JPS62157830A - 定速走行装置 - Google Patents

定速走行装置

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JPS62157830A
JPS62157830A JP29903785A JP29903785A JPS62157830A JP S62157830 A JPS62157830 A JP S62157830A JP 29903785 A JP29903785 A JP 29903785A JP 29903785 A JP29903785 A JP 29903785A JP S62157830 A JPS62157830 A JP S62157830A
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switch
constant speed
control
vehicle speed
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Tokihiko Akita
時彦 秋田
Hitoshi Hyodo
兵藤 仁志
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車輌の速度を記憶し、車輌を自助的に記憶速段
に維持する定速走行装置に関するもので、特に、定速走
行装置に定速走行に入る指示を行うスイッチの異常を検
出することができる定速走行装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、定速走行装置のセットスイッチは押圧により現
走行車速を記憶すると共に、定速走行制御を開始するも
のであり、また、リジュームスイッチは一旦解除された
定速走行制御を、再び記憶された定速走行の制御車速に
て再開させるものである。更に、セットスイッチ及びリ
ジュームスイッチの作用を詳述すると、電子制御回路は
セットスイッチのオンを検出して、現走行車速を記憶す
る記憶手段の用意を行い、セットスイッチのオフを検出
して、現走行車速を記憶すると共に定速走行制御を開始
する。また、リジュームスイッチのオンを検出すると、
定速走行制御を再開するか、或いは、オン時間が所定値
以上であると、リジュームスイッチがオンされている量
刑速制御に入る。
加速制御に入った後にリジュームスイッチのオフを検出
すると、このときの車速を記憶して定速走行制御を開始
する。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、セットスイッチまたはリジュームスイッチが
エンジンのスタート前から短絡していた場合には、次の
ような事態が予測される。
まず、セットスイッチの短絡は現走行車速を記憶する記
憶手段の用意を行う制御に入り、その状態を継続する。
しかし、一旦走行状態にはいった後に、セットスイッチ
の短絡が解除されると、その時の現走行車速を記憶する
と共に、定速走行制御を開始り゛ることになり、運転者
の息に反した定速走行に入る可能性がある。また、リジ
ュームスイッチが短絡すると加速制御に入るため、予期
せぬ加速が生ずる可能性がある。
そこで、本発明は上記問題を解決すべく、エンジンの始
動時に、定速走行装置の制御にPA与するスイッチの短
絡が生じていても、運転者が予期せぬ定速走行状態、加
速状態に入ることのない定速走行装置の提供を目的とす
るものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明にかかる定速走行装置は、押圧により現走行車速
を記憶すると共に定速走行制御を開始するセットスイッ
チ、一旦解除された定速走行制御を再び記憶された定速
走行の制御車速にて再開させるリジュームスイッチ等の
定速走行に関与するスイッチ手段と、現車速を検出する
車速検出手段と、定速走行に入る速度を設定する所定の
車速を記憶する記憶手段と、前記記憶車速と現車速とを
比較し、その車速偏差をなくする方向にスロットルバル
ブの開閉の制御を行うアクチュエータ手段をt、IJ 
Illする電子制御手段と、前記電子制御手段に供給す
る電源の信号を一方の入力とし、セットスイッチ及びリ
ジュームスイッチ等の定速走行に関与するスイッチ手段
の03作信号を他方の入力とする記憶手段と、該記憶手
段の出力によって定速走行に関与するスイッチの動作信
号を拘束する禁止手段からなるものである。
[作用] 本発明においては、定速走行の始動時に、セットスイッ
チ、リジュームスイッチ等の定速走行に関与するスイッ
チの短絡の判断を行い、短絡が生じている場合には、一
旦解除されない限り前記セットスイッチ及びリジューム
スイッチ等の定速走行に関与するスイッチの制御信号を
受理しないから、エンジンの始動時からスイッチの短絡
が生じていても、車輌が予期せぬ定速走行状態または加
速状態に陥るのを防止できる。
[実施例] 以下、上記技術的手段の一具体例を示す実施例について
説明1−る。
第1図は本発明の一実論例の定速走行装置の全体構成図
を示す。
この構成において、電子制御回路CPUはシングルチッ
プマイクロコンピュータにより構成され、車速信号を検
出するリードスイッチSW2、クラッチ(図示せず)の
踏み込みを検出するクラッチスイッチSW3、ブレーキ
(図示せず)の踏み込みを検出するブレーキスイッチS
W6の出力が入力される。また、セットスイッチSW4
、リジュームスイッチSW5の出力は、N0TI及びN
ANDlまたはN0T2及びNAND2を介して入力さ
れる。また、スロットルバルブS■の開度を制御する負
圧アクチュエータACを作動さぜる負圧をバキュームポ
ンプBPで作り、それを蓄積するサージタンクSTに配
設したバキュームスイッチSW7の出力が入力されてい
る。
ここで、リジュームスイッチSW5は一旦解除された定
速走行制御を再び記憶された制御車速にて再開させるも
のであり、またクラッチスイッチSW3及びブレーキス
イッチSW6は定速走行制御の解除スイッチ手段である
リードスイッチSW2の近傍には、図示しないスピード
メータケーブルに接続された永久磁石PMが配置されて
おり、車輌の移動によって永久磁石PMが回転すると、
リードスイッチSW2の接点が開閉し、車速に比例した
周波数のパルス(車速信号)が電子1iIJa回路CP
LIに送られる。
クラッチスイッチSW3は、車輌のクラッチペダルに連
動して開閉し、ブレーキスイッチSW6は車輌のブレー
キペダルに連動して開閉する。ブレーキスイッチSW6
にはストップランプLが接続されており、ブレーキスイ
ッチSW6のオン(閉)でストップランプLが点灯する
セットスイッチSW4及びリジュームスイッチSW5は
、押しボタンスイッチであり、ドライバの操作のし易C
)位置に配置されている。セットスイッチSW4の押圧
により車速が記憶されると共に定速走行制御が開始され
、ブレーキスイッチSW6の抑圧で定速走行が解除され
るが、記憶された車速は残る。リジュームスイッチSW
5を押せば、定速走行を解除する前の記憶車速で定速走
行制御が開始される。
前記セットスイッチSW4の信号はN0TIの出力を及
び前記リジュームスイッチSW5の信号はN0T2の出
力を各々ORに導き、更に、ORの出力を7リツプフロ
ツブFFのセット端子Sに入力している。前記重子制御
回路CPUに供給する定電圧電源からの電圧Vccを抵
抗R及びコンデンサCからなる時定数回路及び増幅器A
3を介してフリップフロップFFのリセット端子Rに入
力している。そして、フリップフロップFFの出力端子
0は各々増幅器A1または増幅器A2介してナントゲー
トNANDIまたはナントゲートNAND2の入力とな
っている。なお、前記フリップフロップFFはセット信
号優先のセット−リセットフリップフロップ(R−8F
F)からなる。
このフリップフロップFFの真理値表は下記の如くなる
セットスイッチSW4及びリジュームスイッチSW5が
オフの時は、図示しないプルアップ抵抗により、N0T
1及びN0T2の出力は“L”となり、ORの出力は“
L ++となる。また、セットスイッチSW4またはリ
ジュームスイッチSW5がオンの時は、N0TIまたは
N0T2の出力は“H”となり、ORの出力はH″とな
る。そして、前記電子制御回路CPLJに供給する定電
圧電源からの電圧Vccは、抵抗R及びコンデンサCか
らなる時定数回路を介して、フリップフロップFFのリ
セット端子Rに供給されており、定速走行装置に電源を
投入した後、定電圧°電源からの電圧Vccが安定して
供給されるようになったとぎに、増幅器A3を介してH
″となるように時限設定がされている。通常この設定時
間は短い。
上記回路において、電子制御回路CPUに電源スィッチ
SW1を介して電源が供給されるとき、開放状態にある
セットスイッチSW4及びリジュームスイッチSW5は
、N0TI及びN0T2(7)入力側が図示しないプル
アップ抵抗により高い電位となり、その出力側は“L”
となる。N0TI及びN0T2の出力を受けてORの出
力が°L″となり、フリップフロップFFのセット入力
端子SがL″となる。この間、時定数回路側にあるフリ
ップフロップFFのリセット入力端子Rが“L ITで
ある。その後、コンデンサCの充電が進み時定数回路側
の出力が“HIIに転すると、フリップ70ツブFFの
出力端子0が″HIIとなる。
したがって、ナントゲートNAND1及びナントゲート
NAND2の一方の入力がH″となり、ナントゲートN
AND1及びナントゲートNAND2を開くから、電子
制御回路CPUはセットスイッチSW4及びリジューム
スイッチSW5の入力を受付けることができる。
また、電子制御回路CPUに電源スィッチSW1を介し
てTi源が供給されるとき、短絡状態にあるセットスイ
ッチSW4、リジュームスイッチSW5は、N0T1ま
たはN0T2の入力側がアース電位となり、その出力側
は’ t−+ ”となる。N0T1及びN0T2の出力
を受けてORの出力が“H″となり、フリップフロップ
FFのセット入力端子Sが“トビ′となる。この間、時
定数回路側にあるフリップ70ツブFFのリセット入力
端子RがL IIである。したがって、フリップフロッ
プFFの出力は反転し、ノリツブフロップFFの出力端
子0が“シ″となる。その後、コンデンサCの充電が進
み時定数回路側の出力がH″に転じても、フリップフロ
ップFFの出力端子0は前の状態を維持し°゛L″であ
る。
故に、ナントゲートNANDI及びナントゲートNAN
D2の一方の入力が“L″となり、ナントゲートNAN
D1及びナントゲートNAND2を閉じるから、電子制
御回路CP UはセットスイッチSW4及びリジューム
スイッチSW5の入力を受付けることができない。
しかし、車輌の運転中に前記短絡が解除されたとき、短
絡状態にあったセットスイッチSW4、リジュームスイ
ッチSW5は、N0T1またはN0T2の入力側がアー
ス電位から高い電位となり、その出力側は“L″となる
。N0T1及σN0T2の出力を受けてORの出力が゛
L″となり、ノリツブフロップFFのセット入力端子S
がL″となる。このとき、時定数回路側にあるフリップ
フロップFFのリセット入力端子Rが“H′″である。
したがって、フリップフロップFFの出力は反転し、フ
リップフロップFFの出力端子0が11 HIIとなり
、ナントゲートNAND1及びナントゲートNAND2
を開くから、電子制御回路CPUはセットスイッチSW
4及びリジュームスイッチSW5の入力を受付けること
ができる。
なお、ブレーキスイッチSW6にはヒユーズFを介して
?1fVAが供給され、電子制御回路CPUには電源ス
ィッチSW1を介して電源が供給される。
電子制御回路CPUの出力には後述する負圧アクチュエ
ータACを制御するコントロールバルブ■1のソレノイ
ドを駆動回路D1を介して、ベントバルブ■2のソレノ
イドを駆動回路D2を介して、リリースバルブv3のソ
レノイドを駆動回路D3を介してそれぞれ接続される。
そして、バキュームポンプBPのモータ等には駆動回路
D4を介して接続される。
負圧アクチュエータACは次のように構成されており、
作動する。
負圧アクチュエータACはハウジングΔ5内に配設され
たダイアフラムA4によって封止された負圧室A1を構
成し、前記ダイアフラムA4の反対側は大気側A2とな
る。前記ダイアフラムA4は負圧室A1側に配設された
圧縮コイルスプリングA3により附勢されている。なお
、前記ダイアフラムA4はスロットルバルブS■のバル
ブB2を聞11するスロットルロッドB1が接続されて
いる。
また、前記負圧アクチュエータACの負圧雫A1には、
サージタンクSTの負圧をコントロールバルブ■1及び
ベントバルブ■2及びリリースバルブv3を介して導入
している。
前記コントロールバルブ■1はそのソレノイドが励磁状
態のとき、サージタンクSTの負圧を負圧アクチュエー
タAC側に送出し、非励磁状態のとき、それを遮断する
ものである。また、ベントバルブ■2は、そのソレノイ
ドが励磁状態のとき、コントロールバルブ■1側から送
出された負圧を負圧アクチュエータAC側に送出し、非
励磁状態のとき、負圧アクチュエータAC側の負圧を大
気中に排出する。そして、リリースバルブ■3は制御系
に異常が生じて、適格な制御が不可能になったとき、負
圧アクチュエータACの負圧室A1の負圧を大気中に排
出し、負圧室A1を大気圧状態にするものである。この
とき、スロットルバルブSVは、スロットルロッドB1
に押し戻され、バルブB2を閉じる。通常、リリースバ
ルブ■3のソレノイドは励磁状態にあり、ベントバルブ
v2と負圧アクチュエータACの負圧室A1とが連通状
態となっている。
コントロールバルブ■1及びベントバルブV2はその制
御が電子制御回路CPUによってデユーティ比制御され
る。即ち、定速走行制御時には、電子制御回路CPU内
で記憶車速とその時の車速とが比較され、その差が等し
くなるように、前記コントロールバルブ■1及びベント
バルブ■2のソレノイドを励磁する信号のデユーティ比
を決定する。例えば、減速が必要な場合にはデユーティ
比は小さくなり、ベントバルブ■2から大気を負圧アク
チュエータACに連通させる時間の割合を大きくして、
ダイアフラムA4によってスロットルバルブSvを閉じ
る。逆に、加速が必要なときはデユーティ比を大きくし
、負圧アクチュエータACによりスロットルバルブSV
を開ける。
次に、電子制御回路CPUのマイクロコンピュータの動
作を第2図から第12図のフローチャートを用いて説明
する。
電源スィッチSWIがオンとなり、本プログラムがスタ
ートすると、ステップ1でメモリを初期設定する。この
とぎ、制御状態分岐プログラムの制御状態S−〇の「待
機状態制御フローjを設定する。ステップ2で各スイッ
チSW2〜SW7の状態を読み込む。
ステップ3は制御状Isを判断して、それに応じた処理
機能の選択を行う分岐ステップである。
即ち、このプログラムが各制御状態に対応して分岐し、
その分岐されたプログラムに従って機能するようにプロ
グラミングされているから、各機能毎に制御状態Sを指
示して、各制御状態のフローの処理に入る。
ステップ1で制御状1s=oに設定されているから、ス
テップ3でS=Oの「待機状態制御フローJに入る。
制御状態S=O:r持機状態制御フo−Jこのフローで
は、リジュームスイッチSW5の操作状態を検出し、制
御系をキャンセル状態とする。
このフローに入ると、まず、ステップ01で全バルブ、
即ち、コントロールバルブV1及びベントバルブ■2、
リリースバルブ■3をAフ状態とし、負圧アクチュエー
タACの制御を停止して、定速走行制御の停止を行う。
そして、ステップ02でリジュームスイッチSW5の操
作状態を検出する。オンされているときにはステップ0
3で記憶車速をみて、記憶車速O順/h(クリア状態〉
でないとき、ステップ04で制御状1s=1の1フルオ
ン制御フロー]を設定し、更に、ステップ05でバキュ
ームポンプBPを作動状態とするバキュームポンプフラ
グを立てる( 11 HI+とする)。
即ち、制御状態S−1の「フルオン制御フローjに入る
準備を行う。
また、リジュームスイッチSW5がオンされていないと
き、或いは、記憶車速がO/に/h(クリア状態)のと
きは、リジューム機能を否定することであるから、制御
状態Sを変化させない。
制御状態s=”+:rフルオン制御フロー」このフロー
は、負圧アクチュエータACを素早く所定の位置まで駆
動するために、見込制御を行うものである。即ち、制御
状態S=4の「減速制御フローJでは、コントロールバ
ルブv1がオフとなっており、負圧アクチュエータAC
の負圧室A1内の圧力が低下しており、「待機制御フロ
ー」では本定速走行制御に入った時点、或いは、「キャ
ンセル制御フローJ、の侵であるから、負圧アクチュエ
ータACの負圧室A1内の負圧と設定速度とが一致して
いないから、このまま定速走行制御を再開して、コント
ロールバルブv1をデューティ比制御しても、直ちには
、所定のスロットル開度に達することができないためで
ある。そこで、ステップ11で、このフローに初めて入
ったか判断して、初めて入ったとき、ステップ12で全
バルブ■1、v2、■3をオンにして、ステップ13で
予め車速に比例して長くするように定めたフルオン制御
時間を設定する。ステップ11でこのフ〇−に入ってフ
ルオン制御時間を設定した後のときには、ステップ14
で設定したフルオン制御時間の経過をみる。フルオン制
御時間を経過すると、まず、ステップ15で、コントロ
ールバルブ■1をオフとし、ステップ16で制御状fl
s−2を設定し、「定速制御フローjに入る。
制御状態S=2:r定速制御フロー」 このフローは、記憶された車速で定速走行を行うための
フローである。ステップ201でリードスイッチSW2
のパルスから車速を得て、車速からコントロールバルブ
v1及びベントバルブ■2を開閉するデユーティ比を決
定する。
ステップ202からステップ207はデユーティ比制御
による車速制御にJ3いて、何等かの原因により車速が
記憶車速に制御できない場合のステップである。まず、
ステップ205で車速偏差が15KIR/hより大きく
なると、ステップ206でリリースバルブv3をオフと
し、負圧アクチュエータACの負圧室A1内の負圧を減
じて大気圧に等しくし、スロットルバルブSVの制御を
解除する。
そして、ステップ207でブザーをオンとして、それを
報知する。そして、車速偏差が101に/hより小さく
なると、ステップ203でリリースバルブv3をオンと
し、ステップ204でブザーをオフとし、ステップ20
8でコントロールバルブV1及びベントバルブV2のデ
ユーティ比制御が有効に作用し、車輌の定速走行制御が
可能となる。
このとき、ステップ202の車速偏差が107に/hか
ら、ステップ205の車速偏差が15b/hに加速され
る間、及び、ステップ205の車速偏差が15b/hか
らステップ202の車速偏差が10−/hまで減速され
る間は、負圧アクチュエータACの制御を再開する設定
値のヒステリシスとなる。
ステップ209でリジュームスイッチSW5が所定時間
(ここでは、0.5秒)以上オンされると、ステップ2
10で制御状態S=3のr加速制御フロー」を設定する
。そして、ステップ211でセットスイッチSW4がオ
ンとなると、ステップ212で制御状態S=4のr減速
制御フロー1を設定する。ステップ213でクラッチス
イッチSW3がオンのとき、ステップ214で制御状態
S=1またはS=2であるかを判断する。即ち、クラッ
チスイッチSW3にリジューム機能を持たせているから
、「加速制御フロー1または「減速制御フロー」のいず
れから、このフローに入ったかを判断し、両フローのい
ずれかからこのフローに入ったときは、ステップ215
で制御状態S−〇の「クラッヂリジューム制御フローJ
が設定され、そうでないとき、ステップ216でクラッ
チスイッチSW3のオンにともなうキャンセル機能の制
御状MS=5の「キャンセル制御フロー」が設定される
。ステップ217でブレーキスイッチSW6がオンとな
ると、ステップ218で制御状態S−5のrキャンセル
制御フロー1が設定される。ステップ219及びステッ
プ220で、低速リミットを判断し、現車速が所定のI
制御車速以下であると、制御状態S=7を設定し、定速
走行制御を禁止する。そして、ステップ221で「バキ
ュームポンプ制御サブルーチンjの処理に入る。
制御状態S=3:r加速制御フo−j このフローでは、車輌の定速走行制御中に加速して、定
速走行速度を更新するためのフローである。まず、ステ
ップ31で全バルブ、即ち、コントロールバルブ■1及
びベントバルブ■2、リリースバルブ■3をオンとし、
負圧アクチユエータACの負圧室A1の負圧を上げ、ス
ロットルバルブSvを開き、ステップ32でリジューム
スイッチSW5がオフされるまで加速される。リジュー
ムスイッチSW5がオフされると、ステップ33で制御
状111:S−2のr定速制御フロー1を設定し、その
ときの車速をステップ34でメモリに記憶する。
制御状態S=4:r減速制御70−J このフローは定速走行制御中に制御車速を減速し、定速
走行制御を再開するためのフローであり、定速走行制御
中にセットスイッチSW4がオンされると制御状態S=
4となって、この「減速制御ノロ−Jに入る。ステップ
41でキャンセル機能を有するクラッチスイッチSW3
またはブレーキスイッチSW6のいずれかのスイッチが
オンであるか判断し、いずれか一つでもオンのとき、ス
テップ42で全パルプV1:V2、v3をオフとして、
「減速制御フローJに入ってからの定速走行制御の停止
を行う。ステップ41でクラッチスイッチSW3または
ブレーキスイッチSW6のいずれのスイッチもオンされ
ていないとき、ステップ43でコントロールバルブ■1
及びベントバルブ■2をオフ、リリースバルブ■3をオ
ンとする。
このように、負圧アクチュエータACの負圧供給を断つ
と、徐々にスロットルバルブS■が閉じて行き、車速が
漸次域することになる。ステップ44でセットスイッチ
SW4のオフを検出して、ステップ45でセットスイッ
チSW4がオフになった時点の車速を記憶する。そして
、ステップ46で再び、キャンセル機能を有するクラッ
チスイッチSW3またはブレーキスイッチSW6のいず
れかがオンとなって、定速走行制御から脱しない限り、
ステップ48で制御状es=iを設定し、「フルオン制
御70−」に入る。即ち、減速制御はセットスイッチS
W4がオンされている間継続し、セットスイッチSW4
がオフとなった時点での車速で定速走行を再開する。ス
テップ46でクラッチスイッチSW3またはブレーキス
イッチSW6のいずれかがオンとなると、ステップ47
で制御状態S=5を設定し、「キャンセル制御フロー1
に入る。そして、ステップ44でセットスイッチSW4
がオンであると、ステップ49でバキュームポンプフラ
グを立てる(“H″とする〉。
制御状態S=5:rキャンセル制御フロー」このフロー
は、制御状態S=2の「定速制御フロー」の処理中にク
ラッチスイッチSW3またはブレーキスイッチSW6が
オンとなると定速走行制御を解除するものである。ステ
ップ51′r−キャンセル機能を有するクラッチスイッ
チSW3また2 はブレーキスイッチSW6がオンとな
ると、ステップ52で制御状態S=Oの「待機状態制御
フローJが選択され、ステップ53で全パルプ■1、V
2、■3をオフ状態とする。
制御状態S=6:rクラッチリジューム制御)[l−」 このフローは、制御状態S=2の1定速制御フローJの
処理中に、クラッチスイッチSW3がオンとなり、一旦
、定速走行制御を解除して、再び、定速走行制御に入る
ためのフローである。まず、ステップ61で全バルブ■
1、■2、■3をオフ状態とし、ステップ62でクラッ
チスイッチsW3がオフとなったことが判断されると、
ステップ63で制御状態S=1の1フルオン制御フロー
」に入る。
制御状態S=7:r低速リミット制御フロー」このフロ
ーは、ステップ219及びステップ220で車速が所定
の速度よりも低い場合にキャンセル及び記憶速度をクリ
アするものである。ステップ71で記憶車速をクリアし
、ステップ72で全バルブv1、v2、V3をオフとし
、ステップ73で制御状態S=0の「待機状態制御フロ
ー」に入る。
以上が各制御状態フローの説明である。
そして、「バキュームポンプ制御サブルーチン」は、次
のように制御するものである。
「バキュームポンプ制御サブルーチン」ステップ221
で゛「バキュームポンプ制御サブルーチン1の処理に入
る。ステップ81でバキュームポンプフラグが立ってい
る(“H”)か判断して、バキュームポンプフラグが立
っているとき(“H”のとき)、ステップ82でタイマ
T1の設定時間が経過するまで、ステップ83でバキュ
ームポンプBPを作動状態とする。ステップ82でタイ
マT1の設定時間が経過すると、ステップ84でバキュ
ームポンプフラグを下ろしく“L′”と1゛る)、更に
、ステップ85でタイマT1をクリアする。そして、ス
テップ81でバキュームポンプフラグが立っていないと
き(“L″のとき)、ステップ86でバキュームスイッ
チフラグが立っている(“H″)か判断し、バキューム
スイッチフラグが立っていないとき(” L ”のとき
)、ステップ91でバキュームスイッチSW7がオンし
ているかをみる。ステップ91でバキュームスイッチS
W7がオンしていないとぎ、ステップ90でバキューム
ポンプBPを停止させる。ステップ91でバキュームス
イッチSW7のオンが判断されると、ステップ92でバ
キュームスイッチフラグを立てる(“ト1′”とする)
、。
一旦、ステップ92でバキュームスイッチフラグが立つ
(′H”となる)と、ステップ86でバキュームスイッ
チフラグが立っている(“H”になっている)のを判断
され、ステップ87でタイマT2の設定時間が経過する
まで、ステップ83でバキュームポンプBPを作動状態
とする。ステップ87でタイマT2の設定時間が経過す
ると、ステップ88でバキュームスイッチフラグを下ろ
しく 11 L IIとする)、ステップ89でタイマ
T2をクリアして、ステップ90でバキュームポンプB
Pを停止させる。
上記のように動作する本発明の定速走行装置において、
セットスイッチSW4またはリジュームスイッチSW5
が短絡状態になっていたとする。
電子制御回路CPUに電源スィッチSW1を介して電源
が供給されると、短絡状態にあるスイッチ側のN0T1
またはN0T2の入力側がアース電位となり、その出力
側は°゛H″となる。N0T1及びN0T2の出力を受
けてORの出力が“HIIとなり、フリップフロップF
Fのセット入力端子Sが“H”となり、フリップフロッ
プFFの出力端子0がL″となる。この間、時定数回路
側にあるフリップフロップFFのリセット入力端子Rが
“し”である。その後、コンデンサCの充電が進み時定
数回路側の出力がH”に転じても、フリップフロップF
Fの出力端子0が、反転せず、L ITの状態が維持さ
れる。したがって、ナントゲートNANDI及びナント
ゲートNAND2の一方の入力がL″となり、ナントゲ
ートNAND1及びナントゲートNAND2を閉じるか
ら、電子制御回路CPUはセットスイッチSW4及びリ
ジュームスイッチSW5の入力を受付番プない。
また、コンデンサCの充電が進み時定数回路側の出力が
“H″に転じた後に、セットスイッチSW4またはリジ
ュームスイッチSW5の短絡状態が解除、された場合に
は、フリップ70ツブFFのリセット入力端子Rが“l
 HII、セット入力端子Sが“L″となり、フリップ
フロップFFの出力端子0がH″となる。したがって、
ナントゲートNAND1及びナントゲートNAND2の
一方の入力が“HIIとなり、ナントゲートNAND1
及びナントゲートNAND2を開けるから、電子1制御
回路CPUはセットスイッチSW4及びリジュームスイ
ッチSW5の入力を受付けることができる。
上記のように本発明の定速走行装置の実施例においては
、電子制御回路CPUに゛lif源スイッヂSW1を介
して電源が供給されるとき、セットスイッチSW4、リ
ジュームスイッチSW5等の定速走行制御に関与するス
イッチが短絡状態にあると、−口短絡が解除されるまで
、それらのセットスイッチSW4、リジュームスイッチ
S W 5 Wの定速走行制御に関与するスイッチの出
力を、電子制御回路CPUの入力としないものであり、
一旦短絡が解除された以降の定速走行制御に関与するス
イッチの信号のみを、電子制御回路CPUの入力とする
ものであるから、譬え、電源の投入時からセットスイッ
チSW4に短絡が生じていても、ステップ212の制御
状ff1s−4の「減速制御フロー1に入ることがなく
、また、短絡が途中で開放されても、ステップ44で車
速が記憶され制御状態S=2のr定速制御フローJに入
るのを阻止できる。
したがって、運転者の意に反した定速走行に入る可能性
がない。
そして、リジュームスイッチSW5の短絡は、制御状B
S=2の「定速制御フローjのステップ209で所定時
間(ここでは、0.5秒)以上オン状態の継続が確認さ
れると、制御状態S=3の「加速制御フロー」に入り、
ステップ31で全バルブがfttl放されるが、それを
阻止できるから、運転者の意に反して車輌が加速される
ことがない。
また、短絡が途中で開放されると、制御状BS=3の「
加速制御フローJのステップ33で、車速が記憶され制
御状態S=2のr定速制御フローJに入るのを阻止でき
る。したがって、運転者の意に反した定速走行に入る可
能性がない。
なお、上記実施例で用いた時定数回路は、コンデンサC
の充電が進み時定数回路側の出力が“H″に転じるまで
の時間は、定電圧電源回路の立ち上がりが遅れて、フリ
ップフロップFFのリセット端子Rの入力が先行し、そ
の出力結果が反転するのを防止する機能を有するもので
ある。したがって、電源回路の種類によっては、必ずし
も必要としないが、この種の回路を設けておくと、回路
のばらつき等を吸収できる。
上記の本発明の定速走行装置の実施例では、定速走行制
御に関与するスイッチとして、セットスイッチSW4、
リジュームスイッチSW5を対象としたが、他に、アク
セルペダルを踏圧することにより、アクセルスイッチを
オンして加速11制御を行うものにおいては、前記セッ
トスイッチSW4、リジュームスイッチS W 5に加
えて、アクセルスイッチをその対象に入れることができ
る。積極的には、定速走行制御に関与するスイッチとし
て、加速制御及び定速制御に入るスイッチをその対象と
すると、運転者の意図しない加速制御及び定速制御を回
避することができるが、本発明を実施する場合には、他
の減速制御等のスイッチに使用することができる。
また、本発明の定速走行装置の実施例では、フリップフ
ロップFFの出力でナントゲートNAND1及びナント
ゲートNAND2を閉じるように制御しているが、本発
明を実施する場合には、電子制御回路CPUの入力方式
に対応して、アンドゲート(AND回路)、アナログゲ
ート等の各種のゲート類が使用できる。フリップフロッ
プFFについても、セット−リセットフリップフロップ
に限定されるものではなく、マイクロコンピュータのク
ロックパルスを使用してJ−にフリップフロップ、或い
は、Dフリップフロップ等の記憶・回路が使用できる。
特に、本実施例では、セラ1−−リセツトフリツプフロ
ツプを用いて短絡が解除された場合には、定速走行装置
が機能するようにしているが、電源投入の初期状態で短
絡異常が発生していたとき、それを確認する意味で、一
旦電源スイッチSW1をオフにしないと定速走行装置が
機能しないようにすることもできる。この場合には、時
定数回路の立上りが完了すると、その出力でORの出力
をゲート回路で閉じればよい。
そして、本発明の定速走行装置の実施例では、フリップ
フロップFFの出力でゲートを開閉制御しているが、本
発明を実施する場合には、フリップフロップの出力によ
って、表示燈、LED、ブザー等のディスプレイ手段を
用いてその作動状態を表示してもよい。
以上の各実施例は、電子制御手段に供給する電源が投入
された際の前記スイッチの状態を記憶する記憶手段とし
て、電子制御回路CPUに外付けされた記憶回路を前提
としたが、電子制御回路CPU内でこの処理をすること
もできる。
第13図は本発明の他の実施例の定速走行装置の全体構
成図である。本実施例は、第1図の実施例の定速走行装
置の全体構成図と構成部分が変化しないので、各構成部
分の説明は省略する。また、電子制御回路CPLJのマ
イクロコンピュータの動作においても、共通する制御が
多いので、特に、第1図の実施例と相・違する処理のフ
ローについてのみ、第14図から第19図の定速走行a
i制御動作のフローチャートを用いて説明する。
まず、電源スィッチSW1がオンとなり、本プログラム
がスタートすると、ステップし1でメモリを初Iv]設
定する。このとき、制御状態分岐プログラムの制御状態
$−0の「待機状態制御フロー」を設定する。そして、
ステップL2からステップL7で、本プログラムのスタ
ート時の定速走行制御に関与するスイッチ手段の状態の
判断及び記憶処理に入る。即ち、ステップし2でセット
スイッチSW4がオン状態か判断し、オンのときにはス
テップし3でセットスイッチフラグを立てる(HI+と
する)。オフのときにはステップL4でセットスイッチ
フラグを下した状R(” L ” ’)とする。また、
ステップL5でリジュームスイッチSW5がオン状態か
判断し、オンのときにはステップL6でリジュームスイ
ッチフラグを立てる( tg H#Tとする)。オフの
ときにはステップし7でリジュームスイッチフラグを下
した状態(“L”)とする。そして、ステップL8で各
スイッチSW2〜SW7の状態を読み込む。
ステップL9は、制御状態Sを判断してそれに応じた処
理機能の選択を行う分岐ステップである。
即ち、このプログラムが各制御状態に対応して分岐し、
その分岐されたプログラムに従って機能するようにプロ
グラミングされているから、各機能毎に制御状!7!i
Sを指示して、各制御状態のフローの処理に入る。
ステップL1で制御状態S−〇に設定されているから、
ステップ[9でS=0の「待機状B ail制御70−
jに入る。
制御状態S=O:r待機状態制御フロー」このフローで
は、リジュームスイッチSW5の操作状態の検出並びに
本プログラムのスタート時のセットスイッチフラグ及び
リジュームスイッチフラグの状態を判断し、制御系をキ
ャンセル状態に維持する。
このフローに入ると、まず、ステップLOIで全バルブ
、即ち、コントロールバルブv1及びベントバルブv2
、リリースバルブ■3をA)状態とし、負圧アクチュエ
ータACの制御を停止して、定速走行制御の停止を行う
。そして、ステップLO2でリジュームスイッチSW5
の操作状態を検出する。リジュームスイッチSW5がオ
ンされているとぎには、ステップLO3でスタート時の
セットスイッチフラグが立っている(“H″)か判断し
、立っていない(シ”の)とき、更に、ステップLO4
でスタート時のリジュームスイッチフラグが立っている
(”H”)か判断する。ステップLO4でリジュームス
イッチフラグが立っていない(“L I+の)とき、ス
テップLO5で記憶車速をみて、記憶車速OK!R/h
(クリア状態)でないとき、ステップLO6で制御状@
S=1のrフルオン制御70−jを設定し、更に、ステ
ップL07でバキュームポンプBPを作動状態とするバ
キュームポンプフラグを立てる(“H゛′とする)。
即ち、制御状態S=1の「フルオン制御フロー」に入る
準備を行う。
また、ステップ102でリジュームスイッチSW5がオ
ンされていないとき、或いは、ステップLO3でセット
スイッチフラグ、ステップし04でリジュームスイッチ
フラグが立っている(”H”)とき、或いは、ステップ
LO5で記憶車速かO/fa/h(クリア状態)のとき
は、リジューム機能を否定することであるから、制御状
BSを変化させない。
制御状態S=1 : rフルオン制御フロー」第4図と
同一であるので省略する。
制御状@s=2:r定速制御フ1]−1このフ11−は
、記憶された車速で定速走行を行うためのフローである
。また、セットスイッチSW4、リジュームスイッチS
W5がオフであると、セットスイッチフラグ、リジュー
ムスイッチフラグを下す(°“L 11とする)処理を
行う。
ステップL201でリードスイッチSW2のパルスから
車速を得て、車速からコントロールバルブ■1及びベン
トバルブ■2を開閉するデユーティ比を決定する。
ステップL202からステップL207はデュ−ティ比
制御による車速制御において、何等かの原因により車速
が記憶車速に制御できない場合のステップである。まず
、ステップL205で車速偏差が151m/hより大き
くなると、ステップL206でリリースバルブ■3をオ
フとし、負圧アクチュエータACの負圧室A1内の負圧
を減じて大気圧に等しくし、スロットルバルブSvの制
御を解除する。そして、ステップ1207で゛シザーを
オンとして、それを報知する。そして、ステップL20
2で車速偏差が10KIR/hより小さり4【ると、ス
テップL203でリリースバルブV3をオンとし、ステ
ップL204でブザーをオフとし、ステップ1208で
コントロールバルブV1及びベントバルブv2のデユー
ティ比制御が有効に作用し、車輌の定速走行制御が可能
となる。このとき、ステップL202の車速偏差が10
KIR/hから、ステップL205の車速偏差が15K
JR/hに加速される間、及び、ステップL205の車
速偏差が15KIR/hからステップL202の車速偏
差が10!a/hまで減速される間は、負圧アクチュエ
ータACの制御を再開する設定値のヒステリシスとなる
ステップし209でリジュームスイッチSW5が所定時
間(ここでは、0.5秒)以上オンされると、ステップ
L210で制御状fis=3の「加速制御フロー」を設
定する。そして、ステップL211でセットスイッチS
W4がオンになり、更に、ステップL212でセットス
イッチフラグ、ステップL213でリジュームスイッチ
フラグが立っていない(” L ’”の)とき、ステッ
プL214で制御状態S=4の「減速制御フローJを設
定する。ステップL 215でクラッチスイッチSW3
がオンのとき、ステップL216で制御状態$=1また
はS=2であるかを判断する。即ち、クラッチスイッチ
SW3にリジューム機能を持たせているから、「加速制
御フロー」または「減速制御フローjのいずれから、こ
のフローに入ったかを判断し、両フL]−のいずれかか
らこのフ[1−に入ったときは、ステップL217で制
御状態S=6の「クラッチリジューム制御)0−」が設
定され、そうでないとき、ステップL218でクラッチ
スイッチSW3のオンにともなうキャンセル機能の制御
状態S=5のrキャンセル制御フa−Jが設定される。
ステップL219でブレーキスイッチSW6がオンとな
ると、ステップL220で制御状態S=5の「キャンセ
ル制御フローJが設定される。ステップL221及びス
テップL222で、低速リミットを判断し、現車速が所
定の制御車速以下であると、制御状態S=7を設定し、
定速走行制御を禁止する。このフU−に入って、から、
ステップL223でセットスイッチSW4のオフが検出
されると、ステップL224でセットスイッチフラグを
下す(“L”とする)。また、ステップL225でリジ
ュームスイッチSW5のオフが検出されると、ステップ
L226でリジュームスイッチフラグを下す(“し”と
する)。なお、ステップL223でセットスイッチSW
4がオン、ステップL225でリジュームスイッチSW
5がオンであると、セットスイッチフラグ、リジューム
スイッチフラグは立った(“H″の)状態を維持する。
そして、ステップL227で「バキュームポンプ制御サ
ブルーチン」の処理に入る。
制御状態S−3;r加速制御フロー」 このフローは、車輌の定速走行制御中に加速して、定速
走行速度を更新するためのフローである。
しかし、セットスイッチフラグまたはリジュームスイッ
チフラグが立っているとき(” H”のとき)それを否
定する。
まず、ステップL31で全バルブ、即ら、コントロール
バルブv1及びベントバルブV2、リリースバルブV3
をオンとし、負圧アクチュエータACの負圧室A1の負
圧を上げ、スロットルバルブSVを開ぎ、ステップL3
2でリジュームスイッチSW5がオフになるまで加速さ
れる。リジュームスイッチSW5がオフになると、ステ
ップL33でセットスイッチフラグが立っている(“′
H″)か判断し、更に、ステップL34でリジュームス
イッチフラグが立っている(H′°)か判断する。セッ
トスイッチフラグ及びリジュームスイッチフラグが立っ
ていない(L”の)とき、ステツブL35で制御状BS
=2の「定速制御フローjを設定し、そのときの車速を
ステップL36でメモリに記憶する。
制御状態S=4;r減速制御減速制御 フロー前制御状態rキャンセル制御フロー」制御状態S
=6;rクラッチリジューム制御フロー1 制御状態S=7:r低速リミット制御フローJ「バキュ
ームポンプ制t[l#ブルーチン」は、各々第8図、第
9図、第10図、第11図、第12図と同一であるので
その説明を省略する。
上記実施例では、セットスイッチSW4またはリジュー
ムスイッチSW5の短絡状態が、電源スィッチSWIの
投入後に解除されると、セットスイッチSW4のオンに
より定速走行制御に入り、ステップL223でセットス
イッチSW4のオフが検出されると、ステップL224
でセットスイッチフラグを下す(L 、JTとする)。
また、ステップL225でリジュームスイッチSW5の
オフが検出されると、ステップ1226でリジュームス
イッチフラグを下す(” L ”とする)。したがって
、短絡が解除されると正常な定速走行に入ることができ
る。
なお、前記ステップ[223でセットスイッチSW4の
オフが検出されると、ステップL224でセットスイッ
チフラグを下す(11111とする)ルーチン、及び、
ステップし225でリジュームスイッチSW5のオフが
検出されると、ステップL226でリジュームスイッチ
フラグを下す(“L”とする)ルーチンを省略すると、
短絡が解除されても、電源スィッチSW1の解除によっ
てのみ、正常動作に入ることができることになる。
このようにして、電子制御回路CPUのみでも、電子制
御回路CPUに供給する電源が投入された際に、定速走
行制御に関与するセットスイッチSW4、リジュームス
イッチSW5等のスイッチ手段の状態を記憶する記憶手
段と、前記記憶!:段の出力に応じて、前記電子I11
 m回路CPUが定速走行に関与する制御に入るのを禁
止する禁止手段によって、第1図に示した制御と同一の
制御ができる。
また、本発明を実施する場合には、セットスイッチフラ
グ及びリジュームスイッチフラグの内容によって、表示
燈、LED、ブザー等のディスプレイ手段を用いてその
作動状態を表示することもできる。即ち、第1図の実施
例と同様に変形して使用することができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明の定速走行装置は、記憶車速と現
車速とを比較し、その車速偏差をなくする方向にスロッ
トルバルブの間開の制御を行うアクチュエータ手段を制
御する電子制御回路に供給する電源の信号を一方の入力
とし、セットスイッチ、リジュームスイッチ等の定速走
行制御に関与するスイッチの動作信号を他方の入力とす
る79917091回路の出力によって、前記定速走行
υIt[lに関与するスイッチの動作信号を拘束するゲ
ート回路を制御するものであるから、エンジンの始動時
に、前記定速走行制御に関与するスイッチの短絡の判断
を行い、短絡が生じている場合には一旦解除されない限
り、前記セットスイッチ、リジュームスイッチ等の定速
走行制御に関与するスイッチの制御信号を受理しないか
ら、エンジンの始動時に、定速走行制御に関与するスイ
ッチの短絡が生じていても、車輌が予期せぬ定速走行状
態または加速状態に入るのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の定速走行装置の全体構成図
、第2図から第12図は電子制御回路の定速走行制御動
作のフローチャート、第13図は本発明の他の実施例の
定速走行装置の全体構成図、第14図から第19図は第
13図で示した実施例の電子制御回路の定速走行制御動
作のフローチャートである。 図において、 BP・・・バキュームポンプ、 SV・・・スロットルバルブ、 AC・・・負圧アクチュエータ、 ST・・・サージタンク、 CPU・・・電子制御回路、 FF・・・フリップフロップ、 NANDI、NAND2・・・ナントゲート、Δ1〜Δ
3・・・増幅器、 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)定速走行制御に関与するスイッチ手段と、定速走
    行を行う所定の車速を記憶する記憶手段と、スロットル
    バルブを開閉するアクチュエータ手段と、前記記憶車速
    と現車速とを比較し、その車速偏差をなくする方向に前
    記アクチュエータ手段を制御する電子制御手段を具備す
    る定速走行装置において、 前記電子制御手段に供給する電源が投入された際の前記
    スイッチの状態を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の
    出力に応じて、前記制御手段が定速走行に関与する制御
    に入るのを禁止する禁止手段を設けたことを特徴とする
    定速走行装置。
  2. (2)前記定速走行制御に関与するスイッチは、定速走
    行車速を記憶すると共に定速走行制御を開始するセット
    スイッチと、一旦解除された定速走行制御を再び定速走
    行の制御車速にて再開させるリジュームスイッチとした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の定速走
    行装置。
  3. (3)前記定速走行制御に関与するスイッチは、定速走
    行車速を記憶すると共に定速走行制御を開始するセット
    スイッチと、一旦解除された定速走行制御を再び定速走
    行の制御車速にて再開させるリジュームスイッチと、車
    速を増速するアクセルスイッチとしたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の定速走行装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990006243A1 (fr) * 1988-11-28 1990-06-14 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Unite de commande de moteur de vehicule automobile
US5033570A (en) * 1987-09-29 1991-07-23 Aisin Seiki K.K. Fixed operating speed control device

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