JPS6215530A - 光学系調整装置 - Google Patents

光学系調整装置

Info

Publication number
JPS6215530A
JPS6215530A JP15679985A JP15679985A JPS6215530A JP S6215530 A JPS6215530 A JP S6215530A JP 15679985 A JP15679985 A JP 15679985A JP 15679985 A JP15679985 A JP 15679985A JP S6215530 A JPS6215530 A JP S6215530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
projection lens
mirror
adjustment
projection
magnification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15679985A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Kawai
伸幸 河合
Yasuo Goto
康夫 後藤
Yoshikazu Ikenoue
義和 池ノ上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP15679985A priority Critical patent/JPS6215530A/ja
Publication of JPS6215530A publication Critical patent/JPS6215530A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕         ゛本発明は、
複写機の光学系において、所定の複写倍率が得られるよ
うに、投影レンズの位置を調整する調整装置に関する。
[従来の技術] 従来、複写機における複写倍率の変換(変倍)法として
、駆動モータで光学系の投影レンズを移動させ、原稿と
投影レンズ間、投影レンズと感光体ドラム間の距離の比
(尺度比)を変更することにより、変倍を行う方法が、
一般に用いられている。
そして、このような方法で変倍を行うに際し、各複写倍
率で充分鮮明な複写画像を得るために、変倍に合わせて
、共役長つまり原稿から感光体ドラムに至る光路長を変
更することにより、ピント調整を行うことも知られてい
る。その場合、上記共役長の変更は、上記投影レンズを
移動させる駆動モータにて、原稿と感光体ドラム間に配
置されているミラーを投影レンズと同時に移動させるこ
とにより、行われる。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、一般に複写機においては、投影レンズとミラ
ーの位置の初期設定、つまり、倍率とピント省初期調整
を行う必要がある。その場合、上述のような、投影レン
ズとミラーが連動する複写機においては、一旦投影レン
ズとミラーを光学系に組み付けてしまえば、それ以後は
、」−記駆動モータにより投影レンズのみ成るいはミラ
ーのみを独立に移動させることができないので、投影レ
ンズとミラーの組付後に、駆動モータを利用して倍率、
ピントの初期調整を行うことが不可能であった。
そこで、従来は、投影レンズとミラーの組付時に、倍率
、ピントの測定を行って、投影レンズとミラーの位置決
めをした上で組を付けるようにしているか、その場合は
、初期調整を完全に人手に依存することになるので、調
整に手間が掛かるとともに、組付時の位置ずれ等によっ
て正確な調整が困難になるという問題があった。
一方、従来、光学系の走行枠の保持部材(例えば4個)
を複写機本体に対し」ユニ変位可能とし、」−記保持部
祠を手動で上下動させることにより、尺度比、つまり、
原稿と光学系間の距離と、光学系と感光体間の距離との
比を調整しうろように構成したものが提案されている(
特公昭50−19051号公報参照)。かかる構成によ
れば、レンズ、ミラー等を組み付けた後に、調整を行う
ことが可能である。しかしながら、この場合も、調整は
手動で行われるので、」二連と同様に調整の煩雑さ、精
度の低下は回避できない。
1問題点を解決するための手段] 本発明は、」二連の不具合を解消ずろためになされたも
のであって、共通の駆動手段で駆動されろ投影レンズと
ミラーとを光学系ユニットに組み付(Jた後に、投影レ
ンズの位置のみを自動的に調整しうるようにすることを
目的としている。
すなわち、本発明は、駆動源と投影レンズ間に第1の駆
動媒体が設(Jられろとともに駆動源とミラー間に第2
の駆動媒体が設けられ、」−記駆動源により第1、第2
の駆動媒体を介して投影レンズとミラーとが同時に移動
される光学系における−1−記投影レンズの倍率調整装
置であって、=3= 上記光学系には、第1の駆動媒体の投影レンズとの接続
部を含み、駆動源との接続部を除く部位を移動させる移
動手段が備えられる一方、咳移動手段を駆動する移動駆
動手段と、所定の倍率を付与しうる投影レンズの位置を
検出する検出手段と、上記駆動源によりミラーをロック
した状態で、検出手段の出力に応じて移動駆動手段を作
動制御する制御手段とを備えた調整機構が設けられたこ
とを特徴とする光学系調整装置を提供しようとするもの
である。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の詳細な説明す
る。
第3図には、本実施例に係るスリット露光式の複写機が
示されている。該複写機1の上部には、原稿載置ガラス
台2が配設されるとともに、複写機l内には、光源3と
一体化された第1ミラー4、互いに連結される第2.第
3ミラー5,6、投影レンズ7と第4ミラー8とを有す
る光学系ユニットA1感光体ドラム10及び図示しない
給・排紙系等が収容されている。」1記感光体ドラム1
0の周囲には、帯電ヂャーノヤ11、現像器12、転写
・分離釜チャージャ13,14、クリーナ15等が配列
されている。なお、上記複写機1の全体的な作動は周知
であるから、ここでは、詳しい説明は省略する。
第4図には、」−配光学系ユニットAが示されている。
この光学系ユニットAは、合板16」二に上記投影レン
ズ7と、ミラーホルダーI7にて保持される第4ミラー
8(第4図には図示せず)とを支持してなり、合板16
に固定される駆動モータ18(駆動源)にて、合板16
」二で投影レンズ7と第4ミラー8とを移動させること
により、変倍と共役長、つまり、ピントの補正を行うよ
うになっている。」−記駆動モータ18として、回転を
禁止するホールド状態となることのできるモータ、例え
ば支チッピングモータが用いられる。
以下、より具体的に説明すると、−h記投影ビンズ7は
、レンズ保持板20上に固定され、このレンズ保持板2
0は、その−側のフランジ21.2■に明けた穴が、レ
ンズ案内棒22に摺動自在に嵌合している。
上記レンズ保持板20には、ワイヤー固定金具23が締
結され、このワイヤー固定金具23には、第1の駆動媒
体としての駆動ワイヤー24の両端が固定されている。
該駆動ワイヤー24は、プーリ群25〜29を経由して
両側から駆動モータ18へ向けて伸び、駆動モータ18
の側方に配置されたドラム30に、その一部が巻回され
ている。
すなわち、駆動ワイヤー24は、ワイヤー固定金具23
と、プーリ群25〜29と、ドラム30とを含むループ
を形成している。なお、ドラム30には、ギヤ30aが
一体に設けられ、このギヤ30aは、駆動モータ18の
出力軸に固定した駆動ギヤ31に噛合している。
上記プーリ27は、一端が合板16にピン32により垂
直面内で揺動自在にヒンジ支持されるレバー33の他端
に軸支されている。このレバー33の下面には、合板1
6に固定したブラケット34のめねじに螺合する調整用
段ねじ35(移動手段)の上端が当接している。又、上
記プーリ29は、その長手方向略中間部で水平方向に揺
動自在に合板16に軸支されるレバー36の一端部に支
持されており、該レバー36は、その他端部と合板16
間に介設されるテンションスプリング(図示せず)によ
り、第4図の時計方向、つまり駆動ワイヤー24に張力
を付与する方向に付勢されている。
又、その他のプーリ25,26.28は、その軸心位置
が不動となるように、合板16に軸支されている。そし
て、駆動ワイヤ24は、各プーリ25〜29に巻回され
ている。
第5図にも示すように、」1記ミラーホルダー17は、
その一端のフランジ37.37に明けた穴37a、37
aがミラー案内棒38に摺動自在に嵌合するとともに、
その他端に設けたピン40が、合板16上のブラケット
41により摺動自在に支持され、且つ不図示のスプリン
グによって前方へ付勢されている。
上記ミラーホルダー17は、その一端側に前後一対のフ
ランジ42,4.3を備え、前方のフランジ42には、
カムフォロワー44が取り付けられたカムフォロワー取
付板45をその穴45a145aで摺動自在に支持する
ガイドピン46.46が設けられ、後方のフランジ43
には、フォロワー位置調整ねじ47の雄ねじ47aが螺
合するめねじ43aが形成されている。上記フォロワー
位置調整ねじ47の前端は、カムフォロワー取付板、4
5に設けたボス45bに回動自在に嵌合され、フォロワ
ー位置調整ねじ47の後端には、調整ねじ駆動ギヤ48
が取り付けられる: 上記カムフォロワー44は、第2の駆動媒体としての大
略楕円形状の偏心カム50に当接し、この偏心カム50
は、軸51を介して、前記ギヤ30aに噛合するギヤ5
2に結合されている。
上記の構成において、駆動モータ18により駆動ギヤ3
1を回転させると、ドラム30が回転し、ドラム30と
駆動ワイヤー24間の摩擦力により駆動ワイヤー24が
周方向に移動する。この駆動ワイヤー24の移動により
、投影レンズ7がレンズ案内棒22に沿って前後方向に
移動し、変倍が行われる。例えば、投影レンズ7が前方
へ移動すれば、複写倍率が拡大し、投影レンズ7が後方
へ移動すると、複写倍率が縮小する。
又、駆動ギヤ31が回転すると、ギヤ30a152を介
して偏心カム50が回転し、この偏心カム50の回転に
伴ってカムフォロワー44が偏心カム50の側面に追従
しながら前後方向へ移動する。カムフォロワー44が移
動すると、第4ミラー8を保持したミラーホルダー17
がミラー案内枠38に沿ってカムフォロワー44と一体
的に前後方向へ移動し、共役長が変更される。
次に、投影レンズ7と第4ミラー8の位置の初期調整を
行う調整治具につき説明する。この初期調整は、光学系
ユニットAを複写機1に組み込む前に行われる。
第1図及び第2図に示すように、上記調整治具Bは、基
本的には、光学系ユニットAを複写機本体内に組込んだ
のと同じ状態で、逆投影方式により光学系ユニットAの
倍率及びピントを検出しうるようにしたものである。よ
り具体的には枠体53により、倍率及びピント検出用の
ストライプよりなる逆投影像54−a、54a、・・・
のパターン54を有する逆投影ピントドラム55と、夫
々投影レンズ7と第4ミラー8の位置調整を行う第1及
び第2の調整用ステッピングモーフ56.57と、光学
系ユニットA(第4図とは大略180°逆向きに示す)
を位置決めした状態で載置する載置板58と、CCD等
からなるイメージセンサ60(検出手段)を具備し、且
つマイクロプロセッサ等を内蔵した制御ユニット61(
制御手段)とを支持して構成されている。
第2図と第3図を対比すれば明らかなように、上記逆投
影ピントドラム55は、感光体ドラムIOに対応する位
置に配置され、又、イメージセンサ60と逆投影ピント
ドラム55間の距離L+Q5+Q11は、第4ミラー8
が第2図と第3図において同等な位置に存在する場合に
は、共役長ρ、+θ、十・+Qoと等しくなるように設
定されている。
第6図に示すように、上記制御ユニット6[は、ワンチ
ソプマイクロプロセッザユニット62(MPU)を中心
に構成され、上記イメージセンサ60の検出信号は、A
/Dコンバータ63を介してMPU62に入力される。
」二記イメージセンザ60は、タイミングジェネレータ
64.(TG)により駆動され、又、このタイミングジ
ェネレータ64は、MPU62に、イメージセンサ60
からの信号をザンプリングするための基準信号を供給す
る。
上記MPU62は、イメージセンサ60からの信号に基
づいて、ドライバ65.66を介し上記調整用モータ5
6,57を駆動する。なお、MPU62には、調整冶具
Bに設けた一対のスタートスイッヂ(図示せず)により
、投影レンズ7と第4ミラー8の位置の初期調整の処理
要求信号67.68が個別に入力され、夫々の初期調整
処理が完了すると、処理完了信号70.71に基づいて
対応する表示パネル(図示せず)が点灯するようになっ
ている。
以下、初期調整の手順を具体的に説明する。
(D投影レンズ7の初期調整 投影レンズ7の位置の初期調整は、逆投影ピントドラム
55の逆投影像54.a、54−a、  から放射され
、投影レンズ7を通して通常の複写時とは逆方向へ進行
する光を、イメージセンサ60で受光し、後述する方法
で投影倍率(複写倍率の逆数)を測定しながら、第1の
調整用モータ56 (移動駆動手段)で所定の投影倍率
を付与しうる位置に投影レンズ7を移動させることによ
り行われる。
ここで、まず、第1の調整用モータ56の作用と投影倍
率の測定法について述べる。
(ア)第1の調整用モータ56の作用 第4図に示すように、上記第1の調整用モータ56の出
力軸には、調整金具72が取り付けられ、この調整金具
72は、初期調整に際し、前記調整用段ねじ35に係合
されるようになっている。そして、前記駆動モータ18
をホールド状態として、ギヤ30aをロックした上で、
第1の調整用モータ56で段ねじ35を回転させると、
レバー33がプーリ27を伴って上下方向へ揺動する。
それにより、駆動ワイヤー24のドラム30に巻回され
ている部位以外の部位が、プーリ29を支持したレバー
36を揺動させながら周方向へ移動し、投影レンズ7が
一体的に移動する。その際、ブー’IJ 26 、28
は、該プーリ26.28の外方における駆動ワイヤー2
4の上下動を規制する役割を果たす。なお、ギヤ30a
は、駆動モータ18て、ロックされているから、第1の
調整用モータ56の駆動によって、第4ミラー8(ミラ
ーホルダー17)が移動することはない。
(イ)投影倍率の測定 第7図(a)には、逆投影像54a、54a、・・・の
パターン54の濃度分布が、第7図(b)には、上記パ
ターン54から放射される光を受光することにより、イ
メージセンサ60が検出した上記パターン54の濃度分
布が示されている。
今、逆投影像54aの間隔をA、逆投影像54a。
54a、・・のパターン54の濃度と所定の閾値との交
点をXjとし、イメージセンサ60による読込みデータ
の濃度と所定の閾値との交点をxjとする。
この時、各交点を1つ置きに選んだ点((Xl、XlX
5.−・)、(x+、 X3+ Xs+・・))は、理
論的には下式(1)。
(2)で表われる。
そして、投影倍率mは、基本的にはm=a/Aとして求
められる。
しかしながら、実際には、ノイズ等により、xjには誤
差が生じる。そこで、下式(3)の最小二乗法でaの推
定値a“を算出し、m’−a’/Aとして投影倍率の推
定値m゛を求めれば、より正確な制御を行うことができ
る。
投影レンズ7の初期調整に際しては、まずいかなる倍率
で初期調整を行うかを決定し、引続き上述の手法で実際
の投影倍率を検出しながら、必要に応じて検出倍率mと
目標倍率Mが合致する位置に投影レンズ7を移動させる
。例えば等倍(投影倍率、複写倍率がともに“ビ)の位
置で初期設定を行う場合は、第2図に示すように、投影
レンズ7と逆投影ピントドラム55間の距離Qs + 
ffeと、投影レンズ7とイメージセンサ60間の距離
りとが等しくなる位置に投影レンズ7が移動される。
このようにして、等倍位置が設定されれば、光学系ユニ
ットAが複写機l内に組み込まれた後に、その位置が等
倍位置として使用されるとともに、該等倍位置を基準と
して拡大、縮小の変倍が行われる。なお、投影レンズ7
の初期調整は、等倍以外にも任意の倍率で実施すること
ができる。
ここで、第8図のフローチャートを参照しながら、投影
レンズ7の初期調整手順を今一度整理する。
(1)ステップ5100では、前記スタートスイッチに
より処理要求信号67が入力されたか否かを判定し、入
力されれば、5lotに進んで、駆動モータ18をホー
ルド状態とする。それにより、ギヤ30aがロックされ
て、第4ミラー8の移動が阻止される。
(ii)S 102では、イメージセンサ60により、
逆投影像54a、54a、・のパターン54を読み込み
、5103で実際の投影倍率mを算出する。
(iii)S 104では、レンズ位置の補正量f(M
)−f(m)を算出する。但し、f(M)は目標倍率M
を与えうるレンズ位置、f(m)はその時点での実際の
倍率mから求められる実際のレンズ位置である。
(iv)引続き、5105では、第1の調整用モータ5
6を回転させて、投影レンズ7を目標位置に移動させ、
8106で処理完了信号70を出力し、終了表示として
前記表示パネルを点灯させる。
(n)第4ミラー8の初期調整 第4ミラー8の初期設定は、イメージセンサ60で逆投
影像54−a、54a、・・・のパターン54を読み込
みながら、第2の調整用モータ57で第4ミラー8を倍
率に応じた共役長を付与しうる位置に移動させることに
より行われる。以下、順次第2調整用モータ57の作用
と、倍率に応じた共役長の測定について述べる。
(ア)第2の調整用モータ57の作用 第4図、第5図において、第2の調整用モータ57の出
力軸には、調整ギヤ73が取り付けられ、この調整ギヤ
73は初期調整に際して前記調整ねじ駆動ギヤ48に噛
合されるようになっている。
この状態で、駆動モータ18をホールド状態とすること
により、ギヤ30aをロックし、第2の調整用モータ5
7を回転させると、前記フォロワー位置調整ねじ47が
回転する。この時、偏心カム50はロックされているの
で、フォロワー位置調整ねじ47が回転しても、カムフ
ォロワー44は移動せず、逆にミラーホルダー17がガ
イドピン46 、’46及びミラー案内枠38に案内さ
れながらカムフォロワー44に対し前後方向へ相対移動
する。それにより、投影レンズ7に対する第4ミラー8
の相対位置が変更される。なお、ギヤ3゜aがロックさ
れているので、第2の調整用モータ57の駆動によって
、投影レンズ7が移動することはない。
(イ)倍率に応じた共役長(ピント)の測定第9図(a
)には、逆投影像54aのパターン54の濃度分布が第
9図(b)及び(c)には、上記パターン54から放射
される光を受光することにより、イメージセンサ60が
検出する上記パターン54の濃度分布が示されている。
その内箱9図(b)は、ピントのずれが大きい場合のイ
メージセンサ60の出力信号であり、この場合、逆投影
像54.aからの光は広い範囲に拡散して投影されるた
め、コントラストの小さな像となり、イメージセンサ6
0の出力信号の最大値と最小値の差が小さくなる。
それに対し、第9図(C)は、ピントのずれの小さい場
合のイメージセンサ60の出力信号であり、この場合は
、逆投影像54.aからの光の拡散の範囲は小さくなり
、コントラストの大きな像となる。
このとき、イメージセンサ60の出力信号の最大値と最
小値の差も大きくなる。この傾向は、拡散の範囲が、パ
ターン54の濃淡のピッチ程度に小さくなるまで表われ
る。
ピントのずれが、パターン54の濃淡のピッチ程度に小
さくなると、コントラストの変化はなくなるが、それ以
後も濃淡の傾きは変化する。この濃淡の傾きは、第9図
(d)に示されるイメージセンサ60の出力信号(この
場合は第9図(c)に示される出力信号)の微分値の最
大値と最小値の差ににって評価される。そして、上記濃
淡の傾きの変化は、ミラー及びレンズの空間フィルタに
よる限界まで表われる。
以」二の説明から分かるように、次のような2段階動作
でピント調整を行うことができる。
すなわち、第1段階では、イメージセンサ60の出力信
号の最大値と最小値の差が最も大きくなる位置に第4ミ
ラー8を移動させる。更に、第2段階として、イメージ
センサ60の出力信号の微分値の最大値と最小値の差が
最も大きくなる位置に第4ミラー8を移動さぜれば良い
。なお、ピントのずれが小さい場合には、第2段階から
開始することもできる。
以下、第10図(a) 、 (b) 、 (c)のフロ
ーチャートを参照しながら、第4ミラー8の初期設定手
順をより具体的に説明する。このフローチャートにおい
て、ステップ8201〜5209では第1段階の処理が
行われ、5210〜5217ては第2段階の処理が行わ
れる。
(i)ステップ5200では、処理要求信号68が入力
されたか否かを判定し、入力されれば、5201に進ん
で、各パラメータの初期化を行う。
ここで、CMAX、、CMINは、夫々調整中の最もコ
ントラストが高い時のイメージセンサ60の出力信号の
最大値と最小値を記憶し、初期値としてはともに“0”
を設定する。又、LOCKには、コントラストの真の最
大値を検出するまでに、第4ミラー8の移動方向を反転
させる残り回数を記憶し初期値としては“2”を設定す
る。更に、DIR(F)には、第4ミラー8の移動方向
を“0”又は“1”として記憶し、初期値には“0”を
設定する。
(11)次に、5202では、駆動モータ18をホール
ド状態としてギヤ30aをロックし、5203で第2の
調整用モータ57をD I R(F)方向に1ステツプ
駆動する。
(iii)S 204では、イメージセンサ60の出力
信号を一周期分サンプリングし、5205でサンプリン
グしたデータの最大値と最小値を求めて夫々MAX、M
TNに記憶する。
2O− (iv)S 206では、その回のコントラスト(MA
X−MIN)をコントラス)・の最大値(CMAX−C
MIN)と比較する。CMA、X、CMINの初期値は
°゛0”であるので、初回のサンプリングにおいては、
(MA、X−MT、N)の方が大きくなり、その結果、
5207に進んでMAXの内容がCMAXに、MINの
内容がCMIN+、:記憶される。
その後、5203に戻り、5206において、コントラ
ストの最大値(CMAX−CMI N)がその回のコン
トラスト(MAX−MTN)以」二になるまで5203
〜5207のステップを繰り返す。
(V)第4ミラー8の当初の移動方向が、ピントのずれ
が大きくなる方向であった場合、又は第4ミラー8がコ
ントラストの真の最大値の位置を通過した場合は、82
06でコントラストの最大値(CMAX−CMr N)
がその回ノコントラス1−(MAX−MIN)以上とな
って、8208に進む。
そして、8208で、DIR(F)を反転させて第4ミ
ラー8の移動方向を逆転させるとともに、残り反転回数
L OCKから1”を減じる。
(vi)S 209では、LOCKが“0”であるか否
かを判定し、“0”でなければ5203に戻って520
3〜5208のステップを繰り返し、“0”であれば、
第1段階の処理を終了して5210に進む。なお、第1
段階における第4ミラー8の移動方向の反転回数を2回
としたのは、第4ミラー8を当初の移動方向が、ピント
のずれが大きくなる方向であった場合に、移動方向をピ
ントのずれが小さくなる方向に補正するのに1回、コン
トラストの真の最大値の位置を通過した時点で1回、合
計2回の反転が必要となるためである。
(vii)8210以下では、第2段階の調整が行われ
るが、5210〜5218における第2段階の調整は、
5213に微分処理のステップが加わる以外は、第1段
階の調整と全く同様であるから、ここでは重複した説明
を省略する。
(vii)S 218で、第2段階の処理が終了すると
、5219に進んで駆動モータ18のホールドを解除し
、5220で処理完了信号71を出力して表示パネルを
点灯する。
なお、上記の説明では、投影レンズ7と第4ミラー8の
初期調整を、別個のマニュアル入力に基づいて個別に行
うようにしたが、実際には、投影レンズ7を移動させれ
ば倍率ばかりでなくピント状態も変わり、逆に第4ミラ
ー8を移動させればピントばかりでなく倍率も変化する
という関係にあるので、投影レンズ7と第4ミラー8の
位置調整は、倍率、ピントともに良好な値となるまで、
交互に繰り返し行わねばならない場合がある。そのよう
な事情を考慮して、初期調整のスタートスイッチを共通
化するとともに、MPU62により上記のような繰り返
し調整を自動的に行わせるようにすれば、一層良好な操
作性を得るこ−とができる。
次に、光学系Aの投影レンズ7の移動手段の変形例を説
明する。
第11図には、第1の変形例が示されている。
この変形例においては、プーリ74とレバー75の支軸
76を共通化するとともに、初期調整に際し、レバー7
5に設けたピン77で駆動ワイヤー24を上下動させて
投影レンズ7を移動させるようにしており、それにより
、部品点数を削減することができる。78は、テンショ
ンスプリングである。なお、上記実施例と同一部品には
、同一の参照番号を付して説明を省略する。
第12図には、第2の変形例が示されている。
この変形例は、プーリ80を軸支した調整板81を段ね
じ82を介して固定板83により支持し、初期調整に際
し、水平方向に配置した第1の調整用モータ56゛で段
ねじ82を回転させることにより、プーリ80を保持し
た調整板81を固定板83に対し前後移動させて投影レ
ンズ7の位置調整を行うようにしたものである。このよ
うな構成によれば、部品点数を一層削減することができ
る。
[発明の効果] 以上のように、本発明では、光学系に互いに連動する投
影レンズとミラーとを組み付けた後に、上記移動駆動手
段で移動手段を駆動し、第1の駆動媒体の駆動源との接
続部を除く部位を移動させることにより、投影レンズの
位置調整が行える。
その場合、上記ミラーは、駆動源によってロックされて
いるので、投影レンズが移動しても、ミラーが移動する
ことはない。そして、投影レンズの位置調整は、検出手
段の出力に応じた制御手段の指令に基づいて、自動的に
行なわれるので、調整の迅速化及び正確化を実現できる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る光学系ユニットおよび
調整治具を示す斜視図、 第2図は、第1図の光学系ユニット及び調整治具を模式
的に示す側面図、 第3図は、本発明の実施例に係る複写機を模式%式% 第4図は、第1図の光学系ユニットの拡大斜視図、 第5図は、第4図の要部分解斜視図、 第6図は、第1図の調整治具に含まれる制御ユニットの
ブロック構成図、 第7図(a)は、第1図の調整治具中の逆投影像の濃度
と距離との関係を示すグラフ、 第7図(h、)は、逆投影像のイメージセンサによる読
込データにおける濃度と距離との関係を示すグラフ、 第8図は、第1図の光学系ユニット中の投影レンズの初
期調整手順を示すフローチャート、第9図(a)は、逆
投影像の濃度と距離との関係を示すグラフ、 第9図(b)は、ピントのずれが大きい場合のイメージ
センサによる読込データにおける濃度と距離との関係を
示すグラフ、 第9図(C)は、ピントのずれが小さい場合のイメージ
センサによる読込データにおける濃度と距離との関係を
示すグラフ、 第9図(d)は、第9図(C)の濃度の微分値と距離と
の関係を示すグラフ、 第10図(a) 、 (b) 、 (c)は、光学系ユ
ニット中の第4ミラーの初期調整手順を示すフローチャ
ート、第11図は、光学系ユニット中にレンズ位置調整
機構の第1の変形例を示す斜視図、 第12図は、レンズ位置調整機構の第2の変形例を示す
斜視図である。 A・・・光学系ユニット、B・・・調整冶具(調整機構
)、7−投影レンズ、  8・・第4ミラー(ミラー)
、I8・・・駆動モータ(駆動源)、 24 ・駆動ワイヤー(第1の駆動媒体)、35・・調
整用段ねしく移動手段)、 50・・・偏心カム(第2の駆動媒体)、55.60・
・・逆投影ピン)・ドラム、イメージセンサ(検出手段
)、 56・・第1の調整用モータ(移動駆動手段)、61・
・・制御ユニット(制御手段)。 特許出願人  ミノルタカメラ株式会社代 理 人  
弁理士 前出 葆 ほか2名第7図(0) 第7図(b) 第8図 膚貿鍬イ   奮4葦−臥 !pK粥      彫φ■

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動源と投影レンズ間に第1の駆動媒体が設けら
    れるとともに駆動源とミラー間に第2の駆動媒体が設け
    られ、上記駆動源により第1、第2の駆動媒体を介して
    投影レンズとミラーとが同時に移動される光学系におけ
    る上記投影レンズの倍率調整装置であって、 上記光学系には、第1の駆動媒体の投影レンズとの接続
    部を含み、駆動源との接続部を除く部位を移動させる移
    動手段が備えられる一方、該移動手段を駆動する移動駆
    動手段と、所定の倍率を付与しうる投影レンズの位置を
    検出する検出手段と、上記駆動源によりミラーをロック
    した状態で、検出手段の出力に応じて移動駆動手段を作
    動制御する制御手段とを備えた調整機構が設けられたこ
    とを特徴とする光学系調整装置。
JP15679985A 1985-07-15 1985-07-15 光学系調整装置 Pending JPS6215530A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15679985A JPS6215530A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 光学系調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15679985A JPS6215530A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 光学系調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6215530A true JPS6215530A (ja) 1987-01-23

Family

ID=15635572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15679985A Pending JPS6215530A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 光学系調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6215530A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6046540A (ja) 変倍可能な複写機の合焦点合倍率装置
JPH0314327B2 (ja)
US4589767A (en) Reader-printer
US4571064A (en) Optical element positioning apparatus for use in electrophotographic copying machine
US4825252A (en) Color zoom copying apparatus
JPS59125718A (ja) 複写装置
JPS6215530A (ja) 光学系調整装置
JPS62284314A (ja) オ−トフオ−カス方法
US5850281A (en) Photograph copier using a diffusing means to enable scanning with a hard light and exposure with a softer light
JPS6215529A (ja) 光学系調整装置
JP2834766B2 (ja) 画像形成装置における変倍露光装置
JP2512301B2 (ja) 変倍光学装置
JPS62105126A (ja) 光量制御装置
JPS62237441A (ja) 光量制御装置
JPH1115039A (ja) カメラの測光装置および焦点検出装置
USRE33293E (en) Reader-printer
JP3486501B2 (ja) 画像形成装置及びそれを用いたピント調整方法
JP3382085B2 (ja) 露光装置のピント合わせ方法
JPH075480Y2 (ja) 画像形成装置
JPS595858Y2 (ja) スリット露光型複写機
JPH0434426A (ja) 画像形成装置
JP2511458B2 (ja) 変倍駆動制御装置
JPH01204012A (ja) マイクロフィルムリーダ
JPS60138531A (ja) 変倍投影装置
JPH0736070B2 (ja) 画像投影装置