JPS62155819A - 電気コ−ヒ沸し器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕本発明は電気コーヒ沸し器の改良に関す
るものである。本発明の改良の対象となる従来の電気コ
ーヒ沸し器を第３図について説明する。１は本体で、左
側に水タンク２を一体に形成し、右側にヒータ３を支持
している。

水タンク２の底部の排水口は逆上弁４を有し、継手５お
よび接続管６によってヒータ３に埋設された加熱管７の
一端と結合されている。加熱管７の他端は直立する給湯
パイプ８と結合されている。９はヒータ素子である。１
０は水タンク２とヒータ３との間において本体１に支持
された抽出容器で、内部中央にカッター１１、底部にフ
ィルタ１２を有し、上部の開口部１３には給湯パイプ８
と連結された注湯口１４が対向している。

１５はカッター１１を駆動するモータで、本体１に吊持
されている。１６は本体カバー、１７は本体把手である
。１８はコーヒ湯の受はカップで開閉蓋１９を有し、抽
出容器１０に設けた図示してない排出口からコーヒ湯の
供給を受ける。

上記の構造を有する電気コーヒ沸し器において、水タン
ク２に本を入れ、抽出容器１０にコーヒ豆を投入し、電
源をオンにすると水タンク２内の水はヒータ３によって
加熱されて熱湯になり、発生した蒸気の圧力によって給
湯パイプ８を上昇し、注湯口１４から抽出容器１０に注
入される。発生した蒸気は逆止弁４によシ水タンク２に
逆流するのが防止される。一方、抽出容器１０に投入さ
れたコーヒ豆はカッター１１によって粉砕され、熱湯の
注入によって抽出されたコーヒ湯はフィルタ１２を通過
してコーヒ受はカップ１８に収容される。

ところで上記従来の電気コーヒ沸し器には以下述べるよ
うな問題がある。良質のコーヒ湯を抽出するためには粉
砕されたコーヒ豆の粒子の大小を均一適正に保持するこ
とが必要である。

したがって粉砕不足および過粉砕を防止するために、カ
ッター１１を駆動するモータ１５の駆動および駆動時間
を制御する制御装置が必要になる。

しかし、この制御装置を設けることはこの電気コーヒ沸
し器の構造を複雑、高価にするばかシでなく、その使用
を煩雑にする。本発明はこの問題を解決することのでき
る構造を備えた電気コーヒ沸し器を提供することを発明
の目的とするものである。

〔発明の構成〕本発明の電気コーヒ沸し器は、カッター
を設けたコーヒ豆の粉砕室と、フィルタを有するコーヒ
湯の抽出室と、水タンクと、加熱管を埋設したヒータと
よシなシ、前記粉砕室で粉砕したコーヒ豆の粉末を前記
抽出室に供給し、前記水タンクの本を前記ヒータで加熱
してこれを前記抽出室に供給する電気コーヒ沸し器にお
いて、前記粉砕室と前記抽出室との間に、多数の小孔と
少数の大孔とを組合せて粉砕されたコーヒ豆の粉末の通
路を形成する多孔壁を設けたことを特徴とする。

本発明の実施例を第１図について説明する。

ガは本体で、図面の右側には水タンクρ、左側にはコー
ヒ豆の粉砕室ｎ１中夫にはコーヒ湯の抽出車列を一体に
形成している。粉砕室器はすシ鉢型の底面を有し、その
中心部には本体２１に吊持されたモータ５によって駆動
されるコーヒ豆のカッター３を備えている。Ｉは粉砕室
お内で粉砕されたコーヒ豆を排出する多孔壁で、その周
囲には下方に傾斜したコーヒ豆の排出口路が設けである
。抽出宣冴はすシ鉢型の形状を有し、その内壁にはフィ
ルタ四が貼着されておシ、コーヒ豆の排出口列はこの抽
出室ス内に突入している。加は水タンクｎ１粉砕室るお
よび抽出宣冴を被覆するカバーである。抽出室スの下方
にはコーヒ湯の受はカップ３１を収容する受は室３２を
形成し、受は室３２の下方には加熱管あを埋設したヒー
タあが設けである。３５はヒータ素子である。加熱管お
の一端は継手管３７によって水タンクηの底部の排水口
と結合されておシ、該排水口には逆止弁あが設けである
。加熱管あの他端は直立する給湯管３６と結合されてお
り、給湯管あの先端は給湯口３９に対向している。４０
は制御器で、ヒータ詞およびモータ５のオンオフを制御
する。

本発明の粉砕室器の多孔壁ｎは第２図に示すように、多
数の小孔４１と少数の大孔４２とを適当に組み合せたコ
ーヒ粒子の通路を形成している。

孔の大きさは粉砕されたコーヒ豆の粒子の大小を決定す
るものであるから小孔４１と大孔４２の大きさおよびそ
の数はコーヒの抽出に最も適した大きさおよび割合に設
定しである。かくしてコーヒの抽出に最も適した大きさ
に粉砕されたコーヒ豆を抽出室スに供給することができ
る。

次にその作用を説明する。粉砕室器に所定量のコーヒ豆
を投入し、水タンクηに所定量の本を注入し、電源スィ
ッチをオンにするとモータ５が駆動され、カッターあに
よシ粉砕室ｎで粉砕されたコーヒ豆は粉砕室器のすり鉢
型の底面に沿って遠心力によシ上昇し、多孔壁ｎを通過
して排出口列から抽出宣冴に入る。フィルタ２９は排出
口あの傾斜面の下方にあるのでコーヒ豆の粉末がフィル
タ四の下に侵入することはない。

投入されたコーヒ豆の粉砕、排出が終了すると制御器４
０はモータ５を停止してヒータあをオンにする。ヒータ
Ｕの通電によって加熱管お内の水は加熱されて熱湯にな
り、局部的に沸騰した蒸気圧によって給湯管間を上昇し
て給湯口３９から抽出室夙に入シ、コーヒ湯の抽出が開
始されるＯ なお上記実施例においては制御器４０を設けてモータδ
およびヒータあのオンオフを制御する場合について説明
したが、コーヒ豆の粉砕室乙における粉砕が終了して抽
出室あに入るまでに要する時間は約１０〜１５秒であシ
、また、ヒータあがヒータスイッチのオンによって蒸気
を発生して抽出室２４に熱湯の供給を開始するまでに要
する時間は約加〜（９）秒であるから、制御器４０を省
略して、電源スィッチによυモータ６とヒータ３４とを
同時にオンにしてもコーヒ粉のない抽出室Ｕに熱湯の供
給が行なわれることはない。

さらにコーヒ豆の粉砕が終了したか否かは、カッターあ
の回転音で使用者は容易に知ることができるから制御器
４０を省略してモータおよびヒータの制御を手動とする
ことになんらの支障はない。

〔発明の効果〕以上述べたように本発明の電気コーヒ沸
し器は多孔壁部によシ適当の粒度に粉砕されたコーヒ豆
を自動的に粉砕室おから抽出室Ｕに送ることができ、粉
砕のための格別の制御装置を必要としない。したがって
第３図の従来の電気コーヒ沸し器のもつ前記問題点を屏
消するので発明の目的を達成する効果を有する。

さらに本発明においてはコーヒ豆の粉砕と、粉砕された
コーヒ豆の抽出とをそれぞれ別個の粉砕室るおよび抽出
室別で行なうため、粉砕室おおよび抽出室スをそれぞれ
、粉砕および抽出に最も適した構造に設計することがで
きるので良質のコーヒ湯を効率よく抽出することができ
るすぐれた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図二本発明の電気コーヒ沸し器の実施例の断面図 第２図：第１図の電気コーヒ沸し器の多孔壁の正面図 第３図：従来の電気コーヒ沸し器Ω断面図（記号）２１
・・・本体、η・・・水タンク、る・・・粉砕室、冴・
・・抽出室、５・・・モータ、％・・・カッター、ｎ・
・・多孔壁、部・・・排出口、四・・・フィルタ、加・
・・カバー、３１・・・カップ、３２・・・受室、お・
・・加熱管、３４・・・ヒータ、あ・・・ヒータ素子、
Ｉ・・・給計管、３７・・・継手管、あ・・・逆止弁、
３９・・・給湯口、４０・・・制御器、４１・・・小孔
、４２・・・大孔 牙１　図 １′２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カッターを設けたコーヒ豆の粉砕室と、フィルタを有す
   るコーヒ湯の抽出室と、水タンクと、加熱管を埋設した
   ヒータとよりなり、前記粉砕室で粉砕したコーヒ豆の粉
   末を前記抽出室に供給し、前記水タンクの本を前記ヒー
   タで加熱してこれを前記抽出室に供給する電気コーヒ沸
   し器において、前記粉砕室と前記抽出室との間に、多数
   の小孔と少数の大孔とを組合せて粉砕されたコーヒ豆の
   粉末の通路を形成する多孔壁を設けたことを特徴とする
   電気コーヒ沸し器