JPS5827885Y2 - 自動車における内張材固定用クリップ - Google Patents

自動車における内張材固定用クリップ

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Publication number
JPS5827885Y2
JPS5827885Y2 JP13380677U JP13380677U JPS5827885Y2 JP S5827885 Y2 JPS5827885 Y2 JP S5827885Y2 JP 13380677 U JP13380677 U JP 13380677U JP 13380677 U JP13380677 U JP 13380677U JP S5827885 Y2 JPS5827885 Y2 JP S5827885Y2
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JP
Japan
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head
clip
lining material
notch
legs
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Expired
Application number
JP13380677U
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English (en)
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JPS5459620U (ja
Inventor
昭夫 北御門
Original Assignee
ダイハツ工業株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車における内張材を取付部材に対し着脱
自由に固定する内張材固定用クリップに関し、詳しくは
、主に合成樹脂から作製されるものでちって頭部と、相
対向する2本の脚部とから成り、この脚部に肩部を設け
て前記頭部内面と肩部とで前記内張材と取付部材とを挾
着するごとく戎し、かつ前記脚部を変形可能として脚部
間隔を縮少することにより離脱できるようにしたクリッ
プの改良に関する。
例えば、自動車のドアのインナーパネルに対するトリム
ボードの固定には、ドア内部の修理等に際してトリムボ
ードを剥せるように、この種のクリップが使用されて卦
り、トリムボードを剥離するに当っては、ドライバー等
の工具をクリップ頭部とトリムボードとの間に差し込ん
で該クリップを引き抜いている。
然し乍ら、従来のクリップは、第5図に示す如く、頭部
1の外周部下面が平坦で、トリムボードAの表面に密着
するようになってい4たため、工具りの差込み自体が非
常に困難であり、殊に、頭部1がトリムボードA表面に
突出しないように、該ボードAに凹入した座面が形成さ
れている場合には、一層困願であった。
而して以上の問題点に対して、例えば実公昭50−35
264号公報に示されている如く、頭部の内面全周にわ
たって段部を形成して、頭部と被取付物との間に間隙を
設けたものが開発されている。
ところで、この種のクリップは、既述の通り、相対向す
る脚部2a、2bに設けた肩部4at4bと、頭部1内
面とでトリムボードAとインナーパネルB等を挾着する
ごとく威し、かつ両脚部2a 、2bを、脚部間隔が縮
少する方向に変形して離脱するごとくしたもので、構造
上脚部2a。
2bの変形方向が限られているから工具りを差込む位置
によってはクリップの引起しに難易差がある。
ところが前記した引用公報の考案のものでは脚部の変形
方向を確認することができないので無理矢理力まかせに
引き起こすことが多く、このため、工具によってトリム
ボードが傷付いたり、クリップが折損して再使用が不能
になるばかりでなく、折損したクリップがドア内部に落
ちて、走行中の異常音の発生原因となる虞れもあった。
又前記引用公報の考案のものでは、頭部の内面全周に段
部を形成しているので該頭部内面と被取付部材との接触
面積が小さく、クリップによる前記被取付部材の抑圧を
十分行なえないという不具合があった。
本考案は、この点で改良された内張材固定用クリップを
提供せんとするものであって、前記脚部の変形方向に位
置する頭部内面に切欠きを設けると共に、この切欠き位
置の頭部外面に切欠き表示を形成したことを特徴とする
ものである。
本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、1は合成
樹脂製の内張材固定用クリップにち・ける頭部、2a、
2bは、相対向する2本の脚部で、両脚部2a 、2b
の先端は一体に連続しており、両脚部2a 、2b間に
は、両脚部2a、2bを脚部間隔が縮少する方向に弾性
変形させ得るように抜き孔3が形成されている。
4a、4bば、脚部2a 、2bに設けた肩部で、該肩
部4a 、4bと前記頭部1内面とによって、ドアにお
けるトリムボード等の内張材Aと前記ドアのインナーパ
ネル等の取付部材Bとを挾着するようになっている。
即ち、内張材A1取付部材Bには、脚部2 a 。
2bの最大外径寸法よりも小径の孔Cを設けておき、脚
部2a、2bを脚部間隔が縮少する方向に弾性変形させ
つつ孔C内に挿し込むと、脚部2at2bの最大外径部
分が前記孔Cを通過することにより、両脚部2a、2b
の変形が復元して、肩部4a、4bと頭部1内面とで前
記両部材A、Bを挾着するごとく構成しである。
このような構成より成るクリップにむいて、頭部1の内
面のうち、脚部2a、2bの変形方向即ち、脚部2a
、2bが相対向する方向に位置する頭部内面に、ドライ
バー等の工具りを差込める程度の切欠き5・・・を設げ
、これら両切欠き5・・・位置に対応する頭部1外面に
切欠き表示6・・・を形成したものである。
図示の切欠き表示6・・・は、頭部1外面に小さな凹部
を設けることによって形成されているが、着色、色分は
等、他の手段によって切欠き表示6・・・を形成しても
よい。
上記の構成によれば、第2図の如く、内張材A表面が平
坦である場合は勿論、第4図に示す如く、頭部1が突出
しないように内張材Aの表面に凹入した座面Sを形成し
である場合であっても、切欠き5及び該切欠き5の位置
を示す切欠き表示6の存在により、作業者は、工具りを
頭部1内面とこれに対向する内張材A表面との間に容易
に差込むことができ、しかも、この切欠き5が脚部2a
t2bの変形方向に対応して設けられているから、工具
りの操作により、脚部2a、2bが容易に変形して内張
材A及び取付部材Bから引き起こされることになる。
又、前記の構成によれば、前記切欠き5が脚部2a、2
bの変形方向にのみ設けたので、例えば該切欠きを頭部
の内面全周にわたって形成した場合に比べ、該頭部内面
と内張材Aとの接触面積が大きくて該内張材Aを取付部
材Bに十分に抑圧でき、従って該内張材Aを取付部材B
に確実かつ強固に固定できる。
同、実施例では、自動車のドアに釦けるインナーパネル
に対するトリムボードの固定を例にとって説明したがル
ーフやフロアに対する内張材の固定にも前記クリップを
適用できるものである。
以上のように、本考案は、脚部の変形方向に位置する頭
部内面に切欠きを設け、この切欠き位置の頭部外面に切
欠き表示を形成したから、内張材を剥離するにあたって
、クリップ頭部の内面とこれに対応する内張材の表面と
の間に工具を容易に差込むことができ、しかも、必ず脚
部の変形方向に則して工具が差込まれることになり、こ
れらによって、クリップを内張材、取付部材から無理な
く抜き取ることができる。
従って、内部の修理等に際して、内張材を容易に引き剥
せると共に、工具による内張材表面の損傷、クリップの
折損等を防止できクリップの再使用度合が高まる等々の
利点が得られるのである。
又、前記切欠きを、頭部内面における前記段部の変形方
向にのみ形成したので、例えば該切欠きを頭部の内面全
周にわたって形成した場合に比べ、前記内張材に接触す
る頭部内面の面積が大きく、従って該内張材の固定時、
前記頭部内面で内張材を取付部材に十分抑圧できるから
、該内張材の取付部材への固定が確実かつ強固に行なえ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図は内張材固定
用クリップの斜視図、第2図は内張材を固定した状態で
の断面図、第3図は第2図のm−■線断面図、第4図は
凹入した座面を有する内張材の表面とクリップの頭部内
面との間に工具を差込んだ状態を示す断面図、第5図は
従来例を示す断面図である。 1・・・頭部、2a 、2b・・・脚部、4a 、4b
・・・肩部、 5・・・切欠き、 6・・・切欠き表示。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車における内張材を、取付部材に対し着脱自由に固
    定する内張材固定用クリップであって、頭部と、相対向
    する2本の脚部とから成り、この脚部に肩部を設けて前
    記頭部内面と肩部とで前記内張材と取付部材とを挾着す
    るごとく成し、かつ前記脚部を変形可能として脚部間隔
    を縮少することにより離脱できるようにした前記クリッ
    プにおいて、前記脚部の変形方向に位置する頭部内面に
    切欠きを設けると共に、この切欠き位置の頭部外面に切
    欠き表示を形成したことを特徴とする自動車に釦ける内
    張材固定用クリップ。
JP13380677U 1977-10-03 1977-10-03 自動車における内張材固定用クリップ Expired JPS5827885Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13380677U JPS5827885Y2 (ja) 1977-10-03 1977-10-03 自動車における内張材固定用クリップ

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JP13380677U JPS5827885Y2 (ja) 1977-10-03 1977-10-03 自動車における内張材固定用クリップ

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Publication Number Publication Date
JPS5459620U JPS5459620U (ja) 1979-04-25
JPS5827885Y2 true JPS5827885Y2 (ja) 1983-06-17

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ID=29102601

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JP13380677U Expired JPS5827885Y2 (ja) 1977-10-03 1977-10-03 自動車における内張材固定用クリップ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58100117U (ja) * 1981-12-28 1983-07-07 東京シ−ト株式会社 表皮の止着トリム
WO2011156346A1 (en) * 2010-06-09 2011-12-15 Thomson Licensing Set-top box having rubber feet

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JPS5459620U (ja) 1979-04-25

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