JPS62156375A - 防染模様を有する生地 - Google Patents

防染模様を有する生地

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JPS62156375A
JPS62156375A JP60299033A JP29903385A JPS62156375A JP S62156375 A JPS62156375 A JP S62156375A JP 60299033 A JP60299033 A JP 60299033A JP 29903385 A JP29903385 A JP 29903385A JP S62156375 A JPS62156375 A JP S62156375A
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JP
Japan
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resist
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polymethylolmelamine
fibers
fabric
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小牧 貢
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、防染模様を有する生地に関するものである。
従来技術 生地を模様状に染色する方法として、古くから防染法が
知られているが、従来の防染法は防染剤を付着した状態
で生地を染色するものであり、予め防染加工を施してお
いた生地を需要者が手に入れ、後から所望の染色を施す
ということはできなかった。
発明の目的 本発明は、需要者が必要な時に所望の色に染色できる、
防染模様を有する生地を提供することを目的とする。
発明の構成 本発明の生地は、繊維表面にポリメチロールメラミン又
は変性メラミン樹脂からなる防染模様を有することを特
徴とするものである。
ここにポリメチロールメラミンとしては、車なるポリメ
チロールメラミンだけでなく、アルキル化、アルコキシ
ル化、アセチル化などによって変成されたものが使用さ
れてもよく、また変性メラミン樹脂としてはグリコール
変性メラミン樹脂や酸コロイドメラミン樹脂などがいず
れも使用できる。
本発明の製品は、このようにポリメチロールメラミン等
、例えばスミテックスレジンM−3(住友化学工業株式
会社製)又はヘソカミンAPM(大日本インキ化学工業
株式会社製)等を用いて、捺染法又は浸染法に準じて繊
維を処理して製造されるものであるが、処理液又は捺染
糊にはポリメチロールメラミン等と共に防水剤、浸透剤
、染料、その他の添加物が併用されてもよい。
加工方法の具体例としては、例えば次のような方法があ
る。
1)ポリメチロールメラミンを5重量%以上含有する捺
染糊を布帛に印捺し、大気圧下で70〜100℃、5分
〜3時間蒸熱又は乾熱処理し、水洗、乾燥する。この捺
染糊には防水剤、浸透剤、pH調節剤などが併含されて
もよく、また反応性染料等の堅牢な染料を捺染糊に添加
して、着色した防染模様を得ることもできる。
2)布帛に模様状に絞り加工を施し、ポリメチロールメ
ラミンを含む、p H8,7以下、30−105°Cの
処理浴で浸’tlJ処理をする。
3)ポリメチロールメラミンを含む、pH8,7以下、
30〜105℃の処理浴への浸漬処理などによって、予
め糸を全体に又は部分的に防染処理しておき、この糸を
少なくとも部分的に用いてポリメチロールメラミンの付
着した繊維が模様状に表れるように織成または編成する
■)の処理は、捺染糊の種類によって、適度にpHを調
整して実施するのが好ましく、通常pH3以上で実施す
るが、pH4,5以上、特にp H6゜5〜9であるの
が好ましり、ti粉糊の使用にあっては弱アルカリ物質
を添加してpH8〜1)にして使用するのがよい。なお
、pH調節には酢酸やソーダ灰などの一般的なp Hl
i節剤だけでなく、PVAなどの高分子物質が使用され
てもよい。
また、捺染法による場合、捺染糊組成物に含まれるポリ
メチロールメラミンの量は前述の如く5重量%以上であ
れば十分であるが、通常8〜80重量%の範囲で使用さ
れ、処理後の糊の除去という点から9〜50重量%であ
るのが特に扱い易く好ましい。
2)及び3)の浸漬処理については、本願出願人が先に
出願した特願昭59−141271号明細書にも一部詳
述されているが、ポリメチロールメラミンの量又は添加
方法などによって最適処理条件は異なる。通常、p H
3,0〜8.7の処理浴を用いて20分以上処理するの
が好ましく、特に85〜100℃での処理が好適である
。なお、この場合にも処理浴に染料を添加して着色防染
効果を存する処理をしてもよく、また、上述の如きpH
調節剤やpvA、@粉その他の添加剤を併用してもよい
また、浸漬処理において、処理液に被処理繊維に対して
80〜150重量%のポリメチロールメラミンが含まれ
る場合は、酸等の添加が無(でも実用性ある防染力を得
ることができ1、更にp)(8.7程度の処理液であっ
ても、ポリメチロールメラミンの使用量がある程度高い
と長時間加熱(例えば、100°C前後で2〜3時間加
熱)で実用性ある防染力が得られることもわかっている
このようにして得られた本発明の製品は、ポリメチロー
ルメラミンが具体的にどのように作用するのかは明らか
でないが、ポリメチロールメラミンの付着した繊維が、
未処理の繊維とほとんど変化のない外観及び風合を呈し
ながら、反応染料、直接染料、酸性染料及び塩基性染料
に対して優れた防染効果を発揮するものであり、防染模
様を有する状態で妙味ある後染め可能な生地として商品
価値あるものとなる。
本発明の生地を構成する繊維は特に限定されないが、絹
、羊毛、綿、レーヨン、などが効果的に使用できる。ま
た白地のものに限られるものではなく、地染め又は地捺
染した着色繊維にポリメチロールメラミン処理されてい
てもよい。
なお、本発明の製品において防染模様部分のポリメチロ
ールメラミン付着量は繊維の種類及び太さ、撚度などに
よって異なるが、通常模様部分の繊維重量に対して2重
量%以上、特に3〜30重量%であるのが好ましい。
実施例1゜ スミテックスレジンM3”    200g糊剤   
          800g練り絹布に、上記組成か
らなる捺染糊を模様状に印捺し、大気中で70゛C〜1
00℃で40分法熱処理し、水洗、乾燥した。
その結果、外観的には白無地の均質な絹布であるが、ポ
リメチロールメラミンの付着した繊維が模様状に防染効
果を発揮する生地が得られた。この生地を酸性染料で赤
色に染めたところ、ポリメチロールメラミンの付着して
ない繊維のみ赤く染色され、ポリメチロールメラミンの
付着した繊維がその中で鮮やかに白く浮きだした美しい
染色布かえられた。
実施例2゜ 実施例1の捺染糊に浸透剤0.1 gを添加して、実施
例1と同様の方法を実施した。
その結果、実施例1の製品よりも更に防染効果に優れた
製品が得られた。
実施例3゜ スミテックスレジンM3”    200g大原パラヂ
ウムMF”       5Qg糊剤        
     750g上記組成からなる捺染糊を用いて実
施例1と同じ方法を実施した。その結果、実施例1同様
に模様状に優れた防染効果を発揮する生地が得られた。
実施例4゜ 練り絹糸を、絹糸重量に対してスミテックスレジンM3
”40〜60%、酢酸0.3〜0.8 %を含むp H
6,4〜7.2の処理浴に漫清し、大気圧下98〜10
0℃で1時間45分処理し、水洗、乾燥した。
このようにして得た防染糸即ちポリメチロールメラミン
の付着した繊維を経糸及び緯糸の一部に用い、残りの経
糸及び緯糸に未処理の絹糸を用いて着尺を織成した。
製品は外観的には自無地の風合のよい織布となっだが、
防染性あるポリメチロールメラミンの付着した繊維が格
子状に存在するため、その後、酸性染料で紺色に染色し
たところ、ポリメチロールメラミンの付着してない繊維
のみ濃い紺色に染色され、ポリメチロールメラミンの付
着した繊維が白く格子状に染め分けられた。即ち、製品
はポリメチロールメラミンの付着した繊維のみからなる
真白な部分と4紺に染色された地の繊維のみからなる濃
紺色の部分と白い繊維と/r4紺色の繊維が織り合わさ
った部分の3色からなる、全体に先染の繊維を用いて織
成したような妙味ある格子模様を有するものとなった *1)住友化学工業株式会社製のポリメチロールメラミ
ンを主体とする加工剤 *2)大原パラヂウム化学株式会社製の防水剤発明の効
果 本発明の生地には、ポリメチロールメラミン等を付着し
た繊維が模様状に存在するため、外観上は普通の生地と
変化のない状態でありながら、染色時には上記繊維が防
染効果を発揮し、需要者が通常の浸染法などによって所
望の色に染色すると、鮮やかに上記模様部分が染め分け
られ、先染繊維を用いたような非常に変化に富んだ美し
い染色布帛を得ることができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維表面にポリメチロールメラミン又は変性メラ
    ミン樹脂からなる防染模様を有することを特徴とする防
    染模様を有する生地。
  2. (2)ポリメチロールメラミン又は変性メラミン樹脂と
    共に防水剤を使用して防染模様が形成されている特許請
    求の範囲第1項記載の生地。
  3. (3)防染模様が捺染法により形成されている特許請求
    の範囲第1項または第2項記載の生地。
  4. (4)防染模様が絞り加工により形成されている特許請
    求の範囲第1項または第2項記載の生地。
  5. (5)ポリメチロールメラミン処理により防染性を付与
    した繊維が、模様状に表れるように編成又は織成してな
    る特許請求の範囲第1項記載の生地。
  6. (6)繊維が絹繊維である特許請求の範囲第1項〜第5
    項いずれか1項に記載の生地。
  7. (7)防染模様部分での繊維へのポリメチロールメラミ
    ンの付着量が2重量%以上である特許請求の範囲第1項
    〜第5項いずれか1項に記載の生地。
JP60299033A 1985-12-27 1985-12-27 防染模様を有する生地 Granted JPS62156375A (ja)

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JP60299033A JPS62156375A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 防染模様を有する生地

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JPS62156375A true JPS62156375A (ja) 1987-07-11
JPH0122394B2 JPH0122394B2 (ja) 1989-04-26

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JP60299033A Granted JPS62156375A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 防染模様を有する生地

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4840597A (ja) * 1971-09-18 1973-06-14
JPS59141271A (ja) * 1983-01-31 1984-08-13 Sharp Corp 薄膜トランジスタ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4840597A (ja) * 1971-09-18 1973-06-14
JPS59141271A (ja) * 1983-01-31 1984-08-13 Sharp Corp 薄膜トランジスタ

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JPH0122394B2 (ja) 1989-04-26

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