JPH03277323A

JPH03277323A - コーヒー沸し器

Info

Publication number: JPH03277323A
Application number: JP2080124A
Authority: JP
Inventors: Koji Itakura; 浩二板倉; Nobuhiko Sasajima; 笹島　伸彦
Original assignee: YAMANO DENKI SEIZO KK; Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: YAMANO DENKI SEIZO KK; Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1990-03-28
Filing date: 1990-03-28
Publication date: 1991-12-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、コーヒー豆粉砕用のミル容器とコーヒー液抽
出用の抽出容器とを備え、ミル容器内で粉砕したコーヒ
ー粉を抽出容器内へ自動的に導き入れるようにしたコー
ヒー沸し器に関する。

（ロ）従来の技術この種のコーヒー沸し器としては、例えば実開昭６３−
５２５４３号公報に示された構成のものが提案されてお
り、本体の左側上部のミル容器内にカッターを内設し、
ミル容器の右側斜め下方に抽出容器を設けている。ミル
容器内と抽出容器内とを連通させる多数の小孔を有する
ミル網を設け、湯生成機構を構成するパイプからの湯を
一旦湯受部で受けて定量の湯を抽出容器内に導いている
。

コーヒー液を抽出する場合には、ミル容器内にコーヒー
豆を入れ、カッターを回転させることによりコーヒー豆
は粉砕されミル容器内で生起される旋回空気流と共にコ
ーヒー粉はミル網を通過し、抽出容器内に導かれる。こ
の後、パイプから抽出容器内のコーヒー粉に湯を供給し
てコーヒー液を抽出するものである。

（ハ）発明が解決しようとする課題しかしながら、上記構成では、コーヒー液の抽出後に掃
除を行う場合、抽出容器の他にミル容器やミル網を掃除
しなければならず、しかも多数孔を有したミル網とカッ
ターを有したミル容器に付着して残ったコーヒー粉のか
すは、極めて取除き難く、総じて掃除性が悪く不衛生で
あるという問題点があった。

そこで、本発明は斯る問題点を解消するコーヒー沸し器
を提供することを目的とする。

（ニ）課題を解決するための手段本発明は、モータで回転駆動されるカッターを有するミ
ル容器を本体に傾斜して設け、この傾斜したミル容器の
上方部に熱湯を供給するパイプの開口部を臨ませ、下方
部にコーヒー粉を収容する抽出容器の上面開口に臨むフ
ィルターを設けた構成を有する。

（ホ）作用斯る構成によると、コーヒー豆の粉砕後にミル容器内に
残留するコーヒー粉は、パイプから案内されてくる熱湯
で洗い流されることになる。

（へ）　実施例以下、本発明の一実施例を第１〜第４図を参照して説明
する。（１）はコーヒー沸し器の本体で、これのｒ！ｌ
！部にカートリラージ式の貯水タンク（２）が設けられ
、下部にヒータ（３）が設けられている。

このヒーター（３）内には図示しない加熱管とシーズヒ
ーターから成る周知の湯生成機構が設けられており、貯
水タンク（２）内の水が前記加熱管内に供給されて熱湯
化される。

（４）はヒーター（３）上に載置したボトル、（５）は
ボトル（４）の上方に配置したロート状の抽出容器で、
これは本体（１）に着脱可能に装着されている。この抽
出容器（５）の底部には抽出孔（６）が形成されている
と共に、この抽出孔（６）を開閉する弁装置（７）が設
けられている。この弁装置（７）はボトル（４）をヒー
ター（３）上に載置するとボトル（４）に被せたボトル
蓋（８）に当接して開放された状態となる。（９）は本
体（１）内に垂直方向に対して略４５度の傾斜を持たせ
て配設した縦軸形のモータで、このモータ（９）の上方
部にはミル容器（１０）が隔壁（１１）に同様に傾斜し
て装着されている。

前記ミル容器（１０）の内底部にはモータ（９）により
回転駆動されるカッター（１２）が設けられている。こ
のミル容器（ｌＯ）の外周壁の下方部には多数の細孔を
形成することにより粉フィルター（１３）が設けられて
おり、この粉フィルター（１３）が抽出容器（５）の上
面開口部に臨んでいる。（１４）は粉フィルター（１３
）からのコーヒー粉を抽出容器（５）内に導くためのフ
ード部で、これの一端部が粉フィルター（１３）の上部
及び両側部を包囲し、他端部が抽出容器（５）の上面開
口部の中央部付近に伸びている。

・（１５）は前記加熱管に連通したパイプであり、ヒー
タ（３）で加熱生成された熱湯を導きミル容器（１０）
の外周壁上方吐出口（１６）より前記ミル容器（１０）
内に出湯している。

次に上記構成の作用について説明する。

コーヒー液を抽出するには、まず、ミル容器（１０）及
び貯水タンク（２）内に夫々コーヒー豆、水を収容して
第２図に示す状態にセットする。そしてモーター（９）
に通電すると、カッター（Ｘ２）によりコーヒー豆が粉
砕される。これにより、生成されたコーヒー粉は粉フィ
ルター（１３）の細孔以下の粒度になったところで遠心
力によりこなフィルター（１３）から飛び出す。

飛び出したコーヒー粉は、円弧状のフード部（１４）に
案内されて抽出容器（５）内に落下する。つぎに、湯生
成機構のヒーター（３）に通電すると、貯水タンク（２
）内の水が順次熱湯化されてパイプ（１５）内を上昇し
てミル容器（１０）内に吐水口（１６）より出湯される
。（１７）はミル容器（１０）内で粉砕されたコーヒー
粉の侵入を防ぐ微細孔のネットである。

出湯された湯はミル容器（ｌＯ）が傾斜して装設されて
いるため、この容器（１０）内斜面を流下して、外周壁
下方に設けられた粉フィルター（１３）を通過してミル
容器（１３）の外周壁下方より延伸されたリング状の散
水リング（１８）を伝わり分散して抽出容器（５）内の
コーヒー粉の上に滴下される。滴下された熱湯はコーヒ
ー粉に浸透してコーヒー粉からコーヒーのエキスを抽出
し、紙フィルタ（１９）により濾過されて抽出孔（６）
からボトル（４）内にコーヒー液として滴下し貯溜され
る。

コーヒー液の抽出後、掃除を行う必要があるが、ミル容
器（１０）の内面及び粉フィルター（１３）は前述した
ように熱湯が流下するので夫々に付着したコーヒー粉の
かすは洗い流され掃除を行う必要がなく、掃除性を著し
く向上させ、しかもミル容器（１０）の掃除が不要なた
め、掃除のたびに本体とミル容器（ｌＯ）を常に着脱す
る必要もなく、取扱い性を向上させることができる。

（ト）発明の効果本発明は以上の説明から明らかのように、以下の効果を
得ることができる。即ち、ミル容器が本体に対し傾斜し
て装設され、前記ミル容器上方部より、熱湯をミル容器
内に出湯するため、出湯された湯はミル容器内斜面を流
下する。この時ミル容器の内壁及びフィルター面に付着
したコーヒー粉のかすは、前記熱湯の流下で洗い流され
る。

このためコーヒー液抽出後、ミル容器は掃除の必要がな
く掃除性が著しく向上する。しかもミル容器の掃除が不
要なため、掃除のたびに本体と粉砕ケースを着脱する必
要もなく取扱い性も著しく向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明コーヒー沸し器の外観斜視図、第２図は
同断面図、第３図は同要部外観斜視図。第４図は同要部外観正面図。（１５）・・・パイプ、（３）・・・ヒータ、（１２）
・・・カッター、（９）・・・モータ、（１０）・・・
ミル容器、（１３）・・・フィルター、（５）・・・抽
出容器。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）貯水タンクからパイプを通して案内される水をヒ
ーターで加熱して熱湯とし、前記パイプから外部へ案内
する様にしたコーヒー沸し器において、前記コーヒー沸
し器本体にモータで回転駆動されるカッターを有したミ
ル容器を傾斜して設け、前記ミル容器の上方部に前記パ
イプの開口部を臨ませ、下方部にコーヒー粉を収容する
抽出容器の上面開口に臨むフィルターを設けたことを特
徴とするコーヒー沸し器。