JPS62158668A - 容器用蓋 - Google Patents

容器用蓋

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JPS62158668A
JPS62158668A JP60297932A JP29793285A JPS62158668A JP S62158668 A JPS62158668 A JP S62158668A JP 60297932 A JP60297932 A JP 60297932A JP 29793285 A JP29793285 A JP 29793285A JP S62158668 A JPS62158668 A JP S62158668A
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JP
Japan
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lid
tab
multilayer base
container
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JP60297932A
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雄 高橋
川上 佳彦
顕 伊藤
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、缶1f;j:’4器蓋に関し、特に、各種飲
料缶、スープ缶などの缶様容器の胴部に取付する合成檎
脂を主体とした蓋体に関する。
〔従来の技術〕
胴部と底部と蓋部とから成る各種飲料缶などの缶様容器
については、)l  缶に代表される金属缶がある他、
kl  箔を、酸素など不透過性のすなわちガスバリヤ
−性の基材としたプラスチック類のものもある(特開昭
52−39489号公報)。
従来、かかる缶様容器を構成する盗(特に上蓋)は、一
般に1両面−熱融着性樹Bkiを有するA/ 箔と、予
じめ射出成形によシ作られた樹脂シートとを、接着剤を
用いて後接層することKよシ作られていたが、この方法
では■工程数が増え、コストアップになること■レトル
ト処理等熱履歴によシ成形品が剥離を起すこと■作られ
た製品の落下強度が劣ることC接着剤を使用するので食
品衛生上問題があること等各種の難点があった。
すなわち、当該缶様容器(蓋)の上布にあたっては、コ
ストの面もさることながら、胴部に飲料などの内容物を
充填後にレトルト処理が行われた場合そのレトルト特性
が良いことや製品が落下した場合それに耐え得るだけの
強度をもつことや缶内容物が食品である場合食品衛生上
間期がないことなど、各種の、缶様容器を構成する蓋と
して具備すべき事項が多々あシ、さらに、飲むなど缶内
容物の摂取、取出しなどのためには開缶(関口)が容易
であることが養求される。
本発明者らは、先に、数々の困難性を排除して、熱溶融
可能な樹脂層を有するガスバリヤ−性基材に、@脂を射
出成形して、同時成形による缶様容器蓋を得ることに成
功し、これによシレトルト特性が良好であるなどの上記
した各種要件を備えた缶様容器蓋を得たが、この場合、
射出溶融樹脂とガスバリヤ−性基材の樹脂層とが融けた
状態で熱接着され、開口のための把手部(タブ)が幽該
基材に密着し、その剥離に支障をきたす場合もあるので
、西該基材の表面に印刷インキの塗布などによる易剥離
のための処理を施して、よシ一層、開口に際しての易剥
離性を向上させるように工夫した(特願昭58−124
756号)。しかし、かかる易剥離のための処理は工程
数に増加をもたらしたシ、開口のための把手部(タブ)
の裏面に精度よく印刷インキを塗布することが難しいな
どの難点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、レトルト処理など熱履歴によシ成形品
に剥離を起こすことがなく、製品の落缶強度が高く、食
品衛生性にも優れ、コスト安く製造でき、成形性も良好
で、焼却に際して完全焼却可能で缶公害の問題に対処で
きるなどの各種の利点を備えた缶様容器蓋を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、開口特性に優れた缶様容器を提供
することにあシ、また、本発明者らによシ先に供された
缶様容器蓋の改良技術を提供することにある。
本発明のその他の目的および新規な特徴は本明細書全体
の記述および添附図面からも明らかになるであろう。
C問題点を解決するための手段〕 本発明は酸素、水等不透過性の金属箔、フィルム、シー
ト等の基材の両面若しくは片面に熱溶融可能な樹脂層が
形成された基材(多層基材)表面に、樹脂層を積層させ
て成る少なくとも三層構造に構成された缶様容器蓋であ
って、前記多層基材の露出した部分である切欠部を有す
るとともにタブ取付部の内側にさらに前記多層基材の露
出した部分を有して成り、かつ、当該取付部に開口のた
めのタブを取付して成ることを特徴とする合成樹脂を主
体とした容器用蓋に存する。
〔実施偽〕
次に、本発明を、実施例に示す図面に基づき詳述する。
第1図は本発明による缶様容器蓋の平面図、第2図は第
1図工〜工線断面図、第3図は本発明に使用されるタブ
の平面図、第4図(Al−(C)はタブのボスへの取付
工程の説明図、第5図(A)〜(C)は他の例を示す同
取付工程の説明図、第6図はタブを取除いた本発明に係
る缶様容器蓋の平面図、第7図は第6図1−11線断面
図、第8図は本発明の他の実施例を示す平面図、第9図
は第8図V−V線断面図、第10図はタブの好ましい態
様を示す断面図、第11図は開口後の本発明に係る缶様
容器蓋の平面図、第12図は第11図w −y、@断面
図、第13図は本発明による缶様容器蓋を取付けて成る
缶様容器の一例斜視図である。
本発明に使用される酸素、水等不透過性(以下ガスバリ
ヤ−性という)の基材(以下ガスバリヤ−性基材という
)1の例としては、金属箔、シート、フィルムなどが挙
けられる。
金属箔の代表例としてはアルミニウム箔(以下単にアル
ミ箔という)か挙けられ、本発明は、特に、このアルミ
箔をガスバリヤ−性基材として成る缶様容器蓋に係るも
のである。その他ガスバリヤー性基材の例としては、エ
チレンhsビニル共重合体のケン化物、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリアミド、ポリアクリロニトリル等のシ−ト、
フィルム等が挙げられる。
本発明の缶様容器蓋は、後述するように、このガスバリ
ヤ−性基材を有する多層基材を切断し開口するようにな
っておシ、その易開封性や、製品とした場合の落下強度
、破缶強度、成形時の破断強度との関連などから、当該
アルミ箔などのガスバリヤ−性基材1の厚みは50μ以
下好ましくは9〜30μであることが望ましい。
また、このような厚みとすることにょシ、完全焼却が可
能となり、また、焼却カロリーもs o o o 〜b
 o o o xcal!/k)K低下させ、缶公害の
問題に対処できる。
多層基材2は、このガスバリヤ−性基材1の両面または
片面に熱溶融可能な松脂層(以下第1の樹脂層という)
を有する。図面に示す実施例では両面にこの第1の樹脂
層が形成された例を示しである。
本発明缶様容器蓋は、後述するように、缶様容器の胴部
に取付けられる。この胴部も同様の柚月す層表面を有す
るようなものが使用される。
蓋の胴部に対する取付側の第1の樹脂層を内層3とし、
一方、後述するように、当該多鳥基材2上に射出成形な
どによ多積層される樹脂層(以下第2の樹脂層という〕
と熱融着される側の第1の樹脂層を外N4とすると、本
発明に係る多層基材2としては、上記実権例に示すよう
に、内外層3,4が形成されていることが好ましい。こ
の外層4の存在によシ、上記第2の樹脂層との熱融着に
よって、密着性の高い蓋を形成することができる。もつ
とも、外層4を省略することもできる。
上記第1の樹脂層を構成する樹脂としては、熱によシ溶
融する樹脂、代表的には熱可塑性合成樹脂が使用される
内外層3,4とも同一の樹脂により構成されていてもよ
いし、異なった樹脂によシ構成されていてもよい。
第1の樹脂層をガスバリヤ−性基材に形成する場合、接
着剤あるいはフィルム状のホントメルト接着剤などの接
着剤樹脂層を介して又は介さずに形成することができる
第1の樹脂層の厚みは、前述のガスバリヤ−性基材と同
様の理由から片面で100μ以下であることが好ましい
本発明の缶様容器蓋は例えば次のようにして得ることが
できる。
これを第14図〜第16図を参照しつつ説明する。第1
4図に示すように、多層基材2をガイド部材(ストリッ
パープレート)5内に挿入する。これは、ロボットの移
動シリンダー6に多層基材2を吸着しつつ行えばよい。
第15図に示すようにストリッパープレート5内に多層
基材2を固定して位置ずれを防止しつつ、第16図に示
すように、型締めを行う。この型締めによ)、平板状(
二次元形状の多層基材2は第16図に示すようにその端
部が金型(コア型、受型)7内で折曲げされ、樹脂流入
路8およびゲート9を有する金型(キャピテイ型、射出
型)10の当該ゲート9よシ浴融位J月りがコア型7と
キャビティ型10とで形成されるキャビティ(型内空間
)11内に射出され、第7図に示すように、多層基材2
表面に上記溶融樹脂よシなる第二の樹脂/@12が積層
される。
本発明名らは、先に、前述した後接着による成形方法に
代えて、上記の如き射出同時成形(一体成形)Kよシ蓋
を得ることを検討したが、成形工程中に多層基材が動き
位置ず□れを生じ、多層基材と射出仙脂によシ形成され
る第2樹月り層とのインサート初度に問題があり、単に
、平板状の多層基材tg形全金型ファー型の形状に予じ
め沿わせてセントするなどの従来の一般的射出成形方法
ではインサー1度の低いものしか得られないなどPfr
望の缶様容器蓋をなかなか得ることができなかつ九が、
上記のように、ストリッパープレート等のカイト部材内
に多層基材を挿入固定する方法によシ、上記インサート
成形における困難性を排除することに成功した(%願昭
58−90749号)。
本発明の缶様容器蓋の主要部分は上記のように得ること
ができるが、本発明ではかかる射出成形蓋におけるその
後の研究によシ次のようにするとさらに良いことが判っ
た。これを第17図および第18図によシ説明する。
第17図に示すような円盤状の多層基材2t−1それぞ
れ縦方向溝13および14がはられた雄金型15と雌金
型16の間にセットし、雌金型16の中空部内に雄金型
15を押入し、多層基材の余シ部分を縦方向にリンクル
17として吸収することによシ実質的に多層基材2を延
伸することなくフランジ部18と胴壁部19と底部20
とを有するコンテナ様のプリフォームされた多層基材2
1とする。
このプリフォームされた多層基材21を、射出成形金型
22内にセントし、射出樹脂12t−射出する。
射出時、当該多層基材21が射出屋形の樹脂圧によシ当
該金型22に押し付けられ、当該リンクル17が平滑化
される。
第19図は、当該射出成形方法によシ得られた缶様容器
蓋の端部の断面を示す(缶様容器胴部への取付の態様を
含む)。これによシ、前記平板状の多層基材をインサー
トする場合に生じる不規則な大きな雛を防止し、第19
図に示すように、描該缶様容器蓋の第2の樹脂層よシ成
るフランジ部23を缶様容器の胴部24へ高周波誘導加
熱によシ溶着する場合、シーミンク不良が生じたシする
ことを防止することができ、また、局部的な加熱による
多層基材のガスバリヤ−性基材の切断を防止でき、さら
に、実質的に延伸することなくプリフォームするので、
薄肉のAI! 箔が使用でき、得られた成形品における
当該A/  箔も均一な厚味となるなどの利点を奏する
ことができた。
上記射出樹脂には各種のものが使用できるが、合成樹脂
例えばレトルト殺菌時の高温に対し、秀れた耐熱性を有
するポリプロピレン、エチレンポリプロピレン共重合体
等のポリオレフィン系合成樹脂が例示される。
射出樹脂に無機質充填剤を混合してもよい。
無機質充填剤を混合することKより、次のどとき利点が
ある。
■ 缶様容器の寸法安定性が向上し、収縮率が低下し有
利となる。
■ 耐熱性が向上し、熱変形温度が上昇し、レトルト上
有利となる。
■ 燃現カロリーが低下し、燃焼炉などをいためず、公
害防止上有利となる。
■ 剛性をもたせることができ、商品の流通上有利とな
る。
■ 熱伝導が良好となシ、レトルト上有利となる。
■ コストを低減できる。
無機質充填剤としては、一般に合成樹脂およびゴムの分
野において広く使われているものであれはよい。これら
の無機質充填剤としては、食品衛生性が月く、酸素およ
び水と反応しない無機化合物であシ、混練時および成形
時において分解しないものが好んで用いられる。該無機
質充填剤の例としては、金属の酸化物、その水和物(水
酸化物)、硫酸塩、炭酸塩、ケイ酸塩のごとき化合物、
これらの複塩ならびにこれらの混合物に大別される。該
無機質充填剤の代表例としては、酸化アルミニウム(ア
ルミナ)、その水和物、水酸化カルシウム、酸化マグネ
シウム(マグネシア)、水酸化マグネシウム、酸化亜鉛
(亜鉛華)、鉛丹および鉛白のごとき鉛の酸化物、炭酸
マグネシウム、炭酸カルシウム、塩基性炭酸マグネシウ
ム、ホワイトカーボン、アスベスト、マイカ、タルク、
ガラス繊維、ガラス粉末、カラスビーズ、クレー、ケイ
ソウ±、シリカ、ワラストナイト、酸化鉄、酸化アンチ
モン、酸化チタン(チタニア)、リトポン、軽石粉、硫
酪アルミニウム(石膏など)、ケイサンジルコニウム、
酸化ジルコニウム、炭酸バリウム、ドロマイト、二硫化
モリブデンおよび砂鉄があけられる。これらの無機質充
填剤のうち、粉末状のものはその径が20ミクロン以下
(好適には10ミクロン以下)のものが好ましい。
また繊維状のものでは、径が1〜500ミクロン(好適
には1〜300ミクロン)であシ、長さが0.1〜6 
mr (好適には0.1〜5I11)のものが望ましい
。さらに、平板状のものは径が30ミクロン以下(好適
には10ミクロン以下)のものが好ましい。これらの無
機充填剤のうち、特に平板状(フレーク状)のものおよ
び粉末状のものが好適で奉る。
その他射出樹脂に顔料など各種添加剤を添加してもよい
本発明の缶様容器蓋には切欠部25が形成されている(
第6図)。切欠部25は、第2の樹脂層(射出樹脂)1
2が積層されていない、多層基材2が露出した部分であ
り、適宜幅に構成され、第6図には、楕円形状に構成さ
れている例を示す。この切欠部25の内側にはタブを取
付けする取付部26があり、該取付部26の内側にけ、
0形状の多層基材2が露出した部分27を設けている。
取付部26は、第2の樹脂層(射出樹脂)12よシなる
取付部26にはタブを取付けする。
その取付けの一態様を図面に示す例によシ説明すると、
第6図および第7図に示すように、取付部26の端部に
ボス28を突設する。
このボス28は前記射出成形の際に同時に形成すること
ができる。
第3因子面図に示すようにタブ29の端部には貫通孔3
0が穿設されている。同図には当該孔30を二個設けて
いる例を示しである。
第5図(A)〜(B)に示すように、ボス28と、タブ
29の孔50とを位置合せして嵌着し、第5図(C)に
示すように、該ボス28のヘッド部(突出部)31を超
音波溶着装置によシ熱溶融させる。
これにより、タブ29を取付部26の端部に取付けるこ
とができるが、この場合、第5図(Clに示す態様では
、ヘッド部31の一部がタブ29の表面に図示のように
盛シ上ってしまい、製品の外観を悪くする。
そこで、第4図(A)〜(6+に示すようにヘッド部3
1を熱溶融させたときに、タブ29の孔30に当該ボス
28のヘッド部31が充填され、タブ29の表面とボス
28の表面とが略同一平面上にくるように、当該タブ2
9の孔30およびボス28の大きさ、長さなどを調節す
るようにすると艮い。
上記のようにボス28をタブ29の孔30よシ突き出さ
せ突出部31t−超音波振動によシ溶融させ、もってタ
ブ29を蓋に後付けによう溶着させると、当該タブ29
はタブ取付部26に強固に取付ることかでき、蓋の開封
も良くなる。
第1図はタブ29を取付後の本発明による缶様容器蓋の
一例であシ、また、第2図は第1図のI−1線断面図で
ある。
第8図は本発明による缶様容器蓋の他の例を示す平面図
で、第9図は第8図V−V線断面図である。
第1図および第2図に示す実施例では、多層基材の露出
した部分27の全面をタブ29により榎っているが、こ
の第8図および第9図に示す実施例では当該多り基材の
露出した部分27の一部を橿うようにしたもので、タブ
29の一部を円形にくシ抜きしている。タブ29の当該
くシ抜き部分290から露出した前記部分27はストロ
−差し込み口270とする。
本発明による缶様容器蓋においては、かかる多層基材の
露出した部分27を設けることによシ落缶強度を向上さ
せることができ為し、さらに、この部分27は薄く炸裂
されているので、ストロ−差し込み口270として利用
することができる。
しかも、第1図および第2図に示す実施例ではタブ29
による蓋の開口だけであるのに対し、第8図および第9
図に示す実陶例ではタブ29により開封してもよいし、
ストロ−をストロ−差し込み口270に差し込むことに
より、ストロ−により缶内の内容物を摂増することがで
きる。
次に、当該蓋の開口例を説明すると、タブ29の取付側
に対する反対側一端部を指で持上げすると、切欠部25
に沿って当該缶様容器蓋52の開口が行われるようにな
っている。
西杉開口に際し、第10図に示すように、タブ29の先
端部分291を、タブ取付部26の側面下部まで延在さ
せると、かかる蓋の開口がより一層容易となり、さらに
、当該先端部分291を第10図に例示するように、三
角形状の断面をもつようにすると、さ・らに、多層基材
2への喰い込みが容易となシ、従って開口がより一層容
易となる。図示していないが、先端部分をぎざぎざの断
面をもつなどとしてもよい。
第11図は開口後の当該蓋32の平面図で、第12図は
第11図y−wfilil断面図であり、同図に示すよ
うに、切欠部25に泊って蓋が開口され、取付部26、
その下部の多層基材部分および取付部26内側の多層基
材の露出した部分(多層基材)27も当該開口によシ除
去されていることがわかる。
取付部26はタブ29を取付する他、このようなυ14
0に際し、取付られたタブ29の持上けに伴ない当該取
付部26に密着したその下部の多層基材部分金持上けし
、蓋開口に必要な多層基材の切断をはたすことができる
次に、本発明者らにより先に提案された缶様容器蓋の例
と対比しつつ、本発明による缶様容器蓋の構成について
補足する。消該先に提案された缶様容器蓋の例を第20
図および第21図に示す。第20図は平面図、第21図
は第20図■−■線拡大断面図である。この従来例によ
る蓋33は同様に切欠部34を有する。
この蓋33では、把手部35が多層基材36上に形成さ
れている。把手部65は射出成形され、多層基材36と
熱融着される。
したがって溝37に指を挿入し、把手部65を持上けし
、多層基材36から剥離させ、把手部35の位1138
で多層基材36を切断し、切欠部34に沿って当該蓋3
3を開口しようとする場合、その剥離に難点がある。そ
こで、第21図に示すように、印刷インキ層38t−把
手部35の裏面と多層基材56との間に介在させ易開口
性を向上させるようにした。
これに対し、本発明による缶様容器蓋32は第2図に示
すように、タブ29の端部を取付部26の端部に取付し
、タブ29を浮かせた状態にし、さらに、タブ29の下
部には多層基材の露出した部分27を設けている。
したがって、印刷インキ層38などによる易剥離のため
の処理を捲す必要がない形態に構成されている。また、
第6図と第20図との対比からも判るように、第20図
では切欠部34の形状Vこおいて、開口がはじまる側が
鋭角に構成され、さらに、把手部35の前記位置38が
肖該蓋33の略中央寄りに位置しているのに対し、第6
図では切欠部34の形状が全体が楕円形状に構成され、
さらに、第2図に示すように、開口が始まる側(タブ2
9溶着IJII )がフランジ部23近傍に位置してい
る。
このように、鋭角に構成された当該切欠部部分を有する
と、缶内に内容物を充填し、落下させたときに、この部
分の頂点において、蓋に穴あき(ピンホール)が生じ落
缶強度を低下させる場合がある。
第6図に示すような楕円形状など、当該切欠部全体形状
を連続した曲線形状とすることにより、カカるピンホー
ルの発生を低減できる。真円形状などであってもよい。
一方、このように切欠部34の開口が始まる側を7ラン
ジ部23近傍にもってくることにより開口特性もより一
層良くすることができる(特拙昭60−210089号
参照)。
本発明の缶様容器蓋32は、第13図(第19図)に示
すように、高周波加熱溶着などの方法により、缶様容器
の胴部24に取付けられる。胴部24内には食料品など
の内容物がレトルト殺菌などを経て、充填収納され、当
該蓋32を冠着し、さらに、この胴部24に底部(底蓋
)39を増付ける。当該底蓋39の形成には、前述の多
層基材を射出成形金型内に固定し、射出成形材料を射出
する方法によればよい。
この場合も、予じめ、プリフォームしてインサート成形
することが推奨される。
上記では主として射出成形による方法について説明した
が、本発明缶様容器蓋は圧縮成形などによっても得るこ
とができる。圧縮成形の方法としては、例えば、プレス
機金型内にインサート材(多層基材)をインサートして
おき、これに加熱した樹脂あるいは溶融した拉・1脂を
供給し、プレス成形すればよい。
〔発明の効果〕
(11本発明によれば合成樹脂を主体とした缶様容器蓋
を提供できた。AJ  缶などの金属缶は、金属特有の
冷たさ、公害、ファツション性の欠如、食品に対する味
覚の劣化、臭気などの問題などがあるが、本発明缶様容
器蓋は合成樹脂を主体としてお91食品に対する味覚の
劣化などの当該金属缶の欠点を解消した缶様容器蓋を提
供できた。また、各種樹脂およびデザインの選択により
ファツション性に富ませることもできる。
(2)  本発明はかかる合成位・↑脂製缶様容器蓋に
あって、切欠部を設け、該切欠部内側の取付部にタブを
取付け、該タブの下面には多層基材の露出した部分とし
、落下強度をより一層向上させるとともに、タブ金持上
けすることによシ容易に開口できるようになっておシ、
易開口性の合成樹脂製缶様容器蓋を得ることができ念。
本発明者らの先に提案した、印刷インキの塗布などによ
る剥離処理を施さなくてもよいので、工程数が短縮され
、また、その塗布に際しての精度の問題も解消できた。
(31本発明缶様容器蓋は多層基材に梗脂を射出する同
時成形により製造されるので、多層基材と射出樹脂との
密着性が良く、落缶強度が高く、従来かかる合成樹脂蓋
をもつ容器の上布にあたって大きな障害となっている法
的落下強度にも合格できる缶様容器蓋とすることができ
た。
また、従来の後接着による方法に比して、工程数が著し
く短縮され、レトルト特性が良好で、食品衛生性にも優
れた缶様容器蓋を得第1図は本発明の実施例を示す平面
図、第2図は第1図1−1線断面図、−1(−図は一第
一日)に□■−1断七セト第3図はタブの一例平面図、
第4図はタブの取付工程の説明断面図、第5図は他の例
を示すタブ取付工程の説明断面図、第6図はタブを取除
いた本発明の実施例を示す平面図、第7図は第6図1−
1線断面図、第8図は本発明の他の実砲例を示す平面図
、第9図は第8図V −V紛断面図、第10図はタブの
好ましい態様を示す断面図、第11図は蓋開口径の平面
図、第12図は第11図w−rv線断面図、第13図は
蓋を取付けてなる缶様容器の一例斜視図、第14図〜第
16図は本発明の成形工程の説明断面図で、第14図は
多層基材挿入工程、@15図は同固定工程、第16図は
型締工程、8g17図は本発明の他の成形工程の説明図
、第18図は同射出工程の説明図、第19図は本発明の
他の実施例を示す要部断面図、第20図は従来例の平面
図、第21図は第20図W−W線断面図である。
1・・・ガスバリヤ−性基材 2・・・多層基材 3・・・第1の樹脂層(内層) 4・・・      (外層) 5・・・ガイド部材 6・・・ロボット移動シリンダー 7・・・コア型 8・・・樹脂流入路 9・・・ゲート 10・・・キャビティ型 11・・・キャビティ 12・・・樹脂層(第2の樹脂層) 13・・・溝 14・・・1 15・・・金型 16・・・金型 17・・・リンクル 18・・・7ランジ部 19・・・胴壁部 20・・・底部 21・・・プリフォームされた多層基材22・・・射出
成形金型 23・・・7ランジ部 24・・・皆様容器蓋胴部 25・・・切欠部 26・・・取付部 27・・・多層基材が露出した部分 28・・・タブ 29・・・リブ 3−0・・・孔 31・・・ヘッド部 32・・・皆様容器蓋 36・・・     (従来例) 34・・・切欠部 35・・・把手部 36・・・多層基材 37・・・溝 38・・・位置 39・・・底部(底M)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 酸素、水等不透過性の金属箔、フィルム、シート等の基
    材の両面若しくは片面に熱溶融可能な松脂層が形成され
    た基材(以下多層基材という)表面に、樹脂層を積層さ
    せて成る少なくとも三層構造に構成された缶様容器蓋で
    あつて、前記多層基材の露出した部分である切欠部を有
    するとともにタブ取付部の内側にさらに前記多層基材の
    露出した部分を有して成り、かつ、当該取付部に開口の
    ためのタブを取付して成ることを特徴とする合成樹脂を
    主体とした容器用蓋。
JP60297932A 1985-12-28 1985-12-28 容器用蓋 Pending JPS62158668A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57107730A (en) * 1980-12-24 1982-07-05 Amada Co Ltd Variable cutting method and apparatus for sawing machine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57107730A (en) * 1980-12-24 1982-07-05 Amada Co Ltd Variable cutting method and apparatus for sawing machine

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