JPH0434426A

JPH0434426A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPH0434426A
Application number: JP13976190A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Kawagoe; 川越　浩史; Koji Nakamura; 中村　剛治; Yasuhiro Ebata; 江端　保宏; Kenji Urabe; 謙次浦部
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Priority date: 1990-05-31
Filing date: 1990-05-31
Publication date: 1992-02-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、変倍により生じる画像の誤差を減少させた画
像形成装置に関する。

（従来の技術）最近の画像形成装置、例えば電子複写装置などにおいて
は、形成された画像の原稿に対する倍率を色々に設定で
きる変倍手段を備えている。

これは露光走査のレンズや反射ミラーを設定倍率に対応
した各設定位置に移動させて行われるが、一般に、この
光学系においては、レンズや反射ミラーのような光学部
材を、光軸に沿って設けた案内体で案内させながら移動
させることにより、その移動精度を保持している。

上述したように、光学部材を高精度に移動させるように
なってはいるが、第７図に示すように、光学部材１０１
と案内軸１０２との間には間隙ｇがあり、移動に際して
は僅かではあるが、間隙ｇのため光学部材１０１は傾く
のである。従って、第８図おいて、いま２点鎖線で示す
設定位置に光学部材１０１を矢印１０３の方向から近接
停止した場合と、矢印１０４に示す方向から近接停止し
た場合とでは、形成された画像に差異が出るのである。

すなわち、第９図（ａ）、（ｂ）に示すように、矢印１
０５の方向に用紙を送ったとすると、機構的誤差が無い
場合に、２点鎖線で示す画像１０６が得られるとすると
、光学部材１０１の傾くことにより、実線で示すように
画像が歪み、さらに光学部材１０１の傾く方向、すなわ
ち所定位置への近接方向により、用紙の進行方向に対し
前後に異なった方向に歪むという不都合がある。

さらに、近接方向の相違は歯車のバックラッシュなどの
影響も加わり、歪みや誤差はさらに大きくなるという不
都合がある。

（発明か解決しようとする課題）上述したように、従来は変倍の際に、画像か非常にばら
つくという不都合があった。

本発明は、上述の不都合を除去するためになされたもの
で、変倍による画像のばらつきを減少させた画像形成装
置を提供することを目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、原
稿を光源体で移動照射し反射ミラーおよびレンズにより
原稿の設定倍率の画像を導く露光走査手段と、上記反射ミラーの一部および上記レンズからなる光学部
材を上記設定倍率に対応したそれぞれの設定位置に移動
させる変倍手段と、上記露光走査手段により導かれた画像にて像担持体に設
定倍率の画像を形成する画像形成手段とをもった画像形
成装置において、上記変倍手段は、上記設定倍率を入力する倍率設定部と
、上記光学部材を移動させる移動機構と、上記設定位置
に移動される光学部材の位置情報および上記設定位置の
位置情報により光学部材が設定位置の一方側にあるか他
方側にあるかを検出する移動方向検出手段と、他方側に
ある光学部材を移動機構により一方側に移動させる停止
方向規正手段と、−刃側にある光学部材または一方側に
移動された光学部材を移動機構により設定位置に移動停
止させる位置決め手段とを具備したことを特徴とするも
のである。

（作用）本発明では、設定位置に移動される光学部材を設定位置
に対し、常に一方側から近接停止させるので、画像の歪
みは常に一定となり、ばらつきは著しく減少する。

（実施ＰＪ　）以下、本発明の詳細を、第１図ないし第６図に示す一実
施例により説明する。

本実施例の画像形成装置は、本体１と、原稿載置手段１
１と、露光走査手段２１と、用紙供給手段３１と、画像
形成手段４］と、排紙手段５１と、制御手段５１と、変
倍手段７１とから構成されている。

なお、本実施例の画像形成装置は、変倍手段７１以外の
他の部分は、従来のものと同様なので、他の部分につい
てその概略を説明した後、変倍手段７１を詳細に説明す
る。

本体１は装置全体を収容しており、上面、両側面には開
口が設けられている。また、上面手前に操作パネル２が
設けられている。

これには第２図に示すように、右端からコピ開始キー３
、枚数設定キー４、用紙カセット選択キー５、デイスプ
レィ部６、画像濃度設定部７などが設けられており、さ
らに続いて後述する変倍手段７１の倍率設定部７２が配
置されている。

原稿載置部１１は原稿１２を載置する原稿台１３と、本
体１に回動自在に取り付けられた原稿カバー１４とを有
しており、この原稿カバー１４を閉しることにより、原
稿１２は押圧保持される。

露光走査手段２１は移動する光源体２２、移動する反射
ミラー２３ａ、２３ｂ、結像レンズ２４、反射ミラー２
５　ａ　ｓ　２５　ｂ　ｓ　２５　ｃなどからなってい
る。

そして光源体２２か原稿を照射しながら移動走査するこ
とにより原稿１２の反射光は、移動する反射ミラー２３
ａ、２３ｂにより結像レンズ２４に入射収束され、収束
光は固定した反射ミラー２６ａ、２６ｂ、２６ｃを経て
、感光体ドラム４２上に導かれ、結像する。

また、結像レンズ２４と移動する反射ミラー２３ａ、２
３ｂとを適宜な割合で移動させて原稿に対する形成画像
の倍率を変える変倍が行われる。

給紙手段３１は、像担持体としての用紙Ｐを供給すると
ころで、手差しカセット３２、カセット３３．３４をそ
なえており、各ピックアップロラ３２ａ、３３ａ、３４
ａにより取り出された用紙Ｐは、送り分離ローラ対３３
ｂ、３４ｂを経てアライニングローラ対３５に至り、適
宜感光体ドラム４２に送られる。

画像形成手段４１は回転する感光体ドラム４２を備えて
おり、ここに結像した原稿１２の像は潜像となり、感光
体ドラム４２の回転に伴い、現像器４２ａ１もしくは同
４２ｂにより現像され、その可視像は転写装置４２ｃて
用紙Ｐに転写され、用紙Ｐはさらに送られて定着ローラ
対４４で加熱定着され、排紙手段５１に送られる。

排紙手段５１は、排紙ローラ対５２、排紙トレイ５３を
備えており、定着された用紙Ｐは排紙ローラ５２により
送り出されて、排紙トレイ５３に収容される。

本画像形成装置は、以上のように構成されている。

次ぎに本発明の重要構成要件である変倍手段７１の説明
をする。

変倍手段７１は、倍率を設定する倍率設定部７２と、光
学部材８２を移動させる移動機構８１と、これらを制御
する上述した制御手段６１とを有している。

倍率設定部７２は、第２図の操作パネル２に設けられて
おり、固定変倍部７２ａとズーム変倍部７２ｂとからな
っている。固定変倍部７２ａは、例えばＡ４をＡ３に拡
大するような場合であり、ズーム変倍部７２ｂは、所望
の倍率に設定する場合のもので、ここで入力された倍率
は、制御手段６１に入力される。

次ぎに移動機構８１につき説明する。

第３図において、レンズ２４を保持した光学部材として
のレンズユニット８２は、光軸８３に平行に延びる案内
体８４により、移動自在に案内されている。また、これ
と平行に、駆動プーリ８５ａ、従動プーリ８５ｂ１タイ
ミングベルト８５ｃからなるベルト移動体８５が設けら
れており、このタイミングベルト８５ｃにレンズユニッ
ト８２が取り付けられている。駆動プーリ８５ａの駆動
軸８５ｄには制御手段６１の指令により駆動されるパル
スモータからなる移動モータ８６ａが取り付けられてお
り、これによりタイミングベルト８５ｃが走行し、レン
ズユニット８２も移動される。

また、このレンズユニット８２の位置は、従動軸８５ｅ
に取り付けられた位置検出体８６ｂにより検出され、位
置情報は制御手段６１に入力される。

反射ミラーの駆動機構もほぼ同様なので、説明を省略す
る。

制御手段６１はＣＰＵを有する制御装置６２からなり、
この画像形成装置全体を制御するものであるが、従来と
同様な部分の説明は省略し、変倍手段７１に直接関係の
ある部分につき説明する。

制御装置６２には、倍率設定部７２と、移動モータ８６
ａを駆動する移動モータドライバー８６Ｃと、位置検出
体８６ｂなどが接続されている。

そして、いま、駆動軸８５ｄの中心を通り光軸８３に直
角な基準線Ｙを設け、光軸８３方向にＸ座標を設定する
と、倍率設定部７２で入力された設定倍率Ｎに対応して
光学部材８２が位置決めされる設定位置８７の位置情報
ｎと、上述した位置検出体８６ｂによる光学部材８２ａ
（二点鎖線で示す）の現在位置８７ａの位置情報ａとに
より光学部材８２ａが設定位置８７の一方側８８ｇにあ
るかまたは、他方側８８ｂにあるかを検出する移動方向
検出手段９１と、これにより他方側８８ｂにありと検出
された光学部材８２ａを一方側８８ａに移動させる停止
方向規正手段９２と、この−刃側８８ａに移動された光
学部材８２ａまたは、現在位置が一方側８８ａにある光
学部材８２ａを設定位置８７に位置決めする位置決め手
段９３とが構成されている。

次ぎに、第６図に示すフローチャートにより、変倍手段
７１の作用を説明する。

まず、倍率設定部７２で設定倍率Ｎが入力されると、こ
れが制御装置６２に入力され、設定位置８７の位置情報
ｎが算出される。また、位置検出体８６ｂから光学部材
８２ａの現在位置８７ａの位置情報ａが制御装置６２に
入力される（ステップＰＬ）。そしてこれらの位置情報
ｎ、ａが比較され、ＹＥＳなら光学部材８２ａが一方側
８８ａにあり、Ｎｏなら他方側８８ｂにあることが検出
される（ステップＰ２）。ＹＥＳの場合は、制御装置６
２の指令により移動機構８１が駆動され、そのまま、設
定位置８７に移動位置決めされる（ステップＰ３）。Ｎ
Ｏの場合は、光学部材８２ａはｎ−α（αは常数）の位
置に移動機構８１により移動される（ステップＰ４）。

そして制御装置６２の指令により移動機構８１により一
方側８８ａから設定位置８７に近接停止する（ステップ
Ｐ３）。

上述したステップＰ２は、移動方向検出手段９１であり
、ステップＰ４は、停止方向規正手段９２であり、ステ
ップＰ３は、位置決め手段９３である。

なお、本実施例においては、光学部材としてレンズユニ
ットの場合を例に説明したか、反射ミラーの場合でもよ
い。

［発明の効果Ｊ以上詳述したように、本発明の画像形成装置は、変倍の
際に、光学部材を、設定位置に常に一方側から近接停止
して位置決めするようにしたので、駆動機構の遊びによ
る誤差は少なくなり、また、光学部材の傾きによる画像
の歪みは、常に一定の方向に規正されるので、極めてば
らつきの少ない画像が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の全体構成図、第２図は同じ
く要部（操作パネル）の正面図、第３図は同じく要部（
移動機構）正面図、第４図は同じく要部（変倍部）の構
成を示すブロック図、第５図は同じく要部（制御手段）
ブロック図、第６図は同じく作用説明のフローチャート
、第７図は画像歪みの説明図、第８図は画像歪みと光学
部材の移動方向との関係説明図、第９図（ａ）および同
図（ｂ）は画像歪み説明図である。

Claims

【特許請求の範囲】原稿を光源体で移動照射し反射ミラーおよびレンズによ
り原稿の設定倍率の画像を導く露光走査手段と、上記反射ミラーの一部および上記レンズからなる光学部
材を上記設定倍率に対応したそれぞれの設定位置に移動
させる変倍手段と、上記露光走査手段により導かれた画像にて像担持体に設
定倍率の画像を形成する画像形成手段とをもった画像形
成装置において、上記変倍手段は、上記設定倍率を入力する倍率設定部と
、上記光学部材を移動させる移動機構と、上記設定位置
に移動される光学部材の位置情報および上記設定位置の
位置情報により光学部材が設定位置の一方側にあるか他
方側にあるかを検出する移動方向検出手段と、他方側に
ある光学部材を移動機構により一方側に移動させる停止
方向規正手段と、一方側にある光学部材または一方側に
移動された光学部材を移動機構により設定位置に移動停
止させる位置決め手段とを具備したことを特徴とする画
像形成装置。