JPS62157828A - 定速走行装置 - Google Patents

定速走行装置

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JPS62157828A
JPS62157828A JP29903585A JP29903585A JPS62157828A JP S62157828 A JPS62157828 A JP S62157828A JP 29903585 A JP29903585 A JP 29903585A JP 29903585 A JP29903585 A JP 29903585A JP S62157828 A JPS62157828 A JP S62157828A
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Tokihiko Akita
時彦 秋田
Hitoshi Hyodo
兵藤 仁志
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車輌の速度を記憶し、車輌を自動的に記憶速度
に維持する定速走行装置に関するもので、特に、定速走
行装置に定速走行に入る指示を行うスイッチの異常を検
出することができる定速走行装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、定速走行装置のセットスイッチは押圧により現
走行車速を記憶すると共に、定速走行制御を開始するも
のであり、また、リジュームスイッチは一旦解除された
定速走行制御を、再び記憶された定速走行の制mum速
にて再開させるものである。更に、セットスイッチ及び
リジュームスイッチの作用を詳述すると、電子制御回路
はセットスイッチのオンを検出して、現走行車速を記憶
する記憶手段の用意を行い、セットスイッチのオフを検
出して、現走行車速を記憶すると共に定速走行制御を開
始する。また、リジュームスイッチのオンを検出すると
、定速走行制御を再開するが、或いは、オン時間が所定
値以上であると、リジュームスイッチがオンされている
開用速制御に入る。
加速制御に入った後にリジュームスイッチのオフを検出
すると、このときの車速を記憶して定速走行制御をIj
i始する。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、セットスイッチまたはリジュームスイッチが
エンジンのスタート前から短絡していた場合には、次の
ようなIS態が予測される。
まず、セットスイッチの短絡は現走行車速を記憶する記
憶手段の用意を行う制御に入り、その状態を継続する。
しかし、一旦走行状態にはいった掛に、セットスイッチ
の短絡が解除されると、その時の現走行車速を記憶する
と共に、定速走行制御を開始することになり、運転者の
意に反した定速走行に入る可能性がある。また、リジュ
ームスイッチが短絡すると加速制御に入るため、予期せ
ぬ加速が生ずる可能性がある。
そこで、本発明は上記問題を解決すべく、定速走行装置
の制御に関与するスイッチがオン状態にあったとき、そ
れが短絡であるときには、運転者が予期せぬ定速走行状
態、加速状態に入ることのない定速走行装置の提供を目
的とするものである。
E問題点を解決するための手段及び作用]本発明にかか
る定速走行装置は、定速走行車速を記憶すると共に定速
走行制御を開始するセットスイッチ、一旦解除された定
速走行制御を再び定速走行の制御車速にて再開させるリ
ジュームスイッチ、車速を増速するアクセルスイッチ等
の定速走行制御に関与するスイッチと、定速走行を行う
所定の車速を記憶する記憶手段の記憶車速と現車速とを
比較し、その車速偏差をなくする方向にスロットルバル
ブの開閉の制御を行うアクチュエータ手段を1,13 
NDIする電子制御回路を具備し、前記電子制御回路が
、所定の設定速度以下、例えば、定速走行制御が可能な
速度の低速限界である低速限界速度以下で、前記定速走
行制御に関与するスイッチのオン状態を判断し、前記定
速走行制御に関与するスイッチにオン状態があるとき、
前記低速限界速度を越えてもオン状態が一旦解消される
まで前記スイッチ状態を判断せず、定速走行制御または
加速制御状態とならないようにしたものである。
したがって、所定の走行速度以上で定速走行に入る前に
、セットスイッチ、リジュームスイッチ、アクセルスイ
ッチ等の定速走行に関与するスイッチに短絡が生じてい
る場合には、一旦解除されない限り前記セットスイッチ
及びリジュームスイッチ等の定速走行に関与するスイッ
チの制御信号を受理しないから、定速走行にはいる前に
スイッチの短絡が生じていても、車輌が予期せぬ定速走
行状態または加速状態に入るのを防止できる。
[実施例] 以下、上記技術的手段の一興体例を示す実施例について
説明する。
第1図は本発明の一実施例の定速走行装置の全体構成図
を示す。
この構成において、電子制御回路CPLIはシングルチ
ップマイクロコンピュータにより構成され、車速信号を
検出するリードスイッチSW2、クラッチ(図示せず)
の踏み込みを検出するクラッチスイッチSW3、ブレー
キ(図示せず)の踏み込みを検出づ“るブレーキスイッ
チSW6の出力が入力される。同様に、セットスイッチ
SW4及びリジュームスイッチSW5の出力が入力され
る。また、スロットルバルブS■の開度を制御する負圧
アクチュエータACを作動させる負圧をバキュームポン
プBPで作り、それを蓄積するサージタンクSTに配設
したバキュームスイッチSW7の出力が入力される。
ここで、リジュームスイッチSW5は一旦解除された定
速走行制御を再び記憶された制御車速にて再開させるも
のであり、またクラッチスイッチSW3及びブレーキス
イッチSW6は定速走行制御の解除スイッチ手段である
リードスイッチSW2の近傍には、図示しないスピード
メータケーブルに接続された永久磁石PMが配置されて
おり、車輌の移動によって永久磁石PMが回転すると、
リードスイッチSW2の接点が開閉し、車速に比例した
周波数のパルス(車速信号)が電子制御回路CPLJに
送られる。
クラッチスイッチSW3は、車輌のクラッチペダルにM
 lj+して開閉し、ブレーキスイッチSW6は車輌の
ブレーキペダルに連動して開閉する。ブレーキスイッチ
SW6にはストップランプ1−が接続されており、ブレ
ーキスイッチSW6のオン(閉)でストップランプLが
点灯する。
セットスイッチSW4及びリジュームスイッチSW5は
、押しボタンスイッチであり、ドライバの操作のし易い
位置に配置されている。セットスイッチSW4の押圧に
より車速が記憶されると共に定速走行制御が開始され、
ブレーキスイッチSW6の押圧で定速走行が解除される
が、記憶された車速は残る。リジュームスイッチSW5
を押せば、定速走行を解除する前の記憶車速で定速走行
制御が開始される。
なお、ブレーキスイッチSW6にはヒユーズFを介して
電源が供給され、電子制御回路CPLJには電源スィッ
チSW1を介して電源が供給される。
電子制御回路CPUの出力には侵述する負圧アクチュエ
ータACを制御するコントロールバルブ■1のソレノイ
ドを駆動回路D1を介して、ベントバルブv2のソレノ
イドを駆動回路D2を介して、リリースバルブV3のソ
レノイドを駆動回路D3を介してそれぞれ接続される。
そして、バキュームポンプBPのモータ等には駆動回路
D4を、 介して接続される。
負圧アクチュエータACは次のように構成されており、
作動するものである。
負圧アクチュエータACはハウジングA5内に配設され
たダイアフラムA4によって封止された負圧室A1を構
成し、前記ダイアフラムA4の反対側は大気側A2とな
る。前記ダイアフラムA4は負圧室A1側に配設された
圧縮コイルスプリングA3により附勢されている。なお
、前記ダイアフラムA4はスロットルバルブSVのバル
ブB2を開閉するスロットルロッドB1が接続されてい
る。
また、前記負圧アクチュエータACの負圧室A1には、
サージタンクSTの負圧をコントロールバルブV1及び
ベントバルブV2及びリリースバルブ■3を介して導入
している。
前記コントロールバルブV1はそのシレノイドが励磁状
態のとき、サージタンクSTの負圧を負圧アクヂュエー
タAC側に送出し、非励磁状態のとき、それを遮断する
ものである。また、ベントバルブ■2は、そのソレノイ
ドが励磁状態のとき、コントロールバルブ■1側から送
出された負F(を負圧アクチュエータAC側に送出し、
非励磁状態のとき、負圧アクチュエータAC側の負圧を
大気中に排出する。そして、リリースバルブv3は制御
系に異常が生じて、適格な制御が不可能になったとき、
負圧アクチュエータACの負圧室△1の負圧を大気中に
排出し、負圧室A1を大気圧状態にするものである。こ
のとき、スロットルバルブSVは、スロットルロッドB
1に押し戻され、バルブB2を閉じる。通常、リリース
バルブV3のソレノイドは励磁状態にあり、ベントバル
ブV2と負圧アクチュエータACの負圧室A1とが連通
状態となっている。
コントロールバルブ■1及びベントバルブV2はその制
御が電子制御回路CPUによってデユーティ比制御され
る。即ち、定速走行制御時には、電子制御回路CPU内
で記憶車速とその時の車速とが比較され、その差が等し
くなるように、前記コントロールバルブV1及びベント
バルブ■2のソレノイドを励磁する信号のデユーティ比
を決定する。例えば、減速が必要な場合にはデユーティ
比は小さくなり、ベントバルブ■2から大気を負圧アク
チュエータACに連通させる時間の割合を大きくして、
ダイアフラムA4によってスロットルバルブS■を閉じ
る。逆に、加速が必要なときはデユーティ比を大ぎくし
、負圧アクチュエータACによりスロットルバルブS■
を開ける。
次に、電子制御回路CPUのマイクロコンピュータの動
作を第2図から第12図のフローチャートを用いて説明
する。
イグニッションスイッチがオンとなり、本プログラムが
スタートすると、ステップ1でメモリを初m設定する。
このとき、制御状態分岐プログラムの制御状BS=Oの
「待機状態制御フロー」を設定する。ステップ2で各ス
イッチSW2〜SW7の状態を読み込む。
ステップ3は制御状態Sを判断して、それに応じた処理
機能の選択を行う分岐ステップである。
即ら、このプログラムが各制御状態に対応して分岐し、
その分岐されたプログラムに従って機能するようにプロ
グラミングされでいるから、各機能毎に制御状態Sを指
示して、各制御状態のフローの処理に入る。
ステップ1で制御状態S=0に設定されているから、ス
テップ3でS=0の「待機状態制御フロー」に入る。
制御状態S=O:r¥1機状態制御フo−Jこのフロー
では、リジュームスイッチSW5の操作状態を検出し、
制御系をキャンセル状態とする。
このフローに入ると、まず、ステップ01で全パルプ、
即ち、コントロールバルブ■1及びベントバルブ■2、
リリースパルプv3をオフ状態とし、負圧アクチュエー
タACの制御を停止して、定速走行制御の停止を行う。
そして、ステップ02でリジュームスイッチSW5の操
作状態を検出する。オンされているときにはステップ0
3で記憶車速をみて、記憶車速0KII/h(クリア状
態)でないとき、ステップ04で制御状態S=1の「フ
ルオン制御フロー」を設定し、更に、ステップ05でバ
キュームポンプBPを作動状態とするバキュームポンプ
フラグを立てる(“F(I+とする)。
即ち、制御状態S=1の「フルオン制御フC3−jに入
る準備を行う。
また、リジュームスイッチSW5がオンされていないと
き、或いは、記憶車速がOb/h(クリア状態)のとぎ
は、リジューム機能を否定することであるから、制御状
!lIsを変化させない。
制御状ff!1s=1 : rフルオンflilltl
lフロー1このフローは、負圧アクチュエータACを素
早く所定の位置まで駆動するために、見込制御を行うも
のである。即ち、制御状11S=4の「減速制御フロー
1では、コントロールバルブ■1がオフとなっており、
負圧アクチュエータACの負圧室A1内の圧力が低下し
ており、「待機制御70−」では本定速走行制御に入っ
た時点、或いは、rギャンセル制御フロー1の後である
から、負圧アクチュエータACの負圧室A1内の負圧と
設定速度とが一致していないから、このまま定速走行制
御を頁間して、コントロールバルブ■1をデユーティ比
制御しても、直ちには、所定のスロットル開度に達する
ことができないためである。そこで、ステップ11で、
このフローに初めて入ったか判断して、初めて入ったと
き、ステップ12で全バルブv1、V2、V3をオンに
して、ステップ13で予め車速に比例して長くするよう
に定めたフルオン制mti間を設定する。ステップ11
でこのフローに入ってフルオン制御時間を設定した後の
ときには、ステップ14で設定したフルオン制御時間の
経過をみる。フルオン制御時間を経過すると、まず、ス
テップ15で、コントロールバルブ■1をオフとし、ス
テップ16で制御状1s=2を設定し、「定速制御フロ
ー」に入る。
制御状態S=2;r定速制御フローJ このフローは、記憶された車速で定速走行を行うための
フローである。ステップ201でリードスイッチSW2
のパルスから車速を得て、車速からコントロールバルブ
V1及びベントバルブ■2を間開するデユーティ比を決
定する。
ステップ202からステップ207はデユーディ比制御
による車速制御において、何等かの原因により車速か記
憶車速に制御できない場合のステップである。まず、ス
テップ205で車速偏差が15b/hより大きくなると
、ステップ206でリリースバルブV3をオフとし、負
圧アクチュエータACの負圧室A1内の負圧を減じて大
気圧に等しくし、ス[1ツトルバルブS■の制御を解除
する。
ぞして、ステップ207でブザーをオンとして、それを
報知する。そして、車速偏差が10KIi/hより小さ
くなると、ステップ203でリリースバルブ■3をオン
とし、ステップ204でブザーをオフとし、ステップ2
08でコントロールバルブV1及びベン]・バルブ■2
のデユーティ比制御が有効に作用し、車輌の定速走行制
御が可能となる。
このとき、ステップ202の車速偏差が101m/hか
ら、ステップ205の車速偏差が151m/hに加速さ
れる間、及び、ステップ205の車速偏差が151m/
hからステップ202の車速偏差が10KIR/hまで
減速される間は、負圧アクチュエータACの制御を再開
する設定値のヒステリシスとなる。
ステップ209でリジュームスイッチS W 5が所定
時間(ここでは、0.5秒)以上オンされると、ステッ
プ210で制御状fis=3の1加速制御フ0−jを設
定する。そして、ステップ211でセットスイッチSW
4がオンとなると、ステップ212で制御状態S=4の
「減速制御フロー」を設定する。ステップ213でクラ
ッチスイッチSW3がオンのとき、ステップ214で制
御状態S=1またはS=2であるかを判断する。即ち、
クラッチスイッチSW3にリジューム機能を持たせてい
るから、「加速制御フローJまたは「減速制御70−j
のいずれから、このフローに入ったかを判断し、両フロ
ーのいずれかからこのフローに入ったときは、ステップ
215で制御状態S=6の「クラッチリジューム制御フ
ロー」が設定され、そうでないとき、ステップ216で
クラッチスイッチSW3のオンにともなうキャンセル機
能の制御状態S=5の1キヤンセル制御フロー1が設定
される。ステップ217でブレーキスイッチSW6がオ
ンとなると、ステップ218で制御状tf3s=5の「
キャンセル制御フローjが設定される。
また、ステップ219で設定速度以下、例えば、定速走
行制御が可能な速度の低速限界である低速限界速度以下
または定速走行制御が可能な速度の低速限界である低速
限界速度以下の設定速度以下か判断し、設定速度以下の
とき、ステップ220でセットスイッチSW4を、更に
、ステップ221でリジュームスイッチSW5をみて、
セットスイッチSW4、リジュームスイッチS匈5がオ
ンのとき、ステップ223でキャンセル状態保持フラグ
を立て(“HIIにし)、ステップ224で制御状ff
1ts=5の「キ%yンセル制御フ0−Jが設定される
。ステップ220及びステップ221でセットスイッチ
SW4及びリジュームスイッチSW5がオフのとき、ス
テップ222でキャンセル状態保持フラグを下す(°“
L″にする)。
ステップ219で設定速度以下でないとき、ステップ2
25でキャンセル状態保持フラグが立っている(’H”
 )か判断して、キャンセル状態保持フラグが立ってい
ない(L IIの)とき、次のステップ229の処理に
入る。ステップ225でキャンセル状態保持フラグが立
っている(“H11の)とき、ステップ226でセット
スイッチSW4がオン状態であるかみて、オン状態のと
き、ステップ224で制御状m5=5の「キャンセル制
御フローjが設定される。オフ状態のとき、ステップ2
27でリジュームスイッチSW5がオン状態であるかみ
て、オン状態のとき、同様に、ステップ224で制御状
!1Is=5の1キャンセル制御フD−Jが設定される
。ステップ226及びステツブ227でセットスイッチ
SW4及びリジュームスイッチSW5がオン状態でない
とき、ステップ228でキャンセル状態保持フラグを下
す(II L 11にする)。
そして、ステップ229及びステップ230で、低速リ
ミットを判断し、現車速が所定の制御車速以下であると
、制御状態S=7を設定し、定速走行制御を禁止する。
そして、ステップ231で「バキュームポンプ制御サブ
ルーチンJの処理に入る。
制御状態S=3;r加速制御フロー」 このフローは、車輌の定速走行制御中に加速して、定速
走行速度を更新するためのフローである。
まず、ステップ31で全バルブ、即ち、コントロールバ
ルブ■1及びベントバルブ■2、リリースバルブV3を
オンとし、負圧アクチュエータACの負圧室A1の負圧
を上げ、スロットルバルブS■を開き、ステップ32で
リジュームスイッチSW5がオフされるまで加速される
。リジュームスイッチSW5がオフされると、ステップ
33で制御状態S=2の「定速制御フロー」を設定し、
そのときの車速をステップ34でメモリに記憶する。
制御状態S=4:r減速制御フローJ このフローは定速走行制御中に制御車速を減速し、定速
走行制御を再開するためのフローであり、定速走行制御
中にセットスイッチSW4がオンされると制御状態S=
4となって、この「減速制御フロー」に入る。ステップ
41でキャンセル機能を有するクラッチスイッチSW3
またはブレーキスイッチSW6のいずれかのスイッチが
オンであるか判断し、いずれか一つでもオンのとき、ス
テップ42で全バルブV1、V2、V3をオフとして、
「減速制御フロー」に入ってからの定速走行制御の停止
を行う。ステップ41でクラッチスイッチSW3または
ブレーキスイッチSW6のいずれのスイッチもオンされ
ていないとき、ステップ43でコントロールバルブV1
及びベントバルブV2をオフ、リリースバルブv3をオ
ンとする。
このように、負圧アクチュエータACの負圧供給を断つ
と、徐々にスロットルバルブS■が閉じて行き、車速が
漸次域することになる。ステップ44でセットスイッチ
SW4のオフを検出して、ステップ45でセットスイッ
チSW4がオフになった時点の車速を記憶する。そして
、ステップ46で再び、キャンセル機能を有するクラッ
チスイッチSW3またはブレーキスイッチSW6のいず
れかがオンとなって、定速走行制御から脱しない限り、
ステップ48で制御状BS=1を設定し、「フルオン制
御フロー」に入る。即ち、減速制御はセットスイッチS
W4がオンされている間継続し、セラ1〜スイツチSW
4がオフとなった時点での車速で定速走行を再開する。
ステップ46でクラッチスイッチSW3またはブレーキ
スイッチSW6のいずれかがオンとなると、ステップ4
7でill m状態S=5を設定し、「キャンセル制御
フローJに入る。そして、ステップ44でセットスイッ
チSW4がオンであると、ステップ49でバキュームポ
ンプフラグを立てる(”H’″とする)。
制御状態8=5:rキャンセル制御フ[1−jこのフロ
ーは、ill@状態S=2の1定速制御)0−1の処理
中にクラッチスイッチSW3またはブレーキスイッチS
W6がオンとなると定速走行llI+制御を解除するも
のである。ステップ51でキャンセル機能を有するクラ
ッチスイッチSW3またはブレーキスイッチSW6がオ
ンどなると、ステップ52で制御状@S=0のr待機状
態制御フロ−1が選択され、ステップ53で全バルブ■
1、v2、v3をオフ状態とする。
制御状態s=6;rクラッチリジューム制御7日−1l このフローは、制御状<II S = 2の1定速制御
フロー1の処理中に、クラッチスイッチSW3がオンと
なり、一旦、定速走行制御を解除して、再び、定速走行
制御に入るための70−である。まず、ステップ61で
全バルブ■1、v2、■3をオ゛ノ状態とし、ステップ
62でクラッチスイッチSW3がオフとなったことが判
断されると、ステップ63で制御状態$=1の「フルオ
ン制御フロー」に入る。
制御状態S=7:r低速リミット制御フt、+ −Jこ
のフローは、ステップ219及びステップ220で車速
が所定の速度よりも低い場合にキャンセル及び記憶速度
をクリアするものである。ステップ71で記憶車速をク
リアし、ステップ72で全バルブ■1、■2、■3をオ
フとし、ステップ73で制御状態$−〇のr待機状態制
御フ0−Jに入る。
以上が各制御状態フローの説明である。
そして、「バキュームポンプ制御サブルーチンJは、次
のように制御するものである。
「バキュームポンプ制御サブルーチンJステップ231
で「バキュームポンプ制御サブルーチンJの処理に入る
。ステップ81でバキュームポンプフラグが立っている
(°H”)か判断して、バキュームポンプフラグが立っ
ているとき(“H″のとき)、ステップ82でタイマT
1の設定時間が経過するまで、ステップ83でバキュー
ムポンプBPを作動状態とする。ステップ82でタイマ
T1の設定時間が経過すると、ステップ84でバキュー
ムポンプフラグを下ろしく II L ITとする)、
更に、ステップ85でタイマT1をクリアする。そして
、ステップ81でバキュームポンプフラグが立っていな
いとき(°“L 11のとき)、ステップ86でバキュ
ームスイッチフラグが立っている(“l−1”)か判断
し、バキュームスイッチフラグが立っていないとき(“
し”のとき)、ステップ91でバキュームスイッチSW
7がオンしているかをみる。ステップ91でバキューム
スイッチSW7がオンしていないとき、ステップ90で
バキュームポンプBPを停止させる。ステップ91でバ
キュームスイッチSW7のオンが判断されると、ステッ
プ92でバキュームスイッチフラグを立てる(“H″と
する)。
一旦、ステップ92でバキュームスイッチフラグが立つ
(II H11となる)と、ステップ86でバキューム
スイッチフラグが立っている(“H”になっている)の
を判断され、ステップ87でタイマT2の設定時間が経
過するまで、ステップ83でバキュームポンプBPを作
動状態とする。ステップ87でタイマT2の設定時間が
経過すると、ステップ88でバキュームスイッチフラグ
を下ろしくL +tとする)、ステップ89でタイマT
2をクリアして、ステップ90でバキュームポンプBP
を停止させる。
上記のように動作する本発明の定速走行装置においては
、前述のようにステップ219からステップ228で車
輌の速度が所定の設定速度以下のとき、セットスイッチ
SW4及びステップ221でリジュームスイッチSW5
をみて、いずれかの定速走行制御に関与するスイッチが
オン状態のとき、ステップ223でキャンセル状態保持
フラグを立て(“H”にし)、いずれも定速走行制御に
関与するスイッチがオフ状態のとき、ステップ222で
キャンセル状態保持フラグを下す(゛し″にする)。
そして、車輌の速度が所定の設定速度を越えると、前記
車輌の速度が所定の設定速度以下のときのキャンセル状
態保持フラグの状態をステップ225で判断し、キャン
セル状態保持フラグが立っていない(L”の)とき、次
のステップ229の処理に入り、通常の次のステップの
処理動作を行い、キャンセル状態保持フラグが立ってい
る(H″)とき、セットスイッチSW4、リジュームス
イッチSW5等の定速走行制御に開局するスイッチが依
然としてオン状態にあると、ステップ224で制御状態
S=5のrキャンセル制御70−Jが設定される。
したがって、セットスイッチSW4、リジュームスイッ
チSW5等の定速走行制御に関与するスイッチが所定の
設定速度以下のときオン状態で、その所定の設定速度を
越えても依然として、オン状態が継続するときは、定速
走行装置をキレンセル制御状態に導くものであるから、
電子制御回路CPUに電源スィッチSW1を介して電源
が供給されたとき、セットスイッチSW4、リジューム
スイッチSW5等の定速走行制御に関与するスイッチが
短絡状態にあると、または、所定の設定速度に到達する
までに短絡が発生すると、一旦短絡が解除されるまで、
それらのセットスイッチSW4、リジュームスイッチS
W5等の定速走行制御に関与するスイッチの出力を、電
子制御回路CPUの入力としないものであり、一旦短絡
が解除された以降の定速走行制御に関与するスイッチの
信号のみを、電子制御回路c p uの入力とするもの
であるから、譬え、電源の投入時からセットスイッチS
W4に短絡が生じていても、ステップ211の制御状態
S=4の「減速制御フロー」に入ることがなく、また、
短絡が途中で開放されても、ステップ44で車速が記憶
され制御状態S=2の「定速制御フロー」に入るのを阻
止できる。
攻に、車輌が運転者の意に反した定速走行に入ることが
ない。
そして、リジュームスイッチSW5の’fHMは、制御
状態S=2のr定速制御フロ−Jのステップ209で所
定時間(ここでは、0.5秒)以上オン状態の継続がT
11N認されると、制御状態S=3の「加速制御フロー
jに入り、ステップ31で全バルブが開放されるが、そ
れを阻止できるから、運転者の意に反して車輌が加速さ
れることがない。
また、短絡が途中で開放されると、制御状態S−3の「
加速制御フロー」のステップ33で、車速が記憶され制
御状態S=2の「定速制御フローJに入るのを阻止でき
る。したがって、運転者の意に反した定速走行に入る可
能性がない。
なお、上記実施例では電子制御回路CPUの処理方法に
よってソフトウェア−でスイッチの判断を行うことがで
きるから、電子制御回路CPtJとして、マイクロコン
ピュータを用いたものにおいては、定速制御に入るスイ
ッチの短絡を判断する回路を外付けする必要がない。
上記の本発明の定速走行装置の実施例では、定速走行制
御に関与するスイッチとして、セラ1ヘスイツチSW4
 、リジュームスイッチSW5を対象としたが、他に、
アクセルペダルを踏圧することにより、アクセルスイッ
チをオンして加速制御を行うものにおいては、前記セッ
トスイッチSW4、リジュームスイッチS W 5に加
えて、アクセルスイッチをその対象に入れることができ
る。積極的には、定速走行制御に関与するスイッチとし
て、加速制御及び定速制御に入るスイッチをその対象と
すると、運転者の意図しない加速制御及び定速制御を回
避することができるが、本発明を実施する場合には、他
の減速制御等のスイッチに使用することができる。
また、上記の本発明の定速走行装置の実施例では、定速
走行制御に関与するスイッチの短絡が判断されると、運
転者の意図しない加速制御及び定速制御、減速制御等を
回避するものであるが、本発明を実施する場合には、ス
テップ226またはステップ227でセットスイッチS
W4またはリジュームスイッチSW5のオン状態が判断
されると、表示用フラグを立て、その表示用フラグを判
断して、表示で、LED、ブザー等のディスプレイ手段
を用いてその作動状態を表示してもよい。
[発明の効果] 以上のように、本発明の定速走行装置は、定速走行を行
う所定の11速を記憶する記憶手段の記憶車速と現車速
とを比較し、その車速偏差をなくする方向にスロットル
バルブの開閉の制御を行うアクチュエータ手段を制御す
る電子制御回路で、所定の設定速度以下、例えば、定速
走行制御が可能な速度の低速限界である低速限界速度で
、前記定速走行11i11 Mに関与するスイッチのオ
ン状態を判断し、前記定速走行制御に関与するスイッチ
にオン状態があるとき、前記低速限界速度を越えてもオ
ン状態が一旦解消されるまで前記スイッチ状態を判断し
ないものであるから、所定の走行速度以上で定速走行に
入る前に、定速走行に関Qiるスイッチに短絡が生じた
ときには、一旦その短絡が解除されない限り前記定速走
行に関与するスイッチの制御信号を受理しない。したが
って、定速走行に入る前にスイッチの短絡が生じていて
も、車輌が予期せぬ定速走行状態または加速状態または
減速状態等の制御に入るのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は水元1111の一実施例の定速走行装置の全体
構成図、第2図から第13図は電子制御回路の定速走行
制御動作のフローチャートである。 図において、 BP・・・バキコームポンプ、 S■・・・スロットルバルブ、 AC・・・負圧アクチュエータ、 ST・・・サージタンク、 CPU・・・電子制御回路、 ■1〜V3・・・ベントバルブ、 D1〜D3・・・駆動回路、 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。 第2= p、’:3 ! 第8図 第41 (N 滴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)定速走行制御に関与するスイッチと、定速走行を
    行う所定の車速を記憶する記憶手段の記憶車速と現車速
    とを比較し、その車速偏差をなくする方向にスロットル
    バルブの開閉の制御を行うアクチュエータ手段を制御す
    る電子制御手段を具備する定速走行装置において、 所定の設定速度以下で、前記定速走行制御に関与するス
    イッチのオン状態を判断し、前記定速走行制御に関与す
    るスイッチにオン状態があるとき、前記低速限界速度を
    越えてもオン状態が一旦解消されるまで前記スイッチ状
    態を判断せず、制御状態とならないことを特徴とする定
    速走行装置。
  2. (2)前記所定の設定速度は、定速走行制御が可能な速
    度の低速限界である低速限界速度としたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の定速走行装置。
  3. (3)前記定速走行制御に関与するスイッチは、定速走
    行車速を記憶すると共に定速走行制御を開始するセット
    スイッチと、一旦解除された定速走行制御を再び定速走
    行の制御車速にて再開させるリジュームスイッチとした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の定速走
    行装置。
  4. (4)前記定速走行制御に関与するスイッチは、定速走
    行車速を記憶すると共に定速走行制御を開始するセット
    スイッチと、一旦解除された定速走行制御を再び定速走
    行の制御車速にて再開させるリジュームスイッチと、車
    速を増速するアクセルスイッチとしたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の定速走行装置。
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