JPS6215532Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6215532Y2
JPS6215532Y2 JP6227983U JP6227983U JPS6215532Y2 JP S6215532 Y2 JPS6215532 Y2 JP S6215532Y2 JP 6227983 U JP6227983 U JP 6227983U JP 6227983 U JP6227983 U JP 6227983U JP S6215532 Y2 JPS6215532 Y2 JP S6215532Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cable
boot
retaining ring
inner cable
covering member
Prior art date
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Expired
Application number
JP6227983U
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English (en)
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JPS59168018U (ja
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Publication date
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Publication of JPS6215532Y2 publication Critical patent/JPS6215532Y2/ja
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Landscapes

  • Flexible Shafts (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自転車、自動車、その他各種産業機
器の遠隔操作に用いられるコントロールケーブル
(以下単にケーブルという)のブーツの固定構造
の改良に関する。
従来第1図に示した如く内索2の適当位置にブ
ーツ3を固定するために固定リング4を加締付け
ブーツの端部を内索に密着させて固定していた。
しかしながら内索は一般に数本の素線を撚り合せ
たものであるので、雨水等の水滴が素線のわずか
な隙間から毛管現象でブーツ内部を経てケーブル
内部に侵入するので発錆の原因となつていた。こ
れを防止するために第2図に示した如く索端金具
から適当長さ内索2に合成樹脂の被覆部2aを嵌
着した内索の部分にブーツを固定リング4で固定
する構造のものがある。しかしながらこの構造に
あつてはケーブルの摺動を円滑にするため一般に
潤滑油を内索と導管との間に塗布するのでやがて
潤滑油が被覆部材とブーツの内面3aとの間にも
滲透するため、ケーブルを繰り返えし操作してブ
ーツに伸縮運動を与えることにより比較的短時間
でブーツの位置が移動したり、又被覆部2aより
外れ雨水などの侵入により内索や導管内部に錆が
生じて作動不良の原因となることがある。
更にこれ等の欠点を解消するための目的として
特公昭52−44978号(図示せせず)又は実公昭51
−47932号(図示せず)の如き発明や考案がなさ
れている。しかしこれ等はブーツを固定するため
の部材を組付けるための工程に手数を要するこ
と、比較的高価なものになるなどの欠点がある。
本考案の主たる目的は上述の如き構造によつて
生じる欠点を解消するにある。
本考案の一実施例を図面によつて説明すると、
第3図において、1は索端金具で内索2の端部に
固着され、前記索端金具から適当長さ内索2に被
覆した合成樹脂製の被覆部材2aが設けられ、該
被覆部材の適当位置に抜け止めリング5が加締め
付けられており、該抜け止めリング5にはブーツ
3の端部が冠覆係止され、該ブーツの端部外周面
には固定リング4が嵌め付けられ該固定リングは
ブーツを内索に密着させる如く半径方向内側に加
圧加締め付けられている。
本考案の作用と効果を説明すると、上記の如き
構造によりケーブルを長期間往復摺動させてブー
ツに伸縮運動を与えてもブーツの端部が抜け止め
リング5によつて係止され、更に固定リングによ
り確実に加締め付けられて固定されているので位
置ずれの恐れはなく、又ブーツの内面3aに万一
潤滑油が滲透しても被覆部材からブーツが滑つて
外れることはない。その結果雨水等がケーブル内
に侵入して発錆することが全く生じない優れた効
果を有するものである。更に加えて本考案の構造
は従来の発明や考案のものと比較して極めて単純
であるため廉価で提供できる効果をも合せ持つて
いる。
尚本実施例において抜け止めリングを一般的な
リング状で示したが、この形状に限定するもので
はなく、ブーツを係止し、抜け止めが可能であれ
ば如何なる形状であつてもこの技術思想に属する
ことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るものであつて、第1図及び
第2図は従来の実施例を示す一部切欠側面図、第
3図は本考案の一実施例を示す一部切欠側面図で
ある。 1:索端金具、2:内索、2a:被覆部材、
3:ブーツ、4:固定リング、5:抜け止めリン
グ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂等の被覆をなした導管の内孔に数本の
    金属線からなる内索を摺動自在に挿通したコント
    ロールケーブルにおいて、前記内索の端部に固着
    された索端金具と、該索端金具にその一端を防水
    的に密着させかつ前記内索の一領域を被覆した合
    成樹脂製の被覆部材と、該被覆部材の適当位置に
    固着された抜け止めリングと、該抜け止めリング
    にその一端が冠覆係止されたブーツと、該ブーツ
    の先端部の外周面に嵌め付けられた固定リングと
    からなる構造を特徴とするコントロールケーブル
    用ブーツの固定構造。
JP6227983U 1983-04-25 1983-04-25 コントロ−ルケ−ブル用ブ−ツの固定構造 Granted JPS59168018U (ja)

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JP6227983U JPS59168018U (ja) 1983-04-25 1983-04-25 コントロ−ルケ−ブル用ブ−ツの固定構造

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JP6227983U JPS59168018U (ja) 1983-04-25 1983-04-25 コントロ−ルケ−ブル用ブ−ツの固定構造

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Publication Number Publication Date
JPS59168018U JPS59168018U (ja) 1984-11-10
JPS6215532Y2 true JPS6215532Y2 (ja) 1987-04-20

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JP6227983U Granted JPS59168018U (ja) 1983-04-25 1983-04-25 コントロ−ルケ−ブル用ブ−ツの固定構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2534231Y2 (ja) * 1991-05-07 1997-04-30 スズキ株式会社 シフトロッド取付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59168018U (ja) 1984-11-10

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