JPH028097Y2 - - Google Patents

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JPH028097Y2
JPH028097Y2 JP1985101997U JP10199785U JPH028097Y2 JP H028097 Y2 JPH028097 Y2 JP H028097Y2 JP 1985101997 U JP1985101997 U JP 1985101997U JP 10199785 U JP10199785 U JP 10199785U JP H028097 Y2 JPH028097 Y2 JP H028097Y2
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JP
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cap member
conduit
insertion hole
elastic locking
cable
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JP1985101997U
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JPS629723U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の技術的分野」 本考案はコントロールケーブルの導管の端部に
固着したキヤツプ部材の改良に関する。更に詳し
くは導管の端部に固着されかつ導管の端部を取付
板に設けた孔に係合固着するための弾性係止爪を
有するコントロールケーブルの合成樹脂製キヤツ
プ部材の改良に関する。
「従来技術」 従来よりコントロールケーブル(以下単にケー
ブルという)の導管の端部を取付板の孔などに係
合固着するための合成樹脂製キヤツプ部材とし
て、例えば特開昭56−76713号の公報において図
示されている如くキヤツプ部材の端部に係合爪を
有する構造のものがある。
「考案が解決しようとする問題点」 このようなキヤツプ部材にあっては構造上と製
造上に問題があり、導管の端部から雨水や塵埃が
侵入して錆が発生し易くケーブルの摺動を悪くす
る原因となり、それを防止するのは極めて困難で
あるので取付孔に対しての着脱は容易なものゝ特
定の雨水や塵埃の侵入の恐れのない部分にのみ使
用される傾向にあり、雨水や塵埃が導管内に侵入
する恐れのある部分には、ねじによる固着など取
付に手間を要する方法で固着するキヤツプ部材を
用いている。そのためキヤツプ部材は比較的高価
になることは避けられない。
「問題を解決するための手段」 本考案のケーブルキヤツプ用部材は鍔部を境と
して一端に導管挿着孔が設けられ、他端には弾性
係合爪が設けられ、更に該弾性係合爪の軸方向の
長さより長く突出させ、かつその中心に軸方向の
内索挿通孔が設けられると共に先端部にダストカ
バー係止溝が設けられたものであり、従来合成樹
脂では成形が不可能な形状であったがそれを克服
してダストカバーの取付を可能とした。
「作用」 上記構造によって、キヤツプ部材にダストカバ
ーを取付けることが可能となったのでケーブルの
導管内に雨水や塵埃などを侵入させないようにで
きる。
「実施例」 つぎに図面を参照しながら本考案のキヤツプ部
材を説明する。
第1図は本考案のケーブル用キヤツプ部材の一
実施例の側面図、第2図は第1図における正面
図、第3図は本考案の概略斜視図である。
第1図から第3図に於て、鍔1を境にして一端
には導管挿着孔2が設けられ他端には取付孔など
に係合固着するための弾性係止爪3が設けられて
いると共に中央部には軸方向に穿設され前記導管
挿着孔2に連らなった内索挿通孔4を有すると共
に先端にダストカバー係止溝5が設けられた筒状
のボス6が突設された構造となっている。
かゝる従来にない構造であるのでボスの先端に
第1図で1点破線で示した如くダストカバー10
を係合固着しうる。その結果雨水や塵埃が導管内
に侵入しないように構成された弾性係止爪を有す
るキヤツプ部材を提供することができる。
「効果」 従来は合成樹脂では構造上製作不可能であった
形状のキヤツプ部材を製作可能としたため、取付
板などに弾性係止爪により着脱可能であるキヤツ
プ部材に設けられたボスの端部にダストカバーが
取付られるようになったので雨水や塵埃などが侵
入するような場所にも使用できるようになったと
同時に、かかる場所に取付けられる従来のキヤツ
プ部材に比べ取付方法が容易でありかつ廉価なキ
ヤツプ部材が提供できる効果をも奏しうるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願考案にかゝるものであって、第1図
は本願の一実施例を示す側面図、第2図は第1図
における正面図、第3図は第1図における斜視図
である。 1……鍔、2……導管挿着孔、3……弾性係合
爪、4……内索挿通孔、5……ダストガバー係止
溝、6……ボス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほぼ中央に設けられた鍔部を境として一端にコ
    ントロールケーブルの導管を固着しうる導管挿着
    孔と、他端に復数個の弾性係止爪が突設された合
    成樹脂製のコントロールケーブル用キヤツプ部材
    において、前記弾性係止爪側の中央部に該弾性係
    止爪の先端より長く軸方向に突出させ、かつその
    中心に軸方向の内索挿通孔が設けられると共に、
    先端部に環状のダストカバー係止溝が刻設された
    筒状のボスが設けられたことを特徴とするコント
    ロールケーブル用キヤツプ部材。
JP1985101997U 1985-07-03 1985-07-03 Expired JPH028097Y2 (ja)

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JPS629723U JPS629723U (ja) 1987-01-21
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JP (1) JPH028097Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58177620U (ja) * 1982-05-21 1983-11-28 中央発條株式会社 コントロ−ルケ−ブルのダストカバ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPS629723U (ja) 1987-01-21

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