JPS5842966B2 - 水晶振動子ユニット - Google Patents
水晶振動子ユニットInfo
- Publication number
- JPS5842966B2 JPS5842966B2 JP51138068A JP13806876A JPS5842966B2 JP S5842966 B2 JPS5842966 B2 JP S5842966B2 JP 51138068 A JP51138068 A JP 51138068A JP 13806876 A JP13806876 A JP 13806876A JP S5842966 B2 JPS5842966 B2 JP S5842966B2
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- JP
- Japan
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- crystal resonator
- crystal
- equivalent circuit
- lead
- capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013078 crystal Substances 0.000 title claims description 36
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 2
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 9
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 8
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/15—Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material
- H03H9/21—Crystal tuning forks
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、水晶振動子の構造に関するものである。
従来の水晶振動子は、2本以上のリード端子を有し、か
つ同一シールド部により引き出されているものでは、シ
ールド部において2本のリード端子間に浮遊容量が生じ
てしまう。
つ同一シールド部により引き出されているものでは、シ
ールド部において2本のリード端子間に浮遊容量が生じ
てしまう。
この値はシールド材質、リード端子間距離等にも左右さ
れる。
れる。
よって、水晶振動子のカット技術が高度であっても、水
晶振動子の電気的等価回路としてはシールド部の影響に
より同じものは得にくい。
晶振動子の電気的等価回路としてはシールド部の影響に
より同じものは得にくい。
まだ、発振周波数が低い場合は損失(tanδ)が大き
く、Q値を低下させてしまう欠点がある。
く、Q値を低下させてしまう欠点がある。
第1図イは、水晶振動子の電気的等価回路を示す。
C0は水晶片と電極間隙に存在する容量、Cは水晶片を
誘電体として取り扱ったときの容量、Lo、co、Ro
の直列回路は振動片の振動特性に対する電気的等価回路
を示している。
誘電体として取り扱ったときの容量、Lo、co、Ro
の直列回路は振動片の振動特性に対する電気的等価回路
を示している。
すなわち、Loは振動に対して作用する水晶片質量の等
価電気量、Coは実効機械的服従の等価電気量、Roは
機械的摩擦の等価電気量である。
価電気量、Coは実効機械的服従の等価電気量、Roは
機械的摩擦の等価電気量である。
Lo、co、R8およびCの大きさは水晶片の切り方、
寸法およびそのときの機械的振動姿態で異なるが、一般
的にco、Roは非常に小さく、振動子のQ値は著しく
高く3万以上をもっている。
寸法およびそのときの機械的振動姿態で異なるが、一般
的にco、Roは非常に小さく、振動子のQ値は著しく
高く3万以上をもっている。
また、C/Coも非常に大きく、これは外部回路が水晶
片におよばず影響の少ないことを示しており、水晶片が
発振回路に組み込まれたときの実効Qは実際のQとあま
り差がないことになるが、前記のごときリード端子のシ
ールド材質による損失(tanδ)は、水晶振動子と並
列回路として存在するがために実効Qは実際のQと差を
もつ。
片におよばず影響の少ないことを示しており、水晶片が
発振回路に組み込まれたときの実効Qは実際のQとあま
り差がないことになるが、前記のごときリード端子のシ
ールド材質による損失(tanδ)は、水晶振動子と並
列回路として存在するがために実効Qは実際のQと差を
もつ。
C/Coの値は一般的に120以上、1/2πfoCの
値はR8に比べて大きいので、共振周波数においては端
子間からみたインピーダンスは純抵抗となる。
値はR8に比べて大きいので、共振周波数においては端
子間からみたインピーダンスは純抵抗となる。
ここで第1図イは、第1図口に等価回路交換が成立し
以上のようなことから、水晶振動子の共振周波数foを
△foだけずれたところに設定して水晶片の製造を行え
るように、C1に対して充分に大きな容量Crを持つコ
ンデンサを水晶片と直列に接続1Cr してもC1−! で、C1の変化は実際にC
1+C。
△foだけずれたところに設定して水晶片の製造を行え
るように、C1に対して充分に大きな容量Crを持つコ
ンデンサを水晶片と直列に接続1Cr してもC1−! で、C1の変化は実際にC
1+C。
大きな問題とならない。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、前記のよう
な欠点を除去することを目的とし、リード端子間に生じ
る浮遊容量や損失(tanδ)が生じないように、1本
のリード端子をシールドし、他をコンデンサ端子とし別
に設けることにより、リード端子部を含めた水晶振動子
の電気的等価回路と実際の水晶片の電気的等価回路を一
致させるものである。
な欠点を除去することを目的とし、リード端子間に生じ
る浮遊容量や損失(tanδ)が生じないように、1本
のリード端子をシールドし、他をコンデンサ端子とし別
に設けることにより、リード端子部を含めた水晶振動子
の電気的等価回路と実際の水晶片の電気的等価回路を一
致させるものである。
以下添付図面に示す一実施例に基づき、本発明を説明す
る。
る。
第2図は、本発明を利用した水晶振動子の側断面図を示
す。
す。
1は音叉型水晶片、2は水晶ケース、3および3′はリ
ード線、4はリード端子、5はガラスシールドである。
ード線、4はリード端子、5はガラスシールドである。
8は誘電体で磁器から成っている。
6および7は電極で誘電体8の円板状平面に相対して導
電銀ペーストを印刷し焼き付けられている。
電銀ペーストを印刷し焼き付けられている。
誘電体8の形状は1.5φ×0,4t(mΦ・に成って
いて、水晶ケース2に密封止されている。
いて、水晶ケース2に密封止されている。
7はリード電極端子、8はコンデンサCrに相当するも
のである。
のである。
このような構造は、従来にみられる同一シールド部から
2本のリード端子が引き出されているものとはまったく
異なり、1本のリード端子をシールドし、他の端子はコ
ンデンサの電極としたものである。
2本のリード端子が引き出されているものとはまったく
異なり、1本のリード端子をシールドし、他の端子はコ
ンデンサの電極としたものである。
第3図は、第2図を電気的等価回路に置き換えたモデル
であり、前記のごと<C1に対して充分コC1Cr に大きな容量CrはC1−とC1の値を変C1+C。
であり、前記のごと<C1に対して充分コC1Cr に大きな容量CrはC1−とC1の値を変C1+C。
えることがなく、水晶振動子の発振周波数を変えてしま
うことがない。
うことがない。
すなわち、このC4は、水晶振動子の電気的等価回路に
含まないと考えることができる。
含まないと考えることができる。
また、4のリード端子と8のコンデンサCrに設けられ
たリード電極端子は離れたところに位置し、相互間に電
気的影響はおよばない。
たリード電極端子は離れたところに位置し、相互間に電
気的影響はおよばない。
よって、水晶片の電気的等価回路と、リード端子を含め
た水晶振動子の等価回路を一致させ、リード端子におけ
る浮遊容量と損失(tanδ)を除去することができ、
超高振動の水晶振動子の製造が著しく容易となった。
た水晶振動子の等価回路を一致させ、リード端子におけ
る浮遊容量と損失(tanδ)を除去することができ、
超高振動の水晶振動子の製造が著しく容易となった。
第4図は、本発明を利用する電子腕時計の発振回路の一
実施回路例である。
実施回路例である。
9は水晶振動子、10は発振コンデンサ、12は抵抗、
11はインバーター8はコンデンサCrであるが、前記
のととく8のコンデンサCrは電気的等価回路では無い
ものと同じであるから、発振周波数を変えることがなく
、従来の発振回路と変らなく使えるものである。
11はインバーター8はコンデンサCrであるが、前記
のととく8のコンデンサCrは電気的等価回路では無い
ものと同じであるから、発振周波数を変えることがなく
、従来の発振回路と変らなく使えるものである。
第1図イおよび口は、水晶振動子片の電気的等価回路を
示し、第2図は本発明を利用した水晶振動子の側断面図
を示し、この等価回路を第3図に示し、第4図は、本発
明を利用した電子腕時計の発振回路の一実施回路例を示
す。 1・・・・・・水晶片、4・・・・・・リード端子、7
・・・・・・リード電極端子、8・・・・・・コンデン
サ。
示し、第2図は本発明を利用した水晶振動子の側断面図
を示し、この等価回路を第3図に示し、第4図は、本発
明を利用した電子腕時計の発振回路の一実施回路例を示
す。 1・・・・・・水晶片、4・・・・・・リード端子、7
・・・・・・リード電極端子、8・・・・・・コンデン
サ。
Claims (1)
- 1一対の電極が形成された水晶振動子をケース内に装着
した水晶振動子ユニットにおいて、前記ケースには第1
および第2の穴が形成され、前記第1の穴は1本のみリ
ード端子が貫通したガラスにより気密封止され、第2の
穴は内面および外面に電極の施された磁器板が挿入、気
密封止されており、かつ、前記水晶振動子の一対の電極
の一方は前記リード端子に、他方は前記磁器板内面の電
極に接続されていることを特徴とする水晶振動子ユニッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51138068A JPS5842966B2 (ja) | 1976-11-16 | 1976-11-16 | 水晶振動子ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51138068A JPS5842966B2 (ja) | 1976-11-16 | 1976-11-16 | 水晶振動子ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5362493A JPS5362493A (en) | 1978-06-03 |
JPS5842966B2 true JPS5842966B2 (ja) | 1983-09-22 |
Family
ID=15213212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51138068A Expired JPS5842966B2 (ja) | 1976-11-16 | 1976-11-16 | 水晶振動子ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5842966B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61173178U (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-28 | ||
JPS61201375U (ja) * | 1985-06-05 | 1986-12-17 | ||
JPS6244464U (ja) * | 1985-09-04 | 1987-03-17 |
-
1976
- 1976-11-16 JP JP51138068A patent/JPS5842966B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61173178U (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-28 | ||
JPS61201375U (ja) * | 1985-06-05 | 1986-12-17 | ||
JPS6244464U (ja) * | 1985-09-04 | 1987-03-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5362493A (en) | 1978-06-03 |
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