JP2792818B2 - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JP2792818B2
JP2792818B2 JP34802593A JP34802593A JP2792818B2 JP 2792818 B2 JP2792818 B2 JP 2792818B2 JP 34802593 A JP34802593 A JP 34802593A JP 34802593 A JP34802593 A JP 34802593A JP 2792818 B2 JP2792818 B2 JP 2792818B2
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隆史 升崎
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  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光路上の2つの装置内
ユニットを移動させることによって、光路長を変えて変
倍させる光学系を備えた複写装置に係り、特に、前記2
つのユニットの衝突回避技術に関する。
【0002】
【従来の技術】複写装置において、原稿の画像を拡大あ
るいは縮小、すなわち変倍して複写するために、原稿か
らレンズおよびレンズから感光材(被複写材)までの光
路長の比を変えることがある。このような装置では、レ
ンズ(あるいはミラー)、原稿ユニット、感光材ユニッ
ト等の装置内ユニットの内、いずれか2つのユニットを
光軸方向へ移動させている。設定された倍率に応じて各
ユニットの移動量が予め決められている通常の操作で
は、各ユニットは移動制御されているのでユニット同士
が衝突することはない、しかし、例えば調整やメンテナ
ンスのときに、マニュアル操作で2つのユニットをそれ
ぞれ任意距離だけ移動させるときは、各ユニットの移動
量は規制されないので、誤った操作によってユニット同
士が衝突してしまうこともある。各ユニットは通常高精
度の調整がなされており、衝突が発生すると精度が大幅
に劣化する。そこで、従来の複写装置は次のようなユニ
ット衝突回避構造を備えている。以下、縦型の静止露光
変倍カメラを例に挙げ、図6,図7を参照して説明す
る。図6は従来装置の背面図、図7は従来装置の側面図
である。
【0003】従来の静止露光変倍カメラは、大きく分け
て、画像が描かれた原稿を載置する原稿ユニット100
と、原稿ユニット100の上部に配備された変倍を行う
ためのレンズユニット101と、光を遮断するジャバラ
102を介してレンズユニット101の上部に感材を載
置する撮影ユニット103とから構成されている。レン
ズユニット101は、本体枠104の下部に取り付けら
れたステッピングモータ105aと、これに連結された
ネジ軸106aとからなるネジ送り機構に連結されてい
る。また、原稿ユニット100は、ステッピングモータ
105bとネジ軸106bとからなる同様のネジ送り機
構に連結されている。上記2つのネジ送り機構によっ
て、原稿ユニット100とレンズユニット101とがそ
れぞれ独立に上下方向へ移動されることによって、光路
長が変化して変倍される。そして、原稿ユニット100
にマイクロスイッチ107を配備し、レンズユニット1
01に作用板108を取り付けることにより、原稿ユニ
ット100とレンズユニット101が接近すればマイク
ロスイッチ107がONになり、これによってモータ1
05a,105bを停止させてそれ以上接近しないよう
にして2つのユニット100,101の衝突を回避して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た静止露光変倍カメラでは、つぎのような問題点があ
る。移動する原稿ユニット100に電気配線を要するマ
イクロスイッチ107を配備しているので、カールコー
ドやケーブル支持案内装置(ケーブルベア)等を用いな
くてはならなく、配線処理が困難で、しかも複雑にな
る。また、断線の恐れもある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、移動ユニット自体へ電気配線をするこ
となく、ユニット同士の衝突を回避することができる複
写装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために次のような構成をとる。すなわち、光路上
の2つの装置内ユニットを移動させて光路長を変えるこ
とにより、変倍を行うように構成された光学系を備えた
複写装置において、前記各ユニットをそれぞれ光路に沿
って独立駆動する2つのパルス制御モータと、前記各ユ
ニットの原点位置を検出する原点検出手段と、前記各ユ
ニットの移動指示を与えるための操作手段と、前記操作
手段からの移動指示に基づき、前記各モータを駆動する
モータ駆動制御手段と、前記各モータの回転数に関連し
たパルス信号を計数することにより、前記原点検出手段
によって検出された原点位置からの各ユニットの移動量
をそれぞれ求める移動量検出手段と、前記検出された各
ユニットの移動量から2つのユニット間の間隔を求め、
その間隔が予め定められた許容間隔よりも小さくなった
場合に、前記モータ駆動制御手段に対して各モータの停
止指令を与えるモータ停止制御手段とを備えたものであ
る。
【0007】
【作用】本発明の作用は次のとおりである。マニュアル
操作で装置内ユニットを移動させる場合、オペレータが
操作手段を介して各ユニットの移動指示を与える。各ユ
ニットの移動指示が与えられている間、モータ駆動制御
手段は各モータを駆動する。一方、移動量検出手段は、
各モータの回転数に関連したパルス信号を計数すること
により、原点検出手段によって検出された原点位置から
の各ユニットの移動量を算出する。算出された各ユニッ
トの移動量はモータ停止制御手段に与えられる。モータ
停止制御手段は、各ユニットの移動量からユニット間の
間隔を求め、その間隔が予め定められた許容間隔よりも
小さくなった場合に、モータ駆動制御手段に対して各モ
ータの停止指令を与える。結果、各モータが停止し、各
ユニットがそれ以上接近しないので、ユニット同士の衝
突が回避される。
【0008】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。本実施例では、複写装置として、走査型
複写カメラを例に挙げ説明する。図1は、本実施例に係
る複写カメラの全体概略正面図である。本実施例の走査
型の複写カメラは、原稿を載置して水平方向へ移動する
原稿ユニット1と、原稿の画像を読み取るために原稿面
に向けて光を照射する照明ユニット2と、この照明ユニ
ット2の下部に配備された変倍機能を有する光学ユニッ
ト3と、未露光の感光材4を収納するマガジン5と、感
光材4に記録された画像が転写されるレシーバ(被転写
材)6を載置するレシーバセット台7と、感光材4とレ
シーバ6とを現像液に浸漬させて現像する現像ユニット
8と、現像された感光材4とレシーバ6とを密着させた
状態で一定時間だけ保管するトレイ9とから構成されて
いる。
【0009】照明ユニット2は、楕円形状のリフレクタ
11で囲まれたハロゲンランプ12を備え、このハロゲ
ンランプ12からの光を反射ミラー14で反射して原稿
ユニット1の原稿ガラス13に載置されて移動する原稿
を照射し、原稿面からの反射光を得るものである。照明
ユニット2の下部には、第1ミラー41が固定配置され
ており、原稿面からの反射光を水平方向へ反射する。
【0010】光学ユニット3は、第2ミラー31と第3
ミラー32とを備えた第1可動ミラーユニット30と、
前記第1ミラー41とレンズ42と第6ミラー43とを
備えた固定レンズユニット40と、第4ミラー51と第
5ミラー52とを備えた第2可動ミラーユニット50と
から構成されている。第1,第2可動ミラーユニット3
0,50は本発明における装置内ユニットに相当する。
前記第1ミラー41で反射された光は、第2ミラー3
1,第3ミラー32で順に反射され、光軸が水平方向に
配置されたレンズ42に入射される。レンズ42を出射
した光は、第4ミラー51,第5ミラー52で順に反射
され、さらに第6ミラー43で垂直下方向へ反射され、
スリット44を介して、移動する感光材4上に結像され
る。
【0011】露光処理が終わると図示しないカッターで
感光材4の後端が切断される。切断された感光材4は、
レシーバセット台7にセットされていたレシーバ6とと
もに現像ユニット8へ送られ、現像液に漬けられた後、
密着されてトレイ9へ搬出される。トレイ9上でレシー
バ6への転写が終了するまで一定時間保管され、最後に
感光材4とレシーバ6とが本体外部へ取り出される。
【0012】原稿の画像を変倍して露光する場合には光
学ユニット3の光路長、すなわち本実施例では、原稿面
Q1からレンズ42までの光距長と、レンズ42から撮
影面(感光材4の露光面)Q2までの光距長とが変更さ
れる。このような光路長の変更は、固定配備されたレン
ズ42に対して、第1可動ミラーユニット30と第2可
動ミラーユニット50とを、各々独立して水平(レンズ
42の光軸)方向へ移動させることによって行われる。
【0013】次に、図2,図3を参照して、第1,第2
可動ミラーユニット30,50の具体的な構成について
説明する。図2は、図1におけるA−A矢視断面図であ
り、図3は、図2におけるB−B矢視図である。但し、
図3は光学ユニット3部を示すものである。
【0014】一対の本体側板60間に第1可動ミラーユ
ニット30と第2可動ミラーユニット50とを摺動自在
に支持する一対のガイド軸61,62が水平に架設され
ている。このガイド軸61に、第1駆動ベース33に固
設された一対のスラスト部材34a,34bが摺動自在
に挿通されている。第1駆動ベース33は、第2ミラー
31と第3ミラー32とを支持する第1ミラーフレーム
35の一端に連結され、第1ミラーフレーム35の他端
に回動自在に軸支されたローラ36がガイド軸62の上
を転動する。
【0015】ガイド軸61の上方には、一対のタイミン
グプーリ37a,37bが設けられ、このタイミングプ
ーリ37a,37bに無端状のタイミングベルト38が
架設されている。このタイミングベルト38にスラスト
部材34aが連結されている。そして、タイミングプー
リ37aが、本発明の2つのパルス制御モータのうちの
1つに相当する第1ステッピングモータ39の回転軸に
連動連結されている。第1ステッピングモータ39の回
転駆動によって、タイミングベルト38を介してガイド
軸受34aとともに第1ミラーフレーム35が水平方向
へ移動される。すなわち、第2ミラー31と第3ミラー
32とが水平方向へ移動される。
【0016】第2可動ミラーユニット50は、固定レン
ズユニット40を間に挟んで、第1可動ミラーユニット
30と対向する姿勢で配備されている。その構成も第1
可動ミラーユニット30と同様であり、本発明のもう1
つのパルス制御モータに相当する第2ステッピングモー
タ59の回転駆動によって、タイミングベルト58を介
してガイド軸受54aとともに第2ミラーフレーム55
が水平方向へ移動される。すなわち、第4ミラー51と
第5ミラー52とが水平方向へ移動される。
【0017】装置の両側端には、本発明の原点検出手段
に相当する、例えば透過型のフォトセンサで構成された
第1,第2原点検出器63,64が配備されている。第
1原点検出器63は第1駆動ベース33に取り付けられ
た第1作用板65に当接することにより、第1可動ミラ
ーユニット30の第1原点位置P1を検出する。第2原
点検出器64は第2駆動ベース53に取り付けられた第
2作用板66に当接することにより、第2可動ミラーユ
ニット50の第2原点位置P2を検出する。
【0018】図3を参照して、本実施例の操作・制御系
の構成を説明する。操作部70は、第1可動ミラーユニ
ット30および第2可動ミラーユニット50をマニュア
ル操作で動かす際に、各々の移動指示を与えるためのも
ので、例えばキーボードやレバースイッチ等で構成され
る。移動指示としては、各ミラーユニット30,50の
移動方向と移動距離の指示であってもよく、あるいは、
操作部70の特定のキー等が押されている間、各ミラー
ユニット30,50をそのキーに対応した方向に移動さ
せ続けるという指示であってもよい。この操作部70
は、本発明における操作手段に相当する。
【0019】操作部70から入力された移動指示はCP
U71を介してモータコントローラ72に与えられる。
モータコントローラ72は、前記移動指示に基づき、第
1,第2ステッピングモータ39,59に正/逆回転に
応じた駆動用のパルス信号を与える。このモータコント
ローラ72は、本発明におけるモータ駆動制御手段に相
当する。
【0020】各モータ39,59の駆動用のパルス信号
はカウンタ73a,73bにも与えられる。カウンタ7
3a,73bは、モータコントローラ72から与えられ
たパルス信号を正/逆の回転方向に応じてアップ/ダウ
ンカウントするとともに、原点検出器63,64から検
出信号によって、その計数値がリセットされる。これら
のカウンタ73a,73bは、前記パルス信号を計数す
ることにより、第1,第2可動ミラーユニット30,5
0の各原点位置からの移動量を算出するためのもので、
本発明における移動量検出手段に相当する。
【0021】各カウンタ73a,73bの計数値はCP
U71に与えられる。CPU71は、これらの計数値か
ら第1,第2可動ミラーユニット30,50間の間隔を
算出し、その間隔が予め定められた許容間隔よりも小さ
くなった場合に、モータコントローラ72へ各モータ3
9,59の停止指令を出す。このCPU71は、本発明
におけるモータ停止制御手段に相当する。
【0022】図4に示したフローチャートに基づいて、
ミラーユニットの移動制御を説明する。なお、第1可動
ミラーユニット30と第2可動ミラーユニット50とは
それぞれ単独で制御されるものであり、ここでは第1可
動ミラーユニット30の制御について説明する。装置の
起動時、あるいは操作部70を介して第1,第2可動ミ
ラーユニット30,50のマニュアル操作が選択された
場合、第1,第2可動ミラーユニット30,50は、各
々の原点位置P1,P2に移動される。各ユニット3
0,50が限定位置にあることが原点検出器63,64
で検出されると、それらの検出信号によって、カウンタ
73a,73bの内容がリセットされる。そして、後述
するように第1,第2可動ミラーユニット30,50が
駆動されると、各々のミラーユニット30,50の原点
位置P1,P2からの移動量(すなわち、現在位置)が
カウンタ73a,73bで検出される。
【0023】ステップS1,S2:操作部70を介して
第1,第2可動ミラーユニット30,50の移動指示が
入力されると、CPU71はモータコントローラ72へ
各ミラーユニット30,50へ移動指示に応じた命令を
出す前に、カウンタ73a,73bの各計数値を逐次取
り込むことにより、第1,第2可動ミラーユニット3
0,50の現在位置a,bを検出する。
【0024】ステップS3:CPU71は、下記の式に
基づき原点位置P1にある第1可動ミラーユニット30
が第2可動ミラーユニット50に衝突するまでに移動す
ることができる距離a 'を算出する。 a '=P−(α+b) 上式中のPは、図5に示したように、第1,第2可動ミ
ラーユニット30,50がそれぞれ原点位置P1,P2
にあるときの両ユニット間の距離である。また、bは第
2可動ミラーユニット50の移動距離であり、αは両ミ
ラーユニット30,50が衝突するのを確実防止するた
めに設けられた余裕距離である。なお、本実施例で使わ
れる距離や位置は全て、上述したパルス信号の個数に換
算されている。
【0025】ステップS4,S5:算出された距離a’
を、あらかじめ設定されている最大移動距離aMAX と比
較する。最大移動距離aMAX は、第1可動ミラーユニッ
ト30が固定レンズユニット40に衝突しない距離であ
る。この最大移動距離aMAXは、第2可動ミラーユニッ
ト50が原点位置P2に近い位置にある場合、第1可動
ミラーユニット30は第2可動ミラーユニット50に衝
突する前に固定レンズユニット40に衝突するので、第
1可動ミラーユニット30が原点位置P1から移動して
レンズユニット20に衝突しない位置までの移動距離を
規制する必要から予め設定するものである。算出された
距離a’が最大移動距離aMAX をこえていれば、距離
a’は最大移動距離aMAX に補正され、ステップS6へ
移行する。
【0026】ステップS6:算出された距離a’から第
1可動ミラーユニット30の現在位置aを差し引き、現
在位置の第1可動ミラーユニット30の移動可能な距離
daを算出する。
【0027】ステップS7〜S12:第1可動ミラーユ
ニット30の移動可能距離daが『0』であるかどうか
を判断し、『0』であれば、モータコントローラ72へ
モータ39の停止命令を出す。その結果、操作部70か
ら第1可動ミラーユニット30の移動指示が入力されて
いても、その指示が無視されてモータ39が停止される
ので、第1可動ミラーユニット30が第2可動ミラーユ
ニット50や固定レンズユニット40に衝突するのが回
避される。一方、移動可能距離daが『0』でなけれ
ば、入力された移動指示に従い第1可動ミラーユニット
30が1パルス信号ずつ移動される。そして、第1可動
ミラーユニット30の現在位置を上述したと同様に取り
込み、移動可能距離daを再び算出する。移動可能距離
daが『0』にならない限り、移動指示に従って第1可
動ミラーユニット30が移動され、daが『0』になれ
ば、移動指示を無視してモータ39が停止されることに
より、衝突が回避される。
【0028】第2可動ミラーユニット50の移動指示が
入力された場合も、図4に示したと同様の処理によっ
て、第1可動ミラーユニット30や固定レンズユニット
40への衝突が回避される。
【0029】なお、上記実施例では、ステッピングモー
タを用いたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば、各ミラーユニット駆動用の直流モータに回
転変位角検出用のロータリエンコーダを取り付け、この
ロータリエンコーダからのパルス信号を利用して各ミラ
ーユニットの位置検出を行って衝突を回避するようにし
てもよい。
【0030】また、上記実施例では、第1ミラーユニッ
トと第2ミラーユニットとを移動して変倍する装置を用
いたが、これに限定されるものではなく、例えば、第1
ミラーユニットとレンズユニットとを移動させて変倍す
る装置等にも適用することができる。
【0031】さらには、図6及び図7に示したように、
レンズユニットと原稿ユニットとを移動して変倍する装
置にも、同様に本発明を適用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の複写装置によれば、次のような効果がある。移動され
る装置内ユニットの駆動用パルス制御モータの回転数に
関連したパルス信号を利用して2つのユニット間の間隔
を検出することにより、ユニット同士の衝突を回避して
いるので、マイクロスイッチやセンサ等を移動ユニット
へ電気配線する必要がなくなる。このため、カールコー
ドやケーブル支持案内装置等の配線処理部品がなくな
り、コストダウンを図ることができるとともに、配線の
断線のおそれもなく、衝突回避の信頼性も向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る複写装置の全体概略正
面図である。
【図2】図1におけるA−A矢視断面図である。
【図3】図2におけるB−B矢視図である。
【図4】第1可動ミラーユニットの移動制御を説明する
フローチャートである。
【図5】第1可動ミラーユニットの移動制御を説明する
概略図である。
【図6】従来装置の背面図である。
【図7】従来装置の側面図である。
【符号の説明】
1 … 原稿ユニット 2 … 照明ユニット 3 … 光学ユニット 30 … 第1可動ミラーユニット(装置内ユニット) 40 … 固定レンズユニット 50 … 第2可動ミラーユニット(装置内ユニット) 39 … 第1ステッピングモータ(パルス制御モー
タ) 59 … 第2ステッピングモータ(パルス制御モー
タ) 63 … 第1原点検出器(原点検出手段) 64 … 第2原点検出器(原点検出手段) 70 … 操作部(操作手段) 71 … CPU(制御手段) 72 … モータコントローラ(モータ駆動制御手段) 73a,73b … カウンタ(移動量検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秀浦 伸二 滋賀県彦根市高宮町480番地の1 大日 本スクリーン製造株式会社 彦根地区事 業所内 (56)参考文献 特開 昭57−211172(JP,A) 特開 昭60−70432(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 27/34 G03B 27/50

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光路上の2つの装置内ユニットを移動さ
    せて光路長を変えることにより、変倍を行うように構成
    された光学系を備えた複写装置において、 前記各ユニットをそれぞれ光路に沿って独立駆動する2
    つのパルス制御モータと、 前記各ユニットの原点位置を検出する原点検出手段と、 前記各ユニットの移動指示を与えるための操作手段と、 前記操作手段からの移動指示に基づき、前記各モータを
    駆動するモータ駆動制御手段と、 前記各モータの回転数に関連したパルス信号を計数する
    ことにより、前記原点検出手段によって検出された原点
    位置からの各ユニットの移動量をそれぞれ求める移動量
    検出手段と、 前記検出された各ユニットの移動量から2つのユニット
    間の間隔を求め、その間隔が予め定められた許容間隔よ
    りも小さくなった場合に、前記モータ駆動制御手段に対
    して各モータの停止指令を与えるモータ停止制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする複写装置。
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