JPS62158473A - 畜肉様食品 - Google Patents
畜肉様食品Info
- Publication number
- JPS62158473A JPS62158473A JP60299502A JP29950285A JPS62158473A JP S62158473 A JPS62158473 A JP S62158473A JP 60299502 A JP60299502 A JP 60299502A JP 29950285 A JP29950285 A JP 29950285A JP S62158473 A JPS62158473 A JP S62158473A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- meat
- dyestuff
- animal meat
- red
- Prior art date
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- Granted
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- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、加熱処理前は生畜肉の如き色を呈し、且つ加
熱処理により生畜肉と同様の退色変化をする畜肉様食品
に関するものである。
熱処理により生畜肉と同様の退色変化をする畜肉様食品
に関するものである。
従来、畜肉様食品、例えば魚肉ソーセージ・ハム等の着
色には、通常食用タール色素が用いられている。
色には、通常食用タール色素が用いられている。
また、近年、蛋白′R,#の付加価値化を図るべく、植
物蛋白質や魚肉蛋白質を利用した畜肉様食品を、更に本
物の生畜肉に近い色に着色する方法の開発(発明が解決
しようとする問題点〕 従来の畜肉様食品は、本物の畜肉色とは言い難く、また
、加熱処理後の色を想定しての着色が通常であり、本物
の生畜肉の如く加熱処理により鮮赤色が退色して褐色化
する変化を考慮していないため、加熱処理によって本物
の生畜肉と同様の退色変化をしない。
物蛋白質や魚肉蛋白質を利用した畜肉様食品を、更に本
物の生畜肉に近い色に着色する方法の開発(発明が解決
しようとする問題点〕 従来の畜肉様食品は、本物の畜肉色とは言い難く、また
、加熱処理後の色を想定しての着色が通常であり、本物
の生畜肉の如く加熱処理により鮮赤色が退色して褐色化
する変化を考慮していないため、加熱処理によって本物
の生畜肉と同様の退色変化をしない。
従って、本発明の目的は、加熱処理前は生畜肉の如き色
を呈し、且つ加熱処理によって生畜肉と同様の退色変化
をする畜肉様食品を提供することにある。
を呈し、且つ加熱処理によって生畜肉と同様の退色変化
をする畜肉様食品を提供することにある。
本発明者は、種々検討した結果、畜肉様食品を特定の色
素で着色することにより、上記目的が達成されることを
知見した。
素で着色することにより、上記目的が達成されることを
知見した。
本発明は、上記知見に基づきなされたもので、ヘタシア
ニジン系又は/及びアントシアン系の赤色天然色素によ
って着色されていることを特徴とする畜肉様食品を1是
供するものである。
ニジン系又は/及びアントシアン系の赤色天然色素によ
って着色されていることを特徴とする畜肉様食品を1是
供するものである。
本発明で用いられるヘタシアニジン系の赤色天然色素と
しては、例えば、ビートレッド色素、ヘタニン色素等が
挙げられ、また、アントシアン系の赤色天然色素として
は、例えば、ハイビスカス色素、赤色天然色素、赤かぶ
色素、トウモロコシ色素等が挙げられる。
しては、例えば、ビートレッド色素、ヘタニン色素等が
挙げられ、また、アントシアン系の赤色天然色素として
は、例えば、ハイビスカス色素、赤色天然色素、赤かぶ
色素、トウモロコシ色素等が挙げられる。
上記の色素は、畜肉様食品を着色した場合、その加熱処
理前は深赤色又は紫赤色を呈しているが、該畜肉様食品
の加熱処理により退色し、明褐色又は暗褐色に変化する
。
理前は深赤色又は紫赤色を呈しているが、該畜肉様食品
の加熱処理により退色し、明褐色又は暗褐色に変化する
。
本発明において、上記色素による着色の対象とされる畜
肉様食品は、本物の畜肉の混合されたものでも、また、
畜肉を全く含有しないものであっても良いが、本発明は
、通常、畜肉の含有量が50%以下のものに対して効果
的である。上記畜肉様食品を構成する主原料としては、
魚肉スリ身等の魚肉蛋白質、大豆蛋白等の植物蛋白質等
、従来の畜肉様食品において用いられているものと同様
のものが用いられる。
肉様食品は、本物の畜肉の混合されたものでも、また、
畜肉を全く含有しないものであっても良いが、本発明は
、通常、畜肉の含有量が50%以下のものに対して効果
的である。上記畜肉様食品を構成する主原料としては、
魚肉スリ身等の魚肉蛋白質、大豆蛋白等の植物蛋白質等
、従来の畜肉様食品において用いられているものと同様
のものが用いられる。
上記畜肉様食品には、目的に応じて、澱粉、食塩、香辛
料等を適宜配合することができる。
料等を適宜配合することができる。
前記色素による畜肉様食品の着色の調整は、目的とする
生畜肉の色に応じ、前記色素の添加量の調整により行う
ことができ、感覚色度の表示で、畜肉様食品の色を、通
常、L*20〜50、a*15〜50、b*2〜30の
範囲内になるようにする。畜肉様食品の色を上記範囲内
とした場合、該畜肉様食品を85〜95℃の温度下に2
分以上加熱処理することにより、畜肉様食品の色が、上
記の感覚色度の表示で、L*20〜50、a*15〜5
0、b*2〜30程度に退色変化する。
生畜肉の色に応じ、前記色素の添加量の調整により行う
ことができ、感覚色度の表示で、畜肉様食品の色を、通
常、L*20〜50、a*15〜50、b*2〜30の
範囲内になるようにする。畜肉様食品の色を上記範囲内
とした場合、該畜肉様食品を85〜95℃の温度下に2
分以上加熱処理することにより、畜肉様食品の色が、上
記の感覚色度の表示で、L*20〜50、a*15〜5
0、b*2〜30程度に退色変化する。
本発明の畜肉様食品は、その原料の混合時に前記色素を
添加し、この際その添加量を目的とする生畜肉の色に応
じて調整し、常法により製造することができる。このよ
うに原料の混合時に色素を添加する場合には、通常、粉
末状の色素が用いられる。
添加し、この際その添加量を目的とする生畜肉の色に応
じて調整し、常法により製造することができる。このよ
うに原料の混合時に色素を添加する場合には、通常、粉
末状の色素が用いられる。
尚、前記色素による畜肉様食品の着色手段としては、前
記色素溶液による噴霧、浸漬、インジェクション等の方
法を用いることもできる。
記色素溶液による噴霧、浸漬、インジェクション等の方
法を用いることもできる。
また、本発明においては、前記−・タシアニジン系及び
アントシアン系の赤色天然色素の他に、必要に応じて、
他の色素、好ましくはカラメル色素を併用し得る。
アントシアン系の赤色天然色素の他に、必要に応じて、
他の色素、好ましくはカラメル色素を併用し得る。
以下に本発明の実施例を挙げ、本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例に制限されるものでは
ない。
するが、本発明はこれらの実施例に制限されるものでは
ない。
実施例1
赤色天然色素としてヘタシアニジン系のビートレッド色
素(ビートレッド ミクロン G−6015:高砂香料
工業(種型)を用い、下記の配合により、各原料を、フ
ードカッター(花木製作所裂)にて混合し、該混合物を
羊、豚等の腸管に詰め、魚肉スリ身を主原料とする生の
フランクフルト様食品を得た。
素(ビートレッド ミクロン G−6015:高砂香料
工業(種型)を用い、下記の配合により、各原料を、フ
ードカッター(花木製作所裂)にて混合し、該混合物を
羊、豚等の腸管に詰め、魚肉スリ身を主原料とする生の
フランクフルト様食品を得た。
この生のフランクフル1一様食品は、暗赤色の生肉様色
を呈しており、食する際に90°Cの熱湯で15分間煮
熟したところ、暗褐色に退色変化し、同様の退色変化を
した。
を呈しており、食する際に90°Cの熱湯で15分間煮
熟したところ、暗褐色に退色変化し、同様の退色変化を
した。
尚、上記フランクフルト様食品の加熱処理前後の感覚色
度をミノルタ色彩色差計 CR−100(ミノルタ販売
側製)を用いて測定したところ、その数値は、下記の通
りであった。
度をミノルタ色彩色差計 CR−100(ミノルタ販売
側製)を用いて測定したところ、その数値は、下記の通
りであった。
加熱処理前 加熱処理後 。
L * 21.460 L* 32
.360a* 16.520 a*
24.760b* 2.040 b
* 13.200父−金 魚肉スリ身 100.0重量部澱粉
8.0〃 食塩 3.0〃 ベソパー 0.3〃 ガーリソク 0.3〃パプリカ
0,3〃ナツメグ
0.3〃スモークフレーバー 1.0〃ビ一
トレツド色素 1.0〃実施例2 赤色天然色素としてヘタシアニジン系のビートレ・2ド
色素(サンビートN−2:三栄化学工業0菊製)及びア
ントシアン系のトウモロコシ色素(サンレッド階5:三
栄化学工業@製)を用い、下記の配合により、各原料を
、ミキサー(@愛工合製作所M)にて混合し、該混合物
をリテーナ成形し、大豆粉末蛋白及び牛肉を主原料とす
る生のステーキ様食品を得た。
.360a* 16.520 a*
24.760b* 2.040 b
* 13.200父−金 魚肉スリ身 100.0重量部澱粉
8.0〃 食塩 3.0〃 ベソパー 0.3〃 ガーリソク 0.3〃パプリカ
0,3〃ナツメグ
0.3〃スモークフレーバー 1.0〃ビ一
トレツド色素 1.0〃実施例2 赤色天然色素としてヘタシアニジン系のビートレ・2ド
色素(サンビートN−2:三栄化学工業0菊製)及びア
ントシアン系のトウモロコシ色素(サンレッド階5:三
栄化学工業@製)を用い、下記の配合により、各原料を
、ミキサー(@愛工合製作所M)にて混合し、該混合物
をリテーナ成形し、大豆粉末蛋白及び牛肉を主原料とす
る生のステーキ様食品を得た。
この生のステーキ様食品は、紫赤色の生牛肉様色を呈し
ており、食する際に適当な厚さにスライスしてサラダ浦
にて充分に炒めたところ、白褐色に退色変化し、本物の
生のステーキを加熱処理した場合と同様の退色変化をし
た。
ており、食する際に適当な厚さにスライスしてサラダ浦
にて充分に炒めたところ、白褐色に退色変化し、本物の
生のステーキを加熱処理した場合と同様の退色変化をし
た。
尚、上記ステー・キ様食品の加熱処理前後の感覚色度を
実施例1と同様にして測定したところ、その数値は、下
記の通りであった。
実施例1と同様にして測定したところ、その数値は、下
記の通りであった。
の如くであり、その価値は極めて高いものである。
加熱処理前 加熱処理後
L* 24.600 L* 36.060a*
25.340 a* 23.060b*
7.400 b* 16.840父−企 大豆粉末蛋白 20.0重量部中ミンチ肉
30.0 〃食塩 1.5〃 豚脂 5.0〃 ホワイトペソパー 0,2〃ナツメグ
0.2〃オニオン
0.2〃ガーリツク 0.1〃水
30.O〃ビートレッ
ド色素 0.8〃トウモロコシ色素
0.4〃〔発明の効果〕
25.340 a* 23.060b*
7.400 b* 16.840父−企 大豆粉末蛋白 20.0重量部中ミンチ肉
30.0 〃食塩 1.5〃 豚脂 5.0〃 ホワイトペソパー 0,2〃ナツメグ
0.2〃オニオン
0.2〃ガーリツク 0.1〃水
30.O〃ビートレッ
ド色素 0.8〃トウモロコシ色素
0.4〃〔発明の効果〕
Claims (1)
- ベタシアニジン系又は/及びアントシアン系の赤色天然
色素によって着色されていることを特徴とする畜肉様食
品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60299502A JPH0728673B2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 畜肉様食品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60299502A JPH0728673B2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 畜肉様食品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62158473A true JPS62158473A (ja) | 1987-07-14 |
JPH0728673B2 JPH0728673B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=17873409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60299502A Expired - Lifetime JPH0728673B2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 畜肉様食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728673B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102367856B1 (ko) * | 2021-11-04 | 2022-02-28 | 인테이크 주식회사 | 열처리 색변화 특성을 갖는 고기 유사체의 제조 방법 및 이에 따라 제조된 고기 유사체 |
WO2022102769A1 (ja) * | 2020-11-16 | 2022-05-19 | 天野エンザイム株式会社 | 食品の褐色化剤 |
WO2022270635A1 (ja) * | 2021-06-25 | 2022-12-29 | 天野エンザイム株式会社 | 食品の褐色化剤 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS505557A (ja) * | 1973-05-24 | 1975-01-21 | ||
JPS5141463A (ja) * | 1974-09-30 | 1976-04-07 | Takeda Chemical Industries Ltd | Nikuyoshokubutsutanpakuseihin no seizoho |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP60299502A patent/JPH0728673B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS505557A (ja) * | 1973-05-24 | 1975-01-21 | ||
JPS5141463A (ja) * | 1974-09-30 | 1976-04-07 | Takeda Chemical Industries Ltd | Nikuyoshokubutsutanpakuseihin no seizoho |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022102769A1 (ja) * | 2020-11-16 | 2022-05-19 | 天野エンザイム株式会社 | 食品の褐色化剤 |
WO2022270635A1 (ja) * | 2021-06-25 | 2022-12-29 | 天野エンザイム株式会社 | 食品の褐色化剤 |
KR102367856B1 (ko) * | 2021-11-04 | 2022-02-28 | 인테이크 주식회사 | 열처리 색변화 특성을 갖는 고기 유사체의 제조 방법 및 이에 따라 제조된 고기 유사체 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0728673B2 (ja) | 1995-04-05 |
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