JPS6131619B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6131619B2 JPS6131619B2 JP52123131A JP12313177A JPS6131619B2 JP S6131619 B2 JPS6131619 B2 JP S6131619B2 JP 52123131 A JP52123131 A JP 52123131A JP 12313177 A JP12313177 A JP 12313177A JP S6131619 B2 JPS6131619 B2 JP S6131619B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- hermetic
- outer frame
- lead terminal
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 15
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 12
- 239000005394 sealing glass Substances 0.000 claims 3
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 10
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 5
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 229910000833 kovar Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 241000405147 Hermes Species 0.000 description 1
- 238000003486 chemical etching Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電子デバイス特に水晶振動子を格納す
る気密外囲器のハーメチツク端子構造に関する。
詳しくは気密信頼性の高い小型ハーメチツク端子
を供給することを目的とする。
る気密外囲器のハーメチツク端子構造に関する。
詳しくは気密信頼性の高い小型ハーメチツク端子
を供給することを目的とする。
近来水晶振動子は、ホトリゾグラフイー技術と
物理的、あるいは化学的エツチング技術を応用し
た成形加工技術が実用される段階となり、従来の
機械的成形加工法に比較して飛躍的に小型化さ
れ、特に腕時計用時間標準に多用されている音叉
型水晶振動子においては、なみが0.05mm、長さが
4mm、巾が0.6mmもの小型の振動子がその性能を
実用的にそこなうことなく生産されるに致つてい
る。
物理的、あるいは化学的エツチング技術を応用し
た成形加工技術が実用される段階となり、従来の
機械的成形加工法に比較して飛躍的に小型化さ
れ、特に腕時計用時間標準に多用されている音叉
型水晶振動子においては、なみが0.05mm、長さが
4mm、巾が0.6mmもの小型の振動子がその性能を
実用的にそこなうことなく生産されるに致つてい
る。
水晶振動子は、その性能を十分に発揮するた
め、通常は真空中に保持しなければならずこのた
め気密性をもつた外囲器に格納している、この気
密外囲器には、内部の振動子を励振させるために
外部からの電力供給、あるいは振動している信号
を外部に導出するための複数の絶縁したリード端
子が必要である。第1図は従来の水晶振動子ユニ
ツトの構造例を示したものであるが、2a,2b
が、このリード端子である。リード端子は相互
に、又金属外枠4、ケース5あるいは6と電気的
に絶縁とする必要があり、ハーメガラス3でそれ
ぞれを固定一体化している。通常金属外枠4とリ
ード端子2a,2b、ハーメガラス3からなる部
分をハーメチツク端子と呼ばれている。もちろ
ん、金属外枠はリングに限定させるものではな
く、又リード端子も2本に限定されるものでもな
いことは言うまでもない。このハーメチツク端子
は気密外囲器を構成するものであるから、当然ガ
スリークのない気密性が要求される。従つて、ハ
〓〓〓〓
ーメガラスとリード端子、及びハーメガラスと外
枠はガスリークがない様に密着している必要があ
る。このため、1例として外枠、リード端子の材
質にコバールを用い、ハーメガラスに、このコバ
ールと同じ熱膨張係数を持つコバーガラスを用い
て気密性を保持させる工夫がなされている。
め、通常は真空中に保持しなければならずこのた
め気密性をもつた外囲器に格納している、この気
密外囲器には、内部の振動子を励振させるために
外部からの電力供給、あるいは振動している信号
を外部に導出するための複数の絶縁したリード端
子が必要である。第1図は従来の水晶振動子ユニ
ツトの構造例を示したものであるが、2a,2b
が、このリード端子である。リード端子は相互
に、又金属外枠4、ケース5あるいは6と電気的
に絶縁とする必要があり、ハーメガラス3でそれ
ぞれを固定一体化している。通常金属外枠4とリ
ード端子2a,2b、ハーメガラス3からなる部
分をハーメチツク端子と呼ばれている。もちろ
ん、金属外枠はリングに限定させるものではな
く、又リード端子も2本に限定されるものでもな
いことは言うまでもない。このハーメチツク端子
は気密外囲器を構成するものであるから、当然ガ
スリークのない気密性が要求される。従つて、ハ
〓〓〓〓
ーメガラスとリード端子、及びハーメガラスと外
枠はガスリークがない様に密着している必要があ
る。このため、1例として外枠、リード端子の材
質にコバールを用い、ハーメガラスに、このコバ
ールと同じ熱膨張係数を持つコバーガラスを用い
て気密性を保持させる工夫がなされている。
腕時計用時間標準に用いられる水晶振動子ユニ
ツトは、腕時計をより小さく薄くしたいと言う市
場要求から、より小型のものが強く望まれてい
る。特に前述の通り振動子自体が小型化している
現状では一層その要望は強烈となつている。しか
るに気密性を保証するため外囲器のハーメチツク
端子部分が小さくならないため、この要望を満た
すことが出来なかつた。即ち、例えばハーメチツ
ク端子の高さ(第1図Bのlの長さ)を低くする
と、外囲器の外側と内側とのシール距離が短かく
なつてしまうため、リード端子を他の電子回路基
板等に固着する場合、リード端子に外力を加えた
り、又半田付け作業等を行なう場合熱的シヨツク
を与えるため、気密性が損なわれてしまうことが
頻発するため、このシール距離は短かく出来なか
つたのである。
ツトは、腕時計をより小さく薄くしたいと言う市
場要求から、より小型のものが強く望まれてい
る。特に前述の通り振動子自体が小型化している
現状では一層その要望は強烈となつている。しか
るに気密性を保証するため外囲器のハーメチツク
端子部分が小さくならないため、この要望を満た
すことが出来なかつた。即ち、例えばハーメチツ
ク端子の高さ(第1図Bのlの長さ)を低くする
と、外囲器の外側と内側とのシール距離が短かく
なつてしまうため、リード端子を他の電子回路基
板等に固着する場合、リード端子に外力を加えた
り、又半田付け作業等を行なう場合熱的シヨツク
を与えるため、気密性が損なわれてしまうことが
頻発するため、このシール距離は短かく出来なか
つたのである。
本発明はかかる欠点を改善し、小型の外囲器を
提供せんと種々検討した結果得られたものであ
る。
提供せんと種々検討した結果得られたものであ
る。
本発明の詳細とその効果を次に具体例を挙げて
説明する。
説明する。
第2図は本発明の1具体例であり、リード端子
8を90゜折り曲げ、その部分をハーメガラス7で
くるんだ状態にしたものであり、これにより、リ
ード端子のシール距離は長くなり、気密性は向上
する。なお、9は金属外枠で10はケースであ
る。金属外枠とケースは通常ロー付けされてい
る。第3図は、リード端子12を、ハーメガラス
11中で複数折り曲げ12aした本発明の具体例
である。尚この図で13は金属外枠である。第4
図は第2図と同様であるが、大気側で折り曲げた
リード端子16をガラス15でおおつたものであ
る。尚この図で17は金属外枠、18はケースで
ある。第5図は、リード端子20をZ状に折り曲
げ、ハーメガラス19でおおつた状態のものであ
り、本発明の1例である。尚この図で21は金属
外枠、22はケースである。第2図〜第5図は、
ケースのフランジ部分で、第1図Bの様に圧接
し、気密封止する構造における例を示したもので
あり、第6図は、本発明のハーメチツク端子を用
いた水晶振動子ユニツト例である。28は水晶振
動子、29,30はリード端子、31はハーメガ
ラス、32は金属性外枠、33はケースである。
ハーメガラス高さl1を低くしてもリード端子のシ
ール距離は短かくならないことから、気密信頼性
を損なうことがない。そして、外囲器を薄型に出
来ることになる。第7図は、圧入による気密封止
構造の具体例を示したもので、27はキヤツプ、
25は金属外枠、23はガラスおよび26は水晶
を示し、同様にl2を低くしてもリード端子24
a,24bのシール距離が短かくならず、ユニツ
トの高さl3を低くする効果が出てくる。
8を90゜折り曲げ、その部分をハーメガラス7で
くるんだ状態にしたものであり、これにより、リ
ード端子のシール距離は長くなり、気密性は向上
する。なお、9は金属外枠で10はケースであ
る。金属外枠とケースは通常ロー付けされてい
る。第3図は、リード端子12を、ハーメガラス
11中で複数折り曲げ12aした本発明の具体例
である。尚この図で13は金属外枠である。第4
図は第2図と同様であるが、大気側で折り曲げた
リード端子16をガラス15でおおつたものであ
る。尚この図で17は金属外枠、18はケースで
ある。第5図は、リード端子20をZ状に折り曲
げ、ハーメガラス19でおおつた状態のものであ
り、本発明の1例である。尚この図で21は金属
外枠、22はケースである。第2図〜第5図は、
ケースのフランジ部分で、第1図Bの様に圧接
し、気密封止する構造における例を示したもので
あり、第6図は、本発明のハーメチツク端子を用
いた水晶振動子ユニツト例である。28は水晶振
動子、29,30はリード端子、31はハーメガ
ラス、32は金属性外枠、33はケースである。
ハーメガラス高さl1を低くしてもリード端子のシ
ール距離は短かくならないことから、気密信頼性
を損なうことがない。そして、外囲器を薄型に出
来ることになる。第7図は、圧入による気密封止
構造の具体例を示したもので、27はキヤツプ、
25は金属外枠、23はガラスおよび26は水晶
を示し、同様にl2を低くしてもリード端子24
a,24bのシール距離が短かくならず、ユニツ
トの高さl3を低くする効果が出てくる。
以上、述べた通り、本発明によれば、気密信頼
性を損なうことなく、ハーメチツク端子を小型
に、更には気密外囲器を小型にする効果を有する
のであり、腕時計の時間標準に用いる、水晶振動
子ユニツト用の外囲器に好適であり、工学的価値
は甚大である。
性を損なうことなく、ハーメチツク端子を小型
に、更には気密外囲器を小型にする効果を有する
のであり、腕時計の時間標準に用いる、水晶振動
子ユニツト用の外囲器に好適であり、工学的価値
は甚大である。
第1図A,Bは、従来例を示すもので、Aは正
面図、Bは側面断面図である。第2図〜第6図は
本発明の具体例を示す側面図である。第7図は本
発明によるハーメチツク端子を用いた水晶振動子
ユニツトの実施例を示す。 9,13,17,21,25,32……金属外
枠、8,12,16,20,24a,24b,2
9,30……リード端子、7,11,15,1
9,23,31……ハーメガラス。 〓〓〓〓
面図、Bは側面断面図である。第2図〜第6図は
本発明の具体例を示す側面図である。第7図は本
発明によるハーメチツク端子を用いた水晶振動子
ユニツトの実施例を示す。 9,13,17,21,25,32……金属外
枠、8,12,16,20,24a,24b,2
9,30……リード端子、7,11,15,1
9,23,31……ハーメガラス。 〓〓〓〓
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも金属性外枠、シールガラス、リー
ド端子より構成する気密外囲器用ハーメチツク端
子において、シールガラス中に植設されている部
分のリード端子が曲折していることを特徴とする
ハーメチツク端子。 2 特許請求の範囲第1項記載のハーメチツク端
子において、シールガラスは金属性外枠の高さl
より高くなつていることを特徴とするハーメチツ
ク端子。 3 特許請求の範囲第1項もしくは第2項に記載
のハーメチツク端子において、外側のリード端子
と内側のリード端子の方向が同一でないことを特
徴とするハーメチツク端子。 4 特許請求の範囲第1項もしくは第2項に記載
のハーメチツク端子において、外側のリード端子
と内側のリード端子の方向が同一で、シールガラ
スに植設された部分において曲折していることを
特徴とするハーメチツク端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12313177A JPS5457163A (en) | 1977-10-14 | 1977-10-14 | Hermetic terminal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12313177A JPS5457163A (en) | 1977-10-14 | 1977-10-14 | Hermetic terminal |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5457163A JPS5457163A (en) | 1979-05-08 |
JPS6131619B2 true JPS6131619B2 (ja) | 1986-07-21 |
Family
ID=14852940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12313177A Granted JPS5457163A (en) | 1977-10-14 | 1977-10-14 | Hermetic terminal |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5457163A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0241945Y2 (ja) * | 1980-07-26 | 1990-11-08 | ||
JPS57176819A (en) * | 1981-04-24 | 1982-10-30 | Toyo Commun Equip Co Ltd | Airtight container for piezoelectric device |
JPS583615U (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-11 | 株式会社フジ電科 | 水晶振動子の気密端子ステム |
JPS63289848A (ja) * | 1987-05-22 | 1988-11-28 | Fujitsu Ltd | 電子回路部品用パッケ−ジ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5331185Y2 (ja) * | 1973-09-22 | 1978-08-03 | ||
JPS51117575U (ja) * | 1975-03-18 | 1976-09-24 | ||
JPS5413579Y2 (ja) * | 1975-06-03 | 1979-06-08 | ||
JPS5937971Y2 (ja) * | 1976-03-09 | 1984-10-22 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 気密端子 |
-
1977
- 1977-10-14 JP JP12313177A patent/JPS5457163A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5457163A (en) | 1979-05-08 |
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