Y2 JP S6216007Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- resonator
- dielectric
- cap
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 229910001374 Invar Inorganic materials 0.000 description 2
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- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はマイクロ波帯で使用される誘電体共振
器の改良に関する。
器の改良に関する。
従来、マイクロ波帯の高周波電子回路に用いら
れる共振器には第１図に示す如き空胴形の共振器
が用いられている。ところがこの共振器は温度に
対する周波数の安定のために空胴の外筐１および
円柱２とに熱膨張係数の少ないインバー等の合金
を用いているため非常に高価である。そのため最
近、強誘電体を用いた安価な共振器が開発されて
いる。第２図は円筒形の強誘電体を用いたもので
ａ図は円筒３の両開放端に高周波端子４，４′を
設けた透過形、ｂ図は円筒３の一端を閉止し他端
に高周波端子４を設けた反射形である。このよう
な誘電体共振器には次のような欠点がある。即
ち、この共振器の共振周波数は強誘電体の円筒３
の長さ及び、円筒側面とキヤツプ５との間に生ず
るフリンジングの容量によつてきまるが、フリン
ジンングの容量が空気中の湿度の影響を受けて変
るため、共振周波数が湿度により変化することで
ある。これは高い周波数安定度が必要な場合この
影響は無視できないものである。本考案はこの欠
点を改良するために案出されたものである。
れる共振器には第１図に示す如き空胴形の共振器
が用いられている。ところがこの共振器は温度に
対する周波数の安定のために空胴の外筐１および
円柱２とに熱膨張係数の少ないインバー等の合金
を用いているため非常に高価である。そのため最
近、強誘電体を用いた安価な共振器が開発されて
いる。第２図は円筒形の強誘電体を用いたもので
ａ図は円筒３の両開放端に高周波端子４，４′を
設けた透過形、ｂ図は円筒３の一端を閉止し他端
に高周波端子４を設けた反射形である。このよう
な誘電体共振器には次のような欠点がある。即
ち、この共振器の共振周波数は強誘電体の円筒３
の長さ及び、円筒側面とキヤツプ５との間に生ず
るフリンジングの容量によつてきまるが、フリン
ジンングの容量が空気中の湿度の影響を受けて変
るため、共振周波数が湿度により変化することで
ある。これは高い周波数安定度が必要な場合この
影響は無視できないものである。本考案はこの欠
点を改良するために案出されたものである。
このため本考案の誘電体共振器においては、強
誘電体にて円筒を形成し、該円筒の内周面および
外周面に金属層を形成し、さらに該円筒の両開放
端に高周波端子を有する金属製キヤツプを気密状
に接着し成ることを特徴とするものである。
誘電体にて円筒を形成し、該円筒の内周面および
外周面に金属層を形成し、さらに該円筒の両開放
端に高周波端子を有する金属製キヤツプを気密状
に接着し成ることを特徴とするものである。
以下、添付図面に基づいて本考案の実施例つき
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第３図に実施例の断面図を示す。図において６
は円筒形に形成した強誘電体であつて、その内周
面および外周面には金属層７および７′を形成し
ている。８は金属製のキヤツプであつてガラス９
等により高周波端子１０を取着している。この金
属キヤツプ８は誘電体６の開放端を塞ぐように、
金属層７′に気密に溶接又はロール付け等りによ
り接着されている。
は円筒形に形成した強誘電体であつて、その内周
面および外周面には金属層７および７′を形成し
ている。８は金属製のキヤツプであつてガラス９
等により高周波端子１０を取着している。この金
属キヤツプ８は誘電体６の開放端を塞ぐように、
金属層７′に気密に溶接又はロール付け等りによ
り接着されている。
このように構成された本考案の誘電体共振器は
密閉構造となつているため外気の湿度が変化して
もその影響を受けることは全くない。なお金属キ
ヤツプにインバー又はコバール等の熱膨張係数の
小さい材料を用いれば温度に対しても安定した性
能を有するものが得られる。
密閉構造となつているため外気の湿度が変化して
もその影響を受けることは全くない。なお金属キ
ヤツプにインバー又はコバール等の熱膨張係数の
小さい材料を用いれば温度に対しても安定した性
能を有するものが得られる。
以上説明した如く本考案の誘電体共振器は、円
筒形誘電体の開放端にキヤツプを気密に封止する
ことにより空気中の湿度の影響を除き、その共振
周波数を安定せしめることを可能としたものであ
る。
筒形誘電体の開放端にキヤツプを気密に封止する
ことにより空気中の湿度の影響を除き、その共振
周波数を安定せしめることを可能としたものであ
る。
第１図は従来の空胴形共振器の断面図、第２図
は従来の透過形および反射形誘電体共振器の断面
図、第３図は本考案にかかる実施例の誘電体共振
器の断面図である。 ６……誘電体、７，７′……金属層、８……金
属製キヤツプ、１０……高周波端子。
は従来の透過形および反射形誘電体共振器の断面
図、第３図は本考案にかかる実施例の誘電体共振
器の断面図である。 ６……誘電体、７，７′……金属層、８……金
属製キヤツプ、１０……高周波端子。
Claims (1)
- 強誘電体にて円筒を形成し、該円筒の内周面お
よび外周面に金属層を形成し、さらに該円筒の両
開放端に高周波端子を有する金属製キヤツプを気
密状に接着して成る誘電体共振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7951479U JPS6216007Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7951479U JPS6216007Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55179402U JPS55179402U (ja) | 1980-12-23 |
| JPS6216007Y2 true JPS6216007Y2 (ja) | 1987-04-23 |
Family
ID=29312914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7951479U Expired JPS6216007Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6216007Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4548876B2 (ja) * | 1999-09-29 | 2010-09-22 | 京セラ株式会社 | 高周波用誘電体磁器組成物およびこれを用いた誘電体共振器 |
-
1979
- 1979-06-13 JP JP7951479U patent/JPS6216007Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55179402U (ja) | 1980-12-23 |
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