JPS6019385Y2 - 音叉型圧電振動子 - Google Patents
音叉型圧電振動子Info
- Publication number
- JPS6019385Y2 JPS6019385Y2 JP1980176331U JP17633180U JPS6019385Y2 JP S6019385 Y2 JPS6019385 Y2 JP S6019385Y2 JP 1980176331 U JP1980176331 U JP 1980176331U JP 17633180 U JP17633180 U JP 17633180U JP S6019385 Y2 JPS6019385 Y2 JP S6019385Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tuning fork
- piezoelectric vibrator
- fork type
- type piezoelectric
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は音叉型圧電振動子を収容する気密容器及びこの
容器に振動子を固定する構造に関する。
容器に振動子を固定する構造に関する。
本考案の目的は、気密端子と振動子の固定構造を合理化
することによって、より小型で低価格の音叉型圧電振動
子を提供することである。
することによって、より小型で低価格の音叉型圧電振動
子を提供することである。
以下本考案の詳細を図を用いて説明しよう。
第１図は従来の実施例である。
薄型の水晶振動子１は気密端子２を貫通してケース内に
突出する２本のリードピン３，３′にまたがって固定さ
れている。
突出する２本のリードピン３，３′にまたがって固定さ
れている。
リードピン３，３′は振動子を支持固定するとともに、
電極リードとしての機能も兼ねている。
電極リードとしての機能も兼ねている。
本例においては、気密端子の構造が複雑であるため高価
であり、また気密上の信頼性の観点からも小型化が困難
であった。
であり、また気密上の信頼性の観点からも小型化が困難
であった。
本考案はこのような気密端子を廃止することにより、前
記欠点を解消しようとするものである。
記欠点を解消しようとするものである。
第２図は本考案に関する気密端子の構造を説明する図で
ある。
ある。
半焼成されたセラミックでできた大小２コの半円筒形状
の部材４，５において、少なくとも大きい部材４の上に
は図でみるように金属ペーストが帯状６，６′に付与さ
れている。
の部材４，５において、少なくとも大きい部材４の上に
は図でみるように金属ペーストが帯状６，６′に付与さ
れている。
また両部材の外周部７にもペースト付与する。
これら２部材を押し合せて焼成すると、両者は固く結合
するとともに金属膜はセラミック上に固着する。
するとともに金属膜はセラミック上に固着する。
第２ｂ図はこうしてできた気密端子の概観図である。
第３図は前記の気密端子上に薄型音叉型水晶振動子１を
固着させた状態を示している。
固着させた状態を示している。
振動子の電極と気密端子上の金属バラ）−６，６’の間
はハンダあるいは導電ペースト等の導電材で固着さであ
る。
はハンダあるいは導電ペースト等の導電材で固着さであ
る。
真空気密容器を作るには、内周にハンダ等の歌い金属膜
を形成した同筒形状の金属キャップを真空中で前記気密
端子に押し込めばよい。
を形成した同筒形状の金属キャップを真空中で前記気密
端子に押し込めばよい。
金属バッド６．６′の気密容器の外側の部分によって振
動子の電極と回路等との接続がなされる。
動子の電極と回路等との接続がなされる。
本例を第１図の従来例と比較するなら構造が簡単であり
、小型化が可能であるので、気密容器は振動子ぎりぎり
の大きさで小型になる。
、小型化が可能であるので、気密容器は振動子ぎりぎり
の大きさで小型になる。
第４図は本考案の他の実施例である。
第４ａ図は気密端子９を示すものであり、金属膜は中心
面１１．１１’及び端面８，８′に焼きつけてあり、電
気的に１１と８．１１′と８′はつながっている。
面１１．１１’及び端面８，８′に焼きつけてあり、電
気的に１１と８．１１′と８′はつながっている。
この気密端子の製造工程は前述のものと同じてあ。
第４ｂ図は第４ａ図の気密端子９を偏平形の収納ケース
に固着したものであり、収納ケースを構成する下側金属
ケース１３の穴部１３ａと筒状気密端子９の金属膜１０
部分とをろうづけ等の方法で気密固定される。
に固着したものであり、収納ケースを構成する下側金属
ケース１３の穴部１３ａと筒状気密端子９の金属膜１０
部分とをろうづけ等の方法で気密固定される。
気密端子９の先端に設けられた金属膜８，８′に音叉型
圧電振動子１の基部電極を固着して導通と固定をなし、
その後上側金属ケース１２を下側金属ケース１３に載置
し、周辺のフランジ部を真空中で冷間接して気密容器を
完成している。
圧電振動子１の基部電極を固着して導通と固定をなし、
その後上側金属ケース１２を下側金属ケース１３に載置
し、周辺のフランジ部を真空中で冷間接して気密容器を
完成している。
本例においても気密容器が単純化されているため、小型
化及び低価格化への寄与は大きい。
化及び低価格化への寄与は大きい。
なお、以上においては振動子としては薄型の水晶振動子
を用いて説明してきたが、これは質量がきわめて小さい
ため、本考案のような固定構造に特に適しているからで
ある。
を用いて説明してきたが、これは質量がきわめて小さい
ため、本考案のような固定構造に特に適しているからで
ある。
したがって、タンタル酸リチウム等水晶以外の圧電材を
用いた振動子についても適用可能であり、また適当な緩
衝材を用いることにより機械的な加工方法によって作ら
れた原型の振動子においても用いられる。
用いた振動子についても適用可能であり、また適当な緩
衝材を用いることにより機械的な加工方法によって作ら
れた原型の振動子においても用いられる。
本考案の構成によれば、気密端子を筒状セラミック材で
形成するとともに、その気密端子のケース内に配置され
る部分に音叉型圧電振動子の基部を接着固定する固定電
極パターン部と、気密端子の内外を貫通する導通電極パ
ターン部と、ケース外で他の電子部品と接続する接続電
極パターン部とを設け、更に筒状セラミック材の外周に
金属ケースを直接接着固定しであるので、次のような効
果をもたらす。
形成するとともに、その気密端子のケース内に配置され
る部分に音叉型圧電振動子の基部を接着固定する固定電
極パターン部と、気密端子の内外を貫通する導通電極パ
ターン部と、ケース外で他の電子部品と接続する接続電
極パターン部とを設け、更に筒状セラミック材の外周に
金属ケースを直接接着固定しであるので、次のような効
果をもたらす。
ａ セラミック部材が気密端子部だけであり、ケースは
金属でできているので、従来ケースまでセラミックで形
成していたものに対して十分な小型が図れる。
金属でできているので、従来ケースまでセラミックで形
成していたものに対して十分な小型が図れる。
ｂ 電極パターンでケース内外の導通をなすものなので
、部品数が少なく低コスト化が図れるものである。
、部品数が少なく低コスト化が図れるものである。
第１図は従来の実施例を示す斜視図。
第２図は本考案にかかる気密端子の斜視図であり、ａ図
は組立説明図、ｂ図は気密端子斜視図である。 第３図は第２図の気密端子に音叉型圧電振動子を固定し
た構造の斜視図。 第４図は本考案にかかる他の実施例を示し、ａ図は気密
端子の斜視図、ｂ図は容器の断面図である。 １・・・・・・圧電振動子、４，５・・・・・・気密端
子、９・・・・・・気密端子。
は組立説明図、ｂ図は気密端子斜視図である。 第３図は第２図の気密端子に音叉型圧電振動子を固定し
た構造の斜視図。 第４図は本考案にかかる他の実施例を示し、ａ図は気密
端子の斜視図、ｂ図は容器の断面図である。 １・・・・・・圧電振動子、４，５・・・・・・気密端
子、９・・・・・・気密端子。
Claims (1)
- 音叉型圧電振動子収納ケースにおいて、ケースとは別体
に設けられた筒状の気密端子をセラミック部材で形成す
るとともに、前記セラミック部材には前記収納ケース内
で前記音叉型圧電振動子の基部を接続固定する固定電極
パターン部と、前記気密端子の内外を貫通する導通電極
パターン部と、前記ケース外での他の電子部品と接続す
る接続電極パターン部が設けられており、更に前記セラ
ミック部材の外周に金属ケースを直接接着固定したこと
を特徴とする音叉型圧電振動子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980176331U JPS6019385Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | 音叉型圧電振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980176331U JPS6019385Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | 音叉型圧電振動子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5690019U JPS5690019U (ja) | 1981-07-18 |
| JPS6019385Y2 true JPS6019385Y2 (ja) | 1985-06-11 |
Family
ID=29686971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980176331U Expired JPS6019385Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | 音叉型圧電振動子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6019385Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-09 JP JP1980176331U patent/JPS6019385Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5690019U (ja) | 1981-07-18 |
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