JPH043372Y2 - - Google Patents

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JPH043372Y2
JPH043372Y2 JP1984086174U JP8617484U JPH043372Y2 JP H043372 Y2 JPH043372 Y2 JP H043372Y2 JP 1984086174 U JP1984086174 U JP 1984086174U JP 8617484 U JP8617484 U JP 8617484U JP H043372 Y2 JPH043372 Y2 JP H043372Y2
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JP
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knob
cut
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small
operating member
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JP1984086174U
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JPS613630U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 《考案の技術分野》 本考案はスイツチ等の操作部材にツマミを取付
けるツマミの取付装置に関するものである。
《従来技術とその問題点》 従来、スイツチ等の操作部材にツマミを取付け
る構造としては、例えば第3図、第4図に示され
る様な構造のものが知られている。この構造は合
成樹脂製の操作部材2を成形する際に、一端に複
数の鋸歯1aを形成し他端に係止幅広部1bを設
けてなる金属板1の該他端を埋設して操作部材2
と金属板1とを一体化し、ツマミ3に設けた嵌合
孔3A内に鋸歯1aを設けた金属板1の他端を圧
入させ、該ツマミ3を操作部材2に取付けるもの
である。しかしながら、この構造にあつては操作
部材2に対する金属板1の位置決めが難しく、操
作部材2とツマミ3との位置関係がズレ易いとい
う問題点を有している。
又、合成樹脂製の操作部材に直接ツマミを取付
けるようにした第5図、第6図に示すような構造
の取付構造も知られている。この構造にあつては
操作部材4の先端に凹部4Aが設けられ、又、該
操作部材4が嵌合される嵌合孔5Aを有したツマ
ミ5の該嵌合孔5Aの内壁に前記凹部4Aに嵌合
する突部5Bを形成し、この操作部材4に対する
ツマミ5の取付けは該ツマミ5の嵌合孔5A内に
嵌入された操作部材4の凹部4Aと突部5Bとを
パツチン嵌合させてなるものであるが、この構造
にあつては操作部材4に対してツマミ5を引つ張
つた際に抜け易いという問題点を有している。
《考案の目的》 本考案は操作部材に対するツマミの位置出しが
確実で、且つ、操作部材に対して確実に取付け得
るツマミの取付装置を提供することを目的とす
る。
《考案の構成》 上記目的を達成する為本考案に係るツマミの取
付装置は、一端操作部の軸方向略中間部に第1の
小径部と該第1の小径部の軸方向略中間部の第1
の小径部より小さい外径となる第2の小径部と先
端側から軸に沿つて後端側へ延びるスリ割溝とを
形成してなる操作部材と、該操作部材の前記操作
部を嵌入する嵌合孔と該嵌合孔の内壁に突設され
ていると共にその一端が前方へ延出され戦記スリ
割溝に挿入される突起部とを有した操作ツマミ
と、略リング状で前記第1の小径部に嵌合され、
前記ツマミが嵌合されて来る側に切起し自由端を
設けるようにして内側に切起され該自由端が前記
第2の小径部および該第2の小径部端壁に衝接さ
れる複数個の第1の切起し爪片と、前記ツマミが
挿入される側と反対側に切起し自由端を有して外
側に切起され前記操作部が嵌入された前記ツマミ
の抜き方向操作時に前記嵌合孔の内壁に該自由端
が喰込み係止される複数個の第2の切起し爪片と
を有したクリツプとより構成した点を特徴とする
ものである。
《考案の実施例》 以下、本考案に係るツマミの取付装置を、押釦
スイツチの操作部材(スライダ)にツマミを取付
ける側として第1図、第2図を用いて詳細に説明
する。
第1図は本考案に係るツマミの取付装置を適用
した押釦スイツチの一部破断側面図で、第2図は
要部拡大分解斜視図である。
第1図、第2図に於いて、Sは押釦スイツチで
該押釦スイツチSはスイツチケース10と該スイ
ツチケース10に対してスライド可能な操作部材
11と該操作部材11の先端操作部に固設される
ツマミ12とを備えると共に、該スイツチケース
10が固定される取付金具14とツマミ12との
間に圧縮コイルスプリング13を配設してなる。
そして前記ツマミ12は操作部材11の一端操
作部11Aが圧入される嵌合孔12Aと、該嵌合
孔12Aの内壁に突設されると共にその一部が前
方へ延出された突起部12Bとが合成樹脂材で一
体成形されている。又、前記操作部材11の一端
操作部11Aは断面が略円状に形成され、該操作
部11Aの略中間部には第1の小径部11Bが、
又、該第1の小径部11Bの軸方向幅内でその略
中間部に第1の小径部11Bよりも小さい外径と
なる第2の小径部11Cとがそれぞれ形成されて
いると共に、該操作部11Aの先端側から軸に沿
つて後端側へ形成されたスリ割溝11Dが設けら
れている。このスリ割溝11Dはツマミ12の嵌
合孔12Aに操作部11Aが嵌合された際、該ス
リ割溝11D内にツマミ12の突起部12Bが嵌
合し、操作部材11に対してツマミ12が回動す
るのを阻止する為のものである。15は操作部1
1Aの第1の小径部11Bの軸方向寸法と略等し
い軸方向寸法を有して略リング状に形成された金
属製の弾性クリツプである。該クリツプ15はエ
ンドレス状ではなく途中で切れ、その途切れた部
分が操作部11Aのスリ割溝11Dに対応させた
状態でガイド操作部11Aの第1の小径部11B
内に、その外周を包囲するようにして嵌合配置さ
れる。
又、該クリツプ15にはツマミ12が取付けら
れて来る側に切起こし自由端を設けるようにして
内側へ切起こされ、その自由端が第2の小径部1
1Cおよび第2の小径部端壁11Eに衝接されて
該クリツプ15の前方側への抜けを阻止する第1
の切起し爪片15Aと、ツマミ12が取付けられ
て来る側と反対側に切起し自由端を有して外側に
切起され、操作部11Aに取付けられたツマミ1
2が抜き方向に作用された際に該ツマミ12の嵌
合孔内壁に喰込み、その抜けを防止する第2の切
起し爪片15Bとが各々複数設けられている。
そして、該クリツプ15が設けられた操作部材
11の操作部11Aに対してツマミ12を嵌合孔
12A内に操作部11Aが嵌合するように取付け
て行くと、第2の切起し片15Bは取付時には内
側へ弾性変形してツマミの取付を許容するが、逆
に取付けられたツマミ12を取り外そうとした場
合には第2の切起し爪片15Bの先端爪部が嵌合
孔内壁に喰込むことになるので簡単に取外すこと
は出来ない。
また、操作部材11の操作部11Aに第1の小
径部11Bおよび第2の小径部11Cを形成し、
操作部11の軸方向にスリ割溝11Dを設け、ク
リツプ15には複数個の第1切起し爪片15Aお
よび第2切起し爪片15Bを設けてあるために、
第1切起し爪片15Aおよび第2切起し爪片15
Bは互いにクリツプ15の全周に渡つて複数個配
置されることとなり、クリツプ15がツマミ12
の嵌合孔12Aに圧入されたとき、複数個の第1
切起し片15Aおよび第2切起し片15Bが互い
に嵌合孔12Aと操作部11Aに全周に均等に喰
い込むこととなり、ツマミ12に対する操作部材
11の上下左右方向のガタ発生を防止することと
なる。
《考案の効果》 以上説明したように、本考案に係るツマミの取
付装置は、操作部材の操作部に第1小径部および
第2の小径部を形成し、操作部の軸方向にスリ割
溝を設け、クリツプには、前記ツマミが嵌合され
て来る側に切起し自由端を設けるようにして内側
に切起され該自由端が前記第2の小径部および該
第2の小径部端壁に衝接される複数個の第1の切
起し爪片と、前記ツマミが挿入される側と反対側
に切起し自由端を有して外側に切起され前記操作
部が嵌入された前記ツマミの抜き方向操作時に前
記嵌合孔の内壁に該自由端が喰込み係止される複
数個の第2の切起し爪片とを設け、ツマミの略中
央内側には突起部を有する嵌合孔が設けてある。
このため、操作部材にツマミを直接取付ける構造
にしたこととなり、操作部材とツマミ間の位置出
し精度が向上すると共に、操作部材に対してツマ
ミを押圧するだけで容易に取付けられ、また一度
取付けられてしまうとクリツプにより抜き方向が
確実に保持でき、取付けに対する信頼度が向上す
る効果を発揮する。また、操作部に挿入されたク
リツプはツマミの嵌合孔に圧入されたとき、複数
の第1および第2の切起し爪片が互いに嵌合孔と
操作部に全周均等に喰い込むことになり、ガタ発
生を防止している。また、操作部材のスリ割溝が
挿入するツマミの突起部は、ツマミに一体に形成
してあるため、合成樹脂製のものが使用でき、軽
量化に役立つこととなる。
尚、本実施例にあつて押釦スイツチに適用した
一例を示したが、押釦スイツチに限られることな
く、種々の機器における操作部材とツマミの取付
に関して使用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るツマミの取付装置を適用
した押釦スイツチの一部破断側面図、第2図はそ
の要部拡大分解斜視図、第3図、第4図は従来の
ツマミ取付装置の一例を示す図で、第3図はその
断面図、第4図はその分解斜視図、第5図、第6
図は従来のツマミ取付装置の他の例を示す図で、
第5図はその断面図、第6図はその分解斜視図で
ある。 11……操作部材、11A……操作部、11B
……第1の小径部、11C……第2の小径部、1
1D……スリ割溝、11E……第2の小径部端
壁、12……ツマミ、12A……嵌合孔、12B
……突起部、15……クリツプ、15A……第1
の切起し爪片、15B……第2の切起し爪片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端操作部の軸方向略中間部に第1の小径部と
    該第1の小径部の軸方向略中間部の該第1の小径
    部よりも小さい外径となる第2の小径部と先端側
    から軸に沿つて後端側へ延びるスリ割溝とを形成
    してなる操作部材と、該操作部材の前記操作部を
    嵌入する嵌合孔および該嵌合孔の内壁に突設され
    ていると共にその一端が前方へ延出され前記スリ
    割溝に挿入される突起部とを有した操作ツマミ
    と、略リング状で前記第1の小径部に嵌合され、
    前記ツマミが嵌合されて来る側に切起し自由端を
    設けるようにして内側に切起され該自由端が前記
    第2の小径部および該第2の小径部端壁に衝接さ
    れる複数個の第1の切起し爪片と、前記ツマミが
    挿入される側と反対側に切起し自由端を有して外
    側に切起され前記操作部が嵌入された前記ツマミ
    の抜き方向操作時に前記嵌合孔の内壁に該自由端
    が喰い込み係止される複数個の第2の切起し爪片
    とを有したクリツプとよりなるツマミの取付装
    置。
JP8617484U 1984-06-12 1984-06-12 ツマミの取付装置 Granted JPS613630U (ja)

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JP8617484U JPS613630U (ja) 1984-06-12 1984-06-12 ツマミの取付装置

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JP8617484U JPS613630U (ja) 1984-06-12 1984-06-12 ツマミの取付装置

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JPS613630U JPS613630U (ja) 1986-01-10
JPH043372Y2 true JPH043372Y2 (ja) 1992-02-03

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JP8617484U Granted JPS613630U (ja) 1984-06-12 1984-06-12 ツマミの取付装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2592452B2 (ja) * 1987-05-29 1997-03-19 旭化成工業株式会社 立体シボを有する成型性不織シートとその製造方法

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5293974A (en) * 1976-01-31 1977-08-08 Tanashin Denki Co Push button mounting device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5372187U (ja) * 1976-11-19 1978-06-16

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JPS5293974A (en) * 1976-01-31 1977-08-08 Tanashin Denki Co Push button mounting device

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JPS613630U (ja) 1986-01-10

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